JP4144208B2 - ガスケット及び密封構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、装着溝に装着されて使用されるガスケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的に2部材間の隙間をガスケットによって密封する場合には、一方の部材に装着用の溝を設けて、この装着溝にガスケットを装着して、装着溝の溝底と他方の部材の表面にガスケットを密着させることにより密封している。
【0003】
ガスケットが利用される一例について、図11及び図12を参照して説明する。図11はガスケットの利用例を示す斜視図の一部である。図12は図11における主要部をZ方向に見た模式図である。
【0004】
これらの図に示すように、ガスケットは、例えば、シリンダヘッド600のヘッドカバー500に設けられた不図示の装着溝に装着されて、これらシリンダヘッド600とヘッドカバー500との間を密着するために利用されている。
【0005】
ここで、ガスケット100を装着溝に装着する際の装着性を良くするために、ガスケット100における装着溝の溝幅方向の幅寸法は、装着溝の溝幅に比べて細くするような形状とするのが一般的である。
【0006】
ところで、シリンダヘッド600にヘッドカバー500を組み付ける場合、最初の組み付けで所望に位置に組み付けるのは困難であり、X,Y,Z方向にそれぞれ多少のずれが生ずる。従って、ヘッドカバー500をX,Y,Z方向にそれぞれずらして、このヘッドカバー500を正規の位置にする必要がある。
【0007】
この際、上述の通り、ガスケット100の幅寸法は、装着溝の幅寸法に対して細いため、装着溝の中でずれたり、ねじれたりすることになる。従って、これらのずれやねじれが密封性能を低下する原因になっていた。
【0008】
特に、装着溝の溝底が平坦な位置よりも、図12に示すように、溝底が湾曲したアーチ部の方が、ヘッドカバー500をずらす際に、ガスケット100の位置がずれて、面圧特性が変わりやすく、密封性能が低下しやすいことが判明している。
【0009】
そこで、このような不具合を解消するために、ガスケットの剛性を高くして、ガスケットのずれやねじれを抑制する技術が特開平9−112700号公開公報に開示されている。このような従来技術について図13を参照して説明する。図13は従来技術に係るガスケットの模式的断面図である。
【0010】
図13に示すように、従来技術に係るガスケット200は、金属で構成された芯材201を備え、この芯材201の両側にそれぞれ弾性材で構成されたシール部202,203を備えている。そして、これらのシール部202,203をそれぞれ2部材(上記の例でいえば、ヘッドカバーに設けられた装着溝とシリンダヘッド)に密着させてシールを行っていた。
【0011】
このように芯材201を設けることによって、ガスケット200自体の剛性が大きくなるため、ずれやねじれが抑制されるため、安定した密封性能を発揮することができた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来技術の場合には、下記のような問題が生じていた。
【0013】
上述したように、芯材を設ける構成とすると、弾性部材とは別部材として、金属等の芯材を必要とするため、部品点数の増加ばかりでなく、ガスケットの製造工程も増加してしまう。これらのことはコスト増加にもつながる。
【0014】
従って、弾性体のみでも配置精度に優れ、安定した密封性能を発揮するガスケットの開発が望まれていた。
【0015】
本発明は上記の従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、簡易な構成で安定した密封性能を発揮するガスケットを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明にあっては、2部材のうち一方の部材に設けられた装着溝に装着されて、これら2部材間の隙間を密封するガスケットであって、ガスケットにおける装着溝の溝幅方向の幅寸法が装着溝の溝幅よりも細く、装着溝の深さ方向における両端部が装着溝の溝底面と他方の部材の表面に密着してシール面を形成する胴体部を備えるガスケットにおいて、前記胴体部のうち、前記装着溝において直進して延びる直進部に対して該直進部の溝深さ方向にアーチ状に湾曲して延びる湾曲部に装着される部分の側面に設けられ、ガスケットの装着時においてガスケットが前記装着溝の溝底側に押し込まれる方向に沿うとともに前記装着溝の溝幅方向に切り欠かかれた前記装着溝の側壁面の切り欠きに対して係合する突起を少なくとも2箇所備えることを特徴とする。
【0017】
従って、特にガスケットの位置ずれやねじれの発生しやすい、装着溝の溝底が高さ方向に湾曲する部分において、突起が2箇所以上で係合することによって、ガスケットの位置ずれやねじれが抑制される。
【0019】
また、このように構成すれば、ガスケットを装着溝に装着する場合に、ガスケットに設けられた突起が、装着溝の側壁面側に設けられた切り欠きに沿って嵌り込むため、ガスケットの装着性に支障を来たすことなく、ガスケットの位置ずれやねじれが抑制される。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0021】
(第1の実施の形態)
本発明の実施の形態に係るガスケットは、2部材間の隙間を密封するためのものであり、2部材のうちの一方の部材に装着用の溝を設けて、この装着溝にガスケットを装着して、装着溝の溝底と他方の部材の表面にガスケットを密着させることにより密封するものである。なお、本発明の実施の形態に係るガスケットはゴム状弾性体である。
【0022】
本発明の実施の形態に係るガスケットにおける適用例については、既に説明したが、ここで、更に詳しく図11を参照して説明する。
【0023】
図11に示すように、シリンダヘッド600には、ヘッドカバー500が取り付けられるが、この場合に、外部から内部に異物が浸入することを防止するため、及び、内部から外部に油が漏れることを防止するために、シリンダヘッド600とヘッドカバー500との間を密封する必要がある。
【0024】
そこで、ヘッドカバー500に不図示の装着溝を設けて、この装着溝に本実施の形態に係るガスケット100を装着する。そして、ガスケット100を装着した状態で、ヘッドカバー500をシリンダヘッド600に取り付ける。
【0025】
これにより、ガスケット100が、装着溝の溝底とシリンダヘッド600の表面にそれぞれシール面を形成することで、シリンダヘッド600とヘッドカバー500との間を密封することが可能となる。
【0026】
ここで、本実施の形態に係るガスケットは、ガスケットを装着溝に装着する際の装着性を良くするために、ガスケットにおける装着溝の溝幅方向の幅寸法が、装着溝の溝幅に比べて細くするような形状としている。
【0027】
そのため、上述のように、特に、装着溝の部分がアーチ形状のところで、ガスケットの位置ずれやねじれが発生しやすい。そこで、本発明の実施の形態では、そのような不具合を非常に簡易な構成で解消している。
【0028】
この点について、図1〜図8を参照して、詳しく説明する。
【0029】
図1は本発明の第1の実施の形態に係るガスケットの斜視図の一部である。図2は本発明の第1の実施の形態に係るガスケットの正面図(図1中P方向から見た図)の一部である。図3は本発明の第1の実施の形態に係るガスケットの平面図(図1中Q方向から見た図)の一部である。
【0030】
図4は本発明の第1の実施の形態に係るガスケットが装着される相手部材の斜視図の一部である。図5は本発明の第1の実施の形態に係るガスケットが装着される相手部材の正面図(図4中P方向から見た図)の一部である。図6は本発明の第1の実施の形態に係るガスケットが装着される相手部材の底面図(図4中Q方向から見た図)の一部である。
【0031】
図7は本発明の第1の実施の形態に係るガスケットを装着した状態を示す底面図の一部である。図8は本発明の第1の実施の形態に係るガスケットを装着した状態を示す断面図である。なお、図8(A)は図7中AA断面に相当し、図8(B)は図7中BB断面に相当する。
【0032】
図中、1は、本実施の形態に係るガスケットであり、2部材間の隙間を密封するためのものである。また、本実施の形態に係るガスケット1は弾性体で構成される。
【0033】
図中、50は上記2部材のうちの一方の部材(以下、第1部材50と称する。)である。また、60は上記2部材のうちの他方の部材(以下、第2部材60と称する。)である。
【0034】
ここで、第1部材50は、例えば、上述した図5に示すヘッドカバー500に相当する。また、第2部材60は、例えば、上述した図5に示すシリンダヘッド600に相当する。
【0035】
第1部材50には、装着溝51が設けられており、この装着溝51に本実施の形態に係るガスケット1が装着される。その状態で、第1部材50と第2部材60を取り付ける。
【0036】
これにより、図7や図8から明らかなように、ガスケット1における胴体部2の一方の端部に設けられた第1シール部4が装着溝51の溝底51aに密着してシール面を形成する。また、ガスケット1における胴体部2の他方の端部に設けられた第2シール部5が第2部材60の表面61に密着してシール面を形成する。
【0037】
このように、第1部材50及び第2部材60にそれぞれシール面を形成するため、第1部材50と第2部材60との間が密封される。なお、第2部材60に形成されるシール面の部分にも溝を形成して、この溝の溝底に第2シール部5を密着させても良い。
【0038】
そして、本実施の形態においては、図4〜図6に示すように、装着溝51の溝底51aが高さ方向に湾曲する部分(アーチ部分)に相当する位置における、装着溝51の側壁面に、被係合部としての切り欠き52を複数(図示の例では、3個)設けている。
【0039】
一方、図1〜図3に示すように、ガスケット1には、上述した複数の切り欠き52の設けられたそれぞれの位置に相当する部分に、係合部としての突起3を複数(図示の例では、3個)設けている。
【0040】
このような構成により、ガスケット1を装着溝51に装着する際には、突起3は切り欠き52に沿って嵌り込み、突起3が干渉を受けることはないため、ガスケット1の装着性に支障を来たすことはない。
【0041】
このようにして、ガスケット1が装着溝51に装着されると、図7に示すように、ガスケット1に設けられた複数の突起3が各々切り欠き52に係合される。
【0042】
そして、ガスケット1を装着させた状態で、第1部材50と第2部材60を組み付けると、それぞれの突起3の係合部分で位置決めがなされるため、ガスケット1自体の位置決めもなされる。
【0043】
また、突起3の部分では係合されているため、X,Y,Z方向に対して移動が規制される。従って、第1部材50を第2部材60に対して位置をずらしたとしても、ガスケット1のずれやねじれが抑制される。
【0044】
以上のように、本発明の実施の形態の構成により、ガスケット1は弾性体のみの構成であるので、非常に簡易な構成である。従って、部品点数も少なく、かつ、製造工程も少ない。これによりコストも低くて済む。
【0045】
そして、装着溝に対するずれやねじれも抑制できるため、安定した密封性能を発揮する。
【0046】
なお、上述のように、ガスケットにおける装着溝の溝幅方向の幅寸法は、装着溝の溝幅に比べて細くするような形状であるため、アーチ形状以外の部分でも倒れ等が発生しやすいため、図9に示すように、複数の箇所に倒れ防止突起6を設けると良い。なお、図9は本発明の実施の形態に係るガスケット1を装着した状態を示す底面図の一部である。
【0047】
すなわち、ガスケット1の胴体部2の両側に複数の倒れ防止突起6を設けて、これらを装着溝51の側壁面に当接させてやることによって、ガスケット1の倒れを抑制することが可能となる。
【0048】
従って、上述したアーチ部における係合機構との相乗効果によって、ガスケット1の位置ずれやねじれを、より一層抑制できる。
【0049】
(第2の実施の形態)
図10には、第2の実施の形態が示されている。本実施の形態では、係合部における係合をより確実にするために、係合部である突起とは反対側に、装着溝の側壁面に当接する当接部を設けた構成を示す。
【0050】
その他の基本的な構成および作用については第1の実施の形態と同一なので、同一の構成部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0051】
図10は本発明の第2の実施の形態に係るガスケットの模式図である。なお、図10(A)は第2の実施の形態に係るガスケットの模式的平面図の一部を示し、図10(B)はA中CC断面を示している。
【0052】
図に示すように、本実施の形態に係るガスケット1は、係合部としての突起3を設けた位置の反対側に、装着溝51の側壁面に当接させる当接部7を設けている。
【0053】
つまり、上記第1の実施の形態の場合には、例えば、図8(A)に示すように、突起3の反対側の部分では装着溝51の側壁面との間で隙間が生じていた。従って、突起3による切り欠き52への係合が十分に行われているとは言い難い。
【0054】
これに対して本実施の形態では、当接部7が装着溝51の側壁面に当接するため、突起3による切り欠き52への係合が確実に行われることになる。
【0055】
以上のように、本実施の形態の場合には、上記第1の実施の形態の場合に比べて、より確実に係合を行うことができる。
【0056】
なお、当接部7の構造については、上述した図9に示す倒れ防止突起6と同じ構造を採用することができる。
【0057】
(その他の実施の形態)
上記各実施の形態においては、環状溝の側壁面側に切り欠きを設けて、ガスケット側に突起を設けて、これらを係合する構成を示した。
【0058】
しかし、このような構成に限定されることはない。すなわち、要は、ガスケットが装着溝に対して位置決めされて、位置規制されれば良く、一方に凹部形状部分(孔でもよい)を設けて、他方に凸部形状部分を設けて、これらを係合させれば良い。
【0059】
従って、例えば、切り欠きではなく、環状溝の側壁面内に凹んだ穴あるいは貫通孔を設けて、これにガスケットに設けた凸部(突起)を係合させるように構成することもできる。ただし、この場合には、ガスケットを装着溝に装着する際に、凸部が穴あるいは貫通孔に係合されるまでの間は、凸部が環状溝の側壁面に押し当てられるため、装着性にやや難があると考えられる。
【0060】
また、装着溝の側壁面の側に凸部(突起)を設けて、ガスケットの側に、切り欠きあるいは凹んだ穴を設けて、これらを係合させるようにすることもできる。ただし、この場合には、ガスケットに切り欠き等を設けることから、ガスケットの剛性が低くなってしまうおそれがある。
【0061】
また、装着溝の側壁面側に係合機構を設けるのではなく、装着溝の溝底面に係合機構を設けることもできる。つまり、装着溝の溝底面に凹部または凸部を設けて、ガスケットには凸部または凹部を設けて、これらを係合することができる。
【0062】
ただし、この場合には、装着溝の溝底面はシール面を形成する部分であるため、密封機能を損なわないように工夫する必要がある。
【0063】
また、上記実施の形態では、3箇所に、それぞれ切り欠き及び突起を設けて、各々係合させる場合の構成を示したが、これらは、各部材の寸法や剛性等を考慮して適宜設定すれば良い。位置ずれやねじれ防止を考慮すれば、3箇所以上設けると好適である。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のガスケットは、簡易な構成で、ガスケットの位置ずれやねじれを抑制できるので、安定した密封性能を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るガスケットの斜視図の一部である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るガスケットの正面図(図1中P方向から見た図)の一部である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るガスケットの平面図(図1中Q方向から見た図)の一部である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るガスケットが装着される相手部材の斜視図の一部である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るガスケットが装着される相手部材の正面図(図4中P方向から見た図)の一部である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係るガスケットが装着される相手部材の底面図(図4中Q方向から見た図)の一部である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係るガスケットを装着した状態を示す底面図の一部である。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係るガスケットを装着した状態を示す断面図である。
【図9】本発明の実施の形態に係るガスケット1を装着した状態を示す底面図の一部である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係るガスケットの模式図である。
【図11】ガスケットの利用例を示す斜視図の一部である。
【図12】図11における主要部をZ方向に見た模式図である。
【図13】従来技術に係るガスケットの模式的断面図である。
【符号の説明】
1 ガスケット
2 胴体部
3 突起
4 第1シール部
5 第2シール部
6 倒れ防止突起
7 当接部
50 第1部材
51 装着溝
51a 溝底
52 切り欠き
60 第2部材
61 表面
100 ガスケット
500 ヘッドカバー
600 シリンダヘッド
Claims (2)
- 2部材のうち一方の部材に設けられた装着溝に装着されて、これら2部材間の隙間を密封するガスケットであって、
ガスケットにおける装着溝の溝幅方向の幅寸法が装着溝の溝幅よりも細く、装着溝の深さ方向における両端部が装着溝の溝底面と他方の部材の表面に密着してシール面を形成する胴体部を備えるガスケットにおいて、
前記胴体部のうち、前記装着溝において直進して延びる直進部に対して該直進部の溝深さ方向にアーチ状に湾曲して延びる湾曲部に装着される部分の側面に設けられ、ガスケットの装着時においてガスケットが前記装着溝の溝底側に押し込まれる方向に沿うとともに前記装着溝の溝幅方向に切り欠かかれた前記装着溝の側壁面の切り欠きに対して係合する突起を少なくとも2箇所備えることを特徴とするガスケット。 - 2部材間の隙間をガスケットによって密封する密封構造であって、
前記ガスケットは、前記2部材のうちの一方の部材に設けられた装着溝に装着されており、
前記ガスケットは、ガスケットにおける前記装着溝の溝幅方向の幅寸法が前記装着溝の溝幅よりも細く、前記装着溝の深さ方向における両端部が前記装着溝の溝底面と他方の部材の表面にそれぞれ密着してシール面を形成する胴体部を備える密封構造において、
前記装着溝において直進して延びる直進部に対して該直進部の溝深さ方向にアーチ状に湾曲して延びる湾曲部において、
前記装着溝の側壁面には、前記ガスケットの装着時において前記ガスケットが前記装着溝の溝底側に押し込まれる方向に沿うとともに前記装着溝の溝幅方向に切り欠かれた切り欠きが設けられており、
前記ガスケットの前記胴体部の側面には、前記装着溝の前記切り欠きに対して係合する突起が少なくとも2箇所設けられていることを特徴とする密封構造。
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