JP2001263496A - シール構造 - Google Patents

シール構造

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JP2001263496A
JP2001263496A JP2000072803A JP2000072803A JP2001263496A JP 2001263496 A JP2001263496 A JP 2001263496A JP 2000072803 A JP2000072803 A JP 2000072803A JP 2000072803 A JP2000072803 A JP 2000072803A JP 2001263496 A JP2001263496 A JP 2001263496A
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Masatoshi Horotani
正俊 袰谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】環状シール部材として一般に用いられている断
面略長円状のものを用いたシール構造において、環状シ
ール溝および環状シール部材の寸法精度を必要以上に上
げることなしに、組み付け時における環状シール部材の
倒れを防止し、これにより、環状シール部材の噛み込み
を防止し、かつ、目論見通りの潰し代の確保が可能とな
ってシール面に対する必要な面圧を得ることができるよ
うになると共に、コストの低減化が可能なシール構造の
提供。 【解決手段】環状シール溝3は、その底部側にシールリ
ング4の基部41側を所定以下の隙間を持って装着可能
な幅狭溝部31が形成されると共に、開口縁部側には幅
狭溝部31よりは幅広であってシールリング4における
開口縁部よりその一部が突出する先端潰れ部42を少な
くとも収容可能な幅広溝部32が形成され、この幅広溝
部32と幅狭溝部31との間に段部33、33が形成さ
れた断面構造となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、例えば、ブレー
キ液圧制御装置を構成する構成ユニット相互間の組み付
け面の防水シール等を行うためのシール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、シール構造としては、例えば、
特表平8−511491号公報「取付け形制御装置」に
記載のものが知られている。この従来例は、アンチロッ
クブレーキ装置における取付け形制御装置のケーシング
と該ケーシングの開口部を閉塞するカバーとの間等を圧
密にシール結合するために、ケーシングの開口端面側に
断面U字状のシール溝が形成され、このシール溝内に断
面長円状のシールリングを装着した状態で組み付けるこ
とにより、ケーシングとカバーとの間にシールリングを
挟み込んで圧縮し、これにより、ケーシングとカバーと
の間をシールする構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、従来
例のシール構造にあっては、上述のように、シール溝の
断面形状が略U字状に形成されたものであるため、以下
に述べるような問題点があった。即ち、シールリングの
設計は、図6、7((イ)はシール溝に対するシールリ
ングの無負荷装着状態、(ロ)はシールリングの最大倒
れ状態)に示すように、シール溝101に対し充填率が
75%(図6)〜90%(図7)になるように行われる
のが一般的であるが、断面略U字状のシール溝101で
は、シールリング102の充填率が所定より低いと、シ
ール溝101内におけるシールリング102の倒れ角が
大きくなり、これにより、シールリング102における
目論見通りの潰し代を確保することできなくなる一方、
シールリング102の充填率が所定より高いと、シール
リング102の倒れ角は小さいが、カバーを装着する場
合にシールリング102の噛み込みを生じさせ易くなる
ため、これらの現象を防止して必要なシール面圧を得る
ためには、シール溝101およびシールリング102の
寸法精度を大幅に向上させる必要があり、コスト高とな
る。
【0004】以上のような問題点を解決するものとし
て、本件出願人が先に出願した特開平9−317893
号公報「シール構造」がある。この先願は、図8に示す
ように、環状溝(シール溝)201の内底部中央に該環
状溝201の形成方向に沿って環状溝201の深さより
低い倒れ防止用突条部201aが突出形成され、環状溝
201の内底部には前記倒れ防止用突条部201aを跨
ぐ状態でシール部材(シールリング)202の基部側が
装着された構造とすることにより、組み付けの際のシー
ル部材202の倒れ幅が制限されると共に、シール部材
202の先端部はその一部が環状溝201の開口端部よ
り外部に突出する潰れ部202aを有し、前記環状溝2
01の開口部側にはシール部材202の先端潰れ部20
2aを収容可能な空間203および開口幅Fを有した構
造とすることにより、組み付けの際にシール部材202
が環状溝201よりはみ出すおそれがなくなり、これに
より、シール部材202の噛み込みを防止できるように
なるというものであった。しかしながら、この先願にあ
っては、上述のように、シール溝201およびシール部
材202の形状が複雑になるため、コストアップを招く
という問題点があった。
【0005】本発明は、上述のような従来の問題点に着
目してなされたもので、環状シール部材として一般に用
いられている断面略長円状のものを用いたシール構造に
おいて、環状シール溝および環状シール部材の寸法精度
を必要以上に上げることなしに、組み付け時における環
状シール部材の倒れを防止し、これにより、環状シール
部材の噛み込みを防止し、かつ、目論見通りの潰し代の
確保が可能となってシール面に対する必要な面圧を得る
ことができるようになると共に、コストの低減化が可能
なシール構造を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上述の目的を達成する
ために本発明請求項1記載のシール構造では、互いに組
み付けられる第1の構成ユニットと第2の構成ユニット
のうちのいずれか一方の構成ユニットの組み付けシール
面に環状シール溝が形成され、該環状シール溝内に該環
状シール溝の深さより長手方向が長い断面略長円状の環
状シール部材を装着した状態で両構成ユニットを互いに
組み付けることにより両構成ユニットの組み付け部をシ
ールするようにしたシール構造において、前記環状シー
ル溝の断面形状が底部側に前記環状シール部材の基部側
を所定以下の隙間を持って装着可能な幅狭溝部が形成さ
れると共に開口縁部側には前記幅狭溝部よりは幅広であ
って前記環状シール部材における開口縁部よりその一部
が突出する先端潰れ部を少なくとも収容可能な幅広溝部
が形成されている手段とした。
【0007】請求項2記載のシール構造では、請求項1
に記載のシール構造において、前記環状シール溝におけ
る幅狭溝部と幅広溝部との間に段部が形成されている手
段とした。
【0008】請求項3記載のシール構造では、請求項1
に記載のシール構造において、前記環状シール溝におけ
る幅広溝部が幅狭溝部の開口縁部から環状シール溝の開
口縁部に行くに従ってその幅を広げるテーパ状に形成さ
れている手段とした。
【0009】
【作用】 本発明請求項1に記載のシール構造では、上
述のように、環状シール部材の基部側を所定以下の隙間
を持って装着可能な幅狭溝部を備えたことで、環状シー
ル溝および環状シール部材の寸法精度を必要以上に上げ
る必要なしに、断面略長円状の環状シール部材の組み付
けの際の倒れが最小限度に抑えられると共に、環状シー
ル溝の開口縁部側には前記幅狭溝部よりは幅広であって
前記環状シール部材における開口縁部よりその一部が突
出する先端潰れ部を少なくとも収容可能な幅広溝部が形
成されているため、両構成ユニットの組み付けの際に環
状シール部材が環状シール溝よりはみ出すおそれがな
く、これにより、環状シール部材の噛み込みが防止され
る。
【0010】また、上述のように環状シール溝および環
状シール部材の寸法精度を必要以上に上げる必要がない
と共に、環状シール部材としても一般に用いられている
断面略長円状のものを用い、環状シール溝の内底部中央
に倒れ防止用突条部を有する複雑な形状にすることなし
に環状シール部材の倒れを防止できるため、低コスト化
が可能となる。また、上述のように、環状シール部材の
倒れが最小限度に抑えられるため、環状シール部材にお
ける目論見通りの潰し代を確保することができるように
なり、これにより、対向する構成ユニットのシール面に
対する必要な面圧を得ることができるようになる。
【0011】請求項2記載のシール構造では、上述のよ
うに、前記環状シール溝における幅狭溝部と幅広溝部と
の間に段部が形成された構成とすることにより、限られ
た環状シール溝の開口幅において潰れ部の収容スペース
を最大限に多く確保できるようになり、これにより、環
状シール溝の開口幅を狭く形成することができるように
なる。
【0012】請求項3記載のシール構造では、上述のよ
うに、前記環状シール溝における幅広溝部が幅狭溝部の
開口縁部から環状シール溝の開口縁部に行くに従ってそ
の幅を広げるテーパ状に形成することにより、環状シー
ル部材における潰れ部の幅方向への広がりを抑制して対
向する構成ユニットのシール面に対する接触面積および
面圧を高める方向に弾性力を作用させることができるよ
うになり、これにより、シール性を高めることできるよ
うになる。
【0013】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態を図
面により詳述する。 (発明の実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1の
シール構造が適用される両構成ユニットのうち、環状シ
ール溝3が形成される側の第1の構成ユニット1を示す
斜視図であり、この第1の構成ユニット1は、ブレーキ
液圧制御装置における複数の電磁制御弁のソレノイド駆
動機構部分を収容するケーシングを構成するものであ
り、この第1の構成ユニット1は、図示を省略した電磁
制御弁の弁部、リザーバ、油圧回路等が組み込まれた後
述の第2の構成ユニット2を構成するハウジングに組み
付けられるもので、この両構成ユニット1、2の組み付
け面を防水シールするようにしたものである。
【0014】即ち、図2、3に防水シール部分の要部拡
大断面図を示すように、環状シール溝3内に該環状シー
ル溝3の深さより長手方向が長い断面略長円状のシール
リング(環状シール部材)4を装着した状態で両構成ユ
ニット1、2を互いに組み付けることにより両構成ユニ
ット1、2の組み付け部をシールするようにしたもので
あり、第1の構成ユニット1の組み付けシール面11側
に環状シール溝3が形成されている。
【0015】この環状シール溝3は、その底部側にシー
ルリング4の基部41側を所定以下の隙間を持って装着
可能な幅狭溝部31が形成されると共に、開口縁部側に
は幅狭溝部31よりは幅広であってシールリング4にお
ける開口縁部よりその一部が突出する先端潰れ部42を
少なくとも収容可能な幅広溝部32が形成され、この幅
広溝部32と幅狭溝部31との間に段部33、33が形
成された断面構造となっている。
【0016】さらに詳述すると、図2は、環状シール溝
3に対するシールリング4の充填率を75%に設定し、
また、図3は90%に設定した場合をそれぞれ示すもの
で、(イ)は環状シール溝3に対するシールリング4の
無負荷装着状態、(ロ)はシールリング4の最大倒れ状
態、(ハ)は両構成ユニット1、2の組み付け状態をそ
れぞれ示す。
【0017】即ち、図2に示すように、充填率が75%
の場合においては、同図2(ロ)に示すように、シール
リング4の最大倒れ角が大きめ(12.2°)になる
が、開口縁部側には幅広溝部42が存在することによ
り、両構成ユニット1、2の組み付けの際にシールリン
グ4が環状シール溝3よりはみ出すおそれがなく、これ
により、シールリング4の噛み込みが防止される。
【0018】また、図3に示すように、充填率が90%
の場合においては、同図3(ロ)に示すように、シール
リング4の最大倒れ角が極めて小さく(4.1°)な
り、かつ、開口縁部側には幅広溝部42が存在するた
め、両構成ユニット1、2の組み付けの際にシールリン
グ4が環状シール溝3よりはみ出すおそれがなく、しか
も、両構成ユニット1、2の組み付けにより押し潰され
て幅方向に広がった部分は幅広溝部32内に完全に収容
された状態となるため、シールリング4の噛み込みが防
止される。
【0019】なお、環状シール溝3の全体の深さAに対
する幅広溝部42の深さBの割合は15%〜35%で、
幅広溝部42の開口幅Dに対する幅狭溝部31の開口幅
Cの割合は45%〜65%に設定することが望ましい。
【0020】以上説明してきたように、この発明の実施
の形態1のシール構造によれば、環状シール部材として
一般に用いられている断面略長円状のシールリング4を
用いたシール構造において、環状シール溝3およびシー
ルリング4の寸法精度を必要以上に上げることなしに、
両構成ユニット1、2の組み付け時におけるシールリン
グ4の倒れを防止し、これにより、シールリング4の噛
み込みを防止し、かつ、目論見通りの潰し代の確保が可
能となってシール面に対する必要な面圧を得ることがで
きるようになると共に、コストの低減化が可能になると
いう効果が得られる。
【0021】(発明の実施の形態2)次に、発明の実施
の形態2のシール構造について説明する。なお、この発
明の実施の形態2の説明に当たっては、前記発明の実施
の形態1と同様の構成部分には同一の符号を付してその
説明を省略し、相違点について説明する。
【0022】即ち、この発明の実施の形態2のシール構
造では、図4、5に示すように、環状シール溝3におけ
る幅広溝部32が幅狭溝部31の開口縁部から環状シー
ル溝3の開口縁部に行くに従ってその幅を広げるテーパ
状に形成された構成としたものである。
【0023】なお、図4は、環状シール溝3に対するシ
ールリング4の充填率を75%に設定し、また、図5は
90%に設定した場合をそれぞれ示すもので、(イ)は
環状シール溝3に対するシールリング4の無負荷装着状
態、(ロ)はシールリング4の最大倒れ状態、(ハ)は
両構成ユニット1、2の組み付け状態をそれぞれ示して
いる。
【0024】この発明の実施の形態2では、幅広溝部3
2が幅狭溝部31の開口縁部から環状シール溝3の開口
縁部に行くに従ってその幅を広げるテーパ状に形成され
ることにより、図4に示すように、環状シール溝3に対
するシールリング4の充填率を75%に設定した場合に
は前記発明の実施の形態1との差はほとんどでないが、
図5に示すように、環状シール溝3に対するシールリン
グ4の充填率を90%に設定した場合には、シールリン
グ4における潰れ部42の幅方向への広がりを抑制して
対向する第2構成ユニット2のシール面に対する接触面
積および面圧を高める方向に弾性力を作用させることが
できるようになり、従って、シール性をさらに高めるこ
とできるようになるという効果が得られる。
【0025】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、具体的な構成はこれらの発明の実施の形
態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない
範囲における設計変更等があっても本発明に含まれる。
【0026】例えば、発明の実施の形態では、ブレーキ
液圧制御装置における構成ユニット相互間の組み付け面
の防水シール部分に本発明を適用した例を示したが、防
水シール、防塵シールを必要とする全ての個所に本発明
シール構造を適用することができる。
【0027】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明請求項1
に記載のシール構造にあっては、互いに組み付けられる
第1の構成ユニットと第2の構成ユニットのうちのいず
れか一方の構成ユニットの組み付けシール面に環状シー
ル溝が形成され、該環状シール溝内に該環状シール溝の
深さより長手方向が長い断面略長円状の環状シール部材
を装着した状態で両構成ユニットを互いに組み付けるこ
とにより両構成ユニットの組み付け部をシールするよう
にしたシール構造において、前記環状シール溝の断面形
状が底部側に前記環状シール部材の基部側を所定以下の
隙間を持って装着可能な幅狭溝部が形成されると共に開
口縁部側には前記幅狭溝部よりは幅広であって前記環状
シール部材における開口縁部よりその一部が突出する先
端潰れ部を少なくとも収容可能な幅広溝部が形成されて
いる手段としたことで、環状シール溝および環状シール
部材の寸法精度を必要以上に上げることなしに、組み付
け時における環状シール部材の倒れを防止し、これによ
り、環状シール部材の噛み込みを防止し、かつ、目論見
通りの潰し代の確保が可能となってシール面に対する必
要な面圧を得ることができるようになるという効果が得
られる。
【0028】請求項2記載のシール構造では、請求項1
に記載のシール構造において、前記環状シール溝におけ
る幅狭溝部と幅広溝部との間に段部が形成されている手
段としたことで、限られた環状シール溝の開口幅におい
て潰れ部の収容スペースを最大限に多く確保できるよう
になり、これにより、環状シール溝の開口幅を狭く形成
することができるようになる。
【0029】請求項3記載のシール構造では、請求項1
に記載のシール構造において、前記環状シール溝におけ
る幅広溝部が幅狭溝部の開口縁部から環状シール溝の開
口縁部に行くに従ってその幅を広げるテーパ状に形成さ
れている手段としたことで、環状シール部材における潰
れ部の幅方向への広がりを抑制して対向する構成ユニッ
トのシール面に対する接触面積および面圧を高める方向
に弾性力を作用させることができるようになり、これに
より、シール性を高めることできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のシール構造が適用され
る両構成ユニットのうち、環状シール溝が形成される側
の第1の構成ユニットを示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態1のシール構造におけるシ
ール部分を示す要部拡大断面図(充填率75%)であ
る。
【図3】本発明の実施の形態1のシール構造におけるシ
ール部分を示す要部拡大断面図(充填率90%)であ
る。
【図4】本発明の実施の形態2のシール構造におけるシ
ール部分を示す要部拡大断面図(充填率75%)であ
る。
【図5】本発明の実施の形態2のシール構造におけるシ
ール部分を示す要部拡大断面図(充填率90%)であ
る。
【図6】従来例のシール構造におけるシール部分を示す
要部拡大断面図(充填率75%)である。
【図7】従来例のシール構造におけるシール部分を示す
要部拡大断面図(充填率90%)である。
【図8】先願のシール構造におけるシール部分を示す要
部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 第1構成ユニット 2 第2構成ユニット 3 環状シール溝 4 シールリング(環状シール部材) 11 シール面 31 基部 32 潰れ部 33 段部 41 幅狭溝部 42 幅広溝部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに組み付けられる第1の構成ユニット
    と第2の構成ユニットのうちのいずれか一方の構成ユニ
    ットの組み付けシール面に環状シール溝が形成され、 該環状シール溝内に該環状シール溝の深さより長手方向
    が長い断面略長円状の環状シール部材を装着した状態で
    両構成ユニットを互いに組み付けることにより両構成ユ
    ニットの組み付け部をシールするようにしたシール構造
    において、 前記環状シール溝の断面形状が底部側に前記環状シール
    部材の基部側を所定以下の隙間を持って装着可能な幅狭
    溝部が形成されると共に開口縁部側には前記幅狭溝部よ
    りは幅広であって前記環状シール部材における開口縁部
    よりその一部が突出する先端潰れ部を少なくとも収容可
    能な幅広溝部が形成されていることを特徴とするシール
    構造。
  2. 【請求項2】前記環状シール溝における幅狭溝部と幅広
    溝部との間に段部が形成されていることを特徴とする請
    求項1に記載のシール構造。
  3. 【請求項3】前記環状シール溝における幅広溝部が幅狭
    溝部の開口縁部から環状シール溝の開口縁部に行くに従
    ってその幅を広げるテーパ状に形成されていることを特
    徴とする請求項1に記載のシール構造。
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