JP4139528B2 - 固着具打込機の固着具給送装置 - Google Patents

固着具打込機の固着具給送装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定のピッチで連結された固着具を固着具打込機のノーズ部の打込室に1本ずつ送り込む釘打機等の固着具打込機の固着具給送装置に関し、特に、固着具給送通路に沿って往復動する送り爪と、該送り爪の戻り動作の時に固着具の逆送を防止するように該送り爪に対向配置されたバックアップ爪とを備えた、固着具打込機の固着具給送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
所定のピッチで軸部がワイヤによって相互に連結されたワイヤ連結固着具をマガジン等から固着具打込機のノーズ部の打込室に1本ずつ送り込む固着具給送装置はよく知られている。また、上記のワイヤ連結固着具の他に、細長いプラスチックの帯状ベースの両側縁に対に形成された直立タブ対に固着具軸部を渡して連結された保持帯連結固着具もよく知られており、この保持帯連結固着具を使用する固着具打込機もよく知られている。更に、保持帯連結固着具とワイヤ連結固着具とが併用できる固着具打込機も多く開発されている。一般に、固着具打込機の給送装置には、固着具給送通路に沿って往復動する送り爪と、送り爪の戻り動作の時に固着具の逆送を防止するように該送り爪と対向するように配置されたバックアップ爪とが設けられ、確実に一本ずつノーズ部の打込室に固着具を送っている。保持帯連結固着具とワイヤ連結固着具とが併用できる固着具打込機においては、ワイヤ連結固着具と保持帯連結固着具の両方を確実にノーズ部の打込室に送るため、バックアップ爪が、ノーズ部打込室に隣接する位置すなわち固着具の頭部側の位置に設けられた上バックアップ爪とノーズ部の先端の側すなわち固着具の先端側に設けられた下バックアップ爪とを包含し、上バックアップ爪によって保持帯連結固着具の送りを適正に維持し、上バックアップ爪と下バックアップ爪とによって、ワイヤ連結固着具の送りを適正に維持するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の固着具打込機の給送装置において、上バックアップ爪は保持帯連結固着具の送りを確実にするように形成されており、ワイヤ連結固着具のピッチ変化に十分に対応できない不利があった。ワイヤ連結固着具の連結ピッチは、用いられる固着具の長さに応じて変化している。例えば、その代表的なピッチは、6mm、7mm、8mmである。他方、保持帯連結固着具の連結ピッチは、多少固着具の長さが変わっても一定ピッチの保持帯で十分に保持できるので、ワイヤ連結固着具のようには、固着具の長さに応じて変化しない。従って、上バックアップ爪は、保持帯のベース部に固着具のピッチに対応して形成された一定ピッチの穴に適合する突起を有し、保持帯連結固着具の送りを適正に維持するとともに、この突起を利用してワイヤ連結固着具の逆送を阻止する。このように上バックアップ爪の突起は、保持帯のベース部の穴に入って係合するため、その位置及び形状は限定されてしまい、ワイヤ連結固着具の細かいピッチの変化には十分に対応できない。例えば、6mmと7mmのピッチには対応できるが、8mmピッチの場合には、固着具の逆送の阻止には十分ではないことがあった。これに対して、下バックアップ爪は、保持帯には係合しないのでその位置及び形状を、ワイヤ連結固着具のピッチ変化に対応できるように形成でき、固着具の逆送を阻止するように固着具に係合できる。しかし、例えば、8mmピッチの場合のように上バックアップ爪が逆送を阻止できないときには、下バックアップ爪だけの一箇所で逆送を阻止するため、固着具の姿勢が傾き、適正な送りを妨げる惧れがある。
【0004】
固着具打込機の固着具給送装置においては、固着具を確実に送ることができるように、送り爪の先端が、前爪部分と後爪部分との二股に分かれて形成され、両爪部分の間に固着具軸部を収容して確実に保持するものがある。送り爪は固着具を前方に送った後、次の固着具を保持するために戻り動作を行うのであるが、前爪部分と後爪部分を有する送り爪形状の場合、戻り動作のとき、往復動するピストンロッドに旋回可能に連結された送り爪が旋回して後爪部分が前方側の固着具をノーズ部打込室方向に蹴るのが観察された。この蹴り動作は、適正に打込室に送り込まれた固着具の姿勢を乱し、ピッチが短い場合には、打込室へ次の固着具を重ねて送り込む惧れがある。バックアップ爪には、送り爪の戻り旋回によって後爪部分が固着具をノーズ部打込室方向に蹴るとき、固着具の前方への移動を阻止する機能が設けられるのが好ましい。ところが、前記したワイヤ連結固着具と保持帯連結固着具を併用できる固着具打込機においては、上バックアップ爪は、保持帯のベース部の穴に係合するようになっているため、その位置及び形状に制限があり、ピッチの異なる多種の固着具の前方移動を全て阻止する機能を持つようにするのは困難である。下バックアップ爪には、かかる制限はないので、多種の固着具の前方移動阻止機能を持つようにできるが、下バックアップ爪だけでは、固着具の姿勢が崩れ、適正な固着具の送りが妨げられる。
【0005】
従って、本発明の目的は、ワイヤ連結固着具と保持帯連結固着具を併用できる固着具打込機の固着具給送装置において、固着具の逆送の阻止を適正に行い、且つ送り爪の戻りの際の固着具の前方移動の阻止も適正に行うことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、本発明によれば、所定のピッチで連結された固着具を固着具打込機のノーズ部の打込室に1本ずつ送り込む固着具打込機の固着具給送装置であって、固着具給送通路に沿って往復動する送り爪と、該送り爪の戻り動作の時に固着具の逆送を防止するように該送り爪と対向するように配置されたバックアップ爪とを備え、送り爪の先端は、前爪部分と後爪部分との二股に分かれて形成されて両爪部分の間に固着具軸部を収容保持するようになっており、バックアップ爪は、ノーズ部の打込室に隣接する位置に設けられた上バックアップ爪とノーズ部の先端の側に設けられた下バックアップ爪とを包含する、固着具打込機の固着具給送装置が提供され、この固着具給送装置は、上バックアップ爪と下バックアップ爪との間の位置であって送り爪に対向する位置に、送り爪の戻り動作の時に固着具の逆送を防止するように、固着具送り方向前方側に固着具逆送阻止面が形成された補助バックアップ爪が設けられ、該補助バックアップ爪には、固着具送り方向後方側の面に、送り爪の戻り旋回によって後爪部分がその前方側の固着具をノーズ部打込室方向に蹴るとき、該固着具の前方への移動を阻止する固着具前方移動阻止面が形成されており、補助バックアップ爪は、固着具前方移動阻止面の斜面が、連結ピッチの異なるワイヤ連結固着具に対応できるように、段を有する形状に形成されていることを特徴とする。
【0007】
本発明において、補助バックアップ爪の固着具前方移動阻止面は、後爪部分が蹴る固着具より1つ後方側の固着具に係合するように固着具逆送阻止面の後方側に形成した斜面であり、下バックアップ爪には、固着具の送り方向において前方側の面に形成された固着具逆送阻止面と、前記後方側固着具の移動を阻止するように後方側に形成された固着具前方移動阻止面とが形成されており、補助バックアップ爪は、下バックアップ爪と協働して、固着具の軸部を2箇所で支持し、固着具の姿勢を適正に維持するのが好ましい。また、補助バックアップ爪は、固着具前方移動阻止面の斜面が、連結ピッチの異なるワイヤ連結固着具に対応できるように、固着具逆送阻止面との間隔が先端から根元側へ向かって次第に広くなるように形成されているのが好ましい。更に、固着具給送通路は、細長い帯状ベースの両側縁に対に形成された直立タブ対に固着具軸部を渡して連結された保持帯連結固着具とワイヤ連結固着具とを給送でき且つ保持帯連結固着具の保持帯のベースが上バックアップ爪及び補助バックアップ爪の上を摺動するように形成され、保持帯連結固着具が用いられる場合には保持帯のベースが補助バックアップ爪を固着具給送通路から押し出して、該補助バックアップ爪の機能を無効にするのが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。図1において、釘打機やねじ打込機等の固着具打込工具1は、ハンドル2と本体ハウジング3とを備え、本体ハウジング3の中には、ピストン及びシリンダが設けられている。ピストンにはドライバブレードが連結されて、本体ハウジング3の先端に固定されたノーズ部5の中を移動する。ドライバブレードは、ノーズ部5の打込室に給送された釘やねじ等の固着具の頭を打撃又は係合して、その固着具をノーズ部5の先端から打ち出して木材等の対象物に打ち込む。ノーズ部5には、その打込室に固着具を1本ずつ送り込む給送装置6が取付けられている。本発明は、給送装置6の改良に関する。ハンドル2には、固着具を多数連結して成る連結固着具をコイル状に巻回して保持するマガジン7が取付けられている。給送装置6には、マガジン7からの連結固着具が送られており、給送装置6によって、ノーズ部5の打込室に固着具を1本ずつ送り出す。連結固着具には、所定のピッチで軸部がワイヤによって相互に連結されたワイヤ連結固着具と、細長いプラスチックの帯状ベースの両側縁に対に形成された直立タブ対に固着具軸部を渡して連結された保持帯(又はテープ)連結固着具とがよく知られている。本発明に係る給送装置6は、ワイヤ連結固着具も保持帯連結固着具も使用することができる。
【0009】
給送装置6について、図2を参照して説明する。給送装置6は、ノーズ部5に対して固定され、送り爪及びその駆動機構が設けられる固定部9と、固定部9に対してノーズ部5の打込室10の軸心と平行な軸回りに旋回可能に取付られたゲート部11とを備えている。ゲート部11は、連結固着具の先端を給送装置6に装填のために、あるいは固定部9の中で給送不良を生じた固着具の除去等のため、図2に示すように給送装置6の固着具給送通路を開放できるように、固定部9に対して打込室10の軸心と平行な軸の回りに旋回可能に取付られている。固定部9とゲート部11とには、ワイヤ連結固着具又は保持帯連結固着具が通る固着具給送通路13、14が形成されている。ワイヤ連結固着具は、固定部9の給送通路13とゲート部11の給送通路14で形成される通路の中を通過する。保持帯連結固着具は、そのベース部が、固定部9の給送通路13ではなくて、ゲート部11の給送通路14上を摺動する。そのため、ゲート部11の給送通路14は、保持帯連結固着具のベース部を受け入れるとともに、そのベース部を真っ直ぐに送るように規制する溝として形成されている。固定部9には、給送通路13に沿って往復動する送り爪15が設けられ、連結固着具の軸部に係合して、固着具を1本ずつノーズ部5の打込室10に送り込む。送り爪15の往復動のため、ピストン式駆動機構17が固定部9に取付けられている。ピストン式駆動機構17は、内部にシリンダを形成するシリンダハウジング18と、シリンダに収容されたピストン19と、ピストン19をシリンダ内で常時上死点に付勢するようにシリンダ内に設けられたばね21とを有する。ピストン19から延びるロッド22には送り爪15がピン23によって連結されており、このピン23には、送り爪15の先端を固着具軸部側(すなわち給送通路側)に常時付勢するばね25が設けられている。送り爪15の先端は、固着具にその軸方向(図2の上下方向)において4つの係合部26を有するように形成され、固着具軸部に4箇所で係合する。
【0010】
シリンダハウジング18の内部に形成されたシリンダには、上死点にあるピストン19をばね21の付勢力に抗して移動させるため加圧空気が供給される。この加圧空気は、本体ハウジング2のリザーバ又はリターンチャンバから管27を通して、ピストン19の上面に供給される。これによって、ピストン19は、図2の右側へ移動して、ピストンロッド先端の送り爪15を、固着具給送方向において戻る方向に移動させ、次に送るべき固着具に送り爪先端の係合部26を係合させる。この送り爪15の戻り動作において、係合部26がばね25によって付勢されていることから、先に送った固着具に接触して引っ掛け、後戻りさせる惧れがある。この固着具の逆送を防止するため、ゲート部11には、バックアップ爪が、給送通路をはさんで送り爪15と対向する位置に設けられている。バックアップ爪は、ノーズ部5の打込室10に隣接する位置であって、図2の上側に設けられた上バックアップ爪29と、ノーズ部5の先端(図2の下端)の側に設けられた下バックアップ爪30とを包含する。上バックアップ爪29は、保持帯連結固着具の給送時の保持帯の逆送防止に適合しており、ワイヤ連結固着具の逆送の防止には各固着具の頭部に近い軸部分に係合する。下バックアップ爪30は、上バックアップ爪29と協働して、各固着具の先端側軸部に係合して固着具の逆送を防止する。更に、本発明において、上バックアップ爪29と下バックアップ爪30との間の位置であって上バックアップ爪29に隣接する位置に、給送通路を挟んで送り爪15の係合部26に対向して、補助バックアップ爪31が設けられている。補助バックアップ爪31は、ワイヤ連結固着具の逆送の防止と不所望の固着具前方移動の阻止を図る。このため、図2に示すように、上バックアップ爪29に隣接して設けられ、保持帯連結固着具の場合には、保持帯のベース部によって押圧され給送通路面から引っ込められる。これらのバックアップ爪29,30,31と、送り爪15の係合部26の詳細については、図3以降を参照しながら説明する。なお、図2のゲート部11は開放位置にあり、使用時には図1に示す閉じた状態にロックされる。
【0011】
図3には、静止状態の送り爪15と上バックアップ爪29とが示されており、図4には、静止状態の送り爪15と下バックアップ爪30とが示されており、図5には、静止状態の送り爪15と補助バックアップ爪31とが示されている。これらの図に明らかなように、送り爪15の先端の係合部26は、前爪部分33と後爪部分34との二股に分かれて形成されて両爪部分の間に固着具軸部35を確実に収容保持するようになっている。特に、図示のように、両爪部分33および34の間は、固着具軸部を拾い易くするように入り口部分で広く、奥の側で狭くなっていて、固着具軸部の直径が変わったりあるいは連結固着具のピッチが変わっても、両爪部分33と34の間に固着具軸部を確実に保持する形状であるのが好ましい。図3において、固着具35は打込室10に向けて矢印37の方向に送られる。なお、各固着具の送りは、連結固着具の先頭の次の固着具を進めることによって、先頭の固着具を打込室10に送っている。図3の状態は、打込室10にあった固着具がドライバブレードによって打込まれた後の静止状態であり、送り爪15に保持された先頭の固着具を打込室10に送るためには、送り爪15を矢印37と反対の方向に先頭から次の固着具の位置に移動させ(すなわち戻し)て、次に送り爪15を矢印37の方向に移動(すなわち前進)させて、先頭の固着具を打込室10に送り込む。
【0012】
上バックアップ爪29は、送り方向の上流側に設けられた穴38にピン(図示せず)を通して、ゲート部11に旋回可能に取付けられている。上バックアップ爪29の背中には突起39が形成され、この突起39にはばね41が取付けられており、上バックアップ爪29の打込室10に近い先端を、送り爪の係合部26の方に付勢している。上バックアップ爪29先端の、送り爪15の前爪部分33及び後爪部分34に面する側には、固着具の逆送を防止する突起42が形成されている。上バックアップ爪29は、保持帯連結固着具の送りを確実にするため、図2にも明らかにしたように、保持帯のベース部に対応した広い幅に形成され、上バックアップ爪29の上を、保持帯のベース部が摺動しながら移動する。図3に図示の位置は、ワイヤ連結固着具の場合であって、保持帯連結固着具の場合には、保持帯のベース部に押されて水平な姿勢にされる。逆送防止のための突起42は、保持帯のベース部に固着具のピッチに対応して形成された一定ピッチの穴に適合する位置であって、前進は許容するが逆送は阻止する形状に形成されている。このように、上バックアップ爪29の突起42は、保持帯のベース部の穴に入って係合するため、位置が限定され、また、その形状は、例えば単純な三角形状に限定されてしまう。突起42は、保持帯連結固着具の逆送防止だけでなくワイヤ連結固着具の逆送防止も行う。しかし、突起42の位置及び形状は限定されてしまうため、ワイヤ連結固着具が用いられる場合、その細かいピッチの変化には十分に対応できない。例えば、6mmと7mmのピッチには対応できるが、8mmピッチの場合には、固着具の逆送の阻止には十分ではないことがあった。なお、ゲート部11の、打込室10に近い位置にある穴43は、旋回軸が通る穴である。
【0013】
図4において、送り爪15については、図3のものと同じであるので説明を省略する。下バックアップ爪30は、送り方向の上流側に設けられた穴45にピン(図示せず)を通して、ゲート部11に旋回可能に取付けられている。下バックアップ爪30の背中には突起46が形成され、この突起46にはばね47が取付けられており、下バックアップ爪30の打込室10に近い先端を、送り爪の後爪部分34の方に付勢している。下バックアップ爪30の先端は、固着具送り方向前方側の面に固着具逆送阻止面が形成されるように後爪部分34に向けて突出した固着具逆送防止用突起49として形成されている。下バックアップ爪30は、固着具軸部の先端側に係合して、固着具の送りを確実にするものであり、主に、ワイヤ連結固着具の各固着具の逆送の防止と適正な姿勢の維持を図っている。このため、下バックアップ爪30は、図2に示すように、保持帯連結固着具の保持帯が通る部分から固着具先端側に離れた位置にある。逆送防止のための突起49は、打込室10の側の面は垂直壁として形成され、送り方向(矢印方向)にみて上流側の面は斜面50に形成されている。斜面50は、単純に一定の角度の傾斜であってもよいが、図示のように、段付きの斜面でもよい。この斜面50は、送り爪15の戻り旋回によって後爪部分34が固着具をノーズ部打込室10方向に蹴るとき(詳細は後述)、固着具の前方への移動を阻止する機能を有する固着具前方移動阻止面となっている。この固着具前方移動阻止面となる斜面50は、連結固着具の種々のピッチや軸部径に対応できるように、また種々の固着具軸部の直径に対応できるように、固着具逆送阻止面との間隔が先端から根元側へ向かって次第に広くなるように形成されている。斜面50は段付きに形成してもよい。図4において、斜面50に面する、想像線で示す固着具軸部51は、ピッチが広く且つ軸径が大きい固着具のものである。また、図4の状態は、打込室10にあった固着具がドライバブレードによって打込まれた後の静止状態である。
【0014】
図5において、送り爪15は、図3のものと同じであるので説明を省略する。補助バックアップ爪31は、送り方向の上流側に設けられた穴53にピン(図示せず)を通して、ゲート部11に旋回可能に取付けられている。補助バックアップ爪31の背中には突起54が形成され、この突起54にはばね55が取付けられており、補助バックアップ爪31の打込室10に近い先端を、送り爪の後爪部分34の方に付勢している。補助バックアップ爪31の先端は、後爪部分34に向けて突出して、固着具逆送防止用突起57として形成されている。補助バックアップ爪31は、下バックアップ爪30と協働して、ワイヤ連結固着具の各固着具の逆送の防止と適正な姿勢の維持並びに固着具前方移動阻止を図っている。このため、補助バックアップ爪31は、図2に示すように、上バックアップ爪29に隣接する位置であって、固着具軸部の中間位置に係合する位置に配置されている。補助バックアップ爪31は、ワイヤ連結固着具に対処するもので、保持帯連結固着具には機能しない。そのため、補助バックアップ爪31は、上バックアップ爪29に隣接して配置され、保持帯連結固着具が装填されたとき保持帯のベースが補助バックアップ爪31を固着具給送通路から押し出して、補助バックアップ爪の機能を無効にする。逆送防止のための突起57は、打込室10の側の面は垂直壁として形成され、送り方向(矢印方向)にみて上流側の面は斜面58として形成されている。斜面58は、下バックアップ爪30の斜面50と同様に、単純に一定の角度の傾斜であってもよいが、図示のように段付きの斜面でもよい。斜面58は、送り爪15の戻り旋回によって後爪部分34が固着具をノーズ部打込室10方向に蹴るとき(後述)、固着具の前方への移動を阻止する固着具前方移動阻止面となっている。固着具前方移動阻止面としての斜面58は、連結固着具の種々のピッチに対応できるように、また、種々の固着具軸径に対応できるように、斜面の角度を緩やかにし、あるいは、段付きに形成するのが好ましい。なお、図5の状態は、打込室10にあった固着具がドライバブレードによって打込まれた後の静止状態である。
【0015】
図6を参照して、前爪部分33と後爪部分34との二股に分かれて形成された送り爪15が次の固着具35Bを保持するために戻り動作を行うとき、ピストンロッド22に旋回可能に連結された送り爪15が旋回して後爪部分34が前方側の固着具35Aをノーズ部打込室10の方向に蹴る動作について説明する。図6において、説明の便宜上、図3に示す上バックアップ爪29の位置での固着具の蹴り動作を説明し、上バックアップ爪の突起42の位置に下バックアップ爪30(又は補助バックアップ爪31)の突起49(又は突起57)を想像線によって重ねて示す。送り爪15は戻り動作(矢印59参照)を行うとき、先ず、前爪部分33の送り方向上流側の固着具35Aに面している壁面で固着具35Aと摺擦しつつピストンロッド22との連結ピン23の回りに旋回を始める(矢印61参照)。この旋回によって、送り爪先端の後爪部分34が前方にある固着具35Aに前方側に押し出すように当たる。一方、前爪部分33はノーズ部打込室10の外壁に当接して、その運動が規制される。これによって、後爪部分34は、前爪部分33の当接点62をもう1つの支点として旋回するので、その旋回が大きくなり、前方側の固着具35Aを大きく前爪部分に蹴り出す。この固着具35Aの蹴り出しによって次の固着具35Bが連結ワイヤによって前方側に引きずり出される。
【0016】
保持帯連結固着具の場合、上バックアップ爪29の突起42が保持帯のベース部の穴と係合している上に、保持帯が各固着具を確実に支持連結しているので、上記の蹴り動作によって、各固着具間の間隔が変化することはなく、固着具の給送に支障を来すことはない。これに対して、ワイヤ連結固着具の場合には、連結ワイヤが撓み易いので、各固着具間の間隔が変化し易く、これによって、バックアップ爪がそれに対処できるものでないと、適正な給送が維持できない惧れがある。
【0017】
ワイヤ連結固着具の場合、固着具35Aの蹴り出しによって次の固着具35Bが連結ワイヤによって前方側に引きずり出されると、上バックアップ爪29の突起42は、次の固着具35Bの前方移動を阻止する形状に形成されていないので、次の固着具35Bは、そのまま前方に引きずられてしまう。このように固着具35Bが移動した状態で、送り爪15が戻り動作をして次の固着具をつかもうとしても、そこに固着具35Bはないので、保持に失敗するか、あるいは、ピッチが短い場合には更に次の固着具35Cをつかんでしまう。その状態で送り爪15が前方に移動すると、保持に失敗した場合には、固着具35Bを前爪部分33の前方側壁面で押し出して、固着具35Bの適正な送りが行われない。または、固着具35Cをつかんだ場合には、ワイヤが曲がって、固着具35Bに固着具35Cを重ねてしまい、二重給送になって固着具が給送通路や打込室に詰まることになる。このように、上バックアップ爪29の突起42が、ワイヤ連結固着具の前方移動には十分に対処できないために、ワイヤ連結固着具においては、連結ワイヤの撓み易さによって給送の不具合を生じる惧れがある。このため、本発明では、上バックアップ爪29と下バックアップ爪30の間であって、送り爪15に対向する側の上バックアップ爪29に隣接する位置に補助バックアップ爪31が設けられている。この補助バックアップ爪31は、下バックアップ爪30と協働して、前記のワイヤ連結固着具における給送の不具合を解消する。
【0018】
図6において、上バックアップ爪29の突起42には、下バックアップ爪30(及び補助バックアップ爪31)の突起49(及び突起57)が想像線によって重ねて示されている。突起49(又は57)は、送り方向上流側の斜面50(又は58)を有し、これらの斜面50及び58は、次の固着具35Bの前方移動を阻止する形状に形成されている。図6において、固着具35Aの蹴り出しによって次の固着具35Bは、連結ワイヤによって前方側に引きずり出されようとしても、斜面50(58)によって前方への移動が阻止される。これにより、送り爪15が戻り動作の際に、後爪部分34が前方側の固着具35Aを蹴り出しても、下バックアップ爪30の突起49及び補助バックアップ爪31の突起57が、次の固着具35Bの前方移動を阻止する。この前方移動の阻止によって、固着具を連結するワイヤはピンと張った状態に維持され、固着具相互の間隔は適正に維持される。各固着具は、下バックアップ爪30と補助バックアップ爪31とによってその軸部が2個所で支持されるために、固着具35Aと固着具35Bとは適正な間隔で且つ相互に平行な姿勢に維持される。すなわち、ワイヤ連結固着具であっても、下バックアップ爪30の外に、補助バックアップ爪31が設けられているので、送り爪15の戻り動作のときの後爪部分34がその前方側の固着具を前方に移動させるように動作しても、次の固着具は適正な位置に且つ適正な姿勢に維持されるため、送り爪15は、戻り動作をして次の固着具35Bを適正につかんで給送することができ、これによって、上記の給送の不具合を解消する。
【0019】
以下、図7〜図9を参照して、送り爪15がワイヤ連結固着具を給送するときの動作と、上バックアップ爪29(図7)、下バックアップ爪30(図8)、及び、補助バックアップ爪31(図9)の動作を、既に説明した送り爪15の旋回による前方への移動阻止する動作は省略して説明する。なお、保持帯連結固着具の給送の場合は、保持帯のベース部が、上バックアップ爪29を図3において水平な姿勢に押さえて、逆送防止用突起42だけをベース部の穴に係合させるとともに、補助バックアップ爪31を押さえて給送通路から押し出す。送り爪15は、各固着具軸部に係合して1本ずつ打込室10に送り出す。
【0020】
先ず、ワイヤ連結固着具の給送において、図7を参照して、上バックアップ爪29と送り爪15の動作を説明する。シリンダハウジング18に管27から加圧空気が供給されると、ピストン19がばね21の付勢力に抗して移動し、送り爪15が、ピストン19の移動によって図3の静止位置から戻り動作を開始する。送り爪15が移動を開始すると、送り爪15は、図6に示す蹴り動作の後、図7(A)の矢印63に示すように図の右側に戻り移動する。送り爪15の前爪部分33は先頭固着具35Aに係合しつつ後戻りするので、固着具35Aも後戻りするが、上バックアップ爪29の突起42がその戻りを阻止して、送り爪15だけが移動する。図7(B)において、送り爪15が戻り位置に到ると、次の固着具35Bが前爪部分33と後爪部分34の間に位置する。次に、シリンダへの加圧空気が供給されなくなると送り爪15が前方に移動する。送り爪15が少し前方に移動すると前爪部分33と後爪部分34の間にあった固着具35Bが両爪部分の間に入り、固着具35Bの軸部が送り爪15に把持される。更に、送り爪15が前方に移動すると、固着具35Bが、図7(C)に図示の位置に移動し、ワイヤによって連結された固着具35Aは、そのまま、打込室10に送られる。また、その次に送られる固着具35Cが突起42の上流側に現れる。
【0021】
次に、下バックアップ爪30の場合、送り爪15が、ピストン19の移動によって図4の静止位置から戻り動作を開始すると、送り爪15は、図6に示す蹴り動作の後、図8(A)の右側に戻り動作をする。送り爪15の前爪部分33は先頭固着具35Aに係合しつつ後戻りして、固着具35Aを後戻りさせようとするが、下バックアップ爪30の突起49がその戻りを阻止して、送り爪15だけが移動する。図8(B)において、送り爪15が戻り位置に達すると、次の固着具35Bが前爪部分33と後爪部分34の間に位置し、次に、送り爪15が前方に移動し始めると、前爪部分33と後爪部分34の間にあった固着具35Bが両爪部分の間に入り、送り爪15に把持される。送り爪15の前方移動が進むと、固着具35Bが図8(C)に図示の位置に移動し、ワイヤによって連結された固着具35Aは、そのまま、打込室10に送られる。その次に送られる固着具35Cが突起49の上流側に現れる。
【0022】
補助バックアップ爪31の場合を図9を用いて説明する。送り爪15が、図5の静止位置から戻り動作を開始すると、図6に示す蹴り動作の後、図9(A)の右側に戻り動作をする。送り爪15の前爪部分33は先頭固着具35Aに係合しつつ後戻りして、固着具35Aを後戻りさせようとする。補助バックアップ爪31は下バックアップ爪30と同様に、その突起57がその戻りを阻止して、送り爪15だけが移動する。送り爪15が戻り位置に達すると、下バックアップ爪と同様に、次の固着具35Bが前爪部分33と後爪部分34の間に位置し、送り爪15が前方に移動し始めると、前爪部分33と後爪部分34の間に固着具35Bが入って送り爪15に把持される。その後の送り爪15の前方移動によって、固着具35Bが図9(B)に図示の位置に移動し、ワイヤによって連結された固着具35Aは、そのまま、打込室10に送られる。その次に送られる固着具35Cが突起57の上流側に現れる。
【0023】
上記のようにして、各固着具は送り爪15の一連の動作により、1本ずつ、ノーズ部5の打込室10に送られる。ところで、図7等に図示のように、上バックアップ爪29の突起42は、保持帯連結固着具の保持帯のベースの送り穴に適合するように形成されているので、ワイヤ連結固着具の種々のピッチ間隔に適合するようには形成されていない。しかしながら、図8及び図9等に図示のように、下バックアップ爪30の突起49の斜面50及び補助バックアップ爪31の突起57の斜面58は、種々のピッチ間隔に適合するように形成されている。例えば、ワイヤ連結固着具が、6mmピッチでも、7mmピッチでも、更には、8mmピッチでも、固着具35A、35B、35...の間の間隔を維持するように上流側に延び出て、固着具逆送阻止面との間隔が先端から根元側へ向かって次第に広くなるように形成されている。これによって、たとえ、上バックアップ爪29がそれらの間隔を維持できなかったとしても、補助バックアップ爪31は下バックアップ爪30と協働して、ワイヤ連結固着具の間隔を適正に維持して、固着具の給送を適正に維持する。
【0024】
【発明の効果】
本発明によれば、上バックアップ爪と下バックアップ爪との間の位置であって送り爪に対向する位置に、送り爪の戻り動作の時に固着具の逆送を防止するように、固着具送り方向前方側の面に固着具逆送阻止面が形成された補助バックアップ爪が設けられ、補助バックアップ爪には、固着具送り方向後方側の面に、送り爪の戻り旋回によって後爪部分がその前方側の固着具をノーズ部打込室方向に蹴るとき、該固着具の前方への移動を阻止する固着具前方移動阻止面が形成されているので、補助バックアップ爪は下バックアップ爪と協働して固着具の軸部を先端と頭部側の各2点で支持しつつ固着具間の間隔を所定の間隔に維持するようにワイヤを引っ張った状態で保持し、これによって、ワイヤ連結固着具の、送り爪の蹴り動作による固着具の姿勢の崩れを防止し、固着具の重送を防止して適正な固着具の送りを維持し、種々のピッチの場合にも適正な送りを維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る給送装置が設けられる固着具打込機の全体図を示す図である。
【図2】本発明に係る給送装置をゲート部を開放した状態で示す正面図である。
【図3】上バックアップ爪と送り爪との関係を示すように断面した給送装置の側面図である。
【図4】下バックアップ爪と送り爪との関係を示すように断面した給送装置の側面図である。
【図5】補助バックアップ爪と送り爪との関係を示すように断面した給送装置の側面図である。
【図6】送り爪の蹴り動作と各バックアップ爪との関係を示す、上バックアップ爪部分で断面した給送装置の側面図である。
【図7】上バックアップ爪と送り爪との固着具給送関係を示す図である。(A)は、送り爪の戻り動作開始時を示す図であり、(B)は、戻り動作完了時を示す図であり、(C)は固着具送り完了時を示す図である。
【図8】下バックアップ爪と送り爪との固着具給送関係を示す図である。(A)は、送り爪の戻り動作開始時を示す図であり、(B)は、戻り動作完了時を示す図であり、(C)は固着具送り完了時を示す図である。
【図9】補助バックアップ爪と送り爪との固着具給送関係を示す図である。(A)は、戻り動作完了時を示す図であり、(B)は固着具送り完了時を示す図である。
【符号の説明】
1 固着具打込機
2 ハンドル
3 本体ハウジング
5 ノーズ部
6 給送装置
7 マガジン
9 固定部
10 打込室
11 ゲート部
13,14 給送通路
15 送り爪
17 ピストン式駆動機構
18 シリンダハウジング
19 ピストン
21 ばね
22 ピストンロッド
23 ピン
26 送り爪先端の係合部
29 上バックアップ爪
30 下バックアップ爪
31 補助バックアップ爪
33 送り爪の前爪部分
34 送り爪の後爪部分
35 固着具軸部
35A 先頭固着具
35B 次の固着具
35C 次の次の固着具
42 上バックアップ爪の逆送防止用突起
49 下バックアップ爪の逆送防止用突起
50 斜面
57 補助バックアップ爪の逆送防止用突起
58 斜面

Claims (3)

  1. 所定のピッチで連結された固着具を固着具打込機のノーズ部の打込室に1本ずつ送り込む固着具打込機の固着具給送装置であって、固着具給送通路に沿って往復動する送り爪と、該送り爪の戻り動作の時に固着具の逆送を防止するように該送り爪と対向するように配置されたバックアップ爪とを備え、前記送り爪の先端は、前爪部分と後爪部分との二股に分かれて形成されて両爪部分の間に固着具軸部を収容保持するようになっており、前記バックアップ爪は、前記ノーズ部の打込室に隣接する位置に設けられた上バックアップ爪と前記ノーズ部の先端の側に設けられた下バックアップ爪とを包含する、固着具打込機の固着具給送装置において、
    前記上バックアップ爪と前記下バックアップ爪との間の位置であって前記送り爪に対向する位置に、送り爪の戻り動作の時に固着具の逆送を防止するように、固着具送り方向前方側に固着具逆送阻止面が形成された補助バックアップ爪が設けられ、該補助バックアップ爪には、固着具送り方向後方側の面に、前記送り爪の戻り旋回によって前記後爪部分がその前方側の固着具をノーズ部打込室方向に蹴るとき、該固着具の前方への移動を阻止する固着具前方移動阻止面が形成されており、
    前記補助バックアップ爪は、前記固着具前方移動阻止面の斜面が、連結ピッチの異なるワイヤ連結固着具に対応できるように、段を有する形状に形成されている、
    ことを特徴とする固着具給送装置。
  2. 請求項1に記載の装置において、前記補助バックアップ爪の固着具前方移動阻止面は、前記後爪部分が蹴る固着具より1つ後方側の固着具に係合するように前記固着具逆送阻止面の後方側に形成した斜面であり、前記下バックアップ爪には、固着具の送り方向において前方側に形成された固着具逆送阻止面と、前記後方側固着具の移動を阻止するように後方側に形成された固着具前方移動阻止面とが形成されており、前記補助バックアップ爪は、前記下バックアップ爪と協働して、固着具の軸部を2箇所で支持し、固着具の姿勢を適正に維持することを特徴とする装置。
  3. 請求項1又は2に記載の装置において、前記固着具給送通路は、細長い帯状ベースの両側縁に対に形成された直立タブ対に固着具軸部を渡して連結された保持帯連結固着具とワイヤ連結固着具とを給送でき且つ前記保持帯連結固着具の保持帯のベースが前記上バックアップ爪及び補助バックアップ爪の上を摺動するように形成され、保持帯連結固着具が用いられる場合には前記保持帯のベースが補助バックアップ爪を前記固着具給送通路から押し出して、該補助バックアップ爪の機能を無効にすることを特徴とする装置。
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