JP4138334B2 - フッ素系積層フィルム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はフッ素樹脂フィルムを積層してなる積層フィルムであって、特に塗膜キャリアフィルムとしての使用に適するフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】
塗膜キャリア用フィルムは、粘着剤、塗料などをその上に塗布して塗膜を形成し、該塗膜を使用する際に該塗膜より剥離される。従来、塗膜キャリア用フィルムとしては、フッ素系樹脂フィルム、または、二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム上にシリコーン化合物を塗布したフィルムが主として用いられてきた。
【0003】
フッ素樹脂は一般に高価であるので、フィルムを薄くすることが経済上好ましいが、あまり薄くすると取り扱い性が悪い。ところが、取り扱い性に問題が無い程度に厚いフッ素樹脂フィルムは、厚み精度が悪い。このため、フィルム上に形成される塗膜の肉厚が一定にならないという問題がある。さらに、フッ素系樹脂は、引張り強度等の機械的強度が低く、塗工ラインで引張られると破断してしまう場合がある。また、シリコーン化合物を塗布したPETキャリアフィルムは、その上に形成される塗膜がシリコーン化合物により汚染されるという問題があった。
【0004】
上記問題を解決するために、本発明者は延伸されたポリエステルフィルムの少なくとも片面に、フッ素樹脂から成るフィルムを積層したキャリアフィルムを発明した(特許願2000-260209)。
【0005】
上記キャリアフィルムは、一般的なフッ素樹脂積層フィルムと同様に、主としてドライラミネートにより作られる。しかし、ドライラミネート法ではフィルム層間に異物が混入し易く、該異物及びその周囲に生じる空隙によりフィルムの外観を損なうという問題があった。さらに、ドライラミネートするフィルムの表面を予めコロナ処理等により前処理する必要もあり、工程が煩瑣である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は上記問題の無いフィルムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明はテトラフロロエチレン−ヘキサフロロプロピレン−ビニリデンフロオライド3元共重合体樹脂を、押出しラミネート法により厚み2〜10μmに押出し、厚み5〜1000μmの延伸されたポリエステルフィルム上に積層して、フィルム表面上の任意の位置から10cm長さに亘り、連続厚さ計にて、端子径5mmで、測定された厚みの最大値と最小値との差(R)が5μm以下である塗膜キャリアフィルムを製造する方法である。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明におけるポリエステルフィルムとしては、公知の各種延伸フィルムを用いることができる。例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレンイソフタレート、およびポリブチレンテレフタレートが挙げられる。なかでも、ポリエチレンテレフタレートが、厚み精度、熱的特性、機械的特性、価格などの面から好ましい。
【0009】
また、ポリエステルフィルムの厚さは、5〜300μm、好ましくは25〜100μmである。前記下限値より薄いと、キャリアフィルムの取り扱い性が悪い。一方、前記上限値より厚いと、フィルムの厚み精度が悪くなる結果、目的とする厚み精度が達成できない。また、製造コストや廃棄物が多くなる等の問題がある。
【0010】
本発明のフィルムにおけるテトラフロロエチレン‐ヘキサフロロプロピレン‐ビニリデンフロオライド3元共重合体樹脂(THV)は、好ましくはその組成がテトラフロロエチレン30〜70重量%、ヘキサフロロプロピレン1〜30重量%、ビニリデンフロオライド10〜50重量%である。THV /PETの2層フィルムの場合には、THVの組成、特にフッ素含有量を変えることにより、該2層フィルムを貼る対象の粘着性に応じた粘着性能及び剥離性能を付与することも可能である。THVの上に異種のフッ素樹脂フィルムを積層する場合には、テトラフロロエチレン40〜60重量%、ヘキサフロロプロピレン10〜25重量%、ビニリデンフロオライド20〜45重量%であることがより好ましい。
【0011】
また、THVフィルムの厚さは、好ましくは2〜10μm、より好ましくは2〜5μmである。前記下限値より薄いと、フィルム厚みのばらつきのために、THV層が欠けた部分が生じて剥離性能が劣る可能性があり、又、3層構造にする場合には、ポリエステルフィルムと、異種のフッ素樹脂フィルムとを十分に接着できない場合がある。一方、前記上限値より厚いと、製造コストが上がる割には諸性能の向上がもたらされない。
【0012】
本発明で使用される上記異種のフッ素樹脂としては、例えばポリテトラフロロエチレン(PTFE)、テトラフロロエチレン−パーフロロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、テトラフロロエチレン−エチレン共重合体(ETFE)、テトラフロロエチレン−ヘキサフロロプロピレン共重合体(FEP)、ポリクロロトリフルオロエチレン(CTFE)、ポリフッ化ビニリデン(VdF)等が挙げられる。好ましくは、ETFEが使用される。該異種のフッ素樹脂フィルムの厚さは、好ましくは2〜10μm、より好ましくは3〜5μmである。前記下限値より薄いと、フィルム厚みのばらつきのために、該異種のフッ素樹脂フィルム層が欠けた部分が生じて剥離性能が劣る可能性がある。一方、前記上限値より厚いと、製造コストが上がる。
【0013】
本発明のフィルムは、キャリアフィルムとして使用される場合には、その総厚みが10〜300μmであることが好ましく、特に60〜300μmの厚みであることが、厚み精度の点から好ましい。
【0014】
本発明のフィルムは、押出しラミネートによって作ることができる。図1を参照して3層フィルムを作る場合について説明すると、THV フィルム1及び異種のフッ素樹脂フィルム2とを、例えば315℃の温度で、Tダイより共押出して、ニップロール5と冷却ロール6の間でTHV フィルム1側を延伸ポリエステルフィルム3上に圧着して、本発明の積層フィルム4を巻き取る。ポリエステルフィルム表面には、予め接着剤、例えばアクリル変性系、イソシアネート系、ポリエチレンイミン系、ポリウレタン系、シランカップリング剤を塗工しておく。この押出しラミネート法は、コロナ処理等の前処理が不要である点でドライラミネートより優れる。さらに、薄肉のフッ素樹脂をドライラミネートする場合には、取り扱い性を確保するために、該薄肉フィルムをポリオレフィン樹脂などと共押出して、または、転写用フィルムに貼り合せて採取し、該薄肉のフッ素樹脂フィルムをポリエステルフィルムにドライラミネートした後に、共押出しされたポリオレフィン樹脂や、転写用フィルムを剥離することが行われているが、このような工程が不要である点でもドライラミネート法より優れる。
【0015】
好ましくは、THVフィルム、又は、異種のフッ素樹脂フィルムの上に、すなわちポリエステルフィルムとは反対側の表面に、ポリエチレン等からなる保護フィルム層をさらに設ける。キャリアフィルムを金属板上に置く直前に、該保護フィルムを剥離して使用に供するようにすれば、ゴミの付着を防止でき、キャストフィルムをより厚み精度良く形成することができる。該保護フィルムとしては、フッ素樹脂層と粘着するものであれば、任意のフィルムであってよい。例えば、各種ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、トリアセチルセルロース、セロハン、ポリアミド、ポリカーボネート、芳香族ポリアミド、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンスルフィド、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン等のフィルムを挙げることができる。なかでも、低価格であることから、高密度ポリエチレンフィルムが好ましい。該保護フィルムの厚みは、10〜50μmが好ましい。保護フィルムは、加熱圧着によってフッ素樹脂層の上に積層することができる。
【0016】
以下、実施例によって、本発明をより詳細に説明する。
【実施例】
使用フィルム
ポリエチレンテレフタレートフィルム(PET):三菱化学製、厚み 50μm、および厚み100μm横方向引張り弾性率5000N/mm2。
テトラフロロエチレン‐ヘキサフロロプロピレン‐ビニリデンフロオライド3元共重合体樹脂(THV):テトラフロロエチレン50重量%、ヘキサフロロプロピレン20重量%、ビニリデンフロオライド30重量%、ダイニオン(Dyneon)社製。
テトラフロロエチレン−エチレン共重合体(ETFE):旭硝子(株)製。
シリコーン塗布PET: 三菱化学ポリエステルフィルム 製、MRE(商品名)、 50 μm (シリコーン塗布タイプ)。
【0017】
厚み差 R (μ m )の測定
FILM THICKNESS TESTER KG601A(Anritsu社製)にて、先端の端子径5mmで、フィルムの機械方向に長さ10 cm に亘って連続的厚みを測定し、その最大値と最小値との差を、フィルムの機械方向とは直角に1cm おきに10箇所について測定し、さらに、フィルムの機械方向とは直角方向に長さ10cmに亘って、フィルムの機械方向に1cm おきに10箇所について同様に厚みを測定し、平均値を算出して求めた。
【0018】
フィルムの調製
押出機によって、温度200℃でTダイよりTHV とETFEを共押出しながら、予め接着剤が塗布してあるPETフィルム上に積層し、表1に示すフィルムを調製した。なお、参考例1及び2のフィルムはドライラミネート法により調製した。
【0019】
評価方法
(1)各フィルムの外観を目視により観察し、直径300μm以上の気泡又は異物が認められたものを×、何ら認められなかったものを○とした。
(2)各フィルム上に、30μm厚みのポリイミド樹脂の塗膜を形成し、塗布時の取り扱い性、フィルムの塗膜からの離型性、及び、塗膜表面の汚染の有無を下記基準により評価した。結果を表1にまとめた。
a.取り扱い性
皺ができることなく、取り扱い容易であったものを○、若干皺などができたものを△、皺ができて取り扱い困難であったものを×とした。
b.離型性
キャリアフィルムを手で容易に剥がせるものを○、剥がせなかったものを×とした。
c.フィルムのRと塗膜のRを夫々測定し、Rが5μm以下のものを○、5μmを超えたものを×とした。
d.塗膜表面の汚染
塗膜表面を目視により観察し、汚れが確認されたものを×、そうでないものを○にした。
【0020】
【表1】
【0021】
【発明の効果】
上記のように、本発明のフィルムは、押出しラミネートにより製造することができ、取り扱い性及び離型性に優れる。塗膜キャリアフィルムとして用いた場合には、厚み精度が良く、汚染の無い塗膜を形成することができる。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の押出しラミネート方法を表す図である。
【0023】
【符号の説明】
1 THVフィルム
2 THVとは異種のフッ素樹脂フィルム
3 延伸ポリエステルフィルム
4 本発明の積層フィルム
5 ニップロール
6 冷却ロール
Claims (8)
- テトラフロロエチレン−ヘキサフロロプロピレン−ビニリデンフロオライド3元共重合体樹脂を、押出しラミネート法により厚み2〜10μmに押出し、厚み5〜1000μmの延伸されたポリエステルフィルム上に積層して、フィルム表面上の任意の位置から10cm長さに亘り、連続厚さ計にて、端子径5mmで、測定された厚みの最大値と最小値との差(R)が5μm以下である塗膜キャリアフィルムを製造する方法。
- 前記3元共重合体樹脂とは異種のフッ素樹脂を、前記3元共重合体樹脂と共押出ししながら押出しラミネート法により、延伸されたポリエステルフィルム上に前記3元共重合体樹脂を介して積層することを特徴とする請求項1記載の、塗膜キャリアフィルムを製造する方法。
- 前記異種のフッ素樹脂から成るフィルムが、テトラフロロエチレン−エチレン共重合体樹脂フィルム又はテトラフロロエチレン−ヘキサフロロプロピレン共重合体樹脂フィルムであることを特徴とする請求項2記載の、塗膜キャリアフィルムを製造する方法。
- 前記異種のフッ素樹脂から成るフィルムがテトラフロロエチレン−ヘキサフロロプロピレン共重合体樹脂であり、該テトラフロロエチレン−ヘキサフロロプロピレン共重合体樹脂を、厚み2〜10μmに共押出することを特徴とする請求項2または3記載の、塗膜キャリアフィルムを製造する方法。
- 前記3元共重合体樹脂フィルムの上に、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、またはポリエステルフィルムを積層することを特徴とする請求項1に記載の、塗膜キャリアフィルムを製造する方法。
- 前記異種のフッ素樹脂から成るフィルム上に、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、またはポリエステルフィルムを積層することを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の、塗膜キャリアフィルムを製造する方法。
- 請求項1〜6のいずれか1項記載の方法により製造され、外観を目視により観察し、直径300μm以上の気泡又は異物が認められないことを特徴とする塗膜キャリアフィルム。
- フィルム総厚みが10〜300μmであることを特徴とする請求項7に記載の塗膜キャリアフィルム。
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