JP4133177B2 - 駐輪装置のケーブル配索構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、平行に設置される少なくとも2本以上のレール上を複数の自転車載置部がレールの長手方向に移動できるように構成された駐輪装置の自転車載置部の自転車載置用フレームへ電源線や信号線等のケーブルを配索するための駐輪装置のケーブル配索構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、駅前や商店街等の歩道や広場の如き公共の場所における放置自転車の問題やマンション,アパート等の集合住宅における駐輪スペース確保の問題の対策として、効率的に自転車を駐輪させることができる駐輪装置を備えた駐輪施設が整備されるのに伴い、駐輪装置の空き状況の把握、駐輪される自転車の駐輪料金の徴収や自転車の盗難防止対策等の駐輪施設の管理業務を自動化するための様々な駐輪施設のシステムの開発がなされてきた。
【0003】
このような駐輪施設のシステムは駐輪装置に駐輪された自転車を個別に管理することによって実現するものであり、具体的には自転車の存在を感知するセンサーを駐輪装置のそれぞれの自転車載置部に配備し、載置された個々の自転車の有無を感知したセンサーからの信号を集中管理装置に送信することによって駐輪装置の空き状況を自動的に把握したり、自転車の車輪をロックする装置を駐輪装置のそれぞれの自転車載置部に配備し、駐輪された自転車の車輪等を駐輪装置に拘束して料金の精算等がなされると集中管理装置より送信される信号により駐輪装置の拘束が解除させることによって自転車の駐輪料金の徴収や自転車の盗難防止対策等の管理業務を自動化させたりするのである。
【0004】
従って、このような駐輪施設のシステムにおいて駐輪装置のそれぞれの自転車載置部へ電源線や信号線等のケーブルを配索する必要があるので、このような駐輪施設のシステムにおいては駐輪装置のそれぞれの自転車載置部へのケーブルの配索のし易さから、一般的に床面に固定された一段式や上下二段式の駐輪装置が採用されていたが、一段式の駐輪装置では駐輪効率が悪く、また上下二段式の駐輪装置では上段の自転車載置部に自転車を載置する際にはかなり力が必要となると共に手間がかかってしまうため利用者は上段に自転車を駐輪することを敬遠してしまうという問題があったので、駐輪効率と利用者の利便性とのバランスがとれた、平行に設置される少なくとも2本以上のレール上を複数の自転車載置部がレールの長手方向に移動できるように構成された駐輪装置(例えば、特許文献1参照。)をこのような駐輪施設のシステムの駐輪装置として採用したいとの強い要望があった。
【0005】
しかしながら、このような複数の自転車載置部がレールの長手方向に移動できる構成の駐輪装置においては、隣り合う自転車載置部の自転車載置用フレームに配索されたケーブル同士が絡んでしまって自転車載置部がレールの長手方向に円滑に移動することを妨げたり、自転車載置用フレームに配索されたケーブルが床面等とこすれて直ぐにケーブルの被覆等が劣化して接触不良を起こしたりすることなく、自転車載置用フレームへケーブルを配索することは非常に難しいという問題があった。
【0006】
また、このように移動するものへケーブルを配索する構造に関しては、スライドドアと車体との間にハーネスガイド等を用いたスライドドアのドアーハーネス配索構造(例えば、特許文献2参照。)や荷役機械に備えられた移動式運転室へ多関節リンクダクトを連結した移動式運転室へのケーブル配索構造(例えば、特許文献3参照。)等が存在するが、これらの従来の配索構造は移動する対象物が一つであるので、複数の自転車載置部がレールの長手方向に移動できる構成の駐輪装置にこれらの従来の配索構造を採用することができないという問題があった。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−89068号公報
【特許文献2】
特開2002−225644号公報
【特許文献3】
特開2001−302174号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる従来技術の問題点を解消し、平行に設置される少なくとも2本以上のレール上を複数の自転車載置部がレールの長手方向に移動できるように構成された駐輪装置の自転車載置部の自転車載置用フレームへ電源線や信号線等のケーブルを配索するための駐輪装置のケーブル配索構造を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは前記課題を解決すべく鋭意研究の結果、平行に設置される少なくとも2本以上のレール上を複数の自転車載置部がレールの長手方向に移動するように構成された駐輪装置の自転車載置部の自転車載置用フレームへ電源線や信号線等のケーブルを配索するに際して、レールの長手方向に平行な方向に屈曲可能に連結された複数のリンク体から成るケーブルチェーンの一端を自転車載置用フレームの長手方向の自転車導入側と反対側の端部近傍に装着すると共に他端をレールの長手方向に平行に設置される装着テーブルに装着し、且つ隣合う自転車載置用フレームに装着されるケーブルチェーンがレールの長手方向と平行な一直線上に位置しないように配備すれば、自転車載置部をレールの長手方向に移動させた際に、隣り合う自転車載置部の自転車載置用フレームに配索されたケーブル同士が絡むことなく自転車載置部をレールの長手方向に円滑に移動させることができると共に、自転車載置用フレームに配索されたケーブルが床面等とこすれて直ぐにケーブルの被覆等が劣化して接触不良を起ことなくケーブルを確実に保護することができ、またケーブルをケーブルチェーン内に納めることができるので意匠性が良いと共に駐輪装置の近辺を通過する利用者や自転車がケーブルに接触したり引っかかったりすることがないので利用者の安全性が増すことができ、更には隣り合う自転車載置用フレームに装着されたケーブルチェーン同士が全く干渉することがないので自転車載置部をレールの長手方向に更に円滑に移動させることができることを究明して本発明を完成したのである。
【0010】
即ち本発明は、平行に設置されている少なくとも2本以上のレール上を移動する台車部と該台車部にレールの長手方向と直角又は斜角な方向に支持されており上部が開口している溝形状又はハット溝形状の自転車載置用フレームとから成る自転車載置部が複数設けられている駐輪装置の少なくとも自転車載置用フレームへのケーブル配索構造であって、該自転車載置用フレームの長手方向の自転車導入側と反対側の端部近傍に設けられている装着部位と、該装着部位の下方で該レールの長手方向に平行に設置される装着テーブルと、一端が該装着部位に他端が該装着テーブルにそれぞれ装着されていると共に該レールの長手方向に平行な方向に屈曲可能に連結された複数のリンク体から成るケーブルチェーンとから成り、隣り合う該自転車載置用フレームの装着部位に装着される該ケーブルチェーンの位置が該レールの長手方向と平行な一直線上に位置しないように配備されていることを特徴とする駐輪装置のケーブル配索構造である。
【0011】
そして、隣り合う自転車載置用フレーム同士の長手方向の自転車導入側と反対側のそれぞれの端縁の位置がレールの長手方向と略平行になるように構成されていて隣り合う装着部位同士のそれぞれの位置が自転車載置用フレームの長手方向にそれぞれ前後にずれた位置に設けられていたり、隣り合う自転車載置用フレーム同士の長手方向の自転車導入側と反対側のそれぞれの端縁の位置がレールの長手方向と平行を成さないように構成されていて装着部位がそれぞれの自転車載置用フレームの長手方向の自転車導入側と反対側の端部から略同じ距離の位置に設けられていたり、それぞれの自転車載置用フレームの長手方向の自転車導入側と反対側のそれぞれの端縁が同じ高さに位置するように自転車載置用フレームと台車部との間に支柱が設けられていたり、隣り合う自転車載置用フレームの長手方向の自転車導入側と反対側のそれぞれの端縁が異なる高さに位置するように少なくとも片側の自転車載置用フレームと台車部との間に支柱が設けられていたりすれば、様々な態様の駐輪装置に適用させることができるので好ましいことも究明したのである。
【0012】
また、支柱が設けられている自転車載置用フレームの装着部位がそれぞれの装着部位に装着されたケーブルチェーンの一端の鉛直方向の高さが略同一高さとなるように自転車載置用フレームの長手方向の自転車導入側と反対側の端部近傍から下方に延長されて形成されていれば、ケーブルチェーンを短くすることができると共に同一の長さのケーブルチェーンを採用できるので生産コストを軽減させることができて好ましいことも究明したのである。
【0013】
更に、ケーブルチェーンが自転車載置用フレームがレール上を移動できる距離と略同じ距離可動することができるケーブルチェーンであれば、ケーブルチェーンが自転車載置部をレールの長手方向に移動させる適度な長さとなるからケーブルチェーンの部材を無駄にすることがないので好ましく、また各台車部のレールの長手方向と平行な方向の長さが同一長さwである場合において、レールの長手方向の全長をL、レール上を移動する自転車載置用フレームの総数をN、レールの長手方向の一方の端縁側からの自転車載置用フレームの数をnとしたときに、レールの長手方向の一方の端縁からn番目の自転車載置用フレームに装着されるケーブルチェーンの他端までの距離dnを、dn={L−(N−2n+1)w}/2とすれば、それぞれのケーブルチェーンを整然と装着させることができると共にそれぞれの自転車載置部がケーブルチェーンにその移動を制限されることなく確実にレールの長手方向に移動することができて好ましいことも究明したのである。
【0014】
【発明の実施の態様】
以下、図面により本発明に係る駐輪装置のケーブル配索構造について詳細に説明する。
図1は本発明に係る駐輪装置のケーブル配索構造の1実施例の平面説明図、図2は図1の正面説明図、図3は図1の側面説明図、図4は本発明に係る駐輪装置のケーブル配索構造に使用するケーブルチェーンの一例を示す説明図、図5は本発明に係る駐輪装置のケーブル配索構造のケーブルチェーンが装着テーブルに装着される位置関係の一例を模式的に示す説明用平面図である。
【0015】
図面中、1は床面上に平行に設置されている少なくとも2本以上のレールであり、その形状は図3に示す如く設置面から略垂直に立ち上がった後に側方が開口された断面略コの字の形状を成しているものや、また図示しないが電車の線路のようにI形鋼のような形状を成しているもののように、後述する台車部2aの車輪が脱線しないようにその長手方向に円滑に回転して移動できるものであればよい。
【0016】
2はレール1上を移動する台車部2aとこの台車部2aにレール1の長手方向と直角又は斜角な方向に支持されており上部が開口している溝形状又はハット溝形状の自転車載置用フレーム2bとから成り複数設けられている自転車載置部である。
【0017】
この自転車載置部2の台車部2aは、自転車が載置される自転車載置用フレーム2bを支持すると共に自転車載置用フレーム2bをレール1の長手方向に移動せしめるための車輪が回転自在に軸支せしめられており、自転車載置部2をレール1の長手方向へ移動させる役目を果たす。そして、図3に示すような態様ではレール1が2本であるので自転車載置用フレーム2bの底面に一対の台車部2aが設けられており、この一対の台車部2aには自転車載置用フレーム2bの重量を支持すると共に自転車載置用フレーム2bをレール1の長手方向に移動せしめるためにレール1の長手方向と直角な方向車軸に回動自在に軸支された一対の車輪と、自転車載置用フレーム2bが一対のレール1の長手方向に移動する際にレール1より離脱することがないよう案内せしめるために自転車載置用フレーム2bの底面と略垂直な方向の車軸に回動自在に軸支された一対の車輪とがそれぞれ設けられている。
【0018】
そして、図示しないがレール1が電車の線路の如きI形鋼のような形状である場合には台車部2aに軸支せしめられた車輪が一方の側面又は両側の側面にレール1の側面に当接するフランジが設けられた車輪であれば自転車載置用フレーム2bがレール1の長手方向に移動する際にレール1より離脱することがないので、前述した自転車載置用フレーム2bの底面と略垂直な方向の車軸に軸支された一対の車輪は必要ない。
【0019】
この自転車載置部2の自転車載置用フレーム2bは、上部が開口している溝形状又はハット溝形状を成しており自転車導入側より自転車の車輪がその開口部内に導入されて自転車を載置する役目を果たす。そして、この自転車載置用フレーム2bはその長手方向がレール1の長手方向と垂直な方向又はレール1の長手方向と斜角な方向となるように台車部2aに支持される。
【0020】
そして、この自転車載置部2が図1、図2及び図3に示すような態様である場合には、自転車載置用フレーム2bと台車部2aとの間に設けられた支柱3cの高さを交互に変えることによって、隣り合う自転車載置用フレーム2bの長手方向の自転車導入側と反対側のそれぞれの端縁が異なる高さに位置するように構成されると共に隣り合う自転車載置用フレーム2b同士の長手方向の自転車導入側と反対側のそれぞれの端縁の位置がレール1の長手方向と平行を成さないように構成されており、自転車載置用フレーム2aに自転車を導入する際に隣り合う自転車載置用フレーム2aに載置された自転車のハンドルやかご等が干渉することがないばかりか、自転車載置用フレーム2a同士の間隔を狭めることができるので、効率良く駐輪することができるので好ましい。
【0021】
また、この自転車載置部2としては図示しないが自転車載置用フレーム2bと台車部2aとの間に支柱2cが設けられている自転車載置部2と自転車載置用フレーム2bと台車部2aとの間に支柱2cが設けられていない自転車載置部2とが交互に設けられることによって隣り合う自転車載置用フレーム2bの長手方向の自転車導入側と反対側のそれぞれの端縁が異なる高さに位置するように構成される態様や、支柱3cとしての部品点数を減らすために支柱3cの高さを略同一とすることによってそれぞれの自転車載置用フレーム2bの長手方向の自転車導入側と反対側のそれぞれの端縁が同じ高さに位置するように構成される態様や、また自転車載置用フレーム2bと台車部2aとの間に支柱2cが設けられていない態様が存在する。そして、これらの自転車載置用フレーム2bの長手方向の自転車導入側と反対側のそれぞれの端縁の高さを変化させた態様と、隣り合う自転車載置用フレーム2b同士の長手方向の自転車導入側と反対側のそれぞれの端縁の位置がレール1の長手方向と略平行になるように構成された態様や隣り合う自転車載置用フレーム2b同士の長手方向の自転車導入側と反対側のそれぞれの端縁の位置がレール1の長手方向と平行を成さないように構成され態様とを組み合わせることによって様々な態様の自転車載置部2が存在するのである。
【0022】
3は自転車載置用フレーム2bの長手方向の自転車導入側と反対側の端部近傍に設けられている装着部位であって、図1〜図3に示す如く隣り合う自転車載置用フレーム 2b に装着される後述するケーブルチェーン5の位置がレール1の長手方向と平行な一直線上に位置しないように設けられており、後述するケーブルチェーン5の一端が装着されると共に後述するケーブルチェーン5内に配索された電源線や信号線等のケーブルを自転車載置用フレーム2bへ配索する役目を果たすものである。このように図2及び図3に示す如く隣り合う自転車載置用フレーム 2b の装着部位3に装着されるケーブルチェーン5の位置がレール 1の長手方向と平行な一直線上に位置しないように配備させるために装着部位3が自転車載置用フレーム 2b の長手方向の自転車導入側と反対側の端部近傍から自転車載置用フレーム 2b の長手方向の前方へ延長されて形成されていると、隣り合う自転車載置用フレーム 2b に装着された後述するケーブルチェーン5同士が全く干渉することがないので、自転車載置部2をレール 2a の長手方向に更に円滑に移動させることができる。この装着部位3としては、後述するケーブルチェーン5の一端が装着できるように後述するケーブルチェーン5の端部の形状に合ったボルトとナット等で構成された取付治具の如きものであってもよいが、図2及び図3に示す如く支柱2cが設けられている自転車載置用フレーム2bの場合に、それぞれの装着部位3に装着された後述するケーブルチェーン5の一端の鉛直方向の高さが略同一高さとなるように自転車載置用フレーム2bの長手方向の自転車導入側と反対側の端部近傍から下方に延長されて装着部位3が形成されていると、後述するケーブルチェーン5を短くすることができると共に同一の長さのケーブルチェーン5を採用できるので、生産コストを軽減させることができて好ましい
【0023】
4は装着部位3の下方でレール1の長手方向に平行に設置される装着テーブルであって、後述するケーブルチェーン5の他端が装着されると共に電源線や信号線等のケーブルを後述するケーブルチェーン5内へ配索する役目を果たすものである。この装着テーブル4としては、後述するケーブルチェーン5の他端が装着できるように後述するケーブルチェーン5の端部の形状に合ったボルトとナット等で構成された取付治具の如きものであってもよく、またこのような取付治具の如きものが単数若しくは複数取り付けられた板状のものであってもよいが、図1、図2及び図3に示す如く装着テーブル4が取付治具の如きものが複数取り付けられた板状のものである場合には、この装着テーブル4を中空構造のものとすれば、それぞれの後述するケーブルチェーン5内へ配索されるケーブルを装着テーブル3内に配索させることができるので、外側へケーブルを晒すことなくスッキリとケーブルを配索させることができて好ましい。
【0024】
5は一端が装着部位3に他端が装着テーブル4にそれぞれ装着されていると共にレール1の長手方向と平行に屈曲可能に連結された複数のリンク体5aから成るケーブルチェーンであって、隣り合う自転車載置用フレーム 2b の装着部位3に装着されるケーブルチェーン5の位置がレール1の長手方向と平行な一直線上に位置しないように配備されており、内部にケーブルが配索させると共に自転車載置部2をレール1の長手方向に移動させた際に内部に配索されたケーブルを確実に保護して自転車載置部2をレール1の長手方向に円滑に移動させる役目を果たすものである。
【0025】
このケーブルチェーン5は屈曲可能に連結された複数のリンク体5aから成り、一端はレール1の長手方向に移動する自転車載置用フレーム2bの装着部位3に装着され、他端はレール1の長手方向に平行に設置される装着テーブル4に装着され、装着部位3がレール1の長手方向に移動することによりケーブルチェーン5も追従してその屈曲位置が変位する。このケーブルチェーン5としては、図4に示すような一般的なケーブルチェーンであればよいが、各リンク体が連結される部位の回転抵抗力が低いものであれば、自転車載置用フレーム2bに自転車が載置された状態で自転車載置用フレーム2bをレール1の長手方向へ移動させる際に軽い力で容易に自転車載置用フレーム2bが移動させることができるので好ましい。またこのケーブルチェーン5が、自転車載置用フレーム2bがレール1上を移動できる距離と略同じ距離可動することができるケーブルチェーン5であれば、ケーブルチェーン5が自転車載置部2をレール1の長手方向に移動させる適度な長さとなるから、ケーブルチェーン5の部材を無駄にすることがないので好ましい。
【0026】
そして、このケーブルチェーン5の他端を装着テーブル4に装着する際に、各台車部2a,‥‥のレール1の長手方向と平行な方向の長さが同一長さwである場合において、レール1の長手方向の全長をL、レール上を移動する自転車載置用フレーム2bの総数をN、レール1の長手方向の一方の端縁側からの自転車載置用フレーム2bの数をnとしたときに、図5に示す如くレール1の長手方向の一方の端縁からn番目の自転車載置用フレーム2bに装着されるケーブルチェーン5の他端までの距離dnを、dn={L−(N−2n+1)w}/2とすれば、それぞれのケーブルチェーン5を整然と装着させることができると共にそれぞれの自転車載置部2がケーブルチェーン5にその移動を制限されることなく確実にレール1の長手方向に移動することができて好ましい。これは、それぞれの自転車載置用フレーム2bがレール1の長手方向の移動可能な範囲の中心にそれぞれのケーブルチェーン5の他端を装着すると共に、自転車載置用フレーム2bがレール1上を移動できる距離と略同じ距離可動することができるケーブルチェーン5を装着することによって、それぞれの自転車載置用フレーム2bはケーブルチェーン5によって規制されることなくレール1の長手方向の移動可能な範囲を移動することができるためであり、自転車載置用フレーム2bが増したとしてもこのようにケーブルチェーン5の他端を装着テーブル4に装着すれば、ケーブルチェーン5の好適な動作状態を得ることができるのである。
【0027】
このような構成の本発明に係る駐輪装置のケーブル配索構造を用いて駐輪装置のそれぞれの自転車載置部2の自転車載置用フレーム2bへ電源線や信号線等のケーブルを配索するには、装着テーブル4に装着されたケーブルチェーン5内に装着テーブル4側よりケーブルを装着部位3側に至るまで導入して配索するか、又は逆に装着部位3側よりケーブルを装着テーブル4側に至るまで導入して配索すればよく、そしてケーブルチェーン5のそれぞれのリンク体5aがケーブルチェーン5内にケーブルを配索し易いように取り外し可能なケーブル支持材が設けられている態様のケーブルチェーンである場合には、そのケーブル支持材をそれぞれ取り外してケーブルチェーン5内に配索した後に、それぞれのケーブル支持材を装着すればよいのである。
【0028】
また、自転車載置部2の台車部2aへもケーブルを配索したい場合には、自転車載置用フレーム2bの長手方向の自転車導入側と反対側の端部近傍に設けられている装着部位3よりそれぞれの台車部2aへ至るようにケーブルを導入して配索すればよいのである。
【0029】
このように本発明に係る駐輪装置のケーブル配索構造を用いて配索されたケーブルは、自転車載置部2をレール1の長手方向に移動させた際に自転車載置用フレーム2bに追従して動作するケーブルチェーン5内に配索されているので、自転車載置部2の自転車載置用フレーム2bがレール1の長手方向へ移動するのを妨げることがないと共に確実に保護されるのである。
【0030】
【発明の効果】
以上に詳述した如く、本発明に係る駐輪装置のケーブル配索構造は、平行に設置される少なくとも2本以上のレール上を複数の自転車載置部がレールの長手方向に移動できるように構成された駐輪装置の自転車載置部の自転車載置用フレームへ電源線や信号線等のケーブルを配索するに際して、レールの長手方向と平行に屈曲可能に連結された複数のリンク体から成るケーブルチェーンの一端を自転車載置用フレームの長手方向の自転車導入側と反対側の端部近傍に装着すると共に他端をレールの長手方向に平行に設置される装着テーブルに装着し、且つ隣合う自転車載置用フレームに装着されるケーブルチェーンがレールの長手方向と平行な一直線上に位置しないように配備してあるので、自転車載置部をレールの長手方向に移動させた際に、隣り合う自転車載置部の自転車載置用フレームに配索されたケーブル同士が絡むことなく自転車載置部をレールの長手方向に円滑に移動させることができると共に、自転車載置用フレームに配索されたケーブルが床面等とこすれて直ぐにケーブルの被覆等が劣化して接触不良を起ことなくケーブルを確実に保護することができ、またケーブルをケーブルチェーン内に納めることができるので意匠性が良いと共に駐輪装置の近辺を通過する利用者や自転車がケーブルに接触したり引っかかったりすることがないので利用者の安全性が増すことができ、更には隣り合う自転車載置用フレームに 装着されたケーブルチェーン同士が全く干渉することがないので自転車載置部をレールの長手方向に更に円滑に移動させることができるのである。
【0031】
そして、隣り合う自転車載置用フレーム同士の長手方向の自転車導入側と反対側のそれぞれの端縁の位置がレールの長手方向と略平行になるように構成されていて隣り合う装着部位同士のそれぞれの位置が自転車載置用フレームの長手方向にそれぞれ前後にずれた位置に設けられていたり、隣り合う自転車載置用フレーム同士の長手方向の自転車導入側と反対側のそれぞれの端縁の位置がレールの長手方向と平行を成さないように構成されていて装着部位がそれぞれの自転車載置用フレームの長手方向の自転車導入側と反対側の端部から略同じ距離の位置に設けられていたり、それぞれの自転車載置用フレームの長手方向の自転車導入側と反対側のそれぞれの端縁が同じ高さに位置するように自転車載置用フレームと台車部との間に支柱が設けられていたり、隣り合う自転車載置用フレームの長手方向の自転車導入側と反対側のそれぞれの端縁が異なる高さに位置するように少なくとも片側の自転車載置用フレームと台車部との間に支柱が設けられていたりすれば、様々な態様の駐輪装置に適用させることができるのである。
【0032】
また、支柱が設けられている自転車載置用フレームの装着部位がそれぞれの装着部位に装着されたケーブルチェーンの一端の鉛直方向の高さが略同一高さとなるように自転車載置用フレームの長手方向の自転車導入側と反対側の端部近傍から下方に延長されて形成されていれば、ケーブルチェーンを短くすることができると共に同一の長さのケーブルチェーンを採用できるので生産コストを軽減させることができて好ましのである。
【0033】
更にケーブルチェーンが、自転車載置用フレームがレール上を移動できる距離と略同じ距離可動することができるケーブルチェーンであれば、ケーブルチェーンが自転車載置部をレールの長手方向に移動させる適度な長さとなるからケーブルチェーンの部材を無駄にすることがないので好ましく、また各台車部のレールの長手方向と平行な方向の長さが同一長さwである場合において、レールの長手方向の全長をL、レール上を移動する自転車載置用フレームの総数をN、レールの長手方向の一方の端縁側からの自転車載置用フレームの数をnとしたときに、レールの長手方向の一方の端縁からn番目の自転車載置用フレームに装着されるケーブルチェーンの他端までの距離dnをdn={L−(N−2n+1)w}/2とすれば、それぞれのケーブルチェーンを整然と装着させることができると共にそれぞれの自転車載置部がケーブルチェーンにその移動を制限されることなく確実にレールの長手方向に移動することができるのである。
【0034】
このような種々の効果を奏する本発明に係る駐輪装置のケーブル配索構造の駐輪設備部門に貢献する価値は非常に大きなものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る駐輪装置のケーブル配索構造の1実施例の平面説明図である。
【図2】 図1の正面説明図である。
【図3】 図1の側面説明図である。
【図4】 本発明に係る駐輪装置のケーブル配索構造に使用するケーブルチェーンの一例を示す説明図である。
【図5】 本発明に係る駐輪装置のケーブル配索構造のケーブルチェーンが装着テーブルに装着される位置関係の一例を模式的に示す説明用平面図である。
【符号の説明】
1 レール
2 自転車載置部
2a 台車部
2b 自転車載置用フレーム
2c 支柱
3 装着部位
4 装着テーブル
5 ケーブルチェーン
5a リンク体

Claims (8)

  1. 平行に設置されている少なくとも2本以上のレール(1)上を移動する台車部(2a)と該台車部(2a)にレール(1)の長手方向と直角又は斜角な方向に支持されており上部が開口している溝形状又はハット溝形状の自転車載置用フレーム(2b)とから成る自転車載置部(2)が複数設けられている駐輪装置の少なくとも自転車載置用フレーム(2b)へのケーブル配索構造であって、該自転車載置用フレーム(2b)の長手方向の自転車導入側と反対側の端部近傍に設けられている装着部位(3)と、該装着部位(3)の下方で該レール(1)の長手方向に平行に設置される装着テーブル(4)と、一端が該装着部位(3)に他端が該装着テーブル(4)にそれぞれ装着されていると共に該レール(1)の長手方向に平行な方向に屈曲可能に連結された複数のリンク体(5a)から成るケーブルチェーン(5)とから成り、隣り合う該自転車載置用フレーム (2b) の装着部位 ( ) に装着される該ケーブルチェーン ( ) の位置が該レール ( ) の長手方向と平行な一直線上に位置しないように配備されていることを特徴とする駐輪装置のケーブル配索構造。
  2. 隣り合う自転車載置用フレーム(2b)同士の長手方向の自転車導入側と反対側のそれぞれの端縁の位置がレール(1)の長手方向と略平行になるように構成されており、隣り合う装着部位(3)同士のそれぞれの位置が自転車載置用フレーム(2b)の長手方向にそれぞれ前後にずれた位置に設けられている請求項1に記載の駐輪装置のケーブル配索構造。
  3. 隣り合う自転車載置用フレーム(2b)同士の長手方向の自転車導入側と反対側のそれぞれの端縁の位置がレール(1)の長手方向と平行を成さないように構成されており、装着部位(3)がそれぞれの自転車載置用フレーム(2b)の長手方向の自転車導入側と反対側の端部から略同じ距離の位置に設けられている請求項1に記載の駐輪装置のケーブル配索構造。
  4. それぞれの自転車載置用フレーム(2b)の長手方向の自転車導入側と反対側のそれぞれの端縁が同じ高さに位置するように自転車載置用フレーム(2b)と台車部(2a)との間に支柱(2c)が設けられている請求項2又は3に記載の駐輪装置のケーブル配索構造。
  5. 隣り合う自転車載置用フレーム(2b)の長手方向の自転車導入側と反対側のそれぞれの端縁が異なる高さに位置するように少なくとも片側の自転車載置用フレーム(2b)と台車部(2a)との間に支柱(2c)が設けられている請求項2又は3に記載の駐輪装置のケーブル配索構造。
  6. 支柱(2c)が設けられている自転車載置用フレームの装着部位(3)が、それぞれの装着部位(3)に装着されたケーブルチェーン(5)の一端の鉛直方向の高さが略同一高さとなるように自転車載置用フレーム(2b)の長手方向の自転車導入側と反対側の端部近傍から下方に延長されて形成されている請求項4又は5に記載の駐輪装置のケーブル配索構造。
  7. ケーブルチェーン ( ) が、自転車載置用フレーム (2b) がレール ( ) 上を移動できる距離と略同じ距離可動することができるケーブルチェーン ( ) である請求項1から6までの何れか1項に記載の駐輪装置のケーブル配索構造。
  8. 各台車部 (2a ,‥‥ ) のレール ( ) の長手方向と平行な方向の長さが同一長さwである場合において、該レール ( ) の長手方向の全長をL、該レール上を移動する自転車載置用フレーム (2b) の総数をN、該レール ( ) の長手方向の一方の端縁側からの自転車載置用フレーム (2b) の数をnとしたときに、該レール ( ) の長手方向の一方の端縁からn番目の自転車載置用フレーム (2b) に装着されるケーブルチェーン ( ) の他端までの距離d n を、
    n ={L−(N−2n+1)w}/2
    とする請求項7に記載の駐輪装置のケーブル配索構造。
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