JP4129883B2 - インパクトドット式印字ヘッド、及び同印字ヘッドを備えたプリンタ - Google Patents
インパクトドット式印字ヘッド、及び同印字ヘッドを備えたプリンタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4129883B2 JP4129883B2 JP2006297624A JP2006297624A JP4129883B2 JP 4129883 B2 JP4129883 B2 JP 4129883B2 JP 2006297624 A JP2006297624 A JP 2006297624A JP 2006297624 A JP2006297624 A JP 2006297624A JP 4129883 B2 JP4129883 B2 JP 4129883B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide
- needle
- print head
- needle guide
- impact dot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
- Impact Printers (AREA)
Description
同図に示すように、特許文献1のインパクトドットヘッドでは、印字ヘッド本体のノーズ(2)の先端面に溝が形成されており、この溝内へ、ニードルガイドに相当するワイヤガイド(2)が配置される。溝の四隅には切欠き(5)が形成されており、この切欠き(5)に接着剤を充填して、ワイヤガイド(2)を固定する構成となっている。
また、本発明は、ガイドホルダへニードルガイドを強固に接着することを目的とする。
図1乃至図9は、本発明の実施形態に係るインパクトドット式印字ヘッドを説明するための図である。また、図1は、本実施形態に係るインパクトドット式ヘッドの全体構成を示す斜視図であり、図2は、同じくインパクトドット式ヘッドの全体構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面断面図である。
図2に示すように、インパクトドット式印字ヘッドの本体基部には、内部に複数のアーマチェア2(図中では24個)が放射状に配置されてある。これらアーマチェア2には、付勢ばね3が途中位置に設けられ、アーマチェア2の一端側を片持支持している。そして、それぞれのアーマチェア2の自由端2aには、ニードル4が1本づつ取り付けられている。各ニードル4は、基端側がアーマチェア2に取り付けられるとともに、ノーズ1の中空部内を通り、先端がノーズ1の先端部まで延びている。ノーズ1の先端部には先端ニードルガイド部材10が装着してあり、ニードル4の先端部を案内支持している。
図1に示すように、先端ニードルガイド部材10は、ニードル4を案内するニードルガイド11と、このニードルガイド11を保持するガイドホルダ20と、によって構成される。この先端ニードルガイド部材10は、ニードルガイド11が、ジルコニア等のセラミック材料によって製造され、樹脂成形されたガイドホルダ20へ接着剤により固定されている。
図3に示すように、ニードルガイド11は、印字用のニードル4をそれぞれ挿通支持する多数のガイド孔12(図中では24個)を備えており、この多数のガイド孔12は四角形状の各辺中間位置に頂点が近接するような菱形配列で形成されている。また、ニードルガイド11は、四角形状の一方の対角に切欠部13が形成されており、四角形状の他方の対角近傍に位置決め孔14を有している。これにより、ニードルガイド11を無駄のない各部レイアウトとすることができ、小形化を図ることが可能となる。
図4(b)、(c)に示すように、ガイドホルダ20は、表面にニードルガイド11を保持する配置部21が形成されている。この配置部21には、ニードルガイド11を配置した状態にて、各ガイド孔12に連通する案内ガイド孔22が形成されている。案内ガイド孔22は、図4(d)に示すように、裏面側の孔径が広く、表面側の孔径が狭いテーパー形状に形成されている。これにより、ニードル4の挿入性を向上させることができる。また、ガイドホルダ20の一方の対角部には、ニードルガイド11の配置時に、位置決め孔14へ挿入される凸部23が設けられている。
ここで、先端ニードルガイド部材10の組立方法について説明する。図5に示すように、ニードルガイド11は、位置決め孔14がガイドホルダ20の凸部26に挿入されるように配置方向が調整され、ガイドホルダ20の配置部21に嵌め込まれる。このとき、ニードルガイド11は、ガイドホルダ20上にある複数の突起25の側面より内側に形成される空間に対して圧入される。すなわち、ニードルガイド11は突起25によって配置部21に固く保持されることになる。
以上のようにして、先端ニードルガイド部材10は組み立てられ、インパクトドット式印字ヘッドのノーズ1に装着される。
図6に示すように、インパクトドット式印字ヘッドのノーズ1は、筒状に形成されており、先端開口部に装着部7が形成されている。この装着部7は、先端開口部の上辺のみが開口しており、先端開口部の内周面にガイド凸部7aが設けられている。
なお、印字ヘッドが印字しながら移動する際に働く外力が先端ニードルガイド部材10を外すように働くことを防ぐために先端ニードルガイド部材10の取り付け方向は、ノーズ1の中心軸と直交する方向で、かつ印字ヘッド走行方向と直行する方向とすることが好ましい。
図2及び図7に示すように、複数の中間ニードルガイド部材30、40、50、60、70、80は、第1中間ニードルガイド部材30から順にノーズ1の中空部内に挿入される構成である。各中間ニードルガイド部材30、40、50、60、70、80にはニードル4を挿通する中間ガイド孔31、41、51、61、71、81が穿設されており、これら中間ガイド孔31、41、51、61、71、81は、第1中間ニードルガイド部材30の略菱形配列から第6中間ニードルガイド部材80の円形配列に次第に変化するように配設されている。また、各中間ニードルガイド部材30、40、50、60、70、80は、それぞれ異なった外周形状に形成されている。
図8に示すように、第1中間ニードルガイド部材30は、先端面に係合突起32が設けられている。また、図4(a)に示すように、先端ニードルガイド部材10のガイドホルダ20の裏面には係合穴29が数箇所に設けられている。ガイドホルダ20は、第1中間ニードルガイド部材30の係合突起32が係合穴29に差し込まれることで、ノーズ1の軸方向から係止されることになり、ノーズ1の装着部7から径方向に対する抜けが阻止できる。
次に、インパクトドット式印字ヘッドのノーズ1の組立方法について説明する。図9(a)、(b)に示すように、先端ニードルガイド部材10が図中上方向からスライドされ、ノーズ1の装着部7に差し込まれる。これにより、先端ニードルガイド部材10は、ガイド孔12及び案内ガイド孔22が位置決めされた状態で、装着部7に保持されることができる。
10:先端ニードルガイド部材、11:ニードルガイド、12:ガイド孔、13:切欠部、14:位置決め孔、
20:ガイドホルダ、21:配置部、22:案内ガイド孔、23:凸部、24:周壁、25:突起、26:凹部、27:接着剤供給部、28:フランジ部、29:係合穴、
30:第1中間ニードルガイド部材、31、41、51、61、71、81:中間ガイド孔、32:係合突起、
40、50、60、70、80:中間ニードルガイド部材、
S:隙間
Claims (11)
- 筒状をしたノーズの先端開口部に装着されるとともに、軸方向へ往復移動するニードルを挿通する案内ガイド孔が形成されたガイドホルダと、
前記ガイドホルダの表面に形成した配置部に接着剤により固定されるとともに、前記ニードルの先端部を挿通支持するガイド孔が形成された板状のニードルガイドと、を備えたインパクトドット式印字ヘッドにおいて、
前記ガイドホルダの配置部は、前記ニードルの往復移動する方向に対し直交する表面に形成されており、この配置部に前記ニードルガイドの裏面が配置され、
前記ガイドホルダには、前記接着剤を塗布する前に前記ニードルガイドを前記配置部に固定して、前記案内ガイド孔とガイド孔の位置決めをするための支持部が形成されていることを特徴とするインパクトドット式印字ヘッド。 - 前記支持部は、前記ガイドホルダの前記配置部を形成する表面から突出して形成された複数の突起を有することを特徴とする請求項1に記載のインパクトドット式印字ヘッド。
- 前記ニードルガイドは、その外周が前記複数の突起の側面より内側に形成される空間に圧入されることで固定されることを特徴とする請求項2に記載のインパクトドット式印字ヘッド。
- 前記ガイドホルダは、前記配置部を囲んで設けられた周壁を有することを特徴とする請求項2乃至3のいずれか一項に記載のインパクトドット式印字ヘッド。
- 前記突起の側面は、前記周壁より前記配置部の中心側に位置しており、
前記周壁と、前記配置部に配置されたニードルガイドの側縁との間には、前記突起の圧接部分を除き、接着剤充填用の隙間が形成されることを特徴とする請求項4に記載のインパクトドット式印字ヘッド。 - 前記ガイドホルダは、前記配置部の表面に、前記接着剤充填用の隙間へ連続する凹部を有することを特徴とする請求項5に記載のインパクトドット式印字ヘッド。
- 前記凹部は、溝状であり前記突起の周囲を回り込むように形成されていることを特徴とする請求項6に記載のインパクトドット式印字ヘッド。
- 前記ニードルガイドは、四角形状の一方の対角に切欠部が形成され、前記ガイドホルダの配置部に前記ニードルガイドを配置したとき、前記切欠部に対応する箇所に接着剤供給部が形成されることを特徴とする請求項7に記載のインパクトドット式印字ヘッド。
- 前記ニードルガイドには、印字用のニードルをそれぞれ挿通支持する多数のガイド孔が一定の配列で形成されており、
前記ガイドホルダには、前記配置部にニードルガイドを配置した状態にて、前記ガイド孔に連通する案内ガイド孔が形成されている請求項8に記載のインパクトドット式印字ヘッド。 - 前記ニードルガイドは、四角形状の他方の対角近傍に位置決め孔を有しており、かつ前記多数のガイド孔を、四角形状の各辺中間位置に頂点が近接するような菱形配列で形成したことを特徴とする請求項9に記載のインパクトドット式印字ヘッド。
- 請求項1乃至10のいずれか一項に記載のインパクトドット式印字ヘッドを備えたプリンタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006297624A JP4129883B2 (ja) | 2006-11-01 | 2006-11-01 | インパクトドット式印字ヘッド、及び同印字ヘッドを備えたプリンタ |
CN2007101682027A CN101172424B (zh) | 2006-11-01 | 2007-10-31 | 击打式打字头以及具有该打字头的打印机 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006297624A JP4129883B2 (ja) | 2006-11-01 | 2006-11-01 | インパクトドット式印字ヘッド、及び同印字ヘッドを備えたプリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008114406A JP2008114406A (ja) | 2008-05-22 |
JP4129883B2 true JP4129883B2 (ja) | 2008-08-06 |
Family
ID=39421256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006297624A Expired - Fee Related JP4129883B2 (ja) | 2006-11-01 | 2006-11-01 | インパクトドット式印字ヘッド、及び同印字ヘッドを備えたプリンタ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4129883B2 (ja) |
CN (1) | CN101172424B (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5515340B2 (ja) * | 2009-03-13 | 2014-06-11 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像書込装置及びこれを用いた画像記録装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4467894B2 (ja) * | 2003-02-10 | 2010-05-26 | シチズンホールディングス株式会社 | 印字ヘッド |
-
2006
- 2006-11-01 JP JP2006297624A patent/JP4129883B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2007
- 2007-10-31 CN CN2007101682027A patent/CN101172424B/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008114406A (ja) | 2008-05-22 |
CN101172424B (zh) | 2011-03-30 |
CN101172424A (zh) | 2008-05-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6335430B2 (ja) | ||
JP4129883B2 (ja) | インパクトドット式印字ヘッド、及び同印字ヘッドを備えたプリンタ | |
US4976554A (en) | Release-type dot print head and method of manufacturing the same | |
JP4129884B2 (ja) | インパクトドット式印字ヘッド、及び同印字ヘッドを備えたプリンタ | |
JPH106537A (ja) | ワイヤドットプリンタヘッド | |
JPS6097865A (ja) | 印刷装置 | |
JP2004261972A (ja) | 印字ヘッド | |
KR890002354Y1 (ko) | 인자(印字) 헤드 | |
JP4680070B2 (ja) | 印字ヘッド | |
JPH0151348B2 (ja) | ||
JPH0547649Y2 (ja) | ||
KR920009763B1 (ko) | 석방형 도트프린터헤드 | |
JP4185065B2 (ja) | ワイヤドット式プリントヘッド | |
JPS5842035B2 (ja) | ドツトプリンタ用印字ヘツド | |
JPS6052360A (ja) | ドツトインパクト印字ヘツド | |
JPH04148943A (ja) | 印字ヘッド | |
JPH01101163A (ja) | 釈放型ドツトプリンタヘツド | |
JP2749986B2 (ja) | ドットプリンタヘッド | |
JPH02155747A (ja) | ワイヤードットプリンタ用の印字ヘッド | |
JPH11198419A (ja) | ワイヤドット印字ヘッドおよびその組立て方法 | |
JPS5985774A (ja) | ドツトプリンタ用印字ヘツド | |
JPS62251156A (ja) | 印字ヘッドの組付け方法 | |
JP2003051410A (ja) | プランジャソレノイド装置 | |
JPH04310752A (ja) | インパクトドットヘッド | |
JPS6330262A (ja) | ドツトプリンタヘツド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080213 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080414 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080514 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080514 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4129883 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110530 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130530 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150530 Year of fee payment: 7 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |