JPH0547649Y2 - - Google Patents

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JPH0547649Y2
JPH0547649Y2 JP6148488U JP6148488U JPH0547649Y2 JP H0547649 Y2 JPH0547649 Y2 JP H0547649Y2 JP 6148488 U JP6148488 U JP 6148488U JP 6148488 U JP6148488 U JP 6148488U JP H0547649 Y2 JPH0547649 Y2 JP H0547649Y2
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JP
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armature
torsion bar
needle
groove
needles
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JP6148488U
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Priority to EP89304579A priority patent/EP0341930A3/en
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ドツトプリンタヘツドに関する。
従来の技術 従来、電磁コイルが嵌合されたコアに対向する
アーマチユアと、このアーマチユアの両側に配置
された支持部とを、アーマチユアの両側に位置す
る弾性部を有するトーシヨンバーにより結合し、
電磁コイルの励磁作用により弾性部を屈繞させて
アーマチユアを回動させニードルをプラテン側に
変位させて印字動作を行わせるドツトプリンタヘ
ツドにおいて、実開昭60−147号公報、特開昭61
−44656号公報、特開昭61−121958号公報に記載
されたアーマチユアの支持構造が存する。
これらは、第7図及び第8図に示すように、ト
ーシヨンホルダと称してアーマチユア50の両側
に配置された支持部51とアーマチユア50と
に、トーシヨンバー52を嵌合させる透孔53
と、この透孔53の中間部に連通するロー材保持
孔54とを形成し、透孔53にトーシヨンバー5
2を嵌合し、ロー材保持孔54に挿入したロー材
を溶融してトーシヨンバー52をアーマチユア5
0と支持部51とに溶接するものである。
考案が解決しようとする問題点 前述したトーシヨンバー52は支持部51とア
ーマチユア50とに形成された透孔53に遊びを
有することなく嵌合されてロー付け形成される。
このトーシヨンバー52の軸心を支点としてアー
マチユア50が回動するが、支持部51や透孔5
3等のバラツキによりアーマチユア50の回動遊
端及びニードルの先端の位置が不揃いとなる。他
のアーマチユアの支点構造を採用したものにおい
ても、ニードル先端を揃えるために、耐摩耗性の
材料により形成されたニードルガイドによりニー
ドルの先端を整列させている。また、耐久性を向
上させるためニードルガイドとニードルとの摩擦
を小さくする必要があるが、このために、ニード
ルの長さを長くしてニードルの曲げ応力を小さく
しなければならない。しかし、ニードルを長くす
ると重量が増し、また、ニードルガイドから受け
る摩擦抵抗の影響も残るため高速印字の妨げとな
る。他方では、ニードルガイドの寸法精度を高
め、しかも、ニードルガイドの材料は耐摩耗性の
材料に限られるためコストが高くなる。
問題点を解決するための手段 電磁コイルが嵌合された複数のコアと一端にニ
ードルが固着された複数のアーマチユアとを対向
配置し、前記ニードルとは反対側の前記アーマチ
ユアの端部の両側に支持部を配列し、トーシヨン
バーを前記アーマチユアの長手方向に沿う方向の
遊びを制限して挿入させる幅の溝又は孔を前記ア
ーマチユアと前記支持部との何れか一方に形成す
るとともに他方に前記トーシヨンバーを前記アー
マチユアの長手方向に沿う方向の遊びを許容して
挿入させる幅の幅広溝又は幅広孔を形成し、前記
ニードルを定位置に配列してこれらのニードルの
先端位置を基準にして前記溝又は前記孔と前記幅
広溝又は前記幅広孔とに前記トーシヨンバーを溶
接した。
作 用 アーマチユアと支持部とをトーシヨンバーで結
合する時に、幅広溝又は幅広孔とトーシヨンバー
との遊びによりアーマチユアをその長手方向に変
位させることが可能となり、したがつて、ニード
ルの先端位置を揃えてこれらのニードルの先端を
基準として支持部とアーマチユアとトーシヨンバ
ーとを溶接することが可能となる。これにより、
ニードル先端の位置が正確になり、ニードルガイ
ドを省略してコストダウンを図ることが可能とな
り、さらに、ニードルはニードルガイドから応力
を受けることがないため全長を短縮することが可
能となり、これにより、ニードルが撓み難くなる
ためニードル先端の位置決めをより一層正確にす
ることが可能となり、さらに、ニードルの短縮に
より軽量化が図られるため高速印字が可能とな
る。
実施例 本考案の一実施例を第1図ないし第6図に基づ
いて説明する。第1図に示すように、コの字形の
断面形状をした下部ヨーク1の開口面に上部ヨー
ク2が結合されている。下部ヨーク1の内部底面
には永久磁石3が沿設され、この永久磁石3に固
定される取付部4を下部に有し上部に突出部5を
有する複数のコア6のそれぞれに電磁コイル7が
装着されている。これらのコア6に対向するアー
マチユア8は先端に板厚の薄いアーム9を有し、
これらのアーム9の先端にはニードル10が固定
されている。また、上部ヨーク2の内面には、ア
ーマチユア8の両側に位置する突部13と支持部
14とが一体的に形成され、これらのアーマチユ
ア8と支持部14とはトーシヨンバー15により
結合されている。
すなわち、支持部14にはトーシヨンバー15
をアーマチユア8の長手方向に沿う遊びを許容し
て挿入させるU字形の幅広溝16が形成され、ア
ーマチユア8にはトーシヨンバー15をアーマチ
ユア8の長手方向に沿う方向の遊びを規制して挿
入させる幅の溝17が形成されている。そして、
トーシヨンバー15の中央部をアーマチユア8の
溝17に挿入して両者を溶接し、続いて、トーシ
ヨンバー15の両端を支持部14の幅広溝16に
挿入し、第2図に示すように治具12の上に上部
ヨーク2を載せ、治具12に形成された凹条12
aの底面でニードル10の先端を支え、この状態
でトーシヨンバー15の両端を支持部14の幅広
溝16の底にロー付けする。この治具12の凹条
12aの底面は、ドツトプリンタヘツドの実装状
態を想定してプラテンの外周面に一致する。すな
わち、アーマチユア8を孔6から離反させた動作
状態でトーシヨンバー15の両端が支持部14に
ロー付けされるが、最終的な組立状態では、アー
マチユア8は永久磁石3の磁力に吸引されてコア
6に吸引されている。したがつて、トーシヨンバ
ー15の弾性部18が弾性的に捻じられて抵抗を
示すが、永久磁石3の磁力の方が勝る。
なお、トーシヨンバー15には、第6図に示す
ように、アーマチユア8の両側に位置する径の細
い弾性部18と、これらの弾性部18の端部と溝
16,17の端部との間に位置する鍔19とが一
体的に形成されている。
また、第4図及び第5図はニードル10とアー
マチユア8との配列状態を示すもので、図中、矢
印アーマチユア8の長手方向を示す、すなわち、
第4図はニードル10を水平線に対して傾斜させ
て一列に配列し、このニードル10の配列方向に
沿つてアーマチユア8を千鳥状に二列に配列した
例であり、第5図はニードル10を千鳥状に縦の
二列に配列し、アーマチユア8を環状に配列した
もので、何れもアーマチユア8の長手方向に対し
てニードル10は略直交状態で固定されており、
隣接するアーマチユア8の干渉を防止する配列で
ある。
このような構成において、特定の電磁コイル7
に通電すると永久磁石3の磁力を打ち消す磁束が
生じ、トーシヨンバー15の弾性部18の復元力
によりアーマチユア8がコア6の端面から離反
し、ニードル10がプラテン側に突出して印字が
行われ、電磁コイル7への通電を遮断することに
より、アーマチユア8が永久磁石3の磁力により
復帰する。この時に、トーシヨンバー15の弾性
部18は弾性的に捻じり方向へ屈繞される。
また、コア6は永久磁石3の上に固定されてい
るため、永久磁石3とアーマチユア8との間に
個々に形成される磁路が短縮され、第4図に示す
ようにコア6を二列にわたり交互に配列した場合
は、一列毎に隣接する間隔が一定間隔に定められ
て隣接するコア6間の磁束漏れ及び磁気干渉を防
止することができる。さらに、突出部5の面積よ
り永久磁石3に対する取付部4の接触面積を大き
くすることにより、永久磁石3の磁力を有効に利
用するとともに突出部5における磁束密度を高め
てアーマチユア8の吸引力を高めることができ
る。また、前述したように、隣接するコア6間の
磁束漏れと磁気干渉とが防止されるため、任意の
電磁コイル7を任意のタイミングで励磁させるこ
とができ、これにより、プラテンの軸心に沿う方
向のドツトピツチを任意に設定することもでき
る。
さらに、トーシヨンバー15を嵌合させる溝1
6,17を利用してロー材が挿入されるため加工
個所が半減され、また、鍔19を溝16,17の
端部に接合させることにより、トーシヨンバー1
5の軸方向の位置決めが容易になされるととも
に、鍔19が弾性部18へのロー材の流出を防止
しして弾性部18の特性が変化することを防止す
るとともに、ロー材の接触面積も増大するためロ
ー付け部分が補強される。
以上のように、アーマチユア8と支持部14と
をトーシヨンバーで結合する時に、幅広溝16と
トーシヨンバー15との遊びによりアーマチユア
8をその長手方向に変位させることが可能とな
る。したがつて、ニードル10の先端位置を揃え
てこれらのニードル10の先端を基準として支持
部14とアーマチユア8とトーシヨンバー15と
をロー付けすることが可能となる。このロー付け
時に、アーマチユア8を変位させることにより、
アーム9を含むアーマチユア8及びニードル10
の歪が全く残らないので、上部ヨーク2を治具1
2から外してもニードル10の先端の位置を極め
て正確に定めることができる。これにより、ニー
ドルガイドを省略してコストダウンを図ることが
可能となり、さらに、ニードル10はニードルガ
イドから応力を受けることがないため全長を短縮
することが可能となり、これにより、ニードル1
0が撓み難くなるためニードル10先端の位置決
めをより一層正確にすることが可能となる。さら
に、ニードル10の短縮により軽量化が図られる
ため高速印字が可能となる。
ところで、最近は、高密度のドツトをもつて高
速印字が要求され、このために、0.2mmのように
細い32本のニードルをもつドツトプリンタヘツド
があるが、このようなニードルはインクリボンを
突き差して復帰することができなくなるそれがあ
る。このような場合にニードル10の先端を保持
するニードルガイドが有ればインクリボンがニー
ドル10から離れ易くなる。このようなことから
ニードルガイドを上部ヨーク2に装着する要求が
ある時は、第6図に示すように、アーマチユア8
がトーシヨンバー15を支点に回動する点に鑑
み、アーマチユア8の長手方向に沿う長孔11a
が形成されたニードルガイド11を用いる。これ
により、ニードル10と長孔11aとの間の摩耗
を防止することができる。このニードルガイド1
1が前述した寸法精度の許容範囲を拡大した例で
もある。
なお、支持部14に幅の狭い溝17を形成し、
アーマチユア8に幅広溝16を形成してもよい。
この場合は、トーシヨンバー15の両端を支持部
14の溝17に挿入してロー付けした後に、ニー
ドル10の先端を治具12により位置決めし、こ
れに伴いアーマチユア8をその長手方向に変位さ
せてトーシヨンバー15の中央部をアーマチユア
8の幅広溝16に挿入してロー付けする。
考案の効果 本考案は上述のように構成したので、アーマチ
ユアと支持部とをトーシヨンバーで結合する時
に、幅広溝とトーシヨンバーとの遊びによりアー
マチユアをその長手方向に変位させることがで
き、したがつて、ニードルの先端位置を揃えてこ
れらのニードルの先端を基準として支持部とアー
マチユアとトーシヨンバーとをロー付けすること
ができ、このロー付け時に、アーマチユアを変位
させることによりアーマチユア及びニードルの歪
が全く残らないので、ニードルの先端の位置を極
めて正確に定めることができ、これにより、ニー
ドルガイドを省略してコストダウンを図ることが
でき、さらに、ニードルはニードルガイドから応
力を受けることがないため全長を短縮することが
でき、これにより、ニードルが撓み難くなるため
先端の位置決めをより一層正確にすることがで
き、さらに、ニードルを短縮をすることにより軽
量化が図られ、これにより、高速印字を行うこと
ができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本考案の一実施例を示す
もので、第1図は縦断側面図、第2図はトーシヨ
ンバーを支持部に溶接する状態を拡大して示す側
面図、第3図は支持部とトーシヨンバーとの嵌合
状態を拡大して示す斜視図、第4図及び第5図は
ニードルとアーマチユアとの配列状態を示す説明
図、第6図は一部を拡大して支持部とアーマチユ
アとトーシヨンバーとの結合状態を示す平面図、
第7図は従来の支持部とアーマチユアとトーシヨ
ンバーとの結合状態を示す一部の斜視図、第8図
はその断面図である。 6……コア、7……電磁コイル、8……アーマ
チユア、10……ニードル、14……支持部、1
5……トーシヨンバー、16……幅広溝、17…
…溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電磁コイルが嵌合された複数のコアと一端にニ
    ードルが固着された複数のアーマチユアとを対向
    配置し、前記ニードルとは反対側の前記アーマチ
    ユアの端部の両側に支持部を配列し、トーシヨン
    バーを前記アーマチユアの長手方向に沿う方向の
    遊びを制限して挿入させる幅の溝又は孔を前記ア
    ーマチユアと前記支持部との何れか一方に形成す
    るとともに他方に前記トーシヨンバーを前記アー
    マチユアの長手方向に沿う方向の遊びを許容して
    挿入させる幅の幅広溝又は幅広孔を形成し、前記
    ニードルを定位置に配列してこれらのニードルの
    先端位置を基準にして前記溝又は前記孔と前記幅
    広溝又は前記幅広孔とに前記トーシヨンバーを溶
    接したことを特徴とするドツトプリンタヘツド。
JP6148488U 1988-05-10 1988-05-10 Expired - Lifetime JPH0547649Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6148488U JPH0547649Y2 (ja) 1988-05-10 1988-05-10
EP89304579A EP0341930A3 (en) 1988-05-10 1989-05-05 Releasing type dot printer head
US07/349,832 US5011308A (en) 1988-05-10 1989-05-10 Releasing type dot printer head
KR1019890006266A KR920009763B1 (ko) 1988-05-10 1989-05-10 석방형 도트프린터헤드

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JP6148488U JPH0547649Y2 (ja) 1988-05-10 1988-05-10

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Publication Number Publication Date
JPH01165239U JPH01165239U (ja) 1989-11-17
JPH0547649Y2 true JPH0547649Y2 (ja) 1993-12-15

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ID=31287153

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JP6148488U Expired - Lifetime JPH0547649Y2 (ja) 1988-05-10 1988-05-10

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