JPS6097865A - 印刷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野： 本発明はワイヤマトリックス印刷装置に関し、特に、使
用時に印刷表面に関して並進運動できるハウジング本体
と、ハウジング本体内で情動でき、印刷表面に作用する
一端と該一端を印刷表面に作用させるべく推力を加えら
れろ他端とをそれぞれ有する複数個のワイヤ素子（ニー
ドル）と、それぞれが対応するワイヤ素子に推力を加え
ることのできる複数個の振動作動部材と、各振動作動部
材を休止位置からそれぞれのワイヤ素子に推力を加える
位置へ選択的に振動させるための電磁励磁回路とから成
る印刷装置に関する。

従来技術とその問題点： 上述の型式の印刷装置はイタリア国特許出願第６８３０
４−Ａ／８０号明細書に開示されている。

この種の型式の既知の印刷装置においては、平坦な端面
を有する実質上環状即ち管状の樹脂体がニードル作動部
材の振動を制御する電磁励磁回路を合体している。それ
ぞれが可動アーマチュアのように励磁回路の１つと関連
するこれらの作動部イオは樹脂体の平坦な端面と同軸的
な位置において実質土星状形状となって配置されている
。エラストマーリング（０−リング）が作動部材を休止
位置に支持し、この休止位置では、各作動部材の半径方
向外端は（例えば、商標名「マイラー」（Ｍｙｌａｒ　
）の如き絶縁材料の層を間に挾んで）樹脂体の平坦な端
面に接触し、作動部材の他端は端面から成る距離へだた
って存在する。

対応する電磁回路を附勢すると、すべての作動部材（ア
ーマチュア）は樹脂体の表面の方へ復帰する。作動部材
の振動の結果、この部材の半径方向内端が対応する印刷
素子（ニードル）の一端に推力を加え、ドツトを印刷表
面へ転写する。

この既知の型式の印刷装置は、満足な結果を与えるが、
実現化及び組立が困難であるという難点を有する。すな
わち、まず、ハウジング本体内での各作動部材に対して
、これら作動部材自体の振動を精確に規制するガイドを
設ける必要がある。

軽量化及び製造費の観点から、ハウジング本体は普通成
形プラスチック材料で作る。しかし、この製造法では作
動部材を精確に案内するためのガイドの公差（製造公差
〕を得ることができない。

ハウジング本体における加工（仕上げ等）だおける欠陥
が装置組立て中に見過ごされると、装置の作動、特に個
々の印刷素子の挙動の一様性に欠陥が生じてしまう。

休止位置に作動部材を支持するために０−ＩＪソング使
用するという事実も欠陥を誘起する。つまり、０−リン
グはすべての作動部材に対して休止位置の方への均一な
復帰力を提供しない。このため、作動部材は同−形の磁
性ブレードでできていても、互に異なる励磁応答特性を
示すことになる。

発明の目的： 本発明の目的は使用が簡単で安価に製造でき正確で信頼
性のある印刷装置を提供することにより上述の問題点を
解決することにある。

発明の構成： 上記目的を達成するための本発明の特異な構成は、印刷
装置が、振動作動部材を固着した単一の弾性支持素子を
有し、支持素子への作動部材の固着位置及び支持素子自
体の弾性特性がそれぞれ、作動部材の振動径路及び休止
位置への作動部材の弾性復帰力の度合を決定するように
なっていることである。

弾性支持素子は通常、環状バンドと、バンドから半径方
向に延びた複数個の突起とから成り、各突起はそれぞれ
の作動部材の固着のための支持本体を構成する。

好適には、本発明は上述の型式の印刷装置に応用でき、
この場合、電磁励磁回路が平坦な端面を有する実質上環
状の保持体に合体されており、それぞれが可動アーマチ
ュアの如くに励磁回路の１つに関連する作動部材が保持
体の平坦な端面上で半径方向の配列又は星状配列となっ
て分布している。

このような応用において、本発明に係る印刷装置の特徴
とするところは、各作動部材が、保持体に対向する該部
材の面において弾性支持素子に固着されており、作動部
材の厚さより僅かに小さな厚さを有するスペーサ素子が
保持体と弾性支持索（９） 子の環状バンドとの間に設けてあり、ハウジング本体が
関連する圧力手段を有し、この圧力手段は保持体の前記
端面に対して支持素子及びスペーサ素子を押付けるべく
支持素子の環状バンドに作用し、そしてスペーサ素子と
作動部材との厚さの差に起因して支持素子を弾性変形さ
せ、それに伴なって作動部材な休止位置の方へ動かし、
休止位置においては、支持素子に対向する各作動部材の
端部は、保持体の平坦な端面から成る距離だけ離れてお
り、かつ対応する電磁励磁回路の附勢により対応するワ
イヤ素子に推力を作用させるべく前記平坦な端面の方へ
選択的に復帰できるようになっていることである。

好適には、圧力手段は、２つの隣接する作動部材の突起
の角度的な中間の位置において支持素子の環状バンドに
作用する複数個の可視性アームから成り、それによって
支持素子の弾性変形が環状バンドのねじりにより主とし
て得られるようになっている。

好適な実施例において、可視性アームは、該町（１０） 磁性アームにより支持素子に加えられる圧力を調整する
ように選択的に可変な位置においてハウジング本体に結
合されたカバ一部材の一体部分を構成する。

通常、弾性支持素子はステンレス鋼で作り、磁性材料で
作った作動部材はコンデンサ放電溶接により支持素子に
固着する。

実施例： 第１図を参照すると、印刷装置（ヘッド）■は、例えば
イタリア国特許出願第６７８６９−Ａ／８０号明細書に
開示されたシリアルプリンタの如き既知の型式の印刷機
のキャリッジ２に装着する。通常成形プラスチック材料
から成るキャリッジ２は、印刷表面を構成する用紙５を
保持するプラテン４に平行な一対のガイド３上で滑動で
きる。作動においては、現在使用されている既知の方法
によれば、キャリッジ２は駆動手段（図示せず）の作用
によりガイド３上を滑動する。キャリッジ２が運動する
と、印刷装＃（ヘッド）１はプラテン４の軸に平行な直
線径路を進み、用紙上で１つのライ（１１） ンを走査する。別の駆動装置（図示せず）によりステッ
プ・パイ・ステップで駆動されうるプラテン４を回転さ
せろことにより、ヘッド１は用紙５上の複数のラインを
完全走査できることになる。

成形プラスチック材料製のヘッド１のハウジングは実質
上前部のガイド部分６と後部の作動部分７とから成る。

ガイド部分６内には複数個の軸方向に移動可能な金属製
印刷ワイヤ（ニードル）８が装着しである。第２図に明
示するように、ガイド部分６は主として、内側の横方向
の仕切り板９を有する角筒状又は管状ケーシングから成
り、板９には貫通孔が設けてあって、ワイヤ８を案内し
、長手方向へのワイヤの移動を許容する。プラテン４に
対面するワイヤの端部（印刷端部）１０はガイド部分６
の前端に位置した端板内に収束する。

図示の実施例においては、１３個のワイヤ即ちニードル
８が備えである。印刷端部１０ば２つの平行な列（コラ
ム）となって配列されており、■方のコラムには７個の
ワイヤが等間隔で位置し、他方のコラムには６個のワイ
ヤが等間隔で位置し、（１２） １方のコラム内のワイヤは他方のコラム内のワイヤに対
しワイヤ間の間隔の１４の距離（間隔）だけずれている
。

印刷端部１０に対向するワイヤ８の端部において、ワイ
ヤは印刷装置の作動部分７内でその中央に位置した別の
仕切り壁（板）１２に設けた孔内で滑動する。作動部分
は円筒状形状を有する。仕切り板１２の孔は実質上円形
に配列されている。

後端、即ち印刷端部に対向するワイヤ端部において、各
ワイヤ８はヘッド１３を有する。各ヘッド１３とワイヤ
８の後端を案内する仕切り壁１２との間には、らせんば
ね１４が設けてあり、このばねは、休止位置においては
、対応するワイヤ８を引戻された位置即ち不作動位置に
保持する。

組立てたワイヤ８の配列は、後に詳述する方法でヘッド
１３に推力を加えた時、ワイヤの印刷端部１０がガイド
部分６の板１１から突出するようなものである。次いで
、印刷端部１０は、キャリッジ２に固定した２つのリー
ル（図示せず）に巻かれ印刷装置１と印刷表面５との間
に位置する中（１３） 間部分を有するインクリボン１５を打ちたたく。

ワイヤの印刷端部１０によりリボン１５に加えられる衝
撃力の効果は、印刷表面５上へインクのドツトを転写す
るようなものである。

ガイド３上でのキャリッジの滑動と同期する種々のワイ
ヤ８の作動即ち附勢及びプラテン４の前進は、印刷端部
１０の分布（マ）　ＩＪラックスに従って、印刷表面５
上へのアルファベット文字及び他の記号の転写を可能に
する。種々の印刷パターンに応じたワイヤ８の作動を規
制ししかも印刷表面５に関する印刷装置１の運動を規制
する基準は当業者にとって既知であり、それ故詳述しな
い。

ワイヤ８を作動させるため、即ちリボン１５上への印刷
端部１０の衝突の結果としての印刷表面５上へのリボン
１５からのインクの転写を行なうため、複数個の作動電
磁石１６を作動部分７内に設け、各電磁石は三角形断面
のアーム１７と実質上Ｕ字状となるようにアーム１７に
一緒に連結された矩形断面のアーム１８とから成る磁性
材料のコアと、励磁コイル１９とにより構成されている
。

（１４） 限定された価格で上述の形を作るために、電磁石１６の
コアは、好適には、磁性材料の粉末を焼結することによ
り製造される。励磁電磁石１６はアレイとなって組立て
られ、このアレイにおいては、例えばアルミニウムの如
き高熱伝達性の非磁性材料のチューブ２０がチューブ２
０の内部に接着した単一の樹脂ブロック２１内に合体さ
れている。

チューブ２０は、このチューブ内に、電磁石１６のコア
のアームを収容する等間隔で位置した座を提供するよう
な形をしている。チューブ２０はまたヘッド１の作動期
間中電磁石１６により生じる熱の発散を改善するための
外部の半径方向のひれ部を有する。

樹脂性のブロック２１は各コイル１９のための別個の供
給トラックを有する印刷回路２２を合体している。樹脂
ブロック２１の反対側の面において、回路２２は供給ト
ラックのためのターミナルを有し、ターミナルは各コイ
ル１９の外部の制御回路（図示せず）への接続を許容す
る。

上述の配置は、電磁石１６が主として樹脂プロ（１５） ツク２１及びこれを取巻くチューブ２０により構成され
た保持体内に合体されろようなものである。

この保持体は全体的に環状形状を有し、キャリッジのガ
イド部分６と係合する中央の貫通孔２３を有する。保持
体２１及びケーシングのガイド部分６は互に関して結合
される部分の精確な軸方向の位置決めを許容する相補形
状を有する。詳細には、電磁石１６を合体した保持体２
１は、ケーシングのガイド部分６に対向する端部、即ち
印刷装置の後側部において、平坦な端面２１αを有し、
この端面２１αは、ワイヤ８の後端と関連するヘッドが
位置する平面と実質上共面内に存在する。

コバルト鉄の如き磁性材料の薄いシートにより構成した
複数個の枢動作動部材２５が保持体２１の端面２１ａに
設けてあり、作動部材２５と保持体２１との間には（第
３図に明示するように）マイラー（商標名）の如きプラ
スチック材料の薄いディスク２４が設けである。各作動
部材２５は、可動アーマチュアの如くに、対応する制御
電磁石１６と関連する。

（１６） 作動部材２５と保持体２１の端面２１αとの間に間挿さ
れたディスク２４は電磁石１６のコア１７．１８とこれ
らに関連する可動アーマチュア２５との間にギャップを
精確に画定する役目をする。

作動部材２５は、電磁石１６及びワイヤ８のヘッド１３
の星状配列又は放射状配置を生じさせるような実質上星
状又は半径方向形状となって配置されている。詳細には
、各作動部材２５は、その半径方向内端２５ａにおいて
、対応するワイヤ８のヘッド１３と共働し、その中間部
はコイル１８゜１７及び対応する電磁石１６の励磁コイ
ル１９と共働する。

電磁石１６を去勢したとき、これと関連する作動部材２
５は休止位置に位置し、休止位置においては、ワイヤ８
のヘッド１３と共働する端部２５αは保持体２１の端面
２１αから持上がり、一方、反対側の端部は面２１ｃの
周縁上にのっている。

電磁石１６０１つに附勢パルスを加えると、これに関連
した作動部材が端面２１αに接するよう（１７） に強制的に戻される。作動部材２５は電磁回路の可動ア
ーマチュアを構成し、この回路は、コイル１９を附勢し
たときに、最少リラクタンスの位置をとり、このとき端
面２１から可動アーマチュア２５を引離すギャップはデ
ィスク２４の厚さにより限定される。

端面２１αの方への復帰における作動部材の振動の結果
として、作動部材２５の半径方向内端２５αが対応する
ワイヤ８のヘッド１３に作用し、それによって、ばね１
３の復帰力に抗して仕切り板９のガイド孔内でワイヤ８
が滑動する。次いで、電磁石に加えられる電気附勢パル
スがワイヤ８に加えられる衝撃的な機械的な力に変換さ
れろ。この力により、ワイヤの印刷端部１０はリボン１
５に向って突進し、上述のように、印刷表面５ヘインク
のドツトを転写する。

はぼ環状の弾性素子２６は作動部材２５のための弾性支
持素子として作用する。第４図に拝承する素子２６は例
えばステンレス鋼の如き弾性材料のシートを打抜き加工
して作り、素子２６は外側（１８） の環状バンド２６αと、作動部材２５の数と同数でバン
ド２６（Ｚから半径方向に延びた半径方向の突起２６ｂ
とから成る。第４図に示すように、各突起２６ｂは環状
バンド２６ｃＬの半径方向内方へ収れんし、それぞれの
作動部材２５のための支持本体として作用する。これら
の各部材はコンデンサ放電溶接により対応する支持突起
２６ｂに強固に固定される。

作動部材２５及び弾性素子２６は部品の極めて精確な相
対位置決めを許容すべく印刷装置１内での設置前に別個
に組立てられうる全完備式のユニットを構成する。事実
、対応する突起２６ｂ上での各作動部材２５の組立てら
れた位置は、印刷装置として組立てられたときに、部材
２５自体が占める位置を画定する。このような結果は、
作動部材２５の各々に対して別個のガイド及び位置決め
手段を有する従来の技術では容易に得ることができない
。作動部材２５及び弾性素子２６により構成されたユニ
ットは、通常デルリン（商品名）の如きプラスチック材
料で作った環状のスペーサ素（１９） 子２７及び分離用ディスク２４を間に挾んで保持体２１
の端面２１ａへ施される。作動部材の正確な角度位置決
めを達成するため、少なくとも１つのノツチ２６ｃをバ
ンド２６ｃに設けて、例えばチューブ２０のリムに設け
た対応する突起とこのノツチとを共働させる。

スペーサ素子２７の幾何学形状はその上にある弾性素子
２６の環状バンド２６αの幾何学形状と対応している。

保持体２１に接して施されるべき素子２７の端面に平坦
である。しかし、素子２７の反対側の端面ば、第３図に
略示するように、半径方向に屈曲している。スペーサ素
子２７の最大厚さは作動部材２５の厚さより僅かに小さ
くなるように選択しである。

好適な実施例によれば、作動部材２５は約２ＣｒＩＬの
長さを有し、厚さは約１．２　ｍｍである。スペーサ素
子２７の最大厚さ即ち最大高さは約１ｍｍである。

従って、作動部材２５の上方外縁とスペーサ素子２７の
頂上との間の高さの差Ｅ（第３図）は約０．２罷である
。約ηｏ□ｍｍであるマイラー（商標（２０） 名）製のディスク２４の厚さは上記高さの差の値に対し
て無視できる。この理由により、作動部材２５の厚さと
スペーサ素子２７の厚さく高さ）との間の寸法的な関係
は、本明細書において、「スペーサ素子２７の作動部材
２５の厚さよりも僅かに小さい厚さを有する」と記述す
ることができる。

成形プラスチック材料のカバー２８は閉鎖素子として装
置１の作動部分７の後面に設けである。

装置１０組立て位置において、実質上カップ形状のカバ
ー２８は保持体２１の端面２１αに施した作動部材２５
及び支持弾性素子２６をおおう。カバー２８は、ワイヤ
８の後端を案内する仕切り板１２の中央に設けたネジ穴
３０ヘネジ２９を螺入することにより、印刷装置１０本
体に固定される。

第５図は印刷装置から取外したカバー２８を凹面側から
見たものを示す。図示のように、ネジ穴３０のほかに、
カバー２８の本体は電磁励磁回路１６の通風を許容する
複数個の開口３２をも有する。カバー２８は保持体（リ
ング）２１をチューブ２０に連結する該保持体の端面２
１αの外縁と（２１） して作用する周縁３３を有する。周縁３３は印刷装置１
内でのカバー２８の正確な角度位置決めを許容する突起
３４を具備する。カバー２８はまたカバー自体と一体の
部分を構成する複数個の可撓性アーム３５を有する。装
置１のハウジングにカバー２８を装着したとき、各アー
ム３５はその自由端３５αにより弾性素子２６０環状バ
ンド２６αに軸方向の推力を加える。

第３図に明示するように、スペーサ素子２７と作動部材
２５との間の高さく厚さ）の差Ｅのため、アーム３５の
自由端３５αにより加えられた軸方向の推力は弾性素子
２６を弾性変形させて、電磁石１６を去勢したときに端
面２１αから部材２５の半径方向内端２５ａを持上げる
（即ち、部材２５をその休止位置へ動かす）ように各作
動部材２５の半径方向外縁を支点として作用させる。そ
れ故、作動部材２５の休止位置、即ち対応する励磁電磁
石１６を去勢したときの作動部材２５の占める位置は寸
法的な要因、特に作動部材の全体長さに関する高さの差
Ｅの値により、決定される。

（２２） 互に同形の全作動部材２５が単一の弾性素子（この素子
の変形は極めて精確に制御される）に固定されていると
いう事実のため、休止位置において、すべての作動部材
２５は保持体２１の端面２１αに対し正確に同じ角度で
位置し、その結果作動部材２５のすべての半径方向内端
２５ａ及び対応するワイヤ８のヘッド１３は装置１ゐハ
ウジングに関して正確に同じ軸方向位置をとる。このた
め、電磁石１６を附勢したとき、各作動部材２５及びこ
れにより制御される印刷ワイヤ８はインクリボン１５に
対し衝撃作用を加えるため正確に同じ運動径路を描く。

弾性素子２６の弾性特性は、休止位置の方へ作動部材２
５を復帰させ休止位置に作動部材を保持する弾性力、そ
れ故ワイヤ８での衝撃動作期間中端部２１（Ｌへの作動
部材２５の復帰に抵抗する力を決定する。かくして、弾
性素子２６の弾性特性の均一性は、すべての作動部材２
５へ作用する弾性復帰力が正確に同じになることを保証
′する。かくして、印刷装置のすべてのワイヤ８の作動
特性（２３） における最大限の均一性、従って印刷表面５へ転写され
るインクドツトの均一性の達成が可能となる。それ故、
従来の多くのマトリックス印刷装置の有する典型的な欠
点を克服できる。

上述した結果は、図示（第３図〕の好適な実施例におい
て可続性アーム３５αの端部及び支持弾性素子２６と共
働するスペーサ素子２７０面が屈伏形状を有する場合に
、特に精確にしかも良好な複写性で達成できる。

特に有効だと分ったカバー２８の組立てた配列は、弾性
素子２６の環状バンド２６αに対して可続性アーム３５
が弾性素子２６０２つの隣接する突起２６ｂの角度的中
間の位置に位置する区域（第４図に点線３５′にて示す
区域）において作用するようなものである。この構成を
採用すると、突起２６ｂとアーム３５の作用する区域３
５′との間の角度的な区域における環状バンド２６（Ｚ
をねじることにより、弾性素子２６の変形が達成される
。しかし、突起２６ｂの長手方向の曲げの効果は実質上
無視できる。かくして、弾性素子２６（２４） の材料に過剰な力を加えずに作動部材２５に必要な復帰
力を加えることができる。

好適には、印刷装＃１のハウジング上へのカバー２８の
組立ては、印刷装置のハウジングに関するカバー２８の
軸方向位置をネジ２９により調整できる配列（係合）Ｋ
より、達成される。

図示の実施例においては、このようなカバーの組立ては
次のような突起３６を有するカバー２８を提供すること
により達成される。即ち、突起３６は保持体２１の軸方
向キャビティに情動可能に係合できる軸方向スロット付
きの管状本体を画定し、突起３６自体の基部は端面２１
αから成る距離だけ隔てられて維持されて保持体２１に
関してギャップ３７を画定し、そのギャップ幅はねじ２
９により調整できる。

カバー２８の軸方向位置を調整することにより、アーム
３５が受ける変形の度合、従って弾性素子２６を変形さ
せるべくアーム３５が弾性素子２６に加える圧力を調整
できる。この圧力は通常約２００ｇである。

（２５） スペーサ素子２７の屈曲状端面及びアーム３５の丸い端
部３５αは、カバー２８の組立てた位置の調整、従って
アーム３５により支持素子２６に加えられる力の調整が
支持素子２６自体の変形形状に変化を生じさせないよう
な形状となっている。

事実、このような弾性素子２６の変形形状はスペーサ素
子２７と作動部材２５との間の寸法的な関係（高さの差
Ｅ）により実質上決定される。

従って、作動部材の休止位置を修正せずに作動部材２５
に加えられる保持力を極めて正確に調整することが可能
である。

以上、実施例に基き本発明を説明したが、本発明の要旨
を逸脱することなく種々の変形が可能であることはいう
までもない。

発明の効果： 以上のような構成のため、本発明の印刷装置は構造が簡
単で安価であり、作動部材を精確に案内でき、印刷素子
を均一に運動させることができ、従って良好な印刷操作
を行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

（２６） 第１図は本発明に係るマ）　ＩＪソックス刷装置の部分
破断平面図。第２図は第１図のｌｌ−１線における部分
断面図で、第１図の印刷装置の内部構造を示す図。第３
図は第２図の矢印■の方向から見た拡大部分図。第４図
は印刷装置の支持弾性素子の平面図。第５図は印刷装置
におけるカバーの平面図である。 ５：用紙　６：ガイド部分 ６：作動部分　８：印刷ワイヤ １０：ワイヤ端部　１３：ヘッド １６：電磁石　１５：インクリボン ２１ニブロツク　２５：作動部材 ２６：弾性素子　２７：スペーサ素子 ２８二カバー　２９：ネジ ３０：ネジ穴　３５ニア−１１ 特許出願人　インタ・チイ・オリベッチ・アンド・ケイ
・ニス−ビー・ア （外５名） （２７） 口６．５ ２ｆ４ 手続補正書 昭和パ年り２月！日 ２、発明の名称 Ｆ、ｆ　小Ｊ　；ＰＬｌ ６、補正をする者 事件との関係　特許出願人 住所 乙　ａ、インフ゛チイ　オッべ７ｆ、アン１−°・チイ
・エスーヒ０−・ア ４、代理人 ５、補正の対象 タイプした明細書

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）使用時に印刷表面に関して並進運動できるハウジ
   ング本体と、ハウジング本体内で情動でき、印刷表面に
   作用する一端と該一端を印刷表面に作用させるべく推力
   を加えられる他端とをそれぞれ有する複数個のワイヤ素
   子と、それぞれが対応するワイヤ素子に推力を加えるこ
   とのできる複数個の振動作動部材と、各振動作動部材を
   休止位置か、らそれぞれのワイヤ素子に推力を加える位
   置へ選択的に振動させるための電磁励磁回路とから成る
   印刷装置において、前記振動作動部材を固着した単一の
   弾性支持素子を備え、該弾性支持素子への各振動作動部
   材の固着位置と該弾性支持素子自体の弾性率がそれぞれ
   、振動作動部材の振動径路と休止位置への振動作動部材
   の弾性復帰力の度合を決定するように構成して成ること
   を特徴とする印刷装置。 （２、特許請求の範囲第（１）項に記載のものであって
   、前記振動作動部材の推力を受ける前記ワイヤ素子の前
   記他端が平坦で実質上円形の径路内に配置してあり、該
   振動作動部材がこの径路の半径方向に位置した積層体の
   形をしている印刷装置において、 前記弾性支持素子が該平坦で円形の径路と同心的に位置
   した環状本体により構成されていることを特徴とする印
   刷装置。 （３）特許請求の範囲第（１）項又は第（２）項に記載
   の印刷装置において、前記弾性支持素子が環状バンドと
   、該環状バンドから半径方向に延長した突起とから成り
   、各突起が対応する前記振動作動部材の固着用の支持本
   体を構成していることを特徴とする印刷装置。 （４）特許請求の範囲第（３）項に記載のものであって
   、電磁励磁回路が平坦な端面を有する実質上環状の保持
   体内に合体されており、可動７−７チユアの如くにそれ
   ぞれが対応する電磁励磁回路に関連する作動部材が保持
   体の平坦な端面上で半径方向に又は星状に配列されてい
   る印刷装置において、 各作動部材が保持体側とは反対の該部材の面に一致して
   支持弾性素子に固定されており、作動部材の厚さより僅
   かに小さな厚さを有するスペーサ素子が保持体と支持弾
   性素子の環状バンドとの間に設けられており、前記ハウ
   ジング本体が、保持体の端面に対して支持弾性素子及び
   スペーサ素子に推力を加えるべく支持弾性素子の環状バ
   ンドに作用しスペーサ素子と作動部材との間の厚さの差
   により支持弾性素子の弾性変形及び、支持弾性素子に対
   向する作動部材の各端部が前記平坦な端面から所定距離
   だけ離れ対応する電磁励磁回路の附勢により対応するワ
   イヤ素子に推力を加えるべく該端面の方へ選択的に復帰
   できるような休止位置への作動部材の偏向を生じさせる
   ための圧力手段を備えていることを特徴とする印刷装置
   。 （５）前記支持弾性素子に対面するスペーサ素子の端面
   が半径方向に曲状を呈していることを特徴とする特許請
   求の範囲第（４）項に記載の印刷装置。 （６）特許請求の範囲第（４）項又は第（５）項に記載
   の印刷装置において、前記圧力手段が２つの隣接する作
   動部材の固定用突起の角度的中間の位置において支持弾
   性素子に作用することを特徴とする印刷装置。 （７）特許請求の範囲第（４）項ないし第（６）項のい
   ずれかに記載の印刷装置において、前記圧力手段が支持
   弾性素子の環状バンドに作用する複数個の可撓性アーム
   から成ることを特徴とする印刷装＃。 （８）前記可撓性アームの端部のうち支持弾性素子と共
   動する方の端部が丸い終端部を有する特許請求の範囲第
   （７）項に記載の印刷装置。 （９）前記・・ウジング本体が、好適には一体となって
   該可撓性アームを担持するカバーに連結されている特許
   請求の範囲第（７）項又は第（８）項に記載の印刷装置
   。 （１０）特許請求の範囲第（９）項に記載の印刷装置に
   おいて、前記カバーとハウジング本体との間の連結位置
   が可撓性アームにより支持弾性素子に加えられろ圧力を
   調整すべく選択的に可変であることを特徴とする印刷装
   置。 （１１）特許請求の範囲第（３）項ないし第（１０）項
   のいずれかに記載の印刷装置において、前記支持弾性素
   子の突起及び該突起に装着された前記作動部材が支持弾
   性素子の環状バンドの半径方向内方へ収れんしている印
   刷装置。 （１２、特許請求の範囲第（１）項ないし第（１１）項
   のいずれかに記載の印刷装置において、支持弾性素子が
   ステンレス鋼から成る印刷装置。 （１３）特許請求の範囲第（１２）項に記載のものであ
   って、前記作動部材が磁性材料から成っている印刷装置
   において、 該作動部材がコンデンサ放電溶接により支持弾性素子に
   固定されていることを特徴とする印刷装置。