JP4129884B2 - インパクトドット式印字ヘッド、及び同印字ヘッドを備えたプリンタ - Google Patents

インパクトドット式印字ヘッド、及び同印字ヘッドを備えたプリンタ Download PDF

Info

Publication number
JP4129884B2
JP4129884B2 JP2006297631A JP2006297631A JP4129884B2 JP 4129884 B2 JP4129884 B2 JP 4129884B2 JP 2006297631 A JP2006297631 A JP 2006297631A JP 2006297631 A JP2006297631 A JP 2006297631A JP 4129884 B2 JP4129884 B2 JP 4129884B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle guide
nose
guide member
print head
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006297631A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008114407A (ja
Inventor
勉 池端
雅夫 國田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Holdings Co Ltd
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Holdings Co Ltd
Citizen Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Holdings Co Ltd, Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Holdings Co Ltd
Priority to JP2006297631A priority Critical patent/JP4129884B2/ja
Priority to CN2007101682065A priority patent/CN101172425B/zh
Publication of JP2008114407A publication Critical patent/JP2008114407A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4129884B2 publication Critical patent/JP4129884B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は、プリンタに適用されるインパクトドット式印字ヘッドに関わり、特に印字ヘッド内のニードルを案内支持するためのニードルガイドに関する。
周知のとおり、インパクトドット式プリンタは、インクリボンに対して、ニードルと称するワイヤの先端を叩き付けて印字する構成となっている。多数本のニードルは、印字ヘッドの内部に組み込まれ、印字ヘッドの先端面に設けられた先端ニードルガイド部材と、印字ヘッドの中空部内に設けられた複数の中間ガイド部材とにより、摺動自在に案内支持されている。
このような先端ニードルガイド部材と中間ニードルガイド部材を備えた従来の印字ヘッドには、例えば、特許文献1に開示された構成のものがある。特許文献1の印字ヘッドは、本体筒状部(ノーズ)が、ノーズ上部材(符号3a)とノーズ下部材(符号3b)の二つの部品によって構成されている。ニードルを案内支持する各ガイド(符号4,5,6)は、ノーズ下部材に設けられた溝に横方向(軸と垂直な方向)から差し込んで装着される。その後、ノーズ下部材にノーズ上部材を被せて、ビズ止めすることで、印字ヘッドのノーズが組み立てられる。
上述したように、特許文献1の印字ヘッドは、ノーズを二つの部品で形成しているため部品点数が多い。その結果、各部品の組立て作業が必要となり、作業性が悪い。さらに、ノーズ上部材とノーズ下部材を固定するねじに緩みが生じた場合、各部材の間に隙間が生じ、その隙間から塵埃が侵入して故障の原因となるおそれがあった。
また、ノーズの先端に装着されるガイド(先端ニードルガイド部材に相当)は、印字目標へニードルの先端を正確に突き出すために高精度な位置決めが必要となる。しかし、特許文献1には、当該ガイド(符号6)の位置決め保持手段に関しては何も記載されていない。
特許文献2には、ノーズ部(符号1)の案内溝(符号3)に差し込まれたソール板(符号5;先端ニードルガイド部材のガイドホルダに相当)に形成した突起(符号8)がくさび状に噛み込んで、ソール板を位置決め保持する構成が示されている。
実開昭63−101537号公報 特開平2−528号公報
しかし、特許文献2に開示されたようなくさび構造による先端ガイド部材の位置決め保持では、長期使用の間に同部材が受ける振動や衝撃などでくさび構造に緩みが生じ、僅かながらも位置ズレが生じてしまうおそれがあった。ニードルの印字目標への突き出し位置精度は、数十ミクロン単位の高精度な位置決めが要求されるため、僅かな位置ズレも印字精度の低下につながる。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたもので、インパクトドット式印字ヘッドのノーズを一体成形することで、内部への塵埃の侵入を最小限に抑制することを目的とする。
さらに、本発明は、ノーズに対して先端ニードルガイド部材を高精度に位置決め保持すること目的とする。
上記目的を解決するために、本発明は、筒状のノーズと、このノーズの先端開口部に装着される先端ニードルガイド部材と、ノーズの中空部内に配置される複数の中間ニードルガイド部材とを含み、
ノーズの先端開口部に、このノーズの中心軸と直交する方向から先端ニードルガイド部材を差し込んで保持する装着部を形成するとともに、
複数の中間ニードルガイドは、ノーズの中空部内に基端開口部から挿入する構成であることを特徴とする。
かかる構成によれば、先端ニードルガイド部材だけがノーズの外部から先端に装着され、中間ニードルガイド部材はノーズの基端開口側から中空部内に挿入される。したがって、ノーズを二つの部品の組立て構造とする必要がなくなり、一体成形して塵埃の侵入を最小限に抑制することが可能となる。
また、中間ニードルガイド部材のうち、ノーズの中空部内へ最初に挿入される第1中間ニードルガイド部材と、先端ニードルガイド部材との相互間に、先端ニードルガイド部材の装着部からの抜けを阻止する係合部を形成した構成とすることもできる。この係合部は、第1中間ニードルガイド部材と先端ニードルガイド部材のいずれか一方に形成した係合穴と、他方に形成され当該係合穴に差し込まれる係合突起とで構成されてもよい。
ノーズの中心軸と直交する方向から差し込まれた先端ニードルガイド部材は、第1中間ニードルガイド部材の係止によって、ノーズの軸方向から固定されることができる。これにより、先端ニードルガイド部材は、装着部から径方向への抜けが確実に阻止され、ノーズに対して高精度に位置決め保持される。
さらに、複数の中間ニードルガイド部材は、ノーズの中空部内へ積層配置される構成とすることができる。また、複数の中間ニードルガイド部材は、それぞれ異なった外周形状に形成されており、ノーズの中空部内には、各中間ニードルガイド部材の外周形状に対応して当該各中間ニードルガイド部材の配置部が形成されていることが好ましい。
これにより、各中間ニードルガイド部材を間違った順番でノーズに挿入してしまうおそれがなくなり、組付け作業のミスを防止できる。
以上、本発明によれば、インパクトドット式印字ヘッドのノーズを一体成形することで、内部への塵埃の侵入を最小限に抑制することができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1乃至図9は、本発明の実施形態に係るインパクトドット式印字ヘッドを説明するための図である。また、図1は、本実施形態に係るインパクトドット式ヘッドの全体構成を示す斜視図であり、図2は、同じくインパクトドット式ヘッドの全体構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面断面図である。
図1に示すように、本実施形態のインパクトドット式印字ヘッドには、本体基部から筒形状のノーズ1が延出している。
図2に示すように、インパクトドット式印字ヘッドの本体基部には、内部に複数のアーマチェア2(図中では24個)が放射状に配置されてある。これらアーマチェア2には、付勢ばね3が途中位置に設けられ、アーマチェア2の一端側を片持支持している。そして、それぞれのアーマチェア2の自由端2aには、ニードル4が1本づつ取り付けられている。各ニードル4は、基端側がアーマチェア2に取り付けられるとともに、ノーズ1の中空部内を通り、先端がノーズ1の先端部まで延びている。ノーズ1の先端部には先端ニードルガイド部材10が装着してあり、ニードル4の先端部を案内支持している。
一方、アーマチェア2の他端側はコア5によって支持されており、このコア5の外周面にはコイル6が巻き付けられている。そして、コア5に巻かれているコイル6へ通電すると、コア5が励磁し、アーマチェア2の自由端2a側を吸着する。また、コイル6への通電を停止すると、コア5の励磁が止まり、付勢ばね3の復元力によってアーマチェア2の自由端2a側が離反する。インパクトドット式印字ヘッドは、このように電圧の印加を制御することによって、アーマチェア2の自由端2a側を個々に稼働させる。これにより、プリンタの印刷時には、インパクトドット式印字ヘッドの各ニードル4が制御されて、先端ニードルガイド部材10の表面上を往復動する構成である。
また、プリンタの印刷時には、インパクトドット式印字ヘッドのノーズ1の対向位置にインクリボンが繰り出され、さらにその背面に印刷紙が給紙されている。インパクトドット式印字ヘッドは、電気的制御によってニードル4が操作され、その先端が先端ニードルガイド部材10から突出してインクリボンを点打する。これにより、背面の印刷紙にインクが付着することになり、ドット印刷が可能となる。
次に、先端ニードルガイド部材10について説明する。上述したとおり、先端ニードルガイド部材10は、インパクトドット式印字ヘッドにおいて、ノーズ1の先端部に装着される。
図1に示すように、先端ニードルガイド部材10は、ニードル4を案内するニードルガイド11と、このニードルガイド11を保持するガイドホルダ20と、によって構成される。この先端ニードルガイド部材10は、ニードルガイド11が、ジルコニア等のセラミック材料によって製造され、樹脂成形されたガイドホルダ20へ接着剤により固定されている。
図3は、ニードルガイドを示す正面図である。
図3に示すように、ニードルガイド11は、印字用のニードル4をそれぞれ挿通支持する多数のガイド孔12(図中では24個)を備えており、この多数のガイド孔12は四角形状の各辺中間位置に頂点が近接するような菱形配列で形成されている。また、ニードルガイド11は、四角形状の一方の対角に切欠部13が形成されており、四角形状の他方の対角近傍に位置決め孔14を有している。これにより、ニードルガイド11を無駄のない各部レイアウトとすることができ、小形化を図ることが可能となる。
図4は、ガイドホルダを示す図であり、(a)は背面図、(b)は側面断面図、(c)は正面図、(d)は図4(b)のX部拡大図である。また、図5は、ガイドホルダにニードルガイドを固定した状態を示す正面図である。
図4(b)、(c)に示すように、ガイドホルダ20は、表面にニードルガイド11を保持する配置部21が形成されている。この配置部21には、ニードルガイド11を配置した状態にて、各ガイド孔12に連通する案内ガイド孔22が形成されている。案内ガイド孔22は、図4(d)に示すように、裏面側の孔径が広く、表面側の孔径が狭いテーパー形状に形成されている。これにより、ニードル4の挿入性を向上させることができる。また、ガイドホルダ20の一方の対角部には、ニードルガイド11の配置時に、位置決め孔14へ挿入される凸部23が設けられている。
さらに、ガイドホルダ20は、配置部21を囲む周壁24を有しており、この周壁24と接するように複数の突起25(図中では6個)が配置部21を形成する表面から突出している。これら突起25の側面は、周壁24より配置部21の中心側に位置して、円弧状に形成されている。また、ガイドホルダ20は、配置部21の表面に溝状に刻設され、突起25の周囲を回り込む凹部26が設けられている。この凹部26は、ガイドホルダの凸部23が設けられていない他方の対角部において、幅広な合流部26aを有しており、ニードルガイド11の配置時に、ニードルガイド11の切欠部13とともに接着剤供給部27を形成する。
以上のようなニードルガイド11及びガイドホルダ20によって、先端ニードルガイド部材10が形成される。
ここで、先端ニードルガイド部材10の組立方法について説明する。図5に示すように、ニードルガイド11は、位置決め孔14がガイドホルダ20の凸部26に挿入されるように配置方向が調整され、ガイドホルダ20の配置部21に嵌め込まれる。このとき、ニードルガイド11は、ガイドホルダ20上にある複数の突起25の側面より内側に形成される空間に対して圧入される。すなわち、ニードルガイド11は突起25によって配置部21に固く保持されることになる。
そして、ニードルガイド11がガイドホルダ20に保持された状態では、ニードルガイド11のガイド孔12と、ガイドホルダ20の案内ガイド孔22がちょうど連通した位置にある。また、先端ニードルガイド部材10は、ガイドホルダ20の合流部26aとニードルガイド11の切欠部14とによって、一対の角部に接着剤供給部27が形成される。
さらに、ニードルガイド11がガイドホルダ20に保持された状態では、ガイドホルダ20の周壁24と、配置部21に配置されたニードルガイド11の側縁との間に、突起25の圧接部分を除き、接着剤充填用の隙間Sが形成される。この接着剤充填用の隙間Sは、突起25とニードルガイド11の接触位置において、刻設された凹部26によってそれぞれが連続した状態となっている。
ニードルガイド11をガイドホルダ20に接着させる場合は、一対の接着剤供給部27に接着剤を充填させる。充填された接着剤は、接着剤供給部27から凹部26を介して接着剤充填用の隙間Sに流れ込み、ニードルガイド11の全周囲に案内される。これにより、ニードルガイド11は、全側周面と凹部26に対向する背面が、接着剤によってガイドホルダ20に確実に接着されることができる。また、ニードルガイド11はガイドホルダ20の突起25によって圧接されており、接着剤の充填時に、接着剤が圧入されてもニードルガイド11が配置部21から不用意に浮き上がることがない。
以上のようにして、先端ニードルガイド部材10は組み立てられ、インパクトドット式印字ヘッドのノーズ1に装着される。
図6は、本実施形態に係るインパクトドット式印字ヘッドのノーズを示す図であり、(a)は拡大側面図、(b)は上面断面図である。
図6に示すように、インパクトドット式印字ヘッドのノーズ1は、筒状に形成されており、先端開口部に装着部7が形成されている。この装着部7は、先端開口部の上辺のみが開口しており、先端開口部の内周面にガイド凸部7aが設けられている。
一方、先端ニードルガイド部材10のガイドホルダ20は、図5(b)に示すように、筒状の両端面にフランジ部28が形成されており、胴部が相対的に凹んだ状態となっている。ガイドホルダ20は、両端のフランジ部28と胴部が、ガイド凸部7aに係合してガイドされながら装着部7に差し込まれて嵌合状態となる。装着部7は、ノーズ1の中心軸と直交する方向から先端ニードルガイド部材10が差し込まれ、ガイド凸部7aによって先端ニードルガイド部材10を保持することができる。
なお、印字ヘッドが印字しながら移動する際に働く外力が先端ニードルガイド部材10を外すように働くことを防ぐために先端ニードルガイド部材10の取り付け方向は、ノーズ1の中心軸と直交する方向で、かつ印字ヘッド走行方向と直行する方向とすることが好ましい。
また、図2に示すように、ノーズ1の中空部内には、複数の中間ニードルガイド部材30、40、50、60、70、80(図中では6個)が配置され、ニードル4の摺動を案内する構成である。これら中間ニードルガイド部材30、40、50、60、70、80は、ノーズ1の中空部内に基端開口部から挿入されて積層配置される。
図7は、中間ニードルガイド部材を順に示す正面図であり、(a)は第1中間ニードルガイド部材、(b)は第2中間ニードルガイド部材、(c)は第3中間ニードルガイド部材、(d)は第4中間ニードルガイド部材、(e)は第5中間ニードルガイド部材、(f)は第6中間ニードルガイド部材である。
図2及び図7に示すように、複数の中間ニードルガイド部材30、40、50、60、70、80は、第1中間ニードルガイド部材30から順にノーズ1の中空部内に挿入される構成である。各中間ニードルガイド部材30、40、50、60、70、80にはニードル4を挿通する中間ガイド孔31、41、51、61、71、81が穿設されており、これら中間ガイド孔31、41、51、61、71、81は、第1中間ニードルガイド部材30の略菱形配列から第6中間ニードルガイド部材80の円形配列に次第に変化するように配設されている。また、各中間ニードルガイド部材30、40、50、60、70、80は、それぞれ異なった外周形状に形成されている。
図8は、第1中間ニードルガイド部材を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。
図8に示すように、第1中間ニードルガイド部材30は、先端面に係合突起32が設けられている。また、図4(a)に示すように、先端ニードルガイド部材10のガイドホルダ20の裏面には係合穴29が数箇所に設けられている。ガイドホルダ20は、第1中間ニードルガイド部材30の係合突起32が係合穴29に差し込まれることで、ノーズ1の軸方向から係止されることになり、ノーズ1の装着部7から径方向に対する抜けが阻止できる。
図9は、先端ニードルガイド部材及び中間ニードルガイド部材をノーズの装着部に取り付ける手順を示した側面断面図であり、(a)は先端ニードルガイド部材の装着前、(b)は先端ニードルガイド部材の装着後、(c)は第1中間ニードルガイド部材の装着後、(d)は全中間ニードルガイド部材の装着後である。
次に、インパクトドット式印字ヘッドのノーズ1の組立方法について説明する。図9(a)、(b)に示すように、先端ニードルガイド部材10が図中上方向からスライドされ、ノーズ1の装着部7に差し込まれる。これにより、先端ニードルガイド部材10は、ガイド孔12及び案内ガイド孔22が位置決めされた状態で、装着部7に保持されることができる。
次に、図9(b)(c)に示すように、第1中間ニードルガイド部材30がノーズ1の基端側開口部から中空部内に挿入される。第1中間ニードルガイド部材30は、ノーズ1の装着部7において、既に保持されている先端ニードルガイド部材10の係合穴29に係合突起32が挿入される。すなわち、先端ニードルガイド部材10は、第1中間ニードルガイド30及び装着部7によって、ノーズ1に確実に固定された状態となる。
さらに、図9(c)、(d)に示すように、第2中間ニードルガイド部材以降の各中間ニードルガイド部材40、50、60、70、80がノーズ1の基端開口部から挿入される。インパクトドット式印字ヘッドのノーズ1は、各中間ニードルガイド部材30、40、50、60、70、80がノーズ1の基端開口部から挿入されることによって、ノーズを二つ別体構造として成形する必要がなく、一体構造として成形することができる。
また、ノーズ1の中空部内には、各中間ニードルガイド部材30、40、50、60、70、80の外周形状に対応して、各中間ニードルガイド部材の配置部が形成されている。これにより、インパクトドット式印字ヘッドのノーズ1の組立時には、各中間ガイド孔31、41、51、61、71、81の向きや積層順番の間違い等を防止することができる。また、ノーズ1の中空部内において、各中間ニードルガイド部材30、40、50、60、70、80は、積層配置されることによってノーズの軸方向への動きが固定され、外周形状がノーズ1の配置部に係合することで、ノーズの径方向への動きも規制され、ガタつきなく配置されることができる。
以上のようにして、インパクトドット式印字ヘッドのノーズ1が組み立てられた後、ニードル4が、各中間ニードルガイド部材の中間ガイド孔31、41、51、61、71、81、先端ニードルガイド部材10の案内ガイド孔22及びガイド孔12に挿通され、その摺動が案内支持されることになる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、ニードルガイドに形成される多数のガイド孔は、図3に示すような菱形配置に限定されず、必要に応じて2列並行配置など種々の形態に配置することができる。ガイドホルダの案内ガイド孔や、中間ニードルガイド部材の中間ガイド孔は、ニードルガイドに形成したガイド孔の配列に対応して位置調整される。
本実施形態に係るインパクトドット式ヘッドの全体構成を示す斜視図である。 本実施形態に係るインパクトドット式ヘッドの全体構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面断面図である。 本実施形態に係るインパクトドット式印字ヘッドのニードルガイドを示す正面図である。 本実施形態に係るガイドホルダを示す図であり、(a)は背面図、(b)は側面断面図、(c)は正面図、(d)は図4(b)のX部拡大図である。 本実施形態に係るガイドホルダにニードルガイドを固定した状態を示す正面図である。 本実施形態に係るインパクトドット式印字ヘッドのノーズを示す図であり、(a)はノーズの拡大側面図、(b)はノーズの上面断面図である。 本実施形態に係る中間ニードルガイド部材を順に示した正面図であり、(a)は第1中間ニードルガイド部材、(b)は第2中間ニードルガイド部材、(c)は第3中間ニードルガイド部材、(d)は第4中間ニードルガイド部材、(e)は第5中間ニードルガイド部材、(f)は第6中間ニードルガイド部材である。 本実施形態に係る第1中間ニードルガイド部材を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。 本実施形態に係る先端ニードルガイド部材及び中間ニードルガイド部材をノーズの装着部に取り付ける手順を示した側面断面図であり、(a)は先端ニードルガイド部材の装着前、(b)は先端ニードルガイド部材の装着後、(c)は第1中間ニードルガイド部材の装着後、(d)は全中間ニードルガイド部材の装着後である。
符号の説明
1:ノーズ、2:アーマチェア、3:付勢ばね、4:ニードル、5:コア、7:コイル、7:装着部、7a:ガイド突起、
10:先端ニードルガイド部材、11:ニードルガイド、12:ガイド孔、13:切欠部、14:位置決め孔、
20:ガイドホルダ、21:配置部、22:案内ガイド孔、23:凸部、24:周壁、25:突起、26:凹部、27:接着剤供給部、28:フランジ部、29:係合穴、
30:第1中間ニードルガイド部材、31、41、51、61、71、81:中間ガイド孔、32:係合突起、
40、50、60、70、80:中間ニードルガイド部材、
S:隙間

Claims (6)

  1. 筒状のノーズと、当該ノーズの先端開口部に装着される先端ニードルガイド部材と、前記ノーズの中空部内に配置される複数の中間ニードルガイド部材とを含み、
    前記ノーズの先端開口部に、当該ノーズの中心軸と直交する方向から前記先端ニードルガイド部材を差し込んで保持する装着部を形成するとともに、
    前記複数の中間ニードルガイドは、前記ノーズの中空部内に基端開口部から挿入する構成であり、
    且つ、前記中間ニードルガイド部材のうち、前記ノーズの中空部内へ最初に挿入される第1中間ニードルガイド部材と、前記先端ニードルガイド部材との相互間に、前記先端ニードルガイド部材の前記装着部からの抜けを阻止する係合部を形成したことを特徴とするインパクトドット式印字ヘッド。
  2. 前記係合部は、前記第1中間ニードルガイド部材と前記先端ニードルガイド部材のいずれか一方に形成した係合穴と、他方に形成され当該係合穴に差し込まれる係合突起とで構成されていることを特徴とする請求項のインパクトドット式印字ヘッド。
  3. 前記複数の中間ニードルガイド部材は、前記ノーズの中空部内へ積層配置されることを特徴とする請求項1又は2のインパクトドット式印字ヘッド。
  4. 前記各中間ニードルガイドは、前記ノーズに接着されてなく、前記積層配置によりノーズの軸方向への動きが固定される構成であることを特徴とする請求項3のインパクトドット式印字ヘッド。
  5. 前記複数の中間ニードルガイド部材は、それぞれ異なった外周形状に形成されており、
    前記ノーズの中空部内には、各中間ニードルガイド部材の外周形状に対応して当該各中間ニードルガイド部材の配置部が形成されていることを特徴とする請求項3又は4のインパクトドット式印字ヘッド。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のインパクトドット式印字ヘッドを備えたプリンタ。
JP2006297631A 2006-11-01 2006-11-01 インパクトドット式印字ヘッド、及び同印字ヘッドを備えたプリンタ Expired - Fee Related JP4129884B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006297631A JP4129884B2 (ja) 2006-11-01 2006-11-01 インパクトドット式印字ヘッド、及び同印字ヘッドを備えたプリンタ
CN2007101682065A CN101172425B (zh) 2006-11-01 2007-10-31 击打式打字头以及具有该打字头的打印机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006297631A JP4129884B2 (ja) 2006-11-01 2006-11-01 インパクトドット式印字ヘッド、及び同印字ヘッドを備えたプリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008114407A JP2008114407A (ja) 2008-05-22
JP4129884B2 true JP4129884B2 (ja) 2008-08-06

Family

ID=39421257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006297631A Expired - Fee Related JP4129884B2 (ja) 2006-11-01 2006-11-01 インパクトドット式印字ヘッド、及び同印字ヘッドを備えたプリンタ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4129884B2 (ja)
CN (1) CN101172425B (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4343555A (en) * 1980-05-05 1982-08-10 Exxon Research & Engineering Co. Chemical print element

Also Published As

Publication number Publication date
CN101172425A (zh) 2008-05-07
JP2008114407A (ja) 2008-05-22
CN101172425B (zh) 2011-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7265047B2 (ja) 筆記具用リフィールの製造方法
JP4129884B2 (ja) インパクトドット式印字ヘッド、及び同印字ヘッドを備えたプリンタ
JP4129883B2 (ja) インパクトドット式印字ヘッド、及び同印字ヘッドを備えたプリンタ
JPS6212613Y2 (ja)
JPH106537A (ja) ワイヤドットプリンタヘッド
GB2252752A (en) Armature pivots in dot-matrix printers
JP2004261972A (ja) 印字ヘッド
JP2011195204A (ja) ロール紙供給装置
JP4185065B2 (ja) ワイヤドット式プリントヘッド
KR920009763B1 (ko) 석방형 도트프린터헤드
JPH0337970Y2 (ja)
EP0580426B1 (en) Impact dot printing head and impact dot printer
JP2006248095A (ja) インクリボンカセット
JP2006316888A (ja) 直動案内装置
JP2007015282A (ja) 印字装置
US5269610A (en) Armature design in a wire matrix printing head
JP2789621B2 (ja) ワイヤードットプリンタ用の印字ヘッド
JPS6052360A (ja) ドツトインパクト印字ヘツド
JPH09109424A (ja) 画像形成装置の印字ヘッド
JP2897527B2 (ja) 印字ヘッド
JPS61169259A (ja) ワイヤドツト印字ヘツド
JPS60109857A (ja) プリントヘツド
JP5517030B2 (ja) リニアアクチュエータ
WO2010137109A1 (ja) プリンタ装置の印字ヘッド
JPH028765Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080213

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080414

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080514

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080514

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4129884

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110530

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130530

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150530

Year of fee payment: 7

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees