JPH0337970Y2 - - Google Patents

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JPH0337970Y2
JPH0337970Y2 JP6206684U JP6206684U JPH0337970Y2 JP H0337970 Y2 JPH0337970 Y2 JP H0337970Y2 JP 6206684 U JP6206684 U JP 6206684U JP 6206684 U JP6206684 U JP 6206684U JP H0337970 Y2 JPH0337970 Y2 JP H0337970Y2
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ribbon
holder
cassette housing
cassette
wall
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、パンケーキ状のリボン巻体と、、該
リボン巻体に巻かれているリボンの先端が固定さ
れる巻取用コアとが、所定のカセツトケースに組
込まれていると共に、前記リボン巻体と巻取用コ
アとのあいだのリボンの内外両面より挾持するバ
ツクテンシヨン構造が設けられているリボンカセ
ツトに関する。
[従来技術] 従来この種のリボンカセツトは、リボン巻体と
巻取用コアとのあいだのリボンの弛みをなくすた
めバツクテンシヨン構造が設けられているが、こ
のバツクテンシヨン構造はリボンを内外両面より
挾持する構造となつているために、リボン巻体か
ら巻取用コアにリボンを張設する際にバツクテン
シヨン構造を通過させるのが困難であつた。とく
に近時リボンの厚さが極薄く形成されるにいた
り、リボンの腰がなくなつて手指による操作が困
難になるにつれて、このようなバツクテンシヨン
構造のリボン通し作業における作業性の悪化が著
しくなつてきた。
かかるリボン通し作業を簡易化するものとして
着脱自在の外ケースと内ケースとからなるインク
リボンケースが提案されている(特開昭56−
77180号公報参照)。該公報に記載されているイン
クリボンケースは、インクリボンを駆動する駆動
輪と該駆動輪と圧接する圧接輪を具備した外ケー
スと、インクリボンを収納した内ケースとからな
つている。そして、前記駆動輪または圧接輪の少
なくとも一方が移動可能であり、内ケースを外ケ
ースに装着することにより該内ケースに設けられ
た板バネなどの圧接手段が前記移動可能な駆動輪
または圧接輪を付勢して両者を圧接させるもので
ある。このインクリボンケースによれば、インク
リボンは、装着前にあつては比較的大きな隙間を
有している駆動輪と圧接輪のあいだを回導させる
だけでよく、内カセツトの外カセツトへの装着に
よつて駆動輪または圧接輪が移動して必要な張力
がえられるため、インクリボンの交換作業が容易
になる、とされている。
しかしながら、前記公報に記載されたインクリ
ボンケースでは、駆動輪を含む駆動機構を備えた
外ケースとインクリボンを収納する内ケースとを
分割する方式を採用している。このため、両ケー
スを組み合わせた後にインクリボンのゆるみを空
稼動により修正する必要がある。
また、外ケースの下部を延長して内ケースと接
合する側部を設け、さらにこの側部を補強する底
部を設けることにより両ケースの接続を行うよう
にしており、構造が複雑であるという問題があ
る。さらに前後方向にスライドして分割する方式
であるため、接合部がみじかく、強度的に信頼性
が低く、また分解する惧れもある。
[考案の目的] 本考案は、このような実情に鑑み、極薄いリボ
ンであつてもかつ一般のエンドユーザーであつて
も、簡単にバツクテンシヨン構造にリボンを通過
させることができるようにし、もつてリボンのカ
セツトへの詰め換えを容易にし、構造的にも簡単
であり信頼性の高いリボンカセツトを提供するこ
とを目的とする。
[考案の構成] この目的を達成するために、本考案は、インク
リボンが使用可能な姿勢にて収納されてなるリボ
ンホルダーと、当該リボンホルダーを収納して印
刷装置に装着可能とするカセツトハウジングとが
別部材にて構成されており、板バネとリボン支え
部とのあいだにリボンを挾持して前記リボンに走
行抵抗を生じせしめるバツクテンシヨン構造のリ
ボンカセツトであつて、 (a) 前記板バネが前記カセツトハウジングに設け
られ、かつ前記リボン支え部が前記リボンホル
ダーに設けられており、 (b) 前記カセツトハウジングは、天板と、前壁
と、後ろ外壁とからなり、前記前壁および後ろ
外壁には断面コの字状のスライド溝が形成され
ており、 (c) 前記リボンホルダーは、インクリボンおよび
リボン支え部が配置される底板からなつてお
り、該底板の前後縁には前記カセツトハウジン
グの断面コの字状スライド溝に内嵌めされる突
条が形成されており、 (d) 前記リボンホルダーの前記カセツトハウジン
グとの着脱方向を前記板バネのリボン接触面と
前記リボン支え部のリボン接触面とが相対向し
ながら遠近する方向に規制する規制構造を介し
て前記リボンホルダーと前記カセツトハウジン
グとが着脱自在に接合させてなる構成としたも
のである。
このように構成することにより、インクリボン
をバネとリボン支え部とにより挾持してバツクテ
ンシヨンを生じる構造を改良したもので、インク
リボンを保持するホルダーにリボン支え部を設
け、前記ホルダーを保持するカセツトハウジング
に板バネを設け、前記ハウジングに前記ホルダー
を挿入して組立てる方向をバネに対しリボン支え
部が対向して近づく方向に規制することで、バネ
とリボン支え部との狭い間隙にインクリボンを挿
入するという極めて困難でかつバネ破損を招く虞
のある操作を行なわずとも、インクリボンを交換
することができるようになつた。
しかも、板バネとリボン支え部とは面同士が対
向するので、インクリボンを長さ方向においても
引きずることがない。
また、インクリボンをリボンホルダーに装着し
たときにインクリボンのゆるみをとつておけば、
カセツトハウジングの着脱によつてインクリボン
にゆるみが生じることらないので、組み合わせ後
そのまま稼動させることができる。さらに、左右
方向にスライドして分割する方式であるため、カ
セツトハウジングとリボンホルダーとの接合部が
長くとれ、組立後の強度が大きく、また分割頻度
が高くなつてもガタが生じることがない。さらに
稼動時の振動にも充分耐えることができる。
このように本考案では、極狭い通路に腰のない
リボンを通過させるという困難な作業なしにカセ
ツト内にパンケーキ状にしたリボンを装着しうる
ようになつた。
[考案の実施態様] つぎに実施例をあげて本考案を説明明する。
第1図は本考案のリボンカセツトの一実施例を
示す一部切欠き分解斜視図、第2図は第1図に示
される実施例の一部切欠き平面図、第3図は第1
図に示される実施例における変更例を示す縦断側
面図、第4図は第1図に示される実施例の他の変
更例を示す分解斜視図である。
リボンホルダー1は、底板2と、左側壁3と後
ろ側壁4と、リボン支え部である第一リボン支え
6と別の第二リボン支え7とからなる。
前記底板2には、パンケーキ状のリボン巻体8
を回転自在に軸支する支軸9が立設され、また巻
取用コア10の下部を回転自在に内嵌めする孔1
1が形成されている。また、前記底板2の下面前
後縁には規制構造の一方である、スライド溝1
2,13が相互に平行に形成されている。前記左
側壁3、後ろ側壁4、第一リボン支え6および第
2リボン支え7の前記底板2からの高さは、前記
リボン巻体8の高さとほぼ等しいか、若干高くし
てある。前記第一リボン支え6と前記第二リボン
支え7とのあいだには印字用ヘツドが位置するた
めの空所Aが設けられている。この空所Aに張設
されているリボンの経路が印字箇所となつてい
る。
カセツトハウジング14は、前記底板2と平面
形状がほぼ同形の天板15と、前記第一リボン支
え6に対向する第一前壁16と、第二リボン支え
7と対向する第二前壁17と、これらの両前壁に
対向する後ろ外壁18と、右側外壁5とからな
る。
前記第一前壁16、前記第二前壁17および前
記後ろ外壁18には、それぞれ前記スライド溝1
2,13に係合する突条19,20および21が
形成されている。
そして、前記第一前壁16には、その内面に板
バネ22が固定されている。
このように、前記リボンホルダー1を前記カセ
ツトハウジング14にスライドして組付けうるよ
うにしてあり、この組付けに際し前記第一リボン
支え6と板バネ22とは、そのリボン当接面が相
対向したまま接近してゆき、最終の組付け状態で
はこれら両者でリボンを挾持することとなる。
以上のように構成することで前記リボンホルダ
ー1と前記カセツトハウジング14とが分離され
た状態において、パンケーキ状のリボン巻体8と
前記巻取用コア10とを、狭い通路にリボンを通
すという煩わしい作業をなんら必要とせずに前記
リボンホルダー1に装着することができるように
なつた。さらに、前記カセツトハウジング14と
の組付けにあたつては、前記第一リボン支え6と
板バネ22とのリボン当接面が相対向したまま接
近してゆき(逆にリボンホルダー1とカセツトハ
ウジング14を分解するときには遠ざかつてい
く)、最終の組付け状態でリボンを挾持すること
となるので、両者にリボンの幅方向における位置
ずれがリボン挾持の際に生じず、極薄いリボンで
あつてもシワを生じさせることがない。さらに、
板バネ22の破損を招くおそれのある無理な操作
をしなくてもよい。
なお、第3図に示す態様では、前記突条19,
20,21に代えて断面コの字状のスライド溝3
0,31,32がカセツトハウジング14に形成
されており、前記スライド溝12,13に代えて
この断面コの字状スライド溝に内嵌めされる突条
33,34,35が前記底板2の前後縁にそれぞ
れ形成されている。このようにしたばあいは、前
記底板2と前記天板15との上下間隔は、断面コ
の字状のスライド溝の位置で決定されるので、前
記後ろ側壁4は必ずしも必要とはしない。このた
め、第1図に示されるものに比べて構造がより簡
略化される。
また、第4図に示すように、前記カセツトハウ
ジング14の後ろ外壁18をなくし、カセツトハ
ウジング14に左外壁36を付加し、この左外壁
36と前記右側外壁5とに前記凸状19,20,
21と同様な突条、または前記断面コの字状のス
ライド溝と同様な溝37,38を形成するととも
に、前記リボンホルダー1の前記底板2の左右側
縁に前記スライド溝12,13と同様な溝または
前記断面コの字状のスライド溝に内嵌めされる突
条と同様な突条39,40を形成し、もつてカセ
ツトハウジング14の後方からリボンホルダー1
を組付けるようにしてもよい。
[考案の効果] 以上説明したとおり、本考案のリボンカセツト
によれば、板バネが設けられた蓋部材(カセツト
ハウジング)のみを左右方向に引き出し分割する
方式であるので、カセツトハウジングの着脱によ
つてゆるみが生じることがないので、組み合わせ
後そのまま稼動させることができる。また、左右
方向にスライドして分割する方式であるため、カ
セツトハウジングとリボンホルダーとの接合部が
長くとれ、組立後の強度が大きく、また分解頻度
が高くなつてもガタが生じることがない。さらに
稼動時の振動にも充分耐えることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は本考案
のリボンカセツトの一実施例を示す一部切欠き分
解斜視図、第2図は第1図に示される実施例の一
部切欠き平面図、第3図は第1図に示される実施
例における変更例を示す縦断側面図、第4図は第
1図に示される実施例の他の変更例を示す分解斜
視図である。 図面の主要符号、1:リボンホルダー、6:第
一リボン支え、7:第二リボン支え、8:リボン
巻体、10:巻取用コア、22:板バネ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 インクリボンが使用可能な姿勢にて収納されて
    なるリボンホルダーと、当該リボンホルダーを収
    納して印刷装置に装着可能とするカセツトハウジ
    ングとが別部材にて構成されており、板バネとリ
    ボン支え部とのあいだにリボンを挾持して前記リ
    ボンに走行抵抗を生じせしめるバツクテンシヨン
    構造のリボンカセツトであつて、 (a) 前記板バネが前記カセツトハウジングに設け
    られ、かつ前記リボン支え部が前記リボンホル
    ダーに設けられており、 (b) 前記カセツトハウジングは、天板と、前壁
    と、後ろ外壁とからなり、前記前壁および後ろ
    外壁には断面コの字状のスライド溝が形成され
    ており、 (c) 前記リボンホルダーは、インクリボンおよび
    リボン支え部が配置される底板からなつてお
    り、該底板の前後縁には前記カセツトハウジン
    グの断面コの字状スライド溝に内嵌めされる突
    条が形成されており、 (d) 前記リボンホルダーの前記カセツトハウジン
    グとの着脱方向を前記板バネのリボン接触面と
    前記リボン支え部のリボン接触面とが相対向し
    ながら遠近する方向に規制する規制構造を介し
    て前記リボンホルダーと前記カセツトハウジン
    グとが着脱自在に接合させてなる ことを特徴とするリボンカセツト。
JP6206684U 1984-04-25 1984-04-25 リボンカセツト Granted JPS60173355U (ja)

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JP6206684U JPS60173355U (ja) 1984-04-25 1984-04-25 リボンカセツト

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JP6206684U JPS60173355U (ja) 1984-04-25 1984-04-25 リボンカセツト

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JPS60173355U JPS60173355U (ja) 1985-11-16
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JP7356268B2 (ja) * 2019-06-19 2023-10-04 セイコーエプソン株式会社 テープ供給体およびテープ供給体セット

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JPS60173355U (ja) 1985-11-16

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