JP4125733B2 - 流体噴射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、流体噴射装置に関する。
ドロップオンデマンドの流体噴射装置は、プリントおよび薬剤送達等、多くのさまざまな用途において利用することが可能である。別の用途は、バイオ分析用の液体材料を定量吐出することを含んでいてもよい。さらに別の用途は、流体噴射装置で電子装置にプリントすることを備えていてもよい。ドロップオンデマンドの流体噴射装置は、複数の流体滴発生器を備えていてもよい。個々の流体滴発生器を選択的に制御することによって、流体滴をそこから噴射させることが可能となっている。
ドロップオンデマンドの流体噴射装置の動作についての重要な基準の1つがプリント速度である。したがって、ドロップオンデマンドの流体噴射装置のプリント速度を上げることがしばしば要求されている。
ドロップオンデマンドの流体噴射装置を用いることが可能な用途はさまざまであるために、さまざまな構成に適合することができ、製造コストを比較的低減させることができる設計が奨励されている。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明は、少なくとも1つの変位ユニットと動作的に関連する少なくとも1つのノズルであって、前記少なくとも1つの変位ユニットは、前記ノズルに関連する流体に対して力学的エネルギーを与え、それによって、前記ノズルから流体滴を噴射させるように構成されたノズルと、エネルギーを供給し、それによって、前記流体滴の噴射を制御するように前記変位ユニットを選択的に動作させるように構成されたブラウン管と、を備えている。
また、本発明は、それぞれが流体を噴射する変位可能アセンブリを備える複数の流体滴発生器と、個々の前記流体滴発生器に近接して電流を供給し、それによって、前記流体滴発生器から流体を噴射させるように構成される電子ビーム発生アセンブリと、を備えている。
さらに、本発明は、少なくとも1つの変位ユニットと、流体が選択的に噴射される際に通ることが可能な、関連するノズルとを備える流体アセンブリと、電子ビームを変調して導き、それによって、関連する前記ノズルから流体滴を噴射させるのに十分であり、個々の前記変位ユニットを駆動するように構成される少なくとも1つの電子ビーム発生アセンブリと、を備えている。
実現可能な場合はいつでも、図面全体を通して同様の特徴および構成要素を参照するのに同じ参照符号を用いている。アルファベットを末尾に添えることを利用して、異なる実施形態を示している。
例示的な流体噴射装置を以下で説明する。いくつかの実施形態において、流体噴射装置は、通常、流体アセンブリに接続した電子ビーム発生アセンブリ(発生アセンブリ)を備えている。流体アセンブリは、流体滴発生器のアレイを備えていてもよい。いくつかの実施形態において、個々の流体滴発生器は、マイクロ流体チャンバ(チャンバ)、関連するノズル、および1つまたは複数の変位ユニット(displacement units)を備えていてもよい。発生アセンブリは、電荷を供給して、さまざまな流体滴発生器からのオンデマンドの流体滴噴射を可能にする個々の変位ユニットをもたらすことができる。
以下で説明する実施形態は、流体噴射装置を形成する方法およびシステムに関するものである。以下で説明するさまざまな構成要素は、正確な縮尺率で示してはいないかもしれない。むしろ、含まれる図は、本明細書において説明するさまざまな発明の原理を読者に説明する概略図として意図されるものである。
図1は例示的な流体噴射装置100の概略図を示している。この特定の実施形態において、流体噴射装置100は、発生アセンブリ102と流体アセンブリ104とを備えている。流体アセンブリ104は、複数の流体滴発生器106を備えていてもよい。発生アセンブリ102は、所定期間中、個々の流体滴発生器106からの流体噴射を選択的に制御する少なくとも1つの電子ビームを発生させることが可能である。
図2は、発生アセンブリ102aと流体アセンブリ104aとを有する別の例示的な流体噴射装置100aの概略断面図を示している。図2aは、図2に示す流体噴射装置100aの一部をわずかに拡大した図を示している。
いくつかの実施形態において、発生アセンブリ102aは1つまたは複数の電子ビーム源または電子銃202を備えている。他の実施形態では、1つまたは複数の電界エミッタを用いてもよい。この電界エミッタは、一実施形態において、寸法が小さいことによって作り出される強い電界に依拠して電子をその表面から引き出す電子源であってもよい。いくつかの実施形態では、他のタイプの電子源を利用してもよい。本実施形態において、発生アセンブリ102aはまた、電子銃202を含むかまたは他の方法でそれに関連する真空管204も備えている。また、本実施形態において、真空管204は、少なくとも部分的に基板210によって画定されていてもよい。基板210はまた、以下でより詳細に説明するように流体アセンブリ104aの一部も画定している。この特定の実施形態において、電子銃202および真空管204はブラウン管を備えていてもよい。
本実施形態において、基板210を貫いて真空管204に近接する第1の端214a,214bと、流体滴発生器106a,106bに近接する第2の端216a,216bとの間にそれぞれ2つの導電経路212a,212bが延在している。導電経路212b等の個々の導電経路は、電子銃202が発生する電気エネルギーを受け取って、そのエネルギーのうちの少なくともいくらかを流体滴発生器106bに近接して供給することが可能となっている。流体通路220は、次の噴射のために流体をチャンバ222a,222bに供給するものである。この特定の実施形態において、電子銃202、真空管204、基板210および導電経路212a,212bは、ブラウン管のピンチューブ(pin tube)を備えていてもよい。
図2aから分かるように、全体として226bで示す変位ユニットすなわち構造は、チャンバ222bから流体を変位させ、その結果、ノズル228bから流体が噴射されるようにすることが可能となっている。この特定の実施形態において、変位ユニット226bは、略固定されたアセンブリ232bに近接して配置された変位可能アセンブリ230bを備えていてもよい。変位ユニット226bは、その構成部品のうちの1つまたは複数を物理的に移動させて、流体に力学的エネルギー(mechanical energy)を与えることによって流体を変位させることが可能となっている。以下でより詳細に説明するように、本実施形態において、そのような物理的移動は変位可能アセンブリ230bによって行うことが可能である。さらに、いくつかの実施形態において、以下でより詳細に説明するように、変位可能アセンブリ230bは静電気によって変形可能な薄膜(メンブレン)を備えていてもよい。
図2bおよび図2cは、図2aに示す流体滴発生器106bのさらに拡大した図を示している。図2bおよび図2cは、特定の一実施形態がどのように流体滴発生器106bから流体滴を噴射することができるのかを示している。図2bに示すように、変位ユニットの変位可能アセンブリ230bは、全体としてs1として示す第1の位置すなわち状態にある。この特定の実施形態において、第1の状態s1は、図面に示すxy平面と略平行な略平面の構成である。他の実施形態では、他の幾何学的構成を有していてもよい。そのような例の一つが、以下で図7に関連して提供されている。
図2cは、少なくとも一部が第1の状態すなわち配置s1(図2bに示す)から固定されたアセンブリ232bに向かって第2の状態すなわち配置s2へと変位する、変位可能アセンブリ230bを示している。説明の目的のために、基準線lを付け加えてxy平面に対するz方向の変位を示している。図2cにおいて、基準線lに対する変位の大きさは説明の目的のためのものであり、正確には表していないかもしれない。
動作中、発生アセンブリ102aは、さまざまな流体滴発生器106a,106bから流体噴射を行うことが可能となっている。この特定の実施形態において、発生アセンブリ102aは、特定の流体滴発生器にアドレスし、流体噴射を行うエネルギーを提供することによって、そこから流体を噴射させている。例えば、図2bに示す第1の状態s1である流体滴発生器の変位可能アセンブリ230bで始まって、電子ビームeを導電経路の第1の端214bに向くように導くことが可能である。この電子ビームは、導線の第2の端216bにおいて正味の負電荷を生成することが可能であり、これは、この特定の実施形態において、固定されたアセンブリ232bに電気的に結合している。この特定の実施形態において、変位可能アセンブリ230bは相対的に正の電荷を有することが可能であり、図2cに示すように、固定されたアセンブリ232bへ向かって第2の状態s2に変位することが可能である。第1の端214bから遠ざかる方向に電子ビームeを向けることによって、固定されたアセンブリ232bに関連する負の電荷が逃げ、したがって、変位可能アセンブリ230bとの静電引力が小さくなる。変位可能アセンブリは、続いてその第1の状態s1に復帰し、ノズル228bから流体滴を噴射するのに十分な力学的エネルギーを、チャンバ222b内の流体に対して作り出すことが可能となる。
図3ないし図3eは、発生アセンブリ102bと流体アセンブリ104bとを備える別の例示的な流体噴射装置100bを示している。図3は、yz平面に略沿った高レベル(high level)断面図を示している。図3aは、図3における流体噴射装置100bの一部の断面図を示している。図3bは、図3における流体噴射装置100bの一部を示している。図3cおよび図3dは、図3bにおける例示的な電子ビーム構成の断面図を示している。
図3および図3aから理解できるように、本実施形態において、発生アセンブリ102bは真空管204b内に配置された4つの電子銃202b〜202eを有している。電子銃202b〜202eは、ビーム偏向手段すなわち偏向機構302によって電子ビームを基板210bに向けるように構成されていてもよい。この特定の実施形態において、偏向機構302はヨークを備えていてもよい。他の好適な実施形態は、その代わりに、またはそれに付け加えて、とりわけ偏向電極を備えていてもよい。偏向機構302は、電磁気によるおよび/または静電気による偏向を含むが、これに限定するものではないさまざまな機構によって、その機能を達成してもよい。
本実施形態において、基板210bは、少なくとも部分的に、ピンプレート(pin plate)または導体プレート304を画定してもよい。ピンプレート304と流体アセンブリ104bとの間にはインターフェース306が配置され、このインターフェース306によって、発生アセンブリ102bを流体アセンブリ104bに連結することが可能となる。
流体アセンブリの流体滴発生器106c〜106lの機能は、第1の信号発生手段および第2の信号発生手段によって行うことが可能である。本実施形態において、第1の信号発生手段は、個々の流体滴発生器に電気的に連結される電圧源308を備えていてもよい。また、本実施形態において、第2の信号発生手段は発生アセンブリ102bを備えていてもよい。このような2つの信号発生手段の例については、図5ないし図5kに関連して以下でより詳細に説明することにする。他の実施形態では、他の第1および第2の信号発生手段を利用してもよい。さらに他の実施形態では、単一の信号発生手段を利用して個々の流体滴発生器を制御してもよい。そのような例の1つが、図2ないし図2cに関連して上で説明されている。
本実施形態において、発生アセンブリ102bおよび流体アセンブリ104bはそれぞれ、モジュール方式のユニットを備えていてもよい。このようにモジュール方式にすると、製造および/またはコスト上有利にすることができる。さらに、いくつかの実施形態において、そのようにモジュール方式にすると、流体噴射装置全体を交換する代わりに、流体アセンブリまたは発生アセンブリのどちらかを交換することが可能となる。例えば、いくつかの実施形態では、発生アセンブリ102bと流体アセンブリ104bとを、両者の間にインターフェースを配置して脱着可能に組み立てることが可能である。流体噴射装置を分解して、発生アセンブリ102b、流体アセンブリ104b、およびインターフェース306のうちの1つまたは複数を交換することが可能である。
図3aから理解できるように、この特定の実施形態において、4つの電子銃202b〜202eは、全体として310で示す矩形の4つの角を略備える向きになっている。複数の電子銃を用いる他の実施形態では、他の構成を利用してもよい。そのような例の1つにおいて、複数の電子銃は互いに対して略直線状に配置されていてもよい。電子銃202b〜202eの配置および場所は、このような電子銃が発生するいかなる電子ビームもピンプレート304に向けることができるものでありさえすればよい。
複数の導電経路212c〜212l(そのすべてに具体的に参照番号を付与しているわけではない)は、ピンプレート304と個々の流体滴発生器106c〜106lとの間に延びている。本実施形態において、導電経路212c〜212lの少なくとも一部は、ピンプレート304を貫いて延在する導線またはピン330c〜330l(そのすべてに具体的に参照番号を付与しているわけではない)を備えていてもよい。本実施形態において、導線330c〜330lは、個々の導線を互いから電気絶縁することができる略電気絶縁性すなわち誘電性の基板材料210b内に配置されている。ピンプレート構造の例を、以下で説明する。
この特定の実施形態において、インターフェース306は略従順な(compliant)材料、例えばゴム材料であり、一実施形態において、このインターフェース306は、z軸に沿って略導電性にし、x軸およびy軸に沿って略電気絶縁性にする材料でコーティングされている。インターフェース306は、複数の導電経路212c〜212lの一部を備えていてもよく、ピンプレート304の個々の導線330c〜330lから、個々の流体滴発生器106c〜106lに供給を行う個々の導線またはピン336c〜336l(そのすべてに具体的に参照番号を付与しているわけではない)に、電気エネルギーが流入可能なようにしてもよい。導線336c〜336lは、流体アセンブリ104bの基板340内に形成されていてもよい。
この特定の実施形態において、流体アセンブリ104bは、略y軸に沿って配置された10個の流体滴発生器106c〜106lからなるアレイを有している。当業者であれば、他の実施形態が1つのアレイ内に数百または数千の流体滴発生器を有してもよい、ということを理解するはずである。同様に、この断面図は、x軸に沿って異なるアレイを切り取ることができる多くの断面図のうちの1つを表す場合もある。例えば、一実施形態は、それぞれのアレイがy軸と略平行に配置された100個以上の流体滴発生器を有する状態で、x軸と略平行に配置された100個以上のアレイを有していてもよい。いくつかの実施形態ではまた、1つまたは複数の軸に対して千鳥配置すなわちオフセットの構成の流体滴発生器を利用してもよい。そのような千鳥配置の構成は、いくつかの実施形態において所望の流体滴密度を達成するのに役立つことが可能である。
図3bは、図3に示す流体噴射装置100bの一部をもう少し詳細に示している。図3bは、本実施形態において利用する個々の電子銃の各構成要素を示している。具体的には、図3bは電子銃202bの各構成要素を示している。本実施形態において、電子銃はそれぞれ同様の構成を有するが、そうである必要はない。電子銃202bは、ヒータ350、陰極352、グリッド354、陽極356、およびフォーカス(focus)358を備えている。これらは、発生アセンブリ102bの高電圧領域360に配置されてもよい。ヒータ350は、電子を放出するのに十分なほど陰極352を励起するエネルギーを供給することが可能となっている。グリッド354、陽極356、およびフォーカス358は、電子を所望の電子ビームeとなるように整形してフォーカスすることが可能であるとともに、電子ビームeを構成する電子の数を変更することも可能である。本実施形態において利用する電圧は、当該技術分野において既知のものと一致していてもよい。例えば、高電圧領域360は、いくつかの実施形態において5,000ボルトから20,000ボルトの範囲で駆動されてもよい。いくつかの実施形態においては、他の値を利用してもよい。当業者であれば、本明細書において説明する実施形態とともに他の電子銃構成を利用してもよい、ということを理解するはずである。
この特定の実施形態において、電子銃202bから電子ビームeがz軸と平行に放出されている。同様に、ピン330gがz軸と略平行に延在している。他の実施形態において、そのような導線は、電子ビームに対して鈍角をなして延在していてもよい。図4aおよび図4bは、導線が電子放出の軸に直交して延在する実施形態を示している。当業者であれば、他の電子銃構成を理解するはずである。
図3cおよび図3dには例示的な電子ビーム形状の例が示されている。さまざまな例示的な実施形態では、さまざまな断面の寸法および/または形状を有する電子ビームを利用することが可能である。図3cは略円形の形状を示し、図3dは略楕円形の形状を示している。他の例示的な形状は、とりわけ略長方形および正方形の形状を含んでもよい。さまざまな要因の中でとりわけビームの大きさおよび形状を調整して、ピンプレートの導線330c〜330lの断面形状および断面積と略一致させることができる。
この特定の実施形態においては、流体噴射装置100bの低電圧領域362に近接して偏向機構302が配置されている。偏向機構302は、電子ビームe(複数可)がピンプレート304の所望の領域に向くように、ビームeをxおよびy方向に導くことが可能となっている。電子銃がもたらすビーム電流は、「z軸変調(modulation)」と呼ばれるものであり、330g等の個々のピンに与えられるエネルギーを変更することが可能である。以下でより詳細に説明するように、いくつかの実施形態においてそのようなエネルギー変化を利用して、ピン330gに関連する単一の流体滴発生器106gから噴射される流体滴の大きさを調整し(effect)てもよい。当業者であれば、他の実施形態では、偏向機構302の代わりにまたはそれと組み合わせて偏向電極を利用してもよい、ということを理解するはずである。
動作において、電子銃202b〜202eからの電子ビームがピンプレート304の表面を横切って高速で逐次移動(stepped)すなわち走査され、それによって流体滴発生器を拡張位置に維持することが可能となっている。電子ビームが、走査すなわち逐次移動動作中に、あるピンプレート位置を飛ばすと、その流体噴射素子が作動してインクを噴射することになる。流体噴射素子と電子ビームとの相互作用に関連する動作のその他の筋書きについては、前述および後述している。
図4aおよび図4bは、さらなる例示的な流体噴射装置構成を示している。図4aに示す実施形態において、流体噴射装置100cは単一の電子銃202eを取り囲む真空管204cを備えているが、複数の銃を利用してもよい。電子銃202eは、偏向機構302cによって導線330l〜330nに向けることが可能な1つまたは複数の電子ビームeを発生するように構成されている。個々の導線330l〜330nは、それぞれ真空管204cと個々の流体滴発生器106l〜106nとの間に延在する導電経路212l〜212nの少なくとも一部を備えていてもよい。
図4bは、さらに別の例示的な流体噴射装置100c1を示している。この特定の実施形態において、導線330l1〜330n1がそれぞれ異なる距離だけ真空管204c1内に延在している。この特定の構成において、導線は、電子銃202e1からの距離が大きくなるにつれて、真空管内に突出する距離も大きくなる。そのような構成であれば、電子ビームeを所望のピンに向けるのを支援することが可能となる。
図4aから理解できるように、電子ビームeは、電子銃202eからz軸に略沿って放出することが可能である。偏向機構302cは、y軸に沿って個々の導線106l〜106nに向かって電子ビームeを曲げるすなわち導くことが可能である。同様に、この断面図では示されていないが、電子ビームeは、その代わりに、またはそれに付け加えて、x軸に沿って導かれてもよい。図4aにおいて電子ビームeを表す点線は、電子ビームeが3つの導線106l〜106nのすべてに同時に導かれているということを示すのではなく、これらの導線のうちの任意の1つに導くことができる、ということを説明するよう意図されている。この特定の実施形態において、導線330l〜330nはy軸と略平行に延在し、電子ビームeは電子銃202eから、y軸に略直交して放出されている。上述した図3は、それに沿って導線が延在している軸と略平行に電子が放出される一例を説明している。当業者であれば、本明細書において説明する実施形態とともに他の構成を利用してもよい、ということを理解するはずである。
図5および図5aは、別の例示的な流体噴射装置100dの一部の断面図を示している。図5に示すように、図5aはこの流体噴射装置の一部をもう少し詳細に示している。本実施形態において、ピンプレート304dは真空管(図示せず)の一部を備えている。ピンプレート304dは、導線330p,330qと電気絶縁性基板210dとを備えている。導線330p、330qは、基板210dの第1の表面502と第2の基板表面504との間に延在している。個々の導線は、第1の表面502に近接して配置された第1の末端部512p,512qと、第2の表面504に近接して配置された第2の末端部514p,514qとの間に延在する、中央部510p,510qを有している。この特定の実施形態において、末端部を大きくしてxy平面における表面積を大きくしてもよい。そのような構成であれば、さまざまな属性の中でとりわけさまざまな構成要素同士の整列をより容易にすることが可能となる。z軸に略沿って見ると、図3bないし図3dに関して上述したように、第1の末端部512p,512qは、電子ビームの形状と略一致する形状および/または大きさに形成されていてもよい。
本実施形態において、流体アセンブリの基板340dは、第1の表面522と第2の表面524との間に略延在している。流体アセンブリ104dの個々の導線またはピン336p,336qは、基板340dを貫いて、第1の表面522に近接して配置された第1の末端部532p,532qと、第2の表面524に近接して配置された第2の末端部との間に延在する、中央部530p,530qを有している。上述のように、いくつかの実施形態では、整列および/またはその他の目的のためにxy平面に沿って末端部を大きくしてもよい。
本実施形態において、単一の流体チャネル220dは、チャンバ222p,222qの両方に流体を供給するように構成されている。流体チャネル220dは、チャンバ222p,222qを補充して、オリフィス層すなわちオリフィスアレイ540に形成されたノズル228p,228qのそれぞれを通して噴射される流体の代わりとなるようにすることが可能である。当業者でれば理解するはずであるように、他の実施形態は他の供給構成を有してもよい。チャンバ222p、222qに近接して、変位ユニット226p,226qが配置されていてもよい。
インターフェース306dは、ピンプレートの個々の導線330p,330qを流体アセンブリ104dの個々の導線336p,336qに電気的に連結することが可能である。個々のピンプレート導線330p,330q、流体アセンブリの導線336p,336q、およびインターフェース306dの関連する部分は、導電経路の一部を構成することが可能である。例えば、ピンプレート導線330q、インターフェース306d、および流体アセンブリの導線336qは、全体として212qで示す導電経路の少なくとも一部を構成している。このような経路すなわち進路については、以下でより詳細に説明することにする。
変位ユニット226p,226qには、電圧源308pが電気接続されてもよい。この特定の実施形態において、電圧源308pは導電経路212qを介して変位ユニット226qに接続されている。すなわち、この特定の実施形態において、電圧源308pは導線546qを介して抵抗器548qに電気接続され、抵抗器548qは導電経路212qに接続されている。導電経路212qは変位ユニット226qに電気接続されている。はっきりと示されているわけではないが、電圧源308pは同様に変位ユニット226pに電気接続されてもよい。
この特定の実施形態において、抵抗器548p,548qは、インターフェース306dに近接して基板340d上に配置されている。他の好適な実施形態では、流体噴射装置上の他の場所に抵抗器を配置してもよい。例えば、抵抗器は、基板340dの表面上で変位ユニット226p,226qに近接して形成されてもよく、またはピンプレート304dの表面502,504のどちらかの上に形成されていてもよい。さらに他の実施形態では、他の構成を利用してもよい。例えば、いくつかの実施形態において、導線546qおよび/または抵抗器548p、548qは基板340d内に形成してもよい。抵抗器548p,548qを利用する代わりに、またはそれに付け加えて、他の例示的な実施形態では、さまざまな他の受動的または能動的(直線状または非直線状)構成要素を利用してもよい。当業者であればそのような構成を理解するはずである。
図5aから理解できるように、本実施形態における変位ユニット226qは、変位可能アセンブリ230qと固定されたアセンブリ232qとを備えていてもよい。さらに、本実施形態において、変位可能アセンブリ230qは、全体として552で示すアースに接続されている。変位可能アセンブリ230qと固定されたアセンブリ232qとを誘電領域554qが分離してもよい。この特定の実施形態において、誘電領域554qは空気またはその他の気体を含んでもよい。いくつかの実施形態は、その代わりに、またはそれに付け加えて、変位可能アセンブリ230qと固定されたアセンブリ232qとの間にさらなる誘電層を置いてもよい。例えば、このさらなる誘電層は、変位可能アセンブリ230qと固定されたアセンブリ232qとの互いに対向する表面のうちの一方または両方の上に配置されていてもよい。そのような例の一つを図5cに関連して後述する。当業者であれば、本明細書において説明する実施形態とともに利用してもよい他の構成を理解するはずである。
図5aないし図5cは、図5と組み合わせて、例示的な流体噴射装置100dからの例示的な流体噴射プロセスを示している。本実施形態において、変位可能アセンブリ230qは、相対電荷環境(relative charge environment)にさらすことによって動作させる(effected)ことができる薄膜等の材料を備えていてもよい。図5aに示すように、変位可能アセンブリ230qと固定されたアセンブリ232qとの間には、実質的な電荷差は存在していない。
次に、図5bを図5および図5aと組み合わせて参照すると、電圧源544を作動することによって第1の信号を変位ユニット226qに送っている。この第1の信号によって、導電経路212qおよび固定されたアセンブリ232qに沿って相対的に正の電荷が、変位可能アセンブリ230qの全体として負の電荷に対して生じることが可能となる。変位可能アセンブリ230qは、誘電領域554qに引き寄せられ固定されたアセンブリ232qに向かって誘電領域554q内へと拡張することが可能である。変位可能アセンブリ230qが拡張するにつれて、流体を流体チャネル220dからチャンバ222qに引き込むことが可能となる。
図5cは、さらなる誘電層が変位可能アセンブリ230qと固定されたアセンブリ232qとの間で、変位可能アセンブリ230qと固定されたアセンブリ232qとの互いに対向する表面のうちの一方または両方の上に配置された、別の構成を示している。この特定の実施形態において、全体として556で示すさらなる誘電層が、固定されたアセンブリ232qの上に配置されている。このような構成であれば、変位可能アセンブリ230qが誘電領域554q全体にわたって拡張して、短絡することなく固定されたアセンブリの誘電層556に物理的に接触することが可能となる。そのような構成であれば、いくつかの実施形態は、例示的な流体噴射装置を構成するそれぞれの流体滴発生器の間で滴の大きさをより均一にすることができる。そのような均一性が得られる理由の少なくとも一部は、固定されたアセンブリによって物理的に阻止されるまで変位可能アセンブリ230qが拡張できるようにしていることに起因している。そのような構成であれば、所与の変位ユニットおよび/または多数の変位ユニット同士に関係する限り、再現性を実現することができる。
次に、図5dを図5と組み合わせて参照すると、図において電子ビーム(図示せず)は、変位ユニット226qに伝達することができる第2の信号を含んでもよい。この特定の実施形態においては、電子ビームが末端部512qに向けられ、相対的に負の電荷を導電経路212qに沿って最終的には固定されたアセンブリ232qに与えることが可能となる。そうすると、変位可能アセンブリ230qを固定されたアセンブリ232qに向かって拡張させる引力はこの第2の信号によって小さくなり、変位可能アセンブリ230qは元の状態に復帰するので、ノズル228qから流体を噴射する機構を提供することが可能となる。この特定の例において、変位可能アセンブリ230qが移動することによって、チャンバ222q内に収容されている流体に対して力学的エネルギーを与えることができる。はっきりと示しているわけではないが、いくつかの実施形態において変位可能アセンブリは、通常、図5cに示すように停止する前に、xy平面で振動する可能性がある。電子ビームがもはや導電経路212qに作用しなくなると、図5bに示す相対的な電荷構成を回復することが可能となり、変位可能アセンブリは、図5bまたは図5cに示す位置に復帰できることになる。
説明の目的のために、図5cにおいては変位可能アセンブリ230qを完全に変位した状態で示し、この変位可能アセンブリは、導電経路212qを介する電子ビームによって動作すると、図5dに示す略平らな構成に復帰することになる。他の実施形態では、変位可能アセンブリ230qは、経路に対して電子ビームが与える電荷を制御することによって1つまたは複数の中間位置を有する結果となってもよい。例えば、電子ビームは、当該変位可能アセンブリが図5cに表す位置と図5dに表す位置との中間位置に移動するように、変位可能アセンブリを固定されたアセンブリ232qに引き寄せる引力を小さくするのに十分なだけ、導電経路212qに作用してもよい。そうすると、変位可能アセンブリが図5cに示す位置から図5dに示す位置へと移動することによって生成される滴の大きさと比較して、より小さな流体滴をノズル228qから噴射することが可能となる。このような電荷の変化には、図3bに関して上述したような、大きさが制御可能に可変な流体滴を生成するz軸変調の例が含まれてもよい。
図5eおよび図5fは、別の例示的な構成を有する変位ユニット226rを示している。本実施形態において、変位可能アセンブリ230rは、2つの従順な構造562と564との間に延在する略剛性の材料560を備えている。この特定の実施形態において、剛性の材料560は、上述の相対的な電荷を利用して、固定されたアセンブリ232rに対して移動し、チャンバ222r内に収容されている流体に対して力学的エネルギーを与えることが可能となっている。
図5ないし図5fは、チャンバに関連する単一の変位ユニットを有する実施形態を示している。図5gないし図5kは、さまざまな特性の中でとりわけ大きさが制御可能に可変な流体滴を生成することができる、他の例示的な構成を示している。図5gないし図5kに示す図は、図5aないし図5fに示すものと同様であり、流体噴射装置100eの一部を例示している。
図5gに示すように、本実施形態における流体噴射装置100eは、個々のチャンバに関連する複数の別個に制御可能な導電経路を有している。この特定の実施形態において、3つの別個に制御可能な導電経路212s〜212uは、それぞれ、固定されたアセンブリ232s〜232uに連結されている。この特定の実施形態において、3つの変位ユニットは共通の変位可能アセンブリ230sを共用している。他の実施形態では、はっきりと分かれた構成要素を有していてもよい。固定されたアセンブリ232s〜232uのうちの1つ、2つ、または3つすべてを電子ビームによって選択的に帯電されて、変位可能アセンブリ230sのうちのさまざまな変位ユニット226s〜226uに関連する部分を動作させることが可能となっている。
図5hは、相対的に正の電荷を有する3つの固定されたアセンブリ232s〜232uのそれぞれと、負に帯電した変位可能アセンブリ230sとを示している。変位可能アセンブリ230sは、変位ユニット226s〜226uのそれぞれについて、固定されたアセンブリに向かって変位している。
図5iは、電子ビームが導電経路212sおよび固定されたアセンブリ232sを全体として正の電荷から全体として負の電荷に変更した例を示している。その結果、変位可能アセンブリ230sのうちの変位ユニット226sを含む部分を経路に引き寄せる引力が小さくなり、その部分が非変位構成に復帰し、それによってノズル228sから流体滴を噴射することが可能となる。
同様に図5jは、固定されたアセンブリ232t,232uに対して電子ビームが全体として負の電荷を与えた例を示している。変位可能アセンブリ230sのうちの変位ユニット226t、226uに関連する第2の部分が非変位構成に復帰し、それによってノズル228sから流体滴を噴射させることが可能となる。この場合、流体滴は、図5iに関連して説明した流体滴よりも大きい場合がある。
図5kは、電子ビームが3つの導電経路212s〜212uのそれぞれと、関連する固定されたアセンブリ232s〜232uとに対して全体として負の電荷を与える、さらに別の可能な例を示している。この負の電荷によって、変位可能アセンブリ230sに作用している引力が小さくなり、変位可能アセンブリ230sは非変位状態に復帰するようになっている。その結果、ノズル228sから噴射される流体滴は、図5iおよび図5jに関連して説明した流体滴よりも大きい場合がある。当業者であれば、さらに他の例示的な構成を理解するはずである。
図5ないし図5jは、図5に示す導電経路212q等の導電経路に対して負の電荷を与えている電子ビームの状況において説明している。しかしながら、当業者であれば、他の実施形態では、導電経路に対して正の電荷を与えそれに応じて流体アセンブリを構成するように組み立ててもよい、ということを理解するはずである。例えば、酸化マグネシウム(MgO)等の材料は、真空管内および第1の末端部512qの上に配置され、そこに電子ビームが当たることによって二次的な電子放出が引き起こされ、結果として正味の正電荷が生じ、これが経路に沿って与えられるようにしてもよい。ビームのエネルギーは、二次的な放出を最大にするように選択されてもよい。そうすると、電子ビームを利用して経路に対して相対的に正の電荷または相対的に負の電荷のどちらかを与えて変位ユニットを動作させる例示的な流体噴射装置を構成することが可能となる。上で提供した例の代わりに、またはそれに付け加えて、二次的な放出を最適化するのに利用できる他の材料は、とりわけアルミニウム、タンタル、ニッケル、鉄、銅、クロム、亜鉛、銀、金、およびプラチナ等の金属を含んでもよい。他の材料としては、上に挙げた金属の合金等の金属を含んでいてもよい。他の材料は、とりわけ酸化亜鉛、酸化タンタル、および酸化チタン等の金属酸化物を含んでもよい。さらに他の材料は、とりわけ、アルミナ、セリア、酸化ケイ素等のセラミック材料、窒化ケイ素およびタングステン窒化ケイ素(tungsten silicon nitride)等のシリコン合金、ならびに、上で挙げたタイプの材料の組合せを含んでもよい。当業者であれば、このような構成のそれぞれを利用する例示的な流体噴射装置を理解するはずである。
電子ビーム源を用いて流体噴射を作動させることによって、既知の手法よりも優れた利点がいくつか与えられる。例えば電子ビーム源は、ギガヘルツ範囲に迫る速度でプレート304の表面上をビームで走査することが可能である。これによって、電子ビーム走査速度に近い速度で流体噴射を行うことを可能にすることになる。
図6aないし図6rは、図5に示すものと同様の例示的な流体噴射装置の一部を形成するプロセス段階を示している。当業者であれば、他の好適なプロセスを理解するはずである。
最初に図6aを参照すると、基板340dには流体チャネル220dおよび導線336p,336qが形成されている。基板340dは、ケイ酸塩ガラス等のセラミック、石英(quartz)、金属酸化物、ならびに、ポリ塩化ビニルおよびポリスチレン等のプラスチック等、いかなる非導電性材料を含んでもよいが、これらに限定するものではない。
いくつかの形成プロセスにおいて、基板340dは複数の層を備えていてもよい。例えば、第1の層602aを形成した後に第2の層602bを形成し、次に第3の層602cを形成してもよい。特定の一形成プロセスにおいて、導線336p,336qの中央部530p、530qに対応する穴はそれぞれ、未焼結のすなわち未焼成のアルミナ(green or unfired alumina)から成る第1の層602aに形成されている。この穴は、ニッケル、銅、金、銀、タングステン、炭素ケイ素(carbon silicon:炭化ケイ素)等の導電性材料および/もしくはその他の導電性または半導電性の材料またはそれらの組合せで充填されていてもよい。いくつかの実施形態において、導電性材料は、後で固体の構成要素に変わる粉体等の緩やかに会合する(loosely associated)粒子を含んでいてもよい。
再び図6aを参照すると、第1の層602aの上には、未焼結アルミナを含むパターニングした第2の層602bが配置されている。流体チャネル220dを備える区域は、タングステンまたはその他の材料等の1つまたは複数の犠牲充填材料604で充填されている。導線の中央部530p,530qに対応する穴は、第1の層602aに関して上述したように、形成され充填されていてもよい。次に、第2の層602bの上には、未焼結アルミナを含むパターニングした第3の層602cが配置されていてもよい。導線の中央部530p,530qに対応する穴は、上述したように形成され充填されていてもよい。また、基板は焼成されまたは加熱されてもよい。この加熱によって、基板材料および/またはピン材料を硬化することが可能となる。焼成または加熱はまた、602a〜602c等のさまざまな層を互いに接合する役割も果たすことができる。
末端部532p,532qおよび534p,534q、ならびに/または固定されたアセンブリ232p,232qは、それぞれ第1および第2の表面522,524の上に形成されていてもよい。末端部532p,532qおよび534p,534q、ならびに/または固定されたアセンブリ232p,232qは、いかなる好適な導電性または半導電性の材料を備えていてもよい。末端部532p,532qおよび534p,534q、ならびに/または固定されたアセンブリ232p,232qは、用いる技法次第で焼成前に形成されても焼成後に形成されてもよい。特定の一プロセスにおいて、末端部532p,532qおよび534p,534qならびに/または固定されたアセンブリ232p,232qは、焼成後に既知のプロセスを利用してフォトリソグラフィーでパターニングしてもよい。
図6bを参照すると、基板の第1の表面522の上には、既知のプロセスを利用して、それぞれ末端部532p,532qに電気的に接触する抵抗器548p,548qがパターニングによって形成される。抵抗器材料は、タングステン窒化ケイ素、ドープしたシリコンもしくはポリシリコン、タンタル金属およびシリコンの窒化物(tantalum metal and nitrides of silicon)、チタン、および/またはホウ素を含んでもよいが、これらに限定されるものではない。
図6cを参照すると、基板の第1の表面522の上には、抵抗器548p,548qに電気的に接触する導線546p,546qがパターニングによって形成されている。標準のフォトリソグラフィープロセス等の既知の技法を利用してこれらの導線を形成してもよい。
図6dを参照すると、基板の第1の表面522の上に電気絶縁性材料610がパターニングによって形成され、末端部532p,532qを露出した状態で残している。電気絶縁性材料は、とりわけ窒化ケイ素または炭化ケイ素を含んでもよい。
図6eを参照すると、基板の第2の表面524の上には、二酸化ケイ素等の電気絶縁性すなわち誘電性の材料612がパターニングによって形成され、固定されたアセンブリ232p,232qを露出した状態で残している。以下で明白となるように、電気絶縁性材料612は、固定されたアセンブリ232p,232qとその次の構成要素との間の所望距離を維持するスペーサの役割を果たすよう、平坦化されていてもよい。
図6fを参照すると、例示的な流体噴射装置の別の部分が形成されている。この部分は、次に図6eで示す部分と組み立てられるようになっている。変位可能アセンブリ230p,230qは、犠牲支持体614の少なくとも一部の上に配置されている。このプロセスにおいて、支持体614の表面616の上には変位可能アセンブリが形成され、次にパターニングされて、変位可能アセンブリ230p,230q等の個々のユニットを形成されている。
図6gを参照すると、変位可能アセンブリ230p,230qの一部の上には、二酸化ケイ素等の誘電性すなわち電気絶縁性の材料620が配置されている。
図6hを参照すると、基板の第2の表面524の上には犠牲支持体614が配置されている。特定の一プロセスにおいて、誘電性材料620に当たった状態で誘電性材料612が配置され、各構成要素は、この2つの誘電層を接合するのに十分な状態にさらすことが可能である。説明の目的のために、図6hは誘電性材料612を誘電性材料620から区別する輪郭線を含むが、接合プロセスの結果として1つの均質な材料が生成されてもよい。
他の実施形態では、他のプロセスを利用して基板の上に変位可能アセンブリを形成してもよい。そのような例の一つにおいて、変位可能アセンブリは、犠牲支持体を用いてまたは用いずに基板340dの上に積層されていてもよい。
図6iを参照すると、既知のプロセスを利用して犠牲支持体614および犠牲充填材料604が除去されている。
図6jを参照すると、オリフィス層540にはノズルが形成されるようになっている。オリフィス層540は、ノズル228p,228qの形成中にマンドレル630上に配置されてもよい。オリフィス層540は、既知の形成技法を利用していかなる好適な材料で形成してもよい。この特定の実施形態において、オリフィス層540はニッケル等の金属を含んでいる。他の実施形態では、他の金属またはポリマー等の他の材料を利用してもよい。いくつかの実施形態においては、処理中、パターニングした区域内に犠牲材料632が一時的に配置されてもよい。
図6kを参照すると、オリフィス層540の上にはチャンバ層640がパターニングによって形成され、チャンバ222p,222qを形成している。チャンバ層640は、さまざまなポリマー等のいかなる好適な材料を含んでいてもよい。図6jを参照すると、上述した犠牲材料632と同じ材料であってもよい犠牲材料642が、チャンバ222p,222qを一時的に充填するよう配置されていてもよい。
図6lを参照すると、既知の技法を利用してチャンバ層640の上には接合層650がパターニングによって形成されている。
図6mを参照すると、既知の技法を利用して、犠牲材料632,642(図6jおよび図6kに示す)はそれぞれノズル228p,228qおよびチャンバ222p,222qから除去されるようになっている。
図6nを参照すると、マンドレル630(図6jに示す)はオリフィス層540から除去することが可能である。そのような除去は、図6oに示す基板340dの上へのチャンバ層640の配置の前に行われてもよく、後に行われてもよい。
図6oを参照すると、オリフィス層540は変位可能アセンブリ230p,230qのそれぞれの上に配置され、接合層650が変位可能アセンブリの各部分に接合されて、機能的な流体アセンブリ104dを作成するようになっている。
図6pを参照すると、図6aに関して説明したものと同様の方法で、導線330p,330qの中央部510p,510qは基板210d内に形成することが可能である。
図6qを参照すると、図6aに関して上述したものと同様の方法で、末端部512p,512qおよび514p、514qが形成されている。いくつかの実施形態において、少なくとも処理のこの時点で、既知の方法でピンプレート304dが真空管の一部として組み込まれていてもよい。
次に図6rを参照すると、流体アセンブリ104dとピンプレート304dとの間にインターフェース306dを置いた状態で、流体アセンブリ104dに近接してピンプレート304dが配置されている。この特定の実施形態において、インターフェース306dは、ピンプレートの第2の表面504と流体アセンブリの第1の表面522との間のいかなる凸凹も未然に除去するのに役立たせることができる、変形可能材料を含んでいる。変形可能なインターフェース材料の例は、異方性の導電性ポリマーを含んでもよい。そのような例の一つは、シリコーンゴムのマトリクスに埋め込んだ炭素繊維を含んでもよい。他の変形可能なインターフェース材料は、さまざまな材料の中でとりわけ、ゴムに埋め込んだ針金やエポキシ樹脂に埋め込んだ金属粒子等の他の導電性ポリマー材料を含んでもよい。
他の実施形態では、他のインターフェース材料を利用してもよい。そのような例の一つにおいて、末端部514p,514qおよび/または532p,532qの一方の組または両方の組の上に、はんだバンプが配置されていてもよい。すると、ピンプレート304dおよび流体アセンブリ104dは、はんだが再び固まって、ピンプレート304dと流体アセンブリ104dとの向きおよび両者の間の電気接続を維持するのに役立つことができるまで、はんだのパッドが溶融した状態で、互いに近接して配置することが可能となる。インターフェース306は必要であるわけではなく、導線はピンプレートから直接変位可能ユニット226に近接する端216へと通っていてもよい、ということに注意するべきである。
図6aないし図6rは、基板の第1の表面522に略直交して延在する導電経路512r,512sを有している例示的なプリントヘッドを形成するようなプロセス段階を示している。他の実施形態では他の構成を有していてもよい。例えば導電経路は、流体アセンブリの基板の第1の表面と平行に通る部分を有してもよい。その代わりに、またはそれに付け加えて、さらに他の実施形態では、第1の表面に関して斜めに通る部分を有してもよい。そのような部分は、ピンプレート基板および/または流体噴射基板内で生じてもよい。そのような例の一つを図6sに関連して後述する。
図6sは、導電経路の一部512v,512xが第1の表面522vと略平行であり、他のこれとは異なる部分が第1の表面に略直交する向きである、別の実施形態を示す。この特定の構成において、導線の部分690v,690xおよび692v,692xは第1の表面522vと略平行であり、導線の部分694v,694xおよび696v,696xは第1の表面に略直交する向きである。平行な部分は、基板を層内に形成する上述した技法を利用して形成されてもよい。部分690v,690x,692v,692xは、第1の層の頂面上に、その上に第2の層を配置する前に形成してもよい。これらの部分は、導線の、上述した直交する向きの部分のために層に形成した穴同士の間に延在していてもよい。当業者であれば、他の例示的な構成を理解するはずである。例えば、他の実施形態では、第1の表面に対して斜めの部分を有する導電経路を用いてもよい。
図6sに示す実施形態では、例示的な流体噴射装置を構成するさまざまな構成要素の設計レイアウトを柔軟に行うことが可能である。例えば、そのような構成では、流体アセンブリまたはピンプレートにおける導線の密度を所望どおりに高くすることが可能である。さらに、そのような構成では、流体滴発生器を流体チャネルに沿って配置することができる一方で、真空管内へと延びる導線を均等な間隔を置いて配置したアレイとすることが可能である。当業者であれば、さらに他の構成を理解するはずである。
図7は別の例示的な流体噴射装置100yを示している。この特定の実施形態において、変位ユニット226y,226zの固定されたアセンブリ232y,232zは、真空管204y内にまたはその上に形成されていてもよい。真空管204yは、電子ビームeが変位ユニット226y,226zに直接作用することが可能なように構成されている。この特定の実施形態において、固定されたアセンブリは、電子ビームeが変位ユニットの固定されたアセンブリ232y、232zに直接作用することが可能なようにするのに十分な真空管の穴すなわち間隙を覆っている。ここで、固定されたアセンブリ232y,232zは導電性材料で形成されており、電子ビームeを個々の固定されたアセンブリに向けることによって、その上に電荷を誘導することが可能となっている。そのような構成をどのように利用して流体滴噴射を行うことができるかといういくつかの例は、上述されている。当業者であれば、多くの他の例示的な構成を理解するはずである。
図8は、流体アセンブリ104aaおよび発生アセンブリ102aaを備えるさらに別の例示的な流体噴射装置100aaを示している。本実施形態において、発生アセンブリ102aaは、2つの個々の真空管204aa,204bb、関連する電子銃202aa〜202ccおよび202dd〜202ff、ならびに偏向機構302aa,302bbを備えている。この特定の実施形態において、個々の真空管および関連する電子銃は、流体アセンブリの一部に対して動作するように構成されている。例えば、真空管204aaおよび関連する電子銃202aa〜202ccは、流体アセンブリ104aaのうちの部分802に対して動作するように構成されている。図8に示す構成であれば、単一の真空管構成を大量に製造することができ、さまざまな大きさの流体アセンブリに対応付けることができる。例えば、一実施形態では、図8に示す真空管が3×3個のアレイを備える発生アセンブリを適切な大きさの流体アセンブリに対応付けて、所望の大きさの流体噴射装置を形成してもよい。
図9aおよび図9bは、さらなる例示的な流体噴射装置100gg,100jjを示している。図9aおよび図9bに示すように、発生アセンブリ102ggは、電子銃の2つ以上の群に関連する単一の真空管204ggを備えていてもよい。それぞれの電子銃の群902gg,902hh,902iiは、1つまたは複数の電子銃を備えていてもよい。この特定の実施形態において、電子銃の個々の群は3つの電子銃を備えてもよい。例えば、群902ggは、電子銃202gg〜202iiを備えている。電子銃の個々の群は、流体アセンブリの一部に対して動作するように構成されていてもよい。例えば、群902ggは、部分802ggに対して動作するように構成されていてもよい。図9aに示すように、流体アセンブリ104ggは流体滴発生器の単一のアセンブリを備えていてもよい。しかし、必ずしもそうである必要はない。図9bに示すように、流体アセンブリ104jjは、機能的な単一のアセンブリの役割を果たすように互いに関連する、流体滴発生器のサブアセンブリを備えていてもよい。この特定の場合において、2つのサブアセンブリ910,912を示されている。このようなサブアセンブリは、さまざまな好適な技法を利用して対応付けてもよい。この特定の場合において、サブアセンブリ910,912は、少なくとも部分的に、インターフェース306jjに接合されることによって対応付けてもよい。当業者であれば、さらに他の例示的な構成を理解するはずである。
説明した各実施形態は流体噴射装置に関するものである。流体噴射装置は、個々の流体滴発生器からの流体噴射を行う電子ビーム発生アセンブリを備えていてもよい。実施形態のうちのいくつかにおいて、電子ビームは変位ユニットに、流体滴が関連するノズルから噴射されるようにするのに十分なほど、流体滴発生器内に収容されている流体に対して力学的エネルギーを与え得ることが可能である。
本願は、いくつかの図をx、y、およびz軸に対して説明しているが、そのような説明は、説明する構成要素のいかなる特定の幾何学的形状も示すものではない、ということに注意すべきである。そのようなx、y、およびz軸は、単にある状況における互いに関する構成要素の場所および位置を理解しやすくするために述べるものである。
いくつかの実施形態を上で示し説明しているが、当業者であれば多くの他の実施形態もまた理解するはずである。例えば、「前部」すなわち「前面」シュータの流体アセンブリが上述されている。当業者であれば、「側面」すなわち「縁」シュータの構成を利用して多くの他の実施形態を構成することができる、ということを理解するはずである。これは、具体的な構造的特徴および方法の各段階を説明しているが、特許請求の範囲において規定される発明の概念は、説明している具体的な特徴または段階に必ずしも限定されるものではない、ということが理解されなければならないということのほんの一例を提供するものである。むしろ、このような具体的な特徴および段階は、発明の概念の実施の形態として開示されている。
本発明の一実施形態による例示的な流体噴射装置を示す概略図である。 本発明の一実施形態による別の例示的な流体噴射装置を示す概略断面図である。 図2における流体噴射装置の実施形態の一部をわずかに拡大して示す概略断面図である。 図2における流体噴射装置の実施形態の一部をわずかに拡大して示す概略断面図である。 図2における流体噴射装置の実施形態の一部をわずかに拡大して示す概略断面図である。 本発明の一実施形態による別の例示的な流体噴射装置を示す概略断面図である。 図3における例示的な流体噴射装置の一実施形態の一部を示す概略断面図である。 図3における例示的な流体噴射装置の一実施形態の一部を示す概略断面図である。 図3bにおける例示的な電子ビーム形状の一部を示す概略断面図である。 図3bにおける例示的な電子ビーム形状の一部を示す概略断面図である。 本発明の一実施形態による例示的な流体噴射装置を示す概略断面図である。 本発明の一実施形態による例示的な流体噴射装置を示す概略断面図である。 本発明の一実施形態による別の例示的な流体噴射装置の一部を示す概略断面図である。 本発明の一実施形態による例示的な流体噴射装置からの1つの例示的な流体噴射プロセスである。 本発明の一実施形態による例示的な流体噴射装置からの1つの例示的な流体噴射プロセスである。 本発明の一実施形態による例示的な流体噴射装置からの1つの例示的な流体噴射プロセスである。 本発明の一実施形態による例示的な流体噴射装置からの1つの例示的な流体噴射プロセスである。 本発明の一実施形態による別の例示的な流体噴射装置の一部を示す概略断面図である。 本発明の一実施形態による別の例示的な流体噴射装置の一部を示す概略断面図である。 本発明の一実施形態による別の例示的な流体噴射装置の一部を示す概略断面図である。 本発明の一実施形態による別の例示的な流体噴射装置の一部を示す概略断面図である。 本発明の一実施形態による別の例示的な流体噴射装置の一部を示す概略断面図である。 本発明の一実施形態による別の例示的な流体噴射装置の一部を示す概略断面図である。 本発明の一実施形態による別の例示的な流体噴射装置の一部を示す概略断面図である。 本発明の一実施形態による例示的な流体噴射装置の一部を形成するプロセス段階を示す概略断面図である。 本発明の一実施形態による例示的な流体噴射装置の一部を形成するプロセス段階を示す概略断面図である。 本発明の一実施形態による例示的な流体噴射装置の一部を形成するプロセス段階を示す概略断面図である。 本発明の一実施形態による例示的な流体噴射装置の一部を形成するプロセス段階を示す概略断面図である。 本発明の一実施形態による例示的な流体噴射装置の一部を形成するプロセス段階を示す概略断面図である。 本発明の一実施形態による例示的な流体噴射装置の一部を形成するプロセス段階を示す概略的断面図である。 本発明の一実施形態による例示的な流体噴射装置の一部を形成するプロセス段階を示す概略断面図である。 本発明の一実施形態による例示的な流体噴射装置の一部を形成するプロセス段階を概略的に示す。 本発明の一実施形態による例示的な流体噴射装置の一部を形成するプロセス段階を示す概略断面図である。 本発明の一実施形態による例示的な流体噴射装置の一部を形成するプロセス段階を示す概略断面図である。 本発明の一実施形態による例示的な流体噴射装置の一部を形成するプロセス段階を概略的に示す。 本発明の一実施形態による例示的な流体噴射装置の一部を形成するプロセス段階を概略的に示す。 本発明の一実施形態による例示的な流体噴射装置の一部を形成するプロセス段階を示す概略断面図である。 本発明の一実施形態による例示的な流体噴射装置の一部を形成するプロセス段階を示す概略断面図である。 本発明の一実施形態による例示的な流体噴射装置の一部を形成するプロセス段階を示す概略断面図である。 本発明の一実施形態による例示的な流体噴射装置の一部を形成するプロセス段階を概略的に示す。 本発明の一実施形態による例示的な流体噴射装置の一部を形成するプロセス段階を示す概略断面図である。 本発明の一実施形態による例示的な流体噴射装置の一部を形成するプロセス段階を示す概略断面図である。 本発明の一実施形態による他の例示的な流体噴射装置の一部を示す概略断面図である。 本発明の一実施形態による例示的な流体噴射装置を示す概略断面図である。 本発明の一実施形態による例示的な流体噴射装置を示す概略断面図である。 本発明の一実施形態による例示的な流体噴射装置を示す概略断面図である。 本発明の一実施形態による例示的な流体噴射装置を示す概略断面図である。
符号の説明
100 流体噴射装置
226 変位ユニット
228 ノズル
230 変位可能アセンブリ
232 固定されたアセンブリ

Claims (10)

  1. 少なくとも1つの変位ユニットと動作的に関連する少なくとも1つのノズルであって、前記少なくとも1つの変位ユニットは、前記ノズルに関連する流体に対して力学的エネルギーを与え、それによって、前記ノズルから流体滴を噴射させるように構成されたノズルと、
    エネルギーを供給し、それによって、前記流体滴の噴射を制御するように前記変位ユニットを選択的に動作させるように構成されたブラウン管と、
    を備えている流体噴射装置。
  2. 前記少なくとも1つの変位ユニットは、固定されたアセンブリおよび変位可能アセンブリを備え、該変位可能アセンブリは、前記固定されたアセンブリに対して移動し、それによって、前記流体に対して前記力学的エネルギーを与えるように構成されている、請求項1に記載の流体噴射装置。
  3. 前記位ユニットは複数備え、前記ノズルに関連する複数の別個に制御可能な変位ユニットを備えている、請求項1に記載の流体噴射装置。
  4. 前記ノズルと前記変位ユニットはそれぞれ複数備え、前記位ユニットは、前記ノズルと等しい数の複数の変位ユニットから構成されている、請求項1に記載の流体噴射装置。
  5. それぞれが流体を噴射する変位可能アセンブリを備える複数の流体滴発生器と、
    個々の前記流体滴発生器に近接して電流を供給し、それによって、前記流体滴発生器から流体を噴射させるように構成される電子ビーム発生アセンブリと、
    を備えている流体噴射装置。
  6. 前記変位可能アセンブリは非変位状態および変位状態を有するように構成され、前記電子ビーム発生アセンブリから前記変位可能アセンブリに近接してエネルギーを供給することによって、前記変位可能アセンブリが前記変位状態を有するようにしている、請求項5に記載の流体噴射装置。
  7. 前記変位可能アセンブリは、前記電子ビーム発生アセンブリから前記変位可能アセンブリに近接してエネルギーを供給することを中止することによって、前記変位可能アセンブリが、該変位可能アセンブリに近接する流体に対して力学的エネルギーを与える前記非変位状態を有するように構成されている、請求項6に記載の流体噴射装置。
  8. 少なくとも1つの変位ユニットと、流体が選択的に噴射される際に通ることが可能な、関連するノズルとを備える流体アセンブリと、
    電子ビームを変調して導き、それによって、関連する前記ノズルから流体滴を噴射させるのに十分であり、個々の前記変位ユニットを駆動するように構成される少なくとも1つの電子ビーム発生アセンブリと、
    を備えている流体噴射装置。
  9. 前記電子ビーム発生アセンブリは、前記電子ビームを導くように構成される偏向機構を備えている、請求項8に記載の流体噴射装置。
  10. 前記電子ビーム発生アセンブリは、前記電子ビームを変調する手段として、該電子ビームの電流を制御するように構成されている、請求項8に記載の流体噴射装置。
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