JP4119456B2 - 射出成形機用の糸ひき吸引装置および該糸ひき吸引装置を用いた成形品の製造方法 - Google Patents
射出成形機用の糸ひき吸引装置および該糸ひき吸引装置を用いた成形品の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4119456B2 JP4119456B2 JP2006017673A JP2006017673A JP4119456B2 JP 4119456 B2 JP4119456 B2 JP 4119456B2 JP 2006017673 A JP2006017673 A JP 2006017673A JP 2006017673 A JP2006017673 A JP 2006017673A JP 4119456 B2 JP4119456 B2 JP 4119456B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hose
- vacuum
- sprue
- string
- take
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
図1に本実施形態の射出成形機用の糸ひき吸引装置の模式図を示す。
1.取出機3が待機位置から進入位置を経て取出位置へと移動するまで間のいずれかのタイミングにて、制御装置6は真空エジェクタ1の動作をONする(図2中、Aで示される時間内)。すなわち、真空エジェクタ1は取出機3がスプル4を取り出す前に吸引動作を開始する。
2.取出機3が成形品とともにスプル4を取り出す際に、糸ひき5は、ホース2の吸引口2aの吸引力によりホース2内に向けて吸引保持される。
3.取出機3は取出位置から進入位置を経て待機位置へと戻る。すなわち、取出機3は、糸ひき5をホース2で吸引保持した状態でスプル4とともに、金型9外へと搬出する。
4.取出機3が待機位置から受渡位置を経て排出位置へと移動するまでの間のいずれかのタイミングにて、制御装置6は真空エジェクタ1の動作をOFFする(図2中、Bで示される時間内)。すなわち、真空エジェクタ1は取出機3がスプル4を排出する前に吸引動作を終了する。
5.糸ひき5は、取出機3がスプル4を排出すると同時にスプル4と共に落下する。
(第2の実施形態)
本実施形態においては第1の実施形態で説明した部材と同一部材については同一の符号を用いて説明する。
1.取出機3が待機位置から進入位置を経て取出位置へと移動するまで間のいずれかのタイミングにて、制御装置6は真空エジェクタ1の動作をONする(図5中、A’で示される時間内)。すなわち、真空エジェクタ1は取出機3がスプル4を取り出す前に吸引動作を開始する。また、この時間内に制御装置6は電磁弁10をOFFして閉じる。糸ひき5の吸引を確実にするため、電磁弁10をOFFするタイミングは真空エジェクタ1をONする前か、あるいは真空エジェクタ1のONと同時が好ましい。
2.取出機3が成形品とともにスプル4を取出す際に、糸ひき5は、ホース2の吸引口2aの吸引力によりホース2内に向けて吸引されホース2内に付着する。
3.取出機3は取出位置から進入位置を経て待機位置へと戻る。すなわち、取出機3は、糸ひき5がホース2内に付着した状態でスプル4とともに金型9外へと搬出する。
4.取出機3が待機位置から受渡位置を経て排出位置へと移動するまでの間のいずれかのタイミングにて、制御装置6は真空エジェクタ1の動作をOFFする(図5中、B’で示される時間内)。すなわち、真空エジェクタ1は取出機3がスプル4を排出する前に吸引動作を終了する。また、この時間内に制御装置6は電磁弁10をONして開き、エア供給装置11からのエアをホース2内に供給し、ホース2内に残存した糸ひき5を吸引口2aから排出する。糸ひき5の排出を確実にするため、電磁弁10をONするタイミングは、真空エジェクタ1をOFFした後か、あるいは真空エジェクタ1のOFFと同時が好ましい。
5.吸引されていた糸ひき5は、取出機3がスプル4を排出する際に、エア供給装置11からのエアによって強制的にホース2内から排出される。
2 ホース
2a 吸引口
3 取出機
4 スプル
6 制御装置
7 タイバー
8 固定盤
9 金型
10 電磁弁
11 エア供給装置
Claims (3)
- 取出機(3)によって成形品を金型(9)から取り出す際にスプル(4)に既に発生してしまった糸ひき(5)を、前記取出機(3)が前記スプル(4)を前記金型(9)内から前記金型(9)外へと排出するまで吸引しておく吸引手段を有し、
前記吸引手段は、前記取出機(3)によって成形品とともに取り出された前記スプル(4)の先端部の近傍に吸引口(2a)が配置されたホース(2)と、前記糸ひき(5)を前記ホース(2)内に吸引させるための吸引力を発生させる真空発生手段(1)と、前記真空発生手段(1)のON−OFF制御を行う制御手段(6)と、前記ホース(2)内に付着した前記糸ひき(5)を前記ホース(2)外に排出させるためのエアを前記ホース(2)内に供給するエア供給手段(11)と、前記エア供給手段(11)から前記ホース(2)内へのエアの供給を制御するための電磁弁(10)と、を有し、
前記制御手段(6)は、前記電磁弁(10)の開閉制御を行う射出成形機用の糸ひき吸引装置。 - 請求項1に記載の糸ひき吸引装置を用いた成形品の製造方法であって、
前記制御手段(6)が、前記取出機(3)が待機位置から進入位置を経て成形品の取出位置へと移動するまで間のいずれかのタイミングにて、前記真空発生手段(1)をONして真空を発生させる工程と、
前記制御手段(6)が、前記取出機(3)が待機位置から受渡位置を経てスプル(4)の排出位置へと移動するまでの間のいずれかのタイミングにて、前記真空発生手段(1)をOFFして真空の発生を停止させる工程と、を含む製造方法。 - 請求項1に記載の糸ひき吸引装置を用いた成形品の製造方法であって、
前記制御手段(6)が、前記取出機(3)が待機位置から進入位置を経て成形品の取出位置へと移動するまで間のいずれかのタイミングにて前記真空発生手段(1)をONして真空を発生させる工程内において、前記真空発生手段(1)をONする前または前記真空発生手段(1)のONと同時に前記電磁弁(10)を閉じる工程と、
前記制御手段(6)が、前記取出機(3)が待機位置から受渡位置を経てスプル(4)の排出位置へと移動するまでの間のいずれかのタイミングにて前記真空発生手段(1)をOFFして真空の発生を停止させる工程において、前記真空発生手段(1)をOFFした後または前記真空発生手段(1)のOFFと同時に同時に前記電磁弁(10)を開く工程と、を含む製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006017673A JP4119456B2 (ja) | 2006-01-26 | 2006-01-26 | 射出成形機用の糸ひき吸引装置および該糸ひき吸引装置を用いた成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006017673A JP4119456B2 (ja) | 2006-01-26 | 2006-01-26 | 射出成形機用の糸ひき吸引装置および該糸ひき吸引装置を用いた成形品の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007196518A JP2007196518A (ja) | 2007-08-09 |
JP4119456B2 true JP4119456B2 (ja) | 2008-07-16 |
Family
ID=38451598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006017673A Expired - Fee Related JP4119456B2 (ja) | 2006-01-26 | 2006-01-26 | 射出成形機用の糸ひき吸引装置および該糸ひき吸引装置を用いた成形品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4119456B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6035080B2 (ja) * | 2012-08-10 | 2016-11-30 | テイ・エス テック株式会社 | 糸引き処理装置及び糸引き処理方法 |
-
2006
- 2006-01-26 JP JP2006017673A patent/JP4119456B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007196518A (ja) | 2007-08-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2186617B1 (en) | Injection molding system, computer program, method of injection molding, and injection molding machine | |
JP6900957B2 (ja) | 鋳造装置用の射出装置及び鋳造方法 | |
CN104884191A (zh) | 铸造装置及铸造方法 | |
JP4119456B2 (ja) | 射出成形機用の糸ひき吸引装置および該糸ひき吸引装置を用いた成形品の製造方法 | |
JP2007185845A (ja) | 可塑化装置及びその制御方法 | |
JP5381161B2 (ja) | ダイカストマシン及びダイカスト鋳造方法 | |
JP4757694B2 (ja) | 成形装置及び成形方法 | |
JP5362389B2 (ja) | 酸素置換ダイカスト鋳造装置および鋳造方法 | |
JP2001219440A (ja) | 多数個取り用成形装置およびその成形方法 | |
JP4716834B2 (ja) | 射出成形設備における射出成形機の運転方法 | |
JP2006327094A (ja) | 保圧切替制御方法 | |
JP2022049402A (ja) | 金型、射出成形システム、および成形品の製造方法 | |
EP3075516A1 (en) | Method for removing undesirable gas in injection molding machine and injection molding machine | |
CN117799107B (zh) | 一种具有震颤除气功能的汽车车灯注塑装置 | |
JP5292649B2 (ja) | 金型内での溶融樹脂の酸化防止方法および酸化防止装置 | |
US11780133B2 (en) | Method for manufacturing article and injection molding system | |
JP4579898B2 (ja) | 成形方法および成形装置 | |
JP2002066712A (ja) | 金属射出成形機のスクリュへの材料付着低減方法およびその装置 | |
JP4205616B2 (ja) | 射出成形機の圧力制御方法 | |
JP2011183612A (ja) | 複数の金型を使用する樹脂成形方法 | |
JP2010137457A (ja) | 射出成形方法および射出成形装置 | |
JP2882886B2 (ja) | 射出成形機の糸引き防止方法 | |
JP2634477B2 (ja) | 成形品離型装置 | |
JP5029902B2 (ja) | 計量中断サックバック | |
JP2001198960A (ja) | 射出成形機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080118 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080123 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080319 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080416 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080424 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |