JP4118292B2 - 光ピックアップ装置および光ディスク装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光ディスク装置に係り、特に複数の半導体レーザ光源などを有する光ピックアップ装置の構造に関する。
光ピックアップ装置では、レーザ光源を駆動するためのレーザダイオード駆動回路(LDD)を搭載しており、これの発熱対策として、光学ベースに伝熱された熱を放熱する放熱リブを設けた構造が知られている(例えば特許文献1参照)。
光学ベースにレーザダイオード駆動回路があるだけなら、このような構造は有効であるが、レーザ光源やそのほか光検出器など発熱源が多くあると、光学ベースが熱的に飽和して放熱できなくなるという問題があった。
発熱源間の距離を十分に取ること、あるいは光学ベースの放熱能力を十分に確保することが可能であれば、このような熱はそれほど問題にならないが、ノートパソコン(PC)への搭載を目的とした小型で薄型のピックアップ装置では、発熱源間の距離を十分に取ること、あるいは光学ベースの放熱能力を十分に確保することは困難である。また、3波長に対応したピックアップ装置では更に発熱源が増加し、使用できるスペースが限られるので、上記のような放熱に好適な条件を満たすことは更に困難になる。
特開2004−220642号公報
本発明は、上記のような多くの発熱源を有する小型の従来の光ピックアップ装置の熱的な問題にかんがみてなされたもので、レーザダイオード駆動回路の熱的上昇を最小限に抑えることが可能な光ピックアップ装置および光ディスク装置を提供することを目的とする。
本発明の光ピックアップ装置によれば、複数のレーザ光源と、前記複数のレーザ光源のいずれかから対物レンズを介してディスクに照射されたレーザ光が前記ディスクで反射され、その反射光を前記対物レンズを介して受光する光検出器と、前記複数のレーザ光源及び光検出器と熱的に結合され、前記複数のレーザ光源及び前記光検出器が発する熱の放熱手段となる下方の光学ベースと、前記光学ベースとは熱的に遮断されている基板に設けられ、前記対物レンズのアクチュエータが配置される場所の外周側横に配置することによって前記複数のレーザ光源及び光検出器と離間した位置から前記複数のレーザ光源を駆動するレーザダイオード駆動回路と、前記対物レンズ側の上面に前記レーザダイオード駆動回路と熱的に結合して設けられ、前記レーザダイオード駆動回路が発する熱の放熱手段となる上面カバーと、を備えることを特徴とする光ピックアップ装置を提供する。
この発明によれば、上面カバーを放熱手段とするレーザダイオード駆動回路は光学ベースから受ける熱的影響が少ないので、上面カバーにより十分に放熱することができるとともに、レーザダイオード駆動回路の放熱手段としての放熱面積を上面カバーで確保でき、レーザダイオード駆動回路を動作保証温度に維持できる。また、上面カバーを放熱手段とするレーザダイオード駆動回路は、光学ベースに熱的影響を与えないので光学ベースの熱的飽和状態を解消して、光学ベースを放熱手段とするレーザ光源及び光検出器の放熱を十分に行うことができる。結果的に装置全体としての放熱面積が増大し、装置全体としての放熱効果を向上させることができる。また、上面カバーの表面積は適宜設定することができ、これにより上面カバーを放熱手段とするレーザダイオード駆動回路の放熱効果を調整、設定することができる。
また、本発明の光ピックアップ装置によれば、複数のレーザ光源と、前記複数のレーザ光源のいずれかから対物レンズを介してディスクに照射されたレーザ光が前記ディスクで反射され、その反射光を前記対物レンズを介して受光する光検出器と、前記複数のレーザ光源及び前記光検出器と熱的に結合され、前記複数のレーザ光源及び光検出器が発する熱の放熱手段となる下方の光学ベースと、前記光学ベースとは熱的に遮断されている基板に設けられ、前記対物レンズのアクチュエータが配置される場所の外周側横に配置することによって前記複数のレーザ光源及び光検出器と離間した位置から前記複数のレーザ光源を駆動するレーザダイオード駆動回路と、前記対物レンズ側の上面に設けられ、全体からの熱を放熱する全体上面カバーと、前記対物レンズ側の上面に前記全体上面カバーとは別に前記レーザダイオード駆動回路と熱的に結合して設けられ、前記レーザダイオード駆動回路が発する熱の放熱手段となる熱伝導性の高いレーザダイオード用上面カバーと、を備えることを特徴とする光ピックアップ装置を提供する。この発明によれば、全体上面カバーに対するレーザダイオード用上面カバーの表面積、レーザダイオード用上面カバーの材料、厚さなどを適宜設定することにより、上面カバーとしての放熱効果を調整、設定することができる。
また、本発明の光ピックアップ装置によれば、複数のレーザ光源と、前記複数のレーザ光源のいずれかから対物レンズを介してディスクに照射されたレーザ光が前記ディスクで反射され、その反射光を前記対物レンズを介して受光する光検出器と、前記複数のレーザ光源及び前記光検出器と熱的に結合され、前記複数のレーザ光源及び光検出器が発する熱の放熱手段となる下方の光学ベースと、前記光学ベースとは熱的に遮断されている基板に設けられ、前記対物レンズのアクチュエータが配置される場所の外周側横に配置することによって前記複数のレーザ光源及び光検出器と離間した位置から前記複数のレーザ光源を駆動するレーザダイオード駆動回路と、前記対物レンズ側の上面から断面コ字状に曲げられ、前記レーザダイオード駆動回路上面に前記レーザダイオード駆動回路が設けられた前記基板とを挟み、前記レーザダイオード駆動回路が発する熱の放熱手段となる上面カバーと、を備えることを特徴とする光ピックアップ装置を提供する。この発明によれば、上面カバーを放熱手段とするレーザダイオード駆動回路は光学ベースから受ける熱的影響が少ないので、上面カバーにより十分に放熱することができるとともに、カバーの膨れを回避することができる。
本発明によれば、レーザダイオード駆動回路の熱的上昇を最小限に抑えることが可能な光ピックアップ装置および光ディスク装置が得られる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1乃至図3に本発明の一実施形態の構造を示す。この実施形態では、レーザ光源であるレーザダイオード11a,11b,11cを駆動するレーザダイオード駆動回路11から生じた熱を下方の光学ベース38に逃がすのではなく、上方の上面カバー21から放熱させるものである。
図1Aは、光ピックアップ装置の上面カバー21を一部切り欠いた構造を表面から見た斜視図であり、レーザダイオード駆動回路(以下、LDDと称す。)11近辺の構造を示す。図1Bはこれを裏面から見た斜視図である。図2はこれの表面に上面カバー21を被せた図である。図3は、図2におけるA−A断面図を示す。
この光ピックアップ装置は、レーザ光源であるレーザダイオード11a,11b,11cが発射するレーザ光を記録媒体であるディスクに照射する。
レーザダイオード11aから発射されるHDDVD用のレーザ光は、第1のダイクロイック素子12d、偏光ビームスプリッタ13を通過し、第2のダイクロイック素子14で反射され、コリメートレンズ20を通過し、立上げミラー16で反射して対物レンズ17を透してディスクにビームスポットを形成して照射されるようになっている。また、レーザダイオード11bから発射されたDVD用のレーザ光は第1のダイクロイック素子12dで反射され、偏光ビームスプリッタ13を通過し第2のダイクロイック素子14で反射され、コリメートレンズ20を通過し、立上げミラー16で反射して対物レンズ17を透してディスクにビームスポットを形成して照射されるようになっている。また、レーザダイオード11cから発射されたCD用のレーザ光は第2のダイクロイック素子14を通過し、コリメートレンズ20を通過し、立上げミラー16で反射して対物レンズ17を透してディスクにビームスポットを形成して照射されるようになっている。
そして、ディスクに照射されたHDDVD用、DVD用及びCD用のレーザ光がディスクで反射され、この反射されたHDDVD用及びDVD用レーザ光が光検出器18で受光され、CD用レーザ光が別の光検出器(図示せず)で受光されるようになっている。
このように、光ピックアップ装置は、レーザ光源から発射されたレーザ光がディスクにビームスポットを形成して照射され、ディスクで反射された反射光を光検出器18で受光することでディスクに情報の記録・再生を行うようになっており、この光ピックアップ装置は光ディスク装置に備えられる。
光学系、光軸系の構成要素であるレーザダイオード11a,11b,11c及び光検出器18は、光学ベース38に光学系、光軸系の他の構成要素と相互に精密位置関係に配置されており、かつ、レーザダイオード11a,11b,11c及び光検出器18が発する熱を光学ベース38に放熱可能な状態に設けられている。
LDD11は、図1Aに示すように、アクチュエータ12が設置される場所の外周側横に光学系、光軸系の構成要素から離間して、配置されている。このようにLDD11を配置すると、他の発熱源であるレーザ光源レーザダイオード11a,11b,11c、光検出器18から離して設置することが可能となり、LDD11の放熱効果が有効に機能する。また、特にCD、DVD,HDDVD用の3波長を用いる薄型光ピックアップ装置においては、LDD11をアクチュエータ12の配設される場所の外周側横に配設することが好ましい。
また、LDD11は光軸上から外れた位置に設けると他の発熱源と集中配置することを避けることができ、放熱の面から好ましい。
図1Aにおいて、光ピックアップ装置は、駆動源により直接、駆動される主軸MAとこの主軸に平行に設けられた副軸SAによりガイドされる。LDD11を副軸SA側でしかも内周側に設けることも考えられるが、レーザ光源であるレーザダイオード11a,11bなどから遠くなってしまうので、電気特性上はあまり好ましくないからである。
図3において、LDD11は熱遮断性基板としてのフレキシブル基板(以下、FPCと称す。)32の上に設けられており、このFPC32の下には比較的熱伝導性の低い材質の裏打板33が設けられ、更にその下方には実装部品34が設けられたFPC35が設けられている。そして、その下は所定の空間36となっており、その下に他の部品の放熱のための放熱板37、光学ベース38が設けられている。なお、図示していないが、上記レーザダイオード11a,11b,11c及び光検出器18などは、LDD11の直下ではなく、この位置から光学ベース38上、所定距離だけ離間した位置に、高熱伝導性の材料で形成された放熱板37及び光学ベース38に接して放熱可能な状態で設置される。
LDD11の上には高熱伝導性の材料により形成された上記上面カバー21が被せられており、LDD11と上面カバー21の間は直接に密着させて、あるいはLDD11と上面カバー21の間に伝熱材もしくは放熱剤例えば放熱グリス39が介在されることにより、LDD11と上面カバー21は熱的に結合されている。
LDD11により発生した熱は、下面にはFPC32や裏打板33及び所定の空間36があるので熱は下方に伝達しにくく、矢印40に示すように放熱グリス39、上面カバー21を介して上面から放熱することになる。すなわち、LDD11は上面カバー21側に実装したパッケージと上面カバー21を直接密着したり、あるいは伝熱材もしくは放熱剤などで熱的に結合する。LDD11と光学ベース38の間には折りたたまれたFPC32や裏打板33及び所定の空間36が存在し、接地面積を小さくしているので、熱抵抗は高く、光学ベース38とは熱的に遮断される。上面カバー21としては、銅など熱伝導性の高い材料を使用し、熱の回りを阻害しないよう孔などを開けないように、配慮する。
本発明のこの実施形態では、LDD11により生ずる熱を、上面カバーを介して上面に放熱し、レーザ光源であるレーザダイオード11a,11b,11c及び光検出器18などで発生する熱を放熱板37および光学ベース38を介して下面に放熱する。しかも、LDD11と放熱板37および光学ベース38の間には、フレキシブル基板32と裏打板33が介在しており、LDD11において生ずる熱が光学ベース38に伝わることを遮断している。裏打板33は図示するように、間に空間があるのでこれを通して熱が通ることを十分遮断することができる。
図4に本発明の他の実施形態の構成例を示す。図4に示す例は、上面カバー41として全体上面カバー41aのほかLDD用上面カバー41bを設けたものである。図4のBB断面図を図5に示す。図5において、51はLDDであり、番号52〜59は図3における番号32〜39に対応する。LDD51から生じた熱が、FPC52や裏打板53などにより下方に向かうのを遮断する一方、LDD用上面カバー41bを介して上方に放熱される。
LDD用上面カバー41bは例えば、銅などの熱伝導性の高い材料を用いることにより、放熱効果を大きくすることができる。
このように上面カバー41の一部をLDD51の放熱用として別部材とし、放熱効果の向上を図る。上面カバー41のカバーする範囲が大きい場合には、厚くするとスペースを失う、重くなるなどの理由で、通常、板厚は薄くしかとれない場合が多い。
断面積が小さいとカバー41全体に熱が行き渡らないので、範囲を限定して厚みを増加させた方が放熱効果の上がる場合もある。
図6に示すような形状のLDD用上面カバー41bについて、ある程度、厚みを取ることができる場合には、CC断面図を示す図7に描かれているように、表面に凹凸を設けた放熱フィン構造とすることができる。このような構造とすることにより表面積を大きくし放熱効果を大きくすることができる。
また、次に更に他の実施形態について述べる。この実施形態では、図8に示されるように、上面カバー81を断面コの字状にする。図8のDD断面図を図9に示す。この実施形態では、上面カバー81がLDD91とFPC92を挟んだ構造となる。図10は、図9において矢印Eの方向に見た図である。LDD91はコの字状部材96により挟まれた構造となっている。
この実施形態では、上面カバー81がコの字状に曲がっていてその間でLDD91及びFPC92を挟む構造となっている。この構造は、放熱を確保するためには接触圧をなるべく大きく取りたいがカバーの膨れを回避したい場合に適切な構造である。
以下、上記本発明の実施形態の特徴について具体的に列記する。
(1)レーザ光源11a、11b、11cを駆動するレーザダイオード駆動回路11と、このレーザダイオード駆動回路11が発する熱の放熱手段となる上面カバー21と、前記レーザ光源11a、11b、11c及び光検出器18等が発する熱の放熱手段となる光学ベース38と、を備える。これにより、上面カバー21を放熱手段とするレーザダイオード駆動回路11は光学ベース38から受ける熱的影響が少なく、上面カバー21により十分に放熱することができるとともに、レーザダイオード駆動回路11の放熱手段としての放熱面積を上面カバー21で確保でき、レーザダイオード駆動回路11を動作保証温度に維持できる。また、上面カバー21を放熱手段とするレーザダイオード駆動回路11は、光学ベース38に熱的影響を与えないので光学ベース38の熱的飽和状態を解消して、光学ベース38を放熱手段とするレーザ光源11a、11b、11c及び光検出器18の放熱を十分に行うことができる。結果的に装置全体としての放熱面積が増大し、装置全体としての放熱効果を向上させることができる。また、上面カバー21の表面積は適宜設定することができ、これにより上面カバー21を放熱手段とするレーザダイオード駆動回路11の放熱効果を調整、設定することができる。
(2)レーザダイオード駆動回路11は、前記上面カバー21と熱的に結合し、前記光学ベース38とは熱的に遮断される。これにより、光学ベース38から受ける熱的影響が少なく、レーザダイオード駆動回路11の熱を上面カバー21に確実に伝えて上面カバー21で十分に放熱することができる。
(3)前記レーザ光源11a、11b、11c及び光検出器18は、前記光学ベース38と熱的に結合される。これにより、上面カバー21を放熱手段とするレーザダイオード駆動回路11は、光学ベース38に熱的影響を与えないので光学ベース38の熱的飽和状態を解消して、レーザ光源11a、11b、11c及び光検出器18の熱を光学ベース38に確実に伝えることができ、光学ベース38により十分に放熱できる。
(4)上面カバー41は、高熱伝導性の材料により構成されレーザダイオード駆動回路51の発する熱を放熱するDLL用上面カバー41bと、光ピックアップ装置上の全体からの熱を放熱する全体上面カバー41aとを備える。これにより、全体上面カバー41aに対するDLL用上面カバー41bの表面積、DLL用上面カバー41bの材料、厚さなどを適宜設定することにより、上面カバー41としての放熱効果を調整、設定することができる。
(5)前記DLL用上面カバー41bは、断面凹凸構造を有することにより、放熱効果を確保できる。
(6)レーザダイオード駆動回路11と上面カバー21を熱的に結合する手段は、伝熱材もしくは放熱剤39(又は59)である。これにより、レーザダイオード駆動回路11の熱を上面カバー21に確実に伝え、上面カバー21で十分に放熱できる。
(7)前記レーザダイオード駆動回路11は、前記対物レンズのアクチュエータ12の外周側横で、前記レーザ光の光軸上から外れた位置に配設される。これにより、例えば、光学ベース38を放熱手段とするレーザ光源11a、11b、11c及び光検出器18からの熱影響を受けることなくレーザダイオード駆動回路11の放熱効果を上面カバー21で確保でき、レーザダイオード駆動回路11を動作保証温度に維持できる。
(8)上面カバー81は、前記レーザダイオード駆動回路91及び上面に前記レーザダイオード駆動回路91が設けられた基板92に熱的に結合され、前記レーザダイオード駆動回路91が発する熱の放熱手段となる断面コ字状の構造を有してなる。これにより、上面カバー81の膨れを回避することができる。
(9)前記レーザダイオード駆動回路11を光学ベース38と熱的に遮断する手段は、前記光学ベース38(又は58)と前記レーザダイオード駆動回路11(又は51)との間で、前記レーザダイオード駆動回路11(又は51)が設けられた基板32(又は52)に設けられる熱伝導性の低い材質の裏打板33(又は53)である。これにより、裏打板33(又は53)により熱遮断を行っているので、レーザダイオード駆動回路11と光学ベースの熱遮断を十分に行うことができる。
(10)記録媒体にレーザダイオードのビームスポットを形成して、情報の記録、再生を行う光ピックアップ装置を備えた光ディスク装置であって、前記光ピックアップ装置は、前記(1)〜(9)より構成される光ピックアップ装置である。
本発明は上記実施形態に限られず、その技術思想の範囲内で種々変形して実施可能である。
本発明一実施形態の上面カバーを一部切り欠いた構造を表面から見た斜視図。 本発明一実施形態を裏面から見た斜視図。 本発明一実施形態で上面カバーを被せた状態を示す図。 図2におけるAA断面図。 本発明の他の実施形態の構成を示す斜視図。 図4におけるBB断面図。 図4におけるLDD用上面カバーの形状・構造示す図。 図6におけるCC断面図。 本発明の更に他の実施形態の構造を示す斜視図。 図8におけるDD断面図。 図9において矢印Eから見た構造を示す図。
符号の説明
11,51,91・・・レーザダイオード駆動回路(LDD)、
11a,11b,11c・・・レーザダイオード、
12d・・・第1のダイクロイック素子、
13・・・偏光ビームスプリッタ、
14・・・第2のダイクロイック素子、
16・・・立上げミラー、
17・・・対物レンズ
18・・・光検出器、
20・・・コリメートレンズ、
21,81・・・上面カバー、
32,35,97・・・フレキシブル基板(FPC)、
33,53・・・裏打板、
34,54・・・実装部品、
36,56・・・空間、
37,57・・・放熱板、
38,58・・・光学ベース、
39・・・放熱グリス、
40・・・矢印、
41a・・・全体上面カバー、
41b・・・LDD用上面カバー。

Claims (3)

  1. 複数のレーザ光源と、
    前記複数のレーザ光源のいずれかから対物レンズを介してディスクに照射されたレーザ光が前記ディスクで反射され、その反射光を前記対物レンズを介して受光する光検出器と、
    前記複数のレーザ光源及び前記光検出器と熱的に結合され、前記複数のレーザ光源及び光検出器が発する熱の放熱手段となる下方の光学ベースと、
    前記光学ベースとは熱的に遮断されている基板に設けられ、前記対物レンズのアクチュエータが配置される場所の外周側横に配置することによって前記複数のレーザ光源及び光検出器と離間した位置から前記複数のレーザ光源を駆動するレーザダイオード駆動回路と、
    前記対物レンズ側の上面に前記レーザダイオード駆動回路と熱的に結合して設けられ、前記レーザダイオード駆動回路が発する熱の放熱手段となる上面カバーと、
    を備えることを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 複数のレーザ光源と、
    前記複数のレーザ光源のいずれかから対物レンズを介してディスクに照射されたレーザ光が前記ディスクで反射され、その反射光を前記対物レンズを介して受光する光検出器と、
    前記複数のレーザ光源及び前記光検出器と熱的に結合され、前記複数のレーザ光源及び光検出器が発する熱の放熱手段となる下方の光学ベースと、
    前記光学ベースとは熱的に遮断されている基板に設けられ、前記対物レンズのアクチュエータが配置される場所の外周側横に配置することによって前記複数のレーザ光源及び光検出器と離間した位置から前記複数のレーザ光源を駆動するレーザダイオード駆動回路と、
    前記対物レンズ側の上面に設けられ、全体からの熱を放熱する全体上面カバーと、
    前記対物レンズ側の上面に前記全体上面カバーとは別に前記レーザダイオード駆動回路と熱的に結合して設けられ、前記レーザダイオード駆動回路が発する熱の放熱手段となる熱伝導性の高いレーザダイオード用上面カバーと、
    を備えることを特徴とする光ピックアップ装置。
  3. 複数のレーザ光源と、
    前記複数のレーザ光源のいずれかから対物レンズを介してディスクに照射されたレーザ光が前記ディスクで反射され、その反射光を前記対物レンズを介して受光する光検出器と、
    前記複数のレーザ光源及び前記光検出器と熱的に結合され、前記複数のレーザ光源及び光検出器が発する熱の放熱手段となる下方の光学ベースと、
    前記光学ベースとは熱的に遮断されている基板に設けられ、前記対物レンズのアクチュエータが配置される場所の外周側横に配置することによって前記複数のレーザ光源及び光検出器と離間した位置から前記複数のレーザ光源を駆動するレーザダイオード駆動回路と、
    前記対物レンズ側の上面から断面コ字状に曲げられ、前記レーザダイオード駆動回路上面に前記レーザダイオード駆動回路が設けられた前記基板とを挟み、前記レーザダイオード駆動回路が発する熱の放熱手段となる上面カバーと、
    を備えることを特徴とする光ピックアップ装置。
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