JP4115857B2 - 表示装置、それを用いた遊技機およびメダル貸出機 - Google Patents

表示装置、それを用いた遊技機およびメダル貸出機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機で使用するメダルを貸し出すメダル貸出機または遊技機に用いられる表示装置、それを用いた遊技機およびメダル貸出機に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近のスロットマシンでは、3本のリールとは別に、表示装置を3本のリールの周辺に設け、ゲームの経過や入賞の種類に応じた表示を行ってゲームの雰囲気を盛り上げる効果を出しているものがある。このような表示装置では、発光ダイオード等の発光素子を用いて表示領域全体に多数の発光素子を密に配置するのが一般的であり、例えば縦方向64個横方向32個といった膨大な数の発光素子が配置されている。
【0003】
一方、スロットマシンに投入されるメダルの貸出を行うメダル貸出機は、紙幣投入口から紙幣が投入されると、投入された紙幣の金額に応じた枚数のメダルをメダル受取部に送出する。この際、紙幣投入口の下方に設けられた表示装置においても、前述したスロットマシンの表示装置と同様に、発光ダイオードなどの発光素子を表示領域全体に密に配置して形成されたものが用いられることがある。
【0004】
このような表示装置では、膨大な数の発光素子を必要とするためにコストが高くなるという問題があった。また、これらの発光素子は同一平面上に配置されているので面白みに欠けるという欠点があった。
【0005】
このような問題を解決するために、本出願人から発光素子がライン状に配置された回転部と、その回転部と略平行になるように回転部を回転自在に軸支する固定軸とを備え、この固定軸を中心にして回転部を回転させることにより、残像効果を利用して少ない数の発光素子で表示を行うことを可能にし、且つ表示面を円筒面等の曲面することにより演出効果を向上させた表示装置が出願されている(特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特願2002−269012号
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した特許文献1の表示装置では少ない数の発光素子で表示を可能にしているために低コストで製造可能であるが、回転部には、発光素子が一列しか配置されていないため、表示面を複数形成することが不可能である。このため、表示形態の自由度が低く、演出効果を高めるという点では、まだものもの足りないという問題があった。
【0008】
本発明は、上記問題点を解決するためのもので、画像を複数重ね合わせることにより演出効果を高めて遊技者に独特の興趣を与える表示装置、それを用いた遊技機およびメダル貸出機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、本発明の請求項1に記載の表示装置は、遊技機で使用するメダルを貸し出すメダル貸出機または遊技機に用いられる表示装置であり、複数の発光素子が配列された回転部と、前記回転部を回転自在に軸支する固定軸と、前記固定軸を回転中心として前記回転部を回転させる回転駆動手段と、前記発光素子の点灯を前記回転部の回転位置に基づいて制御する制御手段とを備える表示装置において前記回転部は、回転中心線に沿う方向に延在し、かつ円弧形状に湾曲するとともに、回転中心線に対向する面である向心面と、前記向心面とは逆側の面である遠心面とを有してなる第1保持部及び第2保持部を備え、前記第1及び第2保持部の前記向心面及び前記遠心面には複数の発光素子が配列され、前記第1保持部と前記第2保持部とで前記円弧形状の半径が異なることを特徴とするものである。
【0010】
本発明の請求項2に記載の表示装置は、前記複数の発光素子が、前記第1及び第2保持部の長さ方向の同一位置において、前記遠心面に配置された発光素子と前記向心面に配置された発光素子との一対を単位として配列されていることを特徴とするものである。
【0011】
本発明の請求項3に記載の表示装置は、前記複数の発光素子が、前記向心面に配置された発光素子と前記遠心面に配置された発光素子とで異なる色を発光することを特徴とするものである。
【0012】
本発明の請求項4に記載の表示装置は、前記第1保持部に対して前記第2保持部が前記固定軸を中心にして180度回転させた位置に配置されており、前記第1及び第2保持部の前記円弧形状の中心位置は、回転中心線上の同一位置であることを特徴とするものである。
【0013】
本発明の請求項5に記載の遊技機は、表示装置用窓部を備える筐体と、前記表示装置用窓部から見える範囲内を前記発光素子が移動するように前記筐体に取り付けられた請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の表示装置とを有するものである。
【0014】
本発明の請求項6に記載のメダル貸出機は、表示装置用窓部を備える筐体と、前記表示装置用窓部から見える範囲内を前記発光素子が移動するように前記筐体に取り付けられた請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の表示装置とを有するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
本実施形態においては表示装置と、それを用いた遊技機およびメダル貸出機について説明を行う。なお、本発明は本実施形態に限定されるものではない。
【0016】
図1は、本発明の表示装置10の構成を示す斜視図である。表示装置10は、回転部11と、この回転部11を回転自在に保持する2つの固定軸12,13と、回転部11を固定軸12,13を回転中心にして回転駆動させる回転駆動手段としての回転駆動部14と、表示装置10の全体を制御するトランスミット基板15と、回転位置検出部16とで構成されている。
【0017】
回転部11は、複数の発光素子としての発光ダイオード(以下LEDと称する)群20,21がライン状に配列された2つの保持部22,23と、この保持部22,23を回転自在にするために形成された2つの軸受24,25と、2つの支持部26,27とで構成されている。2つの保持部22,23は透明な樹脂で形成されており、一方に対して他方を固定軸12,13を中心として180度回転させた位置に配置されている。この保持部22,23は、支持部26,27により軸受24,25と一体に連結されている。また、この2つの支持部26,27のうち、上方に位置する支持部26には、上面に基板28が一体に形成されている。なお、本実施形態においては、固定軸を2本の固定軸12,13に分割して構成しているが、これに限るものではなく、1本の同軸にしても良い。
【0018】
図2は、回転部11の側面断面図を示している。保持部22は、上下方向に延び、透明な樹脂で形成された細い板を固定軸12,13に対して円弧状に湾曲させた形状にされている。また、この保持部22は、円弧の中心が回転部11の回転中心線CL上に位置するように配置されている。この図に示すように、LED群20は、保持部22の上下方向に沿ってライン状に配列され固定されている。保持部22は、固定軸12,13に対向する面である向心面22Bと、この向心面22Bとは逆側の面(回転時に外側に位置する面)である遠心面22Aとを備えている。
【0019】
また、LED20−1A〜20−16A,20−1B〜20−16Bは、保持部22の長さ方向の同位置で遠心面22Aに固定されるLED20−1A〜20−16Aと、向心面22Bに固定されるLED20−1B〜20−16Bとの各一対を単位として配置されている。これにより、LED群20は、保持部22の遠心面22Aと向心面22Bに上下方向に円弧を描くように一列に配置される。この円弧の中心は回転部11の回転中心線CL上に設定されているので、回転部11が回転駆動した時に、保持部22の軌跡は球面を描く。
【0020】
また、前述のように保持部22は遠心面22Aと向心面22Bとの両側にLED群20が配置されているので、表示装置10を保持部22の回転領域の外側から見る場合、保持部22が固定軸12,13より手前にある領域では遠心面22Aに固定されたLED20−1A〜20−16Aによる表示を行い、保持部22が固定軸12,13より遠方にある領域では向心面22Bに固定されたLED20−1B〜20−16Bによる表示を行うことができる。
【0021】
さらに、遠心面に固定されるLED20−1A〜20−16Aが発光する色と、向心面に固定されるLED20−1B〜20−16Bが発光する色とは異なっている。本実施形態では、遠心面22Aに固定されるLED20−1A〜20−16Aは赤色の光を発光し、向心面22Bに固定されるLED20−1B〜20−16Bは青色の光を発光する。これによって、本実施形態の表示装置10を回転部の回転領域の外側から見る場合、回転部10が固定軸12,13より手前にある領域における表示色は赤色となり、回転部10が固定軸12,13より遠方に位置する領域における表示色が青色となる。すなわち、保持部22が回転軸より手前の周回領域にある場合と、回転軸より奥にある周回領域にある場合とで異なった色の表示を行うことができる。
【0022】
保持部23は、保持部22と同様に透明な樹脂で形成され、保持部22の円弧よりも半径が小さくなるように円弧状に湾曲させた形状にされている。また、この保持部23は、円弧の中心が回転部11の回転中心線CL上に位置するようにされている。その他の構成は保持部22と同様であり、保持部の長さ方向の同位置で遠心面23Aに固定されるLED21−1A〜21−16Aと、向心面23Bに固定されるLED21−1B〜21−16Bとの各一対を単位として配置されている。この保持部23は、保持部22と同様に、遠心面23Aに固定されるLED21−1A〜21−16Aは赤色の光を発光し、向心面23Bに固定されるLED21−1B〜21−16Bは青色の光を発光するようにされている。なお、図2に示すように、保持部22と保持部23とが互いに円弧半径が異なる形状となっている。つまり、保持部22と保持部23とは、回転中心線CLに対して非対称形状となっている。
【0023】
これにより、LED群21は、保持部23の遠心面23Aと向心面23Bに上下方向に円弧を描くように一列に配置される。この円弧の中心は回転部11の回転中心線CL上に設定されているので、回転部11が回転駆動した時に、保持部23の軌跡は球面を描く。この保持部23の軌跡は、円弧の半径が保持部22よりも小さく設定されているので、保持部22よりも内側に描かれる。
【0024】
なお、LED群20,21の色は適宜変更可能であり、例えば、保持部22の遠心面22Aおよび向心面22Bの全てに赤色の光を発光するLEDを配置して、保持部23の遠心面23Aおよび向心面23Bの全てに青色の光を発光するLEDを配置しても良い。
【0025】
このように、本実施形態においては、複数の発光素子としてLED群20,21を用いている。LEDは一般の電球に比べてスイッチング時間が短いため、保持部22,23を高速で回転させた場合でも、1回の回転の間に多数回スイッチングすることが可能であり、複雑な表示を行うことができる。また、LEDは一般の電球に比べて寿命が長いため、メンテナンスのコストを削減することができる。また、保持部22,23に16対のLED群20,21を配置するように説明したが、本発明の表示装置は保持部22,23に任意数のLEDを配置して構成しても良い。
【0026】
回転駆動部14は、モータ29とギア30で構成されている。本実施形態においては、モータ29として、DCモータを用いた例について説明を行う。このモータ29の駆動がギア30を介して、軸受24の外周面の上部に形成されたギア24aに伝達される。回転部11は、固定軸12,13により回転自在に保持されているので、軸受24のギア24aにモータ29の駆動が伝達されると回転部11が回転駆動を行う。これにより、保持部22,23に配置されたLED群20,21が保持部22,23とともに回転駆動する。この回転駆動により、人の視神経における残像現象を利用してLED群20,21の回転によってカバーされる領域全体に亘る表示を行うことが可能である。ただし、残像現象を利用するので回転駆動は十分速く行う必要がある。表示にちらつきを感じさせないようにするためには、例えばこの回転駆動の周期を12ms以下にすることが好ましい。
【0027】
また、回転位置検出部16は、回転部11が所定の回転位置にあることを検出する。回転位置検出部16は、インデックスセンサ16aとインデックス16bとで構成されおり、インデックスセンサ16aは固定軸12に配置され、インデックス16bは軸受24の上面に配置されている。このインデックスセンサ16aには、フォトダイオード(図示せず)と、フォトトランジスタ(図示せず)とが設けられており、このフォトダイオードからの光を受けるようにフォトトランジスタ(図示せず)が配置されている。インデックス16bは、軸受24が所定の回転位置にある時に、インデックス16bがフォトダイオードからフォトトランジスタへの光を遮るよう配置されている。これにより、回転部11の所定の回転位置が検出される。この所定の回転位置を保持部22,23の表示開始位置に設定することができる。
【0028】
また、この回転位置検出部16により、保持部22,23が回転する周期を検出することが可能である。さらに、フォトダイオード及びフォトトランジスタの対を表面表示開始位置および裏面表示開始位置のそれぞれに対応する信号を得て、それらの信号に同期させて表示を行うようにしても良い。(削除)
【0029】
次に、表示装置10の電気的構成について説明を行う。図3は、表示装置10の電気的構成を示すブロック図である。表示装置10には、トランスミット基板15上に表示装置10の全体の制御を行う制御手段としての制御部31が設けられており、モータ29、及び回転位置検出部16に接続されている。さらに、トランスミット基板15上には、パラシリ変換部34と、変換部としての赤外線トランスミッタ35とが設けられ、制御部31と接続されている。これらは、制御部31によって制御される。また、トランスミット基板15は、電源32と接続されており、トランスミット基板15内の各部に電源が供給される。
【0030】
制御部31は、パラシリ変換部34を制御して、表示装置10によって表示される表示信号をパラレル信号からシリアル信号に変換して出力させる。シリアル信号に変換された表示信号は、赤外線トランスミッタ35に送信され、ここで光信号である赤外線信号に変換される。
【0031】
また、回転部11のレシーバ基板28には、再変換部としての赤外線レシーバ36と、シリパラ変換部37と、発光素子駆動回路としての駆動回路38とが設けれている。この赤外線レシーバ36は軸受24内に設けられており、前述の赤外線トランスミッタ35に光ファイバ39を介して接続されている。赤外線トランスミッタ35から出力された赤外線は、光ファイバ39内を伝播して赤外線レシーバ36に入射する。この赤外線レシーバ36は、赤外線トランスミッタ35から出力されて伝達された赤外線信号を再びシリアル信号の表示信号に変換する。これにより、表示信号が回転部11の赤外線レシーバ36に送信される。
【0032】
このシリパラ変換部37は、赤外線レシーバ36により変換されたシリアル信号の表示信号をパラレル信号の表示信号に変換を行う。その後、パラレル信号の表示信号は、駆動回路38により受信され、この駆動回路38がこの信号に基づいて、LED群20,21を駆動する。この駆動回路38はレシーバ基板28に形成せずに支持部26,27に形成しても良いし、保持部22,23に形成しても良い。
【0033】
前述した軸受24には、固定軸12から軸受24に導電させるための導電機構としてスリップリング(図示せず)を備えており、電源32からトランスミット基板15に供給された電力がスッリプリングを介して回転部11の各部に供給される。このため、基板18に設けられた駆動回路38などへの電源供給を回転部11の回転に拘わらず、スリップリングを介して確実に行うことができ、光信号を送信するための光ファイバ39や、電源供給のための配線などによって阻害されることなく回転部11が回転することができる。
【0034】
なお、導電機構はスリップリングに限らず、固定軸12から軸受24に導電させる機構であれば他の機構でも良い。例えば、非接触で電力を伝達する電磁誘導コイルを用いて、駆動回路38などに電力供給するようにしても良い。これにより、非接触で電力を伝達する電磁誘導コイルを介して駆動回路38に電源供給が行われるので、回転部11の回転によって阻害されることなく回転部11の支持部26に形成されたレシーバ基板28に設けられた駆動回路38などへの電源供給を行うことができる。
【0035】
また、シリアル信号に変換された表示信号が、トランスミット基板15から回転部11に設けられたレシーバ基板28へ光ファイバ39を介して光信号で伝達されるように説明したが、シリアル信号に変換された表示信号も前述したスリップリングを介してトランスミット基板15からレシーバ基板28に伝達されるようにしても良い。この場合、変換部としての赤外線トランスミッタ35、光ファイバ39、及び再変換部としての赤外線レシーバ36は不要となる。
【0036】
また、制御部31は、例えば中央演算装置、記憶装置、記憶装置に記憶されたプログラム、および制御する各部に対するインターフェースを備えて構成され、LED群20,21の明るさを保持部22,23の回転位置および表示信号に基づいて制御する。このため、制御部31は、回転駆動部14、回転位置検出部16、赤外線トランスミッタ35、赤外線レシーバ36、および駆動回路38と信号のやり取りを行っている。なお、制御部31はロジック回路および制御する各部に対するインターフェースによって構成することもできる。
【0037】
以下、上述した表示装置10の作用について図4のフローチャートを参照して説明を行う。電源32は、トランスミット基板15内の各部に電源を供給する。この電力により回転駆動部14のモータ29が駆動される。制御部31は、回転位置検出部16から所定の回転位置と回転周期Tの情報を取得する。制御部31は、この位置情報に基づいて、シリパラ変換部34を制御することにより、表示信号をパラレル信号からシリアル信号に変換して出力させる。本実施形態においては、保持部22が基準位置A、保持部23が基準位置Bにあるときに回転位置検出部16からの信号を制御部31が検出する。
【0038】
前述のパラレル信号の例を、図5の保持部22に配列されたLED群20のタイミングチャート図に示す。図5(A)は、「BIG」という文字列を表示する場合において、回転部11の回転位置に対応するLED群20の点灯位置を示している。保持部22が基準位置Aの位置から基準位置Bまで回転する間は、遠心面22A側のLED20−1A〜20−16Aのスイッチングを行うことにより、遠心面22A側の表示を行っている。
【0039】
保持部22が基準位置Bから基準位置Aまで回転する間は、向心面22B側のLED20−1B〜20−16Bのスイッチングを行うことにより、向心面22B側の表示を行っている。
【0040】
図5(B)は、LED群20の点灯位置に対応させて各LED20−1A〜20−16A、20−1B〜20−16Bを点灯させる表示信号のタイミングチャート図である。保持部22による表示は、例えば回転部11の回転位置P1では全てのLEDを非点灯とし、周回位置P2ではLED20−10A〜20−13Aを点灯とし、周回位置P3ではLED20−6A〜20−8A、および20−10A〜20−12Aを点灯させるというように行われる。
【0041】
また、図6は、保持部23に配列されたLED群21のタイミングチャート図である。図6(A)は、「BIG」という文字列を表示する場合において、保持部23の回転位置に対応するLED群21の点灯位置を示している。保持部23は、固定軸12,13を回転中心として保持部22を180度回転させた位置にあるので、保持部22が基準位置Aにある時は、保持部23が基準位置Bにある。保持部22が180°回転して基準位置Bに到達した時に、保持部23が、表示開始位置である基準位置Aに到達する。保持部23が基準位置Aから基準位置Bまで回転する間は、遠心面23A側のLED21−1A〜21−16Aのスイッチングを行うことにより、遠心面23A側の表示を行っている。
【0042】
また、基準位置Bから基準位置Aまで回転する間は、向心面23B側のLED21−1B〜21−16Bのスイッチングを行うことにより、向心面23B側の表示を行っている。
【0043】
図6(B)は、LED群20の点灯位置に対応させて各LED21−1A〜21−16A、21−1B〜21−16Bを点灯させる表示信号のタイミングチャート図である。保持部23による表示は、例えば回転部11の回転位置P1では全てのLEDを非点灯とし、周回位置P2ではLED21−5A〜21−13Aを点灯とし、周回位置P3ではLED21−5A,21−9A、および21−13Aを点灯させるというように行われる。
【0044】
このようなLED群20,21のスイッチングは、1回転を1周期Tとして、例えば、図5(A)及び図6(A)のように表示する場合には、周期Tを50分割した時間でスイッチングを行い、表示パターンを変化させることにより残像効果で画像を表示させている。なお、本実施形態では、周期Tを50分割した時間でLED群のスイッチングを行っているが、これに限るものではなく、例えば、100分割した時間でLED群のスイッチングを行っても良い。また、50分割した時間をさらに4分割し、LEDの点灯・消灯を制御するようにしても良い。この場合、明るさの制御を行うこともできるという利点がある。
【0045】
これらのパラレル信号がパラシリ変換部34に送信されてシリアル信号に変換される。このシリアル信号は赤外線トランスミッタ35に送信されて光信号に変換され、光信号である赤外線が光ファイバ39内を伝播して赤外線レシーバ36に送信される。
【0046】
赤外線レシーバ36は、受信した赤外線の光信号をシリアル信号に再変換してシリパラ変換部37に送信する。シリパラ変換部37は、このシリアル信号をパラレル信号に変換する。このパラレル信号は、図5(B)及び図6(B)に示すパラレル信号と同様のものであり、このパラレル信号が駆動回路38に送信される。駆動回路38は、このパラレル信号に基づいて対応する位置のLED群20,21を発光させて表示する。
【0047】
このLED群20,21による表示は、保持部22が基準位置Aから基準位置Bまで回転する間は、遠心面22A側に配置されたLED20−1A〜20−16Aが発光する。この時、保持部23は、基準位置Bから基準位置Aまでの間を回転しており、向心面23B側に配置されたLED21−1B〜21−16Bが発光する。つまり、保持部22の遠心面22Aの表示と保持部23の向心面23Bの表示は、並列的に行われる。
【0048】
その後、保持部22が基準位置Bから基準位置Aまで回転する間は、向心面側22Bに配置されたLED21−1B〜21−16Bが発光する。この時、保持部23は基準位置Aから基準位置Bまでの間を回転しており、遠心面23A側に配置されたLED21−1A〜21−16Aが発光する。つまり、保持部22の向心面22Bの表示と保持部23の遠心面23Aの表示は、並列的に行われる。
【0049】
この表示においては、保持部22,23が透明な樹脂で形成されているので、例えば、保持部22が観察方向奥側にあり、保持部23が観察方向手前側にある場合でも、保持部22のLED群20の向心面20B側から発光された光は、保持部23にて遮られることはない。これにより、図7に示すように、保持部22のLED群20により球面上に文字列「BIG」が表示される。図7(A)は向心面22B側のLED20−1B〜20−16Bによる表示面であり、図7(B)は遠心面22A側のLED20−1A〜20−16Aによる表示面である。
【0050】
また、保持部23のLED群21により、保持部22による表示面よりも半径が小さい球面上に「BIG」の文字列が表示され、この表示面は図7に示す表示面よりも内側に形成される。これにより、保持部22が形成する球面の表示面と保持部23が形成する球面の表示面とが重なって二重に表示されるので、一つの表示面に表示する場合と比べて演出効果が向上する。
【0051】
前述したような表示は、数周期(数回転)に亘って繰り返し行われる。制御部31が表示を終了するか否かを判定する。表示を終了しないと判定された場合には、引き続き表示を行う。また、表示を終了すると判定された場合には、制御部31が、モータ29を停止させて、表示の処理が終了する。
【0052】
なお、本実施形態においては、2つの保持部を固定軸を中心にして一方を他方に対して180度回転させた位置に配置させたが、これに限るものではなく、例えば、90度回転させた位置に配置しても良い。
【0053】
また、本実施形態においては、複数の保持部を、固定軸方向に延びる細い板を大小異なる半径の円弧形状に湾曲させた形状にして、LED群を円弧状に配列したが、これに限るものではなく、複数の保持部は、固定軸方向に延びる形状にして、LED群をライン形状に配列すれば良い。例えば、固定軸と平行になるように透明な細い板を配置して、LED群を直線状に配列しても良いし、複数の透明な細い板で構成して、LED群を屈曲させた直線状に配列しても良い。また、これらの異なる形状・サイズの保持部を適宜組み合わせて回転部を構成しても良い。
【0054】
なお、本実施形態においては、保持部を2個設けたが、これに限るものではなく、3個以上設けても良い。
【0055】
また、本実施形態においては、保持部の遠心面と向心面にLED群を設けたが、これに限るものではなく、遠心面のみにLED群を設けても良い。この場合は、表示装置の背面側に反射板を設置して、遠心面が背面側に回転した時に遠心面に配置されたLED群の光を反射板で反射させれば良い。
【0056】
さらに、本実施形態においては、LEDの明るさを点灯または非点灯の2段階のみに制御する例で説明を行ったが、これに限るものではなく、制御部がLEDを複数段階の明るさに制御するようにして、微妙なニュアンスの表示を行うようにしても良い。
【0057】
また、本実施形態においては、モータ29として、DCモータを用いた例について説明したが、これに限るものではなく、例えば、パルスモータを使用しても良い。この場合は、制御部31がパルスモータの速度を制御するので、回転位置検出部16から所定の回転位置(表示開始位置)の情報のみを取得すれば良い。
【0058】
次に、表示装置10を用いた遊技機としてスロットマシン50の説明を行う。図8は、スロットマシン50の外観斜視図である。スロットマシン50は、四角箱状の筐体51を有し、筐体51の中央部及び上部には、遊技者側に観察される表示部52が形成されている。そして、この表示部52の中央には、三個の回転リール53a,53b,53cの図柄を見ることができる図柄表示窓54と、表示装置用窓55とが形成されている。そして、表示装置10は、表示装置用窓55から見える範囲内をLED群20,21が移動するように筐体51に取り付けられている。以下、スロットマシン50について簡単に説明する。
【0059】
ベットボタン56は、回転リール53a,53b,53cの前方に位置するボタンであって、選択するゲームの種類に応じて貯留メダル数を減じて、メダル投入に代える。精算ボタン57は、ベットボタン56の前方に位置するボタンであって、貯留した投入メダルを払い出す。払い出されたメダルは、メダル払出口58から放出され、メダル受皿59に貯められる。
【0060】
スタートレバー60は精算ボタン57の右側に位置するレバーであって、遊技メダルの投入若しくはベットボタン56の投入を条件に、回転リール53a,53b,53cの駆動を開始させる。ストップボタン61a,61b,61cは、回転リール53a,53b,53cの駆動を停止させるためのものである。各回転リール53a,53b,53cは、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープとを備えている。このリールテープの外周面には、複数個の図柄が表示されている。また、ストップボタン61a,61b,61cの右側には、メダル投入口62が設けられている。
【0061】
このスロットマシン50において表示装置10は、例えば、「ビックボーナス」の当選役が内部入賞した時、それを遊技者に報知するために、「BIG」などの文字列が表示されるようにしても良いし、内部入賞した当選役を構成する図柄が表示されるようにしたり、当選役を内部入賞させるために推奨するストップボタン61a,61b,61cの操作順序が表示されるようにしても良い。
【0062】
次に、表示装置10を用いたメダル貸出機70について説明を行う。図9は、メダル貸出機70の外観斜視図である。このメダル貸出機70は、筐体71を備えており、その正面の下方に、表示装置用窓72が設けれている。その表示装置用窓72に表示を行うように第1実施形態の表示装置10が取り付けられている。すなわち、表示装置10は、表示装置用窓72から見える範囲内をLED群20,21が移動するように筐体71に取り付けられている。
【0063】
メダル貸出機70の筐体71の正面部には、表示装置用窓72の上方に紙幣投入口73、メダル払出口74などが設けられている。メダル払出口74は、後述するようにメダル搬送装置の終端部に位置し、これにより、払い出されたメダルをメダル溜(図示せず)に払い出すためのものである。
【0064】
また、メダル貸出機70は、図示はしないが、紙幣判別機と、コンピュータと、メダルホッパと、メダル搬送装置とをその内部に備えている。紙幣判別機は、紙幣投入口73から投入された紙幣75の種類を判別し、その判別結果をコンピュータへ送信するものである。コンピュータは、この投入された金額に応じたメダル数を演算し、その演算結果をメダルホッパに送信する。メダルホッパは、投入された金額に応じた枚数のメダルを一枚ずつ排出するものである。メダル搬送装置は、メダルホッパとメダル払出口との間を結んでいる。
【0065】
このメダル貸出機70において、表示装置10は、例えば、投入された紙幣75の金額に相当するメダルの数量などを表示する。
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の表示装置によれば、立体的な演出が可能となるうえ、形状が異なる複数の表示面により、画像を重ねて表示することが可能である。これにより、表示形態の自由度が向上し、演出効果を高めることができる。また、遊技機や、遊技機にて使用されるメダルを貸し出すメダル貸出機にこの表示装置を用いることにより、遊技者に対してアピール度や演出効果が向上し、独特の興趣を遊技者に与えることができる。
【0067】
また、表示領域全体に多数の発光素子を密に配置した場合に比べて、少ない数の発光素子で表示することが可能であるため、低コストで製造可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示装置の概略構成を示す斜視図である。
【図2】回転部の形状を説明する側面断面図である。
【図3】本発明の表示装置の電気構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の表示装置の作用を説明するフローチャート図である。
【図5】表示信号であるパラレル信号のタイミングチャート図である。
【図6】表示信号であるパラレル信号のタイミングチャート図である。
【図7】表示装置により表示される表示面のイメージ図である。
【図8】表示装置を用いたスロットマシンの外観斜視図である。
【図9】表示装置を用いたメダル貸出機の外観斜視図である。
【符号の説明】
10 表示装置
11 回転部
12,13 固定軸
14 回転駆動部
15 トランスミット基板
16 回転位置検出部
20,21 LED群
22,23 保持部
24,25 軸受
26,27 支持部
28 レシーバ基板
29 モータ
50 スロットマシン
55 表示装置用窓
70 メダル貸出機
72 表示装置用窓

Claims (6)

  1. 遊技機で使用するメダルを貸し出すメダル貸出機または遊技機に用いられる表示装置であり、複数の発光素子が配列された回転部と、前記回転部を回転自在に軸支する固定軸と、前記固定軸を回転中心として前記回転部を回転させる回転駆動手段と、前記発光素子の点灯を前記回転部の回転位置に基づいて制御する制御手段とを備える表示装置において、
    前記回転部は、回転中心線に沿う方向に延在し、かつ円弧形状に湾曲するとともに、回転中心線に対向する面である向心面と、前記向心面とは逆側の面である遠心面とを有してなる第1保持部及び第2保持部を備え、
    前記第1及び第2保持部の前記向心面及び前記遠心面には複数の発光素子が配列され、前記第1保持部と前記第2保持部とで前記円弧形状の半径が異なることを特徴とする表示装置。
  2. 前記複数の発光素子は、前記第1及び第2保持部の長さ方向の同一位置において、前記遠心面に配置された発光素子と前記向心面に配置された発光素子との一対を単位として配列されていることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記複数の発光素子は、前記向心面に配置された発光素子と前記遠心面に配置された発光素子と異なる色を発光することを特徴とする請求項1または請求項2記載の表示装置。
  4. 前記第1保持部に対して前記第2保持部が前記固定軸を中心にして180度回転させた位置に配置されており、前記第1及び第2保持部の前記円弧形状の中心位置は、回転中心線上の同一位置であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の表示装置。
  5. 表示装置用窓部を備える筐体と、前記表示装置用窓部から見える範囲内を前記発光素子が移動するように前記筐体に取り付けられた請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の表示装置とを有する遊技機。
  6. 表示装置用窓部を備える筐体と、前記表示装置用窓部から見える範囲内を前記発光素子が移動するように前記筐体に取り付けられた請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の表示装置とを有するメダル貸出機。
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