JP4445426B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

この発明は、回胴式遊技機や弾球遊技機などの遊技機に関し、特に、遊技回数や入賞回数などの遊技台情報を外部へ送信できる遊技機に関する。
多数の遊技台を有する遊技場において、各遊技台の遊技回数や入賞回数などの遊技台情報を遊技客が容易に入手できるような顧客サービスの提供が行われている。最近では遊技者が携帯する端末(携帯電話)に遊技台情報を送信することが提案されている。
特開2002−18098号公報「遊技用装置」 特許文献1は、遊技場内に配置され、遊技に関連する所定の処理或いは動作を行うとともに遊技者が携行する情報端末と非接触にてデータの送受信を行う非接触通信手段を具備する遊技用装置を開示する。前記非接触通信手段は、電磁波或いは光を略垂直方向に指向性を有して出力する。特許文献1では、遊技機の前に専用の接続手段を設け、ここに携帯端末を嵌め込むことで通信できるようになる。
特開2003−53008号公報「弾球遊技機」 特許文献2は、情報基盤の端子を設け、各種情報を外部(島設備又は携帯電話)へ送信することを開示する。通信キャリアを通じて携帯電話へデータを送信するのではなく、携帯電話の端子を通じて遊技台情報を伝達するので、大掛かりな通信装置を備える必要がなくなる。特許文献2では、遊技機の前に専用の接続手段を設け、ここに携帯端末を嵌め込むことで通信できるようになる。
特開2004−188001号公報「遊技機」 特許文献3は、遊技機の両側に電波吸収シートを設けて、遊技機と携帯通信端末との情報通信に際して、情報の漏洩等の不具合を防止することができる遊技機を開示する。
上記先行技術に示されるように、携帯端末(携帯電話)へ遊技台情報を提供する技術はあるが、その情報を送信するために携帯電話キャリアと契約を結び携帯電話網を通じてデータを送信したり、特別の送信装置を設けるなど特別の手段が必要であった。また、携帯端末(携帯電話)で情報を受信するための専用の送信装置に載置しなければならず、受信場所が限定されるなど使用上不便な点もあった。
本発明は、情報を送信するためだけの専用装置を必要とせず、遊技台からある程度の範囲内で自由に情報を受信できる遊技機を提供することを目的とする。
この発明は、
複数の図柄の描かれている帯が外周に設けられている回胴と、
前記回胴の回転位置を検出する回胴位置検出センサと、
前記回胴位置検出センサの出力に基づき前記回胴の位置を出力する回胴位置検出回路と、
前記回胴の内部に設けられて前記図柄を回胴の内部から照らす装飾用照明と、
入賞判定及び入賞に応じた遊技媒体の払い出し制御を行うとともに、遊技回数や入賞回数を含む遊技台情報を外部へ出力する処理部と、
前記装飾用照明を点灯制御するランプ駆動回路とを備える遊技機において、
前記帯の一部は、前記装飾用照明の光を透過する透明部分であり、
さらに、前記遊技台情報を点滅信号に変換し、前記回胴の回転中において、当該点滅信号に基づき前記装飾用照明を点滅させて前記遊技台情報を外部へ送信する点滅制御部を備え、
前記点滅制御部は、
前記遊技台情報を、前記装飾用照明を遊技者には点滅とは認識できない程度の速さで点滅し、かつ、遊技機外部の端末装置で受信可能である点滅信号に変換する変換部と、
書き込み制御端子に加えられる信号に基づき前記変換部の出力を記憶するとともに、読み出し制御端子に加えられる信号に基づき記憶した前記点滅信号を前記装飾用照明へ出力する出力レジスタと、
前記透明部分が前記装飾用照明により照射される位置に到達したときの回胴の回転位置を記憶する透明部分開始位置記憶部と、
前記透明部分が前記装飾用照明により照射される位置から離れたときの回胴の回転位置を記憶する透明部分終了位置記憶部と、
前記回胴位置検出回路からの回胴の回転位置信号を前記透明部分開始位置記憶部の記憶内容と比較する第1コンパレータと、
前記回胴位置検出回路からの回胴の回転位置信号を前記透明部分終了位置記憶部の記憶内容と比較する第2コンパレータと、
前記第1コンパレータにより前記透明部分が前記装飾用照明により照射される位置に到達したと判定されたときから前記第2コンパレータにより前記透明部分が前記装飾用照明により照射される位置から離れたと判定されたときまでの期間において、前記出力レジスタの前記読み出し制御端子に前記信号を加えるとともに、前記期間以外において前記出力レジスタの前記書き込み制御端子に前記信号を加える論理回路と、を備えるものである。
前記点滅制御部は、前記回胴が全て停止している状態であり、かつ、遊技者の操作が行われていない遊技終了の状態が一定時間以上継続したときに、前記回胴を回転させて前記透明部分が前記装飾用照明により照射される位置に移動させるとともに、前記点滅信号に基づき前記装飾用照明を点滅させる。
遊技機の前方略中央に向けて光を放射するように遊技機筐体の左右又は上下に設けられた複数の発光部と、前記端末装置に対して前記点滅信号の受信を許可する受信許可信号を発生するとともに当該受信許可信号に基づき前記複数の発光部をそれぞれ発光させる受信許可信号発生部とを備えるものである。
前記受信許可信号は、例えば、下記(1)乃至(3)の少なくともいずれかである。
(1)前記複数の発光部の一方を予め定められた第1周波数で点滅させる点滅信号、及び、前記複数の発光部の他方を前記第1周波数と異なる周波数の第2周波数で点滅させる点滅信号
(2)前記複数の発光部の一方を予め定められた第1波長の光で発光させる信号、及び、前記複数の発光部の他方を前記第1波長と異なる第2波長の光で発光させる信号
(3)前記複数の発光部を予め定められた閾値以上の強度で発光させる信号
前記点滅制御部の前記変換部は、例えば、予め定められたキーに基づき前記遊技台情報を暗号化するとともに、前記暗号化された前記遊技台情報を前記点滅信号に変換し、
前記受信許可信号発生部は、前記変換部から前記キーを受け、前記キーを受信許可信号とし、前記キーに基づき前記複数の発光部を発光させる。
本発明によれば、装飾用照明による可視光通信を採用することにより、特別な送信装置を設けることなく、無線で遊技台情報を提供することができるようになる。しかも、その受信場所が限定されず、複数人で同時に受信することができる。
発明の実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係る遊技機について図面を参照して説明する。
図1は遊技機(スロットマシン)の正面図である。
スロットマシン10で遊技を楽しもうとする遊技者は、まずメダル貸機(図示しない)等から遊技媒体であるメダルを借り、メダル投入装置のメダル投入口100に直接メダルを入れる。メダル投入口100は、スロットマシン10の正面で略中央右側の位置に設けられている。
スロットマシン10は、四角箱状の筐体11を有する。前記筐体11の中央部及び上部には、遊技者側に向かって臨む四角窓状の表示窓12が形成されている。そして、この中央部の表示窓12の中央には、三個の回転リール(回胴)40a〜40cの図柄61を見ることができる図柄表示窓13が形成されている。ベットスイッチ16は、回転リール(回胴)40a〜40cの下方に位置するスイッチであって、貯留メダル数を減じてメダル投入に代える。精算スイッチ17は、回転リール(回胴)の左下方に位置するスイッチであって、貯留した投入メダルを払い出す。スタートスイッチ30は回転リール(回胴)40a〜40cの斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入若しくはベットスイッチ16の投入を条件に、リール(回胴)ユニット60の駆動を開始させる。ストップスイッチ50は、リール(回胴)ユニット60の駆動を停止させるためのものである。リール(回胴)ユニット60は、三個の回転リール(回胴)40a〜40cから構成されている。そして、各回転リール(回胴)40a〜40cは、合成樹脂製のリールドラム(図示せず)と、このリールドラムの周囲に貼付されるテープ状のリール(回胴)帯154とを備えている。このリール(回胴)帯154の外周面には、複数個(例えば21個)の図柄61が表示されている。62は各種の演出を行うための液晶表示部である。
スタートスイッチ30は、前述のように回転リール(回胴)40a〜40cの斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入若しくはベットスイッチ16の投入を条件に、または、「再遊技(Replay)」時には前遊技からの所定時間経過を条件に、リール(回胴)ユニット60の駆動を開始させるためのものである。
ストップスイッチ50は、前述のようにリール(回胴)ユニット60の駆動を停止させるためのものである。具体的には、ストップスイッチ50は、各回転リール(回胴)40a〜40cに対応した三個のスイッチから構成され、各回転リール(回胴)40a〜40cの下方に1個ずつ配置されているものである。回転リール(回胴)40a〜40cに対応したストップスイッチ50の操作により、当該対応した回転リール(回胴)40a〜40cの回転を停止するように設定されている。
メダルの投入若しくはベットスイッチ16の投入を条件に、または、「再遊技(Replay)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、スタートスイッチ30を操作すると、リール(回胴)ユニット60が駆動され、三個の回転リール(回胴)40a〜40cが回転を開始する。その後、ストップスイッチ50の一個を操作すると、当該対応する回転リール(回胴)40a〜40cの回転が停止する。そして、ストップスイッチ50を三個全て操作すると、三個の回転リール(回胴)40a〜40cの回転が全て停止する。このとき、図柄表示窓13の有効入賞ライン上に、予め設定された図柄61が停止すると、図示しないホッパーユニットを介して所定枚数のメダルが払い出される。なお、メダルを払い出す代わりに、クレジットしてもよい。
3つの回転リール(回胴)40a〜40cが停止したときに図柄表示窓13に表示される図柄を「停止出目」という。同じ図柄が当選ライン(メダル投入枚数により1本、3本、5本と変化する)上に揃うと入賞したことになり、メダルが払い出される。
図2はスロットマシン10の電気的な概略構造を示すブロック図である。この図において電源系統についての表示は省略されている。スロットマシン10は、その主要な処理装置としてメイン基板1(第1処理部)とこれからコマンドを受けて動作するサブ基板2(第2処理部)とを備える。
メイン基板1は、遊技者の操作を受けて内部抽選を行ったり、リール(回胴)の回転・停止やメダルの払い出しなどの処理を行うためのものである。メイン基板1は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPUと、記憶手段であるROMおよびRAMを含む。
メイン基板1は、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50の操作に基づき回転リール(回胴)40a〜40cの回転及び停止を制御する際に、予め定めた抽選確率に基づいて入賞か否かの入賞判定の抽選を行う図示しない入賞抽選手段を含む。この入賞抽選手段による抽選結果が入賞である場合に入賞フラグが成立し、この入賞フラグ成立中に、回転リール(回胴)40a〜40cの停止図柄の組み合わせが予め定められた入賞図柄と一致したことを条件に入賞が確定し、遊技者にメダルの払い出しや、特別遊技等の利益が付与されるように設定されている。
メイン基板1のROMには、このスロットマシン10で実行されるゲーム処理の手順がシーケンスプログラムとして記憶されている他、入賞確率テーブル,シンボル(図柄)テーブルおよび入賞図柄組合せテーブル等がそれぞれ区分されて格納されている。入賞確率テーブルは、抽出された乱数を各入賞態様に区分けするように区分されており、発生する一定範囲の乱数を各入賞態様に区画するデータを記憶している。すなわち、入賞確率テーブルは、取り得る乱数の全領域に対応して、各入賞態様ごとに区分された領域を有するものである。例えば、0〜一定数の範囲を複数に区分し、ひとつの区分(領域)を外れとし、他の区分(領域)を入賞1、入賞2、・・・というように設定する。抽出された乱数データは、乱数の全領域中の各入賞態様ごとに区分された入賞判定領域データそれぞれと照合し、当該抽出乱数データが属する入賞態様に対応する当選が決定される。例えば、抽出された乱数の数値が、入賞確率テーブル5のどの区分(領域)に属するか調べ、その区分が例えば入賞1の区分であれば「入賞1」と判定される。同様に、抽出された乱数の数値が入賞判定テーブル5の外れの区分(領域)に属すれば「外れ」と判定される。抽選処理の評価が例えば外れの場合は所定の図柄が揃わないように設定され(いわゆる蹴飛ばし)、当たりの場合はストップスイッチが所定のタイミングで押下されることなどを条件に所定の図柄が揃うように設定される(いわゆる引き込み)。そして、所定の図柄が揃えば入賞図柄に相当するメダルが払い出される。各種の入賞はこのような入賞確率テーブルのデータ設定に応じた確率の下で発生するため、遊技者の技量に極端に左右されることなく、例えば1日の営業時間内でのトータル的なメダル支払い率がほぼ一定に維持されている。
サブ基板2は、メイン基板1からコマンド信号を受けて内部抽選の結果を報知したり各種演出を行うためのものである。サブ基板2は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPUと、記憶手段であるROMおよびRAMを含む。
サブ基板2はメイン基板1からコマンドをうけ、これに従って演出等の処理を行う。コマンドの流れはメイン基板1からサブ基板2への一方のみであり、逆にサブ基板2からメイン基板1へコマンド等が出されることはない。
メイン基板1にはスタートスイッチ30,ストップスイッチ50,リール(回胴)駆動部70及びリール(回胴)位置検出回路71が接続されている。サブ基板2には液晶表示部62の制御基板200、スピーカ基板201、LED基板202などの周辺基板(ローカル基板)が接続されている。以下、スタートスイッチ30,ストップスイッチ50を除く、これらの周辺基板/装置について説明する。
リール(回胴)駆動部70は、3つのリール(回胴)40a〜40cを回転駆動する図示しないステッピングモータを駆動する回路である。各ステッピングモータはリール(回胴)駆動回路70によって1−2相励磁されており、所定数のパルスの駆動信号が供給されるとそれぞれ1回転する。パルスの駆動信号を計数することでモータの回転角度すなわちリールの回転位置を求めることができる。後述のように、計数値をリール位置検出回路71の出力でリセットすることにより、各図柄の移動表示と各ステッピングモータの回転との間に生じるずれを一回転ごとに解消することができる。
リール(回胴)位置検出回路71は、リール(回胴)40a〜40cの近傍にそれぞれ設けられてリール(回胴)40a〜40cの回転位置を検出するための図示しないフォトインタラプタから出力パルス信号を受け、3つのリール(回胴)40a〜40cそれぞれの回転位置を検出し、その検出信号を出力するものである。図示しないフォトインタラプタは各リール(回胴)40a〜40cが一回転する毎に各リール(回胴)40a〜40cに設けられた遮蔽板を検出してリセットパルスを発生する。このリセットパルスはリール(回胴)位置検出回路71を介してメイン基板1のCPUに与えられる。メイン基板1のRAM内には、各リール(回胴)40a〜40cについて一回転の範囲内における回転位置に対応した計数値が格納されており、CPUはリセットパルスを受け取ると、RAM内に形成されたこの計数値を“0”にクリアする。このクリア処理により、各図柄の移動表示と各ステッピングモータの回転との間に生じるずれが、一回転毎に解消されている。
90は、メイン基板1から図示しないホールコンピュータへ遊技台情報などを送るための中継基板(外部集中端子盤)である。遊技台情報には、遊技回数、ビッグボーナスなどの入賞回数、メダル払い出し数、メダル投入数などが含まれる。
91は、遊技台情報を点滅信号に変換し、当該点滅信号に基づき装飾用照明を点滅させる点滅制御部である。
92は、遊技者に向けて設けられた装飾用照明である。本発明の実施の形態1では、装飾用照明92として後述のバックランプ(LED)157を例にとり説明を加える。本発明の実施の形態1の説明では、装飾用照明92又はバックランプ(LED)157と記載するが、本発明の実施の形態1では両者は同じものである。
図2の例では点滅制御部91をメイン基板1やサブ基板2とは別に独立して設けているが、本発明はこれに限定されない。例えば、図2の点線に示すようにサブ基板2に内蔵させてもよい(発明の実施の形態2以降も同様)。
液晶制御基板200は、液晶表示部62を駆動するための回路である。
スピーカ基板201は、図示しないスピーカを吹鳴駆動するための回路である。
LED基板202は、図示しない表示ランプやバックランプを駆動するための回路である。
次に、回転リール(回胴)の具体的構成について説明を加える。
図3に示すように、各リール(回胴)40a〜40cは回転リール(回胴)ユニットとして構成されており、フレーム151にブラケット152を介して取り付けられている。各リール(回胴)40a〜40cはリール(回胴)ドラム153の外周にリール(回胴)帯154が貼られて構成されている。リール(回胴)帯154の外周面には上記の図柄列(図柄61)が描かれている。また、各ブラケット152にはステッピングモータ155が設けられており、各リール(回胴)40a〜40cはこれらモータ155で駆動されて回転する。
なお、リール帯154の表面の一部は少なくとも透明である。具体的には、複数の図柄のいずれかが透明であったり、図柄と図柄の間などの図柄以外の余白部分が透明であったり、図柄そのものの一部が透明であってもよい。当該透明な部分(以下の説明において「透明図柄」と表現する)は、後述のバックランプの光を透過するようになっている。
各リール(回胴)40a〜40cの構造は図4(a)に示される。リール(回胴)帯154の背後のリール(回胴)ドラム153内部にはランプケース156が設けられており、このランプケース156の3個の各部屋にはそれぞれバックランプ(LED)157a,157b,157cが取り付けられている。これらバックランプ(LED)157a〜157cは図4(b)に示すように基板158に実装されており、この基板158がランプケース156の背後に取り付けられている。また、ブラケット152にはフォトインタラプタ159が取り付けられている。フォトインタラプタとは、1つのケースの中に発光素子(発光ダイオードなど)と受光素子(フォトトランジスタ、フォトダイオードなど)を対向配置し、その間に検出用の溝を設け、当該検出溝間を物体が通過したことを非接触で検知するものである。このフォトインタラプタ159は、リール(回胴)ドラム153に設けられた遮蔽板160がリール(回胴)ドラム153の回転に伴ってフォトインタラプタ159を通過するのを検出する。フォトインタラプタ159の信号が図2のリール(回胴)位置検出回路71に入力される。
各バックランプ(LED)157a〜157cは、図示しないランプ駆動回路によって個別に点灯制御される。各バックランプ(LED)157a〜157cの点灯により、リール(回胴)帯154に描かれた図柄の内、各バックランプ(LED)157の前部に位置する3個の図柄が背後から個別に照らし出され、図柄表示窓13にそれぞれ3個ずつの図柄が映し出される。
また、各バックランプ(LED)157a〜157cは、点滅制御部91により点滅制御される。点滅制御は、LEDを超高速で点滅させることで光に情報を載せる技術(可視光通信)をバックランプ(LED)157に適用したもので、非接触で遊技台情報を遊技者に提供するためのものである(遊技台情報には、前述のように、遊技回数、ビッグボーナスなどの入賞回数、メダル払い出し数、メダル投入数などが含まれる)。これに対し、図示しないランプ駆動回路による点灯制御は、図柄をリールの内側から照らして視認性を向上させるという従来の装飾機能である。本発明の実施の形態1では、バックランプ(LED)157を装飾用と可視光通信用の両方に用いているのである。ひとつの光源を同時に点灯状態と点滅状態にするには、点滅速度を人間が認識できない程度に早くすることで可能である。すなわち、バックランプ(LED)157が超高速で点滅しても、人間の目からは連続して点灯しているように見える。したがって、点滅制御部91の点滅速度は、人間が認識できない程度であり、かつ、図柄の透明部分がバックランプ(LED)157の部分を通過する時間内に必要な遊技台情報を送信完了できる程度に十分高速である必要がある。
次に、図5を参照して本発明の実施の形態1の動作を説明する。図5は本発明の実施の形態1に係る遊技機の内部をその右側面から見た状態を模式的に示したものである。図5中に回転リール40a〜40cのうちのひとつ(例えば40a)を示すが、見やすくするためにそのリール帯154及びバックランプ(LED)157のみを表示し、他の部分は省略してある(図5における符号40は回転リール40a〜40cのうちの少なくともひとつを意味する)。リール帯154には複数の図柄が表現されているが、少なくともその一部は透明である。図5において透明な図柄(部分)を符号60Tで示している。透明図柄60Tの部分はバックランプ(LED)157の光を透過する。透明図柄60Tを設けたのは可視光通信を確実に行うためである。非透明部分ではバックランプ(LED)157の光が散乱されて、遊技機外部の携帯端末(携帯電話)CPで受信できない可能性がある。なお、回転リール40a〜40cのうちの少なくともひとつが所定の位置にきたときにバックランプ(LED)157の光を透過させればよいので、図柄そのものを透明することとともに、あるいはこれに代えて図柄以外の部分(リール帯154の余白部分)を透明にしてもよい。本明細書の透明図柄60Tは余白が透明なものも含むものとする。なお、バックランプ(LED)157は装飾用照明92に相当するのでその符号も併せて表示してある。
携帯端末(携帯電話)CPとこれに接続されたアダプタAPが遊技機10の前面に置かれている(アダプタAPは携帯端末(携帯電話)CPに内蔵されていてもよい)。携帯端末(携帯電話)CP等は装飾用照明92の光を受光できる位置にあればよく、どのように載置するかについて大きな制約はない。
フォトインタラプタ159の出力がリール位置検出回路71に入力される。点滅制御部91がリール位置検出回路71の出力に基づき透明図柄60Tが装飾用照明92により照射される位置にあるかどうか判定し、透明図柄60Tが装飾用照明92により照射される位置にあるときに、遊技台情報を変換して得た点滅信号に基づき装飾用照明92を点滅させる。すると点滅信号が透明図柄60Tの部分を透過し、アダプタAPの受光部PDで受光され、その出力が処理部Pで遊技台情報に戻され、携帯端末(携帯電話)CPの表示部で表示されることになる。点滅制御部91が透明図柄60Tを通して可視光通信を行うことにより、当該通信を確実に行うことができる。
点滅制御部91の機能はソフトウエア(CPUに所定の処理を実行させるプログラム)又はハードウエアのいずれでも実現できる。
ソフトウエアによる具体例を図6のフローチャートを参照して説明する。
遊技台情報を受信し(S1)、これを解読して点滅信号に変換する(S2)。遊技台情報が複数のビットからなるデジタル情報の場合はそれを直接点滅信号とすることもできるが、その場合でもデータの並列−直列変換や、スタートビットやストップビットさらにヘッダなどを追加する必要がある。遊技台情報が上記デジタル情報でない場合には少なくともデジタル情報(コード)への変換を行う。デジタル情報であっても、それだけでは点滅の周期が長く人間の目で点滅と認識されるおそれがある場合には、より高い周波数のパルス信号で変調をかけるとよい。外部光の影響を避けるために変調をかけることもある。
リール位置検出回路71の出力に基づき回転リール40a〜40cの少なくともひとつの位置(角度)の情報を取得する(S3)。前述のように、パルスの駆動信号を計数することでモータの回転角度すなわちリールの回転位置を求めるとともに、計数値をリール位置検出回路71の出力でリセットすることにより、各図柄の移動表示と各ステッピングモータの回転との間に生じるずれを一回転ごとに解消することができる。
回転リール40a〜40cの少なくともひとつの透明図柄60Tの部分が装飾用照明92の部分に位置しているかどうか判定する(S4)。このような位置関係(図5参照)で滅制御部91が透明図柄60Tを通して可視光通信を行うことができる。
上記位置関係にあるとき(S4でYES)、点滅信号に基づき装飾用照明92を点滅させる。この点滅光がアダプタAPの受光部PDで受光され、携帯端末(携帯電話)CPの表示部で表示される。
ハードウエアによる具体例を図7のブロック図及び図8の説明図(タイミングチャート等)を参照して説明する。
図7において、910は遊技台情報を受けてこれを一時的に記憶する入力レジスタ、911は、遊技台情報を点滅信号に変換する変換部(変換の内容はソフトウエアの場合と同様)、912は書き込み制御端子に加えられる信号に基づき変換部911の出力を記憶するとともに、読み出し制御端子に加えられる信号に基づき記憶した点滅信号を装飾用照明92へ出力する出力レジスタ(FIFO:First In First Out)、913はモータ駆動パルスとフォトインタラプタ159の出力信号に基づき回転リール40a〜40cの少なくともひとつの位置(角度)を求めるカウンタ、914は透明図柄60Tが装飾用照明92により照射される位置に到達したときの回胴40a〜40cの少なくともひとつの回転位置を予め記憶するメモリA(透明図柄開始位置記憶部)、915は透明図柄60Tが装飾用照明92により照射される位置から離れたときの回胴40a〜40cの少なくともひとつの回転位置を予め記憶するメモリB(透明図柄終了位置記憶部)、916はカウンタ913からの回胴の回転位置信号をメモリA914の記憶内容(閾値A)と比較するコンパレータA、917はカウンタ913からの回胴の回転位置信号をメモリB915の記憶内容(閾値B)と比較するコンパレータB、918はコンパレータ916及び917の出力に基づき出力レジスタ912を制御する論理回路である。
出力レジスタ(FIFO:First In First Out)は、書き込まれた順番にデータを読み出すメモリであり、書き込みと読み出しのタイミングが一致しない装置に好適なものである(遊技台情報受信タイミングと点滅信号送信タイミングは同期していないと考えられる)。
図7の装置は、図8(a)のタイミングチャートに示すように、回転リール40a〜40cの少なくともひとつの角度が閾値Aと閾値Bの間であるときに点滅信号が読み出され、装飾用照明92が点滅する。閾値Aと閾値Bは予め透明図柄60Tが装飾用照明92の前にきたときの角度に設定されている。このことを図8(b)乃至(e)を参照して説明する。
図8(b)及び(c)は、装飾用照明92の光がその放射角θ内の全体で透過するようにする場合の閾値A、Bを示す。図8(b)は、装飾用照明92の光がその放射角θ内の全体で透過するようになった始まりのタイミングであり、この角度を閾値Aとする。図8(c)は、装飾用照明92の光がその放射角θ内の全体で透過する終わりのタイミングであり、この角度を閾値Bとする。
図8(d)及び(e)は、装飾用照明92の光が一部でも透明図柄60Tを透過するようにする場合の閾値A、Bを示す。図8(d)の角度が閾値Aであり、図8(e)の角度が閾値Bである。
発明の実施の形態1によれば、装飾用照明による可視光通信を採用することにより、特別な送信装置を設けることなく、遊技台無線送信で提供することができるようになる。しかも、その受信場所が限定されないため、複数人で同時に受信することができる。
また、装飾用照明の点滅光が透明図柄の部分を透過するようにしたので、可視光通信を確実に行うことができ、図柄で光が散乱されて遊技機外部の携帯端末(携帯電話)で受信できないという問題を解消できる。
なお、ボーナス入賞時等にボーナス音のデータを可視光通信により携帯端末(携帯電話)へ送り、ボーナス音として再生させるようにしてもよく、ボーナス入賞等に対して出玉以外の付加価値をつけることができる。
発明の実施の形態2.
発明の実施の形態1は、回転リールの位置を見て透明図柄が装飾用照明のところに来たら可視光通信を行うもので、どれかひとつの回転リールがたまたまそのような位置で停止したときばかりでなく回転リールが回転中にも通信できるものである。発明の実施の形態2は、遊技が行われておらず回転リールが回転していないときに、透明図柄が上記位置にくるように回転リールを回転させて可視光通信を行うものである。
図9のフローチャートを参照して発明の実施の形態2に係る処理を説明する。
遊技が終了したかどうか判定する(S10)。例えば、回転リールが全て停止し、メダルの払い出しが完了し、メダル投入が行われず、遊技者の操作が行われていないときに遊技が終了したと判定する。そして、この状態が一定時間以上継続したときに回転リールを回転させる。
すなわち、予め定められた時間をセットしたうえでタイマーを起動し(S11)、当該タイマーがタイムアウト(当該時間を計測した)かどうか判定する(S13)。タイマー動作中に、メダル投入や遊技者の操作が行われたときはそちらを優先し(S12でYES)、通常の遊技処理を実行する(S19)。
タイムアウトになったとき(S13でYES)、点滅処理用回転リール制御を実行する(S14)。すなわち、回転リールの透明図柄が装飾用照明(LED)の部分にくるように(図8(b)〜(e)参照)、回転リールを回転させる。
そして、遊技台情報を受信し(S15)、遊技台情報を解読して点滅信号に変換し(S16)、点滅信号に基づき装飾用照明を点滅させる(S17)。メダル投入や遊技者の操作が行われたときは(S18でYES)、通常の遊技処理を実行する(S19)。
発明の実施の形態2によれば、遊技中は遊技台情報を送信することができないが、遊技中でなければ継続して送信することができる。送信に使用できる時間には制限がないので、同じ情報を繰り返し送信したり、他の情報も併せて送信することも容易である。
発明の実施の形態3.
上記発明の実施の形態1及び2は、回転リールを内部から照らすバックランプを点滅点滅することで可視光通信を行うものであるが、例えば、図10に示すように遊技機筐体の前面に設けられた装飾用照明を点滅することで可視光通信を行うようにしてもよい。
発明の実施の形態3は、回胴式遊技機ばかりでなく弾球遊技機にも適用できる。
発明の実施の形態4.
遊技機と携帯端末(携帯電話)との通信に際して、情報の漏洩や隣の遊技機との混信等の不具合を防止するために、遊技機の左右もしくは上下にその前面中央に投光する発光部(LED)を設置し、その発光部(LED)に受信許可情報を載せるようにしてもよい。左右の受信許可情報を受けることができる場所に受信端末がある場合にのみ、情報を受信するので上記不具合を防止することが可能になる。
図11は発明の実施の形態4に係る遊技機のブロック図であり、図2と同一又は相当部分には同じ符号を付してある。この遊技機は、受信許可信号発生部93と、この出力により点灯又は点滅する2つの発光部(LED)94を備えることを特徴とする。
図12は動作説明図である。図12(a)は遊技機の列(いわゆる島)を上から見た図を示す。2つの発光部(LED)94が遊技機の左右端にそれぞれ設けられている。その照射領域は遊技機の中央に向けられていて、2つの発光部(LED)94の照射領域が重なっている(斜線の部分)。当該重複領域に携帯端末(携帯電話)CPのアダプタAPがあるときにのみ、遊技台情報を受信する。図12(b)は遊技機の上下に2つの発光部(LED)94を設けた場合を示す。斜線の部分に携帯端末(携帯電話)CPのアダプタAPがあるときにのみ、遊技台情報を受信することは同様である。隣接する遊技機どうしで、斜線の受信可能な領域が重ならないようにすることで情報の漏洩や隣の遊技機との混信を防止することができる。
図13は携帯端末(携帯電話)側の受信処理フローチャートである。
受信許可信号を受信したかどうか判定する(S20)。複数の発光部(LED)から受信許可信号を受信したときに、S21以下の処理を実行する。
装飾用照明の点滅信号を受信し(S21)、点滅信号を解読し、遊技台情報に変換し(S22)、当該遊技台情報を表示する(S23)。
受信許可信号の具体例を列挙する。
(1)点滅信号
2つの発光部(LED)94の一方を周波数f1で点滅し、他方を周波数f2で点滅させる。f1とf2の両方の点滅信号を受信したとき受信許可信号を受信したとする。この場合、受信許可信号発生部93は周波数f1とf2の点滅信号を発生する。
(2)異なる色(波長)の光
2つの発光部(LED)94の一方を赤色LEDとし、他方を青色LEDとする。赤色と青色の両方の光を受光したとき受信許可信号を受信したとする。この場合、受信許可信号発生部93は発光部(LED)94と一体になっているといえる。
(3)受信光の強度
受信光強度が予め定めた閾値以上の場合に受信許可信号を受信したとする。図12の斜線領域では2つの発光部(LED)94の光を受信するので受信光強度は大きいが、そこをはずれると一方しか受信できないので受信光強度は小さくなる。この場合、受信許可信号発生部93は発光部(LED)94の駆動電流を発生するが、さらに発光部(LED)94の明るさの調整機能を備えることが好ましい。
(4)受信するためのキー
2つの発光部(LED)94の一方からキー(予め定められたデータ)を、他方からその残りを送信する。遊技台情報は暗号化されているとする。完全なキーを得たときに受信許可信号を受信したとし、遊技台情報を当該キーで復号する。この場合、受信許可信号発生部93は、点滅制御部91から暗号化に使用したキーを受け、当該キーから復号用のキーを作成する。例えば、点滅制御部91が点滅信号をランダムに発生したビット列で変調する(排他的論理和を求める)ことで暗号化したとき、受信許可信号発生部93は当該ビット列を復号用のキーとして送信する(排他的論理和を使用する場合、復号用キーは暗号化用のキーと同じ)。携帯端末で受信した点滅信号の排他的論理和を求めると、元の遊技台情報が得られる。
発明の実施の形態4は、発明の実施の形態1〜3のいずれにも適用可能である。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
遊技機(スロットマシン)の正面図である。 発明の実施の形態1に係る遊技機のブロック図である。 回胴式遊技機の回転リールユニットを示す斜視図である。 遊技機の回転リールユニットを構成する回転リールの構造を示す斜視図である。 発明の実施の形態1に係る遊技機の動作説明図である。 発明の実施の形態1に係る装飾用照明点滅処理フローチャートである。 発明の実施の形態1に係る装飾用照明点滅装置のブロック図である。 発明の実施の形態1に係る装飾用照明点滅処理タイミングチャート、及び、透明図柄と装飾用照明の位置関係の説明図である。 発明の実施の形態2に係る装飾用照明点滅処理フローチャートである。 発明の実施の形態3に係る遊技機のブロック図である。 発明の実施の形態4に係る遊技機のブロック図である。 発明の実施の形態4に係る遊技機の動作説明図である。 発明の実施の形態4に係る遊技機から遊技台情報を受けるための携帯端末の処理フローチャートである。
符号の説明
1 メイン基板
2 サブ基板
10 スロットマシン
11 筐体
12 表示窓
13 図柄表示窓
16 ベットスイッチ
17 精算スイッチ
30 スタートスイッチ
40a〜40c 回転リール(回胴)
50 ストップスイッチ
60 リールユニット
60T 透明図柄(透明部分)
61 図柄
62 液晶表示部
70 リール駆動部
71 リール位置検出回路
90 中継基板(外部集中端子盤)
91 点滅制御部
92 装飾用照明(LED)
93 受信許可信号発生部
94 発光部(LED)
100 メダル投入口
154 リール(回胴)帯
155 ステッピングモータ
156 ランプケース
157 バックランプ(LED)
158 バックランプ基板
159 フォトインタラプタ(回胴位置検出センサ)
160 遮蔽板
200 液晶制御基板
201 スピーカ基板
202 LED基板
304 メダル払い出し口
311 メダル受け部(下皿)
910 入力レジスタ
911 変換部
912 出力レジスタ
913 カウンタ
914 メモリA
915 メモリB
916 コンパレータA
917 コンパレータB
918 論理回路

Claims (5)

  1. 複数の図柄の描かれている帯が外周に設けられている回胴と、
    前記回胴の回転位置を検出する回胴位置検出センサと、
    前記回胴位置検出センサの出力に基づき前記回胴の位置を出力する回胴位置検出回路と、
    前記回胴の内部に設けられて前記図柄を回胴の内部から照らす装飾用照明と、
    入賞判定及び入賞に応じた遊技媒体の払い出し制御を行うとともに、遊技回数や入賞回数を含む遊技台情報を外部へ出力する処理部と、
    前記装飾用照明を点灯制御するランプ駆動回路とを備える遊技機において、
    前記の一部は、前記装飾用照明の光を透過する透明部分であり、
    さらに、前記遊技台情報を点滅信号に変換し、前記回胴の回転中において、当該点滅信号に基づき前記装飾用照明を点滅させて前記遊技台情報を外部へ送信する点滅制御部を備え、
    前記点滅制御部は、
    前記遊技台情報を、前記装飾用照明を遊技者には点滅とは認識できない程度の速さで点滅し、かつ、遊技機外部の端末装置で受信可能である点滅信号に変換する変換部と、
    書き込み制御端子に加えられる信号に基づき前記変換部の出力を記憶するとともに、読み出し制御端子に加えられる信号に基づき記憶した前記点滅信号を前記装飾用照明へ出力する出力レジスタと、
    前記透明部分が前記装飾用照明により照射される位置に到達したときの回胴の回転位置を記憶する透明部分開始位置記憶部と、
    前記透明部分が前記装飾用照明により照射される位置から離れたときの回胴の回転位置を記憶する透明部分終了位置記憶部と、
    前記回胴位置検出回路からの回胴の回転位置信号を前記透明部分開始位置記憶部の記憶内容と比較する第1コンパレータと、
    前記回胴位置検出回路からの回胴の回転位置信号を前記透明部分終了位置記憶部の記憶内容と比較する第2コンパレータと、
    前記第1コンパレータにより前記透明部分が前記装飾用照明により照射される位置に到達したと判定されたときから前記第2コンパレータにより前記透明部分が前記装飾用照明により照射される位置から離れたと判定されたときまでの期間において、前記出力レジスタの前記読み出し制御端子に前記信号を加えるとともに、前記期間以外において前記出力レジスタの前記書き込み制御端子に前記信号を加える論理回路と、を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 前記点滅制御部は、前記回胴が全て停止している状態であり、かつ、遊技者の操作が行われていない遊技終了の状態が一定時間以上継続したときに、前記回胴を回転させて前記透明部分が前記装飾用照明により照射される位置に移動させるとともに、前記点滅信号に基づき前記装飾用照明を点滅させる、ことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 遊技機の前方略中央に向けて光を放射するように遊技機筐体の左右又は上下に設けられた複数の発光部と、前記端末装置に対して前記点滅信号の受信を許可する受信許可信号を発生するとともに当該受信許可信号に基づき前記複数の発光部をそれぞれ発光させる受信許可信号発生部とを備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
  4. 前記受信許可信号は、下記(1)乃至(3)の少なくともいずれかであることを特徴とする請求項3記載の遊技機。
    (1)前記複数の発光部の一方を予め定められた第1周波数で点滅させる点滅信号、及び、前記複数の発光部の他方を前記第1周波数と異なる周波数の第2周波数で点滅させる点滅信号
    (2)前記複数の発光部の一方を予め定められた第1波長の光で発光させる信号、及び、前記複数の発光部の他方を前記第1波長と異なる第2波長の光で発光させる信号
    (3)前記複数の発光部を予め定められた閾値以上の強度で発光させる信号
  5. 前記点滅制御部の前記変換部は、予め定められたキーに基づき前記遊技台情報を暗号化するとともに、前記暗号化された前記遊技台情報を前記点滅信号に変換し、
    前記受信許可信号発生部は、前記変換部から前記キーを受け、前記キーを受信許可信号とし、前記キーに基づき前記複数の発光部を発光させることを特徴とする請求項3記載の遊技機。
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