JP4633026B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

この発明は、遊技機に関し、更に詳しくは、光源の光を周囲に旋回させながら照射可能な回転灯装置を備えた遊技機に関する。
従来より、スロットマシンなどの遊技機においては、前扉の上部にアーチランプや液晶などが取り付けられており、これらを用いて種々の演出が行われるように形成されている。また、遊技機の近傍、又は遊技機に直接設けられた遊技機の演出用デバイスとしての回転灯装置を作動させ、当選や入賞の報知演出を行うものもある。
また、特許文献1に開示されている発明では、遊技機の遊技盤に、発光体と、発光体の周囲を旋回して発光体の光を反射する反射板と、反射板を回転させる駆動手段とを有する回転灯を備え、回転灯とは別に可動体を備えるとともに、可動体を可動可能にすることにより、回転灯の光の演出と、可動体の動き演出とのトータルで演出効果を向上させることができるとされている。
特開2004−73325号公報
しかし、上記した従来の回転灯装置を用いた演出では、回転灯装置、いわゆる回転警告灯を通常の使用態様で使用しても、回転警告灯を用いた演出は、通常、1種類しかないため、回転警告等の光としてのインパクトは、当初は大きくても、次第に演出が1種類の単調なものとなってしまい面白みに欠けているといった問題点があった。
また、特許文献1に開示されている発明では、回転灯の光の演出と、可動体の動きの演出とのトータルで演出効果を向上させることができるとされているが、回転灯以外に光を用いた演出がないため、やはり単調であり、インパクトに欠けるといった問題があった。
そこで、本発明は、上記状況に鑑み以下の点を目的とする。
(請求項1)
すなわち、請求項1記載の発明は、光源が発する光を周囲に旋回させながら照射可能な回転灯装置を備えた遊技機に、回転灯装置の背後であって、回転灯装置の回転反射板で反射された光源の光が回転反射板の回転に伴って移動しつつ当たる位置に、回転灯装置の光源の発光色とは異なる色での発光が可能に形成されている背面発光装置を備えることにより、背面発光装置における回転灯装置が照射する光が当たった部分は、回転灯装置が発する光と、背面発光装置が発する光とが合成され、回転灯装置が発する光の色及び背面発光装置が発する光の色とは異なる色の光を遊技者に認識させることができ、さらに、この背面発光装置における回転灯装置が発する光が当たった部分を、回転反射板の回転に伴って移動させることにより、多くの色の光を用いた新たな演出が可能となり演出効果を高めることができる遊技機を提供することを目的とする。
(請求項2)
すなわち、請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の目的に加えて、背面発光装置を、複数の色の発光が可能になるように形成することにより、背面発光装置における回転灯装置が照射する光が当たる部分を、回転灯装置が発する光の色及び背面発光装置が発する光の色以外の多数の色の光で遊技者に認識させることができ、さらに多様な演出を可能とすることができる遊技機を提供することを目的とする。
各請求項にそれぞれ記載された発明は、前述の目的を達成するためになされたものである。なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
(特徴点)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、光を発する光源65と、光源65の周囲を回転可能な回転反射板64と、回転反射板64を回転させる回転装置78とを備え、光源65が発する光を、回転装置78により回転する回転反射板64に反射させることにより、光源65が発する光を周囲に旋回させながら照射可能な回転灯装置60を備えた遊技機であって、回転灯装置60の背後であって、回転灯装置60の回転反射板64で反射された光源65の光が回転反射板64の回転に伴って移動しつつ当たる位置に備えられ、かつ、前方向へ向けて回転灯装置60の光源65の発光色とは異なる色での発光が可能に形成されている背面発光装置80と、光源65の点灯動作及び回転反射板64の回転動作を制御する回転灯装置制御手段230と、背面発光装置80の点灯動作を制御する背面発光装置制御手段240とを備えていることを特徴とする。
ここで、「遊技機」とは、スロットマシン1、パチンコ及びその他の遊技機を含むものである。
また、「回転灯装置60」には、光源65と、回転反射板64と、回転装置78とが備えられている。
また、「光源65」は、光を発するものである。具体的には、例えば、光源65として、ランプやLEDを用いることができる。
また、「回転反射板64」は、光源65の光を反射させるものである。また、回転反射板64は、光源65の周囲を回転可能に形成されている。具体的には、例えば、回転反射板64を、回転中心側に向く凹面を有する反射板64Aと、薄型円筒状の固定板部64Bとを有するようにし、固定板部64Bを固定したときに、固定板部64Bの中央に形成された反射板丸孔64Cから、光源65としてのランプ65が突出するように形成することができる。そして、このランプ65の外周側に反射板64Aが位置して、回転反射板64が回転するように形成することにより、反射板64Aがランプ65を中心にして周囲を回るようにすることができる。
また、「回転装置78」は、回転反射板64を回転させるものである。具体的には、例えば、回転装置78として、駆動モータ68を備えることができる。そして、駆動モータ68の回転軸の回転を、回転反射板64に伝達するようにして、回転反射板64を回転させることができる。また、回転装置78として、駆動モータ68に加えてギア68A、68Bを備えるようにしても良い。ギア68A、68Bを備える場合には、駆動モータ68の回転軸の回転をギア68A、68Bにより減速して、又は加速して、回転反射板64に伝達することができる。
また、回転灯装置60は、光源65が発する光を、回転装置78により回転する回転反射板64に反射させることにより、光源65が発する光を周囲に旋回させながら照射可能に形成されている。
また、「背面発光装置80」は、回転灯装置60の背後に設けられている。また、背面発光装置80は、回転灯装置60の回転反射板64で反射された光源65の光が、回転反射板64の回転に伴って移動しつつ当たる位置に備えられている。また、背面発光装置80は、前方向へ向けて回転灯装置60の光源65の発光色とは異なる色での発光が可能に形成されている。また、背面発光装置80を、例えば、前面が発光するように形成することにより、前方向へ向けて発光することが可能に形成することができる。また、具体的には、例えば、背面発光装置80として、バックライトユニット80Aを用いることができる。また、バックライトユニット80Aを、ベースケース81と、導光板82と、照射背面板83とを有するように形成することができる。ここで、ベースケース81を、略長方形の板部材の周囲に縁部を形成した薄型箱状に形成する。また、ベースケース81の縁部に囲まれた凹部に導光板収納部84を形成する。また、ベースケース81の下縁部内側にはLED素子を搭載したLED基板86を複数個設ける。また、導光板82を、導光板収納部84に収納される薄板状の透光部材で形成する。また、導光板82を、設置時における下端面からの入光を正面側に拡散させることができるように形成する。例えば、導光板82の背面側に凹凸を形成して下端面からの光線を正面側に反射させるように形成する。そして、導光板82を導光板収納部84に収納設置すると、その下端面がベースケース81に設けられたLED基板86の上側に位置するように形成する。また、照射背面板83を、回転灯装置60の背後に位置して、回転灯装置60のランプ(光源65)からの光が回転反射板64に反射して、かかる光が照射されるように形成する。そして、バックライトユニット80Aを、ベースケース81に導光板82を収納した状態で、LED基板86に搭載されたLED素子を発光させると、導光板82の正面側が発光し、照射背面板83がこの光を透過して、照射背面板83の表面が発光して見えるように形成することができる。すなわち、導光板82と照射背面板83により、バックライトユニット80Aの発光面88を形成することができる。
また、「回転灯装置制御手段230」は、回転灯装置60の光源65の点灯動作及び回転灯装置60の回転装置78の回転動作を制御するものである。
また、回転灯装置制御手段230は、回転灯装置60の光源65の点灯動作と、回転灯装置60の回転装置78の回転動作とを互いに独立して制御するようにしても良いし、回転灯装置60の光源65の点灯動作と、回転灯装置60の回転装置78の回転動作とを関連して制御するように制御するようにしても良い。具体的には、例えば、回転灯装置60の光源65の点灯動作は開始させるが、回転装置78の回転動作は開始させないように制御するようにしても良いし、回転灯装置60の光源65の点灯動作を開始させるとともに、回転装置78の回転動作を開始させるように制御するようにしても良い。
また、「背面発光装置制御手段240」は、背面発光装置80の点灯動作を制御するものである。
また、回転灯装置制御手段230と、背面発光装置制御手段240とは、別個独立して設けられている。したがって、回転灯装置60の動作と、背面発光装置80の動作とを互いに独立して制御するようにしても良いし、回転灯装置60の動作と、背面発光装置80の動作とを関連して制御するようにしても良い。具体的には、例えば、回転灯装置制御手段230及び背面発光装置制御手段240は、回転灯装置60の光源65の点灯動作及び回転灯装置60の回転装置78の回転動作は開始させるが、背面発光装置80の点灯動作は開始させないように制御するようにしても良いし、回転灯装置60の光源65の点灯動作及び回転灯装置60の回転装置78の回転動作を開始させるとともに、背面発光装置80の点灯動作を開始させるように制御しても良い。
(請求項2)
(特徴点)
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明を限定したものであって、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項2記載の発明は、背面発光装置80は、複数の色での発光が可能に形成され、背面発光装置制御手段240は、背面発光装置80が発する光の色の制御が可能に形成されていることを特徴とする。
ここで、背面発光装置80は、複数の色での発光が可能に形成されている。例えば、前述のように、背面発光装置80としてバックライトユニット80Aを用いた場合においては、バックライトユニット80Aのベースケース81の下縁部内側に備えられているLED基板86に備えられているLED素子として、異なる色の光を発するLED素子を複数備えるようにする。そして、例えば、各LED基板86は、それぞれ3個の異なる色に発光するLED素子を備えるようにする。具体的には、各LED基板86は、それぞれ赤色に発光する赤色LED素子と、青色に発光する青色LED素子と、緑色に発光する緑色LED素子との3個のLED素子を備えるようにする。これにより、バックライトユニット80Aにおける、それぞれのLED基板86に対応する発光面88を、それぞれの対応するLED基板86に搭載されたLED素子の発する光の色で発光するように形成することができる。また、これにより、背面発光装置80であるバックライトユニット80Aを複数の色での発光が可能に形成することができる。
また、背面発光装置80を、同時に複数の色の発光ができるように形成しても良い。具体的には、例えば、背面発光装置80は、背面発光装置80の表面に光を発する発光面88を有するが、この発光面88を対応するLED基板86ごとに複数有するように形成しても良い。この場合、複数の発光面88にそれぞれ対応するLED基板86を、それぞれ異なる色で発光するように形成することにより、背面発光装置80の光を発する表面に、複数の色の発光を可能にすることができる。
また、背面発光装置制御手段240は、背面発光装置80が発する光の色の制御が可能に形成されている。具体的には、上述のように、背面発光装置80としてバックライトユニット80Aを用いた場合においては、バックライトユニット80Aのベースケース81の下縁部内側に備えられているLED基板86を構成するLED素子として、それぞれが異なる色を発光するLED素子を複数備えるようにする。そして、背面発光装置制御手段240は、LED基板86を構成しているLED素子のうち、所定の色で発光するLED素子を発光させることにより、背面発光装置制御手段240を、背面発光装置80が発する光の色の制御を可能に形成することができる。
(請求項1)
請求項1記載の発明によれば、回転灯装置を備えた遊技機に、回転灯装置の背後であって、回転灯装置が発する光が回転反射板の回転に伴って移動しつつ当たる位置に回転灯装置の発光色とは異なる色での発光が可能に形成されている背面発光装置と、回転灯装置の動作を制御する回転灯制御手段と、背面発光装置の動作を制御する背面発光装置制御手段とを備えた。
これにより、背面発光装置における回転灯装置が発する光が当たった部分は、回転灯装置が発する光と、背面発光装置が発する光とが合成され、回転灯装置が発する光の色及び背面発光装置が発する光の色とは異なる色の光を遊技者に認識させることができ、さらに、この背面発光装置における回転灯装置が照射する光が当たった部分は、回転反射板の回転に伴って移動するので、多くの色の光を用いた新たな演出が可能となり演出効果を高めることができる遊技機を提供することができる。
また、回転灯装置が発する光と背面発光装置が発する光とを合成(同時に発光)させる場合と、させない場合とを備えることができ、多様な演出をすることが可能となる遊技機を提供することができる。
(請求項2)
請求項2記載の発明によれば、上記した請求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明に加えて、背面発光装置を、複数の色に発光が可能に形成し、背面発光装置制御手段240を、背面発光装置が発する光の色の制御が可能に形成した。
これにより、背面発光装置における回転灯装置が発する光が当たる部分を、回転灯装置が発する光の色及び背面発光装置が発する光の色以外の多数の色の光で遊技者に認識させることができ、さらに多様な演出を可能とすることができる遊技機を提供することができる。
(第1の実施の形態)
(図面の説明)
以下、本実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシン1について図面を用いて説明する。
図1は、本実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシン1の外観正面図である。図2は、本実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシン1の上扉3Aの内部斜視図である。図3は、本実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシン1の上扉装飾体20の分解斜視図である。図4は、本実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシン1の回転灯装置60の分解斜視図である。図5は、本実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシン1の回転灯装置60の内部断面図である。図6は、本実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシン1の背面発光装置80の分解斜視図である。図7は、本実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシン1の入力、制御及び出力を示すブロック図である。図8は、本実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシン1の演出抽選手段250を示すブロック図である。図9は、本実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシン1の動作を示すフロー図である。図10は、本実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシン1の回転灯装置60及び背面発光装置80の動作を示すフロー図である。図11は、本実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシン1の回転灯装置60及び背面発光装置80の動作を示す図である。
なお、ここで、「前面」や「前方向」とは、遊技者等が、遊技機の正面側に遊技機の方を向いて位置している場合のかかる遊技者から見たときの奥から手前への方向を意味する。したがって、前方向とは、遊技機の奥から正面へ向かう方向を意味する。また、「背面」や「後方向」とは、遊技者等が、遊技機の正面側に遊技機の方を向いて位置している場合のかかる遊技者から見たときの手前から奥への方向を意味する。したがって、後方向とは、遊技機の正面から奥(後ろ)へ向かう方向を意味する。また、「左方向」や「右方向」等の左右方向も、かかる遊技機の前面の方を向いて位置している者から見た場合の右方向や、左方向を意味する。
(スロットマシン1)
図1に示すように、本実施の形態にかかる遊技機はスロットマシン1である。
本実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシン1は、四角箱状の筐体2を備えている。また、スロットマシン1は、筐体2の前面に、前扉3が備えられている。また、前扉3は、上扉3Aと下扉3Bとから構成されている。上扉3Aの前面には、遊技者側に向かって臨む四角窓状の表示窓19が形成されている。そして、この表示窓19の中央には、三個の回転リール10の図柄を見ることができる図柄表示窓19Aが形成されている。また、回転リール10は、リールユニット5に備えられている。
リールユニット5は、図示はしないが枠体に固定あるいは支持された三個のモータと、各々のモータの出力軸に固定された三個の回転リール10から構成されている。そして、各回転リール10は、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープを備えている。このリールテープの外周面には、複数個(例えば21個)の図柄が表示されている。そして、モータによる回転を開始した後、前記スタートインデックスを検知してからの回転角度を認識することで、現在位置を特定し、その後、所定角度で停止させることによって、停止制御が行われるものである。
また、回転リール10には、図1の向かって左端側に位置する左側回転リール10aと、図3の向かって右端側に位置する右側回転リール10cと、この左側回転リール10a及び右側回転リール10cの間に位置する中央回転リール10bとがある。そして、スロットマシン1の前面側には、特に図示しないが、横方向に三本、左右の対角線上の斜め方向に二本の合計五本の入賞ラインが形成されている。そして、この入賞ラインは、投入メダルの枚数に応じて入賞が有効になる入賞有効ラインとなるものである。具体的には、遊技メダルの投入枚数が、1枚の場合、五本の入賞ラインのうち、横中央の一本が入賞有効ラインとなる。そして、遊技メダルの投入枚数が、2本の場合、五本の入賞ラインのうち、横方向の三本が入賞有効ラインとなる。そして、遊技メダルの投入枚数が、3枚の場合、対角線も含めた五本の入賞ラインの全部が、入賞有効ラインとなる。
また、筐体2の内部には、ホッパー7が備えられている。また、ホッパー7は、投入されたメダルを収納するとともに、収納したメダルを入賞等により払い出すためのものである。
また、スロットマシン1の内部には、図示していないが、スロットマシン1の全体の動作を制御するための制御装置100が備えられている。
(上扉3A)
上扉3Aは、筐体2のヒンジに回転自在に軸支された板状の扉であり、図1に示すように、略中央部に回転リール10を、スロットマシン1の正面から見ることができる図柄表示窓19Aを有している。また、図柄表示窓19Aの上方には、演出表示を行うための上扉装飾体20が設けられている。すなわち、上扉3Aは、図1及び図2に示すように、上扉3Aの骨格となる扉枠32に、図柄表示窓19Aを有する上パネルが固定されているとともに、扉枠32の正面側に設けられた装飾体固定部32A、32Bを介して、上扉装飾体20を着脱自在に取り付け可能な構造となっている。
ここで、装飾体固定部32A、32Bは、図示はしないが、上扉装飾体20の背面側に設けられたネジ孔を有する扉枠固定部と合致する貫通孔であり、扉枠32の背面側からネジでネジ止めすることにより、上扉装飾体20を固定することができるものである。
また、図1及び図2に示すように、扉枠32の高さ方向略中方部の左右両端部には、音声を出力するためのスピーカ21が裏面側から取り付けられている。そして、扉枠32の正面側に設けられた開口部から、スピーカ21のスピーカコーンが正面側に向かって配置されている。
また、スピーカ21は、電子音等により、遊技者に入賞等を知らせるものである。スピーカ21の入賞時に所定の入賞音を発生させる。スピーカ21の所定の入賞音は、後述する演出制御装置120により制御され、実行されている。
(下扉3B)
下扉3Bは、図1に示すように、筐体2のヒンジに回転自在に軸支された上扉3Aよりも幅厚の扉であり、下扉3Bの上部は、スロットマシン1を作動させるためのカウンター状の操作部4となっている。また、下扉3Bの下部には、ホッパー7を介してメダルは払い出すためのメダル排出口8が設けられており、また、下扉3Bの下部には、メダル排出口8から払い出されたメダルを貯留するためのメダル皿18が形成されている。
操作部4として、下扉3Bの上面右端にはメダル投入口12及び上面左側に設けられたベットスイッチ14及び精算スイッチ16が、正面側にはスタートスイッチ15及びストップスイッチ13が設けられている。なお、投入スイッチ12Aは、図1に示すように、回転リール10の右斜め下方に位置するスイッチであって、遊技メダルのメダル投入口12から投入された遊技メダルを検知するためのものである。また、ベットスイッチ14は、図1に示すように、回転リール10の下方に位置するスイッチであって、貯留メダル数を減じてメダル投入に代えるためのものである。また、精算スイッチ16は、図1に示すように、回転リール10の斜め下方に位置するスイッチであって、貯留した投入メダルを払い出すためのものである。また、スタートスイッチ15は、図1に示すように、回転リール10の斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入若しくはベットスイッチ14の投入を条件に、又は、「再遊技(リプレイ、Replay)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、リールユニット5の駆動を開始させるためのものである。なお、ここで、「再遊技(リプレイ、Replay)」とは、後述する当選抽選手段180の抽選により、「再遊技(リプレイ、Replay)」のフラグが成立し、「再遊技(リプレイ、Replay)」の図柄が入賞有効ライン上に揃うことにより、次の遊技において、遊技メダルを新たに投入することなく、再度、遊技を行うことができるものである。また、ストップスイッチ13は、リールユニット5の駆動を停止させるためのものである。具体的には、ストップスイッチ13は、図1及び図7に示すように、各回転リール10に対応した三個のスイッチから構成され、各回転リール10の下方に1個ずつ配置されているものである。回転リール10に対応したストップスイッチ13の操作により、当該対応した回転リール10が回転を停止するように設定されているものである。
(上扉装飾体20)
上扉装飾体20は、図2及び図3に示すように、中央部分が開口された四角枠状の本体ベース23を有しており、この本体ベース23に、装飾ランプ部22のコーナーランプ部22B及びトップランプ部22C、回転灯装置60、並びに、背面発光装置80としてのバックライトユニット80Aが設置されたものとなっている。なお、上扉装飾体20は、上扉3Aに対して容易に着脱が行えるように、上扉3Aと螺合するネジ等で上扉3Aに取り付けられている。
ここで、本体ベース23の上辺中央部23Aは、その両側の側辺部23Bよりも前側へ突き出ている。この上辺中央部23Aの下面には、回転灯装置60が吊り下げられた状態で取り付けられている。すなわち、上辺中央部23Aは、側辺部23B及びバックライトユニット80Aよりも前方に突出するとともに、後述する回転灯装置60の回転反射板64の旋回軸が略垂直となった状態で回転灯装置60が取り付けられた突出部となっている。
これにより、回転灯装置60の設置位置が側辺部23Bよりも前側へ迫り出した位置となり、スロットマシン1の横から回転灯装置60が視認可能となり、更には、回転灯装置60が発する光の照射可能な回転角度範囲が拡大されている。
本体ベース23の開口の形状は、図1に示すように、正面視で、上下方向に潰れて横に広がったY字形となっている。この本体ベース23の開口の後方部分は、図2及び図3の如く、後述するバックライトユニット80Aで塞がれている。
一方、本体ベース23の開口の前方部分には、当該開口に応じた正面形状を有するとともに、全体形状が三次元曲面で構成された透明プラスチックからなる立体的な風防24が設けられている。この風防24により、本体ベース23の開口の内部が前方から視認可能となった状態で、本体ベース23の開口の前方部分が塞がれている。
また、本体ベース23には、図2の如く、上扉3A側に設けられているスピーカ21に対応してスピーカカバー部25が設けられている。スピーカカバー部25は、前方の面に多数の細孔が形成されるとともに、後方が開口された箱状のボックス部25Aと、このボックス部25Aの開口を塞ぐとともに、スピーカ21に対応した略円形の切り欠き部25Bが形成された蓋部25Cとを備えたものである。
また、本体ベース23には、図示はしないが、回転灯装置60を取り付けるための、回転灯支持突起及び回転灯固定部が設けられている。回転灯支持突起及び回転灯固定部は、本体ベース23の背面から後ろ方向へ向けて突出して設けられている。また、回転灯支持突起及び回転灯固定部は、それぞれネジ孔を有しており、所定のネジを螺合させることができるようになっている。
また、本体ベース23には、図示はしないが、後述するバックライトユニット80Aを取り付けるための、バックライトユニット固定部が設けられている。
スピーカカバー部25は、本体ベース23が上扉3A取り付けられると、切り欠き部25Bがスピーカ21と同軸位置となるように、本体ベース23に設置されている。これにより、スピーカ21から発せられた音声が、蓋部25Cに形成された切り欠き部25B及びボックス部25Aの前面に形成された多数の細孔を通って遊技者側へ到達するようになっている。
コーナーランプ部22Bは、図1ないし図3の如く、本体ベース23の上縁側の角隅部分に沿ってL字形状に配列された複数の発光ダイオード26Aと、これら複数の発光ダイオード26Aの前方を覆うとともに、透明プラスチックからなる立体的なカバーレンズ部26Bとを有するものとなっている。なお、図3においては、作図の都合上、図3中右側のコーナーランプ部22Bについてのみ、複数の発光ダイオード26Aが図示され、図3中左のコーナーランプ部22Bの発光ダイオード26Aについては、図示が省略されている。
トップランプ部22Cは、図1ないし図3の如く、本体ベース23の上辺中央部23Aに一文字形状に配列された複数の発光ダイオード27Aと、これら複数の発光ダイオード27Aの前方を覆うとともに、透明プラスチックからなる立体的なカバーレンズ部27Bとを有するものとなっている。
(回転灯装置60)
回転灯装置60は、光を発する光源65と、光源65の周囲を回転可能な回転反射板64と、回転反射板64を回転させる回転装置78とを備えている。また、回転灯装置60は、光源65が発する光を、回転装置78により回転する回転反射板64に反射させることにより、周囲に旋回させながら照射可能に形成されている。
具体的には、回転灯装置60は、図1ないし図5に示すように、上扉装飾体20の本体ベース23における上辺中央部23Aに、下方へ向けて略垂直となった状態で取り付けられている。また、回転灯装置60は、一方側に開口する本体ケース61と、この本体ケース61の開口を覆うカバー63と、本体ケース61及びカバー63の間に位置して、両者を接続するためのつなぎ部62と、光を発する光源65を有する光源ユニット74と、光源65の周囲を回転可能な回転反射板64と、回転反射板64を光源65の周囲で回転させるための駆動モータ68を有する回転装置78とを備えている。
また、回転灯装置60は、図4及び図5に示すように、本体ケース61及びカバー63の内部に、光源ユニット74、回転反射板64、回転装置78を内装させるとともに、光源65からの光を、回転装置78により回転する回転反射板64に反射させて、カバー63を透過した光を周囲に回転させることができるように形成されている。
本体ケース61は駆動モータ68その他の駆動部品を収納するためのケースである。そして、本体ケース61は、端部を閉塞する閉塞板61Eと、閉塞板61Eの周縁から延設されて閉塞板61Eの周縁を覆う周板61Dとを備えている。
カバー63は内蔵される光源65としてのランプの光を透過させる断面略U字型の着色カバーである。また、つなぎ部62は、本体ケース61にカバー63を取り付けるためのものである。そして、カバー63の内部に配置された回転反射板64を回転させることにより、ランプ65の光が投射される方向を回転変位させることができるようになっている。
具体的には、回転灯装置60は、光を発する光源65としてのランプと、ランプの周囲を回転可能な回転反射板64と、この回転反射板64をランプ65の周囲で回転させる回転装置78とを備えている。そして、この回転灯装置60は、光源65(ランプ)からの光を、回転装置78により回転する回転反射板64に反射させることにより、光を周囲に回転させる演出が可能に形成されている。
回転灯装置60は、光源65及び回転装置78を別個に制御可能に形成されている。すなわち、回転灯装置60は、光源65としてのランプと、回転装置78の駆動モータ68とを、それぞれ別個に制御することができるように形成されている。ここで、別個に制御するとは、ランプ65及び駆動モータ68の作動のオンオフが両者共通して行われるのではなく、ランプ65の点灯及び消灯と、駆動モータ68の回転駆動状態及び停止状態とが、それぞれ別個に制御することができることを意味する。そして、光源65と、回転装置78の駆動モータ68とは、異なる電源を使用して、それぞれ別個に制御されている。光源65としてのランプは、遊技制御装置110からの制御信号に基づいて、光源65としてのランプの点灯及び消灯を制御するための光源制御手段231により、点灯及び消灯が制御されるように形成されている。また、回転装置78の駆動モータ68は、遊技制御装置110からの制御信号に基づいて、駆動モータ68を制御するための回転装置制御手段232により、駆動モータ68の回転駆動状態及び停止状態や、回転駆動状態における回転速度の変更が制御されるように形成されている。
本体ケース61は、底部(本体ベース23への取り付け時において下方となる側)が開口する筒体であって、底部開口の対向側の表面(本体ベース23への取り付け時において上面となる面)である閉塞板61Eには、立設された板部材に貫通孔を有する位置決め部61Bが二つ並んで設けられている。また、本体ケース61の周板61Dの両側面(本体ベース23への取り付け時において左右となる側面)には、横方向に張り出し貫通孔を有する取り付け部61Cが設けられている。そして、前記位置決め部61Bの貫通孔には、回転灯支持突起を挿入させることができ、位置決め部61Bの貫通孔に回転灯支持突起を挿入させた状態で、回転灯固定部のネジ孔と前記取り付け部61Cの貫通孔が合致するようになっている。
回転装置78は、閉塞板61Eから離すようにして本体ケース61に固定したベースプレート61Aと、ベースプレート61Aの反閉塞板61E側に、光源65及び駆動モータ68の出力軸の回転に連動する減速機構と、回転反射板64を固定するとともに減速機構を介して駆動モータ68の回転駆動力が伝達される回転リング76とを備えている。
そして、回転装置78は、ベースプレート61Aの閉塞板61E側の位置に駆動モータ68を設けるとともに、駆動モータ68の出力軸を、ベースプレート61Aの閉塞板61Eの反対側に突出させて、減速機構を連動させるように形成されている。
ベースプレート61Aは、本体ケース61の内部に位置して、本体ケース61の下方側に
開口する開口部を塞ぐように、嵌め込まれている。
駆動モータ68は、ベースプレート61Aの内側(本体ケース61の筒内側)に位置して、モータ軸の先端にモータギア68Aを有している。前記モータギア68Aは、前記ベースプレート61Aから外側(反駆動モータ68側)に突出しており、ベースプレート61Aの外面には、前記モータギア68Aと噛合する減速ギア68Bが取り付けられている。この減速ギア68Bにより、駆動モータ68の回転軸の回転速度を減速するための減速機構を形成しているものである。
光源ユニット74は、光源65としてのランプと、光源65としてのランプを固定するためのソケットである光源固定部材67と、光源固定部材67を固定するためのランプ固定部69とを備えている。また、光源65としてのランプは、赤色に発光するものを用いている。すなわち、本実施の形態における回転灯装置60は、光源65が発する赤色の光を、回転装置78により回転する回転反射板64に反射させることにより、周囲に旋回させながら照射するように形成されている。
光源固定部材67は、いわゆるソケットであり、光源65としてのランプの口金をねじ込む受け口により、光源65としてのランプを固定するとともに、光源65としてのランプへ電気を供給している。
ランプ固定部69は、ベースプレート61Aへ締結部材により固定するための固定部69Aと、外側に向かってフランジ状に突出する外向きフランジ部69Bとを備えている。このランプ固定部69に、光源65であるランプを差し込むソケットとしての光源固定部材67が固定されている。そして、このランプ固定部69には、リング状の前記回転リング76が水平方向に回動可能に取り付けられている。
回転リング76は、ベースプレート61Aの閉塞板61Eの反対側に位置して、減速機構を介して、駆動モータ68の出力軸に連動するリングギア66Aと、光源ユニット74の外向きフランジ部69Bのベースプレート61A側に位置して、内側に向かってフランジ状に突出する内向きフランジ部66Cと、閉塞板61Eの反対側に設けた回転反射板64を固定する反射板固定部66とを備えている。
回転リング76は、回転反射板64に前記駆動モータ68の回転を伝達して回転させるためのものであり、本体ケース61側にリングギア66Aが形成されている。そして、この回転リング76は、リングギア66Aの反対面の反射板固定部66に回転反射板64を固定可能に形成されている。そして、リングギア66Aと前記減速ギア68Bが噛合することにより、駆動モータ68のモータ軸の回転が伝達され、駆動モータ68の駆動に伴い回転反射板64が回転リング76と一体で回転するようになっている。
回転リング76の反射板固定部66に回転反射板64の固定板部64Bを固定すると、固定板部64Bの中心軸側の上面と、反射板固定部66の中心軸側の下面との間に、回転反射板64が回転するためのクリアランスが確保されると同時に、回転リング76の内向きフランジ部66Cの下面と、反射板固定部66の外向きフランジ部69Bの上面とが接触するように形成されている。
これにより、回転リング76の内向きフランジ部66Cと、回転反射板64との間に、外向きフランジ部69Bを有するランプ固定部69の一部を挟み込んだ状態となる。しかも、回転反射板64の固定板部64Bの中心軸側の上面とランプ固定部69の中心軸側の下面との間には回転反射板64が回転するためのクリアランスが形成され、更に、内向きフランジ部66Cと外向きフランジ部69Bとが接触するように形成されてある。したがって、ランプ固定部69を回転リング76及び固定板部64Bにより上下から挟み込んだ状態にすることができる。これにより、かかるクリアランスを超えるような回転反射板64の上下方向の移動が阻止され、上下方向のぶれを抑えることができる。また、回転リング76及びそれに固定された回転反射板64の固定板部64Bは、ランプ固定部69を挟み込んで、ガタツキを抑えた状態で回転摺動が可能となる。
回転反射板64は、回転中心側に向く凹面を有する反射板64Aと、薄型円筒状の固定板部64Bとから成り、固定板部64Bを反射板固定部66に固定したときに、固定板部64Bの中央に形成された反射板丸孔64Cから、ランプ固定部69に取り付けたランプ65が突出するようになっている。そして、このランプ65の外周側に反射板64Aが位置し、回転反射板64が回転することにより、反射板64Aがランプ65を中心にして周囲を回るようになっている。
つなぎ部62は、つなぎ取り付け部62Cを介して本体ケース61に着脱自在に固定される環状部材であり、つなぎ取り付け部62Cの反対側の外周には、カバー63の内側に形成されたカバーネジ部63Aと螺合するつなぎネジ部62Bが形成されている。また、つなぎ部62の円形のつなぎ開口部62Aは、回転反射板64の固定板部64Bの直径よりも大きく形成されており、つなぎ部62を本体ケース61に固定した状態で、回転反射板64が回転可能となるよう形成されている。
そして、回転灯装置60は、位置決め部61Bの貫通孔に、本体ベース23の回転灯支持突起を貫通させて、本体ベース23に本体ケース61を仮固定した状態で、取り付け部61Cと回転灯固定部を背面側からネジ止めすることにより、上扉装飾体20の本体ベース23における上辺中央部23Aに、下方に吊り下げ固定される。このようにして固定した回転灯装置60は、図4に示すように、つなぎ部62及び本体ケース61が、上扉装飾体20の本体ベース23における上辺中央部23Aの正面側垂下壁の後ろ側に隠れ、カバー63のみが正面側から視認可能となる。
また、本形態では、回転灯装置60の光源65及び回転反射板64は、その周囲を共に有色のカバー63で覆われている。光源65からの光は、透過性があり、且つ有色のカバー63を通過しているため、光をカバー63の有色の色が付いたものにすることができる。そして、光源65及び回転反射板64が、その周囲をカバー63で覆われているため、カバー63の有色の濃さの程度によっては、回転反射板64の回転の動きを目立たなくすることができる。これにより、点灯回転状態においては、有色の光だけが、周囲に回転するように見せることが可能となる。
なお、ここで、特に図示していないが、回転灯装置60の光源65だけの周囲を透光性があり、且つ有色のカバー63で覆い、そのカバー63の周囲を回転反射板64が回転するように形成しても良いものである。すなわち、カバー63に覆われたランプ65の周囲を、むき出しになった回転反射板64が回転するものである。このように形成すると、回転反射板64がカバー63で覆われていないため、カバー63の周囲を回転する回転反射板64の動きを周囲から直接、見ることができて、回転反射板64の僅かな回転でも、観察することが可能となる。
(バックライトユニット80A(背面発光装置80))
背面発光装置80は、回転灯装置60の背後の位置に設けらている。また、背面発光装置80は、回転灯装置60の光源65が発する光を回転反射板64で反射させた光(以下、「回転灯装置60が発する光」という。)が、回転反射板64の回転に伴って移動しつつ当たる位置に備えられている。また、背面発光装置80は、前方向へ向けて回転灯装置60の光源65の発光色とは異なる色での発光が可能に形成されている。
また、本実施の形態では、背面発光装置80としてバックライトユニット80Aを用いている。図6は、本実施の形態にかかる背面発光装置80であるバックライトユニット80Aの分解斜視図である。
バックライトユニット80Aは、図6に示すように、回転灯装置60の背後(背面側)に設置される板状の演出用ユニットであって、ベースケース81と、ベースケース81内に収納される導光板82と、導光板82の表面を覆うように前記ベースケース81に取り付けられる照射背面板83を有している。照射背面板83は、回転灯装置60の背後に位置して、回転灯装置60のランプ(光源65)からの光が回転反射板64に反射して、かかる光が照射されるように形成されている。
ベースケース81は、略長方形の板部材の周囲に縁部を形成した薄型箱状のケースであり、縁部に囲まれた凹部に導光板収納部84が形成されている。そして、ベースケース81の上縁部外側には、本体ベース23の背面側に設けられたバックライト固定部に、ベースケース81を固定するためのベースケース取り付け部81Aが設けられている。一方、ベースケース81の下縁部内側にはLED素子を搭載したLED基板86が複数個設けられている。LED基板86は合計6個設けられている。また、下縁部内側には、バックライトユニット80Aを本体ベース23に取り付ける際にバックライトユニット80Aを支持するための脚部81B及び垂下突起81Cが設けられている。さらに、前記導光板収納部84の上側であって縁部に囲まれた凹部の中央部には、ボス85が形成されているとともに、ボス85の両側には、上方に向かって爪部を有する二個の係止爪81aが間隔をあけて設けられている。また、導光板収納部84の下端部であって、係止爪81aの下方には、下側に向かって爪部を有する二個の係止爪81bが間隔をあけて設けられている。
ここで、脚部81Bは、本体ベース23に収納固定したスピーカカバー部25のバックライト支持部に上側から引っ掛けることができるようになっており、垂下突起81Cは、バックライトユニット80Aを本体ベース23に装着したときに、バックライト支持部により下方から支持されるようになっている。
導光板82は、導光板収納部84に収納される薄板状の透光部材であって、設置時における下端面からの入光を正面側に拡散させることができるように形成されている。例えば、特に図示しないが、背面側に凹凸を形成して下端面からの光線を正面側に反射させるようになっている。そして、導光板82を導光板収納部84に収納設置すると、その下端面がベースケース81に設けられたLED基板86の上側に位置するようになっている。
照射背面板83は、ベースケース81の正面側を覆うように取り付けられる透光性を有するものであって、特に図示しないが、表面にはキャラクターの絵などが印刷されている。また、照射背面板83の中央上端部には、前記ボス85を挿入可能な位置決め孔87が形成されており、この位置決め孔87の両側には、ベースケース81の2個の係止爪81aと係合可能な長孔である係止孔83aが2個設けられている。また、照射背面板83の下端部には、ベースケース81の2個の係止爪81bと係合可能な長孔である係止孔83bが2個設けられている。
そして、照射背面板83は、係止爪81aと係止孔83a、係止爪81bと係止孔83bの係合により、ベースケース81に固定されるものである。照射背面板83をベースケース81に取り付ける際には、前記ボス85を位置決め孔87に挿入させることにより、前記係止爪81a、81bと係止孔83a、83bの位置を合致させることができるので、容易に取り付けを行うことができるものである。
バックライトユニット80Aは、ベースケース81に導光板82を収納した状態で、LED基板86に搭載されているLED素子を発光させると、導光板82の正面側が発光し、照射背面板83がこの光を透過して、照射背面板83の表面が発光して見える。すなわち、導光板82と照射背面板83により、バックライトユニット80Aの発光面88が形成されることとなる。
また、バックライトユニット80Aを本体ベース23に装着する場合には、図示はしないが、脚部81Bをスピーカカバー部25に設けられているバックライト支持部に引っ掛けてから、バックライト支持部を支点として上部を回動させ、ベースケース取り付け部81Aと、本体ベース23の裏面に後方へ向けて突出して設けられ、メスネジが形成されているバックライト固定部を合致させて、背面側からネジ止めをしている。
また、バックライトユニット80Aは、LED基板86に搭載されているLED素子が発光する色により、発光面88の発光色が変化する。すなわち、LED素子を赤色で発光するものを用いれば、バックライトユニット80Aの発光面88は、赤色で発光し、LED素子を青色で発光するものを用いれば、バックライトユニット80Aの発光面88は、青色で発光するように形成されている。すなわち、バックライトユニット80Aの発光面88の発光色は、LED素子の発光色と同じになるように形成されている。本実施の形態においては、LED素子として青色に発光する青色LED素子を用いている。これにより、背面発光装置80であるバックライトユニット80Aの発光面88は、青色に発光するように形成されている。
また、バックライトユニット80Aは、LED基板86に搭載されているLED素子が光を発しない場合には、光を反射するように形成されている。すなわち、バックライトユニット80Aは、LED素子が光を発しない場合には、回転灯装置60が発する光を反射することにより、遊技者に、回転灯装置60が照射する光の反射光を認識させることができるように形成されている。
(制御装置100)
制御装置100は、図示はしないが、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えている。そして、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、次の(1)及び(2)の装置を有するものである。
(1)遊技制御装置110
(2)演出制御装置120
制御装置100には、図7に示すように、スタートスイッチ15及びストップスイッチ13の操作により、回転リール10の回転及び停止を制御するための遊技制御装置110と、装飾ランプ部22、スピーカ21、回転灯装置60及び背面発光装置80等を用いた演出の制御するための演出制御装置120とが備えられている。また、CPUは、遊技制御装置110及び演出制御装置120に、それぞれ一個ずつ配置されているが、特にこれに限定されるものではなく、一個のCPUで制御しても良く、あるいは、二個以上のCPUで制御するようにしても良いものである。
また、CPU、ROM、RAM及びI/O等は一体化されてワンチップを構成しても良いものである。
(遊技制御装置110)
遊技制御装置110は、スタートスイッチ15及びストップスイッチ13の操作により、回転リール10の回転及び停止を制御するためのものである。そして、この遊技制御装置110は、次の(1)ないし(3)の手段として機能する。
(1)通常遊技制御手段160
(2)特別遊技制御手段170
(3)当選抽選手段180
なお、通常遊技制御手段160は、通常遊技を行わせるために通常遊技に関する制御を行うものであり、特別遊技制御手段170は、特別遊技を行わせるために特別遊技に関する制御を行うものである。
また、遊技制御装置110としては、上記した(1)ないし(3)の手段に限定されるものではなく、他の手段を含んでいても良い。
(演出制御装置120)
演出制御装置120は、主として演出データに関するものであって、装飾ランプ部22、スピーカ21、回転灯装置60及び背面発光装置80等を制御するためのものである。
そして、遊技制御装置110の内部データの信頼性を確保するため、遊技制御装置110と演出制御装置120との間での信号のやりとりは、遊技制御装置110から演出制御装置120への一方通行となるように設定されている。すなわち、遊技制御装置110から、演出制御装置120へ向かって出力信号のみが送出され、この演出制御装置120から遊技制御装置110へ向かっていかなる信号も送出されないように設定されている。これにより、当選確率等の抽選に関するデータを有する遊技制御装置110のデータ保護を容易にしている。
そして、この演出制御装置120は、次の(1)ないし(5)の手段として機能する。
(1)ランプ制御手段210
(2)スピーカ制御手段220
(3)回転灯装置制御手段230
(4)背面発光装置制御手段240
(5)演出抽選手段250
また、演出制御装置120としては、上記した(1)ないし(5)の手段に限定されるものではなく、他の手段を含んでも良い。
また、ここで、スロットマシン1は、図示はしないが、遊技制御装置110を配置した主基板と演出制御装置120を配置したサブ基板とを設けている。このため、サブ基板を交換することにより、演出内容の一部だけ異なる姉妹機を簡単に製造することができる。また、サブ基板のみを容量や性能が異なる別のものに簡単に交換することができるため、演出内容だけを、例えば、静止画からなる文字表示だけ等の比較的簡単な演出内容のものから、種々の背景の中で、キャラクターが登場する等の多色、精彩な動画からなる複雑な種々の演出内容のもの等に容易に変更することができる。
また、遊技機に使用する制御プログラムを開発するにあたって、主基板とサブ基板とに分離されていることにより、開発中のバグが、主基板側に存在するのか、サブ基板側に存在するのかの判断を容易に行うことができ、制御プログラム全体を見直さなければならなくなる可能性が低くなり、デバッグを容易に行うことができ、制御プログラムの開発期間の短縮を図ることができる。
また、遊技の制御を行う主基板と演出データ等を有するサブ基板とを有しているため、主基板は外部からの操作や交換や異物の混入が難しい密閉式の容器内に堅固に固定し、サブ基板は外部からの交換が容易な容器内に簡便な手段により着脱可能に取り付けることが可能になる。これにより、演出データ等は、簡単に他ものに交換することができるが、当選率等の重要なデータは外部から操作できないような構造のものに設計することが容易になる。
制御装置100の入力側には、主として制御装置100に信号を送る入力手段が配置され、制御装置100の出力側には、主として制御装置100からの信号が送り込まれる出力手段が配置されている。
(入力手段)
制御装置100の入力側には、図7に示すように、次のパーツが接続されている。
(1)投入スイッチ12A
(2)ベットスイッチ14
(3)精算スイッチ16
(4)スタートスイッチ15
(5)ストップスイッチ13
なお、入力手段としては、上記した(1)ないし(5)のパーツに限定されるものではない。
(出力手段)
制御装置100の出力側には、図7に示すように、次のパーツが接続されている。
(1)リールユニット5
(2)ホッパー7
(3)装飾ランプ部22
(4)スピーカ21
(5)回転灯装置60
(6)バックライトユニット80A(背面発光装置80)
なお、出力手段としては、上記した(1)ないし(6)のパーツに限定されるものではない。
(通常遊技制御手段160)
通常遊技制御手段160は、通常遊技を行わせるためのものである。
すなわち、メダルの投入若しくはベットスイッチ14の投入を条件に、又は、「再遊技(リプレイ、Replay)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、スタートスイッチ15を操作すると、リールユニット5が駆動され、三個の回転リール10が回転を開始する。その後、ストップスイッチ13を三個全て操作し終わると、三個の回転リール10の回転が全て停止する。このとき、図柄表示窓19Aの入賞有効ライン上に、予め設定された図柄が停止すると、ホッパー7を介して所定枚数のメダルが払い出される。なお、メダルを払い出す代わりに、クレジットしても良い。
当選には、入賞した場合、遊技メダルの払い出しを伴い、遊技者に利益を付与する小役当選(この小役当選が入賞した場合は小役入賞となる)と、入賞した場合、この小役当選よりもさらに大きな利益を遊技者に付与する特別当選(この特別当選が入賞した場合は特別入賞となる)と、入賞した場合、遊技メダルの払い出しは無いが、遊技メダルを新たに投入することなく再度の遊技を行うことができる再遊技(リプレイ、Replay)当選(この再遊技当選が入賞した場合は再遊技入賞となる)とを備えている。そして、その抽選結果がいずれかの当選となった場合(内部入賞とも言う)、その当選に対応した当選フラグが成立する。そして、抽選結果が特別当選である場合に、特別当選の当選フラグが成立し、この特別当選の当選フラグ成立中に、リールユニット5の回転リール10の停止図柄の組み合わせが、予め定められた所定の図柄(例えば、入賞有効ライン上に「7」が三個揃うもの)と一致したことを条件に入賞し、遊技者に有利な特別遊技を行わせるように形成されている。そして、抽選により特別当選フラグが成立したが、回転リール10の停止図柄の組み合わせが当選図柄と一致していない場合、それ以後の遊技に当選フラグ成立の権利が持ち越されるに設定されている。なお、小役当選の当選フラグは、当選フラグが成立した遊技で入賞させられない場合、当選フラグ成立の権利の次の遊技への持ち越しはない。
また、いずれかの当選フラグが成立中に、対応する当選図柄を入賞有効ライン上に揃えることができるか否かは、回転リール10の回転速度が一定の場合、ストップスイッチ13のタイミングによるものである。具体的には、ストップスイッチ13を操作した後、190ms以内に回転リール10が停止するように設定されているため、ストップスイッチ13を操作した後、そのまま停止させるか、あるいは190ms以内に停止可能な回転リール10の円周上の引き込み可能銘柄の中に、対応する当選図柄が含まれているような場合には、停止するまでの時間を遅らせて、回転リール10は入賞有効ライン上にその当選図柄を引き込んで停止する。一方、かかる4個の引込可能図柄の中に、対応する当選図柄が含まれていないような場合には、入賞有効ライン上にその当選図柄を引き込んで停止することができない。
(特別遊技制御手段170)
特別遊技制御手段170は、当選抽選手段180の抽選結果に基づいて、遊技者に有利な特別遊技を行わせるためのものである。
特別遊技としては、大別すると、次のゲームがある。
(1)特定導入遊技(BBゲーム)
(2)特定遊技(RBゲーム)
(3)特定当選遊技(JACゲーム)
なお、特定遊技、例えばRBゲームは、特定導入遊技、例えばBBゲーム中に所定回数範囲内で行われるように設定されているが、特にこれに限定されるものではなく、BBゲーム中で無い場合にも単独で行われるように設定しても良いものである。また、特定当選遊技、いわゆるJACゲームは、RBゲーム中に行われるものである。また、特別遊技としては、上記した(1)ないし(3)の遊技に限定されるものではない。
具体的には、通常遊技において、図示しないが、例えば「7」等の図柄が入賞有効ライン上に三個揃うと、ホッパー7を介して、例えば15枚の遊技メダルが払い出される。このとき、BBゲームが開始される。
そして、特別遊技制御手段170は、図7に示すように、大別すると、次の手段を備える。
(1)特定導入遊技制御手段171(BBゲーム制御手段)
(2)特定遊技制御手段172(RBゲーム制御手段)
(特定導入遊技制御手段171)
特定導入遊技制御手段171は、BBゲームを制御するためのBBゲーム制御手段である。
具体的には、BBゲームに移行すると、通常遊技と同様の小役遊技が、最大3枚の遊技メダルの投入によって開始され、3つの回転リール10の回転を各々停止させた際に、入賞有効ライン上に当選図柄が揃っているか否かによって、メダルの払い出しが行われるものである。
したがって、BBゲーム中の小役遊技では、通常遊技と同様の小役を含めた抽選が毎回行われるものである。ただ、このBBゲーム中にRBゲームに移行するための当選図柄が入賞有効ライン上に揃った場合には、その後RBゲームに移行するものである。
なお、通常、BBゲーム中はRBゲームへの移行が、例えば最大3回行われることになっているために、1回目のRBゲームが終了した後は、また、前述したような通常遊技と同様な小役遊技の抽選及び制御が行われるものである。
そして、BBゲームでは、BBゲーム中のRBゲームが所定の最大回数、例えば3回か、あるいはBBゲーム中の小役遊技が所定の最大回数、例えば最大30回の終了により、BBゲームは終了するものである。もちろん、BBゲーム中のRBゲームや、小役遊技の最大回数は、上述したものに限定されるものではなく、遊技機の種類の違いにより、他の回数(例えば、RBゲームの最大回数が2回)に設定されているものでも良いものである。
(特定遊技制御手段172)
特定遊技制御手段172は、RBゲームを制御するためのものである。
具体的には、RBゲームに移行すると、メダルが1枚投入となり、回転リール10の所定の図柄が図柄表示窓19Aのセンターライン上に揃った場合に入賞となる特定当選遊技が行われるものである。そして、RBゲームでは、当選するか否かの特定当選遊技が最大12回行えるものであり、そのうち、最大8回の入賞が可能である。すなわち、最大8回の入賞となるか、あるいは最大12回の特定当選遊技の終了により、RBゲームは終了するものである。
(当選抽選手段180)
当選抽選手段180は、予め定めた当選率に基づいて当選か否かの当選判定の抽選を行うものである。そして、当選抽選手段180による抽選結果が当選である場合(内部入賞とも言う。)に当選フラグが成立し、この当選フラグ成立中に、回転リール10の停止図柄の組み合わせが予め定められた当選図柄と一致したことを条件に入賞し、遊技者にメダルの払い出しや、特別遊技等の利益が付与されるように設定されている。
当選抽選手段180は、図7に示すように、大別すると、次の手段を備える。
(1)乱数発生手段181
(2)乱数抽出手段182
(3)当選判定テーブル183
(4)判定手段184
なお、当選抽選手段180としては、上記した(1)ないし(4)に限定されるものではない。
(乱数発生手段181)
乱数発生手段181は、抽選用の乱数を所定の領域内(例えば十進法で0ないし65535)で発生させるものである。
なお、ここで、「乱数発生手段181」には、ソフト乱数としての平均採中法(n桁の数字を2乗して中央のn桁の数を取り出すことの繰り返しによる乱数発生方法)等で乱数を発生させることができるものや、一定範囲の数字を高速で1ずつ加算するカウンタを用いて構成するものがある。例えば、0ないし65535の範囲の数字を、1秒間に数百万回程度順次繰り返すようにしたカウンタが考えられる。そして、「乱数抽出手段182」としては、スタートスイッチ15を押したタイミングでカウンタの数字を読み取ることとなる。このように形成すると、「乱数発生手段181」では乱数を発生しているわけではないものの、「乱数抽出手段182」によって抽出される数字は、あたかも乱数のような分布となるものである。このような結果として乱数のような分布を示す数字が得られる手段を、ここでは、「乱数発生手段181」あるいは「乱数抽出手段182」に含めて考えるものである。
(乱数抽出手段182)
乱数抽出手段182は、乱数発生手段181が発生する乱数を、所定の条件(例えば、スタートスイッチ15の操作)で抽出するものである。なお、この抽出した乱数を当選抽出用の抽出乱数データとする。
(当選判定テーブル183)
当選判定テーブル183は、乱数発生手段181が抽出する乱数の全領域中、各当選項目の当選領域を有するものである。
(判定手段184)
判定手段184は、乱数抽出手段182が抽出した抽出乱数データと、当選判定テーブル183の当選率データを基に乱数発生手段181がとる乱数の全領域中の各当選領域からなる当選判定領域データとを照合し、当該抽出乱数データが属する当選領域に対応する当選を決定するものである。
(演出抽選手段250)
演出抽選手段250は、予め定めた当選率に基づいて種々の演出を行うか否かの抽選を行うものである。この演出抽選手段250は、抽選により、いずれかの演出を行うか否かの決定と、演出を行う場合には、いずれの演出を行うかの演出の種類の決定とを行う。そして、演出抽選手段250による抽選結果が当選である場合には、決定された演出が、装飾ランプ部22、スピーカ21、回転灯装置60及び背面発光装置80等を介して実行されるものである。
演出抽選手段250は、図8に示すように、大別すると、次の手段を備える。
(1)演出乱数発生手段252
(2)演出乱数抽出手段254
(3)演出判定テーブル256
(4)演出判定手段258
なお、演出抽選手段250としては、上記した(1)ないし(4)に限定されるものではない。
(演出乱数発生手段252)
演出乱数発生手段252は、演出抽選用の乱数を所定の領域内(例えば十進法で0ないし65535)で発生させるものである。
なお、ここで、演出乱数発生手段252及び演出乱数抽出手段254には、当選抽選手段180の項目で説明したような、あたかも乱数のような分布となるものを含むものである。
(演出乱数抽出手段254)
演出乱数抽出手段254は、演出乱数発生手段252が発生する乱数を、所定の条件(例えば、スタートスイッチ15の操作)で抽出するものである。なお、この抽出した乱数を演出抽選用の抽出乱数データとする。
(演出判定テーブル256)
演出判定テーブル256は、演出乱数発生手段252がとる乱数の全領域中、各当選項目の当選領域を示すものである。具体的には、演出判定テーブル256は、当選の種類により、BB当選用の演出判定テーブル256、RB当選用の演出判定テーブル256、チェリー当選用の演出判定テーブル256等の複数個の演出判定テーブル256を設けてある。そして、各演出判定テーブル256の0ないし65535の数値領域(十進数)は、「演出しない」と、演出の種類により「演出パターン1」と、「演出パターン2」と、「演出パターン3」と、・・・等の複数個の領域に分割されている。そして、各演出パターンごとに、装飾ランプ部22、スピーカ21、回転灯装置60及び背面発光装置80等の動作やその組み合わせの演出パターンが定められている。
(演出判定手段258)
演出判定手段258は、演出乱数抽出手段254が抽出した演出抽選用の抽出乱数データと、演出判定テーブル256の数値領域データを基に演出乱数発生手段252がとる乱数の全領域中の各項目の領域からなる演出抽選用の判定領域データとを照合し、当該抽出乱数データが属する領域に対応する項目を決定するものである。これにより、決定した項目が、「演出しない」であれば、最終的に、演出は行われない結果となり、「演出パターン1」、「演出パターン2」、「演出パターン3」・・・等であれば、各演出パターンごとに定められた、装飾ランプ部22、スピーカ21、回転灯装置60及び背面発光装置80等の動作やその組み合わせの演出パターンが実行される。
(ランプ制御手段210)
ランプ制御手段210は、装飾ランプ部22の所定の演出パターンを、実行させるためのものである。ランプ制御手段210は、ランプ制御記憶手段及びランプ制御実行手段とを有している。
ランプ制御記録手段は、装飾ランプ部22の演出パターンを記憶するためのものである。具体的には、装飾ランプ部22の点灯や点滅、及びそれらの時間等の演出パターンが情報として記憶されている。
ランプ制御実行手段は、ランプ制御記憶手段からの演出パターンの情報に基づいて、所定の装飾ランプ部22の演出を行うためのものである。ランプ制御手段210により実行される演出パターンは、演出抽選手段250により決定されたものである。
(スピーカ制御手段220)
スピーカ制御手段220は、スピーカ21の所定の演出パターンを、実行させるためのものである。スピーカ制御手段220は、スピーカ制御記憶手段とスピーカ制御実行手段とを有している。
スピーカ制御記憶手段は、スピーカ21の演出パターンを記憶するためのものである。具体的には、スピーカ21から発生される電子音の音色やその音量や発生時間等の演出パターンが情報として記憶されている。
スピーカ制御実行手段は、スピーカ制御記憶手段からの演出パターンの情報に基づいて、所定のスピーカ21の演出を行うためのものである。スピーカ制御手段220により実行される演出パターンは、演出抽選手段250により決定されたものである。
(回転灯装置制御手段230)
回転灯装置制御手段230は、回転灯装置60を制御するためのものである。具体的には、回転灯装置制御手段230は、回転灯装置60の光源65の点灯動作及び回転灯装置60の回転装置78を制御するためのものである。
回転灯装置制御手段230は、図7に示すように、大別すると、次の手段を備える。
(1)光源制御手段231
(2)回転装置制御手段232
(光源制御手段231)
光源制御手段231は、回転灯装置60の光源65の点灯動作を制御するものである。
光源制御手段231は、所定の条件のときに、回転灯装置60の光源65を点灯させるように回転灯装置60の動作を制御する。本実施の形態では、特定導入遊技(BBゲーム)及び特定遊技(RBゲーム)に入賞したときに、光源制御手段231は、回転灯装置60の光源65を点灯させるように、回転灯装置60の動作を制御する。
また、光源制御手段231は、特定導入遊技(BBゲーム)及び特定遊技(RBゲーム)が終了すると、回転灯装置60の光源65を消灯させるように回転灯装置60の光源65の動作を制御する。
(回転装置制御手段232)
回転装置制御手段232は、回転灯装置60の回転反射板64の回転動作を制御するためのものである。また、回転装置制御手段232、所定の条件のときに、回転装置78を用いて回転反射板64を回転させるように回転灯装置60の動作を制御する。本実施の形態では、特定導入遊技(BBゲーム)及び特定遊技(RBゲーム)に入賞したときに、回転装置制御手段232は、回転反射板64の回転を開始させるように、回転灯装置60の動作を制御する。
また、回転装置制御手段232は、特定導入遊技(BBゲーム)及び特定遊技(RBゲーム)が終了すると、回転反射板64の回転を停止させるように回転灯装置60の回転反射板64の動作を制御する。
(背面発光装置制御手段240)
背面発光装置制御手段240は、背面発光装置80の点灯動作を制御するためのものである。また、本実施の形態では、背面発光装置80としてバックライトユニット80Aを用いている。また、背面発光装置制御手段240は、所定の条件のとき、背面発光装置80であるバックライトユニット80Aを点灯させるように、背面発光装置80の動作を制御する。
また、本実施の形態では、特定導入遊技(BBゲーム)に入賞したときに、背面発光装置制御手段240は、背面発光装置80であるバックライトユニット80Aを点灯させるように、背面発光装置80の動作を制御する。
また、特定導入遊技(BBゲーム)に入賞したときには、回転灯装置制御手段230は、回転灯装置60の光源65を点灯させているとともに、回転灯装置60の回転装置78を作動させることにより回転反射板64を回転させている。すなわち、特定導入遊技(BBゲーム)に入賞したときには、回転灯装置60は、回転灯装置60が発する光を、周囲に旋回させながら照射している。また、背面発光装置80は、回転灯装置60の背後であって、回転灯装置60の回転反射板64で反射された光が回転反射板64の回転に伴って移動しつつ当たる位置に備えられ、前方向へ向けて、回転灯装置60が発する光の色とは異なる色で発光している。これにより、本実施の形態におけるスロットマシン1は、背面発光装置80における回転灯装置60が発する光が当たる部分が、回転灯装置60が発する光の色及び背面発光装置80が発する光の色とは異なる色の光を発することができるようになっている。具体的には、回転灯装置60は赤色の光を周囲に旋回させながら照射している。また、背面発光装置80は青色に点灯している。これにより、背面発光装置80における回転灯装置60が発する光が当たっている部分は、紫色に発光しているように遊技者に認識させることができる。さらに、この背面発光装置80における回転灯装置60が発する光が当たっている部分は、回転反射板64の回転に伴って移動する。これにより、背面発光装置80及回転灯装置60が発する色の光以外の色の光を用いた新たな演出が可能となる。
また、背面発光装置制御手段240は、BBゲーム中は、背面発光装置80を点灯し続けるように、背面発光装置80の動作を制御し、BBゲームが終了すると、背面発光装置80の点灯を停止するように、背面発光装置80の動作を制御している。
(遊技機の動作)
次に、上記構成を備えた遊技機としてのスロットマシン1の動作の概略について、図9に示したフローを用いて説明する。
先ず、図9に示すステップ100において、遊技者より、所定枚数のメダルのメダル投入処理が行われる。このメダル投入処理には、実際にメダルが投入される場合と、遊技機内部に予め貯留したメダルを、ベットスイッチ14を介して投入する場合とのいずれも含まれる。そして、次のステップ102に進む。
ステップ102において、遊技者より、スタートスイッチ15が操作されることにより、スタートスイッチ15がONとなる。そして、次のステップ104に進む。
ステップ104において、当選抽選手段180により当選抽選処理が行われる。そして、次のステップ106に進む。
ステップ106において、演出抽選手段250により演出抽選処理が行われる。そして、次のステップ108に進む。
ステップ108において、回転リール10の回転が開始する。そして、次のステップ110に進む。
ステップ110において、ストップスイッチ13が操作されることにより、ストップスイッチ13がONとなる。そして、次のステップ112に進む。
ステップ112において、回転リール10の回転停止処理が行われる。そして、次のステップ114に進む。
ステップ114において、三個の回転リール10に対応するストップスイッチ13の操作が行われた否かが判定される。そして、三個の回転リール10に対応するストップスイッチ13の操作が行われたと判定された場合、次のステップ116に進む。
ステップ116において、当選フラグ成立中に当該当選フラグに対応する当選図柄が入賞有効ライン上に揃ったか否か、すなわち、入賞したか否かが判定される。そして、入賞したと判定された場合、次のステップ118に進む。
ステップ118において、特定遊技(RBゲーム)又は特定導入遊技(BBゲーム)に入賞したか否かが判定される。そして、特定遊技(RBゲーム)又は特定導入遊技(BBゲーム)に入賞したと判定された場合には、ステップ120に進む。
ステップ120において、回転灯装置60及び背面発光装置80実行処理が行われる。そして、次のステップ122に進む。
ステップ122において、当選図柄に相当するメダルの払い出される。そして、遊技が終了する。
前記ステップ114において、三個の回転リール10に対応するストップスイッチ13の操作が行われていないと判定された場合、ステップ110に戻る。
前記ステップ116において、入賞が確定していないと判定された場合、ステップ118、ステップ120及びステップ122を飛び越して、遊技が終了する。
前期ステップ118において、特定遊技(RBゲーム)及び特定導入遊技(BBゲーム)に入賞していないと判定された場合、ステップ120を飛び越して、ステップ122に進む。
また、上述したステップ120の回転灯装置60及び背面発光装置80実行処理について、図10のフローを用いて説明する。
ステップ800において、特定導入遊技(BBゲーム)に入賞したか否かが判定される。そして、特定導入遊技(BBゲーム)に入賞した場合には、ステップ802に進む。
ステップ802において、回転灯装置60作動処理を行う。具体的には、回転灯装置制御手段230が、回転灯装置60の光源65及び回転装置78を制御し、光源65を点灯させるとともに、回転反射板64を回転作動させることにより、光源65が発する光を、周囲に旋回させながら照射する。そして、次のステップ804へ進む。
ステップ804において、背面発光装置80作動処理を行う。具体的には、背面発光装置制御手段240が、背面発光装置80を点灯させる。また、背面発光装置80が点灯することにより、背面発光装置80の回転灯装置60が発する光が当たる部分(合成部50)が、回転灯装置60が発する光の色及び背面発光装置80が発する光と異なる色の光を発しているように遊技者に認識させることができる。そして、回転灯装置60及び背面発光装置80実行処理が終了する。
前期ステップ800において、BBゲームに入賞していないと判定された場合には、ステップ806へ進む。
ステップ806において、RBゲームに入賞したと判定された場合には、ステップ808に進む。
ステップ808において、回転灯装置60作動処理が行われる。回転灯装置60作動処理については、ステップ802と同様である。そして、回転灯装置60及び背面発光装置80実行処理が終了する。
前期ステップ806において、RBゲームに入賞していないと判定された場合には、ステップ808を飛び越して、回転灯装置60及び背面発光装置80実行処理が終了する。
(作用・効果)
本実施の形態についての作用・効果について図11を用いて説明する。
図11(A)では、回転灯装置60における回転反射板64の反射板64Aが正面側(遊技者側)を向いた状態になっている。例えば、この状態で、回転灯装置60の光源65を点灯させると、回転灯装置60が発する光のみが遊技者に認識される。(本実施の形態では、このような状態での演出はない。)
RBゲームに入賞すると、図11(B)に示すように、光源65が点灯するとともに、回転装置78が作動することにより、回転反射板64が回転し、回転灯装置60が発する光が、背面発光装置80の発光面88の左側の位置(図11における「反射部51」)に当たるようになる。回転灯装置60が発する光が背面発光装置80に当たると、背面発光装置80の照射背面板83が、回転灯装置60が発する光を、前方向ヘ向けて(遊技者側へ向けて)反射させる。
そして、その後、図11(C)に示すように、回転反射板64が回転すると、回転灯装置60が発する光が背面発光装置80に当たる部分(反射部51)は、図11中の左側から右側へ向けて移動する。そして、回転灯装置60の回転反射板64が回転している間、図11(C)に示す反射部51は、左側から右側へ向けての移動を繰り返すように形成されている。
また、BBゲームに入賞すると、図11(D)に示すように、背面発光装置80が点灯し、回転灯装置60が発する光が当たっている部分(合成部50)は、回転灯装置60が発する光と、背面発光装置80が発する光とが合成されて、回転灯装置60が発する光及び背面発光装置80が発する光と異なる色に発光しているように遊技者に認識させることができる。また、本実施の形態では、回転灯装置60が発する光は、赤色である。また、背面発光装置80が発する光は、青色である。したがって、合成部50を、赤色の光と青色の光とが合成されることにより、紫色に発光しているように、遊技者に認識させることができる。また、回転灯装置60の光源65が点灯し、かつ、回転灯装置60の回転反射板64が回転し、かつ、背面発光装置80が点灯している間は、図11(A)ないし図11(C)と同様に、回転反射板64が回転することに伴い、合成部50は、左側から右側へ向けての移動を繰り返す。
これにより、本実施の形態によれば、背面発光装置80における回転灯装置60の光源65の光が当たる部分(合成部50)は、紫色に発光しているように遊技者に認識させることができるように形成され、この合成部50は、回転灯装置60の回転反射板64の動きにより、左側から右側へ繰り返し動くように形成されている。
これにより、回転灯装置60の発する光の色と、背面発光装置80の発する光の色とが合成されることにより、回転灯装置60が発する光の色及び背面発光装置80が発する光の色とは異なる色を、遊技者に認識させることができる。さらに、この背面発光装置80における回転灯装置60が発する光が当たった部分(合成部50)は、回転反射板64の回転に伴って移動する。
また、本実施の形態では、RBゲームに入賞したときは、回転灯装置60の光源65が点灯し、かつ、回転灯装置60の回転装置78が作動することにより、回転灯装置60が発する光を遊技者に認識させることができる。また、この場合、背面発光装置80は点灯させないので、回転灯装置60が発する光のみを照射背面板83に反射して、遊技者に認識させている。
また、本実施の形態では、BBゲームに入賞したときは、回転灯装置60の光源65が点灯し、かつ、回転灯装置60の回転装置78が作動することにより、回転灯装置60が発する光を遊技者に認識させることができるとともに、背面発光装置80における回転灯装置60が発する光の当たる部分が、回転灯装置60が発する光の色及び背面発光装置80が発する光の色以外の色である紫色に発光するように遊技者に認識させている。さらに、この背面発光装置80における回転灯装置60が発する光が当たることにより紫色に発光するように遊技者に認識させることができる部分を、回転反射板64の回転に伴って移動させている。これにより、多くの色の光を用いた新たな演出が可能となり演出効果を高めることができる。また、これにより、多くの色の光を用いた新たな演出を用いて、RBゲームに入賞したときの演出と、BBゲームに入賞したときの演出とを違えることができ、演出効果を高めることができる。
(第2の実施の形態)
(図面の説明)
以下、本発明にかかる第2の実施の形態について図面を用いて説明する。
図12は、第2の実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシン1の背面発光装置80の分解斜視図である。図13は、第2の実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシン1の回転灯装置60及び背面発光装置80の動作を示す図である。
第1の実施の形態においては、背面発光装置80であるバックライトユニット80Aは、単一色で発光するように形成されている。これに対し第2の実施の形態においては、背面発光装置80であるバックライトユニット80Aは、複数色で発光可能に形成されている。
また、第2の実施に形態においては、背面発光装置80であるバックライトユニット80Aが、複数色で発光可能に形成されていること、及び背面発光装置制御手段240が、背面発光装置80が発する光の色の制御が可能に形成されていること以外は第1の実施の形態と同様である。すなわち、本形態におけるスロットマシン1は、背面発光装置80としてのバックライトユニット80A、及び背面発光装置制御手段240以外の構成部品、制御装置100等については、第1の実施の形態と同様である。
(バックライトユニット80A(背面発光装置80))
第1の実施の形態では、バックライトユニット80AのLED基板86に搭載されているLED素子は、一色で発光するもののみを用いている。これに対し、本実施の形態にかかるバックライトユニット80Aでは、各LED基板86に搭載されているLED素子を複数備えるようにし、各LED素子同士は、異なる色を発光するLED素子となるようにしている。具体的には、各LED基板86は、それぞれ3個の異なる色に発色するLED素子を備えている。また、各LED基板86は、それぞれ赤色に発色する赤色LED素子と、青色に発光する青色LED素子と、緑色に発光する緑色LED素子との3個のLED素子を備えている。
また、バックライトユニット80Aは、図12に示すように、左から順番に第1LED基板86A、第2LED基板86B、第3LED基板86C、第4LED基板86D、第5LED基板86E及び第6LED基板86Fを備えている。
また、バックライトユニット80Aにおける、それぞれのLED基板86に対応する発光面88は、それぞれの発光面88に対応するLED基板86に搭載されたLED素子の発する光の色で発光するように形成されている。ここで、本実施の形態では、図13に示すように、左側から右側へ向かって順番に、第1発光面88A、第2発光面88B、第3発光面88C及び第4発光面88Dが形成されている。また、各発光面88同士は、互いに異なる色で発光することができるように形成されている。
また、第1発光面88Aは、第1発光面88Aに対応する、第1LED基板86A及び第2LED基板86Bが発する光の色で発光する。また、第2発光面88Bは、第2発光面88Bに対応する第3LED基板86Cが発する光の色で発光する。また、第3発光面88Cは、第3発光面88Cに対応する第4LED基板86Dが発する光の色で発光する。また、第4発光面88Dは、第4発光面88Dに対応する、第5LED基板86E及び第6LED基板86Fが発する光の色で発光する。
具体的には、背面発光装置80は、第1LED基板86A及び第2LED基板86Bが有するLEDのうち、青色LED素子が発光すると、第1発光面88Aが青色で発光する。また、第1LED基板86A及び第2LED基板86Bが有するLED素子のうち、赤色LED素子が発光すると、第1発光面88Aが赤色で発光する。また、第1LED基板86A及び第2LED基板86Bが有するLED素子のうち、緑色LED素子が発光すると、第1発光面88Aが緑色で発光する。また、第2発光面88B、第3発光面88C及び第4発光面88Dについても同様である。すなわち、背面発光装置80の各発光面88の発光色は、対応する各LED基板86が備えるLED素子のうち、発光するLED素子の発光色により定まり、発光するLED素子を、発光色が異なるLED素子に変更すると、各発光面88の発光色が変更できるように形成されている。
(背面発光装置制御手段240)
本実施の形態における背面発光装置制御手段240は、背面発光装置80を制御するためのものである。また、本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、背面発光装置制御手段240は、背面発光装置80としてのバックライトユニット80Aを制御している。
また、本実施の形態における背面発光装置制御手段240は、背面発光タイマーを有している。また、背面発光装置制御手段240は、バックライトユニット80Aが備えている各LED基板86が備えているLED素子を所定条件で発光させるように形成されている。
具体的には、本実施の形態では、BBゲームに入賞すると、背面発光装置制御手段240は、バックライトユニット80Aの第1発光面88Aを青色に発光させ、かつ、第2発光面88Bを赤色に発光させ、かつ、第3発光面88Cを緑色に発光させ、かつ、第4発光面88Dを青色に発光させるように背面発光装置80であるバックライトユニット80Aの動作を制御する。
また、この場合、背面発光装置制御手段240は、第1LED基板86A及び第2LED基板86Bが有するLED素子のうち、それぞれが有する青色LED素子を発光させることにより、第1発光面88Aを青色に発光させている。また、背面発光装置制御手段240は、第3LED基板86Cが有するLED素子のうち、赤色LED素子を発光させることにより、第2発光面88Bを赤色に発光させている。また、背面発光装置制御手段240は、第4LED基板86Dが有するLED素子のうち、緑色LED素子を発光させることにより、第3発光面88Cを緑色に発光させている。また、背面発光装置制御手段240は、第5LED基板86E及び第6LED基板86Fが有するLED素子のうち、それぞれが有する青色LED素子を発光させることにより、第4発光面88Dを青色に発光させている。
また、背面発光装置制御手段240が備える背面発光タイマーは、BBゲームに入賞すると、時間の計測を開始する。そして、背面発光タイマーが10秒を経過した判断すると、背面発光装置制御手段240は、第1発光面88Aを赤色に発光させ、かつ、第2発光面88Bを緑色に発光させ、かつ、第3発光面88Cを青色に発光させ、かつ、第4発光面88Dを赤色に発光させるように背面発光装置80の動作を制御する。
そして、背面発光装置制御手段240が備える背面発光タイマーがさらに10秒(合計20秒)を経過したと判断すると、背面発光装置制御手段240は、第1発光面88Aを緑色に発光させ、かつ、第2発光面88Bを青色に発光させ、かつ、第3発光面88Cを赤色に発光させ、かつ、第4発光面88Dを緑色に発光させるように背面発光装置80の動作を制御する。
そして、背面発光装置制御手段240が備える背面発光タイマーがさらに10秒(合計30秒)を経過したと判断したときは、背面発光装置制御手段240は、第1発光面88Aを青色に発光させ、かつ、第2発光面88Bを赤色に発光させ、かつ、第3発光面88Cを緑色に発光させ、第4発光面88Dが青色に発光するように背面発光装置80の動作を制御する。
そして、背面発光装置制御手段240は、このようなBBゲームに入賞してからの時間の経過による背面発光装置80の発光色の変更を、BBゲーム中は繰り返すように背面発光装置80の動作を制御する。
また、背面発光装置制御手段240は、また、背面発光装置80の各LED基板86が有するLED素子を複数点灯させて発光するように制御することもできる。具体的には、例えば、第1LED基板86Aが有するLEDのうち、赤色LED素子と青色LED素子とをともに発光させて、背面発光装置80の発光面88を紫色に発光させるようにしても良い。また、他のLED基板86についても同様の制御をするようにしても良い。
(作用・効果)
本実施の形態についての作用・効果について図13を用いて説明する。
ここで、図13中、背面発光装置80の発光面88において、回転灯装置60が発する光が当たる部分を合成部50とする。
本実施の形態では、背面発光装置80は、複数の色の発光が可能となっている。また、背面発光装置80の発光面88の発する光の色は、10秒ごとに変更されるようになっている。これにより、第1の実施の形態の作用・効果に加えて、以下の作用・効果がある。
ここで、具体的な、回転灯装置60及び背面発光装置80の動作について以下に述べる。
(1)BBゲームに入賞してから、最初の10秒は、図13(A)に示すように、第1発光面88Aにおける回転灯装置60が発する光が当たる部分である第1合成部50Aは、回転灯装置60が発する赤色の光と、背面発光装置80の第1発光面88Aが発する青色の光が合成されて紫色に発光するように、遊技者に認識させることができる。
また、図13(B)に示すように、その後、回転灯装置60が発する光が移動することにより、第2発光面88Bにおける回転灯装置60が発する光が当たる部分となる第2合成部50Bは、回転灯装置60が発する赤色の光と、背面発光装置80の第2発光面88Bが発する赤色の光が合成されて赤色に発光するように、遊技者に認識させることができる。
また、図13(C)に示すように、その後、回転灯装置60が発する光が移動することにより、第3発光面88Cにおける回転灯装置60が発する光が当たる部分となる第3合成部50Cは、回転灯装置60が発する赤色の光と、背面発光装置80の第3発光面88Cが発する緑色の光が合成されて黄色に発光するように、遊技者に認識させることができる。
また、図13(D)に示すように、その後、回転灯装置60が発する光が移動することにより、第4発光面88Dに回転灯装置60が発する光が当たる部分となる第4合成部50Dは、回転灯装置60が発する赤色の光と、背面発光装置80の第4発光面88Dが発する青色の光が合成されて紫色に発光するように、遊技者に認識させることができる。
(2)また、BBゲームに入賞してから10秒を経過すると、(1)と同様に、背面発光装置80の第1発光面88Aが赤色に発光することにより、第1合成部50Aを赤色に発光するように遊技者に認識させることができる。また、背面発光装置80の第2発光面88Bが緑色に発光することにより、第2合成部50Bを黄色に発光するように遊技者に認識させることができる。また、背面発光装置80の第3発光面88Cが青色に発光することにより、第3合成部50Cを紫色に発光するように遊技者に認識させることができる。また、背面発光装置80の第4発光面88Dが赤色に発光することにより、第4合成部50Dを赤色に発光するように遊技者に認識させることができる。
(3)また、(2)の状態になってから、さらに10秒(BBゲームに入賞してから20秒)が経過すると、(1)と同様に、背面発光装置80の第1発光面88Aが緑色に発光することにより、第1合成部50Aを黄色に発光するように遊技者に認識させることができる。また、背面発光装置80の第2発光面88Bが青色に発光することにより、第2合成部50Bを紫色に発光するように遊技者に認識させることができる。また、背面発光装置80の第3発光面88Cが赤色に発光することにより、第3合成部50Cを赤色に発光するように遊技者に認識させることができる。また、背面発光装置80の第4発光面88Dが緑色に発光することにより、第4合成部50Dは黄色に発光するように遊技者に認識させることができる。
(4)また、(3)の状態になってから、さらに10秒(BBゲームに入賞してから20秒)が経過すると、(1)と同様に、背面発光装置80の第1発光面88Aが青色に発光することにより、第1合成部50Aを紫色に発光するように遊技者に認識させることができる。また、背面発光装置80の第2発光面88Bが赤色に発光することにより、第2合成部50Bを赤色に発光するように遊技者に認識させることができる。また、背面発光装置80の第3発光面88Cが緑色に発光することにより、第3合成部50Cを黄色に発光するように遊技者に認識させることができる。また、背面発光装置80の第4発光面88Dが青色に発光することにより、第4合成部50Dは紫色に発光するように遊技者に認識させることができる。この状態は、(1)の状態と同様である。また、BBゲーム中は、上記(1)から(3)までが繰り返される。
これにより、本実施の形態によれば、第1の実施の形態の効果に比べて、背面発光装置80における回転灯装置60が発する光が当たる部分を、回転灯装置60が発する光の色及び背面発光装置80が発する光の色以外の多数の色の光で遊技者に認識させることができ、さらに、10秒ごとに、背面発光装置80が発する光の色が変更されるので、さらに多様な演出ができる。
第1の実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシンの外観正面図である。 第1の実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシンの上扉の内部斜視図である。 第1の実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシンの上扉装飾体の分解斜視図である。 第1の実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシンの回転灯装置の分解斜視図である。 第1の実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシンの回転灯装置の内部断面図である。 第1の実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシンの背面発光装置の分解斜視図である。 第1の実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシンの入力、制御及び出力を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシンの演出抽選手段を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシンの動作を示すフロー図である。 第1の実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシンの回転灯装置及び背面発光装置の動作を示すフロー図である。 第1の実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシンの回転灯装置及び背面発光装置の動作を示す図である。 第2の実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシンの背面発光装置の分解斜視図である。 第2の実施の形態にかかる遊技機であるスロットマシンの回転灯装置及び背面発光装置の動作を示すフロー図である。
符号の説明
1 スロットマシン
2 筐体 3 前扉
3A 上扉 3B 下扉
4 操作部 5 リールユニット
7 ホッパー 8 メダル排出口
10 回転リール 10a 左側回転リール
10b 中央回転リール 10c 右側回転リール
12 メダル投入口 12A 投入スイッチ
13 ストップスイッチ 14 ベットスイッチ
15 スタートスイッチ 16 精算スイッチ
18 メダル皿 19 表示窓
19A 図柄表示窓
20 上扉装飾体 21 スピーカ
22 装飾ランプ部 22B コーナーランプ部
22C トップランプ部 23 本体ベース
23A 上辺中央部 23B 側辺部
24 風防 25 スピーカカバー部
25A ボックス部 25B 切り欠き部
25C 蓋部 26A 発光ダイオード
26B カバーレンズ部 27A 発光ダイオード
27B カバーレンズ部 32 扉枠
32A 装飾体固定部 32B 装飾体固定部
50 合成部
50A 第1合成部 50B 第2合成部
50C 第3合成部 50D 第4合成部
51 反射部
60 回転灯装置 61 本体ケース
61A ベースプレート 61B 位置決め部
61C 取り付け部 61D 周板
61E 閉塞板 62 つなぎ部
62A つなぎ開口部 62B つなぎネジ部
62C つなぎ取り付け部 63 カバー
63A カバーネジ部 64 回転反射板
64A 反射板 64B 固定板部
64C 反射板丸孔 65 光源(ランプ)
66 反射板固定部 66A リングギア
66C 内向きフランジ部 67 光源固定部材
68 駆動モータ 68A モータギア
68B 減速ギア 69 ランプ固定部
69A 固定部 69B 外向きフランジ部
74 光源ユニット 76 回転リング
78 回転装置
80 背面発光装置 80A バックライトユニット
81 ベースケース 81A ベースケース取り付け部
81a 係止爪 81B 脚部
81b 係止爪 81C 垂下突起
82 導光板 83 照射背面板
83a 係止孔 83b 係止孔
84 導光板収納部 85 ボス
86 LED基板
86A 第1LED基板 86B 第2LED基板
86C 第3LED基板 86D 第4LED基板
86E 第5LED基板 86F 第6LED基板
87 位置決め孔 88 発光面
88A 第1発光面 88B 第2発光面
88C 第3発光面 88D 第4発光面
100 制御装置
110 遊技制御装置 120 演出制御装置
160 通常遊技制御手段 170 特別遊技制御手段
171 特定導入遊技制御手段 172 特定遊技制御手段
180 当選抽選手段 181 乱数発生手段
182 乱数抽出手段 183 当選判定テーブル
184 判定手段 210 ランプ制御手段
220 スピーカ制御手段 230 回転灯装置制御手段
231 光源制御手段 232 回転装置制御手段
240 背面発光装置制御手段 250 演出抽選手段
252 演出乱数発生手段 254 演出乱数抽出手段
256 演出判定テーブル 258 演出判定手段

Claims (2)

  1. 光を発する光源と、光源の周囲を回転可能な回転反射板と、回転反射板を回転させる回転装置とを備え、光源が発する光を、回転装置により回転する回転反射板に反射させることにより、光源が発する光を周囲に旋回させながら照射可能な回転灯装置を備えた遊技機であって、
    回転灯装置の背後であって、回転灯装置の回転反射板で反射された光源の光が回転反射板の回転に伴って移動しつつ当たる位置に備えられ、かつ、前方向へ向けて回転灯装置の光源の発光色とは異なる色での発光が可能に形成されている背面発光装置と、
    光源の点灯動作及び回転反射板の回転動作を制御する回転灯制御手段と、
    背面発光装置の点灯動作を制御する背面発光装置制御手段とを備えていることを特徴とする遊技機。
  2. 背面発光装置は、複数の色での発光が可能に形成され、
    背面発光装置制御手段は、背面発光装置が発する光の色の制御が可能に形成されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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