JP2008029663A - 遊技機 - Google Patents

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洋一 小野
Takayuki Sunaba
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Abstract

【課題】特別遊技に当選又は入賞した際に、回転灯装置を作動させることで、多量のメダルの獲得が期待できる特別遊技であるか否かを遊技者に報知できるようになる遊技機の提供。
【解決手段】BBゲームへの当選又は入賞の際には、回転灯装置30のみを作動させる。また、RBゲームへの当選又は入賞の際には、回転灯装置30及び面発光体41の両方を作動状態にする。そして、JACKゲームへの当選又は入賞の際には、回転灯装置30及び面発光体41の両方を作動していない状態にする。これにより、RBゲーム又はJACKゲームよりも多量のメダルの獲得が期待できるBBゲームのみに対応した回転灯装置30及び面発光体41の動作状態が作り出されるようになり、BBゲームに当選又は入賞した場合には、その旨を遊技者に確実に認識させることができるようになる。
【選択図】 図1

Description

照射光を発する光源と、この光源の周囲を旋回可能に設けられた反射板と、この反射板を旋回駆動するモータとを有するとともに、前記反射板を旋回させることで、前記光源の発する照射光を周囲に旋回させながら照射する回転灯装置を備えた遊技機に関する。
従来から、人々に娯楽を提供する遊技機として、スロットマシンやパチンコ機等が利用されている。
このうち、スロットマシンは、複数種類の図柄が記されるとともに回転駆動可能に設けられた複数の回転リールを備えたものであり、遊技者は、複数の回転リールに設けられた複数種類の図柄を所定の組合せに揃える遊技を遊技者に行わせるものとなっている。
すなわち、遊技者がメダルをスロットマシンに投入した後、スタートレバーを操作すると、複数の回転リールが一斉に回転駆動され、この後、ストップボタンを適宜押圧操作すると、ストップボタンに対応した回転リールが適宜停止するようになっている。そして、回転リールが停止した際に、リール窓内に表示された複数の図柄が特定の組合せに揃ったときに入賞となり、入賞すると、入賞した役に応じた数のメダルがスロットマシンから遊技者に払い出されることとなる。
このようなスロットマシンでは、技が行われる毎に内部で遊技の当否に係る当否抽選が内部で行われ、この当否抽選で当選することにより、所定の当選役に対応した当選フラグが成立し、遊技者は、当該当選役への入賞が可能となる。換言すると、遊技者は、当否抽選で当選することにより初めて、リール窓内に所定の組合せの図柄を停止させることができるようになっている。
具体的には、遊技者は、遊技毎に行われる当否抽選で、大きな利益が得られる特別遊技に当選すると、それまで行っていた通常遊技から、この通常遊技よりも短時間に多くのメダルを獲得する可能性のある特別遊技へ移行できるようになる。
換言すると、当否抽選で特別遊技に対応する当選フラグが成立しなければ、特別遊技に入賞して、通常遊技から特別遊技へ移行することができない。
ここで、スロットマシンには、特別遊技として、通常遊技に比べて短時間に著しく多くのメダルを獲得することが可能なビッグボーナスゲーム、及び、次回の遊技についてはメダルを投入しないでプレイできるリプレイに入賞する確率が高く、ビッグボーナスゲームに比べれば少ないが、通常遊技に比べれば短時間により多くのメダルを獲得する可能性があるリプレイタイムゲーム等、獲得できるメダルの量が異なる複数種類の特別遊技が設定される場合が多い。
そして、当否抽選において、通常遊技に比べて短時間に大量のメダルを獲得することが可能な特別遊技に当選して、当選フラグが成立すると、当選フラグが成立したこと、及び、特別遊技に入賞したことを遊技者に報知する演出を行うようになっている。
ここで、スロットマシンは、当選フラグの成立及び特別遊技への入賞を報知する報知演出を行うにあたり、当該スロットマシンに設けられている装飾用のランプを点滅動作又は連続点灯動作させる、当該遊技機に設けられている液晶表示装置の液晶パネルに報知演出用の画像を表示させる、あるいは、遊技機の近傍、又は、遊技機に直接設けられた回転灯装置を動作させ、以上により報知演出を行うようになっている。
報知演出を行うために設けられる回転灯装置としては、ランプの周囲を旋回自在に設けた反射板をモータで旋回駆動し、ランプの照射光を周囲に旋回させる一般的なものが利用されている。
また、回転灯装置を備えた遊技機としては、回転灯装置の両側にそれぞれ回転可能に設けられた可動演出体と、回転灯装置のモータの回転駆動力を往復駆動力に変換して可動演出体に伝達する駆動力伝達機構とを備え、可動演出体に首振り運動を行わせるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような回転灯装置を遊技機に設ければ、特別遊技に当選した際、又は、特別遊技に入賞した際に、回転灯装置を作動させ、照射光を周囲に旋回させることで、遊技者の注意を引き付けることができるので、特別遊技に当選したこと、又は、特別遊技に入賞したことを遊技者に強くアピールすることができる。
特開2004−73325号(図2〜図7)
前述のような回転灯装置を有する遊技機では、回転灯装置のモータで可動演出体も駆動しているので、回転灯装置を作動させると、可動演出体も同時に作動してしまうため、その動作を段階的に行うことができない。このため、獲得の可能性のあるメダルの量が異なる複数種類の特別遊技が当該遊技機に設定されている場合、特別遊技に当選又は入賞した際に回転灯装置を作動させても、遊技者には、多量のメダルの獲得が期待できる特別遊技であるか否かが分からない、という問題がある。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、特別遊技に当選又は入賞した際に、回転灯装置を作動させることで、多量のメダルの獲得が期待できる特別遊技であるか否かを遊技者に報知できるようになる遊技機を提供することである。
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、前述の目的を達成するためになされたものである。以下に、各発明の特徴点を、図面に示した発明の実施の形態を用いて説明する。
なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
(特徴点)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1に記載された発明は、照射光を発する光源(31)と、この光源(31)の周囲を旋回可能に設けられた反射板(32)と、この反射板(32)を旋回駆動するモータとを有するとともに、前記反射板(32)を旋回させることで、前記光源(31)の発する照射光を周囲に旋回させながら照射する回転灯装置(30)を備えた遊技機(1)であって、表面が全体的に発光する略平板状の面発光体(41)を含んで形成されるとともに、前記回転灯装置(30)の後方に側壁状に設置されている背板部(40)と、前記反射板(32)の旋回動作を伴う前記光源(31)の点灯動作を制御する前記回転灯装置(30)の点灯動作制御、及び、前記背面部に設けられている前記面発光体(41)の点灯動作を制御する前記面発光体(41)の点灯動作制御を行う制御装置(50)とが備えられ、前記制御装置(50)によって前記回転灯装置(30)の点灯動作制御と前記面発光体(41)の点灯動作制御とが別個に行えるように形成されていることを特徴とする。
(請求項2)
(特徴点)
請求項2記載の発明は、前述した請求項1に記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項2記載の発明は、前記制御装置(50)として、前記回転灯装置(30)のみを点灯させる点灯動作、前記面発光体(41)のみを点灯させる点灯動作、並びに、前記回転灯装置(30)及び前記面発光体(41)の両方を点灯させる点灯動作の三種類の点灯動作のうち、いずれか一つの点灯動作を選択して行うことが可能となっているものが採用されていることを特徴とする。
(請求項3)
(特徴点)
請求項3記載の発明は、前述した請求項1又は2に記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項3記載の発明は、前記背板部(40)が、前記面発光体(41)に加えて、前記面発光体(41)の表面を覆うとともに、透光性を有する装飾板(43)を備えたものであることを特徴とするものである。
(請求項4)
(特徴点)
請求項4記載の発明は、前述した請求項1から請求項3までのいずれかに記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項4記載の発明は、前記面発光体(41)が複数の発光領域(41C) を有し、これらの発光領域(41C) がそれぞれ単独で発光可能となっていることを特徴とする。
(請求項5)
(特徴点)
請求項5記載の発明は、前述した請求項4に記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項5記載の発明は、前記面発光体(41)の有する複数の発光領域(41C) が、略水平方向に配列され、前記制御装置(50)は、略水平方向に配列された複数の発光領域(41C) に対して、一端に配置された発光領域(41C) から他端側へ向かって順に点灯していく点灯制御を行うことができるものであることを特徴とする。
(請求項6)
(特徴点)
請求項6記載の発明は、前述した請求項1から請求項5までのいずれかに記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項6記載の発明は、通常遊技と、この通常遊技に比べて短時間に大量のメダルを獲得することが可能な特別遊技とのいずれかが行われるように設定され、前記制御装置(50)は、通常遊技中、遊技者が特別遊技へ移行する権利を獲得するまでの間、前記背面部の前記面発光体(41)を点灯させ、遊技者が特別遊技へ移行する権利を獲得した後、前記面発光体(41)を消灯させるとともに、前記回転灯装置(30)を動作させる動作制御を行うものであることを特徴とする。
(請求項7)
(特徴点)
請求項7記載の発明は、前述した請求項6に記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項7記載の発明は、前記制御装置(50)として、特別遊技に移行しても、前記面発光体(41)に消灯状態を維持させ、且つ、動作している状態を前記回転灯装置(30)に維持させるように動作制御を行うものが採用されていることを特徴とする。
(請求項8)
(特徴点)
請求項8記載の発明は、前述した請求項6又は7に記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項8記載の発明は、前記特別遊技としてビックボーナスゲームが設定されていることを特徴とする。
ここで、ビッグボーナスゲームとは、通常遊技よりも短時間で多量のメダルの獲得が期待できるJACKゲームが所定回数連続して行われるレギュラーボーナスゲームが所定回数繰り返される特別遊技をいう。
(請求項9)
(特徴点)
請求項9記載の発明は、前述した請求項6又は7に記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項9記載の発明は、前記特別遊技としてリプレイタイムゲームが設定されていることを特徴とする。
ここで、リプレイタイムゲームとは、次回の遊技についてはメダルを投入しないでプレイできるリプレイに当選する確率が通常遊技よりも高い遊技が所定回数連続して行われる特別遊技をいう。
(請求項10)
(特徴点)
請求項10記載の発明は、前述した請求項1から請求項9までのいずれかに記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項10記載の発明は、前記反射板(32)を旋回駆動する前記モータとして、その回転速度が変更可能な可変速モータが採用され、前記制御装置(50)は、遊技者が引き当てた入賞役に応じて異なる回転速度で前記反射板(32)が回転するように、前記モータを制御するものであることを特徴とする。
(請求項11)
(特徴点)
請求項11記載の発明は、前述した請求項1から請求項10までのいずれかに記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項11記載の発明は、前記面発光体(41)として、そのエッジ面(41A) から入射された光を、表面に設けた凹溝で乱反射させることで略直角な方向へ進行させて、表面(41B) から放射するものが採用されていることを特徴とする。
(請求項1の効果)
以上のように構成されている本発明は、以下に記載されるような効果を奏する。
すなわち、請求項1記載の発明によれば、照射光を周囲に旋回させながら照射する回転灯装置の後方に背板部を配置し、この背板部として、表面が全体的に発光する略平板状の面発光体を有するものを採用し、さらに、回転灯装置の動作制御及び面発光体の動作制御とを別個に行うことができる制御装置を設けたので、回転灯装置と面発光体とを順次起動することにより、段階的な動作が可能となる。
そして、獲得の可能性のあるメダルの量が異なる複数種類の特別遊技が当該遊技機に設定されている場合、当該特別遊技への当選又は入賞の際には、回転灯装置及び面発光体のいずれか片方のみを作動させる一方、当該特別遊技以外の特別遊技への当選又は入賞の際には、回転灯装置及び面発光体の両方を作動させることができる。
これにより、多量のメダルの獲得が期待できる特別遊技のみに対応した回転灯装置及び面発光体の動作状態を作り出すことができ、多量のメダルの獲得が期待できる特別遊技に当選又は入賞した場合には、その旨を遊技者に認識させることができる。
(請求項2の効果)
請求項2記載の発明によれば、上記した請求項2記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項2記載の発明によれば、制御装置により、回転灯装置のみを点灯させる点灯動作、面発光体のみを点灯させる点灯動作、及び、回転灯装置及び面発光体の両方を点灯させる点灯動作の三種類の点灯動作のうち、いずれか一つの点灯動作を選択して行うことが可能となるので、回転灯装置及び面発光体の両方が停止した動作状態を含めると、回転灯装置及び面発光体の二つの装置で四種類の異なった動作状態を作り出すことができるようになる。
これにより、獲得が期待できるメダルの量が異なる三種類の特別遊技及び通常遊技に対応することができ、それぞれの特別遊技に当選又は入賞した場合には、当該特別遊技に対応した動作状態となるように、回転灯装置及び面発光体の動作が制御され、これにより、その旨を遊技者に認識させることができる。
(請求項3の効果)
請求項3記載の発明によれば、上記した請求項1又は2記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項3記載の発明によれば、面発光体の表面を覆うとともに、透光性を有する装飾板を背板部に設けたので、透光性を有する塗料等で、例えば、当該遊技機のためにデザインされたキャラクター等のイラストを装飾板に描けば、回転灯装置の後方を華やかに装飾することができ、背板部の表面を単色とする場合よりも、面発光体を点灯した際の演出効果をより高めることができる。
(請求項4の効果)
請求項4記載の発明によれば、上記した請求項1から請求項3までのいずれかに記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項4記載の発明によれば、制御装置により、面発光体に設けられている複数の発光領域の一部を点灯させる点灯動作、及び、複数の発光領域の全部を点灯させる点灯動作等、面発光体による複数種類の点灯動作が可能となる。
従って、複数の発光領域のそれぞれに異なる色を割り当てて発光させれば、面発光体だけで複数種類の異なった動作状態を作り出すことができ、これにより、当該遊技機に三種類以上の特別遊技が設定されても、これらの特別遊技のそれぞれに対して対応した面発光体の点灯状態を作り出すことができる。
従って、特別遊技の種類が多くても、これらの特別遊技のそれぞれに容易に対応することができ、これらの特別遊技のいずれかに当選又は入賞した際には、面発光体に設けられている複数の発光領域を適宜点灯することで、どの特別遊技に当選又は入賞したかを遊技者に認識させることができる。
(請求項5の効果)
請求項5記載の発明によれば、上記した請求項4記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項5記載の発明によれば、略水平方向に配列された複数の発光領域に対して、一端側から他端側へ順次に点灯させる点灯動作制御を行うことにより、見ている者に、あたかも発光領域が走行しているような錯覚を生じさせることができる。
これにより、前述した発光領域の一部点灯動作及び全部点灯動作に加えて、走行点灯動作が加わるので、さらに多くの種類の特別遊技のそれぞれに対応しできるようになる。
そして、各発光領域の点滅周期やタイミングを変えることにより、発光領域の見た目の走行速度を増減できるので、走行点灯動作だけでも、複数種類の特別遊技に対応でき、これにより、特別遊技の種類がさらに多くても、これらの特別遊技のいずれかに当選又は入賞した際には、回転灯装置の点灯作動制御に加えて、面発光体に設けられている複数の発光領域を適宜点灯する点灯作動制御を行うことにより、どの特別遊技に当選又は入賞したかを遊技者に認識させることができる。
(請求項6の効果)
請求項6記載の発明によれば、上記した請求項1から請求項5までのいずれかに記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項6記載の発明によれば、遊技者が特別遊技へ移行する権利を獲得すると、それまで点灯していた面発光体が消え、回転灯装置が作動を開始するようになるので、これにより、遊技機に設けられている他の装置、例えば、装飾用ランプや液晶表示装置等を作動させなくとも、特別遊技へ移行する権利を獲得したことを遊技者に知らせる報知演出を行うことができる。
しかも、面発光体が消えて回転灯装置の背後が暗くなった状態で、回転灯装置が作動を開始するので、回転灯装置による照射光の旋回動作が引き立つようになり、報知演出の効果を高めることができる。
(請求項7の効果)
請求項7記載の発明によれば、上記した請求項6記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項7記載の発明によれば、特別遊技に移行しても、面発光体が消灯状態を維持し、且つ、回転灯装置が動作状態を維持するので、特別遊技が終了した際に、面発光体を点灯させ、且つ、回転灯装置の動作を停止させれば、遊技者に特別遊技が終了したことを知らせることができる。
換言すると、遊技者は、特別遊技に移行したことは、自分が行っている遊技の入賞状況から容易に判断することができ、さらに、特別遊技が継続している間は、面発光体が消え、且つ、回転灯装置が動作している状態が継続されるので、面発光体の消灯状態及び回転灯装置の動作状態を維持することで、特別遊技が継続していることを遊技者に知らせることができる。
そして、以上のように面発光体及び回転灯装置の動作状態が変化するように動作を制御することが可能となるので、遊技者は、現在の遊技が通常遊技及び特別遊技のいずれかであるを正確に判断できるとともに、特別遊技が開始されてから終了するまで遊技の時間的区画を正確に認識することができるようになり、遊技者に特別遊技が設定された遊技の面白さを充分に味わってもらうことができる。
(請求項8の効果)
請求項8記載の発明によれば、上記した請求項6又は7に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項8記載の発明によれば、他の特別遊技と比較すると、多量のメダルの獲得が期待できるビックボーナスゲームへ移行する権利を遊技者が獲得すると、面発光体が消灯されるとともに、回転灯装置が動作を開始するようになり、これにより、ビックボーナスゲームへ移行する権利を獲得したことを、遊技者に知らせる報知演出が行われるようになる。そして、このような報知演出により、遊技者は、多量のメダルを獲得できる機会を得たことを知ることとなるので、遊技者の期待感の高揚を図ることができ、遊技の興趣性をさらに高めることができる。
(請求項9の効果)
請求項9記載の発明によれば、上記した請求項6又は7に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項9記載の発明によれば、他の特別遊技とは攻略法が異なるリプレイタイムゲームへ移行する権利を遊技者が獲得すると、面発光体が消灯されるとともに、回転灯装置が動作を開始し、これにより、リプレイタイムゲームへ移行する権利を獲得したことを、遊技者に知らせる報知演出が行われるようになる。そして、このような報知演出により、遊技者は、リプレイタイムゲームに対する攻略法で遊技を行うべきことを知ることとなるので、当該リプレイタイムゲームで遊技者の経験や遊技技術を発揮でき、この点から、遊技の興趣性をさらに高めることができる。
また、リプレイタイムゲームに当選又は入賞した際に、回転灯装置を作動させれば、リプレイタイムゲームへ移行する権利を獲得したことが遊技者に報知されるので、逆に言えば、リプレイタイムゲームに比較して、獲得が期待できるメダルの量が多いビックボーナスゲームやレギュラーボーナスゲーム等の特別遊技へ移行する権利を獲得していないことを遊技者に知らせることができる。
従って、前述のように、リプレイタイムゲームに当選又は入賞した際に、回転灯装置を作動させることでも、多量のメダルの獲得が期待できる特別遊技であるか否かを遊技者に報知することができる。
(請求項10の効果)
請求項10記載の発明によれば、上記した請求項1から請求項9までのいずれかに記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項10記載の発明によれば、反射板を旋回駆動するモータとして、可変速モータを採用し、反射板の旋回速度を増減できるようにしたので、複数種類の特別遊技に応じて反射板の旋回速度を段階的に変えることにより、特別遊技の種類がさらに多くても、これらの特別遊技のいずれかに当選又は入賞した際には、当該特別遊技に応じた旋回速度で反射板を旋回させれば、どの特別遊技に当選又は入賞したかを遊技者に認識させることができる。このため、特別遊技の種類が多くても、反射板の旋回速度を段階的に設定することで、これらの特別遊技のそれぞれに容易に対応することができる。
(請求項11の効果)
請求項11記載の発明によれば、上記した請求項2記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項11記載の発明によれば、面発光体として、そのエッジ面から入射された光を、表面に設けた凹溝で乱反射させることで略直角な方向へ進行させて、表面から放射するものを採用したので、面発光体の表面全体を発光するようにしても、面発光体の厚さ寸法、ひいては、背板部全体の厚さ寸法を小さくすることができる。
これにより、回転灯装置の背後に背板部を配置しても、背板部全体の厚さ寸法が小さいことから、回転灯装置及び背板部が占める部位の前後方向の寸法が嵩むことがなく、回転灯装置及び背板部の両方を備えた遊技機の設計を容易に行うことができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態である一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(図面の説明)
図1〜図5は、本実施形態を示すものであり、図1は、本実施形態に係る遊技機であるスロットマシンの全体を示す正面図、図2は、本実施形態に係る上扉装飾体及び上扉を示す斜視図、図3は、本実施形態に係る上扉装飾体を示す分解斜視図、図4は、本実施形態に係るバックライトユニットを示す分解斜視図、図5は、本実施形態に係る制御装置を示すブロック図である。
(スロットマシン1の概要)
図1において、本実施形態に係るスロットマシン1は、複数の回転リール10の各々に記された複数種類の図柄10A が所定の組合せとなるように、回転している回転リール10を停止させる遊技を行うものである。このスロットマシン1には、図1に示すように、当該スロットマシン1の各種装置を収納するとともに、正面形状が長方形となった筐体2が備えられている。
筐体2は、正面全体が開口された箱状の部材である。そして、筐体2には、その開口を塞ぐための前扉3が回動可能に設けられている。この前扉3は、上方の上扉3A及び下方の下扉3Bの二つに分割されたものである。上扉3A及び下扉3Bは、筐体2に対してそれぞれ別個に回動可能となっている。
前扉3の上下方向における中央部分は、スロットマシン1の遊技操作を行うための操作部4となっている。
操作部4には、図1中右側から、前扉3の施錠を行う鍵が差し込まれる鍵穴11と、遊技用メダルが投入されるメダル投入口12と、回転リール10の回転を停止させるストップスイッチ13と、メダル投入口12に投入されたメダルのうち該遊技に賭けるメダルの枚数を設定するためのベットスイッチ14と、回転リール10の回転を開始させるスタートスイッチ15と、貯留されているメダルを払い戻させるための精算スイッチ16とが設けられている。
操作部4の下方には、文字及び図の少なくとも一方からなる標章、例えば、スロットマシン1の機種名を鮮明に表示するための下パネル17が設けられている。この下パネル17の裏側には、下パネル17を後方から照らす図示しないバックライト装置が設けられている。さらに、下パネル17の下方には、払い出されたメダルを溜めておくためのメダル受け18が設けられている。
また、操作部4の上方には、横方向に細長い長方形状に形成された図柄表示窓19が設けられている。図柄表示窓19は、筐体2の内部に収納された回転リール10の図柄10A を遊技者に見せるための窓である。
図柄表示窓19の上方左右の角隅近傍には、種々の音声を出力するためのスピーカ21が設けられている。また、図柄表示窓19の上方中央には、照射光を周囲に旋回させながら照射する回転灯装置30が設けられている。
回転灯装置30は、照射光を発する光源である白熱電球31と、この白熱電球31の周囲を旋回可能に設けられた反射板32と、この反射板32を一定の旋回速度で旋回駆動する図示しない定回転モータとを有するものである。そして、回転灯装置30は、前述のモータで反射板32を旋回させることで、白熱電球31の発する照射光を周囲に旋回させながら照射するようになっている。
このような回転灯装置30の後方には、背板部としてのバックライトユニット40が側壁状に設置されている。このバックライトユニット40は、その表面が全体的に発光して回転灯装置30を背後から照射する照明装置となっている。
これらのバックライトユニット40、回転灯装置30、スピーカ21及び図柄表示窓19の周囲には、回転灯装置30、スピーカ21及び図柄表示窓19の図1中左方、上方、右方を囲むように、逆U字形に配列された装飾ランプ部22が設けられている。
この装飾ランプ部22は、図柄表示窓19の両側に配置される一対のサイドランプ部22A 、上扉3Aの上方の角隅部分に配置される一対のコーナーランプ部22B 、及び、上扉3Aの上端縁中央に配置されるトップランプ部22C の五つに分割可能となっている。
これらの装飾ランプ部22、バックライトユニット40、回転灯装置30及びスピーカ21は、各遊技毎にスロットマシン1の内部で行われる当否抽選で、所定の当選役に対応した当選フラグが成立した際に行われる演出を行うための演出手段となっている。
この演出手段は、遊技者に当選フラグが成立すると、例えば、ボーナスフラグが成立すると、装飾ランプ部22又はバックライトユニット40を点灯、消灯又は点滅させる、回転灯装置30を作動させて、その照射光を旋回させる、及び、スピーカ21から当選音を発生させる等のいずれか一つを単独で作動させる、若しくは、これら二つ以上、又は、全部を同時に作動させることにより、遊技者に当選フラグの成立を報知する報知演出を行うようになっている。
また、装飾ランプ部22のコーナーランプ部22B 及びトップランプ部22C 、回転灯装置30、並びに、バックライトユニット40は、上扉3Aの前面上部に取り付けられている上扉装飾体20を構成する構成部品となっている。この上扉装飾体20については、後で詳しく説明する。
筐体2の内部には、前述の三個の回転リール10を回転可能に支持するとともに、各回転リール10を回転駆動する図示しないモータを備えたリールユニット5と、メダル投入口12に投入されたメダルを検知する投入スイッチ6と、この投入スイッチ6を通過してきたメダルを貯留する容器であるとともに、入賞時には遊技者にメダルを払い出すホッパーユニット7とが設けられている。
このうち、リールユニット5は、図示しない枠体と、この枠体に支持された前述の図示しない三個のモータと、各々のモータの出力軸に結合された三個の回転リール10とを備えたものである。
ホッパーユニット7は、内部に貯留しているメダルを入賞時に遊技者に払い出すために、メダル受け18に臨むように開口された払い出し口8を通じてメダルをメダル受け18へ排出するものである。
(上扉装飾体20)
次に、本実施形態に係る上扉装飾体20について説明する。
図2及び図3には、本実施形態に係る上扉装飾体20が示されている。
上扉装飾体20は、図2及び図3に示すように、中央部分が開口された四角枠状の本体ベース23を有しており、この本体ベース23に、装飾ランプ部22のコーナーランプ部22B 及びトップランプ部22C 、回転灯装置30、並びに、バックライトユニット40が設置されたものとなっている。なお、上扉装飾体20は、上扉3Aに対して容易に着脱が行えるように、上扉3Aと螺合するネジ等で上扉3Aに取り付けられている。
ここで、本体ベース23の上辺中央部23A は、その両側の側辺部23B よりも前側へ突き出ている。この上辺中央部23A の下面には、回転灯装置30が吊り下げられた状態で取り付けられている。
換言すると、上辺中央部23A は、側辺部23B 及びバックライトユニット40よりも前方に突出するとともに、反射板32の旋回軸が略垂直となった状態で回転灯装置30が先端部分に取り付けられた突出部となっている。
これにより、回転灯装置30の設置位置が側辺部23B よりも前側へ迫り出した位置となり、スロットマシン1の横から回転灯装置30が視認可能となり、更には、回転灯装置30の照射可能な回転角度範囲が拡大されている。
本体ベース23の開口の形状は、図1の如く、正面視で、上下方向に潰れて横に広がったY字形となっている。この本体ベース23の開口の後方部分は、図2及び図3の如く、バックライトユニット40で塞がれている。
一方、本体ベース23の開口の前方部分には、当該開口に応じた正面形状を有するとともに、全体形状が三次元曲面で構成された透明プラスチックからなる立体的な風防24が設けられている。この風防24により、本体ベース23の開口の内部が前方から視認可能となった状態で、本体ベース23の開口の前方部分が塞がれている。
また、本体ベース23には、図2の如く、上扉3A側に設けられているスピーカ21に対応してスピーカカバー部25が設けられている。スピーカカバー部25は、前方の面に多数の細孔が形成されるとともに、後方が開口された箱状のボックス部25A と、このボックス部25A の開口を塞ぐとともに、スピーカ21に対応した略円形の切り欠き部25B が形成された蓋部25C とを備えたものである。
スピーカカバー部25は、本体ベース23が上扉3A取り付けられると、切り欠き部25B がスピーカ21と同軸位置となるように、本体ベース23に設置されている。これにより、スピーカ21から発せられた音声が、蓋部25C に形成された切り欠き部25B 及びボックス部25A の前面に形成された多数の細孔を通って遊技者側へ到達するようになっている。
コーナーランプ部22B は、図3の如く、本体ベース23の上縁側の角隅部分に沿ってL字形状に配列された複数の発光ダイオード26A と、これら複数の発光ダイオード26A の前方を覆うとともに、透明プラスチックからなる立体的なカバーレンズ部26B とを有するものとなっている。なお、図3においては、作図の都合上、図3中右側のコーナーランプ部22B についてのみ、複数の発光ダイオード26A が図示され、図3中左のコーナーランプ部22B の発光ダイオード26A については、図示が省略されている。
トップランプ部22C は、図3の如く、本体ベース23の上辺中央部23A に一文字形状に配列された複数の発光ダイオード27A と、これら複数の発光ダイオード27A の前方を覆うとともに、透明プラスチックからなる立体的なカバーレンズ部27B とを有するものとなっている。
(バックライトユニット40)
次に、本実施形態に係るバックライトユニット40について説明する。
図4には、本実施形態に係るバックライトユニット40が分解状態で示されている。
バックライトユニット40は、図4の如く、表面が全体的に発光する略平板状の面発光体41と、この面発光体41を後方から支持するベースプレート42と、面発光体41の表面を覆うとともに、透光性を有する装飾板43とを備えたものとなっている。
面発光体41は、互いに対向するエッジ面のうち一方から入射させた光を他方から放射する導光性を有するアクリル樹脂やメタクリル樹脂等の合成樹脂からなる平板材の表面に、略水平方向に延びる凹溝を多数設けられたものであり、そのエッジ面から入射させた光で表面全体が面発光可能となっている。換言すると、面発光体41は、図4において、下方のエッジ面41A から入射された光を、表面41B の図示しない凹溝で乱反射させることで、略直角な方向、すなわち、表面側へ進行させて、表面から放射するものである。
なお、面発光体41の表面41B に設けた図示しない多数の凹溝は、それぞれが直線状に形成され、且つ、図4中、略水平方向に互いに平行に延びるものとなっている。
ベースプレート42は、面発光体41を内部に収納する底の浅いパン状容器である。更に詳しく説明すると、ベースプレート42は、面発光体41に応じた平面形状を有する底板部44と、この底板部44の周縁に沿って立設されるとともに、面発光体41の厚さ寸に応じた高さ寸法を有する側壁部45とを備えたものとなっている。
ベースプレート42の側壁部45のうち、面発光体41のエッジ面41A と対向する側面を有する側壁部45A には、面発光体41のエッジ面41A に向かって光を照射する複数の発光部46が設けられている。これら複数の発光部46は、図4において略水平方向に互いに離間した状態で配列され、且つ、それぞれが近接配置された複数の発光ダイオード46A を備えたものとなっている。
また、面発光体41には、ベースプレート42側の複数の発光部46に応じて設定された発光領域41C が設けられている。これらの発光領域41C は、略水平方向に配列された発光部46に対応して略水平方向に隣接して配列されている。
このような面発光体41は、ベースプレート42側の一の発光部46を点灯すると、複数設けられている発光領域41C のうち、当該発光部46に対応する発光領域41C が単独で面状に発光するようになっている。
更に説明すると、面発光体41は、ベースプレート42側の発光部46のうち、一部の発光部46を点灯すると、当該一部の発光部46に対応する発光領域41C が面状に発光し、全部の発光部46を点灯すると、全部の発光領域41C が面状に発光するようになっている。
さらに、面発光体41は、一端に配置された発光領域41C から他端に配置された発光領域41C 側へ向かって順に点灯していく点灯制御が行えるようになっている。
具体的には、後述する制御装置50が、略水平方向に配列された複数の発光部46に対して、その一端から他端へ向かって順に、発光ダイオード46A の点灯・消灯制御を行うことにより、略水平方向に配列された複数の発光領域41C が一端から他端に向かって順に点灯していくようになっている。これにより、見る者に、あたかも発光体が面発光体41の表面を略水平方向へ走るように見える錯覚を起こさせるようになっている。
装飾板43は、その表面に、透光性を有する塗料等で、当該スロットマシン1のためにデザインされたキャラクター等のイラストが描かれたものとなっている。このような装飾板43によって、回転灯装置30の後方が華やかに装飾可能となっており、バックライトユニット40の表面を単色とする場合よりも、バックライトユニット40を点灯した際の演出効果がより高められるようになっている。
以上において、当該スロットマシン1は、その遊技中に行われる当否抽選で所定の当選役、例えば、ビッグボーナスゲーム(以下、「BBゲーム」という。)等に当選すると、回転灯装置30等を動作させて、BBゲーム等に当選したことを報知する報知演出が行われるようにっている。そして、この報知演出に係る回転灯装置30等の動作は、次に説明する制御装置50によって制御されるようになっている。
(スロットマシン1の制御装置50)
次に、スロットマシン1の制御装置50について説明する。
図5には、スロットマシン1に係る制御系統の概略構成が示されている。図5において、制御装置50は、マイクロコンピュータを利用したCPU並びにROM及びRAM等の記憶手段を含んで構成されたハードウェアに、演出動作制御や遊技動作制御を行うためのソフトウェアがインストールされたものである。
ここで、この制御装置50の特徴を簡単に説明すると、制御装置50は、遊技が行われる毎に遊技の当否に係る当否抽選を行い、当否抽選により所定の当選役に対応した当選フラグが成立することにより、遊技者に対して当該当選役への入賞を可能にするとともに、当該当選フラグが成立した際に、当該当選フラグが成立した旨を報知するために用意された複数種類の報知演出の中から一の報知演出を抽選で選択し、選択した一の報知演出を行うか否かを抽選で決める、換言すると、選択した一の報知演出を所定の確率で行うものとなっている。
このような制御装置50により、スロットマシン1は、遊技毎に行われる当否抽選で、所定の当選役が当選して当選フラグが成立し、且つ、この当選フラグが成立した状態で、遊技者が三個の回転リール10を停止させた際に、三個の回転リール10の図柄10A が当選役に対応した組合せを形成すると、入賞となって遊技者に所定枚数のメダルを払い出すようになっている。
ここで、制御装置50は、信号の受信や送信を行うために、図示しない信号入力部及び制御信号出力部を備えている。このうち、信号入力部には、図5に示すように、前述した投入スイッチ6、ベットスイッチ14、精算スイッチ16、スタートスイッチ15及びストップスイッチ13等、遊技者により操作されて遊技用の信号を出力する機器が電気的に接続されている。
一方、制御信号出力部には、リールユニット5、ホッパーユニット7、装飾ランプ部22、スピーカ21、回転灯装置30及びバックライトユニット40等の能動的に動作する装置が電気的に接続されている。これにより、制御装置50は、遊技者の操作や遊技の結果に対応して、リールユニット5、ホッパーユニット7、装飾ランプ部22、スピーカ21、回転灯装置30及びバックライトユニット40等の動作制御が行えるようになっている。
このような制御装置50には、インストールされている前述のソフトウェアにより、スタートスイッチ15及びストップスイッチ13の操作に対応した回転リール10の動作制御を含んだスロットマシン1の遊技全般を制御する遊技制御装置51と、当否抽選で所定の当選フラグが成立した際に、その旨を報知する報知演出を含む演出動作全般を制御する演出制御手段52と、回転灯装置30の動作を制御する回転灯装置駆動制御手段53と、バックライトユニット40の動作を制御するバックライトユニット駆動制御手段54がとが設けられている。
(遊技制御装置51)
このうち、遊技制御装置51は、ボーナスフラグ等の当選フラグが何ら成立していない状態で行われる通常遊技における遊技動作を制御する通常遊技制御手段70と、ボーナスゲーム等に入賞すると行われる特別遊技の遊技動作を制御する特別遊技制御手段80と、遊技が行われる毎に遊技の当否に係る当否抽選を行うための当否抽選手段90とを備えたものとなっている。
(通常遊技制御手段70)
通常遊技制御手段70は、図柄10A の蹴飛ばし引き込み等を含む回転リール10の起動及び停止を制御する駆動制御機能と、ボーナスフラグ等の特別当選フラグ成立の権利の持ち越しを制御する持ち越し制御機能と、フラグ成立の権利が持ち越しがなされない小役に入賞した際にメダルを払い出す払い出し制御機能とを備えている。
通常遊技制御手段70は、駆動制御機能により、メダル投入口12にメダルが投入されたこと、ベットスイッチ14の操作によりメダルが投入(ベット)されたこと、及び、前遊技で「再遊技(Replay)」となった場合において前遊技から所定時間が経過したことのいずれかの条件が満たされると、スタートスイッチ15の操作を契機に、三個の回転リール10に対して一斉に回転を開始させるようになっている。
そして、通常遊技制御手段70は、駆動制御機能により、三個のストップスイッチ13のそれぞれが操作されると、操作されたストップスイッチ13に対応する回転リール10の回転を停止させるようになっている。
これらのストップスイッチ13が三個すべて操作し終えた後に、三個の回転リール10の回転が全て停止し、図柄表示窓19の有効入賞ライン上に、予め設定された当選役である小役を構成する複数の図柄10A が揃うと、通常遊技制御手段70は、払い出し制御機能により、ホッパーユニット7に対して所定枚数のメダルを払い出させる。なお、メダルを払い出す代わりに、クレジットを増やしても良い。
ここで、スロットマシン1の遊技全般における当選役としては、入賞すると、メダルの払い出しを伴い、遊技者に利益を付与する小役入賞に対応する当選役と、この小役入賞よりもさらに大きな利益を遊技者に付与する特別入賞に対応する当選役と、メダルの払い出しは無いが、遊技メダルを新たに投入することなく再度の遊技を行うことができる「再遊技(Replay)」に対応する当選役とが準備されている。
これらの当選役のうち、当否抽選手段90による当否抽選の結果がいずれかの一の当選役となった場合、通常遊技制御手段70は、その当選役に対応した当選フラグを成立させるようになっている。
また、当否抽選手段90による当否抽選の結果が特別入賞に対応する当選である場合に、特別当選フラグ、いわゆるボーナスフラグが成立し、且つ、この特別当選フラグ成立中に、リールユニット5に設けられた回転リール10の停止図柄の組み合わせが、予め定められた所定の組合せである特別入賞図柄(例えば、有効入賞ライン上に「7」が三個揃うもの)と一致していることを条件に入賞となり、スロットマシン1の遊技は、遊技者に有利な特別遊技に移行するようになっている。
このように当否抽選手段90の抽選により特別当選フラグが成立したものの、回転リール10の停止図柄の組み合わせが特別入賞図柄と一致していない場合、当該遊技では、特別遊技に移行することはない。この場合、通常遊技制御手段70は、特別当選フラグ成立の権利を、それ以後の遊技に持ち越すように、特別当選フラグの成立状態を維持するように制御を行うようになっている。そして、それ以後の遊技で、遊技者が停止図柄の組み合わせを特別入賞図柄と一致させることができれば、特別当選フラグ成立の権利が持ち越されていることから、特別遊技に移行するようになっている。なお、小役の当選フラグは、当選フラグが成立した遊技で入賞できなかった場合、不成立の状態に戻り、当選フラグ成立の権利が次の遊技への持ち越されることはない。
以上において、いずれかの当選フラグが成立中に、対応する入賞図柄を有効入賞ライン上に揃えることができるか否かは、回転リール10の回転速度が一定の場合、ストップスイッチ13の操作タイミングの適否によるものである。
具体的には、通常遊技制御手段70は、ストップスイッチ13を操作した後、190ms以内に回転リール10を停止させるようになっており、ストップスイッチ13を操作した後、ストップスイッチ13を操作したほぼその時点の位置だけでなく、190ms以内に停止可能となる回転リール10の円周上の引き込み可能範囲内における任意の位置にも停止させることが可能となっている。
換言すると、通常遊技制御手段70は、停止図柄から連続する4個の引き込み可能図柄の中に、対応する入賞図柄が含まれている場合には、停止するまでの時間を遅らせて、有効入賞ライン上にその入賞図柄を引き込んで回転リール10を停止させるように制御を行うようになっている。
なお、ストップスイッチ13の操作タイミングが不適切である等により、かかる4個の引き込み可能図柄の中に、成立した当選フラグ対応する入賞図柄が含まれていない場合には、有効入賞ライン上に、入賞図柄を引き込んで停止することは不可能となっている。
(特別遊技制御手段80)
特別遊技制御手段80は、通常遊技とは異なる特別遊技における遊技動作を制御するものとなっている。
すなわち、スロットマシン1には、特別遊技として、特定導入遊技(BBゲーム)、特定遊技(レギュラーボーナスゲーム(以下、「RBゲーム」という。))及び特定入賞遊技(JACゲーム)が設定されている。
ここで、BBゲームは、スロットマシン1の遊技における最も大きな役であり、複数回数のRBゲームが行える特別遊技である。
RBゲームは、所定回数の入賞が達成されるまで最大回数を限度に複数回のJACゲームが行える特別遊技である。また、RBゲームは、BBゲームに移行した際にBBゲームの一環として行われる場合、及び、BBゲームの一環ではなく単独で行われる場合のいずれの状況でも行われる。
JACゲームは、RBゲーム中に行われ、入賞するとメダルの払い出しが遊技者に対して行われる特別遊技となっている。
なお、特別遊技としては、BBゲーム、RBゲーム及びJACゲームに限定されるものではなく、さらに、液晶表示装置等を設け、この液晶表示装置等を利用して指示した順番でストップスイッチ13を操作すると入賞に至るATゲーム等を追加してもよい。
このような特別遊技は、通常遊技の実行中に当否抽選手段90により特別当選フラグが成立した状態で、遊技者の操作により停止した停止図柄が前述の特別入賞図柄と一致すると、開始されるものとなっている。
例えば、BBゲームは、通常遊技において、ビッグボーナスフラグが成立した状態で、「7」等の図柄が有効入賞ライン上に三個揃うと、ホッパーユニット7が所定枚数のメダルの払い出しを行うが、このメダルの払い出しとともに開始されるようになっている。
特別遊技制御手段80には、図2に示すように、BBゲームにおける遊技動作を制御する特定導入遊技制御手段81と、RBゲームにおける遊技動作を制御する特定遊技制御手段82とが設けられている。
特定導入遊技制御手段81は、BBゲームに移行した当初、小役の入賞の可能性がある通常遊技と同様の遊技動作の制御を行い、RBゲームに移行するための特定入賞図柄が有効入賞ライン上に揃うと、その後、RBゲームの遊技動作の制御を行うものである。
具体的には、特定導入遊技制御手段81は、RBゲームに移行するまでは、通常遊技と同様に最大3枚のメダルの投入によって遊技を開始させ、3つの回転リールの回転を各々停止させた際に、有効入賞ライン上に入賞図柄が揃っているか否かによって、メダルの払い出しを行わせるようになっている。
従って、特定導入遊技制御手段81は、RBゲームに移行するまでは、通常遊技と同様に、当否抽選手段90に小役を含めた抽選を毎回行わせるようになっている。
ここで、BBゲームは、通常、当該BBゲームにおいてRBゲームの実施回数が所定の最大回数(例えば、3回)に達する、或いは、当該BBゲームにおいて通常遊技と同様の遊技の実施回数が所定の最大回数(例えば、30回)に達すると、終了するようになっている。
このため、特定導入遊技制御手段81は、BBゲームが終了するまで、複数回のRBゲームを行うように制御を行い、1回目のRBゲームが終了した後は、通常遊技と同様の遊技動作が行われるように、その遊技動作を制御するようになっている。
また、BBゲームを終了させる条件は、当該BBゲームで行われたRBゲームの回数、或いは、通常遊技と同様の遊技の回数が、予め設定された最大回数に達したことに限らず、遊技者に払い出されたメダル枚数が予め設定された最大枚数に達したことでもよい。換言すると、BBゲームにおいて、遊技者に払い出されたメダル枚数が予め設定された最大枚数に達したら、BBゲームを終了するようにしてもよい。
特定遊技制御手段82は、RBゲームに移行すると、1枚のメダル投入で遊技を開始させた後、当該遊技の動作を制御するようになっている。具体的には、特定遊技制御手段82は、遊技者が1枚のメダルを投入し、回転リール10の回転駆動を開始させた後、回転リール10を停止した際に、所定の図柄が図柄表示窓19のセンターライン上に揃った場合に入賞とし、所定枚数のメダルをホッパーユニット7に払い出させるように遊技動作を制御するものとなっている。
ここで、RBゲームは、入賞するとメダルの払い出しがなされるJACゲームが予め定められた最大回数(例えば、12回)を越えない範囲で行われ、そのうち、予め定められた最大入賞回数(例えば、8回)の入賞が可能である。
すなわち、RBゲームは、JACゲームの実施回数が最大回数に達した時、或いは、JACゲームの実施における入賞回数が最大入賞回数に達した時のいずれか早い時に終了するようになっている。
(当否抽選手段90)
当否抽選手段90は、予め定めた抽選確率に基づいて当選か否かの当選判定の抽選を行うものである。そして、当否抽選手段90による抽選結果が当選である場合に当選フラグが成立し、この当選フラグ成立中に、回転リール10の停止図柄の組み合わせが予め定められた入賞図柄と一致したことを条件に入賞となり、遊技者にメダルの払い出しや、特別遊技等の利益が付与されるように設定されている。
この当否抽選手段90には、図2に示すように、当否抽選用の乱数を発生させる乱数発生手段91と、この乱数発生手段91が発生した乱数を所定の条件で抽出する乱数抽出手段92と、当否判定の際に当選領域が参照される当否判定テーブル93と、この当否判定テーブル93に基づいて当否判定を行う判定手段94とが設けられている。
乱数発生手段91は、予め設定された所定の数値領域内(例えば、十進数で0〜999の範囲内)で、当否抽選用の乱数を発生させるものである。
乱数抽出手段92は、予め設定された所定の条件が達成されたことを契機に、例えば、スタートスイッチ15が操作されたことを契機に、乱数発生手段91によって次々発生される乱数の中から一の乱数を抽出し、抽出した乱数を抽出乱数データとするものである。
当否判定テーブル93は、乱数発生手段91がとりうる乱数の全領域における所定の箇所に、BBゲーム等の各入賞役に対応した当選役の各々を決定する当選領域がそれぞれ割り当てられたものである。当否判定テーブル93としては、各当選役の当選する確率である抽選確率データが互いに異なる複数種類のものが用意されている。
判定手段94は、各遊技に対応した抽選確率データを有する当否判定テーブル93を選択し、選択した当否判定テーブル93と、乱数抽出手段92が抽出した抽出乱数データとに基づいて、当否の判定及び当選の場合には当選役を決定するものである。具体的には、判定手段94は、乱数抽出手段92が抽出した抽出乱数データと、選択した当否判定テーブル93における各当選領域の当否判定領域データとを照合し、乱数抽出手段92が抽出した抽出乱数データに一致する当否判定領域データが属する当選領域から、当否の判定及び当選役の決定を行うものである。
(回転灯装置駆動制御手段53及びバックライトユニット駆動制御手段54)
次に、演出制御手段52の説明に先立って、回転灯装置駆動制御手段53及びバックライトユニット駆動制御手段54について説明する。
回転灯装置駆動制御手段53は、演出制御手段52からの指令信号に基づいて、回転灯装置30の反射板32を旋回させる旋回動作を伴って、回転灯装置30の白熱電球31を点灯する点灯動作を制御する回転灯装置30の点灯動作制御を行うものとなっている。
バックライトユニット駆動制御手段54は、演出制御手段52からの指令信号に基づいて、バックライトユニット40の面発光体41を点灯する点灯動作を制御する面発光体41の点灯動作制御を行うものとなっている。
ここで、制御装置50は、回転灯装置30を制御する回転灯装置駆動制御手段53と、バックライトユニット40を制御するバックライトユニット駆動制御手段54を別個に設け、これにより、回転灯装置30の点灯動作制御と、バックライトユニット40の面発光体41の点灯動作制御とを別個に行えるように形成されている。これにより、制御装置50は、回転灯装置30のみを点灯させる点灯動作、バックライトユニット40の面発光体41のみを点灯させる点灯動作、並びに、回転灯装置30及びバックライトユニット40面発光体41の両方を点灯させる点灯動作の三種類の点灯動作のうち、いずれか一つの点灯動作を選択して行うことが可能となっている。
(演出制御手段52)
演出制御手段52は、特別当選フラグが成立した際に、当該特別当選フラグが成立したことを報知する報知演出等を行うために、回転灯装置駆動制御手段53及びバックライトユニット駆動制御手段54を通じて回転灯装置30及びバックライトユニット40を制御するものである。
さらに説明すると、演出制御手段52は、当否抽選手段90が当否抽選によりボーナスフラグである特別当選フラグを成立させた際に、当該当否抽選手段90から出力されるボーナスフラグの状態を示すステータス信号を受信し、ステータス信号に応じて内部抽選を行い、報知演出を所定の確率で行うものであり、場合によっては、報知演出を行わないように演出動作を制御するものとなっている。
本実施形態では、スロットマシン1の遊技として、通常遊技と、この通常遊技に比べて短時間に大量のメダルを獲得することが可能な特別遊技であるBBゲーム、RBゲーム及びJACKゲームが行えるようになっている。
そして、演出制御手段52は、通常遊技中、遊技者がBBゲームへ移行する権利を獲得する、換言すると、当否抽選手段90が当否抽選によりBBゲームの当選フラグを成立させまでの間、バックライトユニット40の面発光体41のみを点灯動作させ、回転灯装置30は点灯動作させないようになっている。
また、演出制御手段52は、当否抽選手段90が当否抽選によりBBゲームの当選フラグを成立させた後、演出制御手段52の内部で行った抽選の結果、BBゲームの報知演出を行うこととなった場合には、バックライトユニット40の面発光体41を消灯させるとともに、反射板32の旋回を伴う回転灯装置30を点灯動作を行うようになっている。
さらに、演出制御手段52は、BBゲームに移行しても、面発光体41に消灯状態を維持させ、且つ、回転灯装置30に動作している状態を維持させ、BBゲームが終了すると、面発光体41を点灯し、且つ、回転灯装置30を停止させる動作制御を行うようになっている。
なお、BBゲーム以外の特別遊技であるRBゲームに当選又は入賞した場合、演出制御手段52は、面発光体41を点灯させたまま、回転灯装置30を起動し、面発光体41及び回転灯装置30の両方を作動させるようになっている。
また、BBゲーム以外の特別遊技であるJACKゲームへに当選又は入賞した場合、演出制御手段52は、回転灯装置30を停止させたまま、面発光体41を消灯させるようになっている。
次に、本実施形態に係る制御装置50による遊技制御処理及び回転灯装置30による回転灯報知演出処理について、図6〜図9を参照しながら説明する。なお、本実施形態に係る制御装置50において、遊技制御処理及び回転灯報知演出処理は、時分割多重方式により並列処理される。
ここでは、先に、遊技制御処理について説明した後に、回転灯報知演出処理についての説明を行う。
スロットマシン1の電源が投入されると、遊技制御処理及び回転灯報知演出処理が開始され、スロットマシン1のゲームが開始される。この際、遊技制御処理は、図6の如く、ステップS1000から処理が開始される。
すなわち、図6に示すように、ステップS1000において、メダルの投入により操作が可能となったスタートスイッチ15の操作を検知する検知処理が行われ、スタートスイッチ15が操作されて、スタートスイッチ15の内部接点が閉じると、これに対応して、遊技スタート時の音声を出力する処理を開始する等、スタートスイッチ15の操作に対応した処理も行われ、この後、次のステップS1100へ進む。
ステップS1100において、当否抽選手段90により当否抽選処理が行われる。この後、次のステップS1200に進み、このステップS1200で、回転リール10の回転駆動を開始させてから、次のステップS1300に進む。
ステップS1300では、ストップスイッチ13の操作を検知する検知処理が行われ、ストップスイッチ13が操作されて、ストップスイッチ13の内部接点が閉じたことが検知されると、次のステップS1400へ進み、回転リール10の回転停止処理が行われ、回転リール10が停止し、この後、次のステップS1500へ進む。
ステップS1500では、三個の回転リール10に対応するすべてのストップスイッチ13の操作が行われたか否かが判定される。そして、三個の回転リール10に対応するストップスイッチ13がすべて操作されたと判定された場合、次のステップS1600へ進む。
一方、ステップS1500で、三個の回転リール10に対応するストップスイッチ13がすべて操作されていないと判定された場合、ステップS1300に戻る。
ステップS1600において、当選フラグ成立中に当該当選フラグに対応する入賞図柄が有効入賞ライン上に揃ったか否か、すなわち、入賞したか否かが判定される。そして、入賞したと判定された場合には、次のステップS1700へ進み、ステップS1700で、入賞図柄に対応する枚数のメダルが払い出された後、一回分の遊技が終了する。
一方、ステップS1600で、入賞していないと判定された場合、ステップS1700をスキップして、一回分の遊技が終了する。
次に、前述の遊技制御処理におけるステップS1100の当否抽選処理について、図7を参照しながら、さらに詳しく説明する。
当否抽選処理では、まず、図7に示すように、ステップS1110において、当否抽選手段90の乱数発生手段91により発生された乱数の中から乱数抽出手段92によって乱数が抽出される。この抽出処理が完了したら、次のステップS1120へ進む。
ステップS1120において、抽出された乱数が乱数抽出手段92の内部に記憶され、この後、次のステップS1130へ進み、ステップS1130で、判定手段94により、抽出された乱数と、当否判定テーブル93の当否判定領域データとの比較が行われる。そして、次のステップS1140に進む。
ステップS1140において、判定手段94により、抽出された乱数が、当否判定テーブル93のどの当選領域に含まれるかが判定され、これにより当選役についての評価が行われ、この評価が完了したら、次のステップS1150へ進む。
ステップS1150では、所定の図柄の蹴飛ばしと、所定図柄の引き込みとが設定される。この設定が完了すると、当否抽選処理が終了する。
続いて、前述の遊技制御処理におけるステップS1400のリール回転停止処理について、図8を参照しながら、さらに詳しく説明する。
リール回転停止処理では、まず、図8に示すように、ステップS1410において、所定の図柄に対して、蹴飛ばしの設定が達成されたか否かが判定される。そして、ステップS1410で、所定の図柄の蹴飛ばしの設定が達成されていないと判定された場合には、次のステップS1420へ進み、反対に、蹴飛ばしの設定が達成されていると判定された場合には、ステップS1440へ進む。
ステップS1420では、1個の図柄分だけ、回転リール10を回転させる、換言すると、図柄を1個ずつ蹴飛ばす蹴飛ばし処理を行い、この後、次のステップS1420へ進む。
ステップS1430では、ステップS1420において蹴飛ばされた最後の図柄が延べ4個目に達したか否かが判定される。このステップS1430で、ストップスイッチ13が操作された後に、最後に蹴飛ばされた図柄が延べ4個目に達したと判定された場合には、ステップS1460へ進み、反対に、最後に蹴飛ばされた図柄が延べ4個目に達していないと判定された場合には、ステップS1410に戻る。
一方、ステップS1410において、所定の図柄の蹴飛ばしの設定が達成されていると判定されたため、ステップS1440に進んだ場合には、ステップS1440において、いずれかの図柄に対して引き込みが設定されているか否かが判定される。
そして、ステップS1440で、いずれかの図柄に対して引き込みが設定されていると判定された場合、次のステップS1450へ進み、反対に、いずれかの図柄に対して引き込みが設定されていないと判定された場合、ステップS1460へジャンプする。
ステップS1450では、引き込み設定が達成されたか否かが判定される。そして、ステップS1450で、引き込み設定が達成されたと判定された場合には、ステップS1460へ進み、反対に、ステップS1450で、引き込み設定が達成されていないと判定された場合には、ステップS1420へ進む。
ステップS1460では、回転リール10の回転を停止させる停止処理が行われ、このステップS1460における停止処理の完了をもって、リール回転停止処理が終了する。
次いで、本実施形態に係る制御装置50による回転灯報知演出処理について図9を参照しながら説明する。
前述のように、スロットマシン1の電源が投入されると、遊技制御処理及び回転灯報知演出処理が開始され、スロットマシン1のゲームが開始される。この際、回転灯報知演出処理は、図9の如く、ステップS2100から実際の処理が開始される。
すなわち、図9に示すように、ステップS2100では、BBゲームが現在行われているか否かが判断される。
このステップS2100で、BBゲームが行われている、と判断された場合には、現在の遊技における回転灯報知演出処理は終了する。
一方、ステップS2100で、BBゲームが行われている、と判断されなかった場合には、次のステップS2200へ進む。
ステップS2200では、BBゲームに当選したか否か、換言すると、当否抽選手段90が当否抽選によりBBゲームの当選フラグを成立させたか否かが判断される。
このステップS2200で、BBゲームに当選した、と判断された場合には、次のステップS2300へ進む。
一方、ステップS2200で、BBゲームに当選した、と判断されなかった場合には、回転灯装置30による回転灯報知演出を行う必要がない、あるいは、当該回転灯報知演出が終了したものと考えられるので、ステップS2510へ進む。
ステップS2300では、演出制御手段52による内部抽選で、回転灯報知演出に当選したか否か、換言すると、当該内部抽選で、回転灯報知演出を行うべき旨の抽選結果が得られたか否かが判断される。
このステップS2300で、回転灯報知演出を行うべき旨の抽選結果が得られたと判断された場合には、次のステップS2400へ進む。
一方、ステップS2300で、回転灯報知演出を行うべき旨の抽選結果が得られたと判断されなかった場合には、現在の遊技における回転灯報知演出処理は終了する。
ステップS2400では、回転灯装置30による回転灯報知演出を開始する報知演出開始処理を行う。具体的には、ステップS2400では、バックライトユニット40の面発光体41を消灯させるとともに、反射板32の旋回を伴う回転灯装置30の点灯動作を開始させる。この報知演出開始処理が完了したら、以上により、現在の遊技における回転灯報知演出処理は終了する。
前述のステップS2200で、BBゲームに当選した、と判断されなかった場合に進むこととなったステップS2510では、回転灯装置30が動作しているか否かが判断される。
このステップS2510で、回転灯装置30が動作していると判断された場合には、次のステップS2520へ進む。
一方、ステップS2200で、回転灯装置30が動作していると判断されなかった場合には、現在の遊技における回転灯報知演出処理は終了する。
ステップS2520では、回転灯装置30を停止する停止処理を行う。この停止処理が完了したら、次のステップS2530へ進む。
ステップS2530では、バックライトユニット40が点灯しているか否かが判断される。
このステップS2530で、バックライトユニット40が点灯していると判断されなかった場合には、次のステップS2540へ進む。
一方、ステップS2530で、バックライトユニット40が点灯していると判断された場合には、現在の遊技における回転灯報知演出処理は終了する。
ステップS2540では、バックライトユニット40を点灯する点灯処理を行う。この点灯処理が完了したら、現在の遊技における回転灯報知演出処理は終了する。
前述のような本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、照射光を周囲に旋回させながら照射する回転灯装置30の後方にバックライトユニット40を配置し、このバックライトユニット40として、表面が全体的に発光する略平板状の面発光体41を有するものを採用し、さらに、回転灯装置30の動作制御及び面発光体41の動作制御とを別個に行うことができる制御装置50を設けたので、回転灯装置30と面発光体41とを順次起動することにより、回転灯装置30及び面発光体41を段階的な点灯動作させることができる。
そして、獲得の可能性のあるメダルの量が異なるBBゲーム、RBゲーム及びJACKゲームがスロットマシン1に設定され、BBゲームへの当選又は入賞の際には、回転灯装置30のみを作動させる一方、BBゲーム以外の特別遊技であるRBゲームへの当選又は入賞の際には、面発光体41を点灯したまま、回転灯装置30を作動させ、回転灯装置30及び面発光体41の両方を作動状態にするようにし、JACKゲームへの当選又は入賞の際には、回転灯装置30を停止させたまま、面発光体41を消灯させ、回転灯装置30及び面発光体41の両方を作動していない状態にするようにしたので、RBゲーム又はJACKゲームよりも多量のメダルの獲得が期待できるBBゲームのみに対応した回転灯装置30及び面発光体41の動作状態を作り出すことができ、多量のメダルの獲得が期待できるBBゲームに当選又は入賞した場合には、その旨を遊技者に確実に認識させることができる。
また、制御装置50により、回転灯装置30のみを点灯させる点灯動作、面発光体41のみを点灯させる点灯動作、及び、回転灯装置30及び面発光体41の両方を点灯させる点灯動作の三種類の点灯動作のうち、いずれか一つの点灯動作を選択して行うことが可能となるので、回転灯装置30及び面発光体41の両方が停止した動作状態を含めると、回転灯装置30及び面発光体41の二つの装置で四種類の異なった動作状態を作り出すことができる。。
このため、獲得が期待できるメダルの量が異なる三種類のBBゲーム、RBゲーム及びJACKゲームにのそれぞれ対応することができ、それぞれの特別遊技に当選又は入賞した場合には、当該特別遊技に対応した動作状態となるように、回転灯装置30及び面発光体41の動作が制御され、これにより、その旨を遊技者に認識させることができる。
さらに、面発光体41の表面を覆うとともに、透光性を有する装飾板43をバックライトユニット40に設け、透光性を有する塗料等で、スロットマシン1のためにデザインされたキャラクター等のイラストを装飾板43に描いたので、回転灯装置30の後方を華やかに装飾することができ、バックライトユニット40の表面を単色とする場合よりも、面発光体41を点灯した際の演出効果をより高めることができる。
また、面発光体41に複数の発光領域41C を設け、制御装置50で面発光体41に設けられている複数の発光領域41C の一部を点灯させる点灯動作、及び、複数の発光領域41C の全部を点灯させる点灯動作等、面発光体41に設けた複数の発光領域41C で複数種類の点灯動作を可能としたので、複数の発光領域41C の点灯状態を相違させることで、面発光体41だけで複数種類の異なった動作状態を作り出すことができ、これにより、スロットマシン1に三種類以上の特別遊技が設定されても、これらの特別遊技のそれぞれに対して対応した面発光体41の点灯状態を作り出すことができる。
従って、BBゲーム、RBゲーム及びJACKゲームとは異なる特別遊技が新たに追加され、特別遊技の種類が多くなっても、これらの特別遊技のそれぞれに容易に対応することができ、これらの特別遊技のいずれかに当選又は入賞した際には、面発光体41に設けられている複数の発光領域41C を適宜点灯又は消灯することで、どの特別遊技に当選又は入賞したかを遊技者に認識させることができる。
さらに、略水平方向に配列された複数の発光領域41C に対して、一端側から他端側へ順次に点灯させる点灯動作制御を行うようにしたので、バックライトユニット40を見ている者に、あたかも発光領域41C が走行しているような錯覚を生じさせることができる。
これにより、前述した発光領域41C の一部点灯動作及び全部点灯動作に加えて、走行点灯動作が加わるので、さらに多くの種類の特別遊技が設定されていても、これらの特別遊技のそれぞれに対応した発光領域41C の動作状態を実現できるようになる。
そして、各発光領域41C の点滅周期やタイミングを変えることにより、発光領域41C の見た目の走行速度を増減できるので、走行点灯動作だけでも、複数種類の特別遊技に対応でき、これにより、特別遊技の種類がさらに多くても、これらの特別遊技のいずれかに当選又は入賞した際には、回転灯装置30の点灯作動制御に加えて、面発光体41に設けられている複数の発光領域41C を適宜点灯・消灯する点灯作動制御を行うことにより、どの特別遊技に当選又は入賞したかを遊技者に認識させることができる。
また、遊技者がBBゲームへ移行する権利を獲得すると、それまで点灯していた面発光体41を消灯させるとともに、回転灯装置30の作動を開始させるようにしたので、これにより、スロットマシン1に設けられている他の装置、例えば、装飾ランプ部22等を作動させなくとも、BBゲームへ移行する権利を獲得したことを遊技者に知らせる報知演出を行うことができる。
しかも、面発光体41が消えて回転灯装置30の背後が暗くなった状態で、回転灯装置30の作動を開始させるので、回転灯装置30による照射光の旋回動作が引き立つようになり、報知演出の効果を高めることができる。
さらに、BBゲームに移行しても、面発光体41が消灯状態を維持し、且つ、回転灯装置30が動作状態を維持するとうにしたので、BBゲームが終了した際に、面発光体41を点灯させ、且つ、回転灯装置30の動作を停止させれば、遊技者にBBゲームが終了したことを知らせることができる。
換言すると、遊技者は、BBゲームに移行したことは、自分が行っている遊技の入賞状況から容易に判断することができ、さらに、BBゲームが継続している間は、面発光体41が消えているとともに、回転灯装置30が動作している状態が継続されるので、面発光体41の消灯状態及び回転灯装置30の動作状態を維持することで、BBゲームが継続していることを遊技者に知らせることができる。
そして、以上のように面発光体41及び回転灯装置30の動作状態が変化するように動作を制御することが可能となるので、遊技者は、現在の遊技が通常遊技及びBBゲームのいずれかであるを正確に判断できるとともに、BBゲームが開始されてから終了するまで遊技の時間的区画を正確に認識することができるようになり、遊技者にBBゲームが設定された遊技の面白さを充分に味わってもらうことができる。
また、他の特別遊技よりも多量のメダルの獲得が期待できるBBゲームへ移行する権利を、遊技者が獲得すると、面発光体41が消灯されるとともに、回転灯装置30が動作を開始することにより、BBゲームへ移行する権利を獲得したことを、遊技者に知らせる報知演出を行うようにしたので、遊技者は、多量のメダルを獲得できる機会を得たことを知ることができ、これにより、遊技者の期待感の高揚を図ることができ、遊技の興趣性をさらに高めることができる。
さらに、面発光体41として、そのエッジ面41A から入射された光を、表面に設けた凹溝で乱反射させることで略直角な方向へ進行させて、表面41B から放射するものを採用したので、面発光体41の表面全体を発光するようにしても、面発光体41の厚さ寸法、ひいては、バックライトユニット40全体の厚さ寸法を小さくすることができる。
これにより、回転灯装置30の背後にバックライトユニット40を配置しても、バックライトユニット40全体の厚さ寸法が小さいことから、回転灯装置30及びバックライトユニット40が占める部位の前後方向の寸法が嵩むことがなく、回転灯装置30及びバックライトユニット40の両方を備えたスロットマシン1の設計を容易に行うことができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲における変形及び改良などをも含むものである。
例えば、スロットマシンとしては、BBゲーム、RBゲーム及びJACKゲームに加えて、次回の遊技についてはメダルを投入しないでプレイできるリプレイに当選する確率が通常遊技よりも高い遊技が所定回数連続して行われるリプレイタイムゲームが設定されているものでもよい。
また、前記実施形態では、遊技者がBBゲームへ移行する権利を獲得したことを契機として、面発光体41を消灯するとともに回転灯装置30を起動していたが、リプレイタイムゲームが設定されている場合、遊技者がリプレイタイムゲームへ移行する権利を獲得したことを契機として、面発光体41を消灯するとともに回転灯装置30を起動してもよい。
このようにすれば、面発光体41が消灯されるとともに、回転灯装置30が動作を開始したことにより、リプレイタイムゲームへ移行する権利を獲得したことが、遊技者に報知されるので、遊技者は、リプレイタイムゲームに対する攻略法で遊技を行うべきことを知ることとなるので、当該リプレイタイムゲームで遊技者の経験や遊技技術を発揮でき、この点から、遊技の興趣性をさらに高めることができる。
また、リプレイタイムゲームに当選又は入賞した際に、回転灯装置30を作動させれば、リプレイタイムゲームへ移行する権利を獲得したことが遊技者に報知されるので、逆に言えば、リプレイタイムゲームに比較して、獲得が期待できるメダルの量が多いビックボーナスゲームやレギュラーボーナスゲーム等の特別遊技へ移行する権利を獲得していないことを遊技者に知らせることができる。
従って、前述のように、リプレイタイムゲームに当選又は入賞した際に、回転灯装置30を作動させることでも、多量のメダルの獲得が期待できる特別遊技であるか否か、具体的には、当選又は入賞した特別遊技が多量のメダルの獲得が期待できるものではないことを遊技者に報知することができる。
さらに、反射板32を旋回駆動するモータとしては、一定の回転速度で回転し、反射板32を一定の旋回速度で旋回駆動する定回転モータに限らず、その回転速度が変更可能な可変速モータでもよい。
そして、可変速モータを採用する場合、制御装置50としては、遊技者が引き当てた入賞役に応じて異なる回転速度で反射板32が回転するように、可変速モータの回転速度を制御するものを採用するのが好ましい。
このようにすれば、反射板32の旋回速度を増減できるので、複数種類の特別遊技に応じて反射板32の旋回速度を段階的に変えることもでき、特別遊技の種類がさらに多くても、これらの特別遊技のいずれかに当選又は入賞した際に、当該特別遊技に応じた旋回速度で反射板32を旋回させることで、どの特別遊技に当選又は入賞したかを遊技者に認識させることができる。
従って、特別遊技の種類が多くても、反射板32の旋回速度を段階的に設定することで、これらの特別遊技のそれぞれに容易に対応した報知演出を行うことができる。
また、遊技機としては、スロットマシンに限らず、パチンコ機等でもよく、本発明は、回転灯装置を備えた遊技機全般に適用することができる。
本発明の一実施形態に係るスロットマシンの全体を示す正面図である。 前記実施形態に係る上扉装飾体及び上扉を示す斜視図である。 前記実施形態に係る上扉装飾体を示す分解斜視図である。 前記実施形態に係るバックライトユニットを示す分解斜視図である。 前記実施形態に係る制御装置を示すブロック図である。 前記実施形態の遊技制御処理を説明するためのフローチャートである。 前記実施形態の当否抽選処理を説明するためのフローチャートである。 前記実施形態のリール回転停止処理を説明するためのフローチャートである。 前記実施形態の回転灯報知演出処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 遊技機としてのスロットマシン
30 回転灯装置
31 光源としての白熱電球
32 反射板
40 背板部としてのバックライトユニット
41 面発光体
41A 面発光体のエッジ面
41B 面発光体の表面
41C 発光領域
43 装飾板
50 制御装置

Claims (11)

  1. 照射光を発する光源と、この光源の周囲を旋回可能に設けられた反射板と、この反射板を旋回駆動するモータとを有するとともに、前記反射板を旋回させることで、前記光源の発する照射光を周囲に旋回させながら照射する回転灯装置を備えた遊技機であって、
    表面が全体的に発光する略平板状の面発光体を含んで形成されるとともに、前記回転灯装置の後方に側壁状に設置されている背板部と、
    前記反射板の旋回動作を伴う前記光源の点灯動作を制御する前記回転灯装置の点灯動作制御、及び、前記背面部に設けられている前記面発光体の点灯動作を制御する前記面発光体の点灯動作制御を行う制御装置とが備えられ、
    前記制御装置によって前記回転灯装置の点灯動作制御と前記面発光体の点灯動作制御とが別個に行えるように形成されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記制御装置は、前記回転灯装置のみを点灯させる点灯動作、前記面発光体のみを点灯させる点灯動作、並びに、前記回転灯装置及び前記面発光体の両方を点灯させる点灯動作の三種類の点灯動作のうち、いずれか一つの点灯動作を選択して行うことが可能となっていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記背板部は、前記面発光体に加えて、前記面発光体の表面を覆うとともに、透光性を有する装飾板を備えたものであることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
  4. 前記面発光体が複数の発光領域を有し、これらの発光領域がそれぞれ単独で発光可能となっていることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の遊技機。
  5. 前記面発光体の有する複数の発光領域は、略水平方向に配列され、
    前記制御装置は、略水平方向に配列された複数の発光領域に対して、一端に配置された発光領域から他端側へ向かって順に点灯していく点灯制御を行うことができるものであることを特徴とする請求項4記載の遊技機。
  6. 通常遊技と、この通常遊技に比べて短時間に大量のメダルを獲得することが可能な特別遊技とのいずれかが行われるように設定され、
    前記制御装置は、通常遊技中、遊技者が特別遊技へ移行する権利を獲得するまでの間、前記背面部の前記面発光体を点灯させ、遊技者が特別遊技へ移行する権利を獲得した後、前記面発光体を消灯させるとともに、前記回転灯装置を動作させる動作制御を行うものであることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載の遊技機。
  7. 前記制御装置は、特別遊技に移行しても、前記面発光体に消灯状態を維持させ、且つ、動作している状態を前記回転灯装置に維持させるように動作制御を行うものであることを特徴とする請求項6記載の遊技機。
  8. 前記特別遊技としてビックボーナスゲームが設定されていることを特徴とする請求項6又は7記載の遊技機。
  9. 前記特別遊技としてリプレイタイムゲームが設定されていることを特徴とする請求項6又は7記載の遊技機。
  10. 前記反射板を旋回駆動する前記モータは、その回転速度が変更可能な可変速モータとなっており、
    前記制御装置は、遊技者が引き当てた入賞役に応じて異なる回転速度で前記反射板が回転するように、前記モータを制御するものであることを特徴とする請求項1から請求項9までのいずれかに記載の遊技機。
  11. 前記面発光体は、そのエッジ面から入射された光を、表面に設けた凹溝で乱反射させることで略直角な方向へ進行させて、表面から放射するものであることを特徴とする請求項1から請求項10までのいずれかに記載の遊技機。
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