JP2013166053A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者が自らの手で投光部を移動させて、筺体の所定位置に配された受光部に投光部の光を照射させるという今までにない演出が可能な遊技機を提供する。
【解決手段】遊技機10は、前面扉12bと、光源を発光させて投光が可能な投光部42と、投光部42を支持するとともに前面扉12bに対する投光部42の姿勢を変更可能な可動支持部44とを備えた投光手段40と、特別役の当選による特別遊技の実行を条件として、投光手段の姿勢を変更させ、所定の演出を実行可能な制御部と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技機に関するものであり、特に遊技者の手で投光部を移動させて光の照射位置を変更可能な遊技機に関する。
従来より、パチンコ装置やパチスロ装置に代表される遊技機には、下記特許文献1,2に開示されているような発光装置が採用されている。これらの発光装置は、遊技機の遊技者と対面する面に配され、遊技の進行状態や内部での入賞の確定を遊技者に告知等して遊技を演出するためのものである。
特開2001−286608号公報 特開2001−095987号公報
しかし上記した従来技術の発光装置を採用した遊技機は、発光装置で行われる演出を遊技者が受動的に享受することになるため、遊技が進行するにつれて遊技者が発光装置の演出に飽きてしまい、演出に対する遊技者の興味が削がれてしまうといった問題があった。
そこで本発明は、遊技者が自らの手で投光部を移動させて、筺体の所定位置に配された受光部に投光部の光を照射させるという今までにない演出が可能な遊技機を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため提供される本発明の遊技機は、前面扉と、光源を発光させて投光が可能な投光部と、前記投光部を支持するとともに前記前面扉に対する前記投光部の姿勢を変更可能な可動支持部とを備えた投光手段と、特別役の当選による特別遊技の実行を条件として、前記投光手段の姿勢を変更させ、所定の演出を実行可能な制御部と、を備え、前記投光手段は、一部又は全部が前記前面扉内に引き出し可能に収容されており、前記特別遊技の開始時に前記投光手段の姿勢を変更して所定の箇所を照明し、前記特別遊技中には前記投光手段の姿勢を制御せず、前記特別遊技の終了時に前記投光手段の姿勢を戻すように構成されていることを特徴としている。
本発明の遊技機は、前面扉と、光源を発光させて投光が可能な投光部と、投光部を支持するとともに前面扉に対する投光部の姿勢を変更可能な可動支持部とを備えた投光手段と、を備えている。そして、制御部により、特別役の当選による特別遊技の実行を条件として、前記投光手段の姿勢を変更させ、所定の演出を実行することができる。従来の遊技機は、遊技機の演出を遊技者が受動的に享受する構成であり、遊技者の興味が削がれやすく、特に特別役の入賞後に行われる特別遊技については、演出が長時間にわたって実行されるため、遊技者が演出に飽きてしまう可能性が高かった。これ対し、本発明の遊技機は、遊技者が自らの手で主体的に投光手段の姿勢を変更させ、遊技機の演出に能動的に参加する構成である。そのため本発明の遊技機は、従来にない斬新な演出効果を遊技者に対して与えることができ、演出が長期間であっても遊技者の興味が削がれるのを効果的に防止することが可能である。
また、本発明の遊技機は、上述のように投光手段の一部又は全部が前面扉内に引き出し可能に収容されている。そのため本発明の遊技機は、遊技者が投光手段を引っ張り出して、前面扉の外部に現れる投光手段の長さを延長することにより、投光部の移動可能な範囲を拡大させることができる。したがって本発明の遊技機は、投光部から離れた位置に光源からの光を照射する場合であっても、投光手段を延長させることで、投光部の光を照射することが可能である。
本発明を実施した遊技機を示す正面図である。 図1に示す遊技機の内部構造を示す正面図である。 図1に示す遊技機において採用されているルーレットを示す正面図である。 図1に示す遊技機における投光手段及びルーレットの動作に関する構成を示すブロック図である。 図1に示す遊技機の動作を示すフローチャートである。
続いて、本発明の一実施形態にかかる遊技機10について、図面を参照しつつ説明する。図1は、遊技機10を示す正面図である。図2は、遊技機10の内部構造を示す正面図である。図3は、遊技機10において採用されているルーレット50を示す正面図である。図4は、遊技機10における投光手段40及びルーレット50の動作に関する構成を示すブロック図である。図5は、遊技機10の動作を示すフローチャートである。なお以下の説明では、遊技機10にて遊技を行う遊技者と対向する面を前面とし、対向する方向を前方とする。また上下左右の位置関係については、特に断りのない限り図1に示す姿勢を基準とする。
図1及び図2に示す遊技機10は、いわゆるスロットマシンであり、図2に示すように、筐体12aと、これに対して開閉自在に取り付けられた前面扉12bとを有する。筐体12aの内部には、主として遊技の制御を行うためのメイン制御手段66や、3つのリール16(以下、それぞれをリール16a〜16cとも称する。)、放音部26、メダル払出装置18に加え、各種センサ類、スイッチ類など、様々な機器が収容されている。一方、前面扉12bの裏側には、主として演出の制御を行うためのサブ制御手段68が設けられている。
図1に示すように、前面扉12bの表面側(外側)、すなわち遊技機10の正面をなし、使用状態において遊技者側に向く面は、上から順に上部パネル部30、中部パネル部32、操作パネル部36、下部パネル部34に大別される。
上部パネル部30には、遊技機10の演出効果を高める構成として、画像等を表示する画像表示部24a、効果音が出力される放音部26、および演出用ランプ24dなどが所定の位置に設けられる。図4に示すように、演出表示部24a、放音部26、演出用ランプ24dは、サブ制御手段68に対して電気的に接続されており、サブ制御手段68により各部の動作が制御されている。また図1に示すように、中部パネル部32には、リール表示窓24bが設けられる。リール表示窓24bは、筐体12aに内蔵されるリール16の外周面を外部から視認可能にする矩形の透明板である。また、操作パネル部36は、メダル投入用のメダル投入口20aや、遊技機10の操作用のボタン類を備えている。具体的には、リール16a〜16cの回転始動用のスタートレバー22aや、メダル返却ボタン22b、内部に貯留されているメダルを投入するためのベットボタン22c、リール16a〜16cを停止させるためのストップボタン22d〜22fをはじめとする様々なボタン類を備える部分である。さらに、下部パネル部34は、メダルを払い出すためのメダル払出口20b、メダル払出口20bから払い出されたメダルを受けて貯留する受皿20c、および灰皿20dなどを備える部分である。
本実施形態の遊技機10では、上記した上部パネル部30に後述の投光手段40が設けられており、筐体12a内における下部パネル部34に相当する位置には、後述するルーレット50が配置されている。また下部パネル部34には、筐体12aに内蔵されるルーレット50の一部を外部から視認可能にする受光窓38(受光部)が設けられている。
投光手段40は、光源42aを発光させて投光が可能な投光部42と、投光部42を支持するとともに筐体12bに対する投光部42の位置及び姿勢を変更可能な可動支持部44とを備えている。投光部42は、筒状の枠体42bに光源42aや反射板(図示せず)などが収容されており、先端にレンズ42cが取り付けられている。そのため投光部42は、光源42aの光を一方向に向けて投光することが可能である。本実施形態の投光部42が備える光源42aは、紫外線を放射可能な紫外線LED(Light Emitting Diode、発光ダイオード)であり、所謂ブラックライトである。なお、ここで投光手段40の一例として紫外線を放射するブラックライトについて説明したが、放射される紫外線は人体浸襲性の低い光量、周波数のものが使用される。
可動支持部44は、屈曲自在な管状の部材であり、内部に給電や信号の送受信のための配線が収容されている。本実施形態の遊技機10において、可動支持部44には、所謂フレキシブル管が用いられている。上部パネル部30の所定位置には、筐体12aの内外をつなぐ貫通孔46aを備えた受具46が取り付けられている。受具46は、貫通孔46aを形成する内壁46bから進退可能なピン46cを有しており、ピン46cの進退は、後述のサブ制御手段68によって制御される。また可動支持部44は、受具46の貫通孔46aを通って筐体12aに出し入れ可能に配置されている。可動支持部44の一方の端部は、筐体12a内の所定位置に固定されており、可動支持部44の他方の端部は、筐体12aの外部に配置されて投光部42を支持している。本実施形態の可動支持部44の長さは、投光部42を下部パネル部34の受光窓38にまで移動させることが可能な長さである。
筐体12aの内部には、可動支持部44を、筐体12a内に引き込む方向に付勢する付勢手段(図示せず)が取り付けられている。可動支持部44の大部分は、通常、付勢手段の付勢力によって筐体12a内に収容されているが、遊技者が付勢手段の付勢力に抗して可動支持部44を筐体12a内から引き出すことにより、筐体12aの外部に現れる可動支持部44の長さを延長させることができる。
可動支持部44の中途の所定位置には、ストッパー部材48が取り付けられている。ストッパー部材48は、筒状の本体部48aに、フランジ部48bと、ピン差込溝48cとが設けられている。本体部48aは、外径が受具46の貫通孔46aの直径と略同一であり、内径が可動支持部44の外径と略同一である。本体部48aの内部には、可動支持部44が差し込まれ、可動支持部44の所定位置で本体部48aが固定されている。
またフランジ部48bは、受具46の貫通孔46aの直径よりも大きな外径の外向きフランジである。可動支持部44は、付勢手段の付勢力によって、受具46の貫通孔46aから筐体12a内に引き込まれるが、ストッパー部材48の取り付けられた位置まで可動支持部44が引き込まれると、ストッパー部材48の本体部48aの一部が受具46の貫通孔46aに嵌まり込み、ストッパー部材48のフランジ部48bが受具46の前面に当接する。即ち、本実施形態の透光手段40は、ストッパー部材48のフランジ部48bによって、ストッパー部材48よりも投光部42側の部分が筐体12a内に引き込まれるのを防止している。
さらにピン差込溝48cは、本体部48aの周方向に設けられた環状溝であり、フランジ部48bよりも筐体12a側に設けられている。より具体的には、ストッパー部材48の本体部48aが受具46の貫通孔46aに嵌め込まれた際、受具46の内壁46bから突出されるピン46cを差込可能な位置に設けられている。本実施形態の遊技機10は、投光手段40のストッパー部材48が前面扉12bの受具46に嵌まり込んだ際、受具46の内壁46bからピン46cを突出させて、ストッパー部材48のピン差込溝48cにピン46cを差し込むことにより、可動支持部44が引き出し方向に移動するのを制限することができる。即ち、可動支持部44に取り付けられたストッパー部材48と、前面扉12bの受具46とは、可動支持部44の引き出し方向の移動を制限するロック機構として機能している。
図3及び図4に示すように、ルーレット50は、表面に所定の図柄が表示された円板状の回転板50aを備えている。これに加えてルーレット50は、図4に示すように、回転板50aを回転駆動させる動力源50bと、回転板50aの回転位置を検出するフォトセンサ50cとを備えている。ルーレット50は、筐体12aの内部において、回転板50aの表面が下部パネル部34に面して平行になるように配置される。本実施形態のルーレットの動力源50bには公知のステッピングモータが用いられている。なお回転板50aの表面の図柄は、例えば、それぞれ特別役や小役に対応して予め定めておいた図柄でもよく、また、遊技機の設定を示唆する図柄が示されていてもよい。そして、紫外線を受光すると発光作用を呈する蛍光材を用いて描かれている。そのため回転板50aの表面に表示された図柄は、ブラックライト等によって紫外線が照射された場合に視認可能になる。具体的には、図3に示す回転板50aのように遊技機の設定に応じて6分割され、それぞれに異なる図柄が示される(図3では、丸印、三角印、バツ印、星印等の幾何学図柄が示されているが、熊やキリンのごとき異なる動物図柄が示される場合もあり得る)。この場合、例えば遊技機の設定1〜6のうち現状の遊技機の設定に対応した図柄(例えば、設定3なら熊図柄)を視認可能とし、遊技機の設定報知としての機能をもたせることができる。また、このような遊技機の設定報知としての機能をもたせる場合、遊技機の遊技状態に応じて設定と図柄の対応を変化させるように設定することも可能である。
次に、遊技機10の制御構成について図4に示すブロック図を参照しつつ説明する。まず、制御手段64は、遊技機10の動作を司るものであり、図4に示すように、メイン制御手段66とサブ制御手段68とを有する。メイン制御手段66は、役抽選手段70や特別遊技制御手段72を有する。役抽選手段70は、役の抽選を行うものである。役抽選手段70は、例えば、役抽選用の乱数発生手段70aと、この乱数発生手段70aが発生する乱数を抽出する乱数抽出手段70bと、乱数抽出手段70bが抽出した乱数値に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する判定手段70cとを備えている。
ここで、本実施形態では、役として、複数種類の特別役と、複数種類の小役と、リプレイと称する役とが設けられている。遊技機10は、役抽選手段70による抽選の結果、特別役に入賞すると、通常遊技を実施可能な状態から、通常遊技以上にメダルの獲得が期待できる特別遊技を実施可能な状態に切り替わる。また、遊技機10は、小役に入賞すると、メダル払出口20bから予め定められた枚数のメダルが払い出す。小役に入賞することにより払い出されるメダルの払出枚数は、特別役に入賞することにより払い出されるメダルの数よりも少ない。また、遊技機10は、リプレイと称する役に入賞すると、当該遊技で投入したメダル枚数を維持したまま再度遊技を実施可能となる。
役抽選手段70の乱数発生手段70aは、所定の領域の乱数を発生させる。乱数抽出手段70bは、乱数発生手段70aによって発生した乱数を、遊技者によりスタートレバー22aがオンされた時に抽出する。判定手段70cは、乱数抽出手段70bにより抽出された乱数値に基づき、これに対応する役を決定する。役抽選手段70は、通常遊技中において、乱数抽出手段70bによって抽出された乱数値に基づいて、上記した特別役、小役、リプレイおよび非当選の中から当選の有無及び当選役を判定する。
特別遊技制御手段72は、特別遊技の開始、特別遊技中の遊技の進行および特別遊技の終了等を制御するものである。例えば、役抽選手段70により、特別役が内部的に当選し、遊技者によりストップボタン22d〜22fが操作されて特別役が入賞すると、特別遊技制御手段72は特別遊技を開始させる。そして、規定枚数のメダルの払い出しや規定回数の遊技回数になるまで特別遊技を制御する。
一方、サブ制御手段68は、演出制御手段82、ルーレット制御手段84、および投光制御手段86を備えている。演出制御手段82は、上記した演出表示部24aや、放音部26、演出用ランプ24d、サイドランプ24fの動作を制御するものである。演出制御手段82は、上記した役抽選手段70における抽選結果等に基づいて、演出に適した画像や音声を演出表示部24aや放音部26を介して発し、投光手段40の光源42aや演出用ランプ24d、サイドランプ24fを発光させる。
ルーレット制御手段84は、ルーレット50の動作を制御するために設けられている。ルーレット制御手段84は、上記した役抽選手段70における抽選結果に基づき動力源50bに対して動作指令を出力する構成とされている。具体的には、ルーレット制御部84は、フォトセンサ50cからの検出信号を受けて回転板50aの回転位置を把握しつつ、動力源50bへの駆動信号を制御して、回転板50aの回転動作を制御することができる。
投光制御手段86は、投光手段40の発光動作を制御するために設けられている。投光制御手段86は、ルーレット制御手段84から回転板50aの回転位置に関する情報を受け取ることによって、ルーレット50の回転板50aに描かれた図柄のうち、内部当選した特別役に相当する図柄が下部パネル部34の受光窓38に面する位置、即ち受光窓38から視認可能な位置を通過するタイミングを把握することができる。本実施形態の投光制御手段86は、内部当選した特別役に相当する図柄が受光窓38から視認可能な位置に差しかかるタイミングに同期して、投光手段40の光源42aを発光させることができる。
続いて、遊技機10の動作について図5に示すフローチャートを参照しつつ説明する。遊技機10は、初期状態において投光手段40の光源42aが発光しておらず、ルーレット50の回転板50aが回転していない停止状態になっている。
制御手段64は、先ずステップ1においてメダルが投入されたか否かを検知する。そして、ベットボタン22cが操作される等してメダルの投入が検知されると、制御フローがステップ2に移行する。ステップ2においてスタートレバー22aが操作されると、3つのリール16が回転を開始する。これと共に、制御手段64に設けられた役抽選手段70は、役の抽選処理を実行する(ステップ3)。その後、制御フローはステップ4に移行する。
ステップ4では、上述の抽選処理の結果、特別役に当選したか否かが判断される。抽選処理の結果、小役やリプレイに当選した場合や非当選であった場合は、制御フローがステップ4からステップ1に戻される。一方、抽選処理の結果、特別役に当選したことが確認された場合は、制御フローがステップ5に進められる。
ステップ5では、遊技者のストップボタン22d〜22fの操作によって、内部抽選で当選した特別役が入賞したか否かが判断される。遊技者の操作の結果、特別役に入賞しなかった場合には、制御フローはステップ1に戻され、特別役に入賞した場合には、制御フローがステップ6に移行され、特別遊技制御手段72によって特別遊技が開始される。
特別遊技が開始されると、制御フローはステップ7に移行され、ルーレット50の回転が開始され、投光手段40の光源42aが発光可能状態になり、投光手段40の引き出し方向の移動を制限するロック機構のロックが解除される。
具体的には、ルーレット制御手段84からルーレット50の動力源50bに動作指令が出される。これにより、動力源50bが作動し、回転板50aが回転を開始する。そしてルーレット50のフォトセンサ50cが回転板50aの回転位置を検出し、回転位置に関する情報をルーレット制御手段84に送る。回転板50aの回転位置に関する情報は、ルーレット制御手段84から投光制御手段86に送られ、投光制御手段86は、受け取った回転板50aの回転位置に関する情報に基づき、内部当選した特別役に相当する図柄が受光窓38から視認可能な位置にあることを条件として、投光手段40の光源42aを発光させる。即ち、投光手段40の光源42aは、内部当選した特別役に相当する図柄が受光窓38から視認可能な位置を通過するタイミングに同期して、点滅を繰り返すように制御される。このとき受具46のピン46cがストッパー部材48のピン差込溝48cから引き抜かれ、投光手段40の可動支持部44が、筐体12aから引き出し可能な状態になる。その後、制御フローはステップ8に移行される。
ステップ8では、特別遊技の終了が判断され、特別遊技が終了される場合には、制御フローがステップ9に移行される。ステップ9では、ルーレット50の回転および投光手段40の光源42aの発光が停止され、ロック機構によって投光手段40の引き出し方向の移動が制限される。これにより、一連の制御フローが完了する。
上記したように本実施形態の遊技機10は、投光手段40の投光部42が屈曲自在な可動支持部44によって支持されている。そのため本実施形態の遊技機10は、可動支持部44を屈曲させて投光部42の位置及び姿勢を変更させることにより、投光部42の光が照射される位置を遊技者が主体的に変更させることが可能である。そのため本実施形態の遊技機10では、遊技者が遊技機10の演出に能動的に参加することができる。その結果、本実施形態の遊技機10は、従来にない斬新な演出効果を遊技者に対して与えることができる。
また本実施形態の遊技機10は、投光手段40の可動支持部44が筐体12a内に引き出し可能に収容されている。そのため本実施形態の遊技機10は、遊技者が付勢手段の付勢力に抗して可動支持部44を筐体12aから引き出すことにより、筐体12aの外部に現れる可動支持部の長さを延長することができる。その結果、本実施形態の遊技機10は、投光部42の移動可能な範囲が拡大され、投光手段40から離れた位置についても投光部42の光を照射させることが可能になる。
また本実施形態の遊技機10は、筐体12aに可動支持部44の引き出し方向の移動を制限するロック機構を設け、投光手段40の光源42aが発光可能な状態にあることを条件として、ロック機構を解除し、可動支持部44の引き出しを可能にしている。そのため本実施形態の遊技機10は、光源42aが発光しておらず、投光部42を移動させたとしても受光窓38への光の照射ができない場合にまで可動支持部44が引き出されるのを防止することができる。その結果、可動支持部44、受具46、およびストッパー部材48等の部材が消耗されるのを防止することができる。
また本実施形態の遊技機10において、投光手段40の光源42aには、紫外線を放射可能なブラックライトが用いられ、ルーレット50の回転板50aの表面に描かれている図柄には、紫外線を照射することで発光作用を呈する蛍光材が用いられている。そのため本実施形態の遊技機10は、投光手段40の光を照射させなければ、受光窓38に表示されるルーレット50の図柄を視認することができない。したがって本実施形態の遊技機10は、遊技者が独自に光源を持ち込んで受光窓38に光を照射させたとしても、持ち込まれた光源が紫外線を放射できるものでない限り、図柄を確認することができない。なお図柄には、図案、文字、記号、及び模様等が含まれる。
本実施形態の遊技機10は、ルーレット50の回転板50aに表示された複数の図柄のうち、内部当選した特別役に相当する図柄が受光窓38に面する位置を通過するタイミングに同期して、投光手段40の光源42aを発光させる。そのため本実施形態の遊技機10は、投光手段40の投光部42を移動させて、投光部42のレンズ42cを受光窓38に向けると、内部当選した特別役に相当する図柄が受光窓38から視認可能な位置にあるときにのみ投光部42の光を受光窓38に対して照射させることができる。その結果、遊技者は、受光窓38において点滅するように表示される内部当選した特別役に相当する図柄を確認することができ、内部当選した特別役を知ることができる。
また本実施形態の遊技機10は、所定の図柄が受光窓38から視認可能な位置を通過するタイミングに同期させて投光手段40の光源42aを発光させることにより、受光窓38に所定の図柄を点滅表示させることができる。そのため遊技者が紫外線の放射が可能な光源を持ち込み、受光窓38に光を照射させたとしても、回転している回転板50aの全ての図柄が見えるだけであり、内部当選した特別役に相当する図柄を確認することができない。
また本実施形態の遊技機10は、入賞した役の種類に応じて、ルーレット50の回転板50aの回転速度を変更させてもよい。回転板50aの回転速度を変更することにより、所定の図柄が受光窓38から視認可能な位置を通過する時間間隔、および投光手段40の光源42aが発光する時間間隔が変更される。具体的には、回転板50aの回転速度を速くすると、受光窓38に表示される図柄の点滅間隔が短くなるため、図柄の判別が容易になる。逆に回転板50aの回転速度を遅くすると、受光窓38に表示される図柄の点滅間隔が長くなるため図柄の判別が困難になる。したがって、本実施形態の遊技機10は、入賞した役の種類に応じて回転板50aの回転速度を変更することにより、受光窓38に表示される図柄を判別できる難易度を調整することができる。
上記実施形態の遊技機10は、ルーレット50の回転板50aを回転させて、受光窓38から視認可能な図柄を順次変更させるものであったが、本発明はこのような構成に限られるわけではない。例えば、ルーレット50の代わりに、外周面に複数の図柄が配され周方向に回転可能な円筒状の演出用リールを筐体12a内に配置し、受光窓38を、演出用リールの外周面に配された図柄を一つだけ表示可能に形成して、上記実施形態の遊技機10と同様に、回転する演出用リールの外周面に配された複数の図柄のうち、内部当選した特別役に相当する図柄が受光窓38から視認可能な位置を通過するタイミングに同期させて、投光手段40の光源42aを発光させる構成であってもよい。
上記実施形態の遊技機10は、所定の図柄が受光窓38から視認可能な位置を一回通過する度に投光手段40の光源42aが発光する構成であったが、本発明はこのような構成に限定されるものではない。例えば、所定の図柄が受光窓38から視認可能な位置を複数回通過する度に光源42aが発光する構成であってもよい。例えば光源42aを発光させるために、所定の図柄が受光窓38から視認可能な位置を通過しなければならない回数を、入賞した役の種類に応じて変更することで、光源42aが点滅する時間間隔を変更することができ、図柄を判別する難易度を調整することができる。
上記実施形態の遊技機10において、投光手段40は上部パネル部30に配置され、受光窓38が下部パネル部34に配置される構成であったが、投光手段40および受光窓38の配置位置に特に限定があるわけではない。投光手段40および受光窓38は、筐体12a内に可動支持部44やルーレット50を収容可能な位置であれば、任意の位置に配置することができる。
また上記実施形態の遊技機10は、可動支持部44を筐体12a内から引き出すことにより、筐体12aの外部に現れる可動支持部44の長さを延長させて、投光部42の移動可能な範囲を拡大させる構成であったが、本発明はこのような構成に限られるわけではない。例えば、長さを延長させることができないが屈曲自在な可動支持部44を備えた投光手段40を受光窓38の近くに配置し、可動支持部44を屈曲させるだけで投光部42の光を受光窓38に対して照射可能な構成にしてもよい。
上記実施形態の遊技機10では、投光手段40の光源42aとして紫外線を放射可能なブラックライトが用いられ、ルーレット50の回転板50aの表面の図柄には紫外線を受光すると発光作用を呈する蛍光材が用いられたが、本発明はこのような構成に限られるわけではない。具体的には、投光部42の光源42aは、通常の照明に用いられる白色光を放射するものであってもよく、回転板50aの表面の図柄は、通常の照明の下で視認可能であってもよい。この場合、回転板50aの表面には影ができるように構成し、影によって受光窓38からの図柄の判別を困難にすることが望ましい。これにより、所定の図形が受光窓38から視認可能な位置を通過するタイミングで投光手段40の光を受光窓38に照射させ、所定の図形を受光窓38に点滅するように表示させることが可能である。
また上記実施形態の遊技機10は、所定の図柄が受光窓38から視認可能な位置を通過するタイミングに投光手段40の発光を同期させる構成であったが、本発明はこのような構成に限定されるわけではない。例えば、受光窓38を開閉可能なシャッターを取り付け、所定の図柄が受光窓38から視認可能な位置を通過するタイミングに同期して、シャッターを開放する構成であってもよい。この構成によっても、所定の図柄にのみ投光手段40の光を照射させることが可能であり、受光窓38に所定の図柄を点滅するように表示させることができる。
上記実施形態の遊技機10は、投光手段40を一つだけ備える構成であったが、本発明は、このような構成に限定されるわけではなく、投光手段40を複数備える構成であってもよい。また受光窓38およびルーレット50についても、スペースが許す限り、複数設置することができる。本発明は、投光手段40、受光窓38、およびルーレット50を複数設置することで、演出のバリエーションをより一層充実させることができる。
上記実施形態の遊技機10において、投光手段40の光源42aが発光させる条件、および投光部42が移動可能になる条件は、特別役に入賞することであったが、本発明はこのような構成に限定されるわけではない。例えば、特別役や小役等の特定の役に当選することを条件として、光源42aの発光や、投光部42の移動を可能にする構成であってもよい。
なお、上記実施形態で示した遊技機は、いわゆるスロットマシンであったが、本発明はこれに限定されるものではなく特許請求の範囲を逸脱しない範囲でその教示および精神から他の実施形態があり得ることは当業者に容易に理解できよう。例えばパチンコ機に代表されるような他の種類の遊技機への適用が可能である。
10 遊技機
12b 前面扉
40 投光手段
42 投光部
42a 光源
44 可動支持部
64 制御手段

Claims (1)

  1. 前面扉と、
    光源を発光させて投光が可能な投光部と、前記投光部を支持するとともに前記前面扉に対する前記投光部の姿勢を変更可能な可動支持部とを備えた投光手段と、
    特別役の当選による特別遊技の実行を条件として、前記投光手段の姿勢を変更させ、所定の演出を実行可能な制御部と、を備え、
    前記投光手段は、一部又は全部が前記前面扉内に引き出し可能に収容されており、
    前記特別遊技の開始時に前記投光手段の姿勢を変更して所定の箇所を照明し、前記特別遊技中には前記投光手段の姿勢を制御せず、前記特別遊技の終了時に前記投光手段の姿勢を戻すように構成されていることを特徴とする遊技機。
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