JP4114274B2 - データ又は情報の再生又は記録のための装置 - Google Patents

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    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0943Methods and circuits for performing mathematical operations on individual detector segment outputs

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光検出器と、デジタルエラー信号及び評価信号の処理手段とを有するデータ又は情報を再生又は記録するための装置に関する。それは、光学スキャニング装置を用いて、記録媒体のデータトラックからデータ又は情報を読み出し、記録媒体のトラックにデータ又は情報を記録するものである。手順としては、光ビームは、フォーカス調整回路を用いて記録媒体上にフォーカスされ、トラック調整回路を用いてデータトラックに沿ってガイドされ、記録媒体から反射された光ビームは、光検出器上に反射される。
【0002】
【従来の技術】
光学スキャニング装置を用いて、データ又は情報が、記録媒体のデータトラックから読み出され、又は記録媒体のトラックに記録されるデータ又は情報の再生又は記録のための装置において、光又はレーザビームが、フォーカス調整回路を用いて記録媒体上にフォーカスされ、トラック調整回路を用いて記録媒体のデータトラック上にガイドされる。例えばCDプレーヤ、DVDプレーヤ、データ又は情報の再生又は記録用の光磁気装置、DRAWディスク又はビデオディスクプレーヤ用の記録及び再生装置のような、このタイプの装置の光学スキャニング装置は、レーザダイオード、1つ以上のレンズ、プリズム型ビーム分割器、適切には回折格子及び光検出器を有する。光学ピックアップと称される光学スキャニング装置の構造及び機能は、電子部品及び応用、第6巻、第4号、1984年、第209頁〜第215頁に記載されている。
【0003】
レーザダイオードによって放射された光ビームは、レンズを用いて記録媒体上にフォーカスされ、記録媒体から光検出器上に反射される。記録媒体上に記憶されたデータ又は情報と、フォーカス及びトラック調整回路に対する実際の値又はエラー信号とは、光検出器の出力信号から得られる。フォーカス及びトラック調整回路用のデジタルサーボプロセッサを用いることは、既に公知である。フォーカス及びトラック調整回路用のエラー信号が、データ信号と比較して比較的低周波数であるために、音声技術で公知のアナログ−デジタルコンバータを、エラー信号のアナログ−デジタル変換用に用いることができる。デジタルデータ信号は、光検出器によって提供されたアナログ高周波数信号の零交差を検出するパルス形成器を用いて発生される。更に、例えばミラー信号及びデフェクト信号のような評価信号と称されるものは、光検出器によって提供された高周波数信号から引き出される。デジタルサーボプロセッサにも関わらず、その評価信号は、排他的なアナログ回路手段を用いて周期的に発生される。これは、データ又は高周波数信号のデジタル化が、ビデオアプリケーションに用いられる種類の高速アナログ−デジタルコンバータを必要とするためである。デジタル音声技術において公知のコンバータのタイプは、光検出器によってCDから検出された高周波数信号の帯域幅のために用いることができない。これは、コスト集約的(cost-intensive)であり、高周波数信号の全帯域幅がデジタル化されなければならないために、複数のスキャニング速度を有する装置においては、高コストを必要とする。他方で、データ信号又は高周波数信号の波形から引き出される情報は、例としてトラック変更又はデフェクトである高周波数信号の異常原因を確認するために比較的重要である。そして、再生又は記録装置の信頼性のある機能に対して欠くことのできないものである。例として、トラックエラー信号が両方の場合で零に等しいために、スキャンビームがデータトラック上に又はその間にあるかどうかを識別することができるために、ミラー信号が必要とされる。
【0004】
その結果、デジタル評価信号の処理手段の効果は、無線周波数帯域又はビデオアプリケーション用のアナログ−デジタルコンバータに対する高コストにつながる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、デジタル評価信号処理で且つ異なるスキャニング速度に適応できる重要な能力を有するにも関わらず、わずかなコストしか必要としないデータ又は情報を再生又は記録するための装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的は、独立請求項に記載された特徴を用いて達成される。効果的な設計及び展開は、従属請求項に記載されている。
【0007】
本発明の第1の実施形態は、たとえデータ又は高周波数信号のデータレートが無線周波数帯域又はビデオ信号帯域用のアナログ−デジタルコンバータを必要とするとしても、音声技術において公知のアナログ−デジタルコンバータを有するデジタル評価信号の発生を可能にすることである。
【0008】
音声周波数帯域用のアナログ−デジタルコンバータは、比較的低コストしか必要としない。しかし、デジタル音声技術において公知のコンバータのタイプを用いることはできない。それは、信号スキャニング速度に対する、光検出器によってCDから検出された高周波数信号の帯域幅のためである。音声周波数帯域用のアナログ−デジタルコンバータは、アナログ−デジタルコンバータによってデジタル評価信号を発生させるためには決して用いられない。該アナログ−デジタルコンバータには、直接的な高周波数信号でなく、むしろ高周波数信号の少なくとも1つのエンベロープが与えられる。エンベロープ信号が高周波数信号よりもかなり小さい帯域幅を有するために、音声技術において公知のアナログ−デジタルコンバータは、デジタル評価信号の発生のために用いられ、デジタル評価信号の処理手段の効果が決して利用されない。そのとき、含まれるものは、アナログ前置増幅器、音声周波数帯域用のアナログ−デジタルコンバータ、及びデジタルプロセッサを含む効果的なハイブリッドな解決策である。
【0009】
本発明の更なる実施形態は、光検出器と、デジタルエラー信号及び評価信号の処理手段とを有するデータ又は情報の再生又は記録用の装置のデジタル信号プロセッサに接続された、ただ1つのアナログ−デジタルコンバータを用いることである。このために、両方のエラー信号と、記録媒体から検出された高周波数信号の少なくとも1つのエンベロープ信号とが、マルチプレクサを介してビデオ信号用のアナログ−デジタルコンバータに与えられる。この場合、アナログエンベロープ検出器は、光検出器によって検出されたデータ信号の最低の高周波数に整合した時定数を有するのが好ましい。光検出器によって検出されたデータ又は高周波数信号の周波数は、規則通り、情報信号の周波数よりも高くなる。それは、光検出器によって検出されたデータ信号が、更なる信号処理段で分割出力される情報信号の位置、長さ又は内容に関して付加的な詳細を含むためである。エンベロープ信号を形成するデータ信号のアナログ前置処理手段にも関わらず、例としてミラー信号又はデフェクト信号のような1つ以上の評価信号の可変パラメータが、デジタル領域で及び規則的に自動的な方法で調整される。これは、結果として、異なる記録媒体及びスキャニング速度用の装置を利用する能力に関して高レベルの自由度となる。本発明は、ミラー信号及びデフェクト信号を含む全てのサーボ信号のデジタル信号処理手段にも関わらず、低周波数の排他的なアナログ信号を用いるという原理に基づく。その結果、狭帯域アナログ−デジタルコンバータ又はビデオ周波数帯域用のアナログ−デジタルコンバータが用いられ、その全ての信号は、マルチプレクサを介して前記コンバータに与えられたデジタルエラー信号及び評価信号の発生のために必要となる。例として、デフェクト及びトラック変更の間で識別できるために、サーボ制御ループの利得を調整するために、不正確なデータ信号をマークするために、又は交差したトラック数を正確にカウントするために、高周波数データ信号のデジタル評価又は信号の処理手段は、高周波数データ信号から引き出された少なくとも1つのエンベロープ信号がデジタル化の前に実際に形成されることによって可能となる。しかし、エンベロープ信号の評価は、高精度で且つ自由度があることを保証するために、デジタル領域で提供される。ここで入力周波数として参照する、装置の光検出器によって検出された異なる光学記録媒体用の再生又は記録装置のデータレートが大きい帯域幅を有するけれども、制御及び信号の処理手段は、狭帯域信号で実行される。光検出器による記録媒体から検出されたデータ又は高周波数信号は、評価信号を形成するために、そのエンベロープに関してのみデジタル化される。例えば規定された方法で放電及び充電される整流器及びキャパシタを含むアナログ回路を用いるデータ又は高周波数信号から、エンベロープ信号が形成される。原理的に、デジタル評価信号処理手段にも関わらず、わずかなコストしか必要としない、データの再生又は記録用の提案された装置は、エンベロープ信号をその中で発生する方法に依存しない。それにも関わらず、効果的な方法のエンベロープ信号の発生のために用いることができる2つの回路配置が表されている。
【0010】
検出すべき高周波数信号の上側及び下側エンベロープの両方を有効にする、第1の回路配置を提案する。それは、上側及び下側エンベロープ信号が、同時にしかしむしろ連続的に、更なる処理を受けさせられないときに、特にこれが提供される。エンベロープ信号の発生のための第1の回路配置の後ろにある原理は、充電又は放電回路を介して積分器段をドライブするために検出される高周波数信号を用いることからなる。その積分器段は2つのトランジスタ、キャパシタ及び電流源によって形成され、その制御トランジスタはベース電流補償回路に接続されるのが好ましい。積分器段を用いて形成されたエンベロープ信号は、エミッタフォロワを用いて結合され、同時に充電及び放電回路の補償信号として用いられる。上側又は下側エンベロープ信号を形成するために、積分器段の入力及び出力は、上側又は下側エンベロープに対する充電又は放電回路に選択的に接続される。これは、唯一の積分器段が上側及び下側エンベロープを形成するために必要となり、その積分器段は多重に用いられるということを意味する。同時に、上側及び下側エンベロープ信号を提供するために、第2の回路配置が提供され、第2の積分器段が提供されることだけが第1の回路配置と異なり、その結果、上側及び下側エンベロープ信号の両方が同時に常に利用できる。記録媒体のタイプとその再生速度とによって管理された異なる入力周波数にも関わらず、エンベロープ信号の構成で接続された一定の時間定数を用いることが可能となる。入力周波数に正確に整合される理想的なエンベロープからの偏差は、デジタル領域の前記エンベロープの評価中に得られることができる。含まれる全てのものがエンベロープ検出器用の時定数の選択であり、信号がアナログ領域で評価される必要がないために、わずかなコストでエンベロープ検出器を提供することが可能となり、その異なる時定数が、例えばIICバスを介してデジタルプロセッサによって設定されることができる。
【0011】
アナログ−デジタルコンバータに接続されたプロセッサ内のエラー及び評価信号のデジタル信号処理手段は、この点について特に議論されない。それは、解決策が、この点で既に公知とされ、本発明が後方のデジタル信号処理の種類に依存しないためである。デジタルエラー信号及び評価信号の処理手段が必要とされる全ての信号は、エラー及びエンベロープ信号のアナログ−デジタル変換の後で、プロサッサから得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明は、図面を参照して、以下に詳細に説明されている。
【0013】
図1に描かれたDVDプレーヤの入力回路のブロック図は、光検出器PD、アナログ前置増幅器ユニットPRE、データデコーダDD及びサーボプロセッサSPを含む。略字であるDVDは、デジタル汎用ディスク(Digital Versatile Disc)であり、DVDプレーヤは、通常、再生用に又は可変スキャニング速度でのデータ及び情報の記録用に提供される。
【0014】
アナログ前置増幅器ユニットPREは、複数の前置増幅器AMP、データ信号発生段DSG、サーボ信号発生段SSG、エンベロープ検出器ED及びバスインタフェースBIを含んでおり、サーボプロセッサSPは、マルチプレクサMPL、アナログ−デジタルコンバータADC、タイミング制御ユニットTC及びプロセッサPRZを備えており、該プロセッサPRZはミラー信号MI及びデフェクト信号DEを発生する。更に、プロセッサPRZは、シリアルバスを介してアナログ前置増幅器ユニットPREのバスインタフェースBIに接続される。
【0015】
光検出器PDは、例えば図5による公知の方法で構成される。それは、正方形を形成するように、共に結合された4つのフォトダイオードA、B、C及びDを含んでいる。記録媒体から反射され、4つのフォトダイオードA、B、C及びD上にフォーカスされる光ビームは、フォトダイオードのアナログデータ信号HF=A+B+C+Dを発生する。そして、フォーカスエラー信号FEは、公知の方法でフォトダイオードの対向する対の間の差から発生される。フォトダイオードA、B、C及びDに加えて、フォトダイオードE及びFが提供され、それは、形成されたそれら信号の間の差によって公知の方法でトラックエラー信号TEを発生させるために用いられる。トラックエラー信号TE及びフォーカスエラー信号FEは、サーボ信号と称される2つの信号を形成する。更に、図1により、サーボ信号発生段SSGで発生されるサーボ信号は、ディスクターンテーブルモータ信号であり、その信号は、記録媒体のスキャニング速度と、粗駆動装置及びバーニア駆動装置を含むトラッキングシステムの場合に粗駆動装置に対する制御信号とを決定する。例としてレーザダイオード、レンズ、プリズム型ビームスプリッタ、回折格子及び光検出器を含む光学スキャニング装置全体を、放射方向に配置することによって、粗駆動装置はスピンドル状に設計される。バーニア駆動装置は、例えば放射方向に予め決定可能な小さな角度で傾けられるべき光ビームを可能にする。従って、光ビームは、この傾斜運動によって丁度記録媒体の半径に沿って短い距離を移動できる。しかしながら、原理的に、アナログデータ信号HF及び対応するエラー信号を提供する他の光検出器も、本発明の接続の中で用いられる。
【0016】
しかし、トラックエラー信号TE及びフォーカスエラー信号は、光学記録媒体を有するデータの再生又は記録用装置の機能について十分でない。これは、例として、スキャニングが、データトラック上とデータトラック間との両方にもたらされる際に、トラックエラー信号TEが値0を有するためである。それゆえ、評価信号が必要となり、記録媒体のデータトラック上及びその間のスキャニングを区別する装置を可能にする。光検出器PDによって発生されたデータ信号HFがこのために用いられ、スキャニングがトラック上にもたらされる際に、その信号は最大となり、スキャニングがデータトラック間にもたらされる際に、その信号は最小となる。高周波数信号の振幅は、光ビームがデータトラック上に放出する際に最大となり、他方で光ビームがデータトラック間、即ち反射表面と称されるものの上におかれる際に最小となる。それゆえ、この評価信号は、また、ミラー信号MIとして参照され、図1によるプロセッサPRZによって提供される。
【0017】
周期的に用いられる評価信号であるミラー信号MI及びデフェクト信号DEは、図6から9を参照して、詳細に説明される。図6は、理想的な条件の下でのデータ信号HFの波形を描いている。データ信号HFが、ごみ及びきずによって、又は記録媒体のトラック変更によって影響を受けないときに、上側及び下側エンベロープは、まっすぐな線となる。図7は、データ信号HFの理想的な波形、又はトラック飛び越しのコースのデータ信号HFのエンベロープの理想的な波形を表している。下側エンベロープは、再びまっすぐな線であり、対照的に、上側エンベロープは正弦波形を表している。検出された最大値の数は、交差されるトラック数に対応する。図8において、上側エンベロープがまっすぐな線で形成されるけれども、下側エンベロープは、CDディスク上のごみ若しくはきず、又は振動によって生じる不規則な膨らみを有する。
【0018】
最後に、図9は、再生装置がトラック変更中に振動にさらされ、記録媒体がきず、ほこり、指紋又は他の汚れによって損傷されるときに、データ信号HFの波形を表している。上側エンベロープの正弦波形は、図8の波形と同じ波形を有する下側波形によってインタラプトされる。
【0019】
図10は、アナログ技術に用いられ、エンベロープの波形から対応する評価信号を提供する回路配置の例となる実施形態を表している。
【0020】
記録媒体から反射された光ビームは、4つの正方形状のフォトダイオードA、B、C及びDから構成される光検出器PD上にフォーカスされる。光検出器PDによって発生され、フォトダイオードA、B、C及びDの光電圧の和に等しいデータ信号HFは、デコードされるべく回路(図示なし)へ送られる。加えて、データ信号HFは、ダイオードD1のカソードに与えられ、ダイオードD2のアノードに接続される。ダイオードD1のアノードは、キャパシタCAの一方の端子と、電流源SQ1の一方のポールと、コンパレータV1の一方の入力とに接続される。該キャパシタCAの他方の端子は、リファレンス接地電位である。該電流源SQ1の他方のポールは、それに与えられる電圧U1を有する。該コンパレータV1の他方の入力は、ポテンショメータP1のタップに接続される。電圧U2は、ポテンショメータP1の一方の端子に与えられ、一方で、ポテンショメータP1の他方の端子はリファレンス接地電位となる。ダイオードD2のカソードは、キャパシタCBの一方の端子と、電流源SQ2の一方のポールと、コンパレータV2の一方の入力とに接続される。該キャパシタCB他方の端子は、リファレンス接地電位となる。該電流源SQ2の他方のポールは、リファレンス接地電位である。該コンパレータV2の他方の入力は、ポテンショメータP2のタップに接続される。電圧U3は、ポテンショメータP2の一方の端子に与えられ、他方の端子は、リファレンス接地電位となる。素子D1、CA、SQ1、V1及びP1を含む図10に描かれた回路配置の一方の部分について、下側エンベロープuは、図9の破線で描かれた下側スレッショルド値SUと比較される。そして、素子D2、CB、SQ2、V2及びP2によって形成された、図10の回路配置の他方の部分について、上側エンベロープoは、図9に破線で同様に描かれた上側スレッショルド値SOと比較される。データ信号HFの上側エンベロープoが上側スレッショルド値SOをよりも下になるならば、コンパレータV2は、その出力で信号A2を出力する。出力Aでの信号は、光ビームがトラックを交差することを示す。他方で、データ信号HFの下側エンベロープが下側スレッショルド値を越えるならば、コンパレータV1は、その出力A1で信号を出力する。出力A1での信号は、記録媒体上のごみ、指紋、きず等によって、又は再生装置の振動によって生じた影響があることを示す。ポテンショメータP1及びP2の設定は、それぞれ、下側スレッショルド値SU及び上側スレッショルド値SOを規定する。光ビームがトラックを飛び越えるかどうか、記録媒体上の振動及び汚れによって生じた影響があるかどうか、又は両方の現象があるかどうかにに関わらず、データ信号HFから直ぐに確認できることにより、例えば、これらの条件の下でより速く又はより正確に調整するように影響を受けるべきフォーカス及びトラック調整回路について可能となる。しかし、図10に描かれた回路配置は、アナログ技術を用いて実現され、結果として、この技術の公知の欠点も有する。例として、スレッショルド値の複雑な設定及びそれらのずれと、記録媒体の異なる特性及び異なるスキャニング速度に対するパラメータの整合とは、デジタルサーボ信号プロセッサの使用する、他の正確なデジタル環境のアナログ技術の欠点とみなされる。アナログ回路は、DVD、CD、CD−ROM、書き込み可能なCD及びDVDのような異なる記録及び再生システムと、異なる速度及びそれらに適合した時間定数とに関して非常に自由度がある。他方で、データ信号HFのデジタル化は、高コストを必要とする。これは、例えばビデオアプリケーション用に使用される種類のアナログ−デジタルコンバータを提供するために、データ信号HFの大きい帯域幅及び高周波数が必要となるためである。エラー信号が、データ信号HFと比較して、比較的狭帯域特性及び低周波数を有するために、原理的に音声アプリケーション用に用いられる種類のアナログ−デジタルコンバータは、デジタルサーボ信号プロセッサをドライブするのに十分である。この結果から矛盾することは、データ信号HFの一方又は両方のエンベロープの発生が、アナログ領域に提供されることによって解決されるが、エンベロープの評価がデジタル領域に提供される。アナログ回路構成部品の特性が、種々の状態に適合するために減らされ且つ高い自由度を有する。そして、ただ1つの狭帯域アナログ−デジタルコンバータが、デジタル評価信号処理手段に関わらず、1つ以上の評価信号を提供することにより、検討すべきコスト節約が達成される。これは、ただ1つのアナログ−デジタルコンバータADCを有するサーボプロセッサSPを有したデータの再生又は記録用の装置を提供する可能性を開く。図1のように、多数のエラー信号と、評価信号を発生するために必要な信号との両方が、マルチプレクサMPLを介して、該アナログ−デジタルコンバータADCに与えられる。評価信号を発生するに必要な信号は、データ信号HFの上側及び下側エンベロープであり、例えば、アナログ領域において、データ信号HFから実際に発生されるが、スレッショルド値との比較によって評価されない。エンベロープ検出器EDは、このために提供され、そのエンベロープ検出器は、図1に描かれており、データ信号発生段DSGに接続される。アナログ前置増幅器ユニットPREにおいて、光検出器PDによって検出されたデータ信号HFは、1つ以上の前置増幅器AMPを介してデータ信号発生段DSGに与えられ、その少なくとも幾つかは、サーボ信号発生段SSG用の信号を同時に提供する。光検出器PDとを形成するフォトダイオードの数と前置増幅器AMPの数とは、用いられるスキャニングシステムに依存し、ここで例として用いられる。更に、例として、アナログ位相検出器の異なる時間定数が、プロセッサPRZのIICバスを介して選択されるべきであるならば、アナログ前置増幅器ユニットPRE内に描かれたバスインタフェースBIだけが必要となる。更に、サーボ及びエンベロープ信号は、アナログ前置増幅器ユニットPREを出る前にローパスフィルタにさらされるならば、好都合である。このために、例として簡単で公知のアクティブ第2次フィルタが用いられている。
【0021】
データデコーダDDは、デジタルデータ情報を発生するために、アナログ前置増幅器ユニットPREのデータ信号発生段DSGに接続される。そして、タイミング制御ユニットTCは、時間シーケンスを制御するためにサーボプロセッサSP内に提供される。
【0022】
上側エンベロープo及び下側エンベロープuが同時に必要とされないために、図2に説明されたように、データ信号HFの選択的な反転によって選択するべきエンベロープの一方に提供される。このために、図2によれば、インバータIが提供され、スイッチSは、上側エンベロープo及び下側エンベロープuを形成するためにデータ信号HF又は反転されたデータ信号HFの一方を、エンベロープ検出器EDに与えるように用いられる。これは、ただ1つのエンベロープ検出器EDが必要となり、データ信号HFの上側エンベロープo及び下側エンベロープuの両方が前記エンベロープ検出器によって形成されるということを効果的に意味する。図2は、更なる構成部品の全てについて図1と同様である。
【0023】
原理的に、図3に例として描かれたエンベロープ信号EVは、データ信号HFよりもかなり小さい帯域を有しており、オーディオアプリケーション用に用いられる種類の安いアナログ−デジタルコンバータADCを用いてデジタル化される。原理的に、上側エンベロープo及び下側エンベロープuは、図4に説明されたように、マルチプレクサMPLに同時に与えられる。
【0024】
図11を参照して説明されたものの原理は、エンベロープ検出器EDとして提案されている。上側エンベロープ及び下側エンベロープの両方は、図11に従って回路配置を用いてマップされている。エンベロープ検出器EDの仕事は、低周波数信号がその上に重ねられる高周波数信号のエンベロープを形成することである。図11に従って、キャパシタC1及び電流源I1と共に有する2つのトランジスタQ4及びQ5は、入力INによってドライブされる積分器段を形成する。入力INは、第1のトランジスタQ4のベースに形成され、キャパシタC1に接続されており、該キャパシタC1の他方の端子は、第2のトランジスタQ5のコレクタと、第1の電流源I1とに接続されている。第1の電流源I1は、電圧VCCを供給するために接続されており、第2のトランジスタQ5のエミッタはアースに接続されている。一方で、第2のトランジスタQ5のベースは、第1のトランジスタQ4のエミッタに接続されている。第1のトランジスタQ4のベース電流によってキャパシタC1の望まない充電を避けるために、3つのトランジスタQ1からQ3と抵抗R1とによって形成されたベース電流補償回路が提供されており、その抵抗は、一方が供給電圧VCCに接続されており、他方が第3のトランジスタQ1のエミッタと、第4のトランジスタQ2のコレクタとに接続されている。更に、第3のトランジスタQ1のベースは、第4のトランジスタQ2のベースに接続されており、第3のトランジスタQ1のコレクタは、第5のトランジスタQ3のエミッタに接続されており、第4のトランジスタQ2のエミッタは、第1のトランジスタQ4のコレクタに接続されている。第5のトランジスタQ3のコレクタは、アースに接続されており、第5のトランジスタQ3のコレクタは、アースに接続されており、第5のトランジスタQ3のベースは、第1のトランジスタQ4のベースに接続されている。
【0025】
電流が入力INでアースにポールされるならば、第2のトランジスタQ5のコレクタの電位は上り、逆に、電流が供給電圧VCCから与えられるならば、それは下がる。信号は、第6のトランジスタによって形成された以下のエミッタフォロワを介して結合される。第6のトランジスタQ6のベースは、第2のトランジスタQ5のコレクタに接続されており、第6のトランジスタQ6のコレクタは、供給電圧VCCに接続されており、第7のトランジスタのベース及びアースに接続された電流源I2は、第6のトランジスタQ6のエミッタに接続されている。第7のトランジスタQ7は、そのコレクタがアースされており、供給電圧VCCに接続された電流源I3に接続されたそのエミッタが、エンベロープ信号EVを提供する出力OUTを形成する。第7のトランジスタQ7は、第6のトランジスタQ6を渡ってベースエミッタ電圧降下を減少し、同時に温度応答を改善する。第3のトランジスタQ1、第5のトランジスタQ3及び第7のトランジスタQ7は、pnpトランジスタであり、図11に表された他のトランジスタは、npnトランジスタによって形成される。
【0026】
図11に描かれており、上側エンベロープ及び下側エンベロープの両方に提供されるエンベロープ検出器EDが、図12において、上側エンベロープoを提供するために回路ブロックの上側エンベロープに、及び下側エンベロープuを提供するために回路ブロックの下側エンベロープに接続される。図12により、データ信号HFが、端子SIG_INに与えられ、回路ブロック上側エンベロープの第8のトランジスタQ8のベースに、及び回路ブロック下側エンベロープの第11のトランジスタQ11のベースに形成される。回路ブロックの上側エンベロープ及び下側エンベロープは、エンベロープ検出器ED用に充電又は放電回路を構成する。エンベロープ検出器EDは、図12において、図11により指示されたブロックとして描かれており、その入力IN及び出力OUTは、2つの二方向スイッチS1及びS2によって形成された切替スイッチに接続されている。切替スイッチを用いて、図11に対応するエンベロープ検出器EDは、回路ブロックの上側エンベロープによって形成された充電又は放電回路と、回路ブロックの下側エンベロープによって形成された充電又は放電回路とに、選択的に接続される。これは、上側エンベロープo又は下側エンベロープuに対応する信号が、端子エンベロープ_OUTで提供されるためである。
【0027】
図12に描かれた回路配置の機能は、回路ブロックの上側エンベロープを用いて説明される。端子SIG_INに与えられたデータ信号HFは、コンパレータを用いてエンベロープ検出器EDの出力OUTで信号と比較される。コンパレータは、第8のトランジスタQ8及び第9のトランジスタQ9によって形成される。このために、トランジスタQ8及びQ9のエミッタは、電流源I4に接続されており、該電流源I4は供給電圧VCCに接続されている。第8のトランジスタQ8のコレクタは、アースに接続されており、第9のトランジスタのコレクタは、第10のトランジスタQ10のベースと、アースに接続された抵抗R2とに接続される。第9のトランジスタQ9のベースは、エンベロープ検出器の出力OUTによってドライブされる。第9のトランジスタQ9のベースの電位が第8のトランジスタQ8のベースの電位よりも低いならば、電流源I4によって提供された電流が第9のトランジスタQ9を通して流れ、第10のトランジスタQ10をアクチベートする。該トランジスタQ10は、アースに電流をポールし、その電流は、エミッタと、図11によるエンベロープ検出器ED内にある電流源I1とに接続された抵抗R3によってのみ制限される。
【0028】
端子エンベロープ_OUTの電位は、上昇し、端子SIG_INでデータ信号HFに素早く追従する。第9のトランジスタのベース電位が端子SIG_INでデータ信号HFのレベルを越えるならば、電流源I4によって提供された電流は、左手のコンパレータのパスを通って流れ、第8のトランジスタQ8によってアースへもたらされる。第10のトランジスタQ10のコレクタと、供給電圧VCCとに接続された電流源I5によって提供される比較的小さい電流は、図11に従ってエンベロープ検出器EDのキャパシタC1を放電する。その結果、端子エンベロープ_OUTの電位がゆっくりと減少する。コンパレータを形成するトランジスタはpnp型であり、第10のトランジスタはnpn型である。
【0029】
結合された二方向スイッチS1及びS2は、下側エンベロープへの切替と同一視できる。充電及び放電の処理が逆に動作することを除いて、検出の後ろの原理が同一である。それゆえ、回路ブロックの上側エンベロープと同一構造を有する回路ブロックの下側エンベロープは、回路ブロックの上側エンベロープに対して補足的な方法で構成される。従って、回路ブロックの下側エンベロープのコンパレータを形成するトランジスタQ11及びQ12はnpn型であり、これらのトランジスタのエミッタは、アースに接続された電流源I6に接続され、抵抗R4及びR5並びにトランジスタQ11のコレクタは、供給電圧VCCに接続されている。図11に対応するエンベロープ検出器の入力INは、既に前述された切替スイッチを介して、電流源I7と、pnp型である対応するトランジスタQ13のコレクタとに接続される。同時に、回路ブロックの上側エンベロープの電流源I5は、図11に対応する積分器段に、図に充電電流と指示された充電電流をドライブしており、回路ブロックの下側エンベロープの電流源16は、図11に対応する積分器段に、図に放電電流と指示された放電電流をドライブする。しかしながら、通常、エンベロープ信号は、出力OUT又はエンベロープ_OUTで提供され、トランジスタQ9のベース又はトランジスタQ12のベースを介してデータ信号HFと比較される。
【0030】
上側及び下側エンベロープが同時に必要とされるならば、図11に対応する積分器段は2つ提供されなければならない。結合された二方向スイッチS1及びS2は省かれる。
【0031】
他方で、エンベロープの一方のみが必要とされるならば、回路ブロックの上側エンベロープのみ又は回路ブロックの下側エンベロープのみが、図11に対応する積分器段との接続が必要とされる。この場合も、結合された二方向スイッチS1及びS2が省かれる。しかしながら、本発明は、前述した典型的な実施形態に限定されるものではなく、進歩性のある原理の見地の中で変更及び修正を含んでいる。
【図面の簡単な説明】
【図1】DVDプレーヤの入力回路のブロック図である。
【図2】エンベロープ選択手段を有する入力回路のブロック図である。
【図3】エンベロープEVを有するデータ信号HFの波形図である。
【図4】エンベロープ発生手段を有する入力回路のブロック図である。
【図5】光検出器によって提供された××信号用の回路のブロック図である。
【図6】干渉を受けないデータ信号HFの波形図である。
【図7】トラック飛び越しの推移における干渉を受けないデータ信号HFの波形図である。
【図8】汚れ又は振動による干渉を受けないデータ信号HFの波形図である。
【図9】汚れ又は振動による干渉を受けないデータ信号HFの波形図である。
【図10】アナログ評価信号提供に対する公知の回路配置の回路図である。
【図11】エンベロープ検出器用の回路配置の回路図である。
【図12】エンベロープ検出器用の実用的な回路図である。
【符号の説明】
PD 光検出器
SP サーボプロセッサ
PRE アナログ前置増幅器
DD データデコーダ
AMP 前置増幅器
DSG データ信号発生段
SSG サーボ信号発生段
ED エンベロープ検出器
BI バスインタフェース
MPL マルチプレクサ
ADC アナログ−デジタルコンバータ
TC タイミング制御ユニット
PRZ プロセッサ
MI ミラー信号
DE デフェクト信号
S スイッチ
I インバータ
HF アナログデータ信号
TE トラックエラー信号
EV エンベロープ信号
o 上側エンベロープ信号
u 下側エンベロープ信号
SO 上側スレッショルド値
SU 下側スレッショルド値
P1、P2 ポテンショメータ
PD 光検出器
CA、CB キャパシタ
SQ1、SQ2、I1〜I7 電流源
D1、D2 ダイオード
V1、V2 コンパレータ
A1、A2 出力
Q1〜Q13 トランジスタ
R1〜R5 抵抗
S1、S2 切替スイッチ
VCC 供給電圧

Claims (13)

  1. 光検出器と、デジタルエラー信号及び評価信号の処理手段とを有するデータ又は情報を再生又は記録するための装置であって
    充電又は放電回路を介して前記光検出器(PD)に接続された積分器段によって形成されたエンベロープ検出器(ED)と、
    音声周波数帯域用のアナログ−デジタルコンバータ(ADC)が、デジタル評価信号を生成するために、前記エンベロープ検出器(ED)に接続されていることを特徴とする装置。
  2. 前記エンベロープ検出器(ED)が、アナログエンベロープ検出器(ED)であり、該アナログエンベロープ検出器(ED)が、前記光検出器(PD)に接続されており、スイッチ(S)を介して前記積分器段に接続された充電及び放電回路を備えていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記光検出器(PD)によって検出されたデータ信号(HF)の上側(o)エンベロープ又は下側(u)エンベロープを形成することを目的として、前記光検出器(PD)によって供給された信号又は反転された信号が前記エンベロープ検出器(ED)に供与されるように、前記エンベロープ信号検出器(ED)は、スイッチ(S)を介して直接に又はインバータ(I)を通して、光検出器(PD)に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 前記エンベロープ検出器(ED)が前記光検出器(PD)によって検出されたデータ信号(HF)の上側エンベロープ(o)及び下側エンベロープ(u)の両方を提供することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 前記エンベロープ検出器を形成する前記積分器段は、前記光検出器(PD)によって検出されたデータ信号(HF)の上側エンベロープを提供すること、及び前記光検出器(PD)によって検出されたデータ信号(HF)の下側エンベロープを提供することの両方を目的としていることを特徴とする請求項に記載の装置。
  6. 前記充電又は放電回路は、コンパレータと関連して充電電流又は放電電流を提供する回路配置であることを特徴とする請求項に記載の装置。
  7. エンベロープ検出器(ED)は、前記光検出器(PD)によって検出されたDVDプレーヤ又はDVDレコーダのデータ信号(HF)の上側エンベロープ(o)及び下側エンベロープ(u)の両方を提供し、デジタル評価信号を生成するために、音声周波数帯域用のアナログ−デジタルコンバータ(ADC)に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  8. エンベロープ検出器(ED)は、前記光検出器(PD)によって検出されたDVDプレーヤ又はDVDレコーダのデータ信号(HF)の上側エンベロープ(o)又は下側エンベロープ(u)を提供し、デジタル評価信号を生成するために、音声周波数帯域用のアナログ−デジタルコンバータ(ADC)に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  9. 前記評価信号は、デジタルミラー信号(MI)又はデジタルデフェクト信号(DE)であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  10. 光検出器と、デジタルエラー信号及び評価信号の処理手段とを有するデータ又は情報を再生又は記録するための装置であって
    ビデオ信号帯域用のアナログ−デジタルコンバータ(ADC)を備えており、
    ビデオ信号帯域用のアナログ−デジタルコンバータ(ADC)が、マルチプレクサ(MPL)に接続されており、フォーカスエラー信号と、トラックエラー信号と充電又は放電回路を介して前記光検出器(PD)に接続された積分器段によって生成された、データ信号(HF)の少なくとも1つのエンベロープ信号とがそれに与えられることを特徴とする装置。
  11. 前記光検出器(PD)によって検出されたデータ信号(HF)の上側(o)エンベロープ又は下側(u)エンベロープを提供するためのエンベロープ信号検出器(ED)が、スイッチ(S)を介して直接に又はインバータ(I)を通して、前記光検出器(PD)に接続されることを特徴とする請求項10に記載の装置。
  12. エンベロープ検出器(ED)が前記光検出器(PD)に接続されており、該エンベロープ検出器は、前記光検出器(PD)によって検出されたデータ信号(HF)の上側エンベロープ(o)及び下側エンベロープ(u)の両方を提供することを特徴とする請求項10に記載の装置。
  13. 前記光検出器(PD)によって検出されたデータ信号(HF)の前記エンベロープ信号は、デジタルミラー信号(MI)又はデジタルデフェクト信号(DE)としての評価信号を提供するために、前記マルチプレクサ(MPL)を介して前記ビデオ信号帯域用のアナログ−デジタルコンバータ(ADC)に供与されることを特徴とする請求項10に記載の装置。
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