JP4113706B2 - El素子及びel素子を備えた電子機器 - Google Patents

El素子及びel素子を備えた電子機器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電磁ノイズや音声ノイズを低減できるEL素子及びEL素子を備えた電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、EL素子が携帯電話等の液晶表示部のバックライトとして使用される場合には、EL素子の背後にプリント基板等の電子回路が配置されることがあり、EL素子の背面電極からの電気ノイズがその背後に設けてあるプリント基板の回路パターンに誘起して誤動作を起こすことがあった。
【0003】
このEL素子の背面電極から発せられる電気ノイズを遮蔽する技術として、EL素子の背面電極の背面に電気的に接地したシールド層を設け、その背後に電子回路を配置し、当該シールド層で電子回路をシールドする構成が特開平9−266068号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平9−266068号公報に開示されている構成では、電子回路の回路パターンに密着したシールド層にはならず、回路パターンに対しての電気ノイズを十分に遮蔽できないという問題があった。
【0005】
そこで、これを防ぐために、EL素子側ではなく図4に示すように電子回路が設けられたプリント基板にシールド層を設けることが考えられる。図4を簡単に説明すると、EL素子3は、透明基材30の背面に透明電極31、発光層32、絶縁層33、背面電極34及び保護層35が順次積層して形成されている。透明電極31及び背面電極34は、それぞれ図示しない透明電極用端子及び背面電極用端子を介して駆動回路36に接続されている。プリント基板4は、基板基材40の表面に回路パターン41、絶縁層42、シールド導電パターン43及びレジスト層44を順次積層して形成され、EL素子3の背面側に配置されている。このプリント基板4のシールド導電パターン43は電気的に接地されており、いわゆるシールド層として機能するので、上記のEL素子3の背面電極34から発せられる電気ノイズを防いで回路パターン41の誤動作を防止している。
【0006】
しかしながら、図4に示すような構成では、駆動回路36から透明電極31及び背面電極34にEL素子3を駆動するための交流電圧が印加される際に、背面電極34に正電荷が加えられると、シールド導電パターン43に負電荷が発生し、背面電極34とシールド導電パターン43との間に強い静電力が生じる。この強い静電力によってEL素子3とプリント基板4との間で強い引き合いが生じ、これが原因で音響ノイズが発生してしまう。例えば携帯電話の液晶表示部等、人間の耳の近傍で使用される電子機器に上記のEL素子が使用された場合、これらの騒音が電子機器の使用中に聞こえてしまうという問題があった。
【0007】
そこで本発明は、EL素子からその背面側に配置される回路パターンへの電気ノイズを遮蔽でき、かつEL素子と回路パターンとの間に生じる静電力を低減できるEL素子及びEL素子を備えた電子機器を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のEL素子は、透明電極の背面に発光層、第1絶縁層、背面電極、第2絶縁層及び所定の電位に保持された第1シールド導電パターンが順次積層して形成されるEL素子であって、記EL素子の背面側には、プリント基板上に配置される回路パターンの上記EL素子側をシールドする第2シールド導電パターンが形成されており、上記第2シールド導電パターンは、上記回路パターンと同形状であり、上記第1シールド導電パターンは、上記第2シールド導電パターンの形状に対応した形状であり、上記第1シールド導電パターンと上記第2シールド導電パターンは同電位に保持されている。このような構成によれば、2つのシールド導電パターンによりEL素子から回路パターンへの電気ノイズ及び回路パターンからEL素子への電気ノイズを遮蔽でき、電気ノイズによるEL素子及び回路パターンの誤動作を防止できる。また、EL素子の第1シールド導電パターンと、回路パターンのEL素子側をシールドする第2シールド導電パターンが同電位となるので、背面電極と第2シールド導電パターンとの間に生じる静電力を低減できる。また、第2シールド導電パターンは、回路パターンと同形状であるため、背面電極から回路パターンへの電気ノイズを十分に遮蔽でき、さらに回路パターンと背面電極が重ならない箇所に不必要な第2シールド導電パターンを設けることを回避できる。さらに、第1シールド導電パターンを第2シールド導電パターンの形状に対応した形状としているので、上記静電力が生じる可能性の低い箇所、すなわち第2シールド導電パターンと背面電極が重ならない箇所へ必要性の低い第1シールド導電パターンを設けることを回避できる。
【0009】
上記第2絶縁層と上記第1シールド導電パターンとの間には、上記第2絶縁層の背面に第3シールド導電パターン及び第3絶縁層が順次積層され、上記透明電極と上記背面電極との間及び上記背面電極と上記第3シールド導電パターンとの間には逆位相の交番電界が印加される。このような構成により、上記の効果に加えてEL素子の背面電極を挟む2つの絶縁層に生じる圧電効果による歪が相殺されるので、EL素子自体の振動を低減でき、さらなる音響ノイズの低減が可能となる。
【0010】
また本発明のEL素子を備えた電子機器は、透明電極の背面に発光層、第1絶縁層、背面電極、第2絶縁層及び所定の電位に保持された第1シールド導電パターンが順次積層して形成されるEL素子と、上記EL素子の背面側に回路パターンと当該回路パターンの上記EL素子側をシールドする第2シールド導電パターンとを少なくとも含む電子回路が配置されており、上記第2シールド導電パターンは、上記回路パターンと同形状であり、上記第1シールド導電パターンと上記第2シールド導電パターンは同電位に保持されている。このような構成によれば、2つのシールド導電パターンによりEL素子から回路パターンへの電気ノイズ及び回路パターンからEL素子への電気ノイズを遮蔽でき、電気ノイズによるEL素子及びその背面側に配置される電子回路の誤動作を防止できる。さらに、EL素子の第1シールド導電パターンと回路部の第2シールド導電パターンが同電位となるので、背面電極と回路部の第2シールド導電パターンとの間に生じる静電力を低減できる。また、第2シールド導電パターンは、回路パターンと同形状であるため、背面電極から回路パターンへの電気ノイズを十分に遮蔽でき、さらに回路パターンと背面電極が重ならない箇所に不必要な第2シールド導電パターンを設けることを回避できる。
【0011】
上記第1シールド導電パターンは、上記第2シールド導電パターンの形状に対応した形状であることが好ましく、上記静電力が生じる可能性の低い箇所、すなわち第2シールド導電パターンと背面電極が重ならない箇所へ必要性の低い第1シールド導電パターンを設けることを回避できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を図面に示す実施例に基づき具体的に説明する。
【0013】
図1は、EL素子1及びプリント基板2を備えた電子機器の要部の断面図である。同図において、EL素子1は、透明基材10の背面に透明電極11、発光層12、第1絶縁層13、背面電極14、第2絶縁層15、第1シールド導電パターン16及び保護層17が順次積層して形成してある。
【0014】
透明基材10は、ポリエチレンテレフタレート(PET)等で形成されており、その背面に透明電極11が形成される。透明電極11は、インジウム・ティン・オキサイド(ITO)等を蒸着して形成されており、その背面に発光層12が発光インクを印刷することにより形成されている。発光インクを構成する蛍光体としては、銅(Cu)をドープした硫化亜鉛(ZnS)を用い、これをバインダに混練したペーストをスクリーン印刷法等の方法によってITO蒸着面上に印刷し、その後加熱・乾燥して発光層12が形成されている。
【0015】
発光層12の背面には、高誘電体物質とフッ素樹脂層とで形成した第1絶縁層13が形成されている。第1絶縁層13を構成する高誘電体は、チタン酸バリウム(BaTiO3)等をバインダと混合・攪拌して絶縁インクを作成し、この絶縁インクを発光層12の背面に印刷し、その後に加熱・乾燥することにより形成されている。第1絶縁層13の背面に背面電極層14を形成する。この背面電極層14には、導電体であるカーボン粉末をバインダに混練したペーストを第1絶縁層13の背面に印刷し、その後に加熱・乾燥させることにより形成されている。
【0016】
背面電極層14の背面には、第2絶縁層15が形成されている。この第2絶縁層15は第1絶縁層13と同一の高誘電体で形成されている。第2絶縁層15の背面には、部分的に第1シールド導電パターン16が形成されている。第1シールド導電パターン16は、導電性の良い金属薄膜が好ましく、例えばアルミニウムの薄板を接着したものが適用されるが、特にこれに限定されるものではない。第1シールド導電パターン16としては金属の薄板を貼り付けたものの他、蒸着によって金属薄膜を形成してもよい。また、第1シールド導電パターン16及び駆動回路18の一端は接地電位に接続されている。
【0017】
第1シールド導電パターン16の背面には保護層17が形成されている。保護層17は、ポリエステル樹脂をバインダに混練したペーストを用いて同じくスクリーン印刷することによって形成してある。
【0018】
透明電極11及び背面電極14にはそれぞれ図示しない透明電極用端子及び背面電極用端子が設けられ、各電極用端子を介して駆動回路18に接続され、透明電極11と背面電極14との間に交流電圧が印加される。
【0019】
なお、透明基材10、透明電極11、発光層12、第1絶縁層13、背面電極14、第2絶縁層15、第1シールド導電パターン16及び保護層17の材質及び形成方法は上記に限るものではない。
【0020】
EL素子1の背面側には、プリント基板2が配置されている。プリント基板2は、基板基材20の表面に回路パターン21、絶縁層22、第2シールド導電パターン23及びレジスト層24が順次積層して形成されている。第2シールド導電パターン23は接地電位に接続されており、回路パターン21と同形状かつ同じ大きさで重なるようにしてある。これにより、EL素子1の背面電極14から回路パターン21への電気ノイズを十分に遮蔽でき、さらに回路パターン21と背面電極14が重ならない箇所に不必要な第2シールド導電パターンを設けることを回避できる。
【0021】
図2は、図1のA−A断面図であり、透明基材10、透明電極11、発光層12、第1絶縁層13、背面電極14及び第2絶縁層15の形状等については、その説明を省略する。図2に示すように、第1シールド導電パターン16は第2シールド導電パターン23の形状に対応した形状、例えば第2シールド導電パターン23と同じ大きさで同じ形状としており、同図においては重なった状態となっている。ここで、第1シールド導電パターン16の大きさ及び形状は、これに限らず、略同じ大きさ及び略同じ形状としてもよい。例えば、形状をほぼ同じとしてパターンの幅Bの比が150%〜70%となるようにしてもよい。
【0022】
このように、本実施例では、プリント基板2上の回路パターン21とEL素子1との間に第2シールド導電パターン23が設けられるので、第2シールド導電パターン23によってEL素子1から回路パターン21への電気ノイズを遮蔽でき、電気ノイズによる回路パターン21の誤動作を防止できる。また、EL素子1の背面電極14の背面側に第1シールド導電パターン16が設けられているので、EL素子1の外部から発せられる電気ノイズを第1シールド導電パターン16によって遮蔽でき、EL素子1の誤動作を防止できる。
【0023】
さらに、第1シールド導電パターン16と第2シールド導電パターン23が設けられているので、EL素子1の第1シールド導電パターン16とプリント基板2の第2シールド導電パターン23が同電位となり、EL素子1の背面電極14とプリント基板2の第2シールド導電パターン23との間に生じる静電力を低減でき、EL素子1とプリント基板2との間で生じる引き合いが原因で発生する音響ノイズを低減可能となる。
【0024】
また、EL素子1の第1シールド導電パターン16の形状をプリント基板2の第2シールド導電パターン23の形状に対応したものとしているので、背面電極14と第2シールド導電パターン23との間の静電力が生じる可能性の低い箇所、すなわち第2シールド導電パターン16と背面電極14が重ならない箇所へ必要性の低い第1シールド導電パターン16を設けることを回避できる。
【0025】
次に、本発明の他の実施例について説明する。図3は、EL素子1及びプリント基板2を備えた電子機器の要部の断面図である。同図において、本実施例のEL素子は、上述した図1のEL素子1の第2絶縁層15と第1シールド導電パターン16との間に、第3シールド導電パターン19及び第3絶縁層110が積層して形成してある。同図において、図1と同一構成のものには同一の符号を附し、その説明を省略する。
【0026】
第3シールド導電パターン19は、原子量の非常に大きな導電性金属(例えば銀、ニッケル、クロム等)を含む導電性インクを印刷、乾燥する等して第2絶縁層15の背面に形成されている。第3シールド導電パターン19と第1シールド導電パターン16との間には、第3絶縁層110が形成されている。第3絶縁層110は、第1絶縁体と同様にチタン酸バリウム(BaTiO3)等をバインダと混合・攪拌して絶縁インクを作製し、この絶縁インクを第3シールド導電パターン19の背面に印刷し、その後に加熱・乾燥する等して形成されている。
【0027】
なお、EL素子1を構成する第3シールド導電パターン19及び第3絶縁層110の材質及び形成方法は上記に限るものではない。
【0028】
透明電極11及び第3シールド導電パターン19には図示しない透明電極用端子及び第3シールド導電パターン用端子がそれぞれ設けられ、透明電極11及び第3シールド導電パターン19は各電極用端子を介して短絡されており、それぞれ同電位になるようにしてある。背面電極14には図示しない背面電極用端子が設けられ、この背面電極用端子を介して駆動回路18に接続されている。したがって、透明電極11と背面電極14との間及び背面電極14と第3シールド導電パターン19との間には、逆位相の交番電界が印加される。
【0029】
このように、本実施例では、上述した実施例の効果に加えて、透明電極11と背面電極14との間及び背面電極14と第3シールド導電パターン19との間には、逆位相の交番電界が印加されるので、EL素子1の背面電極14を挟む2つの絶縁層、すなわち第1絶縁層13及び第2絶縁層15に生じる圧電効果による歪が相殺されるので、EL素子1自体の振動を低減でき、また透明電極11と第3シールド導電パターン19に交流電圧をかけても第1シールド導電パターン16及び第2シールド導電パターン23が設けてあるので、音響ノイズの低減が可能となる。
【0030】
また、第3シールド導電パターン19が例えば銀等の原子量の非常に大きな導電性金属を含む導電性インクで形成されているので、EL素子1の製造中に加熱や加圧等の処理が行われた場合でも、EL素子1が反り等の変形を起こすことを防止できる。
【0031】
なお、本実施例では、透明電極11及び第3シールド導電パターン19は短絡することによって同電位になるようにしたが、それぞれを接地電位に接続させても本実施例と同様の効果が得られる。
【0032】
また、各実施例において、EL素子1とその背面側に位置するプリント基板2との間に生じる静電力を低減させるために第1シールド導電パターン16を設けたが、EL素子1の透明電極とその表面側に位置する図示しない液晶表示素子の透明電極との間に生じる静電力を低減させるためにシールド導電パターンを設けても良い。この場合、このシールド導電パターンは、透明電極11の表面に絶縁層を介して設けられることが好ましい。この場合、シールド導電パターンは透明度の高い材質で形成されることが好ましく、例えばインジウム・ティン・オキサイド(ITO)等を印刷して形成される。絶縁層も同様に、透明度の高い材質で形成されることが好ましく、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)等で形成される。このようにすれば、EL素子1とその表面側に位置する液晶表示素子との間に生じる静電力を低減でき、EL素子1と液晶表示素子との間で生じる引き合いが原因で発生する音響ノイズを低減可能となる。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、透明電極の背面に発光層、第1絶縁層、背面電極、第2絶縁層及び所定の電位に保持された第1シールド導電パターンが順次積層して形成されるEL素子であって、第1シールド導電パターンは、EL素子の背面側に配置される回路パターンのEL素子側をシールドする所定の電位に保持された第2シールド導電パターンの形状に対応した形状であるので、2つのシールド導電パターンによりEL素子から回路パターンへの電気ノイズ及び回路パターンからEL素子への電気ノイズを遮蔽でき、電気ノイズによるEL素子及びその背面側に配置される電子回路の誤動作を防止できる。さらに、EL素子の第1シールド導電パターンを第2シールド導電パターンの形状に対応した形状としているので、上記静電力が生じる可能性の低い箇所、すなわち第2シールド導電パターンと背面電極が重ならない箇所へ必要性の低い第1シールド導電パターンを設けることを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した要部の断面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】本発明の他の実施例を図1に対応して示した要部の断面図。
【図4】従来例を示した要部の断面図。
【符号の説明】
1 EL素子
11 透明電極
12 発光層
13 第1絶縁層
14 背面電極
15 第2絶縁層
16 第1シールド導電パターン
19 第3シールド導電パターン
110 第3絶縁層
2 プリント基板
21 回路パターン
23 第2シールド導電パターン

Claims (4)

  1. 透明電極の背面に発光層、第1絶縁層、背面電極、第2絶縁層及び所定の電位に保持された第1シールド導電パターンが順次積層して形成されるEL素子であって、
    記EL素子の背面側には、プリント基板上に配置される回路パターンの上記EL素子側をシールドする第2シールド導電パターンが形成されており、
    上記第2シールド導電パターンは、上記回路パターンと同形状であり、
    上記第1シールド導電パターンは、上記第2シールド導電パターンの形状に対応した形状であり、
    上記第1シールド導電パターンと上記第2シールド導電パターンは同電位に保持されている、ことを特徴とするEL素子。
  2. 請求項1において、上記第2絶縁層と上記第1シールド導電パターンとの間には、上記第2絶縁層の背面に第3シールド導電パターン及び第3絶縁層が順次積層され、上記透明電極と上記背面電極との間及び上記背面電極と上記第3シールド導電パターンとの間には逆位相の交番電界が印加されることを特徴とするEL素子。
  3. 透明電極の背面に発光層、第1絶縁層、背面電極、第2絶縁層及び所定の電位に保持された第1シールド導電パターンが順次積層して形成されるEL素子と、
    上記EL素子の背面側に回路パターンと当該回路パターンの上記EL素子側をシールドする第2シールド導電パターンとを少なくとも含む電子回路が配置されており、
    上記第2シールド導電パターンは、上記回路パターンと同形状であり、
    上記第1シールド導電パターンと上記第2シールド導電パターンは同電位に保持されている、ことを特徴とするEL素子を備えた電子機器。
  4. 請求項3において、上記第1シールド導電パターンは、上記第2シールド導電パターンの形状に対応した形状であることを特徴とする電子機器。
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