JP4107907B2 - 自動販売機の商品搬出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無端搬送機構に保持された商品を搬出する自動販売機の商品搬出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の自動販売機の商品搬出装置として特開2001−76241号公報に開示されたものを出願人は提案している。
【0003】
この商品搬出装置は、前後に配置されたスプロケットに無端チェーンを巻回し、無端チェーンの転子ピンにフックを取り付け、このフックに商品を吊り下げた構造となっており、このスプロケットをモータにより回転させることにより商品を前側から1個ずつ搬出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この商品搬出装置は自動販売機の外側から視認することができるため、商品搬出装置に商品がないときは商品が売り切れ状態であると認識でき、これにより、商品購入者は売り切れ状態になっていない商品搬出装置を選んで商品を購入している。
【0005】
しかしながら、外側から内部を視認できない構造の自動販売機では、この商品搬出装置を設置することができなかった。また、内部を視認できる構造のものであっても、商品購入者が誤って売り切れ状態の商品搬出装置を選択した場合などは、商品の空売りを起こすおそれがあった。更に、無端チェーンの商品間隔を誤り、一回の商品購入操作で2個以上の商品が搬出される異常装填時においては、その後の商品購入操作でも異常搬出が繰り返されるという問題点を有していた。
【0006】
本発明の目的は前記従来の課題に鑑み、商品の空売りを防止でき、また、商品の複数搬出という不具合が繰り返されることがない自動販売機の商品搬出装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記課題を解決するため、請求項1の発明は、無端搬送機構の軌道に間隔をおいて多数の商品保持手段を配置し、無端搬送機構の駆動により各商品保持手段に保持された商品を商品搬出側に搬送する自動販売機の商品搬出装置において、商品搬出側に搬送された商品の有無を検知する商品検知器と、商品検知器の商品有無検知回数のうち、連続する商品購入操作において許容される連続的な非検知回数を売切判定回数として任意に設定できる売切判定回数設定部と、非検知回数が該売切判定回数より少ないときは投入貨幣を返却し、非検知回数が売切判定回数に至ったときは投入貨幣を返却するとともに、売切指令を出力する制御手段とを有する構造となっている。
【0008】
請求項1の発明によれば、商品検知器で搬出商品の有無を検知することができ、売り切れ制御を行うことができる。また、売り切れ検知状態で商品購入操作が行われたとき、投入貨幣が返却されるため、商品の空売りを起こすことがない。
【0011】
請求項の発明は、請求項1に係る自動販売機の商品搬出装置において、無端搬送機構の一回の搬出操作で商品検知器が2以上の商品を検知したときは、無端搬送機構の運転を禁止するよう制御する制御手段を有する構造となっている。
【0012】
請求項の発明によれば、異常装填により商品が2個以上販売されたときは、その後の無端搬送機構の運転が禁止されるため、販売損失を最小限に抑えることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1乃至図13は本発明に係る自動販売機の商品搬出装置の一実施形態を示すもので、図1は自動販売機の内部構造を示す側面概略図、図2は商品搬出装置の側面断面図、図3は商品搬出装置の正面断面図、図4はモータ及びカムスイッチを示す側面図、図5は商品検知スイッチを示す側面図、図6は商品搬出装置の駆動制御回路を示すブロック図、図7は商品搬出装置の制御フローチャート、図8はフック1個送り制御を示すフローチャート、図9(a)(b)はフック1個送り制御を示すタイムチャート、図10はフック2個送り制御を示すフローチャート、図11(a)(b)(c)はフック2個送り制御を示すタイムチャート、図12はフック3個送り制御を示すフローチャート、図13(a)(b)(c)はフック3個送り制御を示すタイムチャートである。
【0014】
先ず、図1を参照して自動販売機の全体構造を説明する。この自動販売機1は内部にフック吊り下げタイプの商品搬出装置2を複数段に設置したもので、商品搬出装置2から搬出された商品3を商品受け4に落下させ、商品受け4に収容された商品3を商品取出口5から取り出すようになっている。また、自動販売機1の外扉6は透明ガラスで内部が視認できるようになっており、商品を購入する際は、貨幣(コイン及び紙幣を含む)を投入し、購入を希望する商品3を確認しこれに該当する商品選択ボタン(図示しない)を押して商品を購入する。なお、外扉6の内側には各種設定を行うリモコン7が配置され、また、外扉6の上部側には扉の開閉を検知する扉スイッチ8が設置されている。
【0015】
次に、商品搬出装置2の構造を図2乃至図5を参照して説明する。商品搬出装置2は前後方向に延在された装置ケーシング21を有し、この装置ケーシング21の前後にスプロケット22が設置され、各スプロケット22に架け渡すよう無端チェーン23が巻回されている。また、無端チェーン23の間にはチェーン案内枠24が延在されており、チェーン案内枠24の上下面で無端チェーン23が案内されている。更に、後端側のスプロケット22は図4に示すようにモータ25がギア(ギアボックス251に内蔵)を介して連結しており、モータ25の駆動により無端チェーン23が前後方向に回転するようになっている。更にまた、無端チェーン23の転子ピン231には商品吊り下げ用の商品保持手段(フック)26が所定間隔をおいて連結している。各フック26が無端チェーン23の下軌道に位置しているときは、図5に示すように、商品3が吊られており、また、前側(商品搬出側)のスプロケット22を回るときは2点鎖線で示すように引っ掛けが解かれ、下方に向かって落下するようになっている。このような各部材21〜26により商品を搬送する無端搬送機構を構成している。
【0016】
この無端搬送機構は次の機器によりスイッチ制御される。即ち、図4に示すように、装置ケーシング21の後端側にはカムスイッチ27が設置され、また、図5に示すように、装置ケーシング21の前端側には商品検知スイッチ28が設置されている。
【0017】
カムスイッチ27は、図4に示すように、後端側のスプロケット22と同軸で回転するカム円盤271と、カム円盤271の周縁に突設した複数のカム突起272と、マイクロスイッチ273と、マイクロスイッチ273をオンオフする回動自在のアクチュエータ274とから構成されている。ここで、アクチュエータ274はカム突起272によって動作するもので、アクチュエータ274の先端側がカム突起272で押圧されるときマイクロスイッチ273をオンし(実線で示した)、解除されるときマイクロスイッチ273をオフするようになっている(2点鎖線で示した)。また、各カム突起272の間隔は各フック26の間隔と対応しており、これにより、各フック26が1個分移動するとマイクロスイッチ273が1回オンオフするよう設定されている。
【0018】
商品検知スイッチ28は、図5に示すように、マイクロスイッチ281と回動自在のアクチュエータ282とから構成されている。ここで、商品3が前側のスプロケット22を回るとき、アクチュエータ282の先端側が商品3に衝突してマイクロスイッチ281をオンし(2点鎖線で示した)、それ以外のときはアクチュエータ282の自重で下方に回転しておりマイクロスイッチ281をオフしている(実線で示した)。
【0019】
以上のように構成された商品搬出装置2は図6に示すような駆動制御回路を有する。即ち、CPU101及びメモリ102を備えたマイコン100を有している。また、マイコン100は、購入商品3を選択する商品選択ボタン110(テンキー入力)、カムスイッチ27、商品検知スイッチ28、リモコン7及び扉スイッチ8からの信号に基づき、図7乃至図13に示すように、モータ25、デジタル表示器120及び貨幣処理装置(紙幣処理装置及び硬貨処理装置を含む)130を制御する。
【0020】
このデジタル表示器120は選択された商品番号を表示し、投入された貨幣の金額を表示し、売切コラムや異常装填コラムが選択されたときは選択禁止を示す「×」を表示するようになっている。
【0021】
また、リモコン7はフック送り量設定部71、売切判定回数設定部72、エラー表示部73、エラー解除部74を有している。フック送り量設定部71はフック26の送り量を設定するもので、この実施形態では1個送り、2個送り制御及び3個送りの3種類が設定可能となっている。「1個送り」とはフック26を1個分、「2個送り」とはフック26を2個分、「3個送り」とはフック26を3個分移動するようそれぞれモータ25を駆動制御する。このように送り量を可変できるようにしたのは、商品3が小さいときは各フック26の全てに商品3を吊しても支障ないが、商品3が大きいとき(商品3の前後方向寸法が大きいとき)は、その寸法分余裕を持って吊り下げる必要があり、このため、複数のフック26を間にして1個の商品3を吊り下げられる。
【0022】
売切判定回数設定部72は商品購入操作において許容される連続的な非検知回数を設定するものである。具体的に説明すれば、売切判定回数を「1」と設定するときは1回の商品購入操作で商品検知スイッチ28が商品3を検知しなかったとき売り切れ状態であると判定し、「2」と設定するときは連続する2回の商品購入操作でも商品検知スイッチ28が商品3を検知しなかったとき売り切れ状態であると判定する。この売り切れ設定回数は「1」から「9」まで設定できる。このように売切判定回数を複数回数に亘って設定できるようにしたのは、フック送り量に対応するよう商品3が設置されているときは支障はないが、フック送り量に対して商品間隔が広くなっている場合は、商品3が存在するにも拘わらず、売り切れ状態を表示して販売機会を失うおそれがあるからである。なお、売切判定回数を「0」と設定したときは、非検知回数が何回連続しても売り切れ状態と判定しないよう制御する。
【0023】
以上のような売り切れ検知状態は扉スイッチ8のオン・オフ検知により解除される。即ち、扉スイッチ8のオン・オフは、商品補充を行うため外扉6が開放され、また、商品補充終了の後に外扉6が閉鎖されたものと認識できるからである。
【0024】
エラー表示部73は1回の商品購入操作において2回以上商品3が検知されたときに動作するものである。フック送り量に対して商品間の間隔が狭いとき(異常装填)、即ち、1回の商品購入操作により2個以上の商品が商品搬出側に移動するときにランプ等を点滅させる。なお、エラー解除部74は異常装填状態を正常装填状態に戻したとき、これを操作し異常装填指令を解除するものである。
【0025】
以上のように構成された商品搬出装置2の駆動制御を図7乃至図13を参照して説明する。先ず、図7に示すように、商品購入者が商品3を購入するため貨幣を投入したか否かを監視する(S1)。購入金額に相当する或いはそれ以上の貨幣が投入されたときは、商品3が選択されたか否か(商品選択ボタン110が押されたか否か)を監視する(S2)。商品選択ボタン110が押されたときは、この選択商品3に対応する商品搬出装置2において既に異常装填指令があるか(S3)、更に売り切れ指令があるかを判定する(S4)。異常装填指令又は売り切れ指令があるときは、当該商品搬出装置2の駆動は不適切なため、デジタル表示器120に「×」を表示し(S5)、ステップS2に戻って他の商品選択を待つ。
【0026】
異常装填指令又は売り切れ指令がないときは、リモコン7のフック送り量設定部71で設定されたフック送り量が、「1個」、「2個」又は「3個」の何れであるかを判定する(S6〜S8)。
【0027】
ここで、「1個」と設定されているときは、フック1個送り制御を行う(S9)。このフック送り制御を図8のフローチャート及び図9(a)(b)を参照して説明する。フック1個送り制御では、まず、モータ25を駆動する(S10)。次いで、カムスイッチ27がオンからオフになるまでの間に商品検知スイッチ28が商品3を検知したか否かを監視する(S11〜S14)。
【0028】
モータ25の駆動を図5を参照して説明すると、モータ25が駆動するときは無端チェーン23の下軌道が前方に向かって移動し、これにより、前端のスプロケット22に最も近いフック26がスプロケット22に沿って上方に向かって回る。そして、フック26に吊り下げられた商品3も同じく上方に向かって移動する。即ち、商品3の上方への移動により、商品検知スイッチ28のアクチュエータ282が押し上げられマイクロスイッチ281をオンすることとなる。この商品検知の後に商品3が落下搬出される。
【0029】
また、このモータ25の駆動によりカム円盤271が回転する。このカム円盤271の回転により一つのカム突起272がアクチュエータ274を押し下げマイクロスイッチ273をオンし、更にカム円盤271が回転して当該カム突起272からアクチュエータ274が外れマイクロスイッチ273がオフする。
【0030】
このような、モータ25の駆動制御において、モータ25の停止後、商品3の有無を判定し、商品有りと判断された搬出動作をタイムチャートで示せば図9(a)と通りとなり、該当商品搬出装置2の商品非検知回数Nをクリアし(S15)、更に投入貨幣を収金したり釣銭返却を行う(S16)。
【0031】
一方、商品無しと判断された場合は図9(b)に示すように、売切判定回数NTを「2」と設定しているときは、該当商品搬出装置2が商品非検知回数Nが未だ「1」のときは投入貨幣を返金し(S17〜S19)、ステップS1の待機状態に戻る。このステップS18でN=NTとなったときは、売切指令を出力し(S20)、投入貨幣を返金し(S21)、ステップS1の待機状態に戻る。なお、商品3を補充するため外扉6を開放し、かつ、商品充填作業が終了した後に外扉6を閉じるとき、扉スイッチ8がこれを検知し、売切指令を解除する。
【0032】
次に、フック送り量が「2個」と設定されているときは、フック2個送り制御を行う(S22)。このフック送り制御を図10のフローチャート及び図11(a)(b)(c)を参照して説明する。フック2個送り制御では、まず、モータ25が駆動する(S23)。次いで、カムスイッチ27がオン・オフしたか否かを2回に亘って監視してモータ25を停止制御し、この間に商品検知スイッチ28が商品3を検知したか否かを監視する(S24〜S28)。ここで、フック2個送り制御では、連なった2個のフック26のうち1個に商品3を吊り下げ、フック2個送りにより1個の商品3を搬出するよう設定されている。モータ停止後に商品検知回数を判定し(S28)、検出回数が1回(カムスイッチ27の2度のオンオフのうち何れか1回)と判定されたときは、まさに正常な状態であり、商品搬出動作をタイムチャートで示せば、図11(a)のとおりとなり、該当商品搬出装置2の商品非検知回数Nをクリアし(S29)、更に投入貨幣を収金したり釣銭返却を行う(S30)。
【0033】
これに対して、ステップS28で商品検出回数が2回のときは、隣接するフック26の何れにも商品3が吊り下げられている状態であり、図11(b)のとおりとなる。このように商品3が異常装填されているときは異常装填指令を出力し(S31)、リモコン7のエラー表示部73にエラー表示を行い(S32)、更には投入貨幣を収金したり釣銭返却を行う(S33)。このような異常装填指令があったときは、図7のステップS3及びステップS5に示すように、デジタル表示器120に「×」を表示してその後の商品購入操作を禁止するようになっている。なお、異常装填指令を解除するときは、リモコン7のエラー解除部74を操作すればよい。
【0034】
一方、ステップS28で商品検知回数が0回と判定された場合で、図11(c)に示すように、売切判定回数NTを「2」と設定しているときは、該当商品搬出装置2が商品非検知回数Nが未だ「1」のときは投入貨幣を返金し(S34〜S36)、ステップS1の待機状態に戻る。このステップS35でN=NTとなったときは、売切指令を出力し(S37)、投入貨幣を返金し(S38)、ステップS1の待機状態に戻る。なお、売切解除操作は、前述したフック1個送り制御と同様である。
【0035】
続いて、フック送り量が「3個」と設定されているときは、フック3個送り制御を行う(S39)。このフック送り制御を図12のフローチャート及び図13(a)(b)(c)を参照して説明する。フック3個送り制御では、まず、モータ25が駆動する(S40)。次いで、カムスイッチ27がオン・オフしたか否かを3回に亘って監視してモータ25を停止制御し、この間に商品検知スイッチ28が商品3を検知したか否かを監視する(S41〜S45)。ここで、フック3個送り制御では、連なった3個のフック26のうちの1個に商品3を吊り下げ、フック3個送りにより1個の商品3を搬出するよう設定されている。モータ停止後に商品検知回数を判定し(S45)、検出回数が1回(カムスイッチ27の3度のオンオフのうち何れか1回)と判定されたときは、まさに正常な状態であり、商品搬出動作をタイムチャートで示せば、図13(a)のとおりとなり、該当商品搬出装置2の商品非検知回数Nをクリアし(S46)、更に投入貨幣を収金したり釣銭返却を行う(S47)。
【0036】
これに対して、商品検出回数が2回以上のときとは、隣接するフック26に連続的に2個の商品3を吊り下げたり、連続的に3個の商品3を吊り下げた状態であり、図13(b)のとおりとなる(なお、図13(b)は3個連続して吊り下げた場合の例)。このように商品3が異常装填されているときは異常装填指令を出力し(S48)、リモコン7のエラー表示部73にエラー表示を行い(S49)、更には投入貨幣を収金したり釣銭返却を行う(S50)。このような異常装填指令があったときは、前述したフック2個送り制御と同様に図7のステップS3及びステップS5に示すように、デジタル表示器120に「×」を表示してその後の商品購入操作を禁止する。なお、異常装填指令を解除するときは、リモコン7のエラー解除部74を操作すればよい。
【0037】
一方、ステップS45で商品検知回数が0回と判定された場合で、図13(c)に示すように、売切判定回数NTを「2」と設定しているときは、該当商品搬出装置2が商品非検知回数Nが未だ「1」のときは投入貨幣を返金し(S51〜S53)、ステップS1の待機状態に戻る。このステップS52でN=NTとなったときは、売切指令を出力し(S54)、投入貨幣を返金し(S55)、ステップS1の待機状態に戻る。なお、売切解除操作は、前述したフック1個送り制御と同様である。
【0038】
なお、フック3個送り制御においても、異常装填指令及び売切指令があったときはその後の販売が中止される。
【0039】
本実施形態によれば、商品検知スイッチ28により搬出商品3の有無を検知することができるため、商品検知スイッチ28の検知信号に基づき商品3の売り切れ制御を行うことができる。
【0040】
また、売り切れ検知状態で商品購入操作が行われたとき、投入貨幣が返却されるため、商品3の空売りを起こすことがない。
【0041】
更に、異常装填により商品3が2個以上販売されたときは、その後の運転が禁止されるため、販売損失を最小限に抑えることができる。
【0042】
更にまた、商品検知方法が商品3の上方への移動力によりアクチュエータ282を動作させ商品3を検知するため(商品荷重により商品検知するものではないため)、袋物のような薄くて軽量な商品3についても確実に検知することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、商品検知器で搬出商品の有無を検知することができ、売り切れ制御を行うことができる。また、売り切れ検知状態で商品購入操作が行われたとき、投入貨幣が返却されるため、商品の空売りを起こすことがなく、商品購入者に不測の損害を与えることない。
【0045】
請求項の発明によれば、異常装填により商品が2個以上販売されたときは、その後の無端搬送機構の運転が禁止されるため、販売損失を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動販売機の内部構造を示す側面概略図
【図2】本発明に係る商品搬出装置の側面断面図
【図3】本発明に係る商品搬出装置の正面断面図
【図4】モータ及びカムスイッチを示す側面図
【図5】商品検知スイッチを示す側面図
【図6】本発明に係る商品搬出装置の駆動制御回路を示すブロック図
【図7】本発明に係る商品搬出装置の制御フローチャート
【図8】フック1個送り制御を示すフローチャート
【図9】フック1個送り制御を示すタイムチャート
【図10】フック2個送り制御を示すフローチャート
【図11】フック2個送り制御を示すタイムチャート
【図12】フック3個送り制御を示すフローチャート
【図13】フック3個送り制御を示すタイムチャート
【符号の説明】
1…自動販売機、2…商品搬出装置、3…商品、21…フック、25…モータ、27…カムスイッチ、28…商品検知スイッチ。

Claims (2)

  1. 無端搬送機構の軌道に間隔をおいて多数の商品保持手段を配置し、該無端搬送機構の駆動により該各商品保持手段に保持された商品を商品搬出側に搬送する自動販売機の商品搬出装置において、
    商品搬出側に搬送された商品の有無を検知する商品検知器と、
    前記商品検知器の商品有無検知回数のうち、連続する商品購入操作において許容される連続的な非検知回数を売切判定回数として任意に設定できる売切判定回数設定部と、
    前記非検知回数が該売切判定回数より少ないときは投入貨幣を返却し、該非検知回数が該売切判定回数に至ったときは投入貨幣を返却するとともに、売切指令を出力する制御手段とを有する
    ことを特徴とする自動販売機の商品搬出装置。
  2. 前記無端搬送機構の一回の搬出操作で前記商品検知器が2以上の商品を検知したときは、該無端搬送機構の運転を禁止するよう制御する制御手段を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の自動販売機の商品搬出装置。
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