JP4096483B2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機 Download PDF

Info

Publication number
JP4096483B2
JP4096483B2 JP2000034260A JP2000034260A JP4096483B2 JP 4096483 B2 JP4096483 B2 JP 4096483B2 JP 2000034260 A JP2000034260 A JP 2000034260A JP 2000034260 A JP2000034260 A JP 2000034260A JP 4096483 B2 JP4096483 B2 JP 4096483B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
hook
view
main body
showing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000034260A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001222756A (ja
Inventor
正博 西
武史 田村
浩二 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Retail Systems Co Ltd filed Critical Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Priority to JP2000034260A priority Critical patent/JP4096483B2/ja
Publication of JP2001222756A publication Critical patent/JP2001222756A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4096483B2 publication Critical patent/JP4096483B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Vending Machines For Individual Products (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動販売機に関し、さらに詳しくは、多種多様な商品を販売できる吊り下げラックを備え、該商品およびその販売動作を透視できる自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、商品の購入意欲をより喚起できることから、庫内の商品およびその商品の販売動作を透視できる自動販売機が提供されている。かかる自動販売機は、商品を収納し搬送するためのラックを庫内に備えており、当該ラックの種類としては、その商品搬送形態によって、いわゆるスパイラルラックやコンベヤラック、プッシャ式ラックなどが知られている。
【0003】
これらのラックは、いずれも同種の商品を所定ピッチで保持可能に構成され、上記スパイラルやコンベヤ、プッシャを販売指令に基づいて当該ピッチ分だけ送り出すことによって、商品を搬送できるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記スパイラルラックやコンベヤラック、プッシャ式ラックは、形状や大きさが揃っている同種の商品を販売する場合には適しているものの、これらが異なる多種多様な商品の販売には適していないという問題点があった。
【0005】
この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、多種多様な商品を販売できる自動販売機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、この発明の請求項1にかかる自動販売機は、商品を吊り下げるフックを揺動自在に保持する無端状の搬送体と、前記搬送体を駆動する搬送体駆動装置と、前記搬送体に保持された任意のフックを揺動させ、吊り下げられた商品を落下させるフック揺動装置とを有した吊り下げラックを本体ケース内に備え、前記搬送体の配設状態における平面視形状を、前記本体ケースの前面側から奥行き側に向かって末広がり状に形成し、当該本体ケースの奥行方向に配置される前記商品が当該本体ケースの前面側から見えやすくなるようにしたものである。
【0007】
搬送体に配設された各フックには、予め絶対番地(アドレス)が割り当てられている。搬送体のホームポジションや、各フックのアドレス、商品有無の情報がセンサによって検知される。商品購入希望者は、搬送体を回転させ、フックに吊り下げられた商品と商品番号および価格等を確認する。このとき、搬送体の配設状態における平面形状が、前記本体ケースの前面側から奥行き側に向かって末広がり状に形成されているので、本体ケースの奥行方向に配置される商品が当該本体ケースの前面側から見えやすくなっており、上記商品番号等を確認しやすい。商品番号が入力され、必要額が支払われると、その販売指令に基づいて搬送体が回転し、希望商品の吊り下がったフックが吊り下げラックの前面に移動して停止するとともに、X−Y搬送機構の動作によりバケットが当該フックの下方に移動する。
【0008】
そして、フック揺動装置の動作により、当該フックが跳ね上げられて商品がフックから外れ、上記バケット内に落下する。フックの跳ね上げ、すなわち商品の落下は、上記センサによって検知され、その信号に基づいてバケットがX−Y搬送機構より商品搬出位置に移動し、商品は商品取出口から搬出される。これにより、多種多様な商品を見やすい状態で陳列でき、販売を促進できる。
【0009】
また、この発明の請求項2にかかる自動販売機は、吊り下げラックを本体ケース内に複数並列配置したものである。これにより、多種多様な商品を販売でき、商品の収容数をさらに増やすことができる。
【0010】
また、この発明の請求項3にかかる自動販売機は、搬送体の配設状態における平面視形状を台形としたものである。これにより、簡易な構造にて多種多様な商品を見やすい状態で陳列でき、販売促進に寄与できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明にかかる自動販売機の実施の形態につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0012】
図1は、この発明の実施の形態にかかる自動販売機を示す要部斜視図、図2は、吊り下げラックのフック揺動機構を示す側面図、図3は、吊り下げラックを示す側面図、図4は、吊り下げラックを示す平面図、図5は、吊り下げラックを示す正面図、図6は、フック揺動機構の要部を示す斜視図、図7は、フックを示す正面図、図8は、フックを示す側面図、図9は、フックを示す底面図である。
【0013】
また、図10は、フック吊り下げ用のチェーン構成体を示す平面図(a)および側面図(b)、図11は、他のチェーン構成体を示す平面図(a)および側面図(b)、図12は、ホームポジション用のチェーン構成体を示す平面図(a)および側面図(b)、図13は、フックの姿勢保持機構を示す部分断面図、図14は、板ばねを示す斜視図、図15は、自動販売機を模式的に示す正面図、図16は、自動販売機の外扉を開けた状態を示す斜視図、図17は、X−Y搬送機構を示す斜視図、図18は、吊り下げラックの配設状態を示す平面図である。
【0014】
まず、自動販売機の全体構成について図15〜図17に基づいて説明する。本体ケース1は、図16に示すように、商品を収納保存し必要に応じてこれを搬出するものであり、透明板2aを有した外扉2と、透明板3aを有した内扉3とを開閉自在に備えている。また、本体ケース1は、上部内壁面1aに本発明の要部たる吊り下げラック4を2つ備えるとともに、その下方にスパイラルラック5およびコンベヤラック6を備えている。スパイラルラック5およびコンベヤラック6は、本体ケース1に設けられたラック支持板1bによって支持されており、設置位置を互いに変更できるように構成されている。なお、本体ケース1の庫内温度は、扱う商品に応じて所定温度(たとえば、常温、弱温、冷蔵の3温度モード)に保持できるようになっている。
【0015】
内扉3の内側には、各ラック4,5,6の前面をXY座標面とした、X−Y搬送機構7が設けられている。このX−Y搬送機構7は、図17に示すように、各ラック4,5,6に対し水平方向に移動するX軸搬送部7aと、垂直方向に移動するY軸搬送部7bとから構成されている。X軸搬送部7aには、商品を受容するバケット8が設けられている。このバケット8は、タイミングベルト9に固定され、減速機構10を介したX軸モータ11によって駆動される。なお、このバケット8には、各ラック4,5,6から商品を受容するための開口部(図示せず)が設けられており、その底面には搬出扉16を介して商品取出口17に商品を搬出するコンベヤ(図示せず)が設けられている。
【0016】
また、Y軸搬送部7bは、X軸搬送部7aを摺動支持するレール部12と、レール部12の頂部に渡した回転軸13と、この回転軸13を回転させるY軸モータ14とを有する。X軸搬送部7aは、タイミングベルト15に固定され、Y軸モータ14によって昇降駆動される。X軸モータ11およびY軸モータ14は、図示しない制御部によって制御される。
【0017】
また、外扉2の前面には、図15に示すように、商品を選択するテンキーボタン18、表示器19、紙幣挿入口20、硬貨投入口21、硬貨返却レバー22、硬貨返却口23、購入希望商品を確認するために吊り下げラック4の商品を移動させる吊り下げラック回転ボタン24、搬出扉16と連通する商品取出口17などが設けられている。一方、外扉2の裏面には、挿入された紙幣を識別し収納するビルバリデータ(図示せず)、硬貨を識別し収納する硬貨処理機構25、硬貨回収用のキャッシュボックス26、制御部(図示せず)への入力操作を行うキーボード27などを備えている。
【0018】
つぎに、吊り下げラック4について図1〜図14に基づいて説明する。図1〜図5に示すように、吊り下げラック4は、平面形状がほぼ台形の本体30と、本体30の四隅に回転自在に配設されたスプロケット32と、当該スプロケット32によって本体30の周囲に沿って回転する無端状のチェーン34と、スプロケット32に駆動力を与えてチェーン34を正・逆回転させるチェーン駆動機構36と、チェーン34に対して所定ピッチで着脱自在かつ揺動自在に配設され、商品Gを吊り下げるためのフック38と、当該フック38を揺動させて商品Gを落下させるフック揺動機構40とを備えている。
【0019】
本体30には、図3および図4に示すように、上部内壁面1aから突設されたL字状の係止片1cの先端部を引っかけるための係止穴30aと、当該先端部をねじ止めするためのねじ穴30bが設けられている。また、図2、図3および図5に示すように、本体30上面に突設したL字状の係止片30cは、上部内壁面1aから突設された係止片1dの係止穴1eに先端部を引っかけて、ねじ30dによって固定するためのねじ穴30eを有している。
【0020】
チェーン駆動機構36は、モータ41と、これに減速機構を介して設けられたプーリ42と、一のスプロケット32に同軸状に設けられたプーリ43と、モータ41の駆動力をプーリ42からプーリ43に伝達させるベルト44とから構成されている。なお、チェーン34は、図示しない張力調節機構によって最適な張力を維持できるようになっている。
【0021】
フック揺動機構40は、シャフト45を往復動させる駆動装置46と、シャフト45に後端部を連結され、本体30のベース板47上をスライドするスライド板48とから構成されている。なお、駆動装置46は、商品Gが安定した姿勢で落下できるように、シャフト45を緩やかに往復動させる構成となっている。
【0022】
スライド板48の先端部には、スライド板48の動作時(図2における右方向)にフック38の被押圧片38aを押圧可能に形成した押圧片48aを備えている。また、図6に示すように、スライド板48には、スライド溝48bが設けられ、このスライド溝48bに、ベース板47上に設けられたねじ47aが挿通してある。
【0023】
フック38は、樹脂(たとえば、ポリアセタール)にて形成され、図7〜図9に示すように、被押圧片38a、係合突起38b、当て板38d、フック部38c、突片38eとから一体形成されている。係合突起38bは、後述するチェーン構成体52の係合凹部52aに着脱自在かつ揺動自在に係合するように形成されている。フック部38cは、フック38が係合突起38bを回動中心として跳ね上がったときに、商品Gが円滑に落下するように傾斜させてある。
【0024】
また、商品番号や商品名称等の商品情報が前面に表示された当て板38dは、販売可能商品の幅とほぼ同寸法に形成され、フック部38cに吊り下げられた商品Gの上部に当接してその姿勢を安定させるとともに、商品Gを吊り下げる者が、販売可能な商品の寸法を容易に認識できるように形成したものである。すなわち、フック38の取付ピッチ以下の幅寸法を有した商品Gのみを容易に吊り下げられるようにしたものである。
【0025】
突片38eは、フック38が押圧片48aによって跳ね上げられたこと(商品売り切れ状態等)をセンサ50に検出させるために突設したものである。また、この突片38eの底面には、フック38が跳ね上げられた状態において、商品名称等の商品情報が視認できるように当該商品情報が表示されている。なお、センサ50には、たとえば、透過型のフォトインタラプタを使用することができる。
【0026】
チェーン34は、樹脂(たとえば、ポリアセタール)にて形成され、図10〜図12に示すように、フック38を吊り下げるための必要数のチェーン構成体52と、その他の多数のチェーン構成体53と、ホームポジション検出用の1つのチェーン構成体54とが互いに連結されて構成されている。図10に示すように、チェーン構成体52の係合凹部52aは、フック38の係合突起38bが着脱自在かつ揺動自在に係合するように形成されている。凹部52bには、図13に示すように、フック38を跳ね上げた状態でその姿勢を保持するための板ばね60(図14参照)を設けてある。
【0027】
ガイド片52cは、本体30のガイド板56を挟むように形成され、チェーン34が本体30から脱落するのを防止するようになっている。当接面52dは、本体30のガイド板57に当接することで、チェーン34にかかる商品荷重を受けることができるように形成されている。突片52eは、フック38の位置情報(アドレス)をセンサ58に検出させるために突設したものである。なお、センサ58には、たとえば、透過型のフォトインタラプタを使用することができる。
【0028】
また、図11に示すように、チェーン構成体53のガイド片53aは、上記ガイド片52cと同様に、本体30のガイド板56を挟むように形成され、チェーン34が本体30から脱落するのを防止するようになっている。このガイド片53aは、ねじ53bによりチェーン構成体53に取り付けられているが、一体成形により形成してもよい。当接面53cは、本体30のガイド板57に当接することで、チェーン34にかかる商品荷重を受けることができるように形成されている。
【0029】
また、図12に示すように、チェーン構成体54のガイド片54aは、本体30のガイド板56を挟むように形成され、チェーン34が本体30から脱落するのを防止するようになっている。当接面54cは、本体30のガイド板57に当接することで、チェーン34にかかる商品荷重を受けることができるように形成されている。ガイド片54aに固定された突片54dは、チェーン34の基準位置情報(ホームポジション)をセンサ61に検出させるために突設したものである。なお、これらガイド片54aおよび突片54dは、ねじ54bによりチェーン構成体54に取り付けられているが、一体成形により形成してもよい。また、センサ61には、たとえば、透過型のフォトインタラプタを使用することができる。
【0030】
このように形成されたチェーン構成体52,53,54は、扱う商品Gの大きさに応じて所定数のフック38を配設できるように連結されている。なお、チェーン構成体52,53,54は、互いに着脱自在となるように樹脂にて形成され、互いに嵌合させて連結してあるので、連結位置の変更は容易である。
【0031】
以上のように構成された吊り下げラック4は、図1、図15および図16に示すように、本体1の内壁上面1aに2つ配設されている。
【0032】
つぎに、商品の販売準備動作について説明する。なお、以下、本発明の要部たる吊り下げラック4の動作に関して説明するものとし、スパイラルラック5およびコンベヤラック6についての動作説明は省略する。まず、自動販売機の設置者等は、図1に示すように、商品Gを吊り下げラック4のフック38に吊り下げ、販売準備を行う。このとき、上記設置者は、フック38の当て板38dの幅を目安にすることによって、販売可能な商品Gの寸法を容易に認識できる。
【0033】
また、1つのフック38の幅に収まらない商品Gを吊り下げる場合には、隣接するフック38を跳ね上げておく(売り切れ状態にしておく)ことで、必要な吊り下げピッチを確保でき、商品同士の干渉を避けることができる。また、フック38は、板ばね60によって跳ね上げた状態および商品Gを吊り下げた状態の姿勢を容易に維持できる。
【0034】
チェーン34に配設された各フック38に絶対番地(アドレス)を割り当てるために、上記設置者等は、キーボード27によって商品情報等を制御部(図示せず)に入力するとともに、チェーン34を1周回転させることにより、センサ61によるホームポジション検知と、センサ58によるアドレス検知、センサ50による商品有無の検知を行う。
【0035】
つぎに、商品の販売動作について説明する。商品購入希望者は、外扉2の透明板2aから購入希望商品を確認するために、吊り下げラック回転ボタン24(図15参照)を押してチェーン34を回転させ、フック38に吊り下げられた商品Gと商品番号および価格等を確認する。このとき、チェーン34の配設状態における平面形状が台形状に形成されているので、本体ケース1の奥行方向に配置される商品Gが当該本体ケース1の前面側から見えやすくなっており、上記商品番号等を確認しやすい。
【0036】
上記確認後、商品番号をテンキーボタン18によって入力し、必要額を支払うと、購入希望商品を吊り下げたフック38のアドレスに基づいて、制御部(図示せず)によって当該商品の搬出時間が最短となる吊り下げラック4が、2つの吊り下げラックの中から選択され、当該制御部の商品搬出指令によって後述する商品搬出動作をする。これにより、商品Gの搬出時間、すなわち、商品購入時間を短縮することができる。
【0037】
このように選択された吊り下げラック4にあっては、上記制御部の販売指令に基づいてチェーン34が回転し、希望商品の吊り下がったフック38が吊り下げラック4の前面に移動して停止するとともに、X−Y搬送機構7の動作によりバケット8が当該フック38の下方に移動する。
【0038】
そして、フック揺動機構40の動作により、当該フック38が跳ね上げられて商品Gがフック部38cから外れ、バケット8内に落下する。フック38の跳ね上げ、すなわち商品Gの落下は、センサ50によって検知され、その信号に基づいてバケット8がX−Y搬送機構7により商品搬出位置に移動し、商品Gは搬出扉16を介して商品取出口17から搬出される。
【0039】
以上のように、この実施の形態にかかる自動販売機によれば、チェーン34の配設状態における平面形状を台形とし、本体ケース1の奥行方向に配置される商品Gが当該本体ケース1の前面側から見えやすくなるようにしたので、簡易な構造にて多種多様な商品Gを販売できるとともに、商品購入者が商品番号等を確認しやすくなる。
【0040】
また、2つの吊り下げラック4を本体ケース1内に並列配置したので、多種多様な商品Gを販売でき、商品Gの収容数をさらに増やすことができる。
【0041】
なお、上記実施の形態においては、吊り下げラック4を2つ並列に設けるものとして説明したが、図19に示すように、吊り下げラック4を3つ並列に設けてもよく、さらに多種多様の商品を販売することができる。ここで、図19は、3つの吊り下げラックを並列に配設した状態を示す平面図である。
【0042】
また、図20に示すように、平面形状が台形の吊り下げラックを本体ケース1に1つ配設することもでき、同様に多種多様の商品を販売することができる。ここで、図20は、幅広に形成した吊り下げラックを配設した状態を示す平面図である。
【0043】
また、図示例を省略するが、平面形状が三角形状の吊り下げラックを本体ケース1に一または二以上配設することもでき、同様の効果を期待できる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明にかかる自動販売機(請求項1)によれば、商品を吊り下げるフックを揺動自在に保持する無端状の搬送体と、前記搬送体を駆動する搬送体駆動装置と、前記搬送体に保持された任意のフックを当該フックの位置情報および姿勢情報に基づいて揺動させ、吊り下げられた商品を落下させるフック揺動装置とを有した吊り下げラックを本体ケース内に備え、前記搬送体の配設状態における平面形状を、前記本体ケースの前面側から奥行き側に向かって末広がり状に形成し、当該本体ケースの奥行方向に配置される前記商品が当該本体ケースの前面側から見えやすくなるようにしたので、多種多様な商品を販売できるとともに、商品購入者が商品番号等を確認しやすくなる。
【0045】
また、この発明にかかる自動販売機(請求項2)によれば、吊り下げラックを本体ケース内に複数並列配置したので、多種多様な商品を販売でき、商品の収容数をさらに増やすことができる。
【0046】
また、この発明にかかる自動販売機(請求項3)によれば、搬送体の配設状態における平面形状を台形としたので、簡易な構造にて多種多様な商品を見やすい状態で陳列でき、販売促進に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかる自動販売機を示す要部斜視図である。
【図2】吊り下げラックのフック揺動機構を示す側面図である。
【図3】吊り下げラックを示す側面図である。
【図4】吊り下げラックを示す平面図である。
【図5】吊り下げラックを示す正面図である。
【図6】フック揺動機構の要部を示す斜視図である。
【図7】フックを示す正面図である。
【図8】フックを示す側面図である。
【図9】フックを示す底面図である。
【図10】フック吊り下げ用のチェーン構成体を示す平面図(a)および側面図(b)である。
【図11】他のチェーン構成体を示す平面図(a)および側面図(b)である。
【図12】ホームポジション用のチェーン構成体を示す平面図(a)および側面図(b)である。
【図13】フックの姿勢保持機構を示す部分断面図である。
【図14】板ばねを示す斜視図である。
【図15】自動販売機を模式的に示す正面図である。
【図16】自動販売機の外扉を開けた状態を示す斜視図である。
【図17】X−Y搬送機構を示す斜視図である。
【図18】吊り下げラックの配設状態を示す平面図である。
【図19】3つの吊り下げラックを並列に配設した状態を示す平面図である。
【図20】幅広に形成した吊り下げラックを配設した状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 本体
1a 上部内壁面
4 吊り下げラック
7 X−Y搬送機構
8 バケット
G 商品
30 本体
32 スプロケット
34 チェーン
36 チェーン駆動機構
38 フック
40 フック揺動機構
46 駆動装置
50、58、61 センサ

Claims (3)

  1. 商品を吊り下げるフックを揺動自在に保持する無端状の搬送体と、
    前記搬送体を駆動する搬送体駆動装置と、
    前記搬送体に保持された任意のフックを揺動させ、吊り下げられた商品を落下させるフック揺動装置と、
    を有した吊り下げラックを本体ケース内に備え、
    前記搬送体の配設状態における平面視形状を、前記本体ケースの前面側から奥行き側に向かって末広がり状に形成し、
    当該本体ケースの奥行方向に配置される前記商品が当該本体ケースの前面側から見えやすくなるようにしたことを特徴とする自動販売機。
  2. 吊り下げラックを本体ケース内に複数並列配置したことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 搬送体の配設状態における平面視形状を台形としたことを特徴とする請求項1または2に記載の自動販売機。
JP2000034260A 2000-02-10 2000-02-10 自動販売機 Expired - Fee Related JP4096483B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000034260A JP4096483B2 (ja) 2000-02-10 2000-02-10 自動販売機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000034260A JP4096483B2 (ja) 2000-02-10 2000-02-10 自動販売機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001222756A JP2001222756A (ja) 2001-08-17
JP4096483B2 true JP4096483B2 (ja) 2008-06-04

Family

ID=18558631

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000034260A Expired - Fee Related JP4096483B2 (ja) 2000-02-10 2000-02-10 自動販売機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4096483B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109509301B (zh) * 2018-10-16 2021-04-20 浙江工商大学 一种基于外部斜道直推取料式盒饭售卖系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001222756A (ja) 2001-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09223269A (ja) 自動販売装置
JP4096483B2 (ja) 自動販売機
JP4258087B2 (ja) 自動販売機
JP3815168B2 (ja) 自動販売機
JP3804387B2 (ja) 自動販売機
JP4096482B2 (ja) 自動販売機
JP4172126B2 (ja) 自動販売機
JP3820838B2 (ja) 自動販売機およびその制御方法
JP4501262B2 (ja) 自動販売機
CN110741417A (zh) 自动贩卖机的商品运出装置
JP4337211B2 (ja) 自動販売機の制御方法
JP2014013439A (ja) 物品収納投出ユニット、物品投出装置および自動販売機
JP3820839B2 (ja) 自動販売機の制御方法
JP2001222759A (ja) 自動販売機
JP4100344B2 (ja) 自動販売機
JP4103289B2 (ja) 自動販売機
JP4107907B2 (ja) 自動販売機の商品搬出装置
JP2001243528A (ja) 自動販売機の制御方法
JP3820837B2 (ja) 自動販売機の制御装置
JP2001243533A (ja) 自動販売機
JP3561638B2 (ja) 自動販売機の商品搬出装置
JP2014013440A (ja) 物品収納投出ユニット、物品投出装置および自動販売機
JP2000123242A (ja) 自動販売機の商品搬出装置
JP3952996B2 (ja) 自動販売機
JP2001243530A (ja) 自動販売機の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070911

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080303

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110321

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110321

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120321

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120321

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130321

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130321

Year of fee payment: 5

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130321

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130321

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130321

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130321

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140321

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees