JP4228499B2 - 自動販売機の制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動販売機の制御方法に関し、さらに詳しくは、多種多様な商品を販売できる吊り下げラックを備え、該商品およびその販売動作を透視できる自動販売機の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、商品の購入意欲をより喚起できることから、庫内の商品およびその販売動作を透視できる自動販売機が提供されている。かかる自動販売機は、商品を収納し搬送するためのラックを庫内に備えており、当該ラックの種類としては、その商品搬送形態によって、いわゆるスパイラルラックやコンベヤラック、プッシャ式ラックなどが知られている。
【0003】
これらのラックは、いずれも同種の商品を所定ピッチで保持可能に構成され、上記スパイラルやコンベヤ、プッシャを販売指令に基づいて当該ピッチ分だけ送り出すことによって、商品を搬送できるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記スパイラルラックやコンベヤラック、プッシャ式ラックは、形状や大きさが揃っている同種の商品を販売する場合には適しているものの、これらが異なる多種多様な商品の販売には適していないという問題点があった。そこで、本願出願人は、多種多様な商品を販売できる自動販売機を提供するに至り(特願2000−034253、特願2000−034254等)、その制御方法の提供が望まれていた。
【0005】
この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、多種多様な商品を販売できる自動販売機の制御方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、この発明の請求項1にかかる自動販売機の制御方法は、商品を吊り下げるフックを揺動自在に保持する無端状の搬送体と、前記搬送体を駆動する搬送体駆動装置と、前記搬送体に保持されたフックを揺動させることによって該フックに吊り下げられた商品を落下させるフック揺動装置と、を有した吊り下げラックと、商品購入希望者が自動販売機の近傍にいることを検知する人感センサ手段と、を備え、かつ前記フックに吊り下げられた商品を外部から閲覧可能に構成した自動販売機の制御方法において、前記人感センサ手段の検知信号に基づいて前記搬送体を所定時間駆動させる一方、前記搬送体が駆動している間に商品販売指令が入力されたときには、当該商品が吊り下げられた前記フックを揺動位置に移動させるようにしたことを特徴とする。
【0007】
したがって、人感センサ手段によって商品購入希望者の有無を判断し、自動的に吊り下げラックの商品を駆動させるので、商品購入希望者は、所定のボタン操作等をすることなく商品を閲覧することができる。また、自動販売機の前に商品購入希望者が存在するときのみ、吊り下げラックに閲覧動作をさせるので、自動販売機の運転コストを低減できる。
【0008】
また、この発明の請求項2にかかる自動販売機の制御方法は、商品を吊り下げるフックを揺動自在に保持する無端状の搬送体と、前記搬送体を駆動する搬送体駆動装置と、前記搬送体に保持されたフックを揺動させることによって該フックに吊り下げられた商品を落下させるフック揺動装置と、を有した吊り下げラックと、を備え、かつ前記フックに吊り下げられた商品を外部から閲覧可能に構成するとともに、前記フックに吊り下げられた商品を閲覧するために前記搬送体駆動装置を駆動させる商品閲覧スイッチ手段をさらに備えた自動販売機の制御方法において、前記商品閲覧スイッチ手段からの入力が継続している間は前記搬送体を駆動させる一方、前記搬送体が駆動している間に商品販売指令が入力されたときには、当該商品が吊り下げられた前記フックを揺動位置に移動させるようにしたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明にかかる自動販売機の制御方法の実施の形態につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0014】
実施の形態1.
本実施の形態1は、人感センサからの入力によって吊り下げラックを閲覧動作させるものである。図1は、この発明の実施の形態1にかかる自動販売機の要部を示すブロック図、図2は、自動販売機の制御動作を示すフローチャート、図3は、吊り下げラック示す側面図、図4は、吊り下げラックを示す平面図、図5は、自動販売機を模式的に示す正面図、図6は、自動販売機の外扉を開いた状態を示す斜視図、図7は、吊り下げラックを示す斜視図である。
【0015】
まず、自動販売機の全体構成について図5〜図7に基づいて説明する。本体ケース1は、商品を収納保存し必要に応じてこれを搬出するものであり、透明板2aを有した外扉2と、透明板3aを有した内扉3とを開閉自在に備えている。また、本体ケース1は、上部内壁面1aに吊り下げラック4を2つ備えるとともに、その下方にスパイラルラック5およびコンベヤラック6を備えている。スパイラルラック5およびコンベヤラック6は、本体ケース1に設けられたラック支持板1bによって支持されており、設置位置を互いに変更できるように構成されている。
【0016】
内扉3の内側には、各ラック4,5,6の前面をXY座標面とした、X−Y搬送機構7が設けられている。このX−Y搬送機構7は、各ラック4,5,6に対し水平方向に移動するX軸搬送部(図示せず)と、垂直方向に移動するY軸搬送部(図示せず)とから構成され、後述するメカ制御部86によって制御される。上記X軸搬送部には、商品を受容するバケット8が設けられている。
【0017】
また、外扉2の前面には、商品を選択するテンキーボタン18、表示器19、紙幣挿入口20、硬貨投入口21、硬貨返却レバー22、硬貨返却口23、購入希望商品を確認するために吊り下げラック4の商品を移動させる吊り下げラック回転ボタン(以下、商品閲覧用回転ボタンと記す)24、搬出扉16と連通する商品取出口17などが設けられている。一方、外扉2の裏面には、挿入された紙幣を識別し収納するビルバリデータ(図示せず)、硬貨を識別し収納する硬貨処理機構25、硬貨回収用のキャッシュボックス26、後述する主制御部80への入力操作を行うキーボード27などを備えている。
【0018】
つぎに、吊り下げラック4について説明する。図3および図4に示すように、吊り下げラック4は、平面形状がほぼ台形の本体30と、本体30の四隅に回転自在に配設されたスプロケット32と、当該スプロケット32によって本体30の周囲に沿って回転する無端状のチェーン34と、スプロケット32に駆動力を与えてチェーン34を正・逆回転させるチェーン駆動機構36と、チェーン34に対して所定ピッチで着脱自在かつ揺動自在に配設され、商品Gを吊り下げるためのフック38と、当該フック38を揺動させて商品Gを落下させるフック揺動機構40とを備えている。
【0019】
本体30には、上部内壁面1aから突設された係止片1c,1dに係止するための係止穴30aやねじ穴30b、係止片30cが設けられている。チェーン駆動機構36は、モータ41と、これに減速機構を介して設けられたプーリ42と、一のスプロケット32に同軸状に設けられたプーリ43と、モータ41の駆動力をプーリ42からプーリ43に伝達させるベルト44とから構成されている。このチェーン駆動機構36は、後述するメカ制御部86によって制御される。
【0020】
フック揺動機構40は、シャフト45を往復動させる駆動装置46と、シャフト45に後端部を連結され、本体30のベース板47上をスライドするスライド板48とから構成されている。スライド板48の先端部には、スライド板48の動作時にフック38の被押圧片38aを押圧可能に形成した押圧片48aを備えている。
【0021】
本体30の前面には、商品情報(商品価格、商品番号等)を表示するための表示器89を備え、商品購入者が当該商品情報を確認しやすくなるように構成されている。この表示器89は、たとえば、LEDもしくはLCDにより上記商品情報を表示できるように構成されている。
【0022】
フック38は、樹脂にて形成され、被押圧片38a、係合突起、当て板38d、フック部、突片38eとから一体形成されている。上記係合突起は、チェーン34に着脱自在かつ揺動自在に係合するように形成されている。突片38eは、フック38が押圧片48aによって跳ね上げられたこと(商品売り切れ状態等)をセンサ50に検出させるために突設したものである。
【0023】
チェーン34は、樹脂にて形成され、フック38を吊り下げるための必要数のチェーン構成体と、その他の多数のチェーン構成体と、ホームポジション検出用の1つのチェーン構成体とが互いに連結されて構成されている。なお、フック38を吊り下げるチェーン構成体は、フック38を跳ね上げた状態でその姿勢を保持するための板ばね(図示せず)を設けてある。
【0024】
また、上記チェーン構成体には、突片が適宜設けられており、チェーン34の基準位置情報(ホームポジション)をセンサ61で検出し、アドレス情報をセンサ58で検出できるようになっている。
【0025】
以上のように構成された自動販売機の制御ブロック図は、図1に示す通りである。同図において、すでに説明した部材には、同一符号を付してある。主制御部80は、キーボード27によって入力された種々のデータ(たとえば、価格、時間、商品フックアドレス、お勧め商品等)に基づいて、メカ制御部86のほか、自動販売機全体を制御するためのものである。扉スイッチ82は、外扉2(または内扉3)の開閉状態を検知するものであり、本体ケース1に設けられている。
【0026】
人感センサ84は、外扉2の前面に商品購入希望者が存在するか否かを検知するためものであり、たとえば、外扉2に設けられている。メカ制御部86は、主制御部80からの送信データに基づいて、吊り下げラック4を制御する。また、メカ制御部86からの制御情報(たとえば、コラム番号、価格データ、売り上げデータ、アドレスデータ等)は、メモリ手段に保存できるようになっている。
【0027】
つぎに、自動販売機の制御方法について図2に基づいて説明する。同図では、吊り下げラック4の設置個数を#1、#2、#n(nは任意の整数)とし、任意の設置数に対応させて示してある。なお、以下、本発明の要部たる吊り下げラック4の動作に関して説明するものとし、スパイラルラック5およびコンベヤラック6についての動作説明は省略する。
【0028】
まず、人感センサ84の出力がONとなっているか否か、すなわち、商品購入希望者が自動販売機の前にいるかどうかを判断する(ステップS10)。当該出力がONであれば(ステップS10肯定)、1つ目(#1)の吊り下げラック4から順次以下の動作をする。
【0029】
モータ41の出力をONにし、チェーン34を、たとえば20秒間回転させる(ステップS11〜S12)。ここで、回転時間(タイマー)を20秒としたのは、吊り下げラック4のすべての商品Gが閲覧できるように、チェーン34を1周させるためである。そして、つぎに販売動作があったか否かを判断する(ステップS13)。販売動作がなければ(ステップS13否定)、タイマーセットから20秒経過したか否かを判断する(ステップS14)。
【0030】
20秒経過していたら(ステップS14肯定)、アドレス検知用のセンサ58からの入力があるか否かを判断する(ステップS15)。入力があれば(ステップS15肯定)、モータ41の出力をOFFにしてチェーン34の回転を停止し(ステップS16)、待機状態もしくは販売動作とする(ステップS17)。
【0031】
また、タイマーセット後(ステップS12)に販売動作があれば(ステップS13肯定)、タイマーの経過時間にかかわらず、アドレス検知用のセンサ58からの入力があるか否かを判断する(ステップS15)。また、アドレス検知用のセンサ58からの入力があるまでは、すなわち、所望の商品が揺動位置(販売動作位置)に来るまでは、モータ41の出力をOFFにしない(ステップS15否定)。
【0032】
2つ目以降の吊り下げラック4(#2,・・・#n)についても、同様の動作をするので(ステップS21〜S26、ステップS31〜S36)、詳細な動作説明は省略する。
【0033】
以上のように、この実施の形態1にかかる自動販売機の制御方法によれば、人感センサ84によって商品購入希望者の有無を判断し、自動的に吊り下げラック4の商品を回転させるので、商品購入希望者は所定のボタン操作等をすることなく、商品を閲覧することができる。
【0034】
また、自動販売機の前に商品購入希望者が存在するときのみ、吊り下げラック4に上記閲覧動作をさせるので、自動販売機の運転コストを低減できる。
【0035】
実施の形態2.
本実施の形態2にかかる制御動作は、商品閲覧用回転ボタン24からの入力によって吊り下げラック4を閲覧動作させるものである。図8は、この発明の実施の形態2にかかる自動販売機の制御動作を示すフローチャートである。なお、以下の説明において、すでに説明した部材には、同一の符号を付して重複説明を省略する。
【0036】
まず、1つ目(#1)の吊り下げラック4において、商品閲覧用回転ボタン24からの入力があるか否かを判断し(ステップS40)、入力がなければ、順次、つぎの吊り下げラック4(#2,・・・#n)における当該入力を判断していく(ステップS40否定、ステップS50否定)。そして、最後の吊り下げラック4において上記入力がなければ(ステップS60否定)、上記動作を繰り返し、入力がある吊り下げラック4を確定する。
【0037】
1つ目(#1)の吊り下げラック4において、商品閲覧用回転ボタン24からの入力があれば(ステップS40肯定)、モータ41の出力をONにしてチェーン34を回転させる(ステップS41)。つぎに販売動作があったか否かを判断する(ステップS42)。販売動作がなければ(ステップS42否定)、商品閲覧用回転ボタン24からの入力が続行されているか否かを判断する(ステップS43)。当該ボタン入力がされていなければ(ステップS43肯定)、モータ41の出力をOFFにしてチェーン34の回転を停止し(ステップS44)、待機状態もしくは販売動作とする(ステップS45)。
【0038】
また、商品閲覧用回転ボタン24からの入力が続行され、かつ、販売動作がなければ、モータ41の出力をOFFにせず、チェーン34の回転動作を続行する(ステップS43否定)。
【0039】
2つ目以降の吊り下げラック4(#2,・・・#n)についても、同様の動作をするので(ステップS51〜S54、ステップS61〜S64)、詳細な動作説明は省略する。
【0040】
以上のように、この実施の形態2にかかる自動販売機の制御方法によれば、商品購入希望者は、商品閲覧用回転ボタン24を押すことによって容易に商品を閲覧することができる。
【0041】
実施の形態3.
本実施の形態3にかかる制御動作は、常時、吊り下げラック4を閲覧動作させるものである。図9は、この発明の実施の形態3にかかる自動販売機の制御動作を示すフローチャートである。
【0042】
まず、自動販売機の電源が投入されているか否かを判断し(ステップS70)、投入されていたら(ステップS70肯定)、モータ41の出力をONにしてチェーン34を回転させる(ステップS71)。つぎに販売動作があったか否かを判断する(ステップS72)。販売動作がなければ(ステップS72否定)、モータ41の出力をONにしたままにしておき、販売動作があれば(ステップS72肯定)、アドレス検知用のセンサ58からの入力があるか否かを判断する(ステップS73)。
【0043】
当該センサ58からの入力があれば(ステップS73肯定)、モータ41の出力をOFFにしてチェーン34の回転を停止し(ステップS74)、待機状態もしくは販売動作とする(ステップS75)。なお、アドレス検知用のセンサ58からの入力があるまでは、すなわち、所望の商品が揺動位置(販売動作位置)に来るまでは、モータ41の出力をOFFにしない(ステップS73否定)。
【0044】
2つ目以降の吊り下げラック4(#2,・・・#n)についても、同様の動作をするので(ステップS81〜S84、ステップS91〜S94)、詳細な動作説明は省略する。
【0045】
以上のように、この実施の形態3にかかる自動販売機の制御方法によれば、商品購入希望者は、所定のボタン操作等をすることなく、常時、商品を閲覧することができる。
【0046】
実施の形態4.
本実施の形態4にかかる制御動作は、自動販売機の設置場所等に応じて予め設定しておいた曜日に吊り下げラック4を閲覧動作させるものである。図10は、この発明の実施の形態4にかかる自動販売機の制御動作を示すフローチャートである。
【0047】
まず、予め設定しておいた曜日か否かを判断し(ステップS100)、設定曜日であれば(ステップS100肯定)、各吊り下げラック4のモータ41の出力をONにしてチェーン34を回転させる(ステップS110,S120,S130)。設定曜日でない場合には(ステップS100否定)、販売動作等によってモータ41の出力がONになったら、アドレス検知用のセンサ58からの入力があるか否かを判断する(ステップS101)。
【0048】
そして、当該センサ58からの入力があれば(ステップS101肯定)、モータ41の出力をOFFにしてチェーン34の回転を停止し(ステップS102)、待機状態もしくは販売動作とする(ステップS103)。すなわち、所望の商品が揺動位置(販売動作位置)に来るまでは、モータ41の出力をOFFにしない(ステップS101否定)。
【0049】
2つ目以降の吊り下げラック4(#2,・・・#n)についても、同様の動作をするので(ステップS121〜S122、ステップS131〜S132)、詳細な動作説明は省略する。
【0050】
以上のように、この実施の形態4にかかる自動販売機の制御方法によれば、自動販売機の設置場所等に応じて予め設定した曜日には、商品購入希望者は、所定のボタン操作等をすることなく、常時、商品を閲覧することができる。
【0051】
実施の形態5.
本実施の形態5にかかる制御動作は、自動販売機の設置場所等に応じて予め設定しておいた時間帯に吊り下げラック4を閲覧動作させるものである。図11は、この発明の実施の形態5にかかる自動販売機の制御動作を示すフローチャートである。
【0052】
まず、予め設定しておいた時間帯か否かを判断し(ステップS200)、設定時間帯であれば(ステップS200肯定)、各吊り下げラック4のモータ41の出力をONにしてチェーン34を回転させる(ステップS210,S220,S230)。設定時間帯でない場合には(ステップS200否定)、販売動作等によってモータ41の出力がONになったら、アドレス検知用のセンサ58からの入力があるか否かを判断する(ステップS201)。
【0053】
そして、当該センサ58からの入力があれば(ステップS201肯定)、モータ41の出力をOFFにしてチェーン34の回転を停止し(ステップS202)、待機状態もしくは販売動作とする(ステップS203)。すなわち、所望の商品が揺動位置(販売動作位置)に来るまでは、モータ41の出力をOFFにしない(ステップS201否定)。
【0054】
2つ目以降の吊り下げラック4(#2,・・・#n)についても、同様の動作をするので(ステップS221〜S222、ステップS231〜S232)、詳細な動作説明は省略する。
【0055】
以上のように、この実施の形態5にかかる自動販売機の制御方法によれば、自動販売機の設置場所等に応じて予め設定した時間帯には、商品購入希望者は、所定のボタン操作等をすることなく、常時、商品を閲覧することができる。
【0056】
実施の形態6.
本実施の形態6にかかる制御動作は、自動販売機の設置場所等に応じて予め設定しておいた曜日および時間帯に吊り下げラック4を閲覧動作させるものである。図12は、この発明の実施の形態6にかかる自動販売機の制御動作を示すフローチャートである。
【0057】
まず、予め設定しておいた曜日か否かを判断し(ステップS300)、設定曜日であれば(ステップS300肯定)、設定時間帯か否かを判断する(ステップS301)。そして、設定時間帯であれば(ステップS301肯定)、各吊り下げラック4のモータ41の出力をONにしてチェーン34を回転させる(ステップS310,S320,S330)。
【0058】
設定時間帯でない場合(ステップS301否定)および設定曜日でない場合(ステップS300否定)には、販売動作等によってモータ41の出力がONになったら、アドレス検知用のセンサ58からの入力があるか否かを判断する(ステップS302)。
【0059】
そして、当該センサ58からの入力があれば(ステップS302肯定)、モータ41の出力をOFFにしてチェーン34の回転を停止し(ステップS303)、待機状態もしくは販売動作とする(ステップS304)。すなわち、所望の商品が揺動位置(販売動作位置)に来るまでは、モータ41の出力をOFFにしない(ステップS302否定)。
【0060】
2つ目以降の吊り下げラック4(#2,・・・#n)についても、同様の動作をするので(ステップS321〜S322、ステップS331〜S332)、詳細な動作説明は省略する。
【0061】
以上のように、この実施の形態6にかかる自動販売機の制御方法によれば、自動販売機の設置場所等に応じて予め設定した曜日の所定の時間帯には、商品購入希望者は、所定のボタン操作等をすることなく、常時、商品を閲覧することができる。
【0062】
実施の形態7.
本実施の形態7にかかる制御動作は、商品購入用のテンキーボタン18からの入力によって購入希望商品を吊り下げラック4の揺動位置に移動させるものである。したがって、商品閲覧用回転ボタン24は、必ずしも設けなくてもよい。図13は、この発明の実施の形態7にかかる自動販売機の制御動作を示すフローチャートである。
【0063】
まず、テンキーボタン18からの入力の有無を判断し(ステップS400)、入力があれば(ステップS400肯定)、購入希望商品の吊り下がったフック38が揺動位置まで移動するのに必要なアドレス数のデータ、すなわち、アドレス検知用のセンサ58が検知すべきカウント数nを演算してセットする(ステップS401)。そして、吊り下げラック4のモータ41の出力をONにしてチェーン34を回転させる(ステップS402)。
【0064】
つぎに、センサ58が検知すべきカウント数が、上記設定値nになったか否かを判断し(ステップS403)、設定値nになっていたら、モータ41の出力をOFFにしてチェーン34の回転を停止し(ステップS404)、待機状態とする(ステップS405)。すなわち、所望の商品が揺動位置(販売動作位置)に来るまでは、モータ41の出力をOFFにしない(ステップS403否定)。このようにして、テンキーボタン18からの入力により購入希望商品を吊り下げラック4の揺動位置に移動させる。
【0065】
以上のように、この実施の形態7にかかる自動販売機の制御方法によれば、商品購入希望者は、テンキーボタン18を操作することによって、希望商品を揺動位置に移動させ、閲覧または購入することができる。
【0066】
また、商品購入時の操作部たるテンキーボタン18と商品閲覧時の操作部とを共通化しているので、商品閲覧専用の操作部たる商品閲覧用回転ボタン24を設ける必要がなくなり、部品定数の低減にも寄与できる。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明にかかる自動販売機の制御方法(請求項1)によれば、人感センサ手段の検知信号に基づいて前記搬送体を所定時間駆動させ、商品販売指令が入力されたときには、当該商品が吊り下げられた前記フックを当該フックの位置情報に基づいて揺動位置に移動させるようにしたので、前記人感センサ手段によって商品購入希望者の有無を判断し、自動的に吊り下げラックの商品を駆動させることができる。したがって、商品購入希望者は、所定のボタン操作等をすることなく商品を閲覧することができる。また、自動販売機の前に商品購入希望者が存在するときのみ、吊り下げラックに閲覧動作をさせるので、自動販売機の運転コストを低減できる。
【0068】
また、この発明にかかる自動販売機の制御方法(請求項2)によれば、商品閲覧スイッチ手段からの入力に基づいて前記搬送体駆動装置を駆動させ、その後商品販売指令が入力されたときには、前記商品閲覧スイッチ手段からの入力の有無にかかわらず、当該商品が吊り下げられた前記フックを当該フックの位置情報に基づいて揺動位置に移動させるようにしたので、商品購入希望者は、商品閲覧スイッチ手段を操作することによって容易に商品を閲覧することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1にかかる自動販売機の要部を示すブロック図である。
【図2】自動販売機の制御動作を示すフローチャートである。
【図3】吊り下げラック示す側面図である。
【図4】吊り下げラックを示す平面図である。
【図5】自動販売機を模式的に示す正面図である。
【図6】自動販売機の外扉を開いた状態を示す斜視図である。
【図7】吊り下げラックを示す斜視図である。
【図8】この発明の実施の形態2にかかる自動販売機の制御動作を示すフローチャートである。
【図9】この発明の実施の形態3にかかる自動販売機の制御動作を示すフローチャートである。
【図10】この発明の実施の形態4にかかる自動販売機の制御動作を示すフローチャートである。
【図11】この発明の実施の形態5にかかる自動販売機の制御動作を示すフローチャートである。
【図12】この発明の実施の形態6にかかる自動販売機の制御動作を示すフローチャートである。
【図13】この発明の実施の形態7にかかる自動販売機の制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
4 吊り下げラック
G 商品
18 テンキーボタン
24 商品閲覧用回転ボタン
27 キーボード
34 チェーン
36 チェーン駆動機構
38 フック
40 フック揺動機構
41 モータ
46 駆動装置
50、58、61 センサ
80 主制御部
84 人感センサ
86 メカ制御部

Claims (2)

  1. 商品を吊り下げるフックを揺動自在に保持する無端状の搬送体と、
    前記搬送体を駆動する搬送体駆動装置と、
    前記搬送体に保持されたフックを揺動させることによって該フックに吊り下げられた商品を落下させるフック揺動装置と、
    を有した吊り下げラックと、
    商品購入希望者が自動販売機の近傍にいることを検知する人感センサ手段と、
    を備え、かつ前記フックに吊り下げられた商品を外部から閲覧可能に構成した自動販売機の制御方法において、
    前記人感センサ手段の検知信号に基づいて前記搬送体を所定時間駆動させる一方、前記搬送体が駆動している間に商品販売指令が入力されたときには、当該商品が吊り下げられた前記フックを揺動位置に移動させるようにしたことを特徴とする自動販売機の制御方法。
  2. 商品を吊り下げるフックを揺動自在に保持する無端状の搬送体と、
    前記搬送体を駆動する搬送体駆動装置と、
    前記搬送体に保持されたフックを揺動させることによって該フックに吊り下げられた商品を落下させるフック揺動装置と、
    を有した吊り下げラックと、
    を備え、かつ前記フックに吊り下げられた商品を外部から閲覧可能に構成するとともに、前記フックに吊り下げられた商品を閲覧するために前記搬送体駆動装置を駆動させる商品閲覧スイッチ手段をさらに備えた自動販売機の制御方法において、
    前記商品閲覧スイッチ手段からの入力が継続している間は前記搬送体を駆動させる一方、前記搬送体が駆動している間に商品販売指令が入力されたときには、当該商品が吊り下げられた前記フックを揺動位置に移動させるようにしたことを特徴とする自動販売機の制御方法。
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