JP4106235B2 - 切削屑取出し機能を備えた活管分岐用継手 - Google Patents

切削屑取出し機能を備えた活管分岐用継手 Download PDF

Info

Publication number
JP4106235B2
JP4106235B2 JP2002143426A JP2002143426A JP4106235B2 JP 4106235 B2 JP4106235 B2 JP 4106235B2 JP 2002143426 A JP2002143426 A JP 2002143426A JP 2002143426 A JP2002143426 A JP 2002143426A JP 4106235 B2 JP4106235 B2 JP 4106235B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting waste
pipe
joint
hole saw
operation port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002143426A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003336783A (ja
Inventor
大介 斎藤
剛朗 川村
弘 敦井
昭夫 緑川
秀清 村田
卓也 進藤
克彦 別所
義昭 南出
正人 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
JFE Pipe Fitting Mfg Co Ltd
Keiyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
JFE Pipe Fitting Mfg Co Ltd
Keiyo Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd, JFE Pipe Fitting Mfg Co Ltd, Keiyo Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP2002143426A priority Critical patent/JP4106235B2/ja
Publication of JP2003336783A publication Critical patent/JP2003336783A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4106235B2 publication Critical patent/JP4106235B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Drilling And Boring (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、都市ガスの埋設供給配管等において、元管にホールソーにより穿孔を加えるとともに該元管と分岐管を連通状に接続する活管分岐用継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の活管分岐用継手は、例えば、実用新案登録第2524645号に公知である。図12に穿孔途上の状態を、図13に穿孔終了直後の状態を示すように、その活管分岐用継手3は一対の第1,2分割継手4,5からなって、元管1に分岐管2を接続するのに用いられる。その際、元管1の軸方向一部を一対の第1,2分割継手4,5で気密状に抱合し、第2分割継手5の分岐管接続口13に分岐管2を接続する。第2分割継手5に形成されている穿孔操作口14には穿孔機(図示省略)と連結されるホールソー26をセットする。かくして、ホールソー26を元管1の垂直中立面HCLより偏心した位置で回転させながら垂直中立面HCLに平行に下降させることにより、元管1の周壁一部を切除して元管1に穿孔40を分岐管2に臨むよう形成する、というものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、穿孔後、図13に示すように、元管1から切除された切削片41はホールソー26内に残されるが、この切削片41は、ホールソー26内に備えられている防振ゴムよりなる弾性部材30、垂直軸31及び握り玉32で構成される切削片保持具29とホールソー26の周壁内面との間で挟持することになり、この状態でホールソー26を穿孔操作口14から引き上げることによって切削片41を外部に取り出すことができる。
しかしながら、元管1に穿孔40を形成することにより生じる切削屑42は第2分割継手5の内底部11aに溜まったまま残されるという問題点があった。
【0004】
かかる問題を解決するために、先に本出願人により図14、図15に示すような活管分岐用継手を提案した(特開2001−132887号)。そこでは、元管1の軸方向一部に一対の第1,2分割継手4,5を抱合し、第2分割継手5の分岐管接続口13に分岐管2を接続する。第2分割継手5の上方壁には穿孔操作口14を有しており、第2分割継手5の穿孔操作口14の直下に対向する内底部に設けた凹部46に、切削屑受皿15を配置する。穿孔操作口14にはホールソー26をセットする。かくして、ホールソー26を元管1の垂直中立面HCLより偏心した位置で回転させながら垂直中立面HCLに平行に下降させることにより、元管1の周壁一部を切除して元管1に穿孔40を分岐管2に臨むよう形成する。穿孔により生じる切削屑42は切削屑受皿15に溜められ、この切削屑42は、穿孔後、ホールソー26の垂直軸31の最下端部の雄ねじ33が切削屑受皿15内のナット18に螺合した状態でホールソー26が切削屑受皿15ごと引き上げられることにより、切削屑42を切削屑受皿15から簡単に取り出して回収できるというものである。
【0005】
また、上記穿孔操作口14の内周には、ホールソー26を通過可能にするよう環状に形成されたシールリング21を装着し、上記切削屑受皿15は、図15に示すように、穿孔後ホールソー26の引上げに伴いシールリング21の内部に嵌まり込むまで引き上げられて穿孔操作口14を一時的に気密状に塞ぐようにしてある。したがって、切削屑の回収後、図16に示すごとく穿孔操作口14が本プラグ45の締付け及び本シールリング55により密封されるまでの間は、切削屑受皿15を利用することによって元管1の穿孔40からのガスが穿孔操作口14から漏れ出るのを確実に防止できる。これによれば、例えば、実開昭63−41412号公報などに開示されている従来のホールソーの活管分岐継手のように穿孔後のガス漏れ防止目的のためのシャッター装置を使用する必要がなくなるというものである。
【0006】
しかしながら、上記のように切削屑の回収後も切削屑受皿15を穿孔操作口14内に残したままで本プラグ45及び本シールリング55で穿孔操作口14を密封すると、本プラグ45の密封後に行われる気密検査の合否判定に支障を来たすことを知見した。すなわち、その気密検査の結果、合格判定が出ても、果たしてこの結果が本プラグ45のみの密封性能によるものか、本プラグ45と切削屑受皿15の両方の密封性能によるものかが判定できず、本来の本プラグ45の気密検査の合否判定に信頼性を欠ける憂いがあった。
【0007】
そこで本発明は、上記のような、穿孔直後の穿孔操作口の一時的な気密性保持のために切削屑受皿を利用する構造の活管分岐用継手において、本プラグの締付けに伴い切削屑受皿による気密性を解除できるようにし、もって本プラグの気密検査の合否判定の確実性、信頼性を高めることのできる活管分岐用継手を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る発明は以下のように構成されていることに特徴を有するものである。元管1の円周一部に穿孔40を形成するとともに該元管1と分岐管2とを前記穿孔40を介して連通状に接続する活管分岐用継手であって、この活管分岐用継手が、元管1の軸方向一部を抱合する一対の第1,2分割継手4,5とこの第1,2分割継手4,5同士を結合する締結部材6,7からなる。
第1分割継手4は元管1の軸方向一部の円周一側部に当接する凹円弧状の元管当接面8aを有し、第2分割継手5は、継手本体11の水平方向一端に前記元管1の円周他側部に気密状に当接する凹円弧状の元管当接口12を、水平方向他端に分岐管接続口13をそれぞれ有するとともに、継手本体11の前記元管当接口12と分岐管接続口13間の中間部の上方壁に穿孔操作口14を有している。
前記穿孔操作口14には、元管1の垂直中立面HCLより偏心した位置で回転しながら垂直中立面HCLに平行に下降することにより、元管1の周壁一部を切除して該元管に穿孔40を分岐管2に臨むよう形成するホールソー26が着脱可能に取り付けられ、このホールソー26は、下端に前記元管の周壁一部を切除する切削刃部27aを形成した円筒状本体部27と、この円筒状本体部27内に同心に垂下状に取り付けられた垂直軸31とを有している。
前記第2分割継手5の前記穿孔操作口14の直下に対向する内底部11aに凹部46を設け、この凹部46内に切削屑受皿15を配置しており、前記垂直軸31の最下端部と前記切削屑受皿15には、相互に垂直軸31の下降動作により分離可能に結合される結合手段17を備えている。
前記穿孔操作口14の内周に、ホールソー26を通過可能にするとともに、該ホールソーの引上げに伴い引き上げられる切削屑受皿15の気密的な嵌まり込みを可能にするシールリング55が装着されている。
前記穿孔操作口14の内周のシールリング55より下方には、ホールソー26を通過可能にしかつ切削屑受皿15の上方への通過を可能にするまで拡径変形できるとともに該切削屑受皿の通過後に該切削屑受皿を載置可能にするよう縮径復元する拡縮径変形自在な弾性リング52が嵌め込まれている。
穿孔後におけるホールソー26の引上げ取出し後に穿孔操作口14に気密状に締め付けられる本プラグ45の内部に、該本プラグ45の締付けに伴い前記シールリング21内に嵌まり込んでいる前記切削屑受皿15を前記弾性リング52の上にまで押し下げる受皿押下げ部材56が設けられている。
【0009】
上記構成の活管分岐用継手によれば、ホールソー26が元管1の垂直中立面より偏心した位置で回転しながら垂直中立面に平行に下降することにより、元管1の周壁一部に穿孔40を形成することができる。この穿孔の形成により生じる切削屑は切削屑受皿15内に落下して溜まる。ホールソー26による穿孔終了直前又は穿孔終了と同時に垂直軸31の最下端部が切削屑受皿15に対し結合手段を介して結合される。この状態でホールソー26を垂直軸31ごと引き上げると、切削屑受皿15を第2分割継手5の凹部46から出してシールリング21に嵌まり込むまで引き上げることができる。ホールソー26を穿孔操作口14から取り外し、垂直軸31の最下端部と切削屑受皿15とを分離させると、切削屑を切削屑受皿15から取り出して回収することができる。
【0010】
切削屑受皿15が引き上げられてシールリング21の内部に嵌まり込むことにより穿孔操作口14が一時的に気密状に塞がれる。したがって、切削屑の回収後、穿孔操作口14に本プラグ45を締め付けて密封するまでの間は、切削屑受皿15を利用することによって元管1の穿孔40からのガスが穿孔操作口14から漏れ出るのを確実に防止できる。
【0011】
本プラグ45を穿孔操作口14に締め付けると、受皿押下げ部材56によってシールリング55内の切削屑受皿15が弾性リング52の上にまで押し下げられるので、本プラグの締付けに伴い切削屑受皿による気密性を確実に解除でき、本プラグの気密検査の合否判定が確実に行えることになる。
【0012】
この場合において、前記弾性リング52は、請求項2記載の発明のように、穿孔操作口14の内周に設けた溝51にスポンジ53を介して嵌め込むことができる。これによれば、拡縮径変形自在な弾性リング52を穿孔操作口14の内周に簡単かつ確実に装着することができる。
【0013】
請求項3に係る発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記ホールソー26の円筒状本体部27内に、前記垂直軸31が弾性部材30を介して揺動自在にかつ常時は前記弾性部材30の弾性復元力で円筒状本体部27と同心に位置決めされるように取り付けられ、この垂直軸31の下端部に、前記円筒状本体部27の周壁内面との間で管の切削片41を挟持する握り玉32を取り付けたものである。
【0014】
このようにホールソーを構成した場合は、穿孔後ホールソーを引き上げることによって、切削屑の入った切削屑受皿を引き上げられると同時に、前述した従来例のホールソーと同様に管の切削片を円筒状本体部の周壁内面と握り玉との間で挟持した状態で引き上げられて外部に取り出すことができる。
【0015】
請求項4に係る発明は、請求項ないし3のいずれかに記載の発明において、前記結合手段17が、前記切削屑受皿15の内底中央に備えたナット18と、前記垂直軸31の最下端部に設けられ、前記ナット18に螺合する雄ねじ33とからなる、というものである。
【0016】
このように結合手段を構成した場合は、ホールソーによる穿孔終了直前又は穿孔終了と同時に垂直軸の回転に伴い最下端部の雄ねじが切削屑受皿のナットに螺合する。この状態でホールソーを垂直軸ごと引き上げると、切削屑受皿を第2分割継手の内底部から引き上げることができ、この後ホールソーを垂直軸ごと反転させてその雄ねじを切削屑受皿のナットから抜き出すことにより垂直軸と切削屑受皿とを分離させることができ、切削屑を切削屑受皿から取り出すことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の好適な実施形態を図1ないし図11に基づき説明する。
【0018】
図1は元管及び分岐管に活管分岐用継手を取り付けた状態の縦断正面図、図2は図1における切削屑受皿配置箇所の半欠截拡大図、図3は元管及び分岐管に活管分岐用継手を取り付けた状態の平面図、図4は元管及び分岐管に活管分岐用継手を取り付けた状態の側面図である。
【0019】
図1ないし図4において、1は鉄管又は鋳鉄管などによる元管、2はポリエチレン管などによる分岐管、3は活管分岐用継手である。
【0020】
活管分岐用継手3は、一対の第1,2分割継手4,5と、この第1,2分割継手4,5同士を結合するボルト6及びナット7等による締結部材とからなる。第1分割継手4は元管1の軸方向一部の円周一側部に当接する凹円弧状の元管当接面8aを有する断面円弧形状の継手本体8と、この継手本体8の上下端に張り出した鍔9,9とを備え、鍔9,9にボルト通孔10,10を設けている。
【0021】
第2分割継手5は、略逆T字管状の継手本体11を有し、この継手本体11の水平方向一端に前記元管1の円周他側部に当接する凹円弧状の元管当接口12を、水平方向他端に分岐管接続口13をそれぞれ開口するとともに、継手本体11の元管当接口12と分岐管接続口13間の中間部の上方壁に穿孔操作口14を開口している。第1分割継手4の上下の鍔9,9と対向する第1分割継手5の元管当接口12の上下の開口端面には、ボルト6,6をそれぞれ植込み固定している。
【0022】
第2分割継手5の穿孔操作口14の下方に対向する内底部には切削屑受皿15を配置する。
図2に示すように、切削屑受皿15はこれの内底面の中央にナット18を溶接等により固定している。そのナット18の雌ねじ18aの上端開口部は、後述するホールソー26の垂直軸31の最下端部で突き破られる粘着テープ等の封板19で塞がれて切削屑が入らないようになしている。
【0023】
第2分割継手5の内底部には、図2に示すように、切削屑受皿15が収容される凹部46を設ける。切削屑受皿15は第2分割継手5の傾きにより凹部46内から上方へずれて出たり、凹部46内で倒れたりすることのないように、拡縮径変形自在な弾性リング47が凹部46の開口上端部の内周に設けた溝48に遊嵌状に嵌め込み装着される。弾性リング47の外周と溝48の内周との間には弾性リング47の拡径変形を許容するスポンジ49が介在される。このスポンジ49の介在により弾性リング47は溝48内に遊嵌されていても切削屑受皿15と同心状態になるように保持される。
【0024】
拡縮径変形自在な弾性リング47は、例えば、円周一部を切離した樹脂又はゴム製リングからなる。図示例では弾性リング47は内周に上方狭まり状のテ−パーを有する断面台形状に形成しているが、断面円形状に形成するOリングであってもよい。弾性リング47は平常時の縮径状態での最小内径寸法は切削屑受皿15の開口上端部の外径よりも小さく設定され、かつ、少なくとも切削屑受皿15の開口上端部の外径にまで拡径変形するように形成されている。
【0025】
しかるときは、弾性リング47は平常時の縮径状態では切削屑受皿15が凹部46内から上方へずれ出ることのないように凹部46内に定置保持されるが、穿孔後切削屑受皿15が人為的に凹部46内から上方へ引き上げられると、該切削屑受皿15の開口上縁部が弾性リング47の内周に当接し、更に引き上げると弾性リング47が拡径変形して切削屑受皿15が上方へ通り抜けるのを許すようになっている。
【0026】
穿孔操作口14の内周には雌ねじ20が切られ、この雌ねじ20より下側の溝50には、後述するホールソー26の通過を可能にする内径を有するゴム等からなる断面T形のシールリング21が嵌め込まれている。そのシールリング21の内径は切削屑受皿15が気密状に嵌まり込む大きさに設定されている。
【0027】
図10に示すように、穿孔操作口14の内周のシールリング21より更に下方には溝51を設け、この溝51に、上記受皿ずれ出し規制用の弾性リング47と同じ様な形状、寸法であって、ホールソー26を通過可能にする受皿支持用の拡縮径変形自在な弾性リング52がスポンジ53を介して嵌め込まれる。この受皿支持用の弾性リング52は切削屑受皿15の上方への通過を可能にするまで拡径変形できるとともに該切削屑受皿15の通過後に切削屑受皿15を載置可能にするよう縮径復元する。また、弾性リング52の上端面とシールリング21の内周凸部21aの下面との間隔寸法は切削屑受皿15の高さ寸法よりも広い寸法に設定している。
【0028】
図9、図10に示すように、穿孔操作口14を密封するための本プラグ45は、その外周に穿孔操作口14の雌ねじ20に螺合する雄ねじ45aを切り、この雄ねじ45aより上方部位に溝54を設け、この溝54にOリング等の本シールリング55を嵌め込んでいる。また、本プラグ45の内部中央には、シールリング21内にまで引き上げられて嵌まり込む切削屑受皿15を弾性リング52の上にまで押し下げるための筒形状の受皿押下げ部材56が溶接等で一体に垂設されている。
【0029】
いま、上記構成の活管分岐用継手3を用いて分岐取出しを行うにあたって、図1に示すように、第1分割継手4の元管当接面8aを元管1の或る箇所の円周一側部に、第2分割継手5の元管当接口12を元管1の同一箇所の円周他側部にそれぞれ当接させると、第1分割継手4と第2分割継手5が元管1の軸方向一部を抱合し、第2分割継手5側のボルト6を第1分割継手4側のボルト通孔10に挿通し、該ボルト6の先端にナット7を締め付けることにより第1,2分割継手4,5同士が締結される。その際、第2分割継手5の元管当接口12の内面と元管1の円周一部との当接面間にはゴム等によるシール材22を介在させて気密状に当接させてガス漏れ防止を図る。
【0030】
この第1,2分割継手4,5の取り付けにより元管1の垂直中立面HCLから図面右側に偏心した円周一部(後工程で穿孔される箇所)が穿孔操作口14の下方に臨む状態が得られる。第2分割継手5の分岐管接続口13には分岐管2のスティフナー23を内嵌した管端がOリング24を介して挿入される。この場合、分岐管接続口13の内周に設けてある食込歯25が分岐管2の管端の外周に抜止め状に食込むようにしている。
【0031】
図5は、上記のように元管1及び分岐管2に取り付けた活管分岐用継手3にホールソー26をセットした状態を示す縦断正面図である。
図5において、ホールソー26は、下端に切削刃部27aを形成した円筒状本体部27と、この円筒状本体部27の上端に同心に一体に連設されたシャンク部28とからなる。円筒状本体部27内には切削片保持具29が備えられている。切削片保持具29は、円筒状本体部27内に防振ゴムやコイルばね等の弾性部材30を介して垂直軸31が同心にかつ揺動自在に垂下状に取り付けられ、この垂直軸31の下端部の定位置に硬質のゴム又は樹脂製の握り玉32を取り付けてなる。垂直軸31の握り玉32より下方に突出する最下端部には、この垂直軸31の直下に配置される前記切削屑受皿15内のナット18の雌ねじ18aに封板19を突き破って螺合する、雄ねじ33が切られている。この垂直軸31の最下端の雄ねじ33と切削屑受皿15内のナット18の組み合わせによって、垂直軸31の最下端部と切削屑受皿15との両者が相互に分離可能に結合される結合手段17が構成される。
【0032】
ホールソー26は第2分割継手5の穿孔操作口14に穿孔カバー34を介してセットされる。穿孔カバー34は、ホールソー26の円筒状本体部27の外径より大きい円筒形状に形成され、その上端の中央にボス35を一体に突設し、その下端部の外周に雄ねじ36を切っている。この穿孔カバー34の内部にホールソー26を組み込むが、このときホールソー26のシャンク部28をボス35にOリング37を介して回転自在に通して上方へ突出させる。ホールソー26は穿孔カバー34内に最も深く内装された状態で不用意に下降することのないように、ボス35に螺装している押えねじ38の先端でシャンク部28を仮止め固定できるようにしている。
【0033】
穿孔カバー33はこれの下端部の雄ねじ36を穿孔操作口14の雌ねじ20にねじ込むことにより穿孔操作口14に起立状に固定され、これによりホールソー26が第2分割継手5の穿孔操作口14にセットされる。その際、穿孔カバー34の下端部の雄ねじ36より上方部位と穿孔操作口14の内周との間はOリング39を介して気密状にシールされる。
【0034】
次に、上記のようにセットされたホールソー26によって元管1に穿孔40を形成する要領について説明する。
シャンク部28に穿孔機(図示省略)を連結し、押えねじ38の締め込みを緩めてホールソー26を穿孔カバー34内で昇降動自在になしたうえで、図6に示すように、ホールソー26を元管1の垂直中立面HCLから図面右側に偏心した位置で、回転させながら垂直中立面HCLに平行に下降させる。このホールソー26の下降に伴い切削刃部27aが元管1の水平中立面LCLより上側領域の表面に当接して切削が開始され、握り玉32が前記領域の表面に擦接する。
【0035】
ホールソー26の下降に応じて切削が進むにつれて、図6に示すように、握り玉32が元管1の水平中立面LCLより上側領域の表面曲に擦接しながら下降し、弾性部材30の弾性に抗して、該弾性部材30を支点にして垂直軸31を元管1の径方向外方に傾かせ、握り玉32が元管1の水平中立面LCLに対応する位置まで下降することによって、握り玉32が最大偏心量で垂直中立面HCLから偏心し、かつ垂直軸31が最大傾斜角で揺動する位置に達することになる。
【0036】
さらにホールソー26が下降して行くに伴って、握り玉32は水平中立面LCLより下側領域の表面に擦接しながら下降し、弾性部材30の弾性復元力によって垂直軸31と共にホールソー26の垂直軸線X上に揺動復帰する。この垂直軸31の揺動復帰後、ホールソー26が更に回転しながら少し下降することにより、図7に示すように、垂直軸31の最下端部が切削屑受皿15内のナット18上の封板19を突き破って該最下端部の雄ねじ33が雌ねじ18aに螺合する。
【0037】
このようにホールソー26が回転しながら下降することによって図8に示すごとく元管1に穿孔40が形成されるが、この穿孔40の形成により発生する切削片41は、図7に示すごとく握り玉32により円筒状本体部27の周壁内面に押し付けられ、該円筒状本体部27の周壁内面と握り玉32との間で確実に挟持される。また穿孔40の形成により発生する切削屑42は、図7に示すように、切削屑受皿15の内部に落下して溜まる。
【0038】
その際、たとえば、元管1と他の埋設管(図示せず)との距離が狭くて上記活管分岐用継手3を斜めに組付けて分岐管2を取り出す場合も、切削屑受皿15は弾性リング47で第2分割継手5の凹部46内に定置保持されているので、穿孔したとき凹部46内で倒れたり、凹部46から上方へずれ出たりすることがなく、切削屑42の回収を可能にする。
【0039】
穿孔40の形成が終了すると、穿孔機をシャンク部28から取り外し、シャンク部28を手に持って図8に示すごとくホールソー26を穿孔カバー34内にまで引き上げる。このホールソー26の引き上げにより切削屑受皿15は受皿ずれ出し規制用の弾性リング47を拡径変形させながら通り抜け、更に受皿支持用の弾性リング52を拡径変形させながら通り抜けてシールリング21内に嵌まり込むまで水平状態のまま切削屑42をこぼすことなく引き上げられる。したがって、この引き上げによって切削屑受皿15の外周と穿孔操作口14の内周との間はシールリング21でシールされるので当該箇所から穿孔40からのガスが漏れ出るのを防止できる。
【0040】
ホールソー26の引上げ後は、穿孔操作口14の外周一部に予め螺装している角穴付き止めねじ等による止め具43(図3参照)を使用し、この止め具43を締め込むことで図11に示すごとく該止め具43の先端で切削屑受皿15の外周一部を押さえ付けて固定し、これにより切削屑受皿15による穿孔操作口14の封口状態を確保する。止め具43の周辺はねじプラグ44の締め付けで閉塞することによってより完全な密封状態にすることが好ましい。
【0041】
このように穿孔操作口14が切削屑受皿15及びシールリング21により一時的に密封された状態が保持されると、後述するように穿孔操作口14を本プラグ45で密封するまでの間は穿孔40からのガスが穿孔操作口14から漏れ出るのを確実に防止できる。
【0042】
次いで、穿孔カバー34をホールソー26及び切削片41ごと穿孔操作口14から取り外し、切削屑42は切削屑受皿15から取り出して回収する。
【0043】
最後に、切削屑受皿15の外周一部を押さえ付けている止め具43の締付けを緩めたうえで、図9ないし図11に示すように本プラグ45を穿孔操作口14の雌ねじ20にねじ込むことにより穿孔操作口14を密封して接続作業を完了する。その際、本プラグ45の雄ねじ45aより上方部位と穿孔操作口14の内周との間が本シールリング55により気密状にシールされる。また、本プラグ45を締め付けるに伴い受皿押下げ部材56がシールリング21内に嵌まり込んでいる切削屑受皿15の内底面に当接して該切削屑受皿15を押し下げ、本プラグ45の締付け終了と同時に切削屑受皿15が弾性リング52の上に載置して支持される。このように、本プラグ45の締付け後は切削屑受皿15がシールリング21から外れされてその両者間での気密性が解除されるので、本プラグ45の締め付け後に行われる気密検査の合否判定が信頼性を高めるべく確実に行えることになる。弾性リング52の上に載置された切削屑受皿15は、受皿押下げ部材56で押えられたままであるので管路内のガス圧により浮上するようなことはない。
【0044】
上記垂直軸31の最下端部の雄ねじ33と切削屑受皿15のナット18との螺合による結合手段17に限定されるものではない。例えば、垂直軸31の最下端部に磁石を設ける一方、切削屑受皿15の内底中央に、該磁石に吸着する鉄等の磁性体を設けてもよい。尤も、このとき切削屑受皿15それ自体が鉄等の磁性体で構成されている場合は前記磁性体を不要とする。その他に、垂直軸31の最下端部に針状部材を設け、この針状部材を切削屑受皿15の内底中央に設けたゴム又はエラストマー等によるゴム状弾性体に突き刺し固定できるようにすることもできる。
【0045】
上記した各実施例では、ホールソー26の円筒状本体部27内に切削片保持具29を備え、この切削片保持具29の垂直軸31を利用して、この垂直軸31の最下端部と切削屑受皿15とに相互に分離可能に結合する上記結合手段17を設けてなるため、元管1の穿孔40により生じる切削片41の取り出しと同時に切削屑42の取り出しを可能にしてきわめて有利であるが、切削片保持具29を併装することに限定されるものではない。すなわち、弾性部材30及び握り玉32を備えない垂直軸31の最下端部と切削屑受皿15とに相互に分離可能に結合する上記結合手段17を設けるものであってもよい。この場合、切削片41の取り出しは磁石棒により吸着して取り出す等の別途手段で行うことになる。
【0046】
【発明の効果】
本発明の活管分岐用継手によれば、穿孔操作口内の受皿支持用の弾性リングと本プラグに備えた受皿押下げ部材との協働作用により本プラグの締付後に行われる気密検査の合否判定の確実性、信頼性を高めることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】元管及び分岐管に活管分岐用継手を取り付けた状態の縦断正面図である。
【図2】図1における切削屑受皿配置箇所の半欠截拡大図である。
【図3】元管及び分岐管に活管分岐用継手を取り付けた状態の平面図である。
【図4】元管及び分岐管に活管分岐用継手を取り付けた状態の側面図である。
【図5】活管分岐用継手にホールソーをセットした状態の縦断正面図である。
【図6】ホールソーにより元管に穿孔を形成する途上状態の縦断正面図である。
【図7】ホールソーにより元管に穿孔を形成した終了直後の状態の縦断正面図である。
【図8】穿孔後にホールソーを引き上げた状態の縦断正面図である。
【図9】穿孔後にホールソーを活管分岐用継手から取り外し、穿孔操作口を閉栓した状態の縦断正面図である。
【図10】図9における閉栓箇所の半欠截拡大図である。
【図11】穿孔後にホールソーを活管分岐用継手から取り外し、穿孔操作口を閉栓した状態の平面図である。
【図12】従来例の活管分岐用継手を穿孔途上状態で示す縦断正面図である。
【図13】図12の活管分岐用継手を穿孔終了直後の状態で示す縦断正面図である。
【図14】他の従来例の活管分岐用継手を穿孔終了直後の状態で示す縦断正面図である。
【図15】図14の活管分岐用継手を切削屑取出し直前の状態で示す縦断正面図である。
【図16】図14の活管分岐用継手を切削屑取出し後本プラグを締め付けた状態で示す縦断正面図である。
【符号の説明】
1 元管
2 分岐管
3 活管分岐用継手
4 第1分割継手
5 第2分割継手
6,7 ボルト・ナット(締結部材)
8 第1分割継手の継手本体
8a 元管当接面
11 第2分割継手の継手本体
12 元管当接口
13 分岐管接続口
14 穿孔操作口
15 切削屑受皿
17 結合手段
18 切削屑受皿のナット(結合手段の一例)
21 シール材
26 ホールソー
27 円筒状本体部
27a 切削刃部
30 弾性部材
31 垂直軸
32 握り玉
33 垂直軸の雄ねじ(結合手段の一例)
40 穿孔
41 切削片
42 切削屑
45 本プラグ
46 凹部
51 溝
52 弾性リング
53 スポンジ
55 本シールリング
56 受皿押下げ部材

Claims (4)

  1. 元管の円周一部に穿孔を形成するとともに該元管と分岐管とを前記穿孔を介して連通状に接続する活管分岐用継手であって、
    この活管分岐用継手が、元管の軸方向一部を抱合する一対の第1,2分割継手とこの第1,2分割継手同士を結合する締結部材からなり、
    第1分割継手は元管の軸方向一部の円周一側部に当接する凹円弧状の元管当接面を有し、第2分割継手は、継手本体の水平方向一端に前記元管の円周他側部に気密状に当接する凹円弧状の元管当接口を、水平方向他端に分岐管接続口をそれぞれ有するとともに、継手本体の前記元管当接口と分岐管接続口間の中間部の上方壁に穿孔操作口を有しており、
    前記穿孔操作口には、元管の垂直中立面より偏心した位置で回転しながら垂直中立面に平行に下降することにより、元管の周壁一部を切除して該元管に穿孔を分岐管に臨むよう形成するホールソーが着脱可能に取り付けられ、このホールソーは、下端に前記元管の周壁一部を切除する切削刃部を形成した円筒状本体部と、この円筒状本体部内に同心に垂下状に取り付けられた垂直軸とを有しており、
    前記第2分割継手の前記穿孔操作口の直下に対向する内底部に凹部を設け、この凹部内に切削屑受皿を配置しており、
    前記垂直軸の最下端部と前記切削屑受皿には、相互に垂直軸の下降動作により分離可能に結合される結合手段を備えており、
    前記穿孔操作口の内周に、前記ホールソーを通過可能にするとともに、該ホールソーの引上げに伴い引き上げられる前記切削屑受皿の気密的な嵌まり込みを可能にするシールリングが装着されており、
    前記穿孔操作口の内周のシールリングより下方には、前記ホールソーを通過可能にしかつ切削屑受皿の上方への通過を可能にするまで拡径変形できるとともに該切削屑受皿の通過後に該切削屑受皿を載置可能にするよう縮径復元する拡縮径変形自在な弾性リングが嵌め込まれており、
    穿孔後における前記ホールソーの引上げ取出し後に穿孔操作口に気密状に締め付けられる本プラグの内部に、該本プラグの締付けに伴い前記シールリング内に嵌まり込んでいる前記切削屑受皿を前記弾性リングの上にまで押し下げる受皿押下げ部材が設けられていることを特徴とする、切削屑取出し機能を備えた活管分岐用継手。
  2. 前記弾性リングが前記穿孔操作口の内周に設けた溝にスポンジを介して嵌め込まれている、請求項1記載の切削屑取出し機能を備えた活管分岐用継手。
  3. 前記ホールソーはこれの円筒状本体部内に、前記垂直軸が弾性部材を介して揺動自在にかつ常時は前記弾性部材の弾性復元力で円筒状本体部と同心に位置決めされるように取り付けられ、この垂直軸の下端部に、前記円筒状本体部の周壁内面との間で管の切削片を挟持する握り玉を取り付けている、請求項1又は2記載の切削屑取出し機能を備えた活管分岐用継手。
  4. 前記結合手段が、前記切削屑受皿の内底中央に備えたナットと、前記垂直軸の最下端部に設けられ、前記ナットに螺合する雄ねじとからなる、請求項1ないし3のいずれかに記載の切削屑取出し機能を備えた活管分岐用継手。
JP2002143426A 2002-05-17 2002-05-17 切削屑取出し機能を備えた活管分岐用継手 Expired - Lifetime JP4106235B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002143426A JP4106235B2 (ja) 2002-05-17 2002-05-17 切削屑取出し機能を備えた活管分岐用継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002143426A JP4106235B2 (ja) 2002-05-17 2002-05-17 切削屑取出し機能を備えた活管分岐用継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003336783A JP2003336783A (ja) 2003-11-28
JP4106235B2 true JP4106235B2 (ja) 2008-06-25

Family

ID=29703450

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002143426A Expired - Lifetime JP4106235B2 (ja) 2002-05-17 2002-05-17 切削屑取出し機能を備えた活管分岐用継手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4106235B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH078259U (ja) * 1993-07-05 1995-02-03 上毛撚糸株式会社 物品収納袋

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005249081A (ja) * 2004-03-04 2005-09-15 Rex Industries Co Ltd 分岐管接続装置
JP4564875B2 (ja) * 2005-04-05 2010-10-20 大阪瓦斯株式会社 活管分岐用継手
JP4559910B2 (ja) * 2005-05-12 2010-10-13 株式会社水道技術開発機構 コンクリート製既設管の分岐口形成工法
JP6308734B2 (ja) * 2013-08-12 2018-04-11 カヤ工業株式会社 配管内の流体抜きパイプの製造方法及び同製造装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH078259U (ja) * 1993-07-05 1995-02-03 上毛撚糸株式会社 物品収納袋

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003336783A (ja) 2003-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101351665B (zh) 密封盖、外围密封盖、原位密封系统和构建密封的方法
JP4106235B2 (ja) 切削屑取出し機能を備えた活管分岐用継手
JP4227761B2 (ja) 活管分岐用継手
JPS641597Y2 (ja)
JP4491094B2 (ja) 切削粉取出し機能を備えた活管分岐用継手
JP3822021B2 (ja) 管継手の連結方法及び管継手構造
JP2005207456A (ja) 切削屑取出し機能を備えた活管分岐用継手
JP4564875B2 (ja) 活管分岐用継手
JP4195809B2 (ja) 活管継手におけるシャッター取付装置
JPH10213286A (ja) ガス配管穿孔工事用メカニカルプラグ及びこのプラグを用いた溶接カップ止めガス配管工事方法
FR2693937A1 (fr) Ejecteur pour poinçon.
JP2008168414A (ja) 管壁穿孔用サドル
JP2727525B2 (ja) ノーブロー導管工事用気密バッグ装着装置
JPS6346180Y2 (ja)
JP2665255B2 (ja) コアドリル
JP2009127855A (ja) 活管分岐遮断工法および分岐継手
JP2018013130A (ja) 穿孔機接続装置
JP5409406B2 (ja) 元管からの分岐取出し工法
JP3035600U (ja) 樹脂管用穿孔閉塞具
JPS6210532Y2 (ja)
JP2006010047A (ja) 防食スリーブ
JP2004160626A (ja) 活管継手における切粉除去装置
JPH075355Y2 (ja) 流体管の分岐連通口穿孔用取付け装置
JP3579503B2 (ja) オイルチェンジャーのノズル装置
KR910005038Y1 (ko) 상수도 분기밸브장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050419

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080304

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080331

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4106235

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110404

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120404

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130404

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130404

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140404

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term