JP4564875B2 - 活管分岐用継手 - Google Patents

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Description

本発明は、埋設ガス配管等において、元管に穿孔機により偏心穿孔を加工するとともに該元管と分岐管を連通状に接続する活管分岐用継手に関する。
この種の活管分岐用継手として、たとえば、図4、図5に示すようなものがある(例えば、特許文献1参照。)。図4は、最大径の元管を対象とするものであって、活管分岐用継手に穿孔機のホールソーをセットした状態の縦断正面図を、図5は図4のホールソーにより最大径の元管に偏心穿孔を形成した直後の状態の縦断正面図を、図6は偏心穿孔の形成後に穿孔操作口を閉栓した状態図をそれぞれ示している。図7は、小径の元管を対象とするものであって、活管分岐用継手に穿孔機のホールソーをセットした状態の縦断正面図を、図8は図7のホールソーにより小径の元管に偏心穿孔を形成する途上状態の縦断正面図を、図9は図7のホールソーにより小径の元管に偏心穿孔を形成した直後の状態の縦断正面図をそれぞれ示している。
図4、図7において、1は鉄管又は鋳鉄管などによる元管、2はポリエチレン管などによる分岐管、3は活管分岐用継手である。
活管分岐用継手3は、一対の第1,2分割継手4,5と、この第1,2分割継手4,5同士を結合するボルト6及びナット7等の締結部材とからなる。第1分割継手4は元管1の軸方向一部の円周一側部に当接する凹円弧状の元管当接面8aを有する断面円弧形状の継手本体8と、この継手本体8の上下端に張り出した鍔9,9とを備え、鍔9,9にボルト通孔10,10を設けている。
第2分割継手5は、略逆T字管状の継手本体11を有し、この継手本体11の水平方向一端に前記元管1の円周他側部に当接する凹円弧状の元管当接口12を、水平方向他端に分岐管接続口13をそれぞれ開口するとともに、継手本体11の元管当接口12と分岐管接続口13間の中間部の上方壁11aに穿孔操作口14を開口している。第1分割継手4の上下の鍔9,9と対向する第2分割継手5の元管当接口12の上下の開口端面には、ボルト6,6をそれぞれ植込み固定している。
上記構成の活管分岐用継手3を用いて分岐取出しを行うにあたっては、図4に示すように、第1分割継手4の元管当接面8aを元管1の或る箇所の円周一側部に、第2分割継手5の元管当接口12を元管1の同一箇所の円周他側部にそれぞれ当接させると、第1分割継手4と第2分割継手5が元管1の軸方向一部を抱合し、第2分割継手5側のボルト6を第1分割継手4側のボルト通孔10に挿通し、該ボルト6の先端にナット7を締め付けることにより第1,2分割継手4,5同士が締結される。その際、第2分割継手5の元管当接口12の内面と元管1の円周一部との当接面間にはゴム等によるシール材15を介在させて気密状に当接させて流体漏れ防止を図る。
この第1,2分割継手4,5の取り付けにより元管1の垂直中立面HCLから図面右側に偏心した円周一部(後工程で穿孔される箇所)が穿孔操作口14の下方に臨む状態が得られる。第2分割継手5の分岐管接続口13には分岐管2のスティフナー16を内嵌した管端がOリング17を介して挿入される。この場合、分岐管接続口13の内周に設けてある食込歯18が分岐管2の管端の外周に抜止め状に食込むようにしている。
上記のように元管1及び分岐管2に取り付けた活管分岐用継手3には、穿孔機のホールソー20がシャッター装置21を介してセットされる。
ホールソー20は、下端に切削刃部22aを形成した円筒状本体部22よりなり、この円筒状本体部22の上壁22bの中心にシャフト23を同心に上向きに一体的に連設している。円筒状本体部22内には、防振ゴムやコイルばね等の弾性部材24を介して揺動自在にかつ常時は弾性部材24の弾性復元力で円筒状本体部22と同心に位置決めされるよう垂直軸25が垂下状に取り付けられている。弾性部材24はシャフト23の下端部と垂直軸25の上端部との間に介在固定されている。垂直軸25の下端部には硬質のゴム又は樹脂などからなる円板形状の切削片保持部材26を取り付けてなる。切削片保持部材26は、円板形状に代えて、ボール形状に形成される場合もある。
ホールソー20は第2分割継手5の穿孔操作口14にシャッター装置21および穿孔カバー27を介してセットされる。穿孔カバー27は、シャッター装置21の開閉口部28の上に起立状に固定される。穿孔カバー27の内部にホールソー20を組み込むが、このときホールソー20のシャフト23の下端側は穿孔カバー27の上蓋27aの中心部より上方へ貫通させ、シャフト23の上端側には昇降板29が固定され、この昇降板29には、シャフト23の外周に該シャフト23と平行に配される複数本の昇降ガイド棒30の各上端部が固定される。各昇降ガイド棒30の下端側は上蓋27aにあけた貫通孔31に摺動自在に挿通される。昇降板29の上には電動モータなど駆動源32が搭載されてシャフト23の上端部と伝動連結される。シャフト23は駆動源32により回転駆動されるとともに、昇降ガイド棒30の案内作用により上下方向に真直ぐに昇降動される。
次に、上記のようにセットされたホールソー20によって元管1に偏心穿孔を形成する要領について説明する。
シャフト23の上端部に電動モータなど駆動源32を連結して、ホールソー20を穿孔カバー27内及びシャッター装置21の開けられた開閉口部28内で昇降動可能にセットしたうえで、図5に示すように、ホールソー20を元管1の垂直中立面HCLから図面右側に偏心した位置で、回転させながら垂直中立面HCLに平行に下降させる。このホールソー20の下降に伴い切削刃部22aが元管1の水平中立面LCLより上側領域の表面に当接して切削が開始され、切削片保持部材26が前記領域の表面に擦接する(図8参照)。
ホールソー20の下降に応じて切削が進むにつれて、切削片保持部材26が元管1の水平中立面LCLより上側領域の表面に擦接しながら下降し、弾性部材24の弾性に抗して、該弾性部材24を支点にして垂直軸25を元管1の径方向外方に傾かせ、切削片保持部材26が元管1の水平中立面LCLに対応する位置まで下降することによって、切削片保持部材26が最大偏心量で垂直中立面HCLから偏心し、かつ垂直軸25が最大傾斜角で揺動する位置に達することになる。
さらにホールソー20が下降して行くに伴って、切削片保持部材26は水平中立面LCLより下側領域の表面に擦接しながら下降し、弾性部材24の弾性復元力によって垂直軸25と共にホールソー20の垂直軸線X上に揺動復帰する。この垂直軸25の揺動復帰後、ホールソー20が更に回転しながら下降する。
このようにホールソー20が回転しながら下降することによって図5に示すごとく元管1に偏心穿孔33が形成されるが、この偏心穿孔33の形成により発生する切削片34は、切削片保持部材26により円筒状本体部22の周壁内面に押し付けられ、該円筒状本体部22の周壁内面と切削片保持部材26との間で確実に挟持される。
偏心穿孔33の形成が終了すると、駆動源32をシャフト23から取り外し、昇降板29を手に持ってホールソー20を穿孔カバー27内にまで引き上げる。このホールソー20の引き上げにより切削片34を穿孔カバー27内にまで引き上げることができる。
このようにホールソー20の引上げ後はシャッター装置21の開閉口部28が閉じられ、これにより穿孔操作口14が一時的に密封された状態が保持されるため、後述するように穿孔操作口14を本プラグ35で密封するまでの間は偏心穿孔33からの流体が穿孔操作口14から漏れ出るのを確実に防止できる。
次いで、穿孔カバー27をホールソー20及び切削片34ごと穿孔操作口14から取り外す。
最後に、図6に示すように本プラグ35を穿孔操作口14の雌ねじ14aにねじ込むことにより穿孔操作口14を密封して接続作業を完了する。その際、本プラグ35の雄ねじ35aより上方部位と穿孔操作口14の内周との間が本シールリング36により気密状にシールされる。
従来、上記のような活管分岐用継手において、管径の異なるいくつかの元管をひとつの穿孔機のホールソーを共用して偏心穿孔を行うには、最も大きい径の元管の穿孔ストロークに合わせて設定した穿孔機を使用し、それより小さい口径の元管1を穿孔するときは、図7に示すように、穿孔機のシャフト23の上端側に、元管径に応じてストローク長さ(サイズ)の異なるストローク調整用の断面C形のストッパー(カラー)37を付加することによって、図9のように穿孔直後にホールソー20の切削刃部22aが第2分割継手5の内底部5aの内面に傷を付けることを防止するために該内底部5aの手前で停止するようになしている。なお、図8はホールソー20により小径の元管1に偏心穿孔33を形成する途上状態を示している。
特開2003−336783号公報
しかしながら、ストローク調整用のストッパー37を付加する上記活管分岐用継手では、ストッパー37を付け忘れたり、ストッパー37のサイズを間違ったりすることがあり、この場合に第2分割継手5の内底部5aにホールソー20の切削刃部22aが接触し、傷を付けることがあった。
そこで本発明は、上記のような、切削片保持部材を垂直軸に備えた活管分岐用継手において、第2分割継手の内底部構造及びこの内底部と垂直軸との配置関係に工夫を凝らすことによりひとつの共用ホールソーで径の異なる元管を偏心穿孔する場合にもストローク調整用のストッパーを取り付ける必要がなく、ストッパーの付け忘れやストッパーサイズの間違いにより第2分割継手内にホールソーの切削刃部により傷を付けることがなく、また切削片の確実な回収を可能にする活管分岐用継手を提供することを目的とする。
本発明の前提とする活管分岐用継手は以下のように構成される。
図4に示す活管分岐用継手の場合と同様に、元管1の円周一部に偏心穿孔33を形成するとともに該元管1と分岐管2とを前記偏心穿孔33を介して連通状に接続する活管分岐用継手であって、この活管分岐用継手が、元管1の軸方向一部を抱合する一対の第1,2分割継手4,5とこの第1,2分割継手4,5同士を結合する締結部材6,7からなる。
第1分割継手4は元管1の軸方向一部の円周一側部に当接する凹円弧状の元管当接面8aを有し、第2分割継手5は、継手本体11の水平方向一端に前記元管1の円周他側部に気密状に当接する凹円弧状の元管当接口12を、水平方向他端に分岐管接続口13をそれぞれ有するとともに、継手本体11の前記元管当接口12と分岐管接続口13間の中間部の上方壁11aに穿孔操作口14を有している。
穿孔操作口14には、図4に示すホールソー20の場合と同様に、元管1の垂直中立面HCLより偏心した位置で回転しながら垂直中立面HCLに平行に下降することにより、元管1の周壁一部を切除して該元管に偏心穿孔33を分岐管2に臨むよう形成するホールソー20が着脱可能に取り付けられ、このホールソー20は、下端に元管1の周壁一部を切除する切削刃部22aを形成した円筒状本体部22よりなり、この円筒状本体部22内に、弾性部材24を介して揺動自在にかつ常時は弾性部材24の弾性復元力で円筒状本体部22と同心に位置決めされるよう垂直軸25が垂下状に取り付けられており、垂直軸25の下端側には、偏心穿孔33の形成により生じる切削片34を円筒状本体部22の周壁内面との協働で挟持する切削片保持部材26を垂直軸25の軸心回りに相対回転可能に取り付けている。
そのうえで、本発明の活管分岐用継手は以下のように構成したことに特徴を有するものである。
図1に例示するように、前記垂直軸25の下端には前記切削片保持部材26の下面より下方へ突出する突出下端部25bを形成し、前記第2分割継手5の前記穿孔操作口14の直下に対向する内底部5aであって該内底部5aの内面と前記ホールソー20の垂直軸線Xの延長線とが交わる箇所に、前記垂直軸25の突出下端部25bを受止め可能に形成した軸受凹部40を設けており、前記切削刃部22aが前記偏心穿孔33を形成した後に前記垂直軸25の突出下端部25bが前記軸受凹部40内に受止められたとき前記切削刃部22aと前記内底部5aの内面との間に隙間cが形成されるように設定している。
この場合において、前記軸受凹部40が断面V形状、または断面円弧形状に形成する
上記構成の活管分岐用継手によれば、ホールソー20で偏心穿孔33を形成した直後には垂直軸25の突出下端部25bが断面V形状または断面円弧形状の軸受凹部40内で受止められることにより、ホールソー20の切削刃部22aは第2分割継手5の内底部5aの内面との間に隙間cを形成して内底部5aに接触しないようにしてあるので、切削刃部22aにより第2分割継手5の内底部5aに傷が付けられるのを防止できる。
とくに、偏心穿孔33の形成後に垂直軸25の突出下端部25bが断面V形状または断面円弧形状の軸受凹部40内に受止められて垂直軸25が傾くことなく垂直姿勢を確実に保つようにしてあるので、切削片保持部材26による切削片34の確実なる挟持および引き上げによる回収を保証できる。これが、たとえば、図3に示す比較例のように、第2分割継手5の内底部5aに軸受凹部が設けられずして該内底部5aがフラットなままの状態であると、垂直軸25の突出下端部25bは、切削刃部22aが内底部5aに当接するに先立って内底部5aのフラットな内面上に当接することにより切削刃部22aが内底部5aに傷を付けない場合でも、垂直軸25が弾性部材24により傾き、切削片34を回収できない場合がある。こうした問題も第2分割継手5の内底部5aの所定箇所に断面V形状または断面円弧形状の軸受凹部40を設けることにより解消できるという効果がある。
本発明の好適な実施形態を図1、図2に基づき説明する。図1は本発明の一実施例の活管分岐用継手を、ホールソーをセットした状態で示す縦断正面図、図2は図1の活管分岐用継手においてホールソーにより元管に偏心穿孔を形成した直後の状態を示す縦断正面図である。
本発明に係る活管分岐用継手の全体的な構成、第2分割継手5の内底部構造及び該内底部と垂直軸25との配置関係以外の部材や要素については、既述した図4に示す活管分岐用継手と実質的に同一であるために、同一の符号を付してその重複説明を省略する。
以下、図4に示す活管分岐用継手と相違する第2分割継手5の内底部構造及び該内底部と垂直軸25との配置関係についてのみ説明する。
図1に示すように、第2分割継手5の穿孔操作口14の直下に対向する内底部5aであって該内底部5aの内面とホールソー20の垂直軸線Xの延長線とが交わる箇所に、偏心穿孔33の形成直後に垂直軸25の突出下端部25bを受止め可能に形成した断面V形状または断面円弧形状の軸受凹部40を設けている。そして、図2に示すように、ホールソー20により元管1に偏心穿孔33を形成した直後に垂直軸25の突出下端部25bが軸受凹部40内に受止められると、円筒状本体部22の切削刃部22aと内底部5aの内面との間に隙間cが形成されるように、つまり、垂直軸25の突出下端部25bは、ホールソー20の切削刃部22aが偏心穿孔33を形成した後に内底部5aに当接するに先立って軸受凹部40内で受止められるように設定している。
このように、ホールソー20により元管1に偏心穿孔33を形成した直後に垂直軸25の突出下端部25bが軸受凹部40内で受止められると、切削刃部22aは内底部5aに接触することがないので内底部5aへの傷付きを防止できる。
また、垂直軸25は、その突出下端部25bが軸受凹部40内に受止められることにより、図3の比較例のように傾くことがなく、垂直姿勢を確実に保持するので、該垂直軸25上の切削片保持部材26はホールソー20の円筒状本体部22の周壁内面との間で切削片34を確実に挟持することができ、ホールソー20の引き上げに伴い切削片34を確実に回収することができる。
本発明の一実施例の活管分岐用継手を、ホールソーをセットした状態で示す縦断正面図である。 図1の活管分岐用継手においてホールソーにより元管に偏心穿孔を形成した直後の状態を示す縦断正面図である。 比較例の活管分岐用継手を、ホールソーにより元管に偏心穿孔を形成した直後の不具合な状態を示す縦断正面図である。 従来例の最大径の元管を対象とする活管分岐用継手を、穿孔機のホールソーをセットした状態で示す縦断正面図である。 図4のホールソーにより最大径の元管に偏心穿孔を形成した直後の状態を示す縦断正面図である。 偏心穿孔の形成後に本プラグを穿孔操作口に締め付けた状態を示す縦断正面図である。 従来例の小径の元管を対象とする活管分岐用継手を、穿孔機のホールソーをセットした状態で示す縦断正面図である。 図7のホールソーにより小径の元管に偏心穿孔を形成する途上状態を示す縦断正面図である。 図7のホールソーにより小径の元管に偏心穿孔を形成した直後の状態を示す縦断正面図である。
1 元管
2 分岐管
3 活管分岐用継手
4 第1分割継手
5 第2分割継手
6,7 ボルト・ナット(締結部材)
8 第1分割継手の継手本体
8a 元管当接面
11 第2分割継手の継手本体
11a 第2分割継手の継手本体の上方壁
12 元管当接口
13 分岐管接続口
14 穿孔操作口
20 ホールソー
22 円筒状本体部
22a 切削刃部
24 弾性部材
25 垂直軸
25b 突出下端部
26 切削片保持部材
33 偏心穿孔
34 切削片
40 軸受凹部

Claims (1)

  1. 元管の円周一部に偏心穿孔を形成するとともに該元管と分岐管とを前記偏心穿孔を介して連通状に接続する活管分岐用継手であって、
    前記元管の軸方向一部を抱合する一対の第1,2分割継手とこの第1,2分割継手同士を結合する締結部材からなり、
    第1分割継手は前記元管の軸方向一部の円周一側部に当接する凹円弧状の元管当接面を有し、
    第2分割継手は、これの継手本体の水平方向一端に前記元管の円周他側部に気密状に当接する凹円弧状の元管当接口を、水平方向他端に分岐管接続口をそれぞれ有するとともに、前記継手本体の前記元管当接口と分岐管接続口間の中間部の上方壁に穿孔操作口を有しており、
    前記穿孔操作口には、前記元管の垂直中立面より偏心した位置で回転しながら垂直中立面に平行に下降することにより、前記元管の周壁一部に偏心穿孔を前記分岐管に臨むよう切除するホールソーが着脱可能に取り付けられ、
    前記ホールソーは、下端に前記元管の周壁一部を切除する切削刃部を形成した円筒状本体部よりなり、
    この円筒状本体部内に、弾性部材を介して揺動自在にかつ常時は前記弾性部材の弾性復元力で前記円筒状本体部と同心に位置決めされるよう垂直軸が垂下状に取り付けられており、
    前記垂直軸の下端側に、前記偏心穿孔の形成により生じる切削片を前記円筒状本体部の周壁内面との協働で挟持する切削片保持部材を前記垂直軸の軸心回りに相対回転可能に取り付けている、活管分岐用継手において、
    前記垂直軸の下端には前記切削片保持部材の下面より下方へ突出する突出下端部を形成しており、
    前記第2分割継手の前記穿孔操作口の直下に対向する内底部であって該内底部の内面と前記ホールソーの垂直軸線の延長線とが交わる箇所に、前記垂直軸の突出下端部を受止め可能に形成した断面V形状または断面円弧形状の軸受凹部を設けており、
    前記切削刃部が前記偏心穿孔を形成した後に前記垂直軸の突出下端部が前記軸受凹部内に受止められたとき前記切削刃部と前記内底部の内面との間に隙間が形成されるように設定していることを特徴とする、活管分岐用継手。
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