JP2018013130A - 穿孔機接続装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】分岐筐体の分岐部から取付フランジを取外す作業を簡便に行うことができる穿孔機接続装置を提供すること。【解決手段】流体管1の少なくとも一部を被覆する被覆部12B及び被覆部12Bから分岐する分岐部13を有する分岐筐体11と、分岐部11の端部に設けられた受口部15に挿入可能な挿口部21を有する流体管1を穿設する穿孔機40接続用の取付フランジ20と、分岐部13及び取付フランジ20を連結する連結手段24a,24bと、連結手段24a,24bの連結操作により受口部15と挿口部21との間を密封するように弾性変形する環状のシール部材25と、を備える穿孔機接続装置10であって、挿口部21は、挿口部21の挿入方向にシール部材25を押圧する環状の押圧面21aを有し、受口部15は、受口部15の内面に押圧面21aに対向する環状の対向面15aを有しており、シール部材25は、押圧面21aと対向面15aとの間で挿入方向に狭圧されるようになっている。【選択図】図2

Description

本発明は、流体管に取付けられた分岐筐体に穿孔機を密封状に接続するための穿孔機接続装置に関する。
既設の流体管から流体を分岐させる際には、分岐筐体の被覆部を流体管に被覆させるように取付け、該被覆部から流体管の管方向軸と異なる方向に延設される分岐部に取付フランジを介して穿孔機を接続し、穿孔機のカッタを分岐部内で進行移動させることにより、流体管に貫通孔を形成する方法が行われている。
分岐部に穿孔機を接続する構造としては、例えば、先行文献1に示されるように、分岐部の端部に受口部が形成されているとともに、取付フランジの端部に挿口部が形成されており、挿口部の外周面に環状のシール部材を取付けた状態で該挿口部を前記受口部に挿入し、ボルトナット等の所定の連結手段で分岐部と取付フランジとを連結することで、挿口部の外周面と受口部の内周面とでシール部材を狭圧して、分岐部に対して穿孔機を密封状に接続するものがある。尚、分岐部の略中間部には、分岐部の流路を開閉可能な開閉弁部が設けられているため、貫通孔を穿孔後に受口部に接続管を接続する作業を不断流状態で行えるようになっている。
特開2015−42894号公報(第5頁、第3図)
上述のように穿孔機により流体管に貫通孔を形成した後には、分岐部に流路形成用の接続管を接続するために、穿孔機を接続する取付フランジを分岐部から取外す必要がある。しかしながら、特許文献1のような穿孔機接続装置にあっては、シール部材が挿口部の外周面と受口部の内周面との間で狭圧されているため、受口部から挿口部を引き抜く際に、挿口部の外周面と受口部の内周面との間にシール部材による摩擦力が働き、大きな引き抜き力が必要となり、分岐筐体の分岐部から取付フランジを取外す作業が煩雑になるという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、分岐筐体の分岐部から取付フランジを取外す作業を簡便に行うことができる穿孔機接続装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の穿孔機接続装置は、
流体管の少なくとも一部を被覆する被覆部及び該被覆部から分岐する分岐部を有する分岐筐体と、前記分岐部の端部に設けられた受口部に挿入可能な挿口部を有する前記流体管を穿設する穿孔機接続用の取付フランジと、前記分岐部及び前記取付フランジを連結する連結手段と、前記連結手段の連結操作により前記受口部と前記挿口部との間を密封するように弾性変形する環状のシール部材と、を備える穿孔機接続装置であって、
前記挿口部は、該挿口部の挿入方向に前記シール部材を押圧する環状の押圧面を有し、前記受口部は、該受口部の内面に前記押圧面に対向する環状の対向面を有しており、前記シール部材は、前記押圧面と前記対向面との間で前記挿入方向に狭圧されるようになっていることを特徴としている。
この特徴によれば、挿口部の離脱方向にかかるシール部材の弾性復帰力が挿口部の外周面と受口部の内周面との間に発生する摩擦力よりも大きく働くため、分岐筐体の分岐部から取付フランジを取外す作業を簡便に行うことができる。
前記対向面は、前記受口部の軸方向に対して45度以上立ち上がるように構成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、シール部材を挿口部の押圧面と受口部の対向面とで狭圧した際に、弾性変形したシール部材が挿口部の外周面と受口部の内周面との間に回り込み、挿口部の外周面と受口部の内周面との間にシール部材の摩擦力が大きく働くことを抑制できるため、分岐筐体の分岐部から取付フランジを取外す作業を簡便に行うことができる。
前記対向面は、前記受口部の軸方向に対して略直角を成すことを特徴としている。
この特徴によれば、シール部材を挿口部の押圧面と受口部の対向面とで狭圧した際に、挿口部の外周面と受口部の内周面との間に回り込むシール部材の量を極めて小さくできる。
前記押圧面は、前記挿口部の先端面であり、前記受口部の開口側端部には、前記挿口部の挿入方向に向けて先細りするテーパ面が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、挿口部を受口部に挿入した際に挿口部がテーパ面に案内されて挿口部と受口部との軸合わせがされるため、押圧面と対向面とでシール部材を正確に狭圧できる。
前記挿口部の後端側には、前記テーパ面に摺接する挿口側テーパ面を備えていることを特徴としている。
この特徴によれば、挿口部を受口部に挿入した際に受口部のテーパ面に挿口側テーパ面が案内されるため、押圧面と対向面との位置合わせの精度が向上する。
前記シール部材は、前記押圧面から前記挿口側テーパ面に亘って被覆するように前記挿口部に取付けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、押圧面と対向面との間に加え、受口部のテーパ面に挿口部のテーパ面との間でもシール部材を狭圧できるため、密封性が向上する。
実施例1における穿孔機接続装置を示す側断面図である。 挿口部と受口部との接続箇所を示す側断面図である。 (a)は、受口部を示す側断面図であり、(b)は、挿口部及びシール部材を示す側断面図である。 (a)は、受口部へ挿口部を挿入させた状態を示す側断面図であり、(b)は、穿孔機を取付ける状態を示す側断面図である。 (a)は、受口部から挿口部を離脱させた状態を示す側断面図であり、(b)は、受口部に接続管を接続した状態を示す側断面図である。 押圧面及び対向面の変形例を示す図である。 (a)は、実施例2における挿口部が接続された受口部を示す側断面図と、(b)は、挿口部及びシール部材を示す側断面図である。 (a)は、実施例3における挿口部が接続された受口部を示す側断面図と、(b)は、挿口部及びシール部材を示す側断面図である。 (a)は、実施例4における挿口部が接続された受口部を示す側断面図と、(b)は、挿口部及びシール部材を示す側断面図である。 実施例5における挿口部が接続された受口部を示す側断面図である。 実施例6における挿口部が接続された受口部を示す側断面図である。 実施例7における挿口部が接続された受口部を示す側断面図である。 実施例8における挿口部が接続された受口部を示す側断面図である。 (a)は、分岐筐体の変形例を示す一部側断面図であり、(b)は、分岐筐体の別の変形例を示す一部側断面図である。
本発明に係る穿孔機接続装置を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例1に係る穿孔機接続装置を、図1から図5を参照して説明する。先ず図1の符号10は、本発明が適用された穿孔機接続装置である。
図1に示すように、穿孔機接続装置10は、流体管1の外周面に密封性を保持した状態で、且つ流体管1の所定位置の管壁に不断流状態で穿孔を穿設できるように、流体管1に対し位置決めされた状態で装着される。本実施例の流体管1は、例えば、地中に埋設される上水道用のダクタイル鋳鉄製であり、管路部は、内周面がモルタル層で被覆されている。尚、本発明に係る流体管1は、その他鋳鉄、鋼等の金属製、あるいは石綿、コンクリート製、塩化ビニール、ポリエチレン若しくはポリオレフィン製等であってもよい。さらに尚、流体管1の内周面はモルタル層に限らず、例えばエポキシ樹脂等により被覆されてもよく、若しくは適宜の材料を粉体塗装により流体管1の内周面に被覆してもよい。また、本実施例では流体管1内の流体は、本実施例の上水に限らず、例えば工業用水や農業用水、下水等の他、ガスやガスと液体との気液混合体であっても構わない。
穿孔機接続装置10は、流体管1の一部を径方向の両側から密封状に被覆する第1被覆体12A及び第2被覆体12Bから成る分岐筐体11と、分岐筐体11に穿孔機40を取付ける取付フランジ20と、を備えている。
第2被覆体12Bは、後述するように流体管1に穿設される穿孔を被覆する被覆部を構成している。この第2被覆体12Bには、この第2被覆体12Bから流体管1の管軸に対して略直角外方を向いて分岐し中空部を備えた分岐部13、及びこの中空部を開閉する開閉弁部14が一体に形成されている。また分岐部13における流体管1と反対側の端部には、後述する挿口部21を挿入可能な受口部15が形成されている。尚、分岐部13内の中空部の流体管1側と受口部15とは、開閉弁部14により開閉可能となっている。分岐部13は、第1被覆体12A側に向けて開口した開口縁13aを有しており、この開口縁13aの開口領域が開閉弁部14側の開放領域に連続している。第2被覆体12Bは、第1被覆体12Aと、互いの対向面間に配置されたシール部材2を介し、ボルト3a、ナット3bにより流体管1に互いに組みつけられている。尚、第1被覆体12Aは、第2被覆体12Bを流体管に密封性を保持した状態で装着できれば、バンド状のものであってもよい。また、分岐筐体11は、2分割構造(第1被覆体12A及び第2被覆体12B)に限られず、3つ以上に分割される構造であってもよい。
開閉弁部14は、弁軸14bの回動操作で弁軸方向に移動する弁体14aによって、分岐部13内の中空部を開閉可能になっている。
受口部15は、その開口側端部15dの外周面に周方向に一体に形成されるまたは所定間隔離間して複数のフランジ16が形成されており、フランジ16には、取付フランジ20と接続するための挿通孔18が穿設されている(図2〜図5参照)。
取付フランジ20は、穿孔機40の接続フランジ41に接続するフランジ部26と、流体管1側に突出する挿口部21が形成された筒状体であり、挿口部21は受口部15に挿嵌させることができる。詳しくは図2に示されるように、取付フランジ20は、フランジ部26において挿口部21の反対側の端面20bにボルト23aが固定されており(図3(b)参照)、ボルト23aに穿孔機40の接続フランジ41を挿通し、ナット23bを締結することにより、穿孔機40と取付フランジ20とが接続される。また、取付フランジ20は、フランジ部26において挿口部21側の端面20aにボルト24aが固定されており(図3(b)参照)、ボルト24aに受口部15のフランジ16における挿通孔18を挿通し、ナット24bを締結することにより受口部15と取付フランジ20とが接続される。つまり、ボルト24a、ナット24bが、本実施例における分岐部13と取付フランジ20とを連結する連結手段である。尚、連結手段は、ボルト24a、ナット24bに限られず、例えば、万力などの固定装置等であってもよい。
また、挿口部21と受口部15との間には、後述する環状のシール部材25が介在しており、シール部材25は、ボルト24a、ナット24bにより分岐部13と取付フランジ20とを連結した際に、挿口部21と受口部15との間で弾性変形して密封状にシールするようになっている。
また、受口部15のフランジ16と、取付フランジ20のフランジ部26との間には、補助フランジ30が配設されている。この補助フランジ30は、フランジ16とのフランジ部26とを連結する際に、ナット24bが受口部15の外周面に当接しないようにするためのスペーサとして機能している。
尚、分岐部13と取付フランジ20とが連結された際には、受口部15の開口側端面と取付フランジ20におけるフランジ部26の端面20aとが当接するようになっており、分岐部13と取付フランジ20との連結を安定させることができるとともに、受口部15に対する挿口部21の過挿入が防止される。
図1及び図2に示されるように、穿孔機40は、取付フランジ20に対して密封状に固定される接続フランジ41と、接続フランジ41に固定されるベース42と、接続フランジ41及びベース42に対して進退動作可能な軸部材43と、軸部材43の先端に取付けられるカッタ44と、を備えており、軸部材43及びカッタ44は、ベース42に取付けられる操作部42aに図示しないハンドル等を取付け回動操作することにより流体管1に向けて進退移動するようになっている。尚、接続フランジ41に設けられる軸部材43を挿通する挿通孔の内周面(図示略)には、図示しないパッキンが配置されているため、軸部材43が進退移動しても密封性が保たれるようになっている。
次いで、図3(a)を用いて、受口部15について詳しく説明する。
受口部15の内周面には、開口側端部15dから挿口部21の挿入方向(流体管1に向かう方向)に向けて先細りするテーパ面15cが形成されている。また、テーパ面15cの内径側端縁から挿口部21の挿入方向に向けては、受口部15の管軸αと略平行となる平行面15bが形成されている。さらに、平行面15bにおける挿口部21の挿入方向側端縁には、受口部15の管軸αに対して略直角を成すように立ち上がる奥端面15aが形成されている。詳しくは、奥端面15aは、その内周端縁15eが受口部15の管軸αに対して直交する方向からわずかに挿口部21の挿入方向側に傾斜している。したがって、奥端面15aから内径方向に延びる仮想線βと管軸αとで成す角度θ1は、管軸αと該管軸αから45度立ち上がる仮想線γとで成す角度θ2(45度)よりも大きい角度となっている(θ1>θ2)。受口部15の奥端面15aは、本発明の対向面を構成している。
次いで、図3(b)を用いて、挿口部21について詳しく説明する。
挿口部21の基端部側(挿入方向後端側)には受口部15のテーパ面15cに摺接する環状の挿口側テーパ面21dが形成されている。また、挿口部21は、挿口側テーパ面21dから連続して挿口部21の管軸α’と略平行を成す平行面21cが外周面側に形成されている。さらに、挿口部21の先端には、挿口部21の管軸α’に対して直交する方向を向く先端面21aが形成されており、先端面21a近傍の内周面には管軸α’と略平行に拡径された切欠き部21bが形成されている。尚、挿口部21の内径は、受口部15の内径と略同径あるいは大径に形成されているのが好ましい。また、挿口部21には、弾性を有する環状のシール部材25が取付けられている。挿口部21の先端面21aは、本発明の押圧面を構成している。
シール部材25は、挿口部21の先端面21aを被覆する第1シール部25aと、平行面21c及び挿口側テーパ面21dに亘って延びる第2シール部25bと、切欠き部21bに嵌合する第3シール部25cとを有し、一体形成されている。また、シール部材25は、第1シール部25a、第2シール部25b、及び第3シール部25cにより環状凹部25dが形成されており、環状凹部25dを挿口部21の先端部に嵌合させることにより、挿口部21に対して取付けられるようになっている。
図3(b)及び図4(a)に示されるように、第1シール部25aは、管軸α’方向に向け突出した形状を有し、第1シール部25aの管軸α’方向の最大厚み寸法L1は、第2シール部25bの径方向の厚み寸法L2よりも大きく形成されている(L1>L2)。また、挿口部21の管軸α’方向の長さ寸法L3(取付フランジ20の端面20aから第1シール部25aの先端までの長さ寸法)は、受口部15の内径側における軸方向の長さ寸法L4(受口部15の開口側端面15dから奥端面15aまでの長さ寸法)よりも大きく形成されている(L3>L4)。また、前記第2シール部25bの厚み寸法L2は、接続前において、受口部15における平行面15bと挿口部21における平行面21cとの離間寸法よりも小さくなるように形成されている(図2参照)。
次に、流体管1を穿孔し、接続管35を接続するまでの一連の流れを図4〜図5を用いて詳しく説明する。
先ず、特に図示しないが、流体管1の外面に対して分岐筐体11を密封状に取付け、その後分岐部13に取付フランジ20を接続する。分岐部13の受口部15に取付フランジ20の挿口部21を挿入接続するには、図4(a)に示されるように、フランジ16の挿通孔18に取付フランジ20のボルト24aを挿入させる。これにより、ボルト24aが挿通孔18にガイドされるため、受口部15の管軸αと挿口部21の管軸α’とを略同一線上に位置合わせすることができる。以下、受口部15に取付フランジ20のみを接続し、その後に穿孔機40を接続する態様を説明するが、予め穿孔機40が取付フランジ20に接続された状態で、当該穿孔機40付きの取付フランジ20を受口部15に接続してもよく、このようにすることで、現場での取付作業を省略することができる。
そして、挿口部21を受口部15側に向けて挿入移動させることにより、シール部材25の第1シール部25aがテーパ面15cによってガイドされるようになるため、受口部15の管軸αと挿口部21の管軸α’とを高精度で位置合わせすることができる。つまり、受口部15の管軸αと挿口部21の管軸α’とが傾くことなく一致して、受口部15の奥端面15aと挿口部21の先端面21aとが正確に略平行に対向するようになる。尚、挿口部21を受口部15側に挿入する際には、挿口部21の外周面と受口部15の内周面との間に第2シール部25bが配置されるため、挿口部21と受口部15とが直接的に接触して破損することが防止される。
また、前述のように、挿口部21の長さ寸法L3は、受口部15の軸方向の長さ寸法L4よりも大きく形成されているため、第1シール部25aの先端が奥端面15aに接触した状態にあっては、第2シール部25bに対し受口部15における平行面15b及びテーパ面15cが接触しないあるいは軽く接触するようになっている。つまり、受口部15に対して挿口部21を挿入する作業において受口部15の内周面と挿口部21の外周面との間にシール部材25による摩擦力が発生しないあるいは極小なので、受口部15に対する挿口部21の挿入作業が簡便になる。
図4(a)の状態からボルト24a及びナット24bを緊締し挿口部21をさらに挿入移動させると、図4(b)に示されるように、先ず、挿口部21の先端面21aと受口部15の奥端面15aとで第1シール部25aが挿入方向に狭圧される。前述のように、受口部15のテーパ面15cと挿口側テーパ面21dとにより、受口部15の奥端面15aと挿口部21の先端面21aとが正確に対向するように位置決めされているため、受口部15の奥端面15aと挿口部21の先端面21aとでシール部材25の受口部15の奥端面15aと挿口部21の先端面21aとを正確に狭圧できる。
前述のように、奥端面15aから内径方向に延びる仮想線βと管軸αとで成す角度θ1は、45度よりも大きな角度となっている。すなわち、奥端面15aは挿口部21の管軸α’に対して45度以上立ち上がった状態となっているため、挿口部21の先端面21aと受口部15の奥端面15aとで第1シール部25aが狭圧された際に、弾性変形した第1シール部25aが受口部15及び挿口部21の内周面側に回り込むことを抑えることができる。詳しくは、奥端面15aは挿口部21の管軸α’に対して略直角を成すため、弾性変形した第1シール部25aが挿口部21の管軸α’と略直交する外周面方向に張り出すように誘導される。尚、弾性変形した第1シール部25aの一部は、受口部15における平行面15bに圧接され密封効果が高まる。
また、この場合挿口部21の内径は、受口部15の内径よりも大径に形成されているため、弾性変形した第1シール部25aの一部が挿口部21の内径側に突出しても、挿口部21の内径と受口部15の内径との段差の部分に収まり、受口部15の内径よりも内方に突出することが抑えられるため、穿孔機40による穿孔作業時を阻害しない。
第1シール部25aが狭圧されていくと、続いて第2シール部25bが受口部15のテーパ面15cに圧接される。つまり、挿口部21の先端面21aと受口部15の奥端面15aとの間に加え、受口部15のテーパ面15cと挿口側テーパ面21dとの間でもシール部材25(第2シール部25b)を狭圧できるため、密封性が向上する。
尚、その後、取付フランジ20に対して穿孔機40を取付けるとともに、カッタ44を図示しない駆動手段により回転動作させた状態で流体管1に向けて進行移動させることにより、流体管に対して貫通孔を形成する。
次いで、流体管1を穿孔後、カッタ44を後退移動させ、開閉弁部14の弁軸14bを操作し、弁体14aにより分岐部13と受口部15間を閉鎖した後、取付フランジ20から穿孔機40を取外す。以下、穿孔機40を取外し、その後に取付フランジ20のみを取外す態様を説明するが、穿孔機40が取付フランジ20に接続された状態で、当該穿孔機40付きの取付フランジ20を受口部15から取り外してもよく、このようにすることで、現場での取外し作業を省略することができる。
続いて図5(a)に示すように、ボルト24aからナット24bを取外して受口部15から取付フランジ20を取外す。このように、受口部15から取付フランジ20を取外す際には、前述のように、受口部15と取付フランジ20の挿口部21との連結時において、受口部15の内周面と挿口部21の外周面との間への第1シール部25aの回り込みが極めて小さくなっているため、シール部材25の摩擦力が挿口部21の外周面と受口部15の内周面との間に大きく働くことを抑制でき、分岐筐体11の分岐部13から取付フランジ20を取外す作業を簡便に行うことができる。
詳しくは、前述のように、受口部15に挿口部21を挿入した際には、挿口部21の先端面21aと受口部15の奥端面15aとの間で第1シール部25aが最初に狭圧され、弾性圧縮幅が大きくなっているため、第1シール部25aにおける取付フランジ20の離脱方向への弾性復帰力は、受口部15のテーパ面15cと挿口側テーパ面21dとの間で狭圧される第2シール部25bの圧接力や第1シール部25aの一部と受口部15における平行面15bとの圧接力に比べ大きくなっている。したがって、取付フランジ20は、挿口部21の外周面と受口部15の内周面とで発生する摩擦力よりも大きな第1シール部25aの弾性復帰力により離脱方向へ付勢されるため、分岐筐体11の分岐部13から取付フランジ20を取外す作業を極めて簡便に行うことができる。
尚、大きな第1シール部25aの弾性復帰力により取付フランジ20が離脱方向に移動すると、第1シール部25aの狭圧状態が緩み、弾性変形した第1シール部25aと受口部15における平行面15bとの圧接が減少または解除されるとともに、受口部15のテーパ面15cと挿口側テーパ面21dとの間で狭圧される第2シール部25bの圧接力も減少または解除される。したがって、挿口部21を受口部15から容易に取外すことができる。
その後、図5(b)に示されるように、分岐管としての接続管35を受口部15内に挿入し、押輪36により接続管35と受口部15とが連結される。この接続管35の外周面には、シールリング37が外嵌されており、シールリング37が押輪36により押圧されて接続管35の外周面と受口部15の内周面との間で圧縮されることで、接続管35と受口部15とが密封状に連結される。接続管35と受口部15との連結後には、開閉弁部14の弁軸14bを操作し、分岐部13と受口部15との間を開放することで、流体管1を流れる流体を接続管35側に分岐させることができる。
尚、前記実施例では、奥端面15aが受口部15の管軸αに対して略直角を成していたが、奥端面15aは、受口部15の管軸α(挿口部21の管軸α’)に対して45度以上立ち上がるようになっていればその角度は自由に設定してもよい。
また、前記実施例では、奥端面15aは、その内周端縁15eが受口部15の管軸αに対して直交する方向から挿口部21の挿入方向側に傾斜するようになっていたが、例えば、奥端面15aは、その内周端縁15eが受口部15の管軸αに対して直交する方向から挿口部21の離脱方向側に傾斜するようになっていてもよい。つまり、奥端面15aの受口部15の管軸α(挿口部21の管軸α’)に対する傾斜角は、45度〜135度の範囲であればよい。また、奥端面15aの受口部15の管軸α(挿口部21の管軸α’)に対する傾斜角が45度〜135度の範囲であれば、対向面は湾曲していても構わない。
また、挿口部の押圧面は、どのような形状でもよいが、できるだけ外周面側へのシール部材の回り込みを防ぐために、挿口部の管軸から45度以上立ち上がることが好ましく、挿口部の管軸に対し略直角を成すことがさらに好ましい。
また、シール部材25は、第1シール部25a及び第2シール部25bが一体的に設けられていたが、第1シール部及び第2シール部が分割されていてもよい。尚、第2シール部は、少なくとも受口部15のテーパ面15cに当接するようになっていればよい。
尚、押圧面の変形例として次のようなものもある。図6に示されるように、挿口部71は、取付フランジ70におけるフランジ部76と平行面71cとの間に、段部72が形成されており、段部72には、取付フランジ70の端面70aから略垂直に形成された周面72bと、周面72bから内径方向へ略垂直に形成された押圧面72aと、が形成されている。シール部材75は、断面視略円形状の環状に形成された弾性部材であり、平行面71cの外面に装着される。
挿口部71は、受口部15へ接続される際、平行面71cに装着されたシール部材75が奥端面15aに当接し、シール部材75が奥端面15aと押圧面72aに狭圧されることで受口部15と挿口部71とを密封することができる。このように、押圧面が管軸に対して45度以上立ち上がり、挿口部の外周面と受口部の内周面との間にシール部材が回り込みにくくなっていれば、押圧面は、挿口部の先端面に形成されることに限られず、種々の位置に設けられていてもよい。
なお、受口部の対向面の形状も本実施例に限られず、特に図示しないが、例えば受口部の開口端内周面と奥端面との間に、開口端内周面より内径方向に突出し且つ受口部内周面よりも大径の段部を形成することで、開口側端面と奥端面との間に対向面を形成してもよい。
次いで、穿孔機接続装置の実施例2を、図7を参照して説明する。尚、前述した穿孔機接続装置と重複する構成の説明を省略する。
図7(a)に示されるように、挿口部121は、取付フランジ120の端面120aから軸方向に平行の平行面121cが形成されており、先端面121aには、開口端から奥側(後端側)へ凹設された凹部121eが形成されている。
図7(b)に示されるように、シール部材125は、挿口部121の凹部121eと凹凸嵌合可能に後方に突出した凸部125bが形成され、凹部121eへ凹凸嵌合させることでシール部材125が挿口部121から脱落し難くなっている。特に、挿口部121を受口部115に挿入する際に、シール部材125が受口部115の内周面に摺接して捲れることが防止される。
また、シール部材125は、その先端の略中央に略ドーム状に環状に突出する突出部125aを備えている。これによれば、シール部材125は、突出部125aによりその先端側が先細りする形状と成るため、挿口部121を受口部115に挿入する際に挿入し易く、また、圧縮されたときに挿口部121外方への回り込みを減少させることができる。
次いで、穿孔機接続装置の実施例3を、図8を参照して説明する。尚、前述した穿孔機接続装置と重複する構成の説明を省略する。
図8(a)に示されるように、挿口部221は、取付フランジ220の端面220aから軸方向に平行の平行面221cが形成されており、先端面221aと平行面221cの間にテーパ面221dが形成されている。
取付フランジ220は、相フランジ242を介して穿孔機40を取り付ける態様となっており、相フランジ242には、取付フランジ220と接続するための第1フランジ243と、穿孔機40の接続フランジ241と接続するための第2フランジ245が形成されている。このように取付フランジ220と穿孔機40との間に、これらとの接続に適したフランジを有する相フランジ242を介設することで、取付フランジ220の形状の自由度が高まる。
図8(b)に示されるように、シール部材225は、略均一の厚さの断面視略U字状に形成されており、挿口部221の平行面221cと内周面とにかけて先端面221a近傍を被覆するように取り付けることができる。また、挿口部221の先端外縁には、テーパ面221dが形成されていることで先端面221aが先細りになっているため、シール部材225を取り付けやすくなるとともに、先端面221aと受口部215の奥端面215a(図8(a))とで挿口部221の先端面221aを狭圧する領域を小さくしてシール部材225の挟圧力を高めることができる。
次いで、穿孔機接続装置の実施例4を、図9を参照して説明する。尚、前述した穿孔機接続装置と重複する構成の説明を省略する。
図9(a),(b)に示されるように、挿口部321は、取付フランジ320の端面320aから軸方向に平行の平行面321cが形成されており、先端面321aと平行面321cの間にテーパ面321dが形成されている。
シール部材325は、先端面321aの内縁からテーパ面321d及び平行面321cの一部に亘って取付けられている。図9(a)に示すように、挿口部321を受口部315に挿入した際には、平行面321c側の第2シール部325bが受口部315の平行面315bに若干摺接する。したがって、第2シール部325bと受口部315の平行面315bとの間で摩擦力が発生することとなるが、該摩擦力よりも先端面321a側に設けられる第1シール部325aが奥端面315aに圧接された状態における弾性復元力が大きいため、受口部315から挿口部321を離脱させる作業を容易に行える。
次いで、穿孔機接続装置の実施例5を、図10を参照して説明する。尚、前述した穿孔機接続装置と重複する構成の説明を省略する。
図10に示されるように、取付フランジ420の端面420aには、受口部415と対向方向に凹設された凹部420a’が形成されている。シール部材425は、挿口部421の先端面421aの外縁から凹部420a’まで亘って延びるように形成されている。尚、このシール部材425の後端側は、凹部420a’内に若干の空隙を形成するように遊嵌されている。また、挿口部421の平行面421cの端面420a側には、段部421eが形成されており、シール部材425の後端側には、この段部421eに嵌合する凹部415eが形成されている。これら段部421eと凹部415eとの軸方向の間には若干の空隙が形成されていることで、シール部材425の先端側を十分に弾性変形させ、密封性を確保できるようになっている。なお、該空隙は必ずしも必要ではなく接していてもよい。更に、挿口部421の平行面421c及び段部421eの外周面が、シール部材425を支持する支持面として機能することで、挿口部421の挿入時には、受口部415のテーパ面415dへの圧着を確保できるようになっている。
受口部415に挿口部421を挿入した際には、挿口部421の先端面421aの外縁と受口部415の奥端面415aとでシール部材425が狭圧されることで、シール部材425の一部が内径方向に弾性変形して挿口部421の先端面421aの略全面を被覆するようになる。つまり、予め、挿口部421の先端面421aの外縁にシール部材425を取付けることでシール部材425の内径方向への変形代を取っており、弾性変形したシール部材425の一部が受口部415及び挿口部421の内周面より内径方向に突出しないようにできる。
また、シール部材425の後端側は、凹部420a’内に若干の空隙を形成するように遊嵌されているため、シール部材425の後端側が受口部415のテーパ面415dに対して過剰に圧接することを防止できる。
次いで、穿孔機接続装置の実施例6を、図11を参照して説明する。尚、前述した穿孔機接続装置と重複する構成の説明を省略する。
図11に示されるように、シール部材425は、挿口部421の先端面421aの外縁から凹部420a’まで亘って延びるように形成されており、挿口部421の先端面421aの内縁には、筒状の切粉侵入防止部材426が取付けられている。これによれば、穿孔機40による流体管1の穿孔作業時に発生する切り粉が切粉侵入防止部材426により挿口部421の外周面と受口部415の内周面との間に回り込むことを防止できる。また、切粉侵入防止部材426を利用して、シール部材425の内径方向への弾性変形を規制できる。
次いで、穿孔機接続装置の実施例7を、図12を参照して説明する。尚、前述した穿孔機接続装置と重複する構成の説明を省略する。
図12に示されるように、シール部材425の後端面は、取付フランジ420の端面420aに当接している。これによれば、挿口部421の先端面421aの外縁と受口部415の奥端面415aとでシール部材425が狭圧された際に弾性変形したシール部材425の一部が受口部415及び挿口部421の内周面より内径方向に突出しないようにできるとともに、シール部材425の後端側と受口部415のテーパ面415dとを狭圧させて密封できる。
次いで、穿孔機接続装置の実施例8を、図13を参照して説明する。尚、前述した穿孔機接続装置と重複する構成の説明を省略する。
図13に示されるように、挿口部421の後端部には、外周面側に突出する環状の凸部421eが形成されている。シール部材425には、凸部421eと凹凸嵌合可能な凹部425eが形成されており、挿口部421を受口部415に脱着させるにあたり、シール部材425が脱落し難くなっている。特に、シール部材425が挿口部421の挿脱方向への移動が規制される。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、シール部材が挿口部の先端側に嵌合して取付けられる形態を例示したが、シール部材が押圧面及び対向面で狭圧されるものであればよく、例えば、受口部の対向面にシール部材を配置しておき、挿口部を挿入することでシール部材を押圧面及び対向面で狭圧するようにしてもよい。
また、本実施例の分岐筐体11は、第1被覆体12A及び、第2被覆体12Bに分岐部13及び開閉弁部14が一体に形成される形態を例示したが、分岐筐体の形状はこれに限らず、次のようなものでもよい。
例えば分岐筐体の変形例として、図14(a)に示すように、分岐筐体110は、第1被覆体12Aと第2被覆体12B’(被覆部)と、第2被覆体12B’から流体管1の軸と直交方向に延出する短管部12aに接続される別体の開閉弁装置140と、から主に構成されている。短管部12aは、その延出方向略中間部に外径側に張り出す鍔部12bが形成されており、鍔部12bよりも延出方向側の部位は、後述する受口管部142に挿入される挿入管部12cとなっている。
開閉弁装置140は、短管部12aに連通し中空部を有する連通管部141と、開閉弁部14と、から構成され、連通管部141は、短管部12a側の端部に受口管部142が形成され、受口管部142とは反対側の端部に受口部15が形成されている。また、受口管部142の端部外周面には、外径側に突出する鍔部143が形成されており、鍔部12b及び鍔部143は、分割可能な連結リング19により連結されている。この短管部12a及び連通管部141は、被覆部から分岐する分岐部として機能している。本変形例のように、分岐部は、複数に分割された別体の部材(短管部12a及び連通管部141)により構成されていてもよい。
また、分岐筐体の別の変形例として、図14(b)に示されるように、流体管1に対し径方向の両側から取付けられる第1被覆体112A及び第2被覆体112Bにより、開閉弁装置140における連通管部141の流体管1側の端部(図示略)を挟み込んで接続されることで、分岐筐体210を構成してもよい。尚、本変形例においては、第1被覆体112A及び第2被覆体112Bが流体管の一部を被覆する被覆部を構成し、連通管部141が被覆部から分岐する分岐部を構成している。
1 流体管
10 穿孔機接続装置
11 分岐筐体
12A 第1被覆体
12B 第2被覆体(被覆部)
13 分岐部
15 受口部
15a 奥端面(対向面)
15b 平行面
15c テーパ面
20 取付フランジ
21 挿口部
21a 先端面(押圧面)
21c 平行面
21d 挿口側テーパ面
24a ボルト(連結手段)
24b ナット(連結手段)
25 シール部材
35 接続管
40 穿孔機

Claims (6)

  1. 流体管の少なくとも一部を被覆する被覆部及び該被覆部から分岐する分岐部を有する分岐筐体と、前記分岐部の端部に設けられた受口部に挿入可能な挿口部を有する前記流体管を穿設する穿孔機接続用の取付フランジと、前記分岐部及び前記取付フランジを連結する連結手段と、前記連結手段の連結操作により前記受口部と前記挿口部との間を密封するように弾性変形する環状のシール部材と、を備える穿孔機接続装置であって、
    前記挿口部は、該挿口部の挿入方向に前記シール部材を押圧する環状の押圧面を有し、前記受口部は、該受口部の内面に前記押圧面に対向する環状の対向面を有しており、前記シール部材は、前記押圧面と前記対向面との間で前記挿入方向に狭圧されるようになっていることを特徴とする穿孔機接続装置。
  2. 前記対向面は、前記受口部の軸方向に対して45度以上立ち上がるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の穿孔機接続装置。
  3. 前記対向面は、前記受口部の軸方向に対して略直角を成すことを特徴とする請求項2に記載の穿孔機接続装置。
  4. 前記押圧面は、前記挿口部の先端面であり、前記受口部の開口側端部には、前記挿口部の挿入方向に向けて先細りするテーパ面が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の穿孔機接続装置。
  5. 前記挿口部の後端側には、前記テーパ面に摺接する挿口側テーパ面を備えていることを特徴とする請求項4に記載の穿孔機接続装置。
  6. 前記シール部材は、前記押圧面から前記挿口側テーパ面に亘って被覆するように前記挿口部に取付けられていることを特徴とする請求項5に記載の穿孔機接続装置。
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