JP6590400B2 - 既設管の防錆構造および不断流工法 - Google Patents

既設管の防錆構造および不断流工法 Download PDF

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本発明は既設管の防錆構造および不断流工法に関する。
従来より、既設管内の流体の流れを止めずに(不断流で)開孔を形成し、当該既設管のラインに弁体を挿入する工法は周知である。また、不断流で既設管に開孔を形成し、分岐配管を既設のラインに設ける工法も周知である。既設管が鉄管(スチール、FC,FCD)である場合、前記開口の切削面には錆が生じる。そのため、種々の防錆構造が採用されている。
WO2015/056323A1(フロントページ) JP2001−193893A(フロントページ) JP2011−256970A(フロントページ)
前記特許文献3の発明は、樹脂製の防錆カバーの外周に樹脂の弾性を有する防食部材を配置し、穿孔された開孔の表面を前記防食部材で覆う。
しかし、かかる構造では前記防食部材の金型が無数に必要となる。例えば、弁挿入においては既設管の呼径と管種の積の数の金型が必要である。一方、分岐配管を行う不断水穿孔工事では前記積に更に分岐口径の数を乗算した数の金型が必要になる。したがって、コストアップの要因となる。
したがって、本発明の目的は、低コストで開孔部分の防錆を行うことのできる既設管の防錆構造および不断流工法を提供することである。
また、前記特許文献3の発明では、防錆カバーが既設管の管壁を挟むことで、防錆カバーが開孔に固定される。しかし、管は外径基準で製造され内径については何ら規定がなく、そのため、防錆カバーで管壁を安定した状態で挟むことができないおそれがある。
したがって、本発明の他の目的は、安定した状態で防錆カバーを開孔に装着した状態を維持し得る既設管の防錆構造および不断流工法を提供することである。
また、前記特許文献3の発明では、防錆カバーが既設管の管壁を挟む。そのため、防錆カバーの一部が既設管内に突出する。かかる突出は乱流や水圧低下の要因となる。
したがって、本発明の他の目的は、既設管内に突出部分が生じにくい既設管の防錆構造および不断流工法を提供することである。
本発明の既設管の防錆構造は、既設管1の管壁12に形成された開孔1aと、
前記開孔1aの周囲において前記既設管1の一部を囲繞する密閉ケース20と、
前記開孔1aに装着された防錆カバー5とを備え、前記防錆カバー5は、
前記開孔1aの周囲において前記既設管1の外周面13に沿った湾曲板部51と、
前記開孔1aを定義する形成面14に沿ってループ状に延び貫通孔5aを有する環状板部50とが一体に形成され、
前記既設管1の前記外周面13と前記湾曲板部51との間、および/または、前記既設管1の前記開孔1aの前記形成面14と前記環状板部50との間に、不定形のシーリング材7が介挿されている。
この構造によれば、前記既設管1の前記外周面13と前記湾曲板部51との間、および/または、前記既設管1の前記開孔1aの前記形成面14と前記環状板部50と介挿されているシーリング材7は不定形である。かかる不定形のシーリング材7は金型を必要としない。したがって、イニシャルコストを著しく小さくすることができる。
本発明において、不定形のシーリング材とは、未加流のゴムを含み、例えば、ブチルゴム系コーキング材、ウレタン系コーキング材、シリコン系コーキング材、エポキシ系コーキング材等を用いることができる。
「ループ状に延び」とは完全なループでなくてもよいことを意味する。環状板部50が完全なループでない場合、環状板部50が収縮して開孔1aに嵌め易いだろう。
図1Aは本発明の一実施例にかかる不断流装置においてフランジに穿孔機を取り付けた状態を示す概略縦断面図、図1Bは同横断面図である。 図2Aは同不断流装置において同フランジに弁蓋を取り付けた状態を示す概略縦断面図、図2Bは同横断面図である。 防錆カバーを示す斜視図である。 要部を拡大して示す断面図である。 図5Aおよび図5Bは、それぞれ、不断流工法を示す概略断面図である。 図6Aおよび図6Bは、それぞれ、不断流工法を示す概略断面図である。 図7Aおよび図7Bは、それぞれ、不断流工法を示す概略断面図である。 図8Aおよび図8Bは、それぞれ、不断流工法を示す概略断面図である。 防錆カバー及びシーリング材を示す拡大断面図である。
好ましくは、前記防錆カバー5の周方向の両端において連結され、前記防錆カバー5とでエンドレスのループを前記既設管1の外周面13の外周囲において形成するバンド6と、
前記開孔1aとは反対側に設けられ前記バンド6を介して前記防錆カバー5を前記既設管1の外周面13に押し付ける操作部61とを更に備える。
この場合、操作部61を操作してバンド6を引っ張って防錆カバー5を既設管1の外周面13に押し付けることができる。したがって、既設管1の内径の大きさに拘わらず、防錆カバー5を開孔1aに安定した状態で固定することができる。
好ましくは、前記防錆カバー5は、前記密閉ケース20の内周面20Fと前記既設管1の前記外周面13との間に挟まれて前記既設管1の径方向に前記密閉ケース20および既設管1に係合する係合部52を更に備える。
この場合、防錆カバー5の係合部52が密閉ケース20と既設管1との間で挟まれて、防錆カバー5が開孔1aに固定される。したがって、既設管1の内径の大きさに拘わらず、防錆カバー5を開孔1aに安定した状態で固定することができる。
1つの前記各実施態様または下記の実施例に関連して説明および/または図示した特徴は、1つまたはそれ以上の他の実施態様または他の実施例において同一または類似な形で、および/または他の実施態様または実施例の特徴と組み合わせて、または、その代わりに利用することができる。
本発明は、添付の図面を参考にした以下の好適な実施例の説明からより明瞭に理解されるであろう。しかしながら、実施例および図面は単なる図示および説明のためのものであり、本発明の範囲を定めるために利用されるべきものではない。本発明の範囲は請求の範囲のみによって定まる。添付図面において、複数の図面における同一の部品番号は、同一または相当部分を示す。
以下、本発明の一実施例を図面にしたがって説明する。
まず、不断流で工事を行うための不断流装置2の全体構成について説明する。
不断流装置2:
図1および図2に示す装置2は、既設管1の管内に流体(たとえば、水等)が流れている状態で既設管1を囲繞し、図1Aの矢印で示すように、管軸方向Lに移動されることで、不断流穿孔や、弁体の挿入および防錆カバー5の装着を行うためのものである。
分割ケース21,22:
図1Bに示すように、装置2は密閉ケース20を備えている。密閉ケース20は、既設管1の一部を囲繞する2個の分割ケース21,22からなる。
前記第1および第2分割ケース21,22は、枝管部27の軸線Xに略直交する仮想平面に沿って分割されている。一対の前記分割ケース21,22は、既設管1に対して既設管1の管径方向Cの上下から外嵌装着され、結合部25が組立ボルトおよび組立ナットにより互いに締結されて組み立てられる。
図1Bに示すように、前記各分割ケース21,22は、既設管1の外周面13に概ね沿って湾曲した内周面29をそれぞれ備えている。
図1Aに示す前記複数の分割ケース21,22のうち、第1ケース21には、既設管1の径方向Cに突出して延びる分岐状の分岐孔23を有する前記枝管部27が一体に形成されている。
枝管部27:
前記枝管部27には、たとえば板状フランジのようなフランジ28が一体に形成されており、該フランジ28には図1Aに示す穿孔機3や、図2Bに示す弁蓋8等が取り付けられる。
ゴムパッキン30:
ゴムパッキン30は、半円状で半割れ状の第1〜第4シールリング31〜34と直線状の2本の直線部35,35を備えている。
第1シール領域S1:
図1Aに示すように、第1シールリング31および第2シールリング32は、分岐孔23の管軸方向Lの両側に配置されている。そのため、第1シールリング31と第2シールリング32との間には、分岐孔23が設けられた密閉ケース20の部位を取り囲んで密閉する第1シール(密閉)領域S1が形成されている。すなわち、分岐孔23に対応する部分に分岐孔23を塞ぐ第1シール領域S1が形成されている。
第2シール領域S2:
図1Aに示すように、第1シールリング31と第3シールリング33との間には第2シール領域S2が形成されている。すなわち、第2シール(密閉)領域S2は、前記第1シール領域S1に隣接し、かつ、前記第1シール領域S1に対しシールされている。前記第2シール領域S2は、前記第1シール領域S1から管軸方向Lにズレ、かつ、図5Bに示す前記カッター3aで穿孔した開孔1aを塞ぐことが可能な大きさを持つように形成されている。
前記各シール領域S1、S2は各々密閉された空間で、前記シール領域S1、S2同士は互いに連通していない。
図1Bに示すように、第1分割ケース21の結合部25と、第2分割ケース22の結合部25との間において、図2Bのゴムパッキンの30の前記直線部35,35が互いに対向するように設けられている。なお、ゴムパッキンの30の詳しい構造はWO2015/056323A1の段落0027〜0029に開示されている。
つぎに、防錆構造について説明する。
図4Aおよび図4Bに示すように、本実施例の構造はバンド6と前記開孔1aに装着された防錆カバー5とを備える。
前記防錆カバー5は、環状板部50および湾曲板部51が例えば熱可塑性樹脂で一体に形成される。前記湾曲板部51は前記開孔1aの周囲において前記既設管1の外周面13に沿って湾曲している。前記環状板部50は前記開孔1aを定義する形成面14に沿ってループ状に延び貫通孔5aを有する。前記湾曲板部51には一対の案内板部53が一体に形成されていてもよい。
図9Aに示すように、本実施例の場合、前記既設管1の前記外周面13と前記湾曲板部51との間、並びに、前記既設管1の前記開孔1aの前記形成面14と前記環状板部50との間には、不定形のシーリング材7が介挿されている。
図4Aおよび図4Bに示すように、本実施例の場合、防錆構造は前記バンド6に加え操作部61を備える。
前記バンド6は前記防錆カバー5の周方向の両端において連結され、前記防錆カバー5とでエンドレスのループを前記既設管1の外周面13の外周囲において形成する。前記防錆カバー5と前記バンド6との端部同士は例えばホック62のような連結手段で連結されている。前記操作部61は前記開孔1aとは反対側に設けられ前記バンド6を介して前記防錆カバー5を前記既設管1の外周面13に押し付ける。
不断流工法:つぎに施工方法について説明する。
組立工程:
まず、図1Aおよび図1Bに示すように、既設管1の一部を前記密閉ケース20によって気密状態で囲繞すると共に、前記フランジ28を介して前記穿孔機3を第1分割ケース21に取り付ける。
すなわち、第1分割ケース21と第2分割ケース22とで既設管1を上下に挟むように囲繞すると、ゴムパッキン30の第1〜第4シールリング31〜34の内周面が既設管1の外周面13に接触し、図1Aに示すように、第1シール領域S1および第2シール領域S2が形成される。
その後、図1Bに示す前記両分割ケース21,22の結合部25にボルトを通し、前記ボルトにナットを螺合させることで、既設管1の一部を密閉ケース20によって気密状態で囲繞する。
穿孔工程:
その後、図5Bの、穿孔機3のカッター3aを既設管1の中心に向って移動(下降)させて穿孔機3のカッター3aで既設管1の管壁12(図5A)の一部を穿孔し、穿孔機3のカッター3aを回転させながら、図5Aのように装置2全体を周方向Rに回動させることで、図5Bに示すように既設管1の一部を穿孔して略半周にわたる開孔1aを形成する。
第1移動工程:
その後、穿孔機3を元の位置まで戻し、図6Aに示す位置まで密閉ケース20を第1方向L1にスライド移動させる。すなわち、図6Aに示すように、第1シール領域S1が前記開孔1aを覆わず、かつ、第2シール領域S2が前記開孔1aを取り囲むように、密閉ケース20を移動させる。
配置工程:
一方、図3Cの防錆カバー5の環状板部50と湾曲板部51とが連なるコーナ部54にシーリング材7を配置する。前記シーリング材7はコーナ部54の全周にわたって環状に配置される。
装着工程:
次に、前記第1移動工程後に図6Aの穿孔機3をカッター3aと共に密閉ケース20から取り外す。前記第1移動工程により、図6Bの前記開孔1aが前記第2シール領域S2によってシールされている。そのため、既設管1の管路内を流れる水が開孔1aから噴出するおそれがない。
前記取り外し後、図7Aおよび図7Bのように、第2分割ケース22の切粉排出孔から操作部61と一体のバンド6を挿入する。一方、図7Aの枝管部27の分岐孔23に前記シーリング材7(図9A)付の防錆カバー5を入れる。
その後、図7Bの防錆カバー5とバンド6とをホック62で連結する。前記第1移動工程後に前記操作部61を回転操作して前記バンド6を引っ張ることで、前記シーリング材7が配置された前記防錆カバー5を前記開孔1aに装着する。
ここで、図9Aの二点鎖線のように、コーナ部54に配置されていたシーリング材7は、図9Bの実線で示すように押し潰されて、その一部が開孔1aの形成面14を覆い、残りの一部が既設管1の外周面13と湾曲板部51との間に介挿された状態となる。かかるシーリング材7は防錆だけでなく止水にも役立つ。
その後、図8Aに示すように、第1分割ケース21のフランジ28に弁蓋8を装着する。前記弁蓋8内には、既設管1内に侵入可能な仕切弁体8aが内蔵されている。
第2移動工程:
その後、図8Bに示すように密閉ケース20を前記第1方向L1とは反対の第2方向L2にスライド移動させる。この第2移動工程により、仕切弁体8aが開孔1aから既設管1内に侵入可能な位置まで密閉ケース20が移動される。
止水工程:
その後、弁蓋8の操作部を回転させると、仕切弁体8aが下降し、既設管1の管路が塞がれ止水される。この止水後、既設管1の下流側の作業を行う。
図9Bは他の例を示す。
本例においては前記バンド6および操作部61を必要としない。
図9Bにおいて、前記防錆カバー5は、係合部52を備える。前記係合部52は前記密閉ケース20の内周面20Fと前記既設管1の前記外周面13との間に挟まれて前記既設管1の径方向に前記密閉ケース20および既設管1に係合する。この例の場合、前記スライド方式ではなく作業用弁を有する一般的な不断流装置にも採用でき、その場合、防錆カバー5の挿入器や押し込み具が用いられてもよい。
以上のとおり、図面を参照しながら好適な実施例を説明したが、当業者であれば本明細書を見て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定するであろう。
工事は弁挿入ではなく、分岐配管工事であってもよい。
前述した実施例では、既設管を囲繞する密閉ケースは第1および第2分割ケースの2分割としたが3分割以上であってもよい。
また、既設管を囲繞するケースは鋳造品であってもよいし、鋼板で形成されてもよい。鋼板で形成した場合には、第1および第2分割ケースを仮に組み立てた状態で溶接することにより2つの分割ケースを一体に形成してもよい。
また、穿孔する孔の形状は円弧状に限らず、円形であってもよい。なお、円形の孔は周知のホールソー(カッターの一種)で形成することができる。
したがって、以上のような変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内のものと解釈される。
本発明の防錆構造および不断流工法は、水道やガスなどの既設管のラインに採用することができる。
1:既設管 12:管壁 13:外周面 14:形成面 1a:開孔 1E:縁
2:不断流装置 3:穿孔機 3a:カッター
20:密閉ケース 20F:内周面 21:第1分割ケース 22:第2分割ケース
23:分岐孔 27:枝管部 28:フランジ
30:ゴムパッキン 3F:内周面 31〜34:第1〜第4シールリング
5:防錆カバー 5a:貫通孔 50:環状板部 51:湾曲板部 52:係合面
53:案内板部 54:コーナ部
6:バンド 61:操作部 62:ホック
7:不定形のシーリング材 8:弁蓋
C:径方向 C1:外方
L:管軸方向 L1:第1方向 L2:第2方向 R:周方向
S1:第1シール領域 S2:第2シール領域

Claims (1)

  1. 設管1の管壁12に形成された半周にわたる開孔1aと、
    前記開孔1aから既設管1内に侵入可能な仕切弁体8aと、
    前記開孔1aの周囲において前記既設管1の一部を囲繞する密閉ケース20と、
    前記開孔1aに装着された防錆カバー5とを備え、前記防錆カバー5は、
    前記開孔1aの周囲において前記既設管1の外周面13に沿った湾曲板部51と、
    前記開孔1aを定義する形成面14に沿ってループ状に延び貫通孔5aを有する環状板部50とが一体に形成され、
    前記既設管1の前記外周面13と前記湾曲板部51との間、およ前記既設管1の前記開孔1aの前記形成面14と前記環状板部50との間に、金型を必要としない不定形のシーリング材7が介挿され、
    記防錆カバー5の周方向の両端において連結され、前記防錆カバー5とでエンドレスのループを前記既設管1の外周面13の外周囲において形成するバンド6と、
    前記開孔1aとは反対側に設けられ前記バンド6を介して前記防錆カバー5を前記既設管1の外周面13に押し付ける操作部61とを更に備える、防錆構造を得るための不断流工法であって、
    前記防錆構造を得るための不断流工法は、
    前記既設管1の一部を前記密閉ケース20によって気密状態で囲繞すると共に穿孔機3を前記密閉ケース20に取り付ける組立工程と、
    前記穿孔機3のカッター3aで前記既設管1に半周にわたる前記開孔1aを形成する穿孔工程と、
    前記防錆カバー5に前記不定形のシーリング材7を環状に配置する工程と、
    前記シーリング材7が配置された前記防錆カバー5を前記密閉ケース20の一部を構成する第1分割ケース21の枝管部27の分岐孔23から前記開孔1aに装着する装着工程と、
    前記密閉ケース20の一部を構成する第2分割ケース22の切粉排出孔から操作部61と一体のバンド6を挿入する工程と、
    前記カバー5を前記既設管1の外周面13に押し付けるバンド6と前記カバー5とをホック62で連結する工程と、
    前記操作部61を回転操作して前記バンド6を引っ張ることで、前記シーリング材7が押し潰されて、その一部が前記開孔1aの形成面14を覆い、残りの一部が既設管1の外周面13と湾曲板部51との間に介挿された状態となる工程と、
    を備える不断流工法。
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