JP4101637B2 - 携帯電話端末 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話に、地上波デジタルテレビジョン放送の受信機等といった放送受信機を搭載した携帯電話端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話等のような準マイクロ波帯を使用した各種移動体通信が脚光を浴びており、携帯電話の普及率も年々上昇している。その一方で、携帯電話の発信する電波がテレビジョン(以下、TVと略称する)やラジオ等の各種無線システムに悪影響を与えることがある。例えば、携帯電話をTVやラジオのアンテナの近くで使用した場合、TVやラジオのアンテナが携帯電話の発信する電波を拾ってしまい、ノイズ等の映像及び音声データの劣化や、システムの異常の原因となっている。
【0003】
図9は、従来の携帯電話と携帯TVの使用例を示した図である。
図9において、80は送受信機能を有する携帯電話であり、90は受信機能を有する携帯TV受信機である。
【0004】
図10は、 携帯電話及び携帯TV受信機それぞれのシステム構成を示したブロック図である。
携帯TV受信機90は、アンテナ91で電波を受信すると、その電波にTVの受信部内にあるフィルターをかけるが、TVの周波数であるUHF帯は帯域が広いので、フィルターによってUHF帯以外の周波数を遮断することが難しく、UHF帯以外の周波数の電波もフィルターを通過する。このため、携帯TV受信機90の近傍で携帯電話80を使用した場合、携帯電話80のアンテナ81から発信される強い電波PDC(Tx)が携帯TV受信機90のアンテナ91で受信され、さらに携帯TV受信機90の受信部内でフィルターを使用して完全には遮断することができない。それによって、携帯電話80から発信される強い電波が携帯TV受信機90の周波数の電波に干渉して、映像の乱れやノイズ等の原因となっている。
【特許文献1】
特開2001−298528号
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
最近は、携帯電話のアプリケーションの多様化に伴い、他の無線機を同じ端末筐体に搭載した携帯電話の開発ニーズが高まっている。特に2003年に開始される予定である地上波デジタルTVの受信機を搭載した携帯電話の開発に対しての期待は大きいものである。ところで、携帯電話にTVの受信機を搭載した携帯無線端末にあっては、携帯電話の無線部と地上波デジタルTV等の無線部とを同一の端末筐体に搭載することによって、TV受信機と携帯電話との無線部同士がさらに近傍に位置するようになるため、携帯電話の送信部から発信する電波が地上波デジタルTVの受信機に従来よりも強く入射することが考えられる。そのためTVのノイズ等の映像及び音声データの劣化はさらに悪化し、場合によっては入射した電力によりシステムが破損することがある。
【0006】
また、アンテナを1本で共有し、携帯電話の無線部と地上波デジタルTVの無線部とがつながっている場合には、電波の回り込みが起こり、フィルター等を使用してもお互いの電波を完全には遮断できないため、それぞれの受信回路に大きな支障をきたす可能性がある。
【0007】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、特に携帯電話に地上波デジタルTV等の連続した画像、映像、音声データの受信を行う放送受信機を搭載した場合に、携帯電話の発信する電波の影響によるバースト的なノイズが発生することなく放送の受信を行うことが可能な携帯電話端末を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の携帯電話端末は、携帯電話用の第1のアンテナ第1の受信部、及び第1の送信部を備え、携帯電話用の第1の周波数帯域で通信データの送受信を行う第1の通信装置と、放送受信用の第2のアンテナ、及び第2の受信部を備え、放送用の第2の周波数帯域で映像、画像、音声といった放送データの受信を行う第2の通信装置とを、同一の端末筐体に搭載した携帯電話端末であって、携帯電話又は放送視聴の中のいずれのモードでユーザーが当該端末を使用するかを選択する操作片の操作に応じて、前記第2の通信装置が放送データの受信を行う放送視聴モードが設定されたことを判別する通信判別手段と、該通信判別手段によって放送視聴モードが判別された際には、該通信判別手段から送られる制御信号によって、当該放送視聴モードの間、前記第1の通信装置による前記第1のアンテナからの携帯電話モードによる通信データの送信を停止させる通信停止手段とを備えていることを特徴とする。
【0010】
このような構成を備えることにより、第2の通信装置が受信を行っている間は第1の通信装置は電波を発信しないため、第2の通信装置は第1の周波数帯の強い電波を受信することがないため、ノイズによるデータの劣化等の影響がなくなる。
【0011】
また、本発明の携帯電話端末においては、前記通信停止手段は、前記制御信号によって、第1の受信部への電源供給を継続しながら、前記第1の送信部への電源供給を停止する電源供給停止手段であることを特徴とする。
また、本発明の携帯電話端末においては、前記通信停止手段は、前記制御信号によって、前記第1の送信部及び前記第1の受信部への電源供給を停止する電源供給停止手段であることを特徴とする。
【0012】
このような構成を備えることにより、第2の受信機が受信を行っているときに、第1の送信部への電源供給を停止することによって第1のアンテナから電波が発信されることがなくなり、第1の送信部から発信する信号が第1のアンテナ及び第2のアンテナを介して受信部に入射することがなくなる、また、第1の受信部の電源供給を停止することによって第1の受信部からもれるIF(中間周波数)やローカル等の信号によって第2の受信部が受ける影響を解消することができる。
【0013】
また、本発明の携帯電話端末においては、前記通信停止手段は、前記第1のアンテナと前記第1の送信部との間に介在し、前記制御信号によって、前記第1のアンテナと前記第1の送信部との間の回路接続を切断する切換部であることを特徴とする。
【0014】
このような構成を備えることにより、第1のアンテナと第1の通信装置との間を接続する回路を切断することによって第1の送信部から発信する信号は第1のアンテナで発信されることがないため、第1の送信部から発信する信号によって第2の受信部が受ける影響を解消することができる。
【0015】
また、本発明の携帯電話端末においては、前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナは、1本の共用アンテナに統合されて構成され、当該共用アンテナの受信信号が分波器を介して前記第1の受信部又は前記第2の受信部に分配されることを特徴とする。
【0016】
このような構成を備えることにより、アンテナを1本で共有する場合第1の送信部から発信する信号が第2の受信部に回り込みノイズ等の影響を与えるが、第1の通信装置の通信機能を停止させることによってこの問題を解消することができる。
【0017】
また、本発明の携帯電話端末は、前記第2の通信装置による放送視聴モードで、前記第2の受信部での現在の受信レベルが予め定められたある一定以下になったか否かを判別し、一定以下になったときには、前記通信停止手段に制御信号を供給する受信レベル判別手段をさらに備え、前記通信停止手段は、該受信レベル判別手段から送られる制御信号によって、前記通信判別手段から送られた制御信号に基づいて行った、前記第1の通信装置による前記第1のアンテナからの携帯電話モードによる通信データの送信停止を解除することを特徴とする。
【0018】
このような構成を備えることにより、第2の通信装置での受信が不可能である場合に自動的に第1の通信装置を通信可能な状態に復帰させることができるため非常に便利である。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明による携帯電話端末を、実施の形態毎に分けて説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態による携帯無線端末の外観斜視図である。
図1に示す携帯無線端末1は、無線通信を行うための第1のアンテナ11及び第2のアンテナ12、ユーザインタフェイスとしての液晶表示部14及び操作部15、通話を行うための送話部16及び受話部17、通信を切換えるための切換スイッチとしての切換ボタン18を、同一の端末筐体10に備えて構成されている。
【0020】
図2は、図1に示した携帯無線端末のシステム構成を示したブロック図である。
図2において、第1の受信部21は携帯電話の受信機能部であり、第1のアンテナ11で受信された電波を増幅する増幅回路部に加え、周波数変換部、復調部、及び電気音響変換部、等が備えられて構成されている。第2の受信部23はTVの受信機能部であり、第2のアンテナ12で受信された電波を増幅する増幅回路部に加え、周波数変換部、及び復調部、等が備えられて構成されている。
【0021】
また、第1の送信部22は携帯電話の送信機能部であり、音響電気変換部変調部、周波数変換部、及び電力増幅回路等が備えられて構成されており、第1のアンテナ11を使用して電波を送信する。
【0022】
制御部31はマイクロコンピュータ等から構成されており、装置全体の制御を行うとともに、第1の受信部21、第2の受信部23、第1の送信部22とともに、図1に示した、操作部15、液晶表示部14、分波器41等の動作を制御している。
【0023】
分波器41は、制御部31から送られる信号により、送信を行うときは、第1の送信部22側の回路を接続し、受信を行うときは、第1の受信部21側の回路を接続する。
【0024】
モード切換部51は、第1の送信部22と第2の受信部23とに接続されており、制御部31からの命令信号に基づき、それぞれにモード制御信号を送ることができる。ユーザーが切換ボタン18(図1参照)を押すことによって、制御部31はモード切換部51に命令信号を送り、モード切換部51は以下の2つのモードに切換えるモード制御信号を第1の送信部22及び第2の受信部23に送り、第1の送信部22及び第2の受信部23は入力されたモード制御信号に対応する予め定められた処理を実行する。
【0025】
モード1(TVモード):第1の送信部22への電源供給を停止し、第1の送信部22による第1のアンテナ11を使用しての電波の送信を禁止させるとともに、第2の受信部23へ電源供給を行い、第2のアンテナ12で受信される電波の第2の受信部23による受信処理(例えば、増幅、周波数変換、復調等の処理)を実行可能にする。
【0026】
モード2(電話モード):第2の受信部23への電源供給を停止し、第2のアンテナ12で受信される電波の第2の受信部23による受信処理を停止させるとともに、第1の送信部22へ電源供給を行い、第1のアンテナ11を使用しての第1の送信部22による電波の送信を実行可能にする。
【0027】
したがって、ユーザーは、切換ボタン18の操作により、TVを見る場合には、モード1を選択し、携帯電話を使用する場合にはモード2を選択する。
これにより、携帯電話で送信を行っているときには、TVの受信機能部である第2の受信部23に電源供給が行われていないため、第2のアンテナ12を介して第2の受信部23により電波が受信されることがないので、第1の送信部22から発信される強い電波によって、第2の受信部23のシステムが破損することがない。
【0028】
また、第2の受信部23で受信を行っているときには、携帯電話の送信機能部である第1の送信部22には電源供給が行われていないため、第2の受信部23には第1のアンテナ11を介して携帯電話から発信する強い電波が第2のアンテナ12を介して第2の受信部23に入力されることがないので、混信がなくなり、映像の劣化やノイズ等を改善することができる。
また、第1の送信部22又は第2の受信部23の電源供給を排他的に停止することによって節電効果もあり、電池の持ちが良くなる。
【0029】
さらに、第1の送信部22への電源供給が停止している場合でも、第1の受信部21は動作しているため、圏外・圏内等といった情報報知のために使用される基地局等から電波は、第1の受信部21で受信することができる。
【0030】
[第2の実施の形態]
図3は、本発明の第2の実施の形態による携帯無線端末のシステム構成を示したブロック図である。
なお、本実施の形態の携帯無線端末2の説明に当たって、第1のアンテナ、第2のアンテナ、液晶表示部、操作部、送話部、受話部、切換ボタンといった各部を備えていることは、図1に示した第1の実施の形態の携帯無線端末1の場合と変わらないので、これら各部については、同じ符号を付してその説明を省略する。また、本実施の形態の携帯無線端末2の外観図は、これら各部が端末筐体に備えられている構成であるならば、その外観(デザイン)の相異は関係しないので省略する。
【0031】
本実施の形態の携帯無線端末2では、モード切換部51を、第1の実施の形態に対し、図3に示すように、第1の送信部22及び第2の受信部23に加えて、第1の受信部21にも接続し、モード切換部51はそれぞれにモード制御信号を送ることができる構成になっている。
【0032】
そして、ユーザーが切換ボタン18を押すことによって、制御部31はモード切換部51に命令信号を送り、モード切換部51は以下の2つのモードに切換えるモード制御信号を第1の送信部22、第1の受信部21、及び第2の受信部23に送り、第1の送信部22、第1の受信部21、及び第2の受信部23は、入力されたモード制御信号に対応する予め定められた処理を実行する。
【0033】
モード1(TVモード):第1の送信部22及び第1の受信部21への電源供給を停止し、第1の送信部22及び第1の受信部21による第1のアンテナ11を使用しての電波の送受信を禁止させるとともに、第2の受信部23へ電源供給を行い、第2のアンテナ12で受信される電波の第2の受信部23による受信処理(例えば、増幅、周波数変換、復調等の処理)を実行可能にする。
【0034】
モード2(電話モード):第2の受信部23への電源供給を停止し、第2のアンテナ12で受信される電波の第2の受信部23による受信処理を停止させるとともに、第1の送信部22及び第1の受信部21へ電源供給を行い、第1のアンテナ11を使用しての第1の送信部22及び第1の受信部21による電波の送受信を実行可能にする。
【0035】
したがって、ユーザーは、切換ボタン18の操作により、TVを見る場合には、モード1を選択し、携帯電話を使用する場合にはモード2を選択する。
これにより、携帯電話で送信又は受信を行っているときには、TVの受信機能部である第2の受信部23に電源供給が行われていないため、第2のアンテナ12を介して第2の受信部23により電波が受信されることがないので、第1の実施の形態の場合と同様に、第1の送信部22から発信される強い電波によって、第2の受信部23のシステムが破損する等といった、第2の受信部23が受ける影響を解消することができる。
【0036】
さらに、この間、第1の受信部21の動作も停止するため、TVを見る場合に、第1の受信部21が受信を行うことによって生じるIF(中間周波数)やローカル等の電波の漏れが、第2の受信部23に与える影響がなくなる。
また、TVを見る場合は、第1の送信部22及び第1の受信部21の両方の電源供給を停止するため、節電効果もさらに高まっている。
【0037】
[第3の実施の形態]
図4は、本発明の第3の実施の形態による携帯無線端末のシステム構成を示したブロック図である。
なお、本実施の形態の携帯無線端末3の説明に当たっても、前述した第2の実施の形態の場合と同様に、第1の実施の形態の場合と構成が同じ各部については同一符号を付し、外観図も省略する。
【0038】
本実施の形態の携帯無線端末3では、第2の実施の形態の携帯無線端末2の場合の、モード制御信号を第1の受信部21、第1の送信部22、及び第2の受信部23を供給して、これら各部の電源供給/停止を制御する代わりに、第1のアンテナ11と分波器41との間に切換部61を介在させ、この切換部61がモード切換部51からのモード制御信号によってその作動が制御される構成になっている。
【0039】
切換部61は、モード切換部51から送られるモード制御信号によって、以下の2つのモードに切換え作動され、第1の送信部22及び第1の受信部21を通信停止及びその復帰を行う。
【0040】
モード1(TVモード):第1のアンテナ11と分波器41との間を接続する回路を切断する。
モード2(電話モード):第1のアンテナ11と分波器41との間の回路を接続する。
【0041】
したがって、ユーザーは、切換ボタン18の操作により、TVを見る場合には、モード1を選択し、携帯電話を使用する場合にはモード2を選択する。
これにより、TVを見る場合には、モード切換部51から送られるモード制御信号によって、切換部61は、第1のアンテナ11と分波器41との間を接続する回路を切断するため、第1のアンテナ11を介して第1の送信部22から電波が発信されることがない。
【0042】
そのため、第1の受信部21及び第1の送信部22は、第1のアンテナ11と切り離され、携帯電話として機能できなくなるので、第2のアンテナ23を介して、TVの受信機能部としての第2の受信部23に、携帯電話の発信電波が入力することがないので、映像の劣化やノイズ等の影響を改善することができる。
【0043】
[第4の実施の形態]
図5は、本発明の第4の実施の形態による携帯無線端末の外観斜視図である。
図5に示す携帯無線端末4は、図1に示した携帯無線端末1と異なり、無線通信を行うための第1のアンテナ11及び第2のアンテナ12が1本の共用アンテナ13で構成され、液晶表示部14をはじめとするその余の各部の構成については、同様であるので、その説明は省略する。
【0044】
図6は、図5に示した携帯無線端末のシステム構成を示したブロック図である。
図6において、本実施の形態による携帯無線端末4のシステム構成は、先に図3に示した第2の実施の形態による携帯無線端末2のシステム構成と、第1のアンテナ11及び第2のアンテナ12が1本の共用アンテナ13で構成されていることに関係し、共用アンテナ13は第1の分波器42に接続され、この第1の分波器42は第2の分波器43及び第2の受信部23に接続されている。
【0045】
この第1の分波器42は、モード切換部51から送られるモード制御信号により、共用アンテナ13を、第2の分波器43側の回路と、第2の受信部23側の回路との中の、何れかに一方に接続する。
【0046】
また、第2の分波器43は、前述した第1〜第3の実施の形態の携帯無線端末1〜3のシステム構成において説明した分波器41に対応し、制御部31から送られる信号により、送信を行うときは、第1の送信部22側の回路を接続し、受信を行うときは、第1の受信部21側の回路を接続する。
【0047】
本実施の形態の携帯無線端末4における上述した以外のシステム構成については、先に図3により説明した、第2の実施の形態の携帯無線端末2のシステム構成と同様であるので、図中、同一符号を付し、その説明は省略する。
【0048】
本実施の形態の携帯無線端末4で、ユーザーが切換ボタン18を押すことによって、制御部31はモード切換部51に命令信号を送り、モード切換部51は以下の2つのモードに切換えるモード制御信号を第1の送信部22、第1の受信部21、第2の受信部23、及び第1の分波器42に送り、第1の送信部22、第1の受信部21、第2の受信部23、及び第1の分波器42は、入力されたモード制御信号に対応する予め定められた処理を実行する。
【0049】
モード1(TVモード):第1の分波器42は、共用アンテナ13を第2の受信部23側の回路に接続する。
併せて、第1の送信部22及び第1の受信部21への電源供給を停止し、第1の送信部22及び第1の受信部21による共用アンテナ13を使用しての電波の送受信を禁止させるとともに、第2の受信部23へ電源供給を行い、共用アンテナ13で受信される電波の第2の受信部23による受信処理(例えば、増幅、周波数変換、復調等の処理)を実行可能にする。
【0050】
モード2(電話モード):第1の分波器42は、共用アンテナ13を第2の分波器43側の回路に接続する。
併せて、第2の受信部23への電源供給を停止し、共用アンテナ13で受信される電波の第2の受信部23による受信処理を停止させるとともに、第1の送信部22及び第1の受信部21へ電源供給を行い、共用アンテナ13を使用しての第1の送信部22及び第1の受信部21による電波の送受信を、第2の分波器43と協働して実行可能にする。
【0051】
したがって、図6において、第1の分波器42を設けず、共用アンテナ13を、前述した第1〜第3の実施の形態の携帯無線端末1〜3のシステム構成において説明した分波器41に対応する第2の分波器43、及び第2の受信部23にそれぞれ接続し、第1のアンテナ11及び第2のアンテナ12を1本のアンテナで共用化した場合には、第1の送信部22から発信する信号が、第2の分波器43(分波器41に対応)を介して、直接第2の受信部23に回り込むため、第2の受信部23が受ける影響が、第1〜第3の実施の形態に代表されるような、第1及び第2のアンテナを別々に使用したものよりも大きくなる。
【0052】
ところが、本実施の形態の携帯無線端末4によれば、第2の受信部23が受信を行っているときは、第1の分波器42によって、共用アンテナ13は第2の受信部23側に接続され、第1の受信部21及び第1の送信部22は、共用アンテナ13と接続されないので、第1の送信部22からの信号は共用アンテナ13から発信できないため、上記のような影響を受けることがない。
【0053】
さらに、このときには、第1の受信部21の動作が停止しているため、第1の受信部21が受信を行うことによって生じるIFやローカル等の電波の漏れが、第2の受信部23に与える影響がなくなる。
【0054】
さらにまた、第2の受信部23が受信を行っているときは、第1の受信部21及び第1の送信部22の両方の電源供給を停止するため、節電効果もさらに高まっている。
【0055】
[第5の実施の形態]
図7は、本発明の第5の実施の形態による携帯無線端末のシステム構成を示したブロック図である。
なお、本実施の形態の携帯無線端末5の説明に当たっては、前述した第4の実施の形態の場合と構成が同じ各部については同一符号を付し、外観図は省略する。
【0056】
本実施の形態の携帯無線端末5では、第5の実施の形態の携帯無線端末2の場合の、モード制御信号を第1の受信部21、第1の送信部22、第2の受信部23、及び第1の分波器42を供給して、これら各部の電源供給/停止を制御する代わりに、第1の分波器42に代えて切換部62を介在させ、この切換部62がモード切換部51からのモード制御信号によってその作動が制御される構成になっている。
【0057】
本実施の形態の携帯無線端末5は、モード制御信号に基づき、切換部62を、共用アンテナ13と分波器43とを、又は共用アンテナ13と第2の受信部23とを接続する回路として選択的に切換える構成になっている。
【0058】
切換部62は、モード切換部51から送られるモード制御信号によって、以下の2つのモードに切換わることによって、第1の受信部21と第1の送信部22との通信停止及び第2の受信部23の受信復帰、又は第1の受信部21と第2の送信部22との通信復帰及び第2の受信部23の受信停止を実行する。
【0059】
モード1(TVモード):共用アンテナ13と分波器43との間を接続する回路を切断し、共用アンテナ13と第2の受信部23との間の回路を接続する。
モード2(電話モード):共用アンテナ13と第2の受信部23との間を接続する回路を切断し、共用アンテナ13と分波器43との間の回路を接続する。
【0060】
したがって、ユーザーは、切換ボタン18の操作により、TVを見る場合には、モード1を選択し、携帯電話を使用する場合にはモード2を選択する。
これにより、TVを見る場合には、モード切換部51から送られるモード制御信号によって、切換部62は、共用アンテナ13と分波器43との間を接続する回路を切断するため、共用アンテナ13を介して第1の送信部22から電波が発信されることがない。
【0061】
そのため、第1の受信部21及び第1の送信部22は、共用アンテナ13と切り離され、携帯電話として機能できなくなるとともに、共用アンテナ13を介在させての第2の受信部23との接続も不可能になる。
【0062】
これにより、共用アンテナ13を共有することによって生じる問題である第1の送信部22から発信する信号が回路を通じて第2の受信部23に回り込む現象を解消することができ、TVの映像の劣化やノイズ等の影響を改善することができる。
【0063】
[第6の実施の形態]
図8は、本発明の第6の実施の形態による携帯無線端末のシステム構成を示したブロック図である。
なお、本実施の形態の携帯無線端末6の説明に当たっては、前述した第4,第5の実施の形態の場合と構成が同じ各部については同一符号を付し、外観図は省略する。
【0064】
本実施の形態の携帯無線端末6は、前述した第5の実施の形態の携帯無線端末5に、受信レベル判別手段71を設けたものである。
受信レベル判別手段71は、TV受信時に第2の受信部23からある一定のタイミングで供給される現在の受信レベルを表す信号を受信し、その現在の受信レベルを表す信号から得られる受信レベルが、予め定められたある一定以下になったときに、切換部62にモードを前述した第5の実施の形態におけるモード2(電話モード)に切換えるモード切換命令信号を送る構成になっている。
【0065】
したがって、切換部62は、モード切換部51から送られるモード制御信号に加えて、受信レベル判別手段71から供給されるモード切換命令信号によっても、第1の受信部21及び第1の送信部22は共用アンテナ13に接続されることによって通信可能な状態となる。
【0066】
これにより、本実施の形態の携帯無線端末6によれば、第5の実施の形態の携帯無線端末5と同様な効果が得られるのに加えて、第2の受信部23が受信している電波弱く、正常に受信することができない状態のときに、受信レベル判別手段71から供給されるモード切換命令信号によって、モードを切換えることによって、切換部62がユーザーによる切換ボタン18の操作に依らずに、自動的に第1の受信部21及び第1の送信部22による通信可能な状態にできるため、非常に便利である。
【0067】
また、本実施の形態の携帯無線端末6における受信レベル判別手段71により自動的に電話モードに復帰する構成は、前述した第1〜4の実施の形態の携帯無線端末1〜4においても適用可能であり、同様な効果が得られる。
【0068】
なお、本発明は、以上説明した実施の形態による携帯無線端末1〜6のとおりであるが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々の実施の形態の変形が可能である。
【0069】
例えば、図6に示した第5の実施の形態の携帯無線端末5にあっては、第1の分波器42に代えて、第2の受信部23の入力側に、図4に示した第3の実施の形態の携帯無線端末3における切換部61を設けることによって、同様な効果を得ることもできる。
【0070】
また、上記実施した実施の形態では、第2の受信部23はTVの受信機能部として説明したが、第1の受信部21と異なる周波数帯域で映像、画像、音声等の連続するデータを受信する機能を有するものであるならば、TVの受信機能部に限るものではない。
【0071】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、携帯電話用の第1のアンテナ第1の受信部、及び第1の送信部を備え、携帯電話用の第1の周波数帯域で通信データの送受信を行う第1の通信装置と、放送受信用の第2のアンテナ、及び第2の受信部を備え、放送用の第2の周波数帯域で映像、画像、音声といった放送データの受信を行う第2の通信装置とを、同一の端末筐体に搭載した携帯電話端末において、第2の通信装置が受信を行っているときに第1の通信装置における第1の送信部から送信される電気信号及び電波によって、第2の通信装置における第2の受信部が受ける映像、画像、音声データの劣化及び周期的なノイズの影響を解消することができる。
【0072】
また、第1の通信装置の通信機能を停止させる手段として、第1の送信部の電源供給を停止する方法を取ることによって、節電効果にもなり、これにより電池の持ちが良くなる。さらに、この場合は、第1の通信装置における第1の受信部を動作させておくこともできるので、圏外・圏内等の受信可能なデータは受信することができる。
【0073】
また、第1の通信装置の通信機能を停止させる手段として、第1の送信部だけでなく、第1の受信部の通信機能を停止することにより、第1の受信部から漏れるIFやローカル等の信号によって第2の受信部が受ける影響を解消することができる。
【0074】
また、第2の通信装置での受信が不可能な場合に、自動的に第1の通信装置の通信機能を復帰させるようにすれば、切換操作に依らずとも第1の通信装置による通信が可能な状態になっているので、便利である。
【0075】
さらに、第2の通信装置における第2の受信部がデータを受信しているときは、第1の通信装置における第1の送信部から電波が発信されることがないため、電車や飛行機等といった携帯電話の発信禁止区域においても使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による携帯無線端末の外観斜視図である。
【図2】図1に示した携帯無線端末のシステム構成を示したブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態による携帯無線端末のシステム構成を示したブロック図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態による携帯無線端末のシステム構成を示したブロック図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態による携帯無線端末の外観斜視図である。
【図6】図5に示した携帯無線端末のシステム構成を示したブロック図である。
【図7】本発明の第5の実施の形態による携帯無線端末のシステム構成を示したブロック図である。
【図8】本発明の第6の実施の形態による携帯無線端末のシステム構成を示したブロック図である。
【図9】従来の携帯電話と携帯TVの使用例を示した図である。
【図10】携帯電話及び携帯TV受信機それぞれのシステム構成を示したブロック図である。
【符号の説明】
1,2,3,4,5,6 携帯無線端末
10 端末筐体
11 第1のアンテナ
12 第2のアンテナ
13 共用アンテナ
14 液晶表示部
15 操作部
16 送話部
17 受話部
18 切換ボタン
21 第1の受信部
22 第1の送信部
23 第2の受信部
31 制御部
41,42,43 分波器
51 モード切換部
61,62 切換部
71 受信レベル判別手段
80 携帯電話
81 アンテナ
90 携帯TV受信機
91 アンテナ

Claims (6)

  1. 携帯電話用の第1のアンテナ第1の受信部、及び第1の送信部を備え、携帯電話用の第1の周波数帯域で通信データの送受信を行う第1の通信装置と、
    放送受信用の第2のアンテナ、及び第2の受信部を備え、放送用の第2の周波数帯域で映像、画像、音声といった放送データの受信を行う第2の通信装置と
    、同一の端末筐体に搭載した携帯電話端末であって、
    携帯電話又は放送視聴の中のいずれのモードでユーザーが当該端末を使用するかを選択する操作片の操作に応じて、前記第2の通信装置が放送データの受信を行う放送視聴モードが設定されたことを判別する通信判別手段と、
    該通信判別手段によって放送視聴モードが判別された際には、該通信判別手段から送られる制御信号によって、当該放送視聴モードの間、前記第1の通信装置による前記第1のアンテナからの携帯電話モードによる通信データの送信を停止させる通信停止手段と
    を備えていることを特徴とする携帯電話端末
  2. 前記通信停止手段は、
    前記制御信号によって、第1の受信部への電源供給を継続しながら、前記第1の送信部への電源供給を停止する電源供給停止手段
    であることを特徴とする請求項記載の携帯電話端末
  3. 前記通信停止手段は、
    前記制御信号によって、前記第1の送信部及び前記第1の受信部への電源供給を停止する電源供給停止手段
    であることを特徴とする請求項記載の携帯電話端末
  4. 前記通信停止手段は、
    前記第1のアンテナと前記第1の送信部との間に介在し、前記制御信号によって、前記第1のアンテナと前記第1の送信部との間の回路接続を切断する切換部
    であることを特徴とする請求項記載の携帯電話端末
  5. 前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナは、1本の共用アンテナに統合されて構成され、当該共用アンテナの受信信号が分波器を介して前記第1の受信部又は前記第2の受信部に分配される
    ことを特徴とする請求項1〜いずれかに記載の携帯電話端末
  6. 前記携帯電話端末は、
    前記第2の通信装置による放送視聴モードで、前記第2の受信部での現在の受信レベルが予め定められたある一定以下になったか否かを判別し、一定以下になったときには、前記通信停止手段に制御信号を供給する受信レベル判別手段
    をさらに備え、
    前記通信停止手段は、
    該受信レベル判別手段から送られる制御信号によって、前記通信判別手段から送られた制御信号に基づいて行った、前記第1の通信装置による前記第1のアンテナからの携帯電話モードによる通信データの送信停止を解除する
    ことを特徴とする請求項1〜いずれかに記載の携帯電話端末
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