JP4807946B2 - 携帯無線装置 - Google Patents

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Description

本発明は、テレビジョン放送受信機能を有する携帯無線装置に関する。
近時、携帯電話機は、アナログ方式からデジタル方式に変わり、メール通信やインターネットへの接続、動画配信やTV電話などが可能になっている。一方、テレビジョン放送においてもデジタル化が進展しており、現在では、地上波デジタル放送が実用化されてきている。
ところで、携帯電話機では、第3世代携帯電話のサービスが開始され、通信速度が384kbps〜2Mbps程度に高速化されている。一方、地上波デジタル放送は、840kbpsによるテレビジョン動画像の配信が行われる。このため、携帯電話機では、携帯電話用通信回路の他にデジタルテレビジョン放送用の受信回路を搭載することで、携帯電話機でもデジタルテレビジョン放送の受信が可能であり、このようなデジタルテレビジョン放送受信機能を有する携帯電話機の開発が市場から望まれている。
そこで、デジタルテレビジョン放送受信機を搭載した携帯電話機としては、例えば特許文献1に記載のように、デジタルテレビジョン放送の受信によるMPEG4(Motion Picture Expert Group4)情報と、携帯電話の送受信によるMPEG4情報を競合なく処理することで、デジタルテレビジョン放送機能と携帯電話機能の両方を備えることができる携帯電話機が提案されている。
また、例えば特許文献2に記載のように、テレビジョン放送受信のうちノイズに強いタイミングにおいて無線通信の送受信を行うことで、テレビジョン放送受信中において無線通信動作に伴うバースト的な妨害波の影響を受けにくくすることができる携帯電話機も提案されている。
特開2003−153111号公報 特開2004−48447号公報
しかしながら、従来の携帯電話機では、携帯電話の送信周波数帯とテレビジョン放送の受信周波数帯が近接する場合、携帯電話の送信波がテレビジョン放送の受信を妨害するといった問題があった。例えば、第3世代携帯電話機では、2004年度より上り回線830MHzから840MHz、下り回線875MHzから885MHzの周波数帯域を利用した通信サービスを開始する。一方、テレビジョン放送では、UHF帯の場合、470MHzから760MHzの周波数帯域を使用しているが、受信部の帯域外妨害波による感度抑圧を抑えるには、テレビジョン放送の放送受信部へ入力する第3世代携帯電話機の上り回線830MHzから840MHzの周波数帯域の送信波レベルを−40dBm以下とする必要がある。一方、第3世代携帯電話機の最大送信電力は24dBmであるため、携帯電話機用のアンテナとテレビジョン放送受信用のアンテナ間において、64dBの減衰量を確保する必要がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、テレビジョン放送を受信する機能を有する放送受信部を備えても、テレビジョン放送の受信感度劣化を抑えることができる携帯無線装置を提供することを目的とする。
本発明の携帯無線装置は、テレビジョン放送受信機能と、携帯電話機能とを備えた携帯無線装置において、携帯電話機能用の第1通信アンテナ及び第2通信アンテナと、テレビジョン放送受信用のテレビジョン受信アンテナとを備え、前記第1通信アンテナと前記第2通信アンテナは、いずれか一方を選択的に使用し、前記第2通信アンテナは、前記テレビジョン受信アンテナとの相互電磁結合が前記第1通信アンテナよりも弱いものを用い、前記携帯電話機能と前記テレビジョン放送機能を同時に使用するときには前記第2通信アンテナを選択するとともに、テレビジョン放送を受信中に携帯電話の着信があったときには前記テレビジョン放送の受信動作を中断し携帯電話機能を優先する手段を備えるものである。上記構成によれば、携帯電話の送信波によるテレビジョン放送の受信感度劣化を低減できる。
本発明の携帯無線装置は、前記テレビジョン放送受信機能と前記携帯電話機能のどちらを優先的に使用するかを利用者が選択する選択手段を備えたものである。上記構成によれば、この構成によれば、携帯電話とテレビジョン放送を切換え使用することで、テレビジョン放送の受信感度劣化を抑えることができる
本発明の携帯無線装置は、第1の筐体と第2の筐体とをヒンジ部で連結して開閉自在な機構を有し、前記第1通信アンテナは前記第1の筐体に設けるとともに、前記第2通信アンテナは前記第2の筐体に設け、かつ、前記テレビジョン受信アンテナは前記第2の筐体に設けたものである。上記構成によれば、携帯電話の送信波によるテレビジョン放送の受信感度劣化を低減できる。
本発明によれば、携帯電話機の送信波によるテレビジョン放送の受信感度劣化を低減できるため、テレビジョン放送の通信品質を劣化させることなく、テレビジョン放送と携帯電話の同時通信が可能な携帯無線装置を実現できる。また、利用者がテレビジョン放送受信機能と携帯電話機能のどちらを優先的に使用するかを選択して切換えることで、テレビジョン放送受信機能の受信感度劣化を抑えることが可能な携帯無線装置を実現できる。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態に係る携帯電話機1を示すものであり、この携帯電話機1は、図1に示すように、第1通信アンテナ11と、第2通信アンテナ12と、無線通信回路13と、テレビジョン受信アンテナ14と、テレビジョン受信回路15と、制御手段16と、表示手段17とを備えている。
第1通信アンテナ11は、例えば携帯電話機1の上部筐体1A側に配置されており、無線通信回路13から出力される高周波信号を電波として無線基地局へ発信すると共に、無線基地局から発信された電波を受信して高周波信号に変換して無線通信回路13へ伝達する。また、この第1通信アンテナ11は、例えば送信周波数帯の830MHz乃至840MHzと受信周波数帯の875MHz乃至885MHzにおいて、高周波信号を効率よく伝送するために整合を行っている。この第1通信アンテナ11は、携帯電話機能の通話時におけるアンテナ利得が、第2通信アンテナ12よりも高い。また、送信周波数帯830MHz乃至840MHzにおける、第1通信アンテナ11とテレビジョン通信アンテナ14と間の減衰量は、例えば50dBである。
第2通信アンテナ12は、無線通信回路13から出力される高周波信号を電波として無線基地局へ発信すると共に、無線基地局から発信された電波を受信して高周波信号に変換して無線通信回路13へ伝達する。この第2通信アンテナ12は、第1通信アンテナ11と同様に、例えば、送信周波数帯の830MHz乃至840MHzと受信周波数帯の875MHz乃至885MHzにおいて、高周波信号を効率よく伝送するために整合を行っている。また、第2通信アンテナ12は、送信周波数帯830MHz乃至840MHzにおいて、テレビジョン通信アンテナ14と間の相互電磁結合量が低くなるよう適宜の位置に配置されている(例えば、テレビジョン通信アンテナ14と間の減衰量が70dBとなるよう、携帯無線端末機1のヒンジ部1Cに配置されている)。
無線通信回路13は、送信回路と受信回路を備えており、制御手段16からの制御により基地局と通信を行えるよう、所定の方式で変調した高周波信号を送信出力でき、かつ、基地局から送信される高周波信号を復調することができる。この無線通信回路13の送信回路は、送信周波数帯(例えば830MHz乃至840MHz)において、例えば24dBm乃至−50dBmの範囲内であれば、任意の送信電力で高周波信号を出力できる。また、この無線通信回路13の受信回路は、受信周波数帯(例えば875MHz乃至885MHz)において、基地局からの高周波信号を復調することが可能である。また、この無線通信回路13は、携帯電話機能を利用する場合、第1通信アンテナ11と第2通信アンテナ12のどちらか一方を選択するよう動作する。
テレビジョン受信アンテナ14は、携帯電話機1の上部筐体1A側に配置されており、テレビジョン放送の受信信号を受信し、テレビジョン受信回路15へ伝達する。また、テレビジョン受信アンテナ14は、例えば、受信周波数470MHz乃至760MHzにおいて高周波信号を効率よく伝送するために整合を行っている。
テレビジョン受信回路15は、受信周波数帯(例えば、470MHz乃至760MHz)において、テレビジョン受信アンテナ14で受信したテレビジョン放送の受信信号を、制御手段16の制御により復調するよう動作する。
制御手段16は、無線通信回路13の制御を行い、携帯電話機1において携帯電話通信を行うよう動作を制御している。また、テレビジョン受信回路15の制御を行い、携帯電話機1においてテレビジョン放送受信を行うよう動作を制御している。さらに、表示手段17上に、例えば、時刻を表示したり、テレビジョン放送受信時にテレビ画像を表示するよう動作を制御している。
表示手段17は、利用者が携帯電話機1を操作する場合に通常良く使うディスプレイであり、例えばインターネット通信時においてブラウザを表示したり、電話帳を表示したり、時計表示したり、テレビジョン放送を表示することができる。
従って、本実施形態によれば、携帯電話機1は、第1通信アンテナ11と、第2通信アンテナ12と、無線通信回路13と、制御手段16と、表示手段17を用いて基地局と通信を行うことで、電話通信、メール通信、インターネット通信等を行うことができる。また、この携帯電話機1は、テレビジョン受信アンテナ14と、テレビジョン受信回路15と、制御手段16と、表示手段17を用いて、テレビジョン放送の受信信号を受信することで、テレビジョン放送を視聴することができる。
次に、上記構成による携帯無線端末において、テレビジョン放送視聴中に携帯電話の着信があった場合の動作について、図3を用いて説明する。
この携帯電話機1は、第1通信アンテナ11と第2通信アンテナ12のどちらか一方を選択し、無線通信回路13と制御手段16の動作により、携帯電話機能の待ち受け状態にある(第1ステップS1)。次に、利用者によりテレビジョン放送視聴が操作された場合(第2ステップS2)、制御手段16は携帯電話機能用のアンテナとして第1通信アンテナ11と第2通信アンテナ12のどちらを選択しているか判断する(第3ステップS3)。
ここで、携帯電話機能用のアンテナとして第1通信アンテナ11が選択されていた場合(第4ステップS4)、制御手段17は、無線通信回路13が送信信号として最大送信電力24dBmを出力したとしても、テレビジョン受信回路15へ入力される送信信号レベルを−46dBm(24dBm−70dB)に抑えることができる第2通信アンテナ12を選択する(第5ステップS5)。そして、制御手段16はテレビジョン受信回路15を受信動作するよう制御する(第6ステップS6)。これにより、利用者は、テレビジョンの受信感度抑圧を抑えてテレビジョン放送を視聴できる(第7ステップS7)。
一方、携帯電話機能用のアンテナとして第2通信アンテナ12が選択されていた場合、制御手段16は、無線通信回路13が送信信号として最大送信電力24dBmを出力したとしても、テレビジョン受信回路15へ入力される送信信号レベルを−46dBm(24dBm−70dB)とできる第2通信アンテナ12の選択を維持する(第8ステップS8)。そして、制御手段16はテレビジョン受信回路15を受信動作するよう制御する(第6ステップS6)。これにより、利用者はテレビジョン放送の受信感度劣化を抑えた条件下でテレビジョン放送を視聴することができる(第7ステップS7)。
次に、テレビジョン放送視聴中に着信があった場合の動作を説明する。このとき、携帯電話機1はテレビジョン放送受信中であり、携帯電話機能用のアンテナとして第2通信アンテナ12を選択している。即ち、利用者がテレビジョン放送機能を利用してテレビジョン放送中に、例えば電話着信があったとする(第9ステップS9)。その場合、携帯電話機1において、制御手段16はテレビジョン受信回路15の動作を中断するよう制御する(第10ステップS10)。
そして、制御部16は無線通信アンテナとして電話通信において有利な第1通信アンテナ11を選択するよう動作し(第11ステップS11)、携帯電話機能(例えば電話通信)を開始する(第12ステップS12)。
以上の動作により、テレビジョン放送視聴中に携帯電話を利用する場合、テレビジョン放送機能を中断することができるため、携帯電話機能を優先して利用できる。このように、本実施形態では、携帯電話とテレビジョン放送を同時に利用する場合、携帯電話機能用のアンテナとして、テレビジョン通信アンテナ14との間の相互電磁結合が弱い第2通信アンテナ12を選択することで、テレビジョン放送の受信感度劣化を抑えることができ、更にテレビジョン放送視聴中に電話着信があった場合は、テレビジョン放送機能を中断することができる。要するに、本実施形態では、携帯電話機能を優先するわけである。
従って、本実施形態では、携帯電話とテレビジョン放送を同時に利用した場合にも、携帯電話送信波によるテレビジョン放送の受信特性劣化を低減できるため、テレビジョン放送の通信品質を劣化させることなくテレビジョン放送受信と携帯電話の同時通信が可能な携帯電話機を実現することができる。なお、上記の説明では携帯電話機能用のアンテナの数を2つとしたが、3つ以上の携帯電話機能用のアンテナを搭載した携帯電話機においても同様の効果を得ることができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明に係る第2の実施形態の携帯電話機2について、図4を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態において、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して重複説明を避ける。
本実施形態の携帯電話機2の基本構成は、本発明の第1の実施形態と同一であり、図4に示すように、上側の筐体(以下、これを第1の筐体1Aとよぶ)と下側の筐体(以下、これを第2の筐体1Bとよぶ)がヒンジ部1Cで連結されており、第1、第2の筐体1A、1Bが開閉自由な構造を有している。
第1の筐体1Aには、この第1の筐体1Aの内部に、第1の実施形態と同様に、携帯電話通信用の第1の通信アンテナ11を備えている。一方、第2の筐体1Bには、この第2の筐体1Bの内部に、携帯電話通信用の第2の通信アンテナ12と、テレビジョン受信アンテナ14を備えている。
第1通信アンテナ11は、携帯電話機2の第1の筐体1Aの上部側に配置されている。なお、本実施形態では、第1の実施形態と異なり、テレビジョン通信アンテナ14を第2の筐体1Bに配置することから、第1通信アンテナ11とテレビジョン通信アンテナ14との間の空間距離を離すことができる構成となっている。一般的に、アンテナ同士の空間距離が離れると、各アンテナ間の結合量が低減する傾向があることが知られているため、送信周波数帯830MHz乃至840MHzにおける第1通信アンテナ11とテレビジョン通信アンテナ14との間のアイソレーションを、例えば80dBとすることができる。
従って、携帯電話機能用のアンテナとして第1通信アンテナ11を選択した場合において、無線通信回路13(図1参照)が送信信号として最大送信電力24dBmを出力したとしても、テレビジョン受信回路15(図1参照)へ入力される送信信号レベルを、−56dBm(24dBm−80dB)と抑えることができる。
本実施形態によれば、以上のような構成により、無線通信回路13が送信信号として最大送信電力24dBmを出力したとしても、その送信波がテレビジョン受信回路15へ入力されるレベルを−46dBm以下に抑えることができる。このため、携帯電話機能用のアンテナとして第1通信アンテナ11を選択していても、携帯電話通信時におけるテレビジョン放送の受信感度劣化を抑えることができる。
このように、本発明実施では、第1の通信アンテナ11を第1の筐体1Aに備え、また、テレビジョン受信アンテナ14を第2の筐体1Bに備える構成とすることで、携帯電話通話時にアンテナ利得が高い第1の通信アンテナ11とテレビジョン受信アンテナ14のアイソレーションを高めることが可能になるので、テレビジョン放送の受信感度劣化を抑えることができる。
従って、第2の実施形態では、携帯電話とテレビジョン放送を同時に利用した場合でも、携帯電話用送信波によるテレビジョン放送の受信特性劣化を低減できるため、テレビジョン放送の通信品質を劣化させることなく、テレビジョン放送受信と携帯電話の同時通信が可能な携帯電話機を実現することができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明に係る第3の実施形態の携帯電話機3について、図5,6を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態において、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して重複説明を避ける。
本実施形態に係る携帯電話機3は、第1、第2の実施形態と異なり、図5に示すように、更に、選択手段18を備えている。
この選択手段18は、テレビジョン放送機能と携帯電話機能のどちらを優先的に使用するか選択できる構成のものである。本実施形態の選択手段18は、具体的には、例えば、携帯電話のメニュー機能から、利用者がテレビジョン放送機能と携帯電話機能のどちらを優先的に使用するか任意に選択することが可能な構成となっている。
以下、図6を用いて、本実施形態における携帯電話機3の動作について、詳細に説明する。
携帯電話機3は、いまテレビジョン放送受信中であり、携帯電話用のアンテナとして第2通信アンテナ12を選択している状態とする(第1ステップS1)。このように、利用者がテレビジョン放送機能を利用している最中には、例えば、電話着信のような携帯電話の通信があるか否かを常時判断している(第2ステップS2)。そして、電話着信のような携帯電話の通信がない場合は、テレビジョン放送受信を継続する。一方、この電話着信のような携帯電話の通信があると判断した場合、制御手段16(図5参照)は選択手段18からテレビジョン放送受信機能と携帯電話機能のどちらが優先となっているか判断する(第3ステップS3)。
ここで、選択手段18において、携帯電話機能が優先となっている場合、制御手段16はテレビジョン放送受信を中断するよう制御し(第4ステップS4)、制御手段16は携帯電話機能用のアンテナとして第1通信アンテナ11を選択するよう動作する(第5ステップS5)。そして、携帯電話の通信を開始する(第6ステップS6)。
一方、選択手段18において、テレビジョン受信機能が優先となっている場合、制御手段16は、テレビジョン放送受信を継続するよう動作する。また、同時に制御手段16は、携帯電話の通信において着信があったことを知らせる着信履歴情報を保存する(第7ステップS7)。そして、利用者が携帯無線端末機3におけるテレビジョン放送受信を終了した時に、表示手段17において着信履歴情報を表示する(第8ステップS8)。
以上の動作により、利用者がテレビジョン放送受信機能と携帯電話機能のどちらを優先して使用するかを選択して切り換え使用できる。
本実施形態では、テレビジョン放送受信機能と携帯電話機能のどちらを優先的に利用するか利用者が任意に選択できる選択手段18を備えており、この選択手段18においてテレビジョン放送受信機能と携帯電話機能のどちらを優先的に使用するか選択されているので、携帯電話機能とテレビジョン放送受信機能を切り換えて使用でき、テレビジョン放送の受信感度劣化を抑えることが可能な携帯無線端末機を実現することができる。なお、上記の説明では、テレビジョン放送受信機能と携帯電話機能のどちらを優先的に使用するか選択する手段として、メニュー機能から選択するように構成していたが、機械的なスイッチで選択できるようにしても同様の効果を得ることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施し得るものである。
本発明の携帯無線装置は、携帯電話とテレビジョン放送受信機能を同時に利用する場合に、携帯電話機能用のアンテナとしてテレビジョン受信アンテナとの間との相互電磁結合が弱い第2通信アンテナを選択することで、携帯電話機能とテレビジョン放送受信機能を同時に利用してもテレビジョン放送の受信感度劣化を抑えることができるという効果を有し、携帯電話やPHSなどの携帯無線端末機器に有用である。
本発明の第1の実施形態に係る携帯電話機の構成を示すブロック図 本発明の第1の実施形態に係る携帯電話機の外観斜視図 本発明の第1の実施形態に係る携帯電話機の動作を示すフローチャート 本発明の第2の実施形態に係る携帯電話機の外観斜視図 本発明の第3の実施形態に係る携帯電話機の構成を示すブロック図 本発明の第3の実施形態に係る携帯電話機の動作を示すフローチャート
符号の説明
1、2、3 携帯電話機
11 第1通信アンテナ
12 第2通信アンテナ
13 無線通信回路
14 テレビジョン受信アンテナ
15 テレビジョン受信回路
16 制御手段
17 表示手段
18 選択手段

Claims (2)

  1. テレビジョン放送受信機能と携帯電話機能を備えた携帯無線装置において、
    携帯電話機能用の第1通信アンテナ及び第2通信アンテナと、テレビジョン放送受信用のテレビジョン受信アンテナとを備え、
    前記第1通信アンテナと前記第2通信アンテナは、いずれか一方選択され
    前記第2通信アンテナは、前記テレビジョン受信アンテナとの空間距離を前記第1通信アンテナよりも離して配置され
    前記携帯電話機能と前記テレビジョン放送機能を同時に使用するときには前記第2通信アンテナを選択するとともに、テレビジョン放送を受信中に携帯電話の着信があったときには前記テレビジョン放送の受信動作を中断し、前記第1通信アンテナを選択して携帯電話機能を開始する手段を備える携帯無線装置。
  2. 前記テレビジョン放送受信機能と前記携帯電話機能のどちらを優先的に使用するかを利用者が選択する選択手段を備えた請求項1に記載の携帯無線装置。
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