JP4100869B2 - プロセス制御センサ用多レンジ遷移方法および装置 - Google Patents
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Description
発明の背景
本発明は、プロセス制御センサシステムに関する。特に、本発明は、多数のセンサと、二つのセンサ信号間で遷移が生じる領域内において連続一次微分を伴う無ヒステリシス出力信号を供給する出力装置とを有するセンサシステムに関する。
【0002】
パラメータを感知し、広いレンジ値に亘ってパラメータが変化するときに、感知したパラメータを表す出力信号を供給するために、代表的な自動レンジ切替装置が提供されている。ある代表的な自動レンジ切替装置はデジタル電圧計である。デジタル電圧計は代表的には二つまたはそれ以上の異なるセンサまたは二つもしくはそれ以上に利得値を変更することができる単一のセンサを含むことができる二つ又はそれ以上のセンサ構成を有する。前記センサシステムは感知した電圧を表す出力信号を供給する。しかし、二つまたはそれ以上のセンサ構成がそれぞれのレンジで使用される。換言すれば、感知された電圧が、例えば0から10ボルトのレンジ内にある場合、感知された電圧を表す出力信号を供給するため、下部レンジ用のセンサ構成が使用される。しかし、感知された電圧値が例えば12ボルトに増大したとき、第1のセンサ構成の出力信号の合計誤差は急に増大し、第1のセンサ構成の出力信号は最終的に所望よりも低い精度になる。
【0003】
したがって、電圧が増大したときの正確な出力信号を供給するために第2の上部レンジ用センサ構成が提供される。しかしながら、同様に第2のセンサ構成は、例えば電圧が10ボルトまで下方に下がったとき、下部レンジ用センサ構成と同様の正確な(%読みで)出力信号を提供しない。
【0004】
前記従来の自動レンジ切替装置は、電圧が予定の最大レンジ値(例えば12ボルト)を超えるまでは、第1のセンサ構成から出力を供給するよう構成される。それから、前記装置は第2のセンサ構成を出力回路に急に切り替えて、電圧増大が続いているときの第2のセンサ構成からのセンサ信号に基づくシステム出力信号を供給する。しかしながら、電圧が減少値(例えば10ボルト)以下に下がったようなとき、自動レンジ切替装置は第1のセンサ構成に急に切り替えられるよう構成される。こうして、前記従来システムは代表的には遷移レンジにおいてヒステリシスを伴って運転される。
【0005】
この急な切り替え、およびヒステリシスもまた、典型的にはそれぞれのレンジにおける異なる較正誤差及び非直線性により、装置からの出力信号中に小さな変化を引き起こす。出力中の前記変化及び誘導されたヒステリシスは、別の用途、例えば精密な比例−積分−微分(PID)プロセス制御ループで使用される圧力送信機において許容できない挙動を与える。急なレンジ切り替え遷移はPID制御ループに、問題のある大きい微分入力を引き起こす。
【0006】
プロセス制御産業はまた、異なるレンジにわたって高度に正確な出力信号を供給する圧力センサのような発達したセンサを有している。例えば、ある種のセンサは上限レンジが4000psiであって、較正レンジがおおよそ30対1(またはおおよそ150psiaから4000psia)を超えるハイレベルの性能を提供する。4000psiaのセンサのレンジを150psia以下に下げたとき、出力信号中の合計誤差(%読みで)は急激に増大し、所望より低い性能レベルを提供する。他のセンサは0から200psiaのレンジで圧力を測定するために使用され、この全体の動作レンジを超えるハイレベルの性能を提供できるよう設計されている。しかしながら、前記センサはこの上限レンジ限界を超えて正確に圧力を感知することができない。産業界は、二つのセンサ間の滑らかな遷移に関して困難に遭遇している。上述のように、この困難はPID制御ループにおいて問題を起こす。
【0007】
レンジ遷移中における出力の変化を補償するため、種々のアナログまたはデジタルフィルタリング技術を使用できる。しかしながら、前記技術は制御ループに影響を及ぼすことができる移送遅延を頻繁にもたらす。また、引き起こされるヒステリシスは濾過されることができない。
【0008】
発明の概要
センサシステムは第1感知レンジのパラメータを感知し、該パラメータを表す第1センサ信号を提供する第1センサを含む。第2センサは第2感知レンジ内のパラメータを感知して該パラメータを表す第2センサ信号を提供する。第2感知レンジは第1感知レンジより大きく、かつ、第1及び第2感知レンジは遷移領域で重複する。センサ出力装置は、センサ出力信号が単一値化されヒステリシスを誘導せずかつ連続的に微分可能であるような混合関数に従い、第1及び第2センサ信号の成分を混合することによって第1及び第2センサ信号に基づくセンサ出力信号を提供する。
【0009】
図面の簡単な説明
図1は、本発明による多センサ送信機システムのブロック図である。
図2は、多センサシステムのセンサ出力を示すグラフである。
図3は、急切り替え技術を使った多センサシステムの出力を示すグラフである。
図4は、本発明による多センサシステムの出力を示すグラフである。
図5は、図4に示したものより狭い遷移レンジを有する多センサシステムの出力を示すグラフである。
図6は、図5に示したものより狭い遷移レンジを有する多センサシステムの出力を示すグラフである。
図7は、本発明による二つ以上のセンサレンジを有する多センサシステムの出力を示すグラフである。
【0010】
好ましい実施例の詳細な説明
図1は本発明に係る多センサ送信機システム10(送信機10)のブロック図である。送信機10は複数のセンサ12および14、光学式アナログ/デジタル変換器(A/D)16、制御用電子回路18、送信機用電子回路20、および出力信号ループを含む。センサ12および14は、二つの離散レンジセンサ又は単一の多出力レンジセンサであることができ、多数のレンジにわたって変化する感知値を有するパラメータを実質的に感知するために使用することができるが、本発明は(明確のため)個々の圧力センサとしてセンサ12および14を記述することによって説明を進める。例えば、センサ12および14は好ましくはプロセス制御装置で使用される差動、絶対又はゲージ圧力センサである。
【0011】
また、本発明はアナログ又はデジタル技術を使って実施されることが理解される。アナログプロセス技術を使う場合は、A/D変換器16は除去することができる。同様に、センサ12および14がデジタル出力信号を出力するように構成されている場合には、A/D変換器16は除去することができる。しかしながら、本説明は、便宜上A/D変換器16を有するシステムに関して説明を進める。
【0012】
図1の実施例において、センサ12および14は好ましくは検出圧力を代表する出力信号をA/D変換器16に出力する。A/D変換器16はセンサ信号をデジタル値に変換し、そのデジタル値を制御用電子回路18に供給する。制御用電子回路18は代表的には、(例えば、静圧、差圧及び温度の変化によって誘導される)種々のエラーや非線型のセンサ信号を公知の手法によって補正する信号調整及び補正回路を含んでいる。そして制御用電子回路18はセンサ12および14から受信した二つもしくはそれ以上の入力信号に基づく一つの出力信号を送信機用電子回路20に出力する。送信機用電子回路20は感知された圧力に基づく出力信号をループ22へ出力する。好ましい実施例では、ループ22は直列接続されたバッテリと抵抗負荷によって作成された4−20mA電流ループである。また送信機10は好ましくは電流ループ22によって全体が駆動される。送信機用電子回路20は標準的な2本線4−20mA電流ループ送信機通信プロトコルに従ってループ22上に出力信号を出力する。ループ22は全体にアナログループであり、そこではデジタル通信は存在しないし、電流はいくつかのプロセス変数つまり制御信号を代表する。その他の標準化された送信通信プロトコルが使用されうる。デジタル信号も、HART(登録商標)、MODBUS(登録商標)またはDEにおけるループ22のような4−20mA電流ループ上に出力される。一方、送信機10はフィールドバス(FIELDBUS)におけるようにデジタル信号を出力してもよいし、送信機10による(そしてループ22上に存在する)すべての情報出力はデジタル信号で代表される。
【0013】
図1に示した実施例において、センサ12は下部動作レンジ用に較正され、下部動作レンジにおいて圧力を代表する高度に正確な出力信号を提供する。センサ14は上部動作レンジ用に較正され、上部動作レンジにおいて圧力を代表する高度に正確な出力信号を提供する。
【0014】
制御用電子回路18は、感知された圧力レンジに基づき、センサ12からのセンサ信号に相当する値、又はセンサ14からのセンサ信号に相当する値が送信機用電子回路20に供給されるべき値であるかを判断する。好ましい実施例では、制御用電子回路18は圧力がある限界以下の時には、センサ12からのセンサ信号に関連する値だけを提供する。また、好ましい実施例では、制御用電子回路18は圧力が別の限界以上の時には、センサ14からのセンサ信号に関連する値だけを提供する。前記二つの限界の間の遷移領域(そこでは、制御用電子回路18がセンサ12からの出力の使用からセンサ14からの出力の使用までの間、又はその反対の間を切り替えている)では、制御用電子回路18はセンサ12及びセンサ14からの二つの信号成分を混合してセンサ12及びセンサ14間の滑らかな遷移を表す出力信号を出力する。「滑らかに」は、前記遷移領域内の出力信号は、ヒステリシスが誘引されず連続的に微分でき、単一値化されることを意味する(すなわち、もたらされた出力信号が、二つのそれぞれの限界においてセンサ出力と接線方向に交差する)。単一値化は各入力信号が唯一の出力値に対応することを意味し、多値化は単一の入力値が多出力値に対応することおよび/またはその逆を意味する。
【0015】
図2はセンサ12及び14で感知される入力圧力に対するセンサ12及び14のデジタル出力値をプロットした一実施例のグラフである。線24はセンサ12の出力に対応し、線26はセンサ14の出力に対応する。図2はセンサ12からの出力24が、好ましくは0psiである下部レンジ限界(LRL1)から、この実施例では200psiである上部レンジ限界(URL1)まで延びていることを示す。同様に、センサ14からの出力26は、0psiである下部レンジ限界(LRL2)から、4000psiである上部レンジ限界(URL2)まで全体に延びている。
【0016】
出力24及び26は図のように遷移領域(つまりx1からx2まで)で分離される。センサ12及び14からの出力は代表的には前記領域内で同一ではない。センサ14は低遷移限界x1からURL2間のレンジで信頼できる出力を供給するよう較正される。したがって、少なくともある程度まで入力圧力のそのレベルを超えて、センサ14が使用されるのが望ましい。同様に、センサ12は領域LRL1からURL1間の領域においてセンサ14よりもっと正確な出力を提供するように較正されるから、少なくともある程度まで入力圧力のレンジ全体を超えて、センサ12の出力を使用するのが望ましい。x1およびURL1間の全レンジである遷移レンジ、またはこれら二つの境界内の、より狭い遷移レンジにおいては、両センサ12および14からの出力信号の成分を使用してセンサ12及び14間で滑らかな遷移を達成するようにするのが望ましい。
【0017】
図3は本発明による混合関数が使用されないか又は不適当に実施されている、図2の遷移領域を拡大したグラフである。ここでの説明のため、センサ12としては0から200psiまでのレンジで動作するよう較正された圧力センサを、センサ14としては0から4000psiまでのレンジで動作するよう較正された圧力センサを想定する。
【0018】
図3によって作動されるシステムにおいて、(センサ12からの)出力24はセンサ12の上部レンジ限界(URL1)に達するまで使用される。そして、圧力がURL1を超えるまで増大したとき、システムは、圧力の上部レンジからセンサ14のURL2までずっと(センサ14からの)出力26を使用するよう急に切り替わる。これは矢印23によって示される。しかしながら、圧力が減少したときには、圧力が図3にx1で示される下部遷移限界に減少するまでシステムは出力26を使用する。それから、下部レンジにおいて、システムはセンサ12からの出力24を再度使用するように急に切り替える。これは矢印25によって示される。
【0019】
このタイプのシステムは、x1からURL1で表される遷移レンジにおいてヒステリシスを誘導することがわかる。さらに、出力24及び26間の急な切り替えは制御用電子回路18から送信機用電子回路20へ供給される不連続な1次微分を含むセンサ出力信号を生じる。このタイプの急な転換及び関連して誘導されるヒステリシスは、精密なプロセス制御ループに使用される圧力送信機では容認できない。またさらに、制御ループが、比例−積分−微分(PID)関数を使用するプロセスを制御する場合、前記制御は信号の微分に基づく。出力信号の微分は図2にみられるように、送信機からの出力信号中の段階により、遷移の開始及び終端でプラス又はマイナスの無限大になる傾向がある。これは精密な制御において容認できない。また、運転圧力がx1からURL1までの遷移レンジの上下で頻繁に変化した場合、送信機の出力は出力24及び26間で絶えず切り替わる。このことはきわめて望ましくない。
【0020】
図4は本発明に基づく混合関数を使用した制御用電子回路18の出力を示すグラフである。図2及び図3と同様の事項には同様の番号を付した。図2及び図3に記載したシステムに関して、感知された圧力が下部遷移限界x1より下であった場合、制御用電子回路18はセンサ12からのセンサ信号24に対応する値だけを出力信号の基礎とする。さらに、圧力が上部遷移限界x2(URL1と同じか低い)以上に変動した場合、制御用電子回路18はセンサ14からの出力信号26に関連する値だけに基づいて出力を提供する。
【0021】
しかし、遷移領域(図4にx1からx2までとして示す)において、制御用電子回路18は単に急に出力24及び26間の切り替えをしない。その代わりに、制御用電子回路18は出力24及び26の成分を混合して2出力間で滑らかな遷移28を得る混合関数を実行する。圧力がx2に向かって上方に変動したとき、混合関数はセンサ14からの出力26に、より重いウェイトをかける。このことは矢印29で示す。圧力がx1に向かって下方に変動したとき、混合関数はセンサ12からの出力24に、より重いウェイトをかける。このことは矢印31で示す。また、好ましい実施例では、混合関数はx1において出力24に接しており、かつ、x2において出力26に接している。これは、出力24及び26間において、急な切り替え、多値、1次微分中の不連続又はヒステリシスのない滑らかで連続的な遷移を提供する。これは多センサ送信機10の性能を大きく向上させる。
【0022】
図5は、図4に示したよりも狭い遷移レンジを有する多センサシステム10の出力を示すグラフである。図4と同様の事項には同様の番号を付した。相違は、140psiから200psiの間に延長する出力24及び26間に遷移レンジを有する代わりに、図5に示した遷移領域は160psiと200psiとの間だけに延長する点である。本発明の混合関数の提供により、遷移レンジでの出力を表す点線28’が得られる。線28’の中央領域において線28’はほとんど多値化されているように見える。線28’は多値化されていないし連続的に微分可能であるので、本発明の使用に受容される。しかし、図4の線28で表されている出力と同様の出力を有するのが好ましい。
【0023】
図6は図5に示したものよりもまださらに狭い遷移レンジを有する多センサシステム10の出力を示す図である。これは線27で表された遷移をもたらす。図6に示した遷移レンジはたった180psiから200psiに延びているだけである。信号24及び26は、URL1の約11.5%である23psiの圧力誤差によって分離されている。
【0024】
x2で二つのカーブを分離している圧力誤差の絶対値に対する遷移レンジx2−x1の幅の割合はおおよそ2.0を上まわっていなければならないことがわかる。もしもこの割合がおおよそ2.0以下であったならば出力は多値化されるようになる。
【0025】
遷移レンジは、混合関数の勾配が、センサ出力24及び26の勾配に近づくよう十分に広い一方、下部レンジセンサ出力26の正確さのメリットを受けられるよう十分に狭いことが好ましい。このことは、遷移レンジがURL1の30%(つまり60psi)に限定され、二つのカーブを分離する圧力誤差がx2(この例ではURL1と同一)で23psiである一つの実施例において、図4に点線28で示される好ましい特性を有する遷移カーブをもたらす。図4に示すグラフはURL2の−0.5%のオフセット誤差およびセンサ14(上部レンジ限界が4000)の読みの−0.5%のスパン誤差を使用して作成された。同様に、URL1の+0.5%のオフセット誤差および読みの+0.5%のスパン誤差は、センサ12(上限レンジ限界が200)のために使用された。したがって、両センサの上部レンジ限界近くでのオフセット誤差とURL1近くでのスパン誤差との乗算はURL1において、23psiの二つのカーブ間での差を生じる。二つのカーブが混合される遷移領域の幅は60psi(URL1の30%)である。これは二つのセンサ出力24及び26間で好ましい出力遷移を与える。したがって、遷移レンジ幅が60psiであり、URL1での圧力誤差が23psiであれば、おおよそ2.6の許容割合をもたらす。
【0026】
好ましい実施例では、前記混合関数はコサイン関数である。図4において圧力が0からURL1間の領域(すなわち出力24)におけるセンサ出力をf1(x)で表し、圧力が0からURL2間の領域(すなわち出力26)における出力関数をf2(x)で表すと、混合関数28はf3(x)で表わされ、x1およびx2間の遷移レンジにおける出力を計算するのに使用される。前記f3(x)は、次のようになる。
【0027】
この技術はx1およびx2間の遷移レンジで二つのセンサ出力24及び26を適当に混合する一方で、遷移レンジ以上又は以下において適当な個別のセンサ出力24又は26を使用する。したがって、式1は適当にスケールされ、円滑に遷移領域内で二つのセンサ出力を混合するコサイン重み付け関数を表す。
【0028】
図4にみられるように、滑らかな遷移は、図3に記載したような出力信号中の大きいスパイク(spike)よりむしろ単純なサイン関数である1次微分(つまり変化率)を有する出力を与える。f1(x)からf2(x)までの単一値化された遷移アルゴリズムf3(x)はまた出力中の人為的なヒステリシスを誘導しない。
【0029】
図7は三つのセンサ装置を使用する本システムの出力を簡単に示す。図4に示されたのと同様の事項には同様の番号を付した。出力24及び26間の遷移は、図4に関して記述したのと同様に遂行される。しかしながら、出力26と関連づけられるセンサよりもさらに高い上部レンジ限界URL3を有する第3のセンサからの追加出力30がまた提供されている。第3のセンサはまたx3で表された下部遷移点、及びURL4より低いかまたは同一の、x4で表される上部遷移限界を有する。したがって、制御用電子回路18が出力26及び30間で切り替えなければならない第2遷移レンジx3−x4が得られる。好ましい実施例では、制御用電子回路18は、感知された圧力が遷移レンジx3を通ってx4まで移動するときに、出力26及び30間で滑らかで連続した遷移を得るために、図3に関して記述したものと同様の混合機能を実行する。
【0030】
本記述はコサイン混合関数に関して進められてきたが、他の適当な混合関数もまた使用できる。例えば、多項式関数または指数関数の組がまた、遷移領域内で滑らかで連続した混合を提供して、制御ループのある特性のために混合出力を最適化するために使用できる。
【0031】
遷移領域において、両センサからの値が好適に得られることに注目すべきである。一つの好ましい実施例では、両センサからの入力を交互に切り替える切り換え回路がA/D変換器16内に設けられる。この実施例では未使用のセンサがスイッチオフになっているので電流が節約される。この技術はスイッチのデューティサイクルに比例した位相遅延を誘導することができる。したがって、別の好ましい実施例では、すべてのセンサはいつもオンであり、A/D変換器16はセンサ12及び14からの信号を常に変換し、混合関数内での補正及び実行のために制御用電子回路18に適合する二つの出力を作成する二つの部分を有している。
【0032】
また、センサは入力のレンジにかかわらず、感知された変数に基づいた同じ値を超えたレンジの出力信号を供給しても良いことに注目されなければならない。例えば、センサ12は0から200psiの入力に基づく0−100mAのレンジの出力信号を供給しても良い。 また、センサ14は0から4000psiの入力に基づく0−100mAのレンジの出力信号を供給しても良い。これらの出力は混合に先立って適当なレベルに補正されなければならない。この補正は、公知の手法で実施される。
【0033】
混合関数はまた、ソフトウェアで実施することができ、この場合、制御用電子回路18はデジタルプロセッサつまりマイクロコントローラを含む。混合関数及び他の既述の関数の実行に使用するために、適当な記憶係数がメモリに格納される。混合関数は制御用電子回路18内のアナログ回路内で実行することができる。送信機及びプロセス誘導ノイズを低減するために、適当なフィルタリング及び平均化技術が、制御用電子回路18からの補正出力及び/または混合出力に適用される。
【0034】
本発明は好ましい実施例を参照して説明されたが、当業者は本発明の趣旨や範囲を逸脱することなく形式や詳細の変更を認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による多センサ送信機システムのブロック図である。
【図2】 多センサシステムのセンサ出力を示すグラフである。
【図3】 急切り替え技術を使った多センサシステムの出力を示すグラフである。
【図4】 本発明による多センサシステムの出力を示すグラフである。
【図5】 図4に示したものより狭い遷移レンジを有する多センサシステムの出力を示すグラフである。
【図6】 図5に示したものより狭い遷移レンジを有する多センサシステムの出力を示すグラフである。
【図7】 本発明による二つ以上のセンサレンジを有する多センサシステムの出力を示すグラフである。
【符号の説明】
12,14……センサ
16……A/D変換器
18……制御用電子回路
20……送信機用電子回路
Claims (10)
- 産業プロセスにおけるプロセス変数を感知するために使用されるセンサシステムにおいて、
第1感知レンジでプロセス変数を感知し、該感知された変数を表す第1センサ信号を出力するための第1センサと、
第2感知レンジでプロセス変数を感知し、該感知された変数を表す第2センサ信号を出力するための第2センサと、
前記第1及び第2センサに対して動作可能に結合され、前記第1センサ信号、第2センサ信号及び混合信号のうちの一つに基づいてセンサ出力信号を発生するセンサ出力装置とを具備し、
前記第2感知レンジは前記第1感知レンジより大きく、前記第1及び第2感知レンジは前記第1感知レンジの上部レンジ限界に近接した重複範囲で重複しているとともに、
前記混合信号が、前記第1及び第2センサ信号に基づいて形成され、また前記重複範囲内の第1及び第2センサ信号間で「滑らかな」曲線に沿うように予め設定された混合関数に従って形成されており、該混合信号は前記重複範囲内で連続的に微分可能であって、かつ、前記混合信号が前記第1センサ信号側および前記第2センサ信号側の一方から他方へ同じ経路に沿って遷移するように、それぞれの遷移方向によって前記混合関数の重み付けを異ならせているセンサシステム。 - 請求項1のセンサシステムにおいて、前記変数は圧力からなり、前記第1及び第2センサが、それぞれ、
第1上部レンジ限界(URL)を有し、圧力を表す第1センサ信号を発生する第1圧力センサと、
前記第1のURLより高い第2のURLを有し、圧力を表す第2センサ信号を発生する第2圧力センサとを具備しているセンサシステム。 - 請求項1のセンサシステムにおいて、
前記センサ出力装置が、コサイン関数、指数関数の組み合わせ、または多項式関数を使って前記第1及び第2センサ信号を混合するよう構成されているセンサシステム。 - 請求項1のセンサシステムにおいて、
前記センサ出力装置に結合され、前記センサ出力信号及び混合信号に基づき、前記第1及び第2センサレンジに亘る標準化された通信プロトコルに従って出力を提供する変換器をさらに具備したセンサシステム。 - 測定されたプロセス変数を表す信号をセンサ構造から得る方法であって、前記センサ構造が、複数のセンサを有し、各センサが対応のレンジを有するセンサ信号を提供し、該センサのレンジが1またはそれ以上の重複範囲で少なくとも部分的に重複しており、
前記第1及び第2センサ信号の双方の関数である結合出力からもたらされる前記重複範囲の少なくとも一部分に対応する遷移範囲内における前記第1センサ信号及び第2センサ信号間の遷移と、前記第1センサ信号及び第2センサ信号を滑らかに混合する前記結合出力とからなり、該結合出力が連続的に微分可能で、かつ、前記第1センサ信号及び前記第2信号間の一方から他方への前記結合出力の遷移が同じ経路に沿って行われるように、それぞれの遷移方向によって前記関数に異なる重み付けが設定されている方法。 - 結合出力を得る請求項5の方法において、
第1センサ信号との交差点で第1センサ信号に正接し、かつ、第2センサ信号との交差点で第2センサ信号に正接する混合関数に従って前記第1及び第2センサ信号を混合する方法。 - 結合出力を得る請求項5の方法において、
コサイン関数、複数の指数関数および多項式関数のうちの少なくとも一つに従って前記第1及び第2センサ信号を混合する方法。 - 結合出力を得る請求項5の方法において、
前記結合出力が、多値化混合信号となるのを回避するため、第1センサ信号と第2セン サ信号の誤差の絶対値に対して遷移範囲の幅が十分大きくなるように設定された遷移範囲に亘って前記第1及び第2センサ信号を混合する方法。 - 感知圧力に基づいて出力を発生する送信機において、
第1上部レンジ限界(URL)を有する第1レンジを有し、圧力を表す第1センサ信号を出力する第1圧力センサと、
前記第1のURLよりも高い第2のURLを有する第2レンジを有し、圧力を表す第2センサ信号を提供するとともに、前記第1及び第2レンジが、前記第1のURLに近接し、かつそれより低い遷移範囲において重複する第2圧力センサと、
出力の形成に使用されるセンサ出力信号を提供する電気出力回路とを具備し、
前記センサ出力信号は、感知圧力が前記遷移範囲の外にあるときは前記第1及び第2センサ信号のうちの一つを、感知圧力が前記遷移範囲内にあるときは前記第1及び第2センサ信号の組み合わせに基づくとともに、
前記電気出力装置は、前記第1及び第2センサ信号の混合によって前記組み合わせを提供し、前記センサ出力信号が連続的に微分可能であって、前記第1センサ信号及び第2センサ信号の混合の組み合わせが、該第1及び第2信号間の一方から他方への該組み合わせの遷移が同じ経路に沿って行われるように、それぞれの遷移方向によって異なる重み付けをされた関数に従って決定され、前記第1及び第2センサ信号間の滑らかな遷移を得る送信機。 - 請求項9の送信機であって、
第3のURLをもつ第3レンジを有し、圧力を示す第3センサ信号を提供する第3圧力センサであって、前記第2及び第3レンジが第2のURLに近接し、かつ、それより低い第2遷移領域と重複する第3圧力センサを具備し、
前記電気出力装置が、感知圧力が前記第2遷移領域を超えているときは前記第3センサ信号に基づき、感知圧力が前記第2遷移領域内にあるときは前記第2及び第3センサ信号の組み合わせに基づいてセンサ出力信号を提供し、
前記電気出力装置は、前記第1及び第2センサ信号間で滑らかな遷移を得るため、前記第2及び第3センサ信号を混合することによる組み合わせを提供する送信機。
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