JP4100431B2 - フルオロポリマーの製造方法 - Google Patents

フルオロポリマーの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4100431B2
JP4100431B2 JP2005516604A JP2005516604A JP4100431B2 JP 4100431 B2 JP4100431 B2 JP 4100431B2 JP 2005516604 A JP2005516604 A JP 2005516604A JP 2005516604 A JP2005516604 A JP 2005516604A JP 4100431 B2 JP4100431 B2 JP 4100431B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emulsified dispersion
polymerization reaction
polymerization
surfactant
autoclave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005516604A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2005063827A1 (ja
Inventor
正男 大塚
敏 徳野
勝也 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Publication of JPWO2005063827A1 publication Critical patent/JPWO2005063827A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4100431B2 publication Critical patent/JP4100431B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F214/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen
    • C08F214/18Monomers containing fluorine
    • C08F214/22Vinylidene fluoride
    • C08F214/225Vinylidene fluoride with non-fluorinated comonomers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F14/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen
    • C08F14/02Monomers containing chlorine
    • C08F14/04Monomers containing two carbon atoms
    • C08F14/06Vinyl chloride

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)

Description

本発明は、少量の界面活性剤の存在下で、生産効率よく、重合を行なうことができるフルオロポリマーの製造方法に関する。
フルオロポリマーは、その卓越した耐薬品性、耐溶剤性、耐熱性を示すことから、過酷な条件下で使用されるシール材などの原料として、自動車工業、半導体工業、化学工業等の広い産業分野において使用されている。
これらのフルオロポリマーの製造は、フルオロオレフィンを乳化重合または懸濁重合することにより行なわれている。通常、乳化重合法では界面活性剤が使用されるが、界面活性剤の使用量が多くなるほど、乳化重合の初期に生成する重合体粒子の数が増え、その重合速度は早くなり、フルオロポリマーの生産効率が向上する。しかし、界面活性剤を多量に使用した場合、界面活性剤が得られたフルオロポリマーの耐水性などの諸物性を低下させる傾向がある。そのため、従来から、少量の界面活性剤の存在下で、効率よく重合ができ、かつ、フルオロポリマーの諸物性に悪影響を与えることのないフルオロポリマーの製造方法の開発が望まれていた。
このような、状況下、フルオロポリマーの乳化重合で一般的に使用されている、高価な、パーフルオロオクタン酸アンモニウムの代替を目的として、直鎖の脂肪族スルホン酸塩系の界面活性剤を使用して、フルオロポリマーの製造が行なわれている(たとえば、特許文献1参照)。しかし、この方法では発生粒子数が少ないという問題がある。
米国特許第6512063号明細書
本発明は、少量の界面活性剤の存在下で、生産効率よく、重合を行なうことができるフルオロポリマーの製造方法に関する。
すなわち、本発明は、少なくとも一種のフルオロオレフィンを含むフルオロポリマーの製造方法であって、式(1):
Figure 0004100431
(式中、R1、R2は、それぞれ同じであっても異なっていてもよく、アルキル基またはアルケニル基、R3は、水素原子、アルキル基またはアルケニル基であって、R1〜R3の合計炭素数が2〜25であり、L-は−SO3 -、−OSO3 -、−PO3 -、−OPO3 -または−COO-であらわされる基であり、M+は1価のカチオンである)で示される界面活性剤の存在下で、重合を行なうことからなるフルオロポリマーの製造方法に関する。
界面活性剤が、式(2):
Figure 0004100431
(式中、R1およびR2は、合計炭素数2〜25のアルキル基またはアルケニル基であって、それぞれ同じであっても異なっていてもよく、L-は−SO3 -、−OSO3 -、−PO3 -、−OPO3 -または−COO-であらわされる基であり、M+は1価のカチオンである)で示される界面活性剤であることが好ましい。
前記合計炭素数が10〜20であることが好ましい。
重合が、シード粒子の製造重合であることが好ましい。
フルオロオレフィンが1,1−ジフルオロエチレンであることが好ましい。
本発明によれば、少量の界面活性剤の存在下で、生産効率よく、重合を行なうことができ、かつ、界面活性剤により耐水性などの諸物性を低下させることなく、フルオロポリマーを製造することができる。
本発明は、少なくとも一種のフルオロオレフィンを含むフルオロポリマーの製造方法であって、式(1):
Figure 0004100431
(式中、R1、R2は、それぞれ同じであっても異なっていてもよく、アルキル基またはアルケニル基、R3は、水素原子、アルキル基またはアルケニル基であって、R1〜R3の合計炭素数が2〜25であり、L-は−SO3 -、−OSO3 -、−PO3 -、−OPO3 -または−COO-であらわされる基であり、M+は1価のカチオンである)で示される界面活性剤の存在下で、重合を行なうことからなるフルオロポリマーの製造方法に関する。
フルオロオレフィンとしては、特に限定されないが、本発明において、フルオロポリマーとしては、二種以上のフルオロオレフィンモノマーの共重合体、またはフルオロオレフィンモノマーと非フルオロオレフィンモノマーの共重合体などが採用できる。
フルオロオレフィンモノマーとしては、テトラフルオロエチレン(TFE)、ヘキサフルオロプロピレン(HFP)、パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)(PAVE)、
Figure 0004100431
などのパーフルオロオレフィンモノマー;クロロトリフルオロエチレン(CTFE)、1,1−ジフルオロエチレン(VdF)、トリフルオロエチレン、フッ化ビニル、トリフルオロプロピレン、ペンタフルオロプロピレン、テトラフルオロプロピレン、ヘキサフルオロイソブテンなどの非パーフルオロオレフィンモノマーがあげられる。PAVEとしてはパーフルオロ(メチルビニルエーテル)(PMVE)、パーフルオロ(エチルビニルエーテル)(PEVE)、パーフルオロ(プロピルビニルエーテル)(PPVE)などがあげられる。
また、官能基含有フルオロオレフィンモノマーも使用できる。官能基含有フルオロオレフィンとしては、たとえば式(3):
Figure 0004100431
(式中、Y1は、−OH、−COOH、−SO2F、−SO3M(Mは水素原子、NH4基またはアルカリ金属)、カルボン酸塩、カルボキシエステル基、エポキシ基またはシアノ基、X1およびX2は同じかまたは異なりいずれも水素原子またはフッ素原子、Rfは炭素数0〜40の2価の含フッ素アルキレン基または炭素数0〜40のエーテル結合を含有する2価の含フッ素アルキレン基を表わす)
があげられ、具体例としては、たとえば
Figure 0004100431
Figure 0004100431
などがあげられる。
そのほか、非パーフルオロオレフィンモノマーとしてヨウ素含有モノマー、たとえば特公平5−63482号公報や特開昭62−12734号公報に記載されているパーフルオロ(6,6−ジヒドロ−6−ヨード−3−オキサ−1−ヘキセン)、パーフルオロ(5−ヨード−3−オキサ−1−ペンテン)などのパーフルオロビニルエーテルのヨウ素化物も共重合できる。
非フルオロオレフィンモノマーとしては、たとえばエチレン(ET)、プロピレン、ブテン、ペンテンなどの炭素数2〜10のα−オレフィンモノマー;メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、プロピルビニルエーテル、シクロヘキシルビニルエーテル、ヒドロキシブチルビニルエーテル、ブチルビニルエーテルなどのアルキル基が炭素数1〜20であるアルキルビニルエーテルなどがあげられる。なかでも、1,1−ジフルオロエチレンおよびヘキサフルオロプロピレンからなる共重合体、または1,1−ジフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレンおよびテトラフルオロエチレンからなる共重合体であることが、フルオロポリマーを製造する目的において好ましい。
また、このとき得られるフルオロポリマーの組成は、前記1,1−ジフルオロエチレン:ヘキサフルオロプロピレンがモル比で100:0〜50:50であることが好ましく、より好ましくは90:10〜60:40であり、かつテトラフルオロエチレンが0〜40モル%を含むことが好ましく、0〜30モル%がより好ましい。
本発明では、前記式(1)で示される界面活性剤の存在下で重合を行なう。
1、R2は、それぞれ同じであっても異なっていてもよく、アルキル基またはアルケニル基であり、R3は、水素原子、アルキル基またはアルケニル基である。アルキル基またはアルケニル基は、直鎖状であっても、分岐状であってもよい。
1〜R3の合計炭素数は、2〜25であり、5〜20であることが好ましく、10〜20であることがより好ましい。R1〜R3の合計炭素数が25を超えると、水に溶け難く、水相中の濃度が上げられなくなる傾向がある。また、このような界面活性剤の具体的としては、例えば、クラリアントジャパン(株)のHostapurSAS93などをあげることができる。
前記R1〜R3の組合せの中でも、乳化力の高さの点から、R3が水素原子であり、R1およびR2が、それぞれ同じであっても異なっていてもよく、合計炭素数2〜25のアルキル基またはアルケニル基であることが好ましく、R3が水素原子であり、R1およびR2が、それぞれ同じであっても異なっていてもよく、合計炭素数5〜20のアルキル基またはアルケニル基であることが好ましく、R3が水素原子であり、R1およびR2が、それぞれ同じであっても異なっていてもよく、合計炭素数10〜20のアルキル基またはアルケニル基であることが好ましい。
アルキル基またはアルケニル基の具体例としては、フッ素を含まない、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ビニル基、プロペニル基、ブテニル基、ペンテニル基、ヘキセニル基、ヘプタニル基、オクテニル基などがあげられる。
-は、−SO3 -、−OSO3 -、−PO3 -、−OPO3 -または−COO-であらわされる基であるが、−SO3 -であることが、分散体を凝析し得られたポリマー中に界面活性剤が残留しても、乾燥時、あるいは加熱時に分解しがたい点でより好ましい。
1価のカチオンとしては、リチウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、ルビジウムイオン、セシウムイオン、アンモニウムイオンがあげられるが、経済的観点から、ナトリウムイオン、アンモニウムイオンが好ましい。
式(1)で示される界面活性剤の使用量は、水の全量に対し、100〜9000ppmが好ましく、500〜5000ppmがより好ましい。前記界面活性剤の使用量が、100ppm未満であると、界面活性剤としての効果が少なく、発生粒子数が少なくなり、9000ppmを超えると、界面活性剤に起因する分散体の凝集が発生する傾向にある。
また、前記界面活性剤は、他の界面活性剤と併用してもよい。
併用できる、界面活性剤としては、例えば、F(CF27COOM、F(CF28COOM、CF3CF2CF2OCF(CF3)CF2OCF(CF3)COOM、CF3CF2OCF(CF3)CF2OCF(CF3)COOM、CF3OCF(CF3)CF2OCF(CF3)COOM、H(CF2CF22CH2OCF(CF3)COOM、H(CF26COOM、H(CF27COOM,H(CF28COOM、C613CH2CH2SO3M、F(CF2CF22CH2CH2SO3M、F(CF2CF23CH2CH2SO3M、F(CF2CF24CH2CH2SO3M、F(CF2CF22CH2CH2SO4M、F(CF2CF23CH2CH2SO4M、F(CF2CF24CH2CH2SO4M(Mは一価のカチオン)などの含フッ素界面活性剤、CH3(CH210SO3M、CH3(CH211SO3M、CH3(CH212SO3M、CH3(CH213SO3M、CH3(CH214SO3M、CH3(CH210SO4M、CH3(CH211SO4M、CH3(CH212SO4M、CH3(CH213SO4M、CH3(CH214SO4M、CH3(CH210COOM、CH3(CH211COOM、CH3(CH212COOM、CH3(CH213COOM、CH3(CH214COOM(Mは一価のカチオン)などの炭化水素界面活性剤があげられる。
また、併用できる界面活性剤として、分子中にラジカル重合性不飽和結合と親水基とを有する化合物からなる、反応性界面活性剤をあげることができる。反応性界面活性剤は、重合時に反応系に存在させた場合、重合体のポリマー鎖の一部分を構成することができる。
反応性界面活性剤としては、例えば、特開平8−67795に記載されている化
合物を用いることができる。
本発明の重合法は特に限定されず、乳化重合、懸濁重合等の公知の方法でよいが、得られた重合体中の界面活性剤が同量であっても、粒子数を多くできる点で、シード重合の初期すなわちシード粒子の製造重合が好適に適用することができる。また、シード重合の方法も特に限定されず、公知の方法でよい。
攪拌手段としては、たとえばアンカー翼、タービン翼、傾斜翼なども使用できるが、モノマーの拡散とポリマーの分散安定性が良好な点からフルゾーンやマックスブレンドと呼ばれる大型翼による攪拌が好ましい。攪拌装置としては横型攪拌装置でも縦型攪拌装置でもよい。
重合温度は特に制限はなく、重合開始剤の種類にしたがって最適な温度が採用される。ただ、高くなりすぎると気相部分でのモノマー密度が容易に低下してしまったり、ポリマーの分岐反応が生じ、目的とする共重合体が得られないことがある。好ましくは40〜120℃、さらに好ましくは50〜100℃とする。
モノマーの供給は連続的であっても逐次供給してもよい。
重合開始剤としては、油溶性の過酸化物も使用できるが、これらの代表的な油溶性開始剤であるジイソプロピルパーオキシジカーボネート(IPP)やジ−n−プロピルパーオキシジカーボネート(NPP)などのパーオキシカーボネート類は爆発などの危険性があるうえ、高価であり、しかも重合反応中に重合槽の壁面になどにスケールの付着を生じやすいという問題がある。フルオロポリマーの圧縮永久歪みをよりいっそう低下させるためには、水溶性ラジカル重合開始剤を使用することが好ましい。水溶性ラジカル重合開始剤としては、たとえば過硫酸、過ホウ酸、過塩素酸、過リン酸、過炭酸のアンモニウム塩、カリウム塩、ナトリウム塩などが好ましくあげられ、特に過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウムが好ましい。
重合開始剤の添加量は特に限定されないが、重合速度が著しく低下しない程度の量(たとえば数ppm対水濃度)以上を、重合の初期に一括して、または逐次的に、または連続して添加すればよい。上限は装置面から重合反応熱を除熱できる範囲である。
本発明の製造方法において、さらに分子量調整剤などを添加してもよい。分子量調整剤は、初期に一括して添加してもよいし、連続的または分割して添加してもよい。
分子量調整剤としては、たとえばマロン酸ジメチル、マロン酸ジエチル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、コハク酸ジメチルなどのエステル類のほか、イソペンタン、イソプロパノール、アセトン、各種メルカプタン、四塩化炭素、シクロヘキサン、モノヨードメタン、1−ヨードメタン、1−ヨードプロパン、ヨウ化イソプロピル、ジヨードメタン、1,2−ジヨードメタン、1,3−ジヨードプロパンなどがあげられる。
そのほか緩衝剤などを適宜添加してもよいが、その量は本発明の効果を損なわない範囲で用いることが好ましい。
つぎに本発明について、実施例をあげて説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定されるものではない。
<分析装置>
ムーニー粘度(1+10、100℃)は、MOON MV2000E(アルファーテクノロージズ社(ALPHA TECNOLOGIES社)製)を用いて、乳化分散体の粒子径は、マイクロトラックUPA(日機装(株)製)を用いて、フルオロポリマーの分子量は、GPC(東ソー(株)製)を用いて測定した。
実施例1
0.1Lの内容積のステンレス製オートクレーブにイオン交換水を50g、過硫酸アンモニウム(APS)を0.05g、界面活性剤としてHostapurSAS93(クラリアントジャパン(株)製、第二級アルカンスルフォネートNa塩((CH3(CH2m)(CH3(CH2n)CHSO3Na、m+n=14〜17))を0.005g仕込み、充分に窒素および真空にて置換した後、真空状態でヘキサフルオロプロピレン(HFP)が65mol%と1,1−ジフルオロエチレン(VdF)が35mol%からなる混合ガスを1MPaになるように仕込んだ。このオートクレーブを、あらかじめ80℃に温調された水平動型の攪拌機をもつウオーターバスに沈め、重合反応を開始した。オートクレーブ内の圧力は3分後に一定となり、その後、重合反応とともに低下した。重合反応は1時間行なった。
重合反応終了後、ウオーターバスからオートクレーブを取り出し、残存モノマーを大気に放出し、得られた乳化分散体の粒子径をUPAにて測定したところ95.2nmであった。また、乳化分散体の一部を蒸発乾固させることによって、乳化分散体の濃度を測定したところ1.63%であった。粒子径と乳化分散体の濃度より、水1gあたりの乳化分散体の個数(粒子数)を計算すると2×1013であった。
実施例2
0.1Lの内容積のステンレス製オートクレーブにイオン交換水を50g、過硫酸アンモニウム(APS)を0.05g、HostapurSAS93(クラリアントジャパン(株)製、第二級アルカンスルフォネートNa塩((CH3(CH2m)(CH3(CH2n)CHSO3Na、m+n=14〜17))を0.015g仕込み、充分に窒素および真空にて置換した後、真空状態でヘキサフルオロプロピレン(HFP)が65mol%と1,1−ジフルオロエチレン(VdF)が35mol%からなる混合ガスを1MPaになるように仕込んだ。このオートクレーブを、あらかじめ80℃に温調された水平動型の攪拌機をもつウオーターバスに沈め、重合反応を開始した。オートクレーブ内の圧力は3分後に一定となり、その後、重合反応とともに低下した。重合反応は1.67時間行なった。
重合反応終了後、ウオーターバスからオートクレーブを取り出し、残存モノマーを大気に放出し、得られた乳化分散体の粒子径をUPAにて測定したところ60.8nmであった。また、乳化分散体の一部を蒸発乾固させることによって、乳化分散体の濃度を測定したところ0.71%であった。粒子径と乳化分散体の濃度より、水1gあたりの乳化分散体の個数(粒子数)を計算すると3.4×1013であった。
実施例3
0.1Lの内容積のステンレス製オートクレーブにイオン交換水を50g、過硫酸アンモニウム(APS)を0.05g、HostapurSAS93(クラリアントジャパン(株)製、第二級アルカンスルフォネートNa塩((CH3(CH2m)(CH3(CH2n)CHSO3Na、m+n=14〜17))を0.05g仕込み、充分に窒素および真空にて置換した後、真空状態でヘキサフルオロプロピレン(HFP)が65mol%と1,1−ジフルオロエチレン(VdF)が35mol%からなる混合ガスを1MPaになるように仕込んだ。このオートクレーブを、あらかじめ80℃に温調された水平動型の攪拌機をもつウオーターバスに沈め、重合反応を開始した。オートクレーブ内の圧力は3分後に一定となり、その後、重合反応とともに低下した。重合反応は1時間行なった。
重合反応終了後、ウオーターバスからオートクレーブを取り出し、残存モノマーを大気に放出し、乳化分散体の一部を蒸発乾固させることによって、乳化分散体の濃度を測定したところ0.15%であった。
実施例4
0.1Lの内容積のステンレス製オートクレーブにイオン交換水を50g、過硫酸アンモニウム(APS)を0.05g、HostapurSAS93(クラリアントジャパン(株)製、第二級アルカンスルフォネートNa塩((CH3(CH2m)(CH3(CH2n)CHSO3Na、m+n=14〜17))を0.15g仕込み、充分に窒素および真空にて置換した後、真空状態でヘキサフルオロプロピレン(HFP)が65mol%と1,1−ジフルオロエチレン(VdF)が35mol%からなる混合ガスを1MPaになるように仕込んだ。このオートクレーブを、あらかじめ80℃に温調された水平動型の攪拌機をもつウオーターバスに沈め、重合反応を開始した。オートクレーブ内の圧力は3分後に一定となり、その後、重合反応とともに低下した。重合反応は1.67時間行なった。
重合反応終了後、ウオーターバスからオートクレーブを取り出し、残存モノマーを大気に放出し、乳化分散体の一部を蒸発乾固させることによって、乳化分散体の濃度を測定したところ0.19%であった。
実施例5
実施例3で得られた乳化分散体の粒子径はUPAにて測定できなかったため、乳化分散体5gを45gのイオン交換水にて希釈し、界面活性剤濃度を実施例1と同様の100ppmとし、過硫酸アンモニウム0.05gを加えて、種重合として実施例1と同様の重合操作を1時間行なったところ、新たに得られた乳化分散体の濃度は1.28%であり、粒子径は31.3nmであった、このことから粒子数は4.5×1014と計算された。希釈前の乳化分散体の粒子数は4.5×1015と計算された。
実施例6
実施例4で得られた乳化分散体の粒子径はUPAにて測定できなかったため、乳化分散体1gを29gのイオン交換水にて希釈し、界面活性剤濃度を実施例1と同様の100ppmとし、過硫酸アンモニウム0.05gを加えて、種重合として実施例1と同様の重合操作を1時間行なったところ、新たに得られた乳化分散体の濃度は1.3%であり、粒子径は33nmであった、このことから粒子数は3.9×1014と計算された。希釈前の乳化分散体の粒子数は1.2×1016と計算された。
実施例7
1.8Lの内容積のステンレス製オートクレーブにイオン交換水を1010g、HostapurSAS93(クラリアントジャパン(株)製、第二級アルカンスルフォネートNa塩((CH3(CH2m)(CH3(CH2n)CHSO3Na、m+n=14〜17))を1.02g仕込み、充分に窒素および真空にて置換した後、真空状態でヘキサフルオロプロピレン(HFP)が65mol%と1,1−ジフルオロエチレン(VdF)が35mol%からなる混合ガスを1MPaになるように仕込み、電磁式攪拌機で系を攪拌しながらオートクレーブ内温を80℃に昇温し、圧力が一定になるまで放置した。ついで、過硫酸アンモニウム1.01gをイオン交換水5.00gに溶かした水溶液を窒素ガスにて圧入して重合反応を開始した。その後、重合反応とともに圧力が低下した。重合反応は3.5時間行なった。
重合反応終了後、残存モノマーを大気に放出し、乳化分散体の一部を蒸発乾固させることによって、乳化分散体の濃度を測定したところ0.24%であった。
実施例8
1.8Lの内容積のステンレス製オートクレーブにイオン交換水を942g、また、実施例7で得られた乳化分散体内に残存している過硫酸アンモニウムを分解させるため、大気下で乳化分散体を80℃の温度で12時間、加熱処理を行なった乳化分散体を52.08g仕込み、充分に窒素および真空にて置換した後、真空状態でヘキサフルオロプロピレン(HFP)438gと1,1−ジフルオロエチレン(VdF)132gからなる混合ガスを220g仕込み、電磁式攪拌機で系を攪拌しながらオートクレーブ内温を80℃に昇温し、圧力が一定になるまで放置した。ついで、マロン酸ジエチル3.78gと過硫酸アンモニウム0.15gを水4.94gに溶かした水溶液を窒素にて圧入して重合反応を開始した。重合反応が進行するとともに圧力が低下するので、圧力低下をヘキサフルオロプロピレン(HFP)が22mol%と1,1−ジフルオロエチレン(VdF)が78mol%からなる混合ガスをプランジャーポンプにて加えることによって補った。ヘキサフルオロプロピレン(HFP)が22mol%と1,1−ジフルオロエチレン(VdF)が78mol%からなる混合ガス266gを重合槽に仕込み、重合終了とした。
重合反応終了後、残存モノマーを大気に放出し、得られた乳化分散体の粒子径をUPAにて測定したところ123.5nmであった、また、乳化分散体の一部を蒸発乾固させることによって、乳化分散体の濃度を測定したところ26.55%であった。ML(1+10)、100℃は82.6であった。GPCによる、ポリスチレン換算分子量は、重量平均分子量21.4万、数平均分子量9.21万であった。粒子径と乳化分散体の濃度より、水1gあたりの乳化分散体の個数(粒子数)を計算すると2×1014であった。また、実施例7の乳化分散体の粒子数は3.8×1015と計算された。また、得られた乳化分散体のムーニー粘度は、82.6であった。また19F−NMR分析の結果、得られた重合体のモノマー単位組成は、VdF/HFP=78.2/21.8モル%であった。
比較例1
0.1Lの内容積のステンレス製オートクレーブにイオン交換水を50g、過硫酸アンモニウム(APS)を0.05g、界面活性剤としてAPFO(パーフルオロオクタン酸アンモニウム)を0.0028g仕込み、充分に窒素および真空にて置換した後、真空状態でヘキサフルオロプロピレン(HFP)が60mol%と1,1−ジフルオロエチレン(VdF)が40mol%からなる混合ガスを1MPaになるように仕込んだ。このオートクレーブを、あらかじめ80℃に温調された水平動型の攪拌機をもつウオーターバスに沈め、重合反応を開始した。オートクレーブ内の圧力は3分後に一定となり、その後、重合反応とともに低下した。重合反応は0.5時間行なった。
重合反応終了後、ウオーターバスからオートクレーブを取り出し、残存モノマーを大気に放出し、得られた乳化分散体の粒子径をUPAにて測定したところ70.8nmであった。また、乳化分散体の一部を蒸発乾固させることによって、乳化分散体の濃度を測定したところ0.72%であった。粒子径と乳化分散体の濃度より、水1gあたりの乳化分散体の個数(粒子数)を計算すると2.2×1013であった。
比較例2
0.1Lの内容積のステンレス製オートクレーブにイオン交換水を50g、過硫酸アンモニウム(APS)を0.05g、界面活性剤としてAPFO(パーフルオロオクタン酸アンモニウム)を0.0216g仕込み、充分に窒素および真空にて置換した後、真空状態でヘキサフルオロプロピレン(HFP)が60mol%と1,1−ジフルオロエチレン(VdF)が40mol%からなる混合ガスを1MPaになるように仕込んだ。このオートクレーブを、あらかじめ80℃に温調された水平動型の攪拌機をもつウオーターバスに沈め、重合反応を開始した。オートクレーブ内の圧力は3分後に一定となり、その後、重合反応とともに低下した。重合反応は0.5時間行なった。
重合反応終了後、ウオーターバスからオートクレーブを取り出し、残存モノマーを大気に放出し、得られた乳化分散体の粒子径をUPAにて測定したところ71.1nmであった。また、乳化分散体の一部を蒸発乾固させることによって、乳化分散体の濃度を測定したところ0.7%であった。粒子径と乳化分散体の濃度より、水1gあたりの乳化分散体の個数(粒子数)を計算すると2.1×1013であった。
比較例3
0.1Lの内容積のステンレス製オートクレーブにイオン交換水を50g、過硫酸アンモニウム(APS)を0.05g、界面活性剤としてAPFO(パーフルオロオクタン酸アンモニウム)を0.215g仕込み、充分に窒素および真空にて置換した後、真空状態でヘキサフルオロプロピレン(HFP)が60mol%と1,1−ジフルオロエチレン(VdF)が40mol%からなる混合ガスを1MPaになるように仕込んだ。このオートクレーブを、あらかじめ80℃に温調された水平動型の攪拌機をもつウオーターバスに沈め、重合反応を開始した。オートクレーブ内の圧力は3分後に一定となり、その後、重合反応とともに低下した。重合反応は0.5時間行なった。
重合反応終了後、ウオーターバスからオートクレーブを取り出し、残存モノマーを大気に放出し、得られた乳化分散体の粒子径をUPAにて測定したところ67.4nmであった。また、乳化分散体の一部を蒸発乾固させることによって、乳化分散体の濃度を測定したところ0.82%であった。粒子径と乳化分散体の濃度より、水1gあたりの乳化分散体の個数(粒子数)を計算すると2.9×1013であった。
比較例4
0.1Lの内容積のステンレス製オートクレーブにイオン交換水を50g、過硫酸アンモニウム(APS)を0.05g、界面活性剤としてAPFO(パーフルオロオクタン酸アンモニウム)を2.15g仕込み、充分に窒素および真空にて置換した後、真空状態でヘキサフルオロプロピレン(HFP)が60mol%と1,1−ジフルオロエチレン(VdF)が40mol%からなる混合ガスを1MPaになるように仕込んだ。このオートクレーブを、あらかじめ80℃に温調された水平動型の攪拌機をもつウオーターバスに沈め、重合反応を開始した。オートクレーブ内の圧力は3分後に一定となり、その後、重合反応とともに低下した。重合反応は0.5時間行なった。
重合反応終了後、ウオーターバスからオートクレーブを取り出し、残存モノマーを大気に放出し、乳化分散体の一部を蒸発乾固させることによって、乳化分散体の濃度を測定したところ3.57%であった。
比較例5
比較例4で得られた乳化分散体の粒子径はUPAにて測定できなかったため、乳化分散体5gを45gのイオン交換水にて希釈し界面活性剤濃度で比較例3と同様の界面活性剤濃度とし、過硫酸アンモニウム0.05gを加えて、種重合として比較例3と同様の重合操作を0.5時間行なったところ、新たに得られた乳化分散体の濃度は8.32%であり、粒子径は33.9nmであった、このことから粒子数は2.5×1015と計算された。希釈前の乳化分散体の粒子数は2.5×1016と計算された。
比較例6
1.8Lの内容積のステンレス製オートクレーブにイオン交換水を1000g、APFO(パーフルオロオクタン酸アンモニウム)を30g仕込み、充分に窒素および真空にて置換した後、真空状態でヘキサフルオロプロピレン(HFP)が65mol%と1,1−ジフルオロエチレン(VdF)が35mol%からなる混合ガスを2MPaになるように仕込み、電磁式攪拌機で系を攪拌しながらオートクレーブ内温を80℃に昇温し、圧力が一定になるまで放置した。ついで、過硫酸アンモニウム0.6gをイオン交換水5.00gに溶かした水溶液を窒素ガスにて圧入して重合反応を開始した。その後、重合反応とともに圧力が低下した。重合反応は0.5時間行なった。
重合反応終了後、残存モノマーを大気に放出し、乳化分散体の一部を蒸発乾固させることによって、乳化分散体の濃度を測定したところ18%であった。
比較例7
1.8Lの内容積のステンレス製オートクレーブにイオン交換水を968g、また、比較例6で得られた乳化分散体内に残存している過硫酸アンモニウムを分解させるため、大気下で乳化分散体を80℃の温度で12時間、加熱処理を行なった乳化分散体を22.2g仕込み、充分に窒素および真空にて置換した後、真空状態でヘキサフルオロプロピレン(HFP)438gと1,1−ジフルオロエチレン(VdF)132gからなる混合ガスを220g仕込み、電磁式攪拌機で系を攪拌しながらオートクレーブ内温を80℃に昇温し、圧力が一定になるまで放置した。ついで、マロン酸ジエチル3.78gと過硫酸アンモニウム0.15gを水5.0gに溶かした水溶液を窒素にて圧入して重合反応を開始した。重合反応が進行するとともに圧力が低下するので、圧力低下をヘキサフルオロプロピレン(HFP)が22mol%と1,1−ジフルオロエチレン(VdF)が78mol%からなる混合ガスをプランジャーポンプにて加えることによって補った。ヘキサフルオロプロピレン(HFP)が22mol%と1,1−ジフルオロエチレン(VdF)が78mol%からなる混合ガス266gを重合槽に仕込み、重合終了とした。
重合反応終了後、残存モノマーを大気に放出し、得られた乳化分散体の粒子径をUPAにて測定したところ118nmであった、また、乳化分散体の一部を蒸発乾固させることによって、乳化分散体の濃度を測定したところ27%であった。ML(1+10)、100℃は82.6であった。GPCによる、ポリスチレン換算分子量は、重量平均分子量20.5万、数平均分子量9.8万であった。粒子径と乳化分散体の濃度より、水1gあたりの乳化分散体の個数(粒子数)を計算すると2×1014であった。また、比較例6の乳化分散体の粒子数は1.1×1016と計算された。また19F−NMR分析の結果、得られた重合体のモノマー単位組成は、VdF/HFP=78.3/21.7モル%であった。
比較例8
0.1Lの内容積のステンレス製オートクレーブにイオン交換水を50g、過硫酸アンモニウム(APS)を0.05g、界面活性剤としてn−オクタンスルホン酸ナトリウムを0.005g仕込み、充分に窒素および真空にて置換した後、真空状態でヘキサフルオロプロピレン(HFP)が22mol%と1,1−ジフルオロエチレン(VdF)が78mol%からなる混合ガスを2.4MPaになるように仕込んだ。このオートクレーブを、あらかじめ80℃に温調された水平動型の攪拌機をもつウオーターバスに沈め、重合反応を開始した。オートクレーブ内の圧力は3分後に一定となり、その後、重合反応とともに低下した。重合反応は1時間行なった。
重合反応終了後、ウオーターバスからオートクレーブを取り出し、残存モノマーを大気に放出し、得られた乳化分散体の粒子径をUPAにて測定したところ105.9nmであった。また、乳化分散体の一部を蒸発乾固させることによって、乳化分散体の濃度を測定したところ3.11%であった。粒子径と乳化分散体の濃度より、水1gあたりの乳化分散体の個数(粒子数)を計算すると2.9×1013であった。
比較例9
0.1Lの内容積のステンレス製オートクレーブにイオン交換水を50g、過硫酸アンモニウム(APS)を0.05g、界面活性剤としてn−オクタンスルホン酸ナトリウムを0.05g仕込み、充分に窒素および真空にて置換した後、真空状態でヘキサフルオロプロピレン(HFP)が22mol%と1,1−ジフルオロエチレン(VdF)が78mol%からなる混合ガスを2.4MPaになるように仕込んだ。このオートクレーブを、あらかじめ80℃に温調された水平動型の攪拌機をもつウオーターバスに沈め、重合反応を開始した。オートクレーブ内の圧力は3分後に一定となり、その後、重合反応とともに低下した。重合反応は1時間行なった。
重合反応終了後、ウオーターバスからオートクレーブを取り出し、残存モノマーを大気に放出し、得られた乳化分散体の粒子径をUPAにて測定したところ105.9nmであった。また、乳化分散体の一部を蒸発乾固させることによって、乳化分散体の濃度を測定したところ3.11%であった。粒子径と乳化分散体の濃度より、水1gあたりの乳化分散体の個数(粒子数)を計算すると2.9×1013であった。
比較例10
0.1Lの内容積のステンレス製オートクレーブにイオン交換水を50g、過硫酸アンモニウム(APS)を0.05g、界面活性剤としてラウリル硫酸ナトリウムを0.05g仕込み、充分に窒素および真空にて置換した後、真空状態でヘキサフルオロプロピレン(HFP)が65mol%と1,1−ジフルオロエチレン(VdF)が35mol%からなる混合ガスを1MPaになるように仕込んだ。このオートクレーブを、あらかじめ80℃に温調された水平動型の攪拌機をもつウオーターバスに沈め、重合反応を開始した。オートクレーブ内の圧力は3分後に一定となり、その後、重合反応とともに低下した。重合反応は1.8時間行なった。
重合反応終了後、ウオーターバスからオートクレーブを取り出し、残存モノマーを大気に放出し、得られた乳化分散体の粒子径をUPAにて測定したところ70.5nmであった。また、乳化分散体の一部を蒸発乾固させることによって、乳化分散体の濃度を測定したところ0.89%であった。粒子径と乳化分散体の濃度より、水1gあたりの乳化分散体の個数(粒子数)を計算すると2.7×1013であった。
比較例11
0.1Lの内容積のステンレス製オートクレーブにイオン交換水を50g、過硫酸アンモニウム(APS)を0.05g、界面活性剤としてn−デカン硫酸ナトリウムを0.05g仕込み、充分に窒素および真空にて置換した後、真空状態でヘキサフルオロプロピレン(HFP)が65mol%と1,1−ジフルオロエチレン(VdF)が35mol%からなる混合ガスを1MPaになるように仕込んだ。このオートクレーブを、あらかじめ80℃に温調された水平動型の攪拌機をもつウオーターバスに沈め、重合反応を開始した。オートクレーブ内の圧力は3分後に一定となり、その後、重合反応とともに低下した。重合反応は1.5時間行なった。
重合反応終了後、ウオーターバスからオートクレーブを取り出し、残存モノマーを大気に放出し、得られた乳化分散体の粒子径をUPAにて測定したところ84.5nmであった。また、乳化分散体の一部を蒸発乾固させることによって、乳化分散体の濃度を測定したところ1.0%であった。粒子径と乳化分散体の濃度より、水1gあたりの乳化分散体の個数(粒子数)を計算すると1.8×1013であった。
比較例12
0.1Lの内容積のステンレス製オートクレーブにイオン交換水を50g、過硫酸アンモニウム(APS)を0.05g、界面活性剤としてn−デカン硫酸ナトリウムを0.005g仕込み、充分に窒素および真空にて置換した後、真空状態でヘキサフルオロプロピレン(HFP)が65mol%と1,1−ジフルオロエチレン(VdF)が35mol%からなる混合ガスを1MPaになるように仕込んだ。このオートクレーブを、あらかじめ80℃に温調された水平動型の攪拌機をもつウオーターバスに沈め、重合反応を開始した。オートクレーブ内の圧力は3分後に一定となり、その後、重合反応とともに低下した。重合反応は1.5時間行なった。
重合反応終了後、ウオーターバスからオートクレーブを取り出し、残存モノマーを大気に放出し、得られた乳化分散体の粒子径をUPAにて測定したところ134.8nmであった。また、乳化分散体の一部を蒸発乾固させることによって、乳化分散体の濃度を測定したところ2.5%であった。粒子径と乳化分散体の濃度より、水1gあたりの乳化分散体の個数(粒子数)を計算すると1.1×1013であった。
比較例13
0.1Lの内容積のステンレス製オートクレーブにイオン交換水を50g、過硫酸アンモニウム(APS)を0.05g、界面活性剤としてn−ウンデカン酸ナトリウムを0.05g仕込み、充分に窒素および真空にて置換した後、真空状態でヘキサフルオロプロピレン(HFP)が22mol%と1,1−ジフルオロエチレン(VdF)が78mol%からなる混合ガスを2.4MPaになるように仕込んだ。このオートクレーブを、あらかじめ80℃に温調された水平動型の攪拌機をもつウオーターバスに沈め、重合反応を開始した。オートクレーブ内の圧力は3分後に一定となり、その後、重合反応とともに低下した。重合反応は1時間行なった。
重合反応終了後、ウオーターバスからオートクレーブを取り出し、残存モノマーを大気に放出し、得られた乳化分散体の粒子径をUPAにて測定したところ60nmであった。また、乳化分散体の一部を蒸発乾固させることによって、乳化分散体の濃度を測定したところ0.5%であった。粒子径と乳化分散体の濃度より、水1gあたりの乳化分散体の個数(粒子数)を計算すると2.5×1013であった。
実施例1〜8、比較例1〜13の界面活性剤の濃度と水1gあたりの乳化分散体の個数(粒子数)との関係を図1に示す。図1の中抜きの丸は、シード重合を行なっていない実施例1〜4および7の乳化重合体の界面活性剤濃度と粒子数の関係をあらわし、中抜きの四角は、シード重合を行なった実施例5、6および8の乳化重合体の界面活性剤濃度と粒子数の関係をあらわす。また、図1の黒塗りの丸は、シード重合を行なっていない比較例1〜4、6および8〜13の乳化重合体の界面活性剤濃度と粒子数の関係をあらわし、黒塗りの四角は、シード重合を行なった比較例5、7の乳化重合体の界面活性剤濃度と粒子数の関係をあらわす。矢印Aは、実施例3、4および7で得られた乳化分散体を用いて、実施例5、6および8でシード重合した場合における、界面活性剤濃度と粒子数との関係の変化を示す。一方、矢印Bは、比較例4、6で得られた乳化分散体を用いて、比較例5、7でシード重合した場合における、界面活性剤濃度と粒子数との関係の変化をあらわす。
図1からわかるように、式(1)で示される界面活性剤の存在下で重合を行なうことにより、少量の界面活性剤を添加するだけで、大幅に粒子数を増加させることができる。
また、実施例1、5および6では、界面活性剤の濃度が100ppmであるが、シード重合をした実施例5、6では粒子数が1.0×1014以上であるのに対し、通常の重合をした実施例1では粒子数が2×1013であり、シード重合をすることにより界面活性剤濃度が同じであっても大幅に粒子数が増加していることがわかる。
実施例1〜8、比較例1〜13の界面活性剤の濃度と水1gあたりの乳化分散体の個数(粒子数)との関係を示す図である。

Claims (4)

  1. 少なくとも一種のフルオロオレフィンを含むフルオロポリマーの製造方法であって、式(2)
    Figure 0004100431
    (式中、R1 および2は、合計炭素数2〜25のアルキル基であって、それぞれ同じであっても異なっていてもよく、L - は−SO 3 - あらわされる基であり、M+は1価のカチオンである)で示される界面活性剤の存在下で、重合を行なうことからなるフルオロポリマーの製造方法。
  2. 前記合計炭素数が10〜20である請求項1記載のフルオロポリマーの製造方法。
  3. 重合が、シード粒子の製造重合である請求項1または2記載のフルオロポリマーの製造方法。
  4. フルオロオレフィンが1,1−ジフルオロエチレンである請求項1〜のいずれかに記載のフルオロポリマーの製造方法。
JP2005516604A 2003-12-25 2004-12-22 フルオロポリマーの製造方法 Active JP4100431B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003430765 2003-12-25
JP2003430765 2003-12-25
PCT/JP2004/019219 WO2005063827A1 (ja) 2003-12-25 2004-12-22 フルオロポリマーの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2005063827A1 JPWO2005063827A1 (ja) 2007-07-19
JP4100431B2 true JP4100431B2 (ja) 2008-06-11

Family

ID=34736358

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005516604A Active JP4100431B2 (ja) 2003-12-25 2004-12-22 フルオロポリマーの製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7566762B2 (ja)
EP (1) EP1726599B1 (ja)
JP (1) JP4100431B2 (ja)
WO (1) WO2005063827A1 (ja)

Families Citing this family (48)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7279522B2 (en) * 2001-09-05 2007-10-09 3M Innovative Properties Company Fluoropolymer dispersions containing no or little low molecular weight fluorinated surfactant
DE602004021467D1 (de) * 2004-03-01 2009-07-23 3M Innovative Properties Co Verfahren zum Beschichten eines Gegenstands mit einer fluorhaltigen Kunststoffsdispersion
GB0514398D0 (en) * 2005-07-15 2005-08-17 3M Innovative Properties Co Aqueous emulsion polymerization of fluorinated monomers using a fluorinated surfactant
GB0514387D0 (en) * 2005-07-15 2005-08-17 3M Innovative Properties Co Aqueous emulsion polymerization of fluorinated monomers using a perfluoropolyether surfactant
US20080015304A1 (en) * 2006-07-13 2008-01-17 Klaus Hintzer Aqueous emulsion polymerization process for producing fluoropolymers
GB0525978D0 (en) * 2005-12-21 2006-02-01 3M Innovative Properties Co Fluorinated Surfactants For Making Fluoropolymers
US7671112B2 (en) 2005-07-15 2010-03-02 3M Innovative Properties Company Method of making fluoropolymer dispersion
GB0523853D0 (en) * 2005-11-24 2006-01-04 3M Innovative Properties Co Fluorinated surfactants for use in making a fluoropolymer
GB2430437A (en) * 2005-09-27 2007-03-28 3M Innovative Properties Co Method of making a fluoropolymer
US7728087B2 (en) 2005-12-23 2010-06-01 3M Innovative Properties Company Fluoropolymer dispersion and method for making the same
US7754795B2 (en) 2006-05-25 2010-07-13 3M Innovative Properties Company Coating composition
US20070276103A1 (en) * 2006-05-25 2007-11-29 3M Innovative Properties Company Fluorinated Surfactants
US8598290B2 (en) 2006-06-30 2013-12-03 Daikin Industries, Ltd. Method for producing fluorine-containing elastomer
US8119750B2 (en) * 2006-07-13 2012-02-21 3M Innovative Properties Company Explosion taming surfactants for the production of perfluoropolymers
JP5226701B2 (ja) * 2007-02-16 2013-07-03 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 水からフッ素性化学物質を除去するためのシステム及びプロセス
US20080264864A1 (en) 2007-04-27 2008-10-30 3M Innovative Properties Company PROCESS FOR REMOVING FLUORINATED EMULSIFIER FROM FLUOROPOLMER DISPERSIONS USING AN ANION-EXCHANGE RESIN AND A pH-DEPENDENT SURFACTANT AND FLUOROPOLYMER DISPERSIONS CONTAINING A pH-DEPENDENT SURFACTANT
WO2008147796A1 (en) * 2007-05-23 2008-12-04 3M Innovative Properties Company Aqueous compositions of fluorinated surfactants and methods of using the same
JP5453250B2 (ja) * 2007-06-06 2014-03-26 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー フッ素化エーテル組成物及びフッ素化エーテル組成物の使用方法
US20100317815A1 (en) 2007-11-28 2010-12-16 Unimatec Co., Ltd. Process for manufacturing fluoroelastomer
JP2011528659A (ja) * 2008-07-18 2011-11-24 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー フッ素化エーテル化合物及びその使用方法
WO2010080473A1 (en) 2008-12-18 2010-07-15 3M Innovative Properties Company Method of contacting hydrocarbon-bearing formations with fluorinated ether compositions
US8993679B2 (en) 2009-03-12 2015-03-31 Daikin Industries, Ltd. Method for producing aqueous dispersion of fluorine-containing seed polymer particles and aqueous coating composition and coated article thereof
JP5673541B2 (ja) * 2009-08-28 2015-02-18 ダイキン工業株式会社 含フッ素重合体の製造方法
US8952115B2 (en) 2009-08-28 2015-02-10 Daikin Industries, Ltd. Method for producing fluorine-containing polymer
JP5742384B2 (ja) 2010-09-30 2015-07-01 ダイキン工業株式会社 含フッ素重合体の製造方法
EP3539995B1 (en) 2010-11-09 2020-12-30 The Chemours Company FC, LLC Fluoropolymer disperson obtained with an aqueous polymerisation of fluoromonomer using hydrocarbon surfactant
JP6201236B2 (ja) 2010-11-09 2017-09-27 ザ ケマーズ カンパニー エフシー リミテッド ライアビリティ カンパニー フルオロモノマーの水性重合における核形成
CN103210003B (zh) 2010-11-09 2016-09-07 纳幕尔杜邦公司 减弱含烃表面活性剂在含氟单体含水分散体聚合反应中的调聚性能
JP2012214761A (ja) 2011-03-31 2012-11-08 Daikin Industries Ltd 含フッ素共重合体の製造方法
US20130303707A1 (en) * 2012-05-09 2013-11-14 E I Du Pont De Nemours And Company Fluorination of Fluoropolymer Resin to Reduce Discoloration
WO2014104416A1 (ja) * 2012-12-28 2014-07-03 ダイキン工業株式会社 ポリビニリデンフルオライド水性分散液の製造方法及びポリビニリデンフルオライド水性分散液
CN105246925B (zh) 2013-05-27 2017-08-25 大金工业株式会社 含氟聚合物的制造方法
GB2517481A (en) * 2013-08-22 2015-02-25 3M Innovative Properties Co Method of making peroxide fluoropolymers using non-fluorindated emulsifiers
US9676929B2 (en) 2013-11-26 2017-06-13 The Chemours Company Fc, Llc Employing polyalkylene oxides for nucleation in aqueous polymerization of fluoromonomer
EP3284762A1 (en) 2016-08-17 2018-02-21 3M Innovative Properties Company Fluoropolymers comprising tetrafluoroethene and one or more perfluorinated alkyl allyl ether comonomers
US11028198B2 (en) 2016-08-17 2021-06-08 3M Innovative Properties Company Tetrafluoroethylene and perfluorinated allyl ether copolymers
WO2018089256A1 (en) 2016-11-09 2018-05-17 3M Innovative Properties Company Peroxide curable partially fluorinated polymers
JP6859455B2 (ja) 2017-05-19 2021-04-14 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー ポリフルオロ化アリルエーテルの製造方法及びその方法に関連する化合物
WO2019031617A1 (ja) * 2017-08-10 2019-02-14 ダイキン工業株式会社 精製ポリテトラフルオロエチレン水性分散液の製造方法、改質ポリテトラフルオロエチレン粉末の製造方法、ポリテトラフルオロエチレン成形体の製造方法、及び、組成物
EP3527634A1 (en) 2018-02-15 2019-08-21 3M Innovative Properties Company Fluoropolymers and fluoropolymer dispersions
GB201807544D0 (en) 2018-05-09 2018-06-20 3M Innovative Properties Co Fluoropolymers with very low amounts of a fluorinated alkanoic acid or its salts
US20210340290A1 (en) * 2018-10-03 2021-11-04 Daikin Industries, Ltd. Polytetrafluoroethylene production method
TW202033573A (zh) 2018-12-17 2020-09-16 美商3M新設資產公司 包括可固化氟聚合物及固化劑之組成物及製造及使用其之方法
EP3980433A1 (en) 2019-06-04 2022-04-13 3M Innovative Properties Company Multifunctional fluorinated compound, fluorinated polymers made from the compound, and related methods
EP4121405A1 (en) 2020-03-19 2023-01-25 3M Innovative Properties Company Perfluorinated allyl ethers and perfluorinated allyl amines and methods of making and using the same
CN116507646A (zh) * 2020-09-17 2023-07-28 大金工业株式会社 含氟聚合物及其制造方法
US20240132643A1 (en) 2021-02-26 2024-04-25 3M Innovative Properties Company Process for Making a Fluoropolymer and Fluoropolymer Made Therefrom
US20240191012A1 (en) 2021-06-11 2024-06-13 3M Innovative Properties Company Method of Making a Fluoropolymer Dispersion Having a Low Amount of Perfluoroalkanoic Acids or Salts Thereof and the Fluoropolymer Comprises a Low Ionic End Group Ratio

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2235459B (en) * 1989-08-09 1993-06-23 Toa Gosei Chem Ind Process for producing an aqueous resin dispersion
JP3255334B2 (ja) * 1994-08-01 2002-02-12 セントラル硝子株式会社 含フッ素樹脂水性分散液の製造方法
US6410626B1 (en) * 1997-04-30 2002-06-25 Daikin Industries, Ltd. Aqueous dispersion composition and coated articles
BR9813264A (pt) * 1997-10-23 2000-12-26 Procter & Gamble ácidos graxos, sistemas tensoativos e produtos de consumo baseados nos mesmos
DE19842952A1 (de) * 1998-09-18 2000-03-23 Basf Ag Dispergiermittel
US6767882B1 (en) * 1999-06-21 2004-07-27 The Procter & Gamble Company Process for producing coated detergent particles
WO2002024828A1 (fr) * 2000-09-21 2002-03-28 Daikin Industries, Ltd. Dispersion aqueuse d'eau et de d'oleofuge de son procede de fabrication
US6512063B2 (en) * 2000-10-04 2003-01-28 Dupont Dow Elastomers L.L.C. Process for producing fluoroelastomers
JP2004532253A (ja) * 2001-05-30 2004-10-21 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 活性化トランス構造化粧品結合剤を含む局所用組成物
EP1452571B1 (en) * 2003-02-28 2005-08-17 3M Innovative Properties Company Fluoropolymer dispersion containing no or little low molecular weight fluorinated surfactant

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2005063827A1 (ja) 2007-07-19
EP1726599A4 (en) 2009-12-23
WO2005063827A1 (ja) 2005-07-14
US7566762B2 (en) 2009-07-28
US20070149733A1 (en) 2007-06-28
EP1726599A1 (en) 2006-11-29
EP1726599B1 (en) 2013-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4100431B2 (ja) フルオロポリマーの製造方法
US9580590B2 (en) Method for producing aqueous polytetrafluoroethylene dispersion
JP5229370B2 (ja) 含フッ素重合体の製造方法
US10030087B2 (en) Method for manufacturing fluoroelastomers
JP5673541B2 (ja) 含フッ素重合体の製造方法
JP5598476B2 (ja) 含フッ素重合体の製造方法
JP5082212B2 (ja) フルオロエラストマーの製造方法
US20220332854A1 (en) Method for making fluoropolymers
JP6225683B2 (ja) フルオロポリマー水性分散液の製造方法
JP2020512447A (ja) フルオロポリマーの製造方法
JP2020510737A (ja) フルオロポリマーの製造方法
JP2017534716A (ja) フルオロポリマー分散系の製造方法
KR20200068680A (ko) 플루오로중합체의 합성 방법
JP5454470B2 (ja) 含フッ素重合体の製造方法
JP5077228B2 (ja) 含フッ素重合体の製造方法
WO2012133582A1 (ja) 含フッ素共重合体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080310

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110328

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4100431

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110328

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120328

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120328

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130328

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140328

Year of fee payment: 6