JP4098388B2 - 遊技媒体計数装置 - Google Patents

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雅人 清水
元秀 横田
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シルバー電研株式会社
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は遊技媒体を計数する遊技媒体計数装置に関し、特に、不正による計数を防止するようにした遊技媒体計数装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ店などの遊技店では、遊技者が獲得したパチンコ玉などの遊技媒体を景品交換などのために計数する遊技媒体計数装置が設置されている。
【0003】
従来のこの種の遊技媒体計数装置は、遊技媒体が自重によって転動落下する傾斜した走行路を設け、この走行路を遊技媒体が通る際に光が遮断されるように一対の投光器及び受光器を設けて、遊技媒体による光の遮断を受光器で検出し、この検出信号を計数する構成になっている。
【0004】
しかるに、このような従来の遊技媒体計数装置に対し、遊技媒体の受入れ口などから発光ダイオードなどの発光体を挿入して点滅駆動したり、あるいはアンテナを挿入して強い電磁波を間欠的に発射して検出信号を発生させることによって計数させる不正行為が行なわれている。
【0005】
特に、近年各遊技台ごとに遊技媒体計数装置が設けられたものが普及しているが、このような場合、遊技店の店員がすべての遊技台を監視するのは困難なため前記不正行為が行なわれ易く、店側にとって大きな損害が生じている。
【0006】
このような不正行為を防止するために、従来では、投受光器を走行路の上流側と下流側に2ケ所に設け、遊技媒体の走行速度で決まる2つの受光器の検出信号の位相差に一致するか否かに基づいて不正行為を判定する技術(特開平8−182848)が提案されている。
【0007】
この従来技術によれば、不正の目的で発光体を遊技媒体計数装置内に挿入して2組のうちの一方の投受光器の側で点滅させても、2つの受光器の検出信号の位相差が一致しないので不正を検知でき、不正計数を未然に防ぐことができる。
【0008】
また、従来では、走行路に設けた投受光器の他に、遊技媒体が走行することのない位置に不正検出用の受光器を別個に正規の投受光器の近くに設けて、この不正検出用の受光器が検出信号を出力した場合に不正行為と判定する技術(特開平7−13390)も提案されている。
【0009】
この従来技術によれば、不正の目的で発光体を遊技媒体計数装置内に挿入して点滅させても、不正検出用の受光器も検出信号を出力するため不正を検知でき、不正計数を未然に防ぐことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、2つの受光器の検出信号間の位相差を利用した前者の方法では、例えば2つの発光体を前記2ケ所の投受光器の近くにそれぞれ挿入して、2つの発光体を所定の時間差をもって点滅させた場合には不正を検出できないという不都合があった。
【0011】
また、遊技媒体が通らない位置に不正検出用の特別の受光器を設けた後者の方法でも、特別の不正検出用の受光器を避けるように光が照射された場合には不正を検出できないという不都合があった。また、遊技媒体が走行しない別の位置に受光器を設けるため、余分のスペースが必要になるという不都合もあった。
本発明は、このような不都合を解決した遊技媒体計数装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の請求項1の遊技媒体計数装置は、
遊技媒体が走行する走行路と、
前記走行路に沿って所定距離をおいて2ケ所にそれぞれ設置され、前記走行路を通る遊技媒体を検出する送信部と受信部とによってそれぞれ一対に構成された第1、第2の検出装置と、
前記第1、第2の検出装置の両方の送信部を駆動する第1の状態と、前記第1、第2の検出装置のいずれか一方の送信部のみを駆動する第2の状態とを切換条件記憶手段の切換タイミングによって切換える切換手段と、
前記第2の状態において駆動されている送信部側の検出装置の受信部の検出信号を計数するカウンタと、
前記第1の状態において、前記第1、第2の検出装置の各受信部の検出信号の位相差が所定の範囲内の場合にのみ正常と判定し、前記第2の状態において、前記駆動されていない送信部側の受信部の検出出力がない場合にのみ正常と判定する判定手段と、
前記判定手段が正常と判定した場合に計数終了時の前記カウンタの計数値を記憶する計数値記憶手段とを備えている。
【0013】
このように構成したため、前記切換手段で切換えられた第1の状態では、遊技媒体が走行路を通る際に第1、第2の検出装置の各受信部から検出信号が出力され、各検出信号の位相差が所定の範囲内の場合にのみ正常と判定手段で判定される。正常と判定された場合には、計数終了時のカウンタの計数値が計数値記憶手段に遊技媒体の計数値として記憶される。
【0014】
また、前記切換手段で切換えられた第2の状態では、第1、第2の検出装置のうちのいずれか一方の送信部のみが駆動されていて、このため、遊技媒体が走行路を通る際には、いずれか一方の受信部からのみ検出信号が出力され、この検出信号がカウンタによって計数される。そして、駆動されていない側の受信部の検出出力がない場合にのみ正常と判定手段で判定される。正常と判定された場合には、計数終了時の前記カウンタの計数が記憶される。
【0015】
前記切換手段による第1の状態と第2の状態の切換えのタイミングは、切換条件記憶手段に記憶されていて、この記憶された切換タイミングによって順次切換えられる。
【0016】
従って、不正の目的で遊技媒体が走行しているようにみせかけるために発光体を挿入して点滅させた場合に、2つの送信部が駆動されている第1の状態では、第1、第2の検出装置の双方には光が届かず、一方の検出装置の受信部からしか検出信号が出力されないので、2つの受信部の検出信号間の位相差が所定の範囲内であるという条件を満たさないため、不正が直ちに検知される。また、いずれか一方の送信部のみが駆動されている第2の状態では、駆動されていない送信部側の検出装置の近くで不正の目的で発光体を点滅させた場合、駆動されていない送信部から検出出力が生じるため、不正が直ちに検知される。
【0017】
なお、第2の状態で、不正の目的で駆動されていない側の検出装置側には発光の影響が及ばないようにして駆動されている側の検出装置の近くで不正の目的で発光体を点滅させた場合には、不正は検知されないが、前記切換手段によって第1、第2の状態は順次切換えられるから、第1の状態に切換えられた時点で直ちに不正が検知される。
【0018】
また、不正の目的で2つの発光体を2ケ所の検出装置の近くで所定の時間差をもって点滅させた場合、いずれか一方の送信部のみが駆動されている第2の状態では、駆動されていない側の受信部からも検出出力が生じるので、不正が直ちに検知される。なお、このような不正行為の場合で、2つの送信部が駆動されている第1の状態では、2つの検出信号間の位相差が所定の範囲内になる場合には不正が検知されないが、前記切換手段によって、第1、第2の状態は順次切換えられるから、第2の状態に切換えられた時点で直ちに不正が検知される。
【0019】
また、本発明の請求項2の遊技媒体計数装置は、
遊技媒体が走行する走行路と、
前記走行路に沿って所定距離をおいて2ケ所にそれぞれ設置され、前記走行路を通る遊技媒体を検出する送信部と受信部とによってそれぞれ一対に構成された第1、第2の検出装置と、
前記第1、第2の検出装置の両方の送信部を駆動する第1の状態と、前記第1、第2の検出装置のいずれか一方の送信部のみを駆動する第2の状態とを切換条件記憶装置の切換タイミングによって切換える切換手段と、
前記第1、第2の検出装置の各受信部の検出信号をそれぞれ計数する第1、第2のカウンタと、
前記第1の状態において、前記第1、第2のカウンタの各計数値の差が零からによって前記走行路の前記2ケ所間に存在可能な遊技媒体数までの場合にのみ正常と判定し、前記第2の状態において、前記駆動されていない送信部側のカウンタの計数出力が零の場合にのみ正常と判定する判定手段と、
前記判定手段が正常と判定した場合に、前記第1の状態においては計数終了時の前記第1、第2のカウンタのいずれかの計数値を記憶し、前記第2の状態においては計数終了時の前記駆動されている送信部側のカウンタの計数値を記憶する計数値記憶手段とを備えている。
【0020】
このように構成したため、前記切換手段で切換えられた第1の状態では、遊技媒体が走行路を通る際に第1、第2の検出装置の各受信部から検出信号が出力され、各検出信号がそれぞれ第1、第2のカウンタによって計数される。そして、第1、第2のカウンタの計数値の差が零から前記走行路の前記2ケ所間に存在可能な遊技媒体数までの場合にのみ正常と判定手段で判定される。正常と判定された場合には、計数終了時の第1、第2のいずれかのカウンタの計数値が計数値記憶手段に遊技媒体の計数値として記憶される。
【0021】
また、前記切換手段で切換えられた第2の状態では、第1、第2の検出装置のうちのいずれか一方の送信部のみが駆動されていて、このため、遊技媒体が走行路を通る際には、いずれか一方の受信部からのみ検出信号が出力され、この検出信号がカウンタによって計数される。そして、駆動されていない側のカウンタの計数出力が零の場合にのみ正常と判定手段で判定される。正常と判定された場合には、計数終了時の駆動されている送信部側のカウンタの計数が記憶される。
【0022】
従って、不正の目的で1つの発光体を挿入して点滅させた場合、2つの送信部が駆動されている第1の状態では、一方の検出装置の受信部からしか検出装置が出力されないので、第1、第2のカウンタの計数値の差が正規範囲内にならないため、不正が直ちに検知される。また、いずれか一方の送信部のみが駆動されている第2の状態では、駆動されていない送信部側の検出装置の近くで不正の目的で発光体を点滅させた場合、駆動されていない送信部側のカウンタから計数出力が生じるため、不正が直ちに検知される。
【0023】
なお、第2の状態で、不正の目的で駆動されていない側の検出装置側には発光の影響が及ばないようにして駆動されている側の検出装置の近くで不正の目的で発光体を点滅させた場合には、不正は検知されないが、前記切換手段によって第1、第2の状態は順次切換えられるから、第1の状態に切換えられた時点で直ちに不正が検知される。
【0024】
また、不正の目的で2つの発光体を2ケ所の検出装置の近くで所定の時間差をもって点滅させた場合、第2の状態では、駆動されていない側のカウンタからも計数出力が生じるので、不正が直ちに検知される。なお、このような不正行為の場合で、第1の状態では2つのカウンタの計数値の差が正規範囲内になる場合には不正が検知されないが、前記切換手段によって、第1、第2の状態は順次切換えられるから、第2の状態に切換えられた時点で直ちに不正が検知される。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
例えば各パチンコ台ごとにパチンコ玉計数装置を備えている場合では、パチンコ遊技による賞球はパチンコ台の前面側下部の玉箱(図示せず)に排出され、玉箱の操作レバー(図示せず)を操作すると、玉箱の開閉シャッタ(図示せず)が開き、パチンコ玉はパチンコ玉計数装置に落下する。パチンコ玉計数装置(遊技媒体計数装置)は図4に示すように上方から落下してきたパチンコ玉1を受けて、自重によって転動落下させる傾斜した複数の走行路2、2、…を備えていて、各走行路を転動落下中に、計数されて、下部タンク(図示せず)へ落下する。
【0026】
各走行路2の上流側及び下流側の2ケ所において、走行路2を挟むように両側に通過するパチンコ玉1によって光が遮断されるように対をなす投光器(送信部)3aと受光器(受信部)3bから成る第1の検出装置3及び対をなす投光器(送信部)4aと受光器(受信部)4bから成る第2の検出装置4がそれぞれ設けられている。
【0027】
このため、走行路をパチンコ玉Pが通過する際の、上流及び下流の2つの受光器3b、4bの各検出信号によってパチンコ玉Pの通過が検出される。
なお、複数のパチンコ玉1が1本の走行路2に連続して走行する状態でも個々のパチンコ玉1を検出できるように、投光器3a、4aから受光器3b、4bへの光軸がパチンコ玉1の中心から少しずれるように投光器3a、4a及び受光器3b、4bは設置されている。
【0028】
図1は走行路2の上流、走行路2の上流側、下流側の2ケ所の前記第1、第2の検出手段3、4によって走行路を通るパチンコ玉の数を計数する一実施形態の電子回路部の構成を示している。
【0029】
図1において、第1、第2の検出手段の各投光器(送信部)3a、3bは駆動手段5によって駆動されて各受光器(受信部)4a、4bへ向って投光する。
【0030】
切換手段6は、切換条件記憶手段7に記憶された切換タイミングに基づいて、アナロクスイッチ8a、8bへ切換信号を送って、ON又はOFFにすることによって、第1、第2の検出装置3、4の第1、第2の投光器3a、4aの両方が駆動される状態(第1の状態)と、第1、第2の検出装置3、4の第1、第2の投光器3a、4aのいずれか一方(例えば不正の目的で発光体を挿入するパチンコ玉の投下口より遠い位置にある第2の投光器4b)のみが駆動される状態(第2の状態)とを切換えると共に、この第1、第2の状態を表す信号を判定手段10へ出力する。
【0031】
切換条件記憶手段7には、時間(例えば1分)あるいは玉数(例えば50個)などによる切換タイミングなどが記憶されていて、この記憶された時間あるいは玉数ごとに切換手段は切換信号を出力して第1、第2の状態を順次切換える。
【0032】
切換条件記憶手段7に記憶される切換タイミングなどの条件は、ホールコンピュータからの指令によって、一定時間ごとにあるいは遊技者が替わるごとに(所定時間パチンコ玉が打ち込まれないことを検出して)書換えるようにしてもよい。また、切換タイミングを複数種類記憶させて、切換装置でランダムに選択した切換タイミングで切換えるようにしてもよい。
【0033】
カウンタ9は、第2の受光器4bの検出信号の出力数を計数する。
判定手段10は、切換手段6からの切換信号が第1の状態の場合には、第1の受光器3bの検出信号と第2の受光器4bの検出信号との位相差が、位相差記憶手段11に記憶された所定の位相差の範囲内の場合にのみ正常と判定し、切換装置の切換信号が第2の状態の場合には、駆動されていない投光側の受光器からの検出信号が出力されていない場合にのみ正常と判定して正常信号を出力し、正常の場合以外の場合には報知装置(ランプ、ブザーなど)12へ異常を表示又は鳴動させると共に、通信手段13によってホールコンピュータ20へその旨を通信させる。
【0034】
計数終了検出手段14は、下流側の第2の検出手段4の第2の受光器4bからの検出信号が一定時間を過ぎても出力されない場合に計数終了信号を出力し、前記判定手段10から正常信号が出力されている場合にカウンタの9の計数値を計数値記憶手段15に記憶させると共に、カウンタ9をリセットして零にする。
【0035】
なお、計数値終了検出信号は、各走行路ごとではなく、全部の走行路において検出信号が出力されなくなった後、一定時間経過後に出力されるようにしてもよい。
【0036】
加算手段16は、各走行路2、2、…ごとの各計数値記憶装置から出力される計数値を加算し、その結果をプリンタ17やカード処理機18へ出力する。
【0037】
次に図1の電子回路部の動作を説明する。
遊技者が玉箱に溜ったパチンコ玉1を計数させたい場合には、玉箱の操作レバーを操作すると開閉シャッタが開いて玉箱内のパチンコ玉1がパチンコ玉計数装置へ落下し、複数の走行路2、2、…に沿って自重によって転動落下する。
【0038】
切換手段6によって第1の状態、即ち、第1、第2の検出装置3、4の第1、第2の投光器3a、4aが共に駆動されている状態では、この第1の状態を示す信号が判定手段10へ送られ、パチンコ玉1が走行路2を通る際に、走行速度で決まる位相差で上流及び下流の2ケ所の第1、第2の受光器(受信部)3b、4bからそれぞれ検出信号が出力され、判定手段10によってこの位相差が位相差記憶手段11に記憶された所定の位相差の範囲内であれば正常と判定される。
【0039】
また、切換手段6によって第2の状態、即ち、第2の検出装置4の第2の投光器4aのみが駆動されている状態では、パチンコ玉1の走行の際に上流の第1の受光器3bからは検出信号は出力されず、下流の第2の受光器4bからのみ検出信号が出力される。このため、切換手段6から第2の状態を示す信号を受けている判定手段10によって正常と判定されて、正常信号が出力される。
【0040】
全部のパチンコ玉が走行路を通過し終わると、設定された時間(例えば数秒の)経過後、計数終了検出手段14から終了信号が出力される。計数値を記憶手段15は、判定手段10の正常信号を受け、且つ、前記終了信号を受けると、記憶したカウンタ9の計数値を加算手段16へ出力する。カウンタ9及び計数値記憶手段15は前記終了信号によってリセットさせて零にされる。
【0041】
このようにして、全ての走行路2、2…ごとの計数値が加算手段16へ出力されて加算されて、全部の走行路2、2…を通過したパチンコ玉の計数値の合計値が、通信装置13からホールコンピュータ20へ送信されると共に、カード処理器18へ出力されて、遊技者が挿入したカードに計数値が記録されるか、また、プリンタ17へ出力されて計数値がプリントアウトされる。
【0042】
ところで、不正の目的で、走行路をパチンコ玉が実際には走行していないのに走行しているのと同様に計数させるために、例えば発光体を玉箱の底の開閉シャッタなどから挿入して、例えば上流側の第1の受光器3bが受光するように点滅させた場合、第1、第2の投光器3a、4aが共に駆動されている第1の状態では、上流側の第1の受光器3bからは発光体の点滅によってパチンコ玉が通らなくても検出信号が出力されるが、不正に挿入された発光体から遠い下流側の第2の受光器4bは発光体の点滅に影響されず、検出信号は出力されない。このため、2つの検出信号の位相差が所定の範囲内であるという条件を満たさないため、判定手段10によって不正が直ちに検知される。
【0043】
また、2つの投光器3a、4aのうちのいずれか一方の投光器(例えば下流の投光器4a)のみが駆動されている第2の状態では、駆動されていない上流の第1の投光器3aの近くに不正に挿入した発光体を点滅させて、第1の受光器3bから検出信号が出力されると、判定手段10によって直ちに不正が検知される。
【0044】
また、複数の発光体を挿入して点滅させることによって、もし第1、第2の受光器3b、4bから共に検出信号を出力させても、2つの検出信号が所定の位相差にならないから、判定手段10によって不正が直ちに検知される。
【0045】
不正が検知されると、異常がランプ、ブザーなどの報知手段12が点灯あるいは鳴動し、また通信手段13によってホールコンピュータへ送信される。
【0046】
なお、第2の投光器4aのみが駆動されている第2の状態において、第1の受光器3bには影響が及ばないようにして、不正の目的で第2の受光器4bの近くに発光体を挿入して点滅させた場合、第1の受光器3bから検出信号が出力されないから不正は検知されない。しかし一定時間経過すると、あるいはこの不正によるカウンタの計数値が所定値に達すると、切換手段6によって第1の状態に切換えられるため、第1の状態において2つの検出信号の位相差が所定範囲とならないので、直ちに不正が検知される。
【0047】
また、第1、第2の投光器3a、4aが共に駆動されている第1の状態において、不正の目的で2つの発光体をそれぞれ第1、第2の検出装置3、4の近くで前記所定の位相差の範囲内の時間差をもって点滅させた場合には、不正は検知されないが、第1の状態から第2の状態に切換手段6によって切換えられると、駆動されていない側の第1の受光器3bから検出信号が生じるため、判定手段10によって直ちに不正が検知される。
このように、第1、第2の切換によって不正は直ちに検知されることになる。
【0048】
なお、一方の投光器のみを駆動させる第2の状態は、第1の投光器と第2の投光器を順次交替するようにしてもよい。この場合は、図2に示すように第1の受光器3b側にもカウンタ9′を設けて、第2の状態ではいずれか駆動されている側の2つのカウンタ9、9′のうちのいずれか一方の計数値を計数値記憶手段15へ出力させればよい。
【0049】
なお、図1の実施形態では、第1の状態においてパチンコ玉の走行速度で決まる第1、第2の検出装置3、4の検出信号の位相差を不正検知に利用しているが、大量のパチンコ玉が走行路に流入してパチンコ玉が数珠繋ぎに連続して走行路を走行するため走行速度が遅くなる場合が生じるおそれがある。
【0050】
図3はこのような場合にも対応できるようにした本発明の他の実施形態の電子回路部の構成を示している。なお、図1、図2と同一部分についての説明は省略する。
【0051】
第1、第2のカウンタ9a、9bは、それぞれ第1、第2の受光器3b、4bの各検出信号の出力数をそれぞれ計数する。第1、第2のカウンタの計数値は、切換手段6によって第1、第2の状態が切換えられるごとにリセットされて零にされる。
【0052】
不正判定手段10は、切換手段6からの切換信号が第1の状態の場合には、第1、第2のカウンタ9a、9bの各計数値の差が、玉数記憶手段19に記憶された走行路の第1、第2の検出手段3、4が設置された上流、下流の2ケ所間に存在可能なパチンコ玉の数までの場合にのみ正常と判定し、第2の状態の場合には、駆動されていない投光側の第1のカウンタの計数値が零の場合にのみ正常と判定して正常信号を出力し、正常の場合以外の場合には報知装置12のランプあるいはブザーを点灯あるいは鳴動させ、通信回路13によってホールコンピュータ20へその旨を通信させる。
【0053】
計数値記憶手段15は、判定手段10から正常信号が出力されている場合において、切換手段6で切換えられるごとに第2のカウンタ9bの計数値を累積して記憶する。
【0054】
計数終了検出手段14は、下流側の第2の検出装置の受光器4bからの検出信号が一定時間を過ぎても出力されない場合に計数終了信号を出力し、前記判定手段10から正常信号が出力されている場合に計数値記憶手段15に記憶されている累積された計数値を加算手段16へ出力させると共に、第1、第2のカウンタ9a、9bの値をリセットして零にする。
【0055】
次に図3の電子回路部の動作を説明する。
遊技者が玉箱に溜ったパチンコ玉を計数させたい場合には、玉箱の操作レバーを操作すると開閉シャッタが開いて玉箱内のパチンコ玉1がパチンコ玉計数装置へ落下し、複数の走行路2、2、…に沿って自重によって転動落下する。
【0056】
切換手段6によって第1の状態、即ち、第1、第2の検出装置3、4の第1、第2の投光器3a、4aが共に駆動された状態に切換えられると、第1、第2のカウンタ9a、9bはリセットされ、パチンコ玉1が走行路2を通る際に、第1、第2の受光器3b、4bから各検出信号が出力され、それぞれ第1、第2のカウンタ9a、9bで計数される。
【0057】
そして、第1、第2のカウンタ9a、9bの各計数値の差が、玉数記憶手段19に記憶された第1、第2の検出装置3、4間に存在可能なパチンコ玉の数(即ち、パチンコ玉が数珠繋ぎになって存在できる数)の範囲内であれば正常と判定される。
【0058】
また、切換装手段6によって第2の状態、即ち、第2の検出装置4の第2の投光器4aのみが駆動されている状態では、パチンコ玉の走行の際に上流の第1の受光器3bからは検出信号は出力されず、下流の第2の受光器4bからのみ検出信号が出力される。このため、第1のカウンタ9aの計数値が零の場合にのみ判定手段10は正常と判定して、正常信号を出力する。
【0059】
パチンコ玉の走行が終わって、設定された時間(例えば数秒)経過後、計数終了検出手段14から終了信号が出力されると、計数値記憶手段15は、判定手段10の正常信号を受けている場合、記憶した第2のカウンタ9bの計数値を加算手段16へ出力する。第1、第2のカウンタ9a、9b及び計数値記憶手段15は前記終了信号によってリセットさせて零にされる。
【0060】
このようにして、すべての走行路ごとの計数値が加算手段16で加算されて、通信手段13からホールコンピュータ20へ送信されると共に、カード処理機18へ出力されて、遊技者が挿入したカードに計数値が記録され、また、プリンタ17へ出力されて計数値がプリントアウトされる。
【0061】
ところで、不正の目的でパチンコ玉が走行しているようにみせかけるために、発光体を玉箱の底の開閉シャッタなどから挿入して第1の受光器3bの近くで点滅させた場合、第1、第2の投光器3a、4aが共に駆動されている第1の状態では、上流側の第1の受光器3bからは発光体の点滅によってパチンコ玉が通らなくても検出信号が出力されるが、下流側の第2の受光器は発光体4bの点滅に影響されず、検出信号は出力されない。このため、第1のカウンタ9aのみが検出信号を計数し、第2のカウンタ9bは零のままなので、第1、第2のカウンタ9a、9bの計数値の差が前記範囲内であるという条件を満たさなくなるため、判定手段10によって不正が直ちに検知される。
【0062】
また、第1の投光器3aが駆動されていない第2の状態では、駆動されていない上流側の第1の受光器3bの近くに不正に挿入した発光体を点滅させて、第1の受光器3bから検出信号が出力されて第1のカウンタ9aが計数すると、判定手段10によって直ちに不正が検知される。
【0063】
不正が検知されると、ランプあるいはブザーなどの報知手段12が点灯あるいは鳴動し、また通信手段13によってホールコンピュータ20へ送信される。
【0064】
なお、第2の投光器のみが駆動されている第2の状態で、第1の受光器3bには影響が及ばないようにして、第2の受光器4bの近くに発光体を挿入して点滅させた場合、不正は検知されない。しかし、所定時間経過すると、あるいはこの不正によるカウンタの計数値が所定値に達すると、切換手段6によって第1の状態に切換えられるため、第1の状態において第1、第2のカウンタ9a、9bの計数値の差が所定範囲内にならないので、直ちに不正が検知される。
【0065】
また、第1の状態で複数の発光体を挿入して第1、第2の受光器3b、4bから共に検出信号を出力させると、第1、第2のカウンタ9a、9bの計数値の差が零となり、不正が検知されない。しかし、同様に所定時間経過あるいはカウンタの計数による玉数が所定値に達すると、第2の状態に切換えられるため、直ちに不正が検知される。
【0066】
また、第1の状態において、前記したように2つの発光体をそれぞれ第1、第2の検出装置3、4の近くで前記所定の位相差の範囲内の時間差をもって点滅させた場合も、第1、第2のカウンタ9a、9bの計数値の差が所定範囲内となるため不正は検知されないが、同様に第2の状態に切換られるから、駆動されていない側の第1の受光器3bから生じる検出信号のために直ちに不正が検知される。
このように、第1、第2の状態の切換によって不正は直ちに検知されることになる。
【0067】
なお、一方の投光器のみを駆動させる第2の状態は、第1の投光器3aと第2の投光器4aを順次交替するようにしてもよい。この場合は、駆動されている側のカウンタの計数値を出力するようにすればよい。
【0068】
なお、以上の説明では、検出装置として対をなす投光器と受光器を例示したが、コイルで構成された送信器と受信器を走行路を挟むように設けて、パチンコ玉の通過を受信器で検知するようにしてもよい。
【0069】
また、不正の目的でアンテナなどを近づけて強い電磁波を受光器あるいは受信器に与えて検出信号を不正に発生させても、2つの投光器(あるいは送信器)の両方が駆動される第1の状態と一方のみが駆動される第2の状態との切換によって、不正な光の点滅の場合と同様に不正を検知することができる。
なお、パチンコ玉に限らず、走行させつつ検出できる遊技媒体であれば、本発明を適用することができる。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、2つの検出装置を遊技媒体の走行路の上流側と下流側に設けて、双方を駆動する状態と一方のみを駆動する状態とに切換えるようにしたため、不正の目的で計数させることを容易に且つ確実に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遊技媒体計数装置の一実施形態の電子回路部のブロック図
【図2】本発明の遊技媒体計数装置の他の実施形態の電子回路部のブロック図
【図3】本発明の遊技媒体計数装置のさらに他の実施形態の電子回路部のブロック図
【図4】パチンコ玉走行路と検出装置の概略構成図
【符号の説明】
1 パチンコ玉
2 走行路
3 第1の検出装置
3a 第1の投光器
3b 第1の受光器
4 第2の検出装置
4a 第2の投光器
4b 第2の受光器
5 駆動手段
6 切換手段
7 切換条件記憶手段
9、9′ カウンタ
9a 第1のカウンタ
9b 第2のカウンタ
10 判定手段
11 位相差記憶手段
12 報知手段
13 通信手段
14 計数終了検出手段
15 計数値記憶手段
16 加算手段
19 玉数記憶手段
20 ホールコンピュータ

Claims (2)

  1. 遊技媒体が走行する走行路と、
    前記走行路に沿って所定距離をおいて2ケ所にそれぞれ設置され、前記走行路を通る遊技媒体を検出する送信部と受信部とによってそれぞれ一対に構成された第1、第2の検出装置と、
    前記第1、第2の検出装置の両方の送信部を駆動する第1の状態と、前記第1、第2の検出装置のいずれか一方の送信部のみを駆動する第2の状態とを切換条件記憶手段の切換タイミングによって切換える切換手段と、
    前記第2の状態において駆動されている送信部側の受信部の検出信号を計数するカウンタと、
    前記第1の状態において、前記第1、第2の検出装置の各受信部の検出信号の位相差が所定の範囲内の場合にのみ正常と判定し、前記第2の状態において、前記駆動されていない送信部側の受信部の検出出力がない場合にのみ正常と判定する判定手段と、
    前記判定手段が正常と判定した場合に計数終了時の前記カウンタの計数値を記憶する計数値記憶手段とを備えた遊技媒体計数装置。
  2. 遊技媒体が走行する走行路と、
    前記走行路に沿って所定距離をおいて2ケ所にそれぞれ設置され、前記走行路を通る遊技媒体を検出する送信部と受信部とによってそれぞれ一対に構成された第1、第2の検出装置と、
    前記第1、第2の検出装置の両方の送信部を駆動する第1の状態と、前記第1、第2の検出装置のいずれか一方の送信部のみを駆動する第2の状態とを切換条件記憶装置の切換タイミングによって切換える切換手段と、
    前記第1、第2の検出装置の各受信部の検出信号をそれぞれ計数する第1、第2のカウンタと、
    前記第1の状態において、前記第1、第2のカウンタの各計数値の差が零から前記走行路の前記2ケ所間に存在可能な遊技媒体数までの場合にのみ正常と判定し、前記第2の状態において、前記駆動されていない送信部側のカウンタの計数出力が零の場合にのみ正常と判定する判定手段と、
    前記判定手段が正常と判定した場合に、前記第1の状態においては計数終了時の前記第1、第2のカウンタのいずれかの計数値を記憶し、前記第2の状態においては計数終了時の前記駆動されている送信部側のカウンタの計数値を記憶する計数値記憶手段とを備えた遊技媒体計数装置。
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