JP4096603B2 - 小物収納装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車や電車などの車両に搭載する小物収納装置に関するもので、特に、収納部材分を開閉するシャッタを有した装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
従来、図7(a)(b)に示すようなシャッタ付きの小物収納装置が知られている。
この従来装置は、カード・小銭などのいわゆる小物を収納可能なトレー部01aを有する収納部材01と、この収納部材01を覆うカバー02と、このカバー02に開口された開口部03に沿ってスライドして開口部03を開閉するシャッタ04が設けられており、シャッタ04を開いてトレー部01aに収納したカード状の小物Caは、シャッタ04移動側の水平フランジ01bからシャッタ04の開口縁04aまでの距離0H間に離れた位置に収納される構成となっている。
【0003】
このようなシャッタ付きの小物収納装置において、意匠上の制約や設置スペースの制約により、図8(a)(b)(c)に示すような縦長形状の収納部材を形成することを考えた場合、本願発明者達は、以下に述べるような新たな解決すべき課題が生じることを見いだした。
まず、図8に示す小物収納装置の構成を簡単に説明すると、011がトレー部012を有した収納部材であり、013がトレーを覆うカバーであり、014がカバー013に設けられた開口部015を開閉するシャッタである。
このように構成された小物収納装置において、トレー部012にカード状の小物0Cを収納し、シャッタ014を閉じたときに、車両の走行振動などで、このカード状の小物0Cが、図(b)(c)に示すようにトレー部012の前端(シャッタ側の端部)に形成された水平フランジ016に乗り上げることがある。この状態から、その後、シャッタ014を開くと、カード状の小物0Cの先端がシャッタ014に引っかかり、シャッタ014の移動とともに、シャッタ014と水平フランジ016との間の隙間から、下方に落下してしまうおそれがある。
この解決手段として、隙間をゴムやスポンジなどの弾性体により埋める手段が考えられるが、この手段にあっては、シャッタの開閉抵抗が大きくなって、操作性が悪化するおそれがある。加えて、弾性体もシャッタとが擦れ合うことにより弾性体が経時劣化するおそれがある。さらに、弾性体を追加する分だけコストアップを招く。
【0004】
本発明は、シャッタが上下方向にスライドする構成の小物収納装置において、カードなどの薄板状の収納物がトレー部とシャッタとの隙間に入り込む不具合を防止することを、安価であるとともに耐久性に優れた手段により解決することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために請求項1に記載の発明は、小物を載置可能なトレー部を有した収納部材が設けられ、この収納部材の前面において上下方向にスライドして前記トレー部を開閉するシャッタが設けられている小物収納装置において、前記トレー部の前端部に、上方に立ち上がるとともにシャッタとの間に隙間を有した縦壁フランジが一体に形成され、この縦壁フランジの上端に、前記シャッタ側から前記トレー部に向けて下がる傾斜面が形成されていることを特徴とする手段とした。
【0006】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の小物収納装置において、請求項1に記載の小物収納装置において、前記シャッタには、このシャッタの前記縦壁フランジの上方に配置されている部位に、前方に向かうにしたがって下方に変位する湾曲部が設けられ、この湾曲部が前記縦壁フランジの上端に近接して配置されていることを特徴とする手段とした。
【0007】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の小物収納装置において、前記収納部材の開口部下端と有底筒状に凹んで形成されたカップホルダ部との間には、小物を載置する段部に形成された前記トレー部が設けられていることを特徴とする手段とした。
【0008】
【発明の作用および効果】
請求項1に記載の小物収納装置では、トレー部にカード状の小物を収納してシャッタにより閉じた状態で、振動などによりこのカード状の小物が、トレー部上をシャッタが設けられている前方に移動した場合、トレー部の前端に設けた縦壁フランジに当たってそれ以上の移動が規制される。
したがって、このカード状の小物がシャッタに当接するまで移動することがないため、その後、シャッタを開いたときに、シャッタに引き込まれて落下するという不具合が生じない。
また、走行中の振動やあるいは収納時に、カード状の小物が縦壁フランジに乗り上げて引っかかったとしても、カード状の小物が縦壁フランジに対して引っかかる引っかかり代は極めて小さい。このため、走行中の振動などでトレー部に落下しやすく、隙間に引き込まれ難い。
加えて、縦壁フランジは、シャッタとの間に隙間を有して形成しているため、シャッタを開閉する際の抵抗となることがないとともに、経時劣化を招くこともない。また、トレー部と別体の弾性体などを設けないから、コストアップも抑えることができる。
【0009】
また、カード状の小物をトレー部に収納したときに、この小物の一部が縦壁フランジに乗り上げるように収納したり、あるいは、極めて大きな振動の入力によりこの小物の一部が縦壁フランジに乗り上げたりしても、縦壁フランジの上端部に、トレー部側に下るように傾斜した傾斜面を形成しているため、カード状の小物は、その自重により、傾斜面にガイドされてトレー部に落下する。この場合、振動が加わると、いっそう落下しやすい。このように、カード状の小物が一端、縦壁フランジの上端部に乗り上げたとしても、傾斜面により落下するため、この小物がシャッタに当接することが無く、よって、シャッタを開いたときにシャッタと縦壁フランジとの間の隙間にカード状の小物が引き込まれるのを、いっそう確実に防止することができる。
【0010】
また、請求項に記載の発明では、仮に、カード状の小物が縦壁フランジに乗り上げてシャッタに当接し、この状態で、シャッタを開いて、この小物がシャッタと縦壁フランジとの間の隙間から、下方へ引き込まれようとした場合、小物が平板状であるのに対して、縦壁フランジの上方位置ではシャッタは湾曲形状であるため、小物とシャッタとの間に隙間が生じた状態で、この小物が引っかかる。すなわち、このカード状の小物は、その全体がシャッタに沿う状態にならない。したがって、シャッタのスライドがカード状の小物により規制されて、それ以上スライドさせることができなくなる。よって、カード状の小物がシャッタと共に移動して落下することを確実に防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は実施の形態1の小物収納装置の一部を断面で表した斜視図、図2は実施の形態1の小物収納装置を示す縦断面図(図1のS2−S2線による断面)である。
【0012】
実施の形態1の小物収納装置は、カップホルダと兼用のものであって、この小物収納装置は、図1に示すように、収納部材1とシャッタ2とを備えている。前記収納部材1は、それぞれ樹脂により形成された基体11とカバー12との2つの部材により構成されている。前記基体11の中間部には、略水平に延在された平板状のトレー部13が形成されている。このトレー部13は、図示の矢印FR方向を前面として使用するもので、このトレー部13の後端縁部から後壁14が立設され、トレー部13の左右端縁部から側壁15が立設され、トレー部13の前端縁部から縦壁フランジ16が立設されている。さらに、前記トレー部13には、飲料容器を収納可能に有底筒状に凹んで形成されたカップホルダ部17,17が左右一対設けられている。なお、後壁14の上端部には後方へ折曲された上端フランジ14fが形成されている。また、前記側壁15は、その前端面が上方ほど後壁14に近づく形状、すなわち略逆しの字状に形成されている。さらに、前記縦壁フランジ16の上端には、図2に示すように、内側に下がる傾斜面16kが形成されている。
【0013】
前記カバー12は、前記基体11を覆うとともに、前記シャッタ2を支持するもので、基体11に対して直接あるいは間接的に固定されている。また、このカバー12は、基体11の縦壁フランジ16の前面および側壁15の前端面と後壁14の上端フランジ14fを覆っており、略鉛直方向に延びる直立部12tと、この直立部12tの上端部から後壁14の上端フランジ14fに向かって湾曲した湾曲部12wとを有しているとともに、中央には、前記トレー部13に小物や飲料を出し入れするための開口部12kが形成されている。
【0014】
前記シャッタ2は、その左右両端部が、前記カバー12において開口部12kの左右に沿うとともに基体11の下側に回り込むように延在されたガイドレール(図示省略)にガイドされて上下にスライド可能に支持されている。
このシャッタ2は、樹脂製であり左右方向に長く幅が狭い形状の複数の板片をそれぞれ上下端部で回動可能に連続的に連結するか、あるいは、各板片の上下を折り曲げ可能な連結片により一体に連結して構成されている。したがって、このシャッタ2は、開口部12kが湾曲部12wを有した形状であるのにもかかわらず開口部12kを開閉することが可能であるとともに、図2に示すように、全開時には、基体11の下側に回り込むことが可能となっている。なお、このように全開時にシャッタ2が基体11の下側に回り込むようにすることで、開閉に要するスペースを小さくしている。
また、シャッタ2の上端部には、内側にストッパフランジ21が全幅に亘って、あるいは一部に突出して形成されているとともに、外側の中央部に把持フランジ22が突出されている。
【0015】
前記シャッタ2は、図2に示すように、前記縦壁フランジ16との間に、両者が当接しないように微少な隙間Sが設けられている。また、前記縦壁フランジ16とストッパフランジ21とは上下方向で係合可能な寸法関係となっている。
【0016】
次に、実施の形態1の小物収納装置の作用効果について説明する。
トレー部13に小物や飲料容器を収納する場合には、シャッタ2を下方にスライドさせることで、図1,図2に示すように開口部12kを開いた後、図示を省略した飲料容器の場合には、カップホルダ部17に挿入して載置し、カードのような小物Cは、トレー部13に載置する。なお、シャッタ2の開方向のスライドは、シャッタ2のストッパフランジ21が縦壁フランジ16の上端に当接することにより規制される。
【0017】
この収納状態において、シャッタ2を上方にスライドさせて開口部12kを閉じて、小物Cなどの収納物を隠すことができる。なお、縦壁フランジ16とシャッタ2との間に隙間Sが設けられているため、シャッタ2を開閉させる際に、縦壁フランジ16が摺動抵抗を与えることはない。
【0018】
ここで、カード状の小物Cを収納した場合、走行中の振動によりトレー部13において前方(FR方向)へ移動することがあるが、本実施の形態1では、このカード状の小物Cは、縦壁フランジ16に当接した時点で、これよりも前方に移動することが規制されるため、図3(a)に示すように、この小物Cがシャッタ2に触れることがない。
したがって、次にシャッタ2を開いたときにカード状の小物Cが、シャッタ2の移動に伴って隙間Sに引き込まれて落下するといった不具合が生じない。
それに対し、図3(b)に示すように、トレー部13の前端部に縦壁フランジ16が無い構成では、カード状の小物Cがトレー部13を前方に移動してシャッタ2に当接した場合、次に、シャッタ2を開く際に、小物Cがシャッタ2の移動と共に矢印HKで示す方向から隙間Sに飲み込まれてしまい、トレー部13から落下してしまうおそれがある。
【0019】
また、本実施の形態1にあっては、トレー部13にカード状の小物Cを収納したとき、あるいは、収納後の走行中の大きな振動により、図4(a)に示すように、小物Cの一部が縦壁フランジ16の上端部に乗り上げて引っかかることが、僅かな可能性であるが考えられる。しかし、本実施の形態では、縦壁フランジ16の上端部に傾斜面16kを形成しているため、このような場合でも、小物Cは、自重で矢印R方向のトレー部13に落下し、小物Cが直接シャッタ2に当接することを防止することができる。よって、その後シャッタ2を開いたときに、このカード状の小物Cが、隙間Sに飲み込まれるのを確実に防止することができる。また、図4(b)は、縦壁フランジ316に傾斜面を形成しない例を示している。この構成でも、上述のように、小物Cがトレー部13上を前方に移動してもシャッタ2に直接当接するのを防止して、その後、シャッタ2を開いたときに、小物Cが隙間Sに飲み込まれるのを防止することができる。ここで図8(c)に示した従来技術と比較すると、図8(c)の従来技術では、水平フランジ016がある分だけ縦壁の端部からシャッタ014までの寸法H2が大きな寸法となっているのに対して、図4(b)の縦壁フランジ316に傾斜面を形成しない例では、縦壁フランジ316の端縁からシャッタ2までの寸法H1が小さくなる(H2>H1)。したがって、図4(b)の縦壁フランジ316に傾斜面を形成しない例において、図示のように万一、カード状の小物Cが縦壁フランジ316の上端に乗り上げて引っかかった場合、実施の形態1のように傾斜面16kによりガイドすることはできないが、上述のようにシャッタ2までの寸法H1が小さいことから、その引っかかり代h1も極めて小さく、カード状の小物Cは、走行中の振動などでトレー部13に落下しやすい。それに対し、図8(c)の従来技術では、図示のようにカード状の小物0Cが水平フランジ016に乗り上げて引っかかった場合、その引っかかり代h2が大きくなりやすい(h2>h1となりやすい)。このため、カード状の小物0Cは、車両の振動があってもトレー部012に落下し難く、場合によってはシャッタ014側へ移動してシャッタ014に接触した状態となるおそれがあるもので、この場合、シャッタ014を開いたときに、小物0Cが隙間から落下する可能性がある。
【0020】
(実施の形態2)次に、実施の形態2の小物収納装置について説明する。なお、実施の形態2について説明するにあたり、実施の形態1と共通する構成には、実施の形態1と同じ符号を付けて説明を省略する。また、作用効果についても、実施の形態1と共通する点については説明を省略し、実施の形態1との相違点について説明する。図5は実施の形態2の小物収納装置を示す斜視図、図6はその縦断面図(図5のS6−S6線における断面)である。
【0021】
図において201が収納部材であり、実施の形態1と同様に、基体211とカバー212とを備えている。
前記基体211の下端部には、トレー部213が設けられている。このトレー部213は、実施の形態1のカップホルダ部17が設けられておらず、1枚の略水平な板状に形成されている。
また、側壁215は、実施の形態1に比べて、上下方向寸法が小さく抑えられており、略扇型形状に形成されている。
【0022】
また、カバー212も、実施の形態1と比較すると上下寸法が小さく抑えられており、上下方向で全長に亘って湾曲形状に形成されている。
そして、開口部212kは、上端部から下端部まで側面視で湾曲した形状に形成されている。
したがって、シャッタ202は、全閉状態では、上下方向の全長に亘ってカバー212に沿って湾曲した形状に形成され、縦壁フランジ16の上方にはシャッタ202の湾曲部Wが存在する。
【0023】
上記のように構成された実施の形態2の小物収納装置にあっては、図6に示すように、縦壁フランジ16の上方位置にシャッタ202の湾曲部Wが設けられている。
したがって、トレー部213に収納したカード状の小物Cが、万一、走行中の振動などにより跳ね上がって縦壁フランジ16の上端に引っかかり、小物Cの一部がシャッタ202に当接し、その後、シャッタ202を開く際に、縦壁フランジ16とシャッタ202との間の隙間Sに引きずり込まれようとした場合、湾曲したシャッタ202を弓に例えるとカード状の小物Cが弦のような相対位置状態となり、シャッタ202と縦壁フランジ16との間に隙間が形成されて、小物Cはシャッタ202の形状に追従することが無く、この小物Cが隙間Sで突っ張る状態となる。
よって、シャッタ202のスライドが規制され、シャッタ202をスライドさせることができなくなり、カード状の小物Cが隙間Sに引き込まれるのが防止される。
なお、この場合、シャッタ202を閉方向にスライドさせるとともに、上下に揺すると、隙間Sに入りかけていたカード状の小物Cがトレー部213の方向に戻るとともにトレー部213に落ちる。よって、その後、シャッタ202を開くことができる。
【0024】
以上のように、実施の形態2の小物収納装置によれば、トレー部213の前端部に立設させた縦壁フランジ16の上方にシャッタ202の湾曲部Wを設けたため、万一、シャッタ202と縦壁フランジ16との間の隙間Sにカード状の小物Cが引き込まれようとしても、小物Cがシャッタ202の湾曲部分に引っかかってシャッタ202のスライドを阻害することにより、小物Cが隙間Sに落ちることを完全に防止することができる。
【0025】
以上、本発明の実施の形態を図面に基づき説明してきたが、具体的な構成については、この実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
例えば、実施の形態では、収納部材1,201を、それぞれ基体11,211とカバー12,212との2部材で構成し、シャッタ2,202のスライドをそれぞれカバー12,212により支持する構成とした。しかし、収納部材は、1部材で構成するようにしてもよい。また、その場合、シャッタのスライド支持は、この1部材の収納部材にガイドを設けるようにしてもよいし、あるいは、収納部材を図外のトリムなどで覆う構成では、このトリムにガイドを設けるようにしてもよい。
また、縦壁フランジの上方にシャッタの湾曲部を近接して配置させるにあたり、実施の形態2では、シャッタ202の全体を湾曲させた例を示したが、要は、縦壁フランジ16の上方に湾曲部Wを近接配置させていれば、カード状の小物を引き込もうとしたときにこの小物が引っかかってシャッタのスライドが規制されるものであるから、この縦壁フランジの上方に設けた湾曲部以外は、湾曲させない形状としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の小物収納装置を示す一部を断面で表した斜視図である。
【図2】実施の形態1の小物収納装置を示す断面図(図1のS2−S2線による)である。
【図3】実施の形態1の小物収納装置と従来技術とを比較する断面図である。
【図4】実施の形態1の小物収納装置と他の実施例とを比較する断面図である。
【図5】実施の形態2の小物収納装置を示す一部を断面で表した斜視図である。
【図6】実施の形態2の小物収納装置を示す斜視図である。
【図7】従来技術を示す(a)斜視図および(b)断面図である。
【図8】従来技術を示す(a)斜視図、(b)断面図、(c)拡大断面図である。
【符号の説明】
1 収納部材
2 シャッタ
11 基体
12 カバー
12k 開口部
12t 直立部
12w 湾曲部
13 トレー部
14 後壁
14f 上端フランジ
15 側壁
16 縦壁フランジ
16k 傾斜面
17 カップホルダ部
21 ストッパフランジ
22 把持フランジ
202 シャッタ
211 基体
212 カバー
212k 開口部
213 トレー部
215 側壁
316 縦壁フランジ
S 隙間
W 湾曲部

Claims (3)

  1. 小物を載置可能なトレー部を有した収納部材が設けられ、この収納部材の前面において上下方向にスライドして前記トレー部を開閉するシャッタが設けられている小物収納装置において、前記トレー部の前端部に、上方に立ち上がるとともにシャッタとの間に隙間を有した縦壁フランジが一体に形成され、この縦壁フランジの上端に、前記シャッタ側から前記トレー部に向けて下がる傾斜面が形成されていることを特徴とする小物収納装置。
  2. 請求項1に記載の小物収納装置において、前記シャッタには、このシャッタの前記縦壁フランジの上方に配置されている部位に、前方に向かうにしたがって下方に変位する湾曲部が設けられ、この湾曲部が前記縦壁フランジの上端に近接して配置されていることを特徴とする小物収納装置。
  3. 請求項1または2に記載の小物収納装置において、前記収納部材の開口部下端と有底筒状に凹んで形成されたカップホルダ部との間には、小物を載置する段部に形成された前記トレー部が設けられていることを特徴とする小物収納装置。
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