JP4093340B2 - バッテリーターミナル - Google Patents

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Description

【0001 】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バッテリーポスト挿入穴を有するバッテリーターミナル本体と、バッテリーポスト挿入穴を縮径方向に縮める締め付け手段とを備えたバッテリーターミナルに関する。
【0002 】
【従来の技術】
図8において、従来より用いられるバッテリーターミナル1は、図示しないバッテリーポストを挟持するための一対のクランプ部材2、2と、これら一対のクランプ部材2、2の位置関係を近づける方向に移動させるブラケット3と、ボルト4及びナット5とを備えて構成されてる。
【0003 】
一対のクランプ部材2、2には、略棒状の一対の締め付け部6、6が一体に形成されている。その一対の締め付け部6、6は、締め付け間隙7を有するように配置されており、左右方向の各側面には、ブラケット3に対するテーパ部8、8が形成されている。
【0004 】
図8及び図9において、ブラケット3は、一対の締め付け部6、6の下側に配置されるようになっている。そして、そのブラケット3の上面には、凹部9が形成されている。凹部9には、一対の締め付け部6、6のテーパ部8、8に対応するテーパ部10、10が形成されている。また、凹部9には、その底部を貫通してボルト4が上下方向に挿通されている。ボルト4は、締め付け間隙7を通り一対の締め付け部6、6の上側でナット5と螺合し合うようになっている。尚、一対のクランプ部材2、2とブラケット3は、鋳造により製造されている。
【0005 】
上記構成において、ナット5が締め付けられると、ブラケット3が上方へ引き寄せられる。また、ブラケット3が上方へ引き寄せられると、ブラケット3のテーパ部10、10によって一対の締め付け部6、6の間隔が狭められる。そして、これにより一対のクランプ部材2、2が互いに近づく方向に移動し、バッテリーターミナル1がバッテリーポストに取り付け固定される。
【0006 】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来技術にあっては、上下方向の締め付け力を左右方向の締め付け力に変換する構造によって、バッテリーポストに対する取り付けを行うようになっている。しかしながら、ボルト4と一対の締め付け部6、6との間には、左右方向の締め付けに備えた比較的大きなクリアランスXが形成されており、そのクリアランスSによってボルト4の軸が傾いてしまうと(例えば矢線Y1に対して矢線Y2又はY3のように傾く)、ブラケット3が一対の締め付け部6、6に対してずれた状態で締め付けられるという問題点を有している。また、ブラケット3のずれに注意しながら組み付けを行うようになることから、組み付け性が悪くなるという問題点も有している。
【0007 】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされるもので、斜め締め付けの防止と組み付け性の向上とを図ることが可能なバッテリーターミナルを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためなされた請求項1記載の本発明のバッテリーターミナルは、バッテリーポストを挿入するためのバッテリーポスト挿入穴を一部分断された部分を有する状態で上下方向に貫通形成した環状部、及び前記一部分断された部分に連通する締め付け間隙を設けて前記環状部に対し並設される一対の締め付け部を有するバッテリーターミナル本体と、前記締め付け間隙を介し前記一対の締め付け部を互いに近づけて前記バッテリーポスト挿入穴を縮径方向に縮める締め付け手段とを備え、該締め付け手段は、ボルト挿通孔を有する基板、及び該基板の左右方向の両端部にそれぞれ折り曲げにより連成され次第にその間隔が広がる一対のテーパ部を有するブラケットと、前記ボルト挿通孔に挿通され且つ前記環状部の上側から操作されると螺合状態が進行し前記一対のテーパ部を前記一対の締め付け部に対して摺接させるボルト及びナットと、前記ボルトを挿通させて該ボルトの軸を前記バッテリーポスト挿入穴の軸に沿って平行に配置することが可能なボルト保持孔を有するボルト保持用スペーサとを有するバッテリーターミナルであって、前記ボルト保持用スペーサを前記左右方向に長く形成し、前記ボルト及びナットの螺合状態が進行して前記締め付け手段による過剰な締め付けとなる時には、互いに近づく前記一対の締め付け部の外側に前記左右方向に長い前記ボルト保持用スペーサが出て、該ボルト保持用スペーサと前記一対のテーパ部とが当接することを特徴としている。
【0009 】
請求項2記載の本発明のバッテリーターミナルは、請求項1に記載のバッテリーターミナルにおいて、前記ブラケットを、前記一対の締め付け部の上側及び/又は下側に配置したことを特徴としている。
【0011】
請求項1に記載された本発明によれば、締め付け手段がブラケットとボルトとナットとボルト保持用スペーサとを備えて構成される。ボルト保持用スペーサはボルト保持孔を有し、そのボルト保持孔は、ボルトを挿通させてボルトの軸をバッテリーポスト挿入穴の軸に沿って平行に配置することが可能な形状に形成される。このようなボルト保持用スペーサ締め付け手段として備え、そして、締め付け手段の操作がなされると、上下方向の締め付け力が左右方向の締め付け力に確実に変換され、一対の締め付け部が互いに近づく方向に締め付けられる。これにより、バッテリーポスト挿入穴が縮径方向に縮み、そのバッテリーポスト挿入穴がバッテリーポストに対して圧接状態となると、バッテリーターミナルの接続が完了する。尚、ボルト保持用スペーサを備えることにより、ブラケットのずれに注意しながら組み付けをする必要がなくなる。また、請求項1に記載された本発明によれば、ボルト保持用スペーサが左右方向に長く形成される。これにより、締め付け手段の操作がなされて左右方向に長いボルト保持用スペーサと一対のテーパ部とが当接すると、ブラケットの移動が規制されて締め付け手段による過剰締め付けが防止される。
【0012 】
請求項2に記載された本発明によれば、ブラケットが一対の締め付け部の上側及び/又は下側に配置されたとしても、ボルト保持用スペーサによって斜め締め付けが防止される。また、ブラケットのずれに注意しながら組み付けをする必要もない。
【0014 】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明のバッテリーターミナルの一実施の形態を示す分解斜視図である。また、図2はバッテリーターミナルの正面図である。
【0015 】
図1及び図2において、引用符号21は先端の直径が基端の直径よりも小さいテーパ状の周側面を有する既知のバッテリーポスト(不図示)に巻着するバッテリーターミナルを示している。そのバッテリーターミナル21は、バッテリーターミナル本体22と、複数の構成部材からなる締め付け装置23(特許請求の範囲に記載した締め付け手段に相当)とを有して構成されている。
【0016 】
上記バッテリーターミナル本体22は、導電性を有する金属板をプレス加工することにより製造されており、一対の環状部24、25と、一対の連結部26、26(特許請求の範囲に記載した締め付け部に相当)と、一対の接合板27、28とを有している。また、バッテリーターミナル本体22は、一対の接合板27、28によって保持される端子固定ボルト29を有している。
【0017 】
尚、上記バッテリーポストの軸方向を垂直方向(上下方向に一致)とし、そのバッテリーポストの先端を上、基端を下と定義する。本明細書においては、環状部24が上、環状部25が下に配置されるものとする。また、同様に、接合板27が上、接合板28が下に配置されるものとする。
【0018 】
環状部24は、平板状の上基板30を有している。その上基板30の略中央には、上記バッテリーポストを挿入するためのバッテリーポスト挿入穴31が上下方向に貫通形成されている。また、上基板30の左右両端部には、先端が下に向く係合部32、32がそれぞれ連成されている。
【0019 】
バッテリーポスト挿入穴31は、上記バッテリーポストの周側面に接触する部分であって、先端が上に向くように上基板30から折り曲げられて形成されている。また、バッテリーポスト挿入穴31は、上記バッテリーポストの先端側の直径に合わせて環状に形成されている。さらに、バッテリーポスト挿入穴31は、連結部26、26の間となる部分が分断された状態で形成されている。引用符号33はバッテリーポスト挿入穴31の一部分断された部分を示している。
【0020 】
環状部25は、平板状の下基板34を有している。その下基板34の略中央には、上記バッテリーポストを挿入するためのバッテリーポスト挿入穴35が上下方向に貫通形成されている。また、下基板34の左右両端部には、先端が上に向く係合部36、36がそれぞれ連成されている。
【0021 】
バッテリーポスト挿入穴35は、上記バッテリーポストの周側面に接触する部分であって、先端が下に向くように下基板34から折り曲げられて形成されている。また、バッテリーポスト挿入穴35は、上記バッテリーポストの基端側の直径に合わせて環状に形成されている。さらに、バッテリーポスト挿入穴35は、連結部26、26の間となる部分が分断された状態で形成されている。尚、バッテリーポスト挿入穴35の一部分断された部分は、上記引用符号33の部分の真下にこれと同様に形成されているものとする(引用符号33を用いるものとする)。
【0022 】
上基板30の係合部32、32と下基板34の係合部36、36は、その先端同士が対向するように配置されている。また、先端同士が当接若しくは近接した状態に配置されている。
【0023 】
連結部26、26は、上基板30及び下基板34が間隔をあけて上下に重なるようにこれらを連結する部分であって、U字状に湾曲させられた状態に形成されている。すなわち、連結部26、26における前後方向且つ上側の端部が上基板30の前端に連成され(上側の一部分断された部分33の左右両側に連成される)、前後方向且つ下側の端部が下基板34の前端に連成されて(下側の一部分断された部分33の左右両側に連成される)左右方向の側面視がU字状となるように形成されている。また、連結部26、26は、上記の一部分断された部分33、33に連通する締め付け間隙37を有して左右方向に並設されている。
【0024 】
連結部26、26の内側には、左右方向に貫通する挿通空間がそれぞれ形成されている。また、連結部26、26の左右方向の端部(外側の端部)における上下方向の中央には、被摺接部38、38がそれぞれ形成されている。被摺接部38、38は、後述する一対のテーパ部47、47に対して点接触又は線接触する部分であって、本形態においては、連結部26、26の湾曲する部分の外側且つ中央に形成されている。引用符号39、39は、被摺接部38、38のために形成されたテーパ状の切り落とし部分を示している。尚、連結部26、26に上記挿通空間が存在しないような上下密着型の連結部に対しては、密着面の延長上(又は上下方向の中央)に被摺接部38、38と同様の被摺接部が形成されるものとする。
【0025 】
接合板27は、上基板30の後端に連成される接触板部40と、その接触板部40の左右方向両端部に連成される下向きの側壁41、41(一方のみ図示)とを有して構成されている。接触板部40は、矩形状の平板であって、その中央には、端子固定ボルト29に対するボルト挿通穴が貫通形成されている。
【0026 】
接合板28は、下基板34の後端に連成されるボルト立設板部と、そのボルト立設板部の左右方向両端部及び後端部に連成される三つの側壁とを有して構成されている。接合板28の左右方向の側壁は、接合板27の側壁41、41の内側に配置されている。
【0027 】
尚、接合板27、28及び端子固定ボルト29により、図示しない外部接続端子に対する接続部が形成されている。
【0028 】
上記締め付け装置23は、締め付け間隙37を介して連結部26、26を互いに近づけ、バッテリーポスト挿入穴31、35を縮径方向に縮めるものであって、ブラケット42と、ボルト43及びナット44と、ボルト保持用スペーサ45とを有して構成されている。
【0029 】
ブラケット42は、連結部26、26の上側に配置されるようになっている。また、ブラケット42は、平面視短冊形状の金属板を折り曲げて形成されている。すなわち、ブラケット42は、基板46と一対のテーパ部47、47とを有するように形成されている。基板46の中央には、ボルト43が上下方向に挿通されるボルト挿通孔48が貫通形成されている。テーパ部47、47は、基板46の長手方向(左右方向)の両端部に連成されており、先端に向けて次第にその間隔が広がるようなテーパ状に形成されている。尚、ブラケット42は、連結部26、26の下側に配置することも可能であるものとする。
【0030 】
ボルト43は、ボルト挿通孔48と締め付け間隙37と後述するボルト保持孔50とに挿通されるようになっている。また、ボルト43は、その軸がバッテリーポスト挿入穴31、35の軸に沿って平行に挿通されるようになっている。本形態においては、ボルト43の頭部49が下基板34側に配置されるようになっている(この逆も可能であるものとする)。ナット44は、上基板30側からボルト43に対して螺合するようになっている。尚、締め付け間隙37が狭い場合には、連結部26、26に図示のようなボルト逃がし部(円弧状の凹み)を形成してもよいものとする。
【0031 】
ボルト保持用スペーサ45は、ボルト43の斜め挿通を防止する金属又は合成樹脂製の部材であって、適宜肉厚を有する平面視略矩形状に形成されている。また、ボルト保持用スペーサ45は、連結部26、26の上記挿通空間内に挿入、配置されるようになっている。ボルト保持用スペーサ45には、ボルト43のネジ部よりも若干直径が大きいボルト保持孔50が貫通形成されている。そのボルト保持孔50は、本形態において、ボルト保持用スペーサ45の前端側且つ左右方向の中央に位置するように形成されている(この位置に限定されるものではないものとする)。また、ボルト保持孔50は、ボルト43の軸をバッテリーポスト挿入穴31、35の軸に沿って平行に配置することができる形状に形成されている。尚、ボルト保持用スペーサ45は、その左右方向の長さを長く形成して、テーパ部47、47の先端を当接させるようにすれば、過剰な締め付けを防止することができるという利点を有している。
【0032 】
締め付け装置23は、バッテリーターミナル本体22に対してセットされると、基板46が連結部26、26の各上面に対向し、テーパ部47、47が被摺接部38、38の近傍又は被摺接部38、38に対して接触するようになっている。また、ボルト43が連結部26、26の下側から締め付け間隙37、ボルト保持孔50、及びボルト挿通孔48に挿通され、ナット44が連結部26、26の上側で螺合するようになっている。ボルト43は、その軸がバッテリーポスト挿入穴31、35の軸に沿って平行に配置されている。
【0033 】
次に、上記構成に基づき、バッテリーターミナル21の上記バッテリーポストに対する取り付け固定(接続)を説明する。
【0034 】
先ず、バッテリーターミナル21を下方向に移動させてバッテリーポスト挿入穴31、35を上記バッテリーポストの上記周側面に接触させる。次に、バッテリーターミナル本体22の向きを所定方向に合わせて配置する。続いて、バッテリーターミナル本体22の上方からインパクトレンチ等の図示しない工具を用いてナット44を締め付け、締め付け装置23の操作を開始する。
【0035 】
締め付け装置23の操作において、ナット44が締め付けられると、ボルト43及びナット44の螺合状態が進行する。そして、ボルト43及びナット44によって、ブラケット42が連結部26、26に押し付けられると、テーパ部47、47が被摺接部38、38を摺接する。これにより、上下方向の締め付け力が左右方向の締め付け力に変換され、連結部26、26が互いに近づく方向(左右方向)に締め付けられる。そして、バッテリーポスト挿入穴31、35が縮径方向に縮み、そのバッテリーポスト挿入穴31、35が上記バッテリーポストの上記周側面に対して圧接状態になる。そして、このような状態において、バッテリーターミナル21の接続が完了する。
【0036 】
本発明のバッテリーターミナル21は、ボルト保持用スペーサ45を備えていることから、ボルト43の軸をバッテリーポスト挿入穴31、35の軸に沿って平行に配置することができる。そして、これにより、上下方向の締め付け力を左右方向の締め付け力に確実に変換することができる。また、ブラケット42のずれに注意しながら組み付けをする必要も解消することができる。従って、斜め締め付けの防止と組み付け性の向上とを図ることができる。
【0037 】
また、本発明のバッテリーターミナル21は、上述のように、ボルト保持用スペーサ45の左右方向の長さを適宜設定して、締め付け装置23の操作時の過剰締め付けを防止することもできる。
【0038 】
さらに、本発明のバッテリーターミナル21は、上記図示しない工具と、バッテリー周辺の設置部品(不図示)との干渉を確実に避け、接続に係る作業(取り付けに係る作業)を容易にすることもできる。
【0039 】
続いて、図3ないし図7を参照しながら本発明によるバッテリーターミナルの他の一実施の形態を説明する。図3は他の一実施の形態を示す平面図、図4は正面図、図5は右側面図、図6は連結部の形状説明図、図7は締め付けの操作の際の状態を説明する断面図である。
【0040 】
図3ないし図5において、バッテリーターミナル61は、バッテリーターミナル本体62と、複数の構成部材からなる締め付け装置63(特許請求の範囲に記載した締め付け手段に相当)とを有して構成されており、先端側の直径が基端側の直径よりも小さいテーパ状のバッテリーポスト64に巻着するようになっている。
【0041 】
上記バッテリーターミナル本体62は、導電性を有する金属板をプレス加工することにより製造されており、一対の環状部65、66と、一対の連結部67、67(特許請求の範囲に記載した締め付け部に相当)と、一対の接合板68、69とを有している。また、バッテリーターミナル本体62は、一対の接合板68、69によって保持される端子固定ボルト70を有している。尚、環状部65が上、環状部66が下となるように配置されるものとする。また、同様に、接合板68が上、接合板69が下となるように配置されるものとする。
【0042 】
環状部65は、平板状の上基板71を有している。その上基板71の略中央には、バッテリーポスト64を挿入するためのバッテリーポスト挿入穴72が上下方向に貫通形成されている。また、上基板71の左右両端部には、先端が下に向く係合部73、73がそれぞれ連成されている。
【0043 】
バッテリーポスト挿入穴72は、バッテリーポスト64の周側面に接触する部分であって、先端が下に向くように上基板71から折り曲げられて形成されている。また、バッテリーポスト挿入穴72は、バッテリーポスト64の先端側の直径に合わせて環状に形成されている。さらに、バッテリーポスト挿入穴72は、連結部67、67の間となる部分が分断された状態で形成されている。引用符号74はバッテリーポスト挿入穴72の一部分断された部分を示している。
【0044 】
環状部66は、平板状の下基板75を有している。その下基板75の略中央には、バッテリーポスト64を挿入するためのバッテリーポスト挿入穴76が上下方向に貫通形成されている。また、下基板75の左右両端部には、先端が上に向く係合部77、77(一方のみ図示。以下同様)がそれぞれ連成されている。
【0045 】
バッテリーポスト挿入穴76は、バッテリーポスト64の周側面に接触する部分であって、先端が下に向くように下基板75から折り曲げられて形成されている。また、バッテリーポスト挿入穴76は、バッテリーポスト64の基端側の直径に合わせて環状に形成されている。さらに、バッテリーポスト挿入穴76は、連結部67、67の間となる部分が分断された状態で形成されている。引用符号78はバッテリーポスト挿入穴76の一部分断された部分を示している。
【0046 】
上基板71の係合部73、73と下基板75の係合部77、77は、その先端同士が対向するように配置されている。また、先端同士が当接若しくは近接した状態に配置されている。
【0047 】
連結部67、67は、上基板71及び下基板75が上下に重なるようにこれらを連結する部分であって、U字状に湾曲させられた状態に形成(図6参照)されている。すなわち、連結部67、67の各一端が上基板71の前端に連成され(前端における一部分断された部分74の左右両側に連成される)、各他端が下基板75の前端に連成されている(前端における一部分断された部分78の左右両側に連成される)。また、連結部67、67は、上記の一部分断された部分74、78に連通する締め付け間隙79を有して左右方向に並設されている。U字状に湾曲形成(図6参照)された内側には、左右方向に貫通する挿通空間80、80(図6参照。一方のみ図示)がそれぞれ形成されている。
【0048 】
接合板68は、上基板71の後端に連成される接触板部81と、その接触板部81の左右両端部に連成される下向きの側壁82、82(一方のみ図示)とを有して構成されている。接触板部81は、矩形状の平板であって、その中央には、端子固定ボルト70に対するボルト挿通穴が貫通形成されている。
【0049 】
接合板69は、下基板75の後端に連成されるボルト立設板部83と、そのボルト立設板部83の左右両端部及び後端部に連成される側壁84、84、84(二つのみ図示)とを有して構成されている。側壁84、84の外側には、接合板68の側壁82、82が配置されている。
【0050 】
尚、接合板68、69及び端子固定ボルト70により、図示しない外部接続端子に対する接続部が形成されている。
【0051 】
上記締め付け装置63は、締め付け間隙79を介して連結部67、67を互いに近づけ、バッテリーポスト挿入穴72、76を縮径方向に縮めるものであって、第一ブラケット85と、第二ブラケット86と、上述と同じボルト43及びナット44と、上述と同じボルト保持用スペーサ45とを有して構成されている。
【0052 】
第一ブラケット85は、連結部67、67の上側に配置されるようになっている。また、第一ブラケット85は、平面視短冊形状の金属板を折り曲げて形成されている。すなわち、第一ブラケット85は、基板87と一対のテーパ部88、88とを有するように形成されている。基板87の中央には、ボルト43が上下方向に挿通されるボルト挿通孔89が貫通形成されている。テーパ部88、88は、基板87の長手方向(左右方向)の両端部に連成されており、先端に向けて次第にその間隔が広がるようなテーパ状に形成されている。
【0053 】
第二ブラケット86は、連結部67、67の下側に配置されるようになっている。また、第二ブラケット86は、第一ブラケット85と同様に、平面視短冊形状の金属板を折り曲げて形成されている。すなわち、第二ブラケット86は、基板90と一対のテーパ部91、91とを有するように形成されている。基板90の中央には、ボルト43が上下方向に挿通されるボルト挿通孔92が貫通形成されている。テーパ部91、91は、基板90の長手方向(左右方向)の両端部に連成されており、先端に向けて次第にその間隔が広がるようなテーパ状に形成されている。第二ブラケット86は、第一ブラケット85と同じものである。
【0054 】
ボルト保持用スペーサ45は、連結部67、67の挿通空間80、80(図6参照。一方のみ図示)内に挿入、配置されている。尚、ボルト保持用スペーサ45は、その左右方向の長さを長く形成して、テーパ部88、88及び91、91の先端を当接させるようにすれば、過剰な締め付けを防止することができるという利点を有している。
【0055 】
締め付け装置63は、バッテリーターミナル本体62に対してセットされると、第一ブラケット85の基板87が連結部67、67の各上面に対向し、テーパ部88、88が上記各上面の端部近傍又はその端部に対して接触するようになっている。また、第二ブラケット86の基板90が連結部67、67の各下面に対向し、テーパ部91、91が上記各下面の端部近傍又はその端部に対して接触するようになっている。さらに、ボルト43が連結部67、67の下側からボルト挿通孔92、締め付け間隙79、ボルト保持孔50、及びボルト挿通孔89に挿通され、ナット44が連結部67、67の上側で螺合するようになっている。ボルト43は、その軸がバッテリーポスト挿入穴72、76の軸に沿って平行に配置されている。
【0056 】
次に、上記構成に基づき、バッテリーターミナル61の上記バッテリーポスト64に対する取り付け固定(接続)を説明する(図3〜図5、及び図7参照)。
【0057 】
先ず、バッテリーターミナル61を下方向(矢線P方向)に移動させてバッテリーポスト挿入穴72、76をバッテリーポスト64の上記周側面に接触させる。次に、バッテリーターミナル本体62の向きを所定方向に合わせて配置する。続いて、バッテリーターミナル本体62の上方からインパクトレンチ等の図示しない工具を用いてナット44を締め付け(矢線Q方向に回転させ締め付ける)、締め付け装置63の操作を開始する。
【0058 】
締め付け装置63の操作において、ナット44が締め付けられると、ボルト43及びナット44の螺合状態が進行する。そして、ボルト43及びナット44によって、第一ブラケット85及び第二ブラケット86が連結部67、67に押し付けられると、第一ブラケット85と第二ブラケット86との間隔が狭まり(矢線R方向参照)、テーパ部88、88及び91、91が連結部67、67の対応する上記端部を摺接する。これにより、上下方向の締め付け力が左右方向の締め付け力に変換され、連結部67、67が互いに近づく方向(矢線S方向参照)に締め付けられる。そして、バッテリーポスト挿入穴72、76が縮径方向に縮み、そのバッテリーポスト挿入穴72、76がバッテリーポスト64の上記周側面に対して圧接状態になる。そして、このような状態において、バッテリーターミナル61の接続が完了する。
【0059 】
他の実施の形態における本発明のバッテリーターミナル61は、上述のバッテリーターミナル21と同様、ボルト保持用スペーサ45を備えていることから、ボルト43の軸をバッテリーポスト挿入穴72、76の軸に沿って平行に配置することができる。そして、これにより、上下方向の締め付け力を左右方向の締め付け力に確実に変換することができる。また、第一ブラケット85及び第二ブラケット86のずれに注意しながら組み付けをする必要も解消することができる。従って、斜め締め付けの防止と組み付け性の向上とを図ることができる。
【0060 】
また、他の実施の形態における本発明のバッテリーターミナル61は、上述のように、ボルト保持用スペーサ45の左右方向の長さを適宜設定して、締め付け装置63の操作時の過剰締め付けを防止することもできる。
【0061 】
さらに、他の実施の形態における本発明のバッテリーターミナル61は、上記図示しない工具と、バッテリー周辺の設置部品(不図示)との干渉を確実に避け、接続に係る作業(取り付けに係る作業)を容易にすることもできる。
【0062 】
その他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。すなわち、上述ではバッテリーターミナル本体22(62)をプレス加工により形成していたが、これに限らず鋳物等で形成してもよいものとする(この場合、例えば環状部24、25、接合板27、28が上述と異なり各一つになる)。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載された本発明によれば、締め付け手段の操作がなされて左右方向に長いボルト保持用スペーサと一対のテーパ部とが当接すると、ブラケットの移動が規制されることから、締め付け手段の操作時の過剰締め付けを防止することができる。
【0064 】
請求項2に記載された本発明によれば、ブラケットを一対の締め付け部の上側及び/又は下側に配置したとしても、斜め締め付けの防止と組み付け性の向上とを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバッテリーターミナルの一実施の形態を示す分解斜視図である。
【図2】図1のバッテリーターミナルの正面図である。
【図3】本発明によるバッテリーターミナルの他の一実施の形態を示す平面図である。
【図4】図3のバッテリーターミナルの正面図である。
【図5】図3のバッテリーターミナルの右側面図である。
【図6】締め付け部としての連結部の形状説明図である。
【図7】締め付けの操作の際の状態を説明する断面図である。
【図8】従来例のバッテリーターミナルの斜視図である。
【図9】図8のブラケットと一対の締め付け部の断面図である。
【符号の説明】
21 バッテリーターミナル
22 バッテリーターミナル本体
23 締め付け装置(締め付け手段)
24、25 環状部
26 連結部(締め付け部)
27、28 接合板
29 端子固定ボルト
30 上基板
31、35 バッテリーポスト挿入穴
32、36 係合部
33 一部分断された部分
34 下基板
37 締め付け間隙
38 被摺接部
39 切り落とし部分
40 接触板部
41 側壁
42 ブラケット
43 ボルト
44 ナット
45 ボルト保持用スペーサ
46 基板
47 テーパ部
48 ボルト挿通孔
49 頭部
50 ボルト保持孔
61 バッテリーターミナル
62 バッテリーターミナル本体
63 締め付け装置(締め付け手段)
64 バッテリーポスト
65、66 環状部
67 連結部(締め付け部)
68、69 接合板
70 端子固定ボルト
71 上基板
72、76 バッテリーポスト挿入穴
73、77 係合部
74、78 一部分断された部分
75 下基板
79 締め付け間隙
80 挿通空間
81 接触板部
82、84 側壁
83 ボルト立設板部
85 第一ブラケット(ブラケット)
86 第二ブラケット(ブラケット)
87、90 基板
88、91 テーパ部
89、92 ボルト挿通孔

Claims (2)

  1. バッテリーポストを挿入するためのバッテリーポスト挿入穴を一部分断された部分を有する状態で上下方向に貫通形成した環状部、及び前記一部分断された部分に連通する締め付け間隙を設けて前記環状部に対し並設される一対の締め付け部を有するバッテリーターミナル本体と、前記締め付け間隙を介し前記一対の締め付け部を互いに近づけて前記バッテリーポスト挿入穴を縮径方向に縮める締め付け手段とを備え、
    該締め付け手段は、ボルト挿通孔を有する基板、及び該基板の左右方向の両端部にそれぞれ折り曲げにより連成され次第にその間隔が広がる一対のテーパ部を有するブラケットと、前記ボルト挿通孔に挿通され且つ前記環状部の上側から操作されると螺合状態が進行し前記一対のテーパ部を前記一対の締め付け部に対して摺接させるボルト及びナットと、前記ボルトを挿通させて該ボルトの軸を前記バッテリーポスト挿入穴の軸に沿って平行に配置することが可能なボルト保持孔を有するボルト保持用スペーサとを有するバッテリーターミナルであって、
    前記ボルト保持用スペーサを前記左右方向に長く形成し、前記ボルト及びナットの螺合状態が進行して前記締め付け手段による過剰な締め付けとなる時には、互いに近づく前記一対の締め付け部の外側に前記左右方向に長い前記ボルト保持用スペーサが出て、該ボルト保持用スペーサと前記一対のテーパ部とが当接する
    ことを特徴とするバッテリーターミナル。
  2. 請求項1に記載のバッテリーターミナルにおいて、
    前記ブラケットを、前記一対の締め付け部の上側及び/又は下側に配置した
    ことを特徴とするバッテリーターミナル。
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