JP4093098B2 - エアバッグ用巻き材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に搭載されるエアバッグ装置に使用されて、折り畳まれたエアバッグが、エアバッグ装置に組み付けられるまでに、その折りを崩さないように、折り畳まれたエアバッグに巻き付けられ、そして、エアバッグの膨張時に破断可能なエアバッグ用巻き材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、エアバッグ装置では、折り畳まれたエアバッグは、エアバッグ装置として組み付けられるまでに、スプリングバックによって膨らんで、折りを解消するような折り崩れをしないように、シート状の巻き材で包まれ、そのコンパクトな状態で、エアバッグ装置に組み付けられていた。
【0003】
そして、折り畳まれたエアバッグが、略直方体形状として、膨張用ガスの流入用開口の周縁から、エアバッグ装置への複数の組付用ボルトを外方に突出させていたことから、巻き材は、組付用ボルトに係止させて、その折り畳んだエアバッグからなる折り完了体を、包んでいた(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−158320公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の巻き材は、折り完了体における略直方体形状の周方向の4面を覆うように、筒状として、覆っているだけであって、折り完了体における略直方体形状の残りの2面を、覆っていなかった。そのため、エアバッグの折り崩れ防止に、改善の余地があった。
【0006】
ちなみに、折り完了体の残りの2面を覆う部位を、巻き布自体に設けて、対処することもできるが、それらの残りの2面を覆う部位が、嵩張れば、折り畳んだエアバッグをコンパクトに包んだ意義がなくなり、エアバッグ装置に組み付け難くなってしまう。
【0007】
本発明は、上述の課題を解決するものであり、嵩張らずに、折り崩れ防止効果を高めて、折り畳んだエアバッグを包むことができるエアバッグ用巻き材を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るエアバッグ用巻き材は、可撓性を有したシート状素材から形成され、
エアバッグにおける膨張用ガスの流入用開口の周囲に、放射状に配置された複数の組付用ボルトを突出させた状態で、エアバッグを折り畳んで形成した略直方体形状の折り完了体を、組付用ボルトに係止させつつ、巻いて包むことにより、
エアバッグの膨張時に破断可能として、折り畳まれたエアバッグの折り崩れを防止可能なエアバッグ用巻き材であって、
組付用ボルトと流入用開口とを設けた折り完了体の底面における一方の縁側の組付用ボルトと他方の縁側の組付用ボルトとに係止させつつ一周分を越えて折り完了体の4面を筒状に覆うように、折り完了体の底面における一方の縁側から他方の縁側、ついで、折り完了体の側面、天井面、側面、さらに、折り完了体の底面の一方の縁側にかけてを覆う構成とし、幅寸法を、折り完了体の幅寸法と略等しく設定される筒状カバー部と、
筒状カバー部の幅方向の両縁付近から延びて、折り完了体における筒状カバー部に覆われない残りの2面を、それぞれ、エアバッグにおける膨張用ガスの流入用開口の軸方向と交差する方向で、斜めに横切るように覆って、組付用ボルトに係止される2本のベルト部と、
を備えて構成され、
筒状カバー部が、折り完了体の底面を重ねて覆うように、折り完了体の一方の縁側に配置された組付用ボルトに係止させる係止孔をそれぞれ備えた二つの底部を備え
一方の底部が、係止孔と、係止孔より大きく開口し、かつ、流入用開口より大きく広げて開口する挿通孔と、を備え、
挿通孔が、流入用開口に対応する挿通部と、挿通部から折り完了体の底面における他方の縁側に広げて開口する係止孔部と、を備え、
係止孔部が、折り完了体の底面における一方の縁側の組付用ボルトを一方の底部の係止孔に挿入させるとともに、折り完了体の底面における他方の縁側の組付用ボルトを挿入させる際に、折り完了体の底面における他方の縁側の組付用ボルトに、係止孔部の内周縁を係止可能とする構成としていることを特徴とする。
【0009】
本発明に係るエアバッグ用巻き材は、折り完了体を巻く際、まず、筒状カバー部を、略直方体形状の折り完了体の4面の周囲を筒状に覆うように、所定の組付用ボルトに係止させ、ついで、両ベルト部を、所定の組付用ボルトに係止させて、両ベルト部により、筒状カバー部の覆っていなかった折り完了体の残りの2面を覆わせれば、巻き材の巻き付け作業を完了させることができる。
【0010】
そして、筒状カバー部は、幅寸法を、折り完了体の幅寸法と略等しく設定されていることから、巻き付け完了状態では、筒状カバー部の覆っていなかった折り完了体の残りの2面側へはみ出ることが、防止される。また、各ベルト部は、筒状カバー部の覆っていなかった折り完了体の残りの2面を、それぞれ、エアバッグにおける膨張用ガスの流入用開口の軸方向と交差する方向で、斜めに横切るように覆って、組付用ボルトに係止されるものであり、各ベルト部の幅寸法が狭く、折り完了体の残りの2面が部分的に露出しても、効率的に、エアバッグを押えることができて、折り崩れ防止効果を高めるように、折り完了体の6面の略全面が、巻き付けられた筒状カバー部と2本のベルト部とにより、押えられる。そして、2本のベルト部も、幅寸法を狭くして、嵩張らないようにすることができる。
【0011】
したがって、本発明に係るエアバッグ用巻き材は、嵩張らずに、折り崩れ防止効果を高めて、折り畳んだエアバッグを包むことができる。
さらに、筒状カバー部を、組付用ボルトに係止させる際、折り完了体の底面における一方の縁側の組付用ボルトに所定の係止孔を係止させるとともに、折り完了体の底面における他方の縁側の組付用ボルトを、係止孔部を備えて大きく開口した挿通孔に対して、嵌めるだけで、係止作業を完了させることができるため、挿通孔に嵌めた組付用ボルトを、別途設けた小さな開口の係止孔に嵌める場合に比べて、筒状カバー部のエアバッグへの巻き付け作業が、簡便に行なえる。
【0012】
そして、エアバッグ用巻き材は、平らに展開した状態で、各ベルト部が、それぞれ、ベルト部の幅方向の一方の縁を、略全長にわたって、スリットを間にして、筒状カバー部に隣接されるように、配設されることが望ましい。
【0013】
このような構成では、エアバッグ用巻き材は、平らに展開した形状が、略四角形となって、シート状素材から巻き材を裁断して製造する際に、巻き材の個数を多く採ることができて、巻き材の歩留まりを良好にすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明すると、実施形態のエアバッグ用巻き材10は、図1・2に示すように、ステアリングホイールWに搭載されるエアバッグ装置Mのエアバッグ3に、使用されるものである。このステアリングホイールWは、操舵時に把持する円環状のリング部Rと、リング部Rの中央に配置されるボス部Bと、リング部Rとボス部Bとを連結する4本のスポーク部Sと、を備えて構成され、エアバッグ装置Mはボス部Bの上部に配置されている。
【0017】
なお、ステアリングホイールWは、エアバッグ装置Mとそれ以外のステアリングホイール本体1とから構成されている。そして、ステアリングホイール本体1は、リング部R・ボス部B・スポーク部Sの各部に配置される図示しない芯金や、芯金におけるリング部R及びスポーク部Sのリング部R側の部位を被覆するウレタン等の合成樹脂製の被覆層1aと、本体1の下面側を覆うポリプロピレン等の合成樹脂製のロアカバー1b(図2参照)と、を備えて構成されている。
【0018】
エアバッグ装置Mは、図2に示すように、折り畳んで収納される袋状のエアバッグ3、折り畳まれたエアバッグ3を包む巻き材10、エアバッグ3に膨張用のガスを供給するインフレーター19、折り畳まれたエアバッグ3の上方と側方とを覆うエアバッグカバーとしてのパッド27、エアバッグ3・インフレーター19・パッド27を保持するバッグホルダ21、を備えて構成されている。なお、このエアバッグ装置Mは、図示しないホーンスイッチを介在させて、ステアリングホイール本体1に、支持されており、エアバッグ装置Mを押し下げれば、ホーンが作動するように、構成されている。
【0019】
エアバッグ3は、ポリエステルやポリアミド等の合成繊維を織って形成された織布から袋状に形成されており、下部に円形に開口した流入用開口3aを備えている。開口3aの周縁には、開口3aを中心として放射状に複数(実施形態では4個)の貫通孔3bが、形成されている。そして、開口3aの周縁が、略円環状のリテーナ4に押えられて、バッグホルダ21に保持されている。リテーナ4には、貫通孔3b・バッグホルダ21の貫通孔23b・インフレーター19におけるフランジ部19cの貫通孔19dを貫通してナット5止めされる複数(実施形態では4本)のボルト4aが、配設されている。これらのボルト4aは、エアバッグ3のエアバッグ装置Mへの組付用ボルトを構成するもので、エアバッグ3は、これらの組付用ボルト4aとナット5とを利用して、インフレーター19とともに、バッグホルダ21に保持されている。また、バッグホルダ21に組み付ける前の状態では、エアバッグ3は、図5に示すように、貫通孔3bから組付用ボルト4aを突出させた状態で、折り畳まれて、折り完了体6が形成され、さらに、折り完了体6に巻き材10が巻き付けられて、図3・6に示すように、巻き完了体17が形成されて、巻き完了体17の状態で、バッグホルダ21に組み付けられることとなる。
【0020】
インフレーター19は、上部にガス吐出口19bを備えた略円柱状の本体部19aと、本体部19aの外周に設けられるフランジ部19cと、を備えて構成され、フランジ部19cには、既述のリテーナ4のボルト4aを挿通させる貫通孔19dが形成されている。
【0021】
バッグホルダ21は、図1・2に示すように、それぞれ板金製とするホルダ本体22と二つの保持プレート25と、を備えて構成されている。二つの保持プレート25は、左右両端をホルダ本体22から突出させて、ホルダ本体22の前後両側に固着されている。
【0022】
ホルダ本体22は、略四角形板状の底壁部23と、底壁部23の周縁から上方に延びる側壁部24と、を備えて構成されている。底壁部23には、中央に、円形に開口してインフレーター本体部19aを下方から上方へ挿入可能な挿通孔23aが形成されて、挿通孔23aの周縁には、リテーナ4の各ボルト4aを挿通可能な四つの貫通孔23bが形成されている。
【0023】
ホルダ本体22の側壁部24は、上端に、外方の下方へ延びる係止爪24aを備え、これらの係止爪24aは、パッド27の側壁部29における上縁段部29aに係止されることとなる。
【0024】
ホルダ本体22に固着された前後二つの保持プレート25は、それぞれ、左右両側に延びた先端の連結部25aの下面側に、図示しないホーンスイッチを取り付けている。そして、各ホーンスイッチは、保持プレート25の各連結部25aと、その下方に配置されて、スポーク部Sの芯金に固定される図示しない固定プレートと、の間に配設されている。また、各保持プレート25は、リベット30を挿通させる連結孔25bを備えている。
【0025】
パッド27は、オレフィン系・スチレン系等の熱可塑性エラストマー等の合成樹脂から形成され、天井壁部28と、天井壁部28の外周縁から下方へ延びる略四角筒形状の側壁部29と、を備えて構成されている。天井壁部28は、側壁部29の内側部位が、折り畳まれたエアバッグ3の上方を覆う部位として構成され、その部位には、エアバッグ3の膨張時に前後両側に開く二つの扉部28a・28aが設けられている。これらの扉部28a・28aの周囲には、膨張時のエアバッグ3に押された際に、扉部28a・28aが円滑に開くように、薄肉の破断予定部(図符号省略)が形成されている。この破断予定部は、上方から見て、略H字形の線状に配設されている。
【0026】
側壁部29は、水平方向に貫通する複数の連結孔29bが形成されている。これらの連結孔29bには、パッド27をバッグホルダ21に保持させるための固着手段としてのブラインドリベット30が、当板26を利用して、挿入されている。
【0027】
エアバッグ用巻き材10は、図2〜6に示すように、エアバッグ3と同様に、ポリエステルやポリアミド等の合成繊維から織られて形成されたシート状の素材から、裁断されて、製造されている。そして、巻き材10は、筒状カバー部11と2本のベルト部15(15L・15R)とを備えて構成されている。
【0028】
筒状カバ−部11は、組付用ボルト4aに係止させて、折り畳まれたエアバッグ3、すなわち、リテーナ4の各ボルト4を突出させた状態で折り畳まれたエアバッグ3の折り完了体6の4面6a・6b・6c・6dの周囲を、筒状に覆う部位である。
【0029】
この折り完了体6は、図5のAに示すように、直進操舵時の車両搭載状態での車両の左右に沿う方向を長くした略直方体形状としており、エアバッグ3の流入用開口3aを露出させて組付用ボルト4aを突出させて左右方向に長くした長方形形状の底面6a、底面6aと対向するように配置される天井面6c、底面6aと天井面6cとの間の前後の側面6b・6d、及び、左右の側面6e・6f、を備えて構成されている。
【0030】
なお、図5・6に示す折り完了体6と巻き材10の状態は、折り完了体6の底面6aを手前側に図示しており、車両搭載状態とは、左右が逆転している。
【0031】
そして、筒状カバー部11は、折り完了体6の底面6aを覆う底部11a・11e、折り完了体6の天井面6cを覆う天井部11c、折り完了体6の前後の側面6b・6dを覆う側部11b・11d、を備えて前後方向に延びた略長方形形状としている。そして、底部11aには、エアバッグ3の流入用開口3aに対応する位置に配置される挿通孔12と、リテーナ4の前部側の2本のボルト4af・4afに係止される係止孔13・13と、が形成されている。さらに、実施形態の場合、挿通孔12は、係止孔13より大きく開口し、かつ、後縁側の一部をエアバッグ3の流入用開口3aより広げて、内周縁をリテーナ4の後部側の2本のボルト4ab・4abに係止可能な係止孔部12bを備えて、略三角形状に、開口されている。この挿通孔12には、エアバッグ3の開口3aと同様に、インフレーター19の本体部19aが挿入されることとなる。すなわち、挿通孔12は、本体部19aを挿入させる流入用開口3aに対応した略円形の挿通部12aと、挿通部12aから後縁側の一部を広げて2本のボルト4ab・4abに内周縁を係止可能な係止孔部12bとを備えて、構成されている。また、底部11eにも、ボルト4afに係止される2つの係止孔13が形成されている。実施形態の筒状カバー部11では、この底部11eが、係止孔13を利用して、折り完了体6の底面6aにおける一方の縁側としての前縁側の2本のボルト4afに係止させ、底部11aの前部(前縁)側と重なることにより、折り完了体6の4面6a・6b・6c・6dの周囲を、一周分を越えて、筒状に覆うこととなる。
【0032】
また、筒状カバー部11の天井部11cには、膨張時のエアバッグ3によって円滑に破断されるように、破断予定部14が形成されている。実施形態の場合、破断予定部14は、左右方向に沿って直線状に断続的に設けられた複数(実施形態で3本)のスリット14aにより、構成されて、破断時、天井部11cを前後両側に分断するように、構成されている。
【0033】
そして、この筒状カバー部11の左右方向の幅寸法B1は、折り完了体6の左右方向の幅寸法B0と略等しく設定されている。
【0034】
各ベルト部15(15L・15R)は、筒状カバー部11の左右両縁から延びて形成されている。各ベルト部15は、折り完了体6における筒状カバー部11に覆われない面6e・6fを、覆う部位であり、先端に、ボルト4aに係止可能な係止孔15aを備えている。さらに、各ベルト部15は、それぞれ、ボルト4aに係止されて、それぞれ、エアバッグ3の流入用開口3aの軸方向Xと交差する方向で、斜めに横切って、折り完了体6の側面6e・6fを覆うように、構成されている。
【0035】
実施形態の場合、ベルト部15Lは、折り完了体6の左側面6eを、天井面6cの前縁6cf側から底面6aの後縁6ab側に向かって、エアバッグ3を押えつつ、斜めに横切るように、筒状カバー部11の左縁11L側における天井部11cの前縁11cf側から延びて、先端に、折り完了体6の左側面6e側における後縁側のボルト4abに係止可能な係止孔15aを備えて、構成されている。また、ベルト部15Rは、折り完了体6の右側面6fを、天井面6cの前縁6cf側から底面6aの後縁6ab側に向かって、エアバッグ3を押えつつ、斜めに横切るように、筒状カバー部11の右縁11R側における天井部11cの前縁11cf側から延びて、先端に、折り完了体6の右側面6f側における後縁側のボルト4abに係止可能な係止孔15aを備えて、構成されている。
【0036】
そして、これらのベルト部15は、幅寸法B2を、それぞれ、折り完了体6の側面6e・6fを覆っても、それらの側面6e・6fの一部6gを露出させる程度の寸法に設定されている。実施形態の場合、ベルト部15の幅方向の両側に、側面6e・6fの一部を露出させた露出面6g・6gを設けることができるように、幅寸法B2を20〜60mmとしている。
【0037】
つぎに、このエアバッグ装置Mの組み立てについて述べると、まず、各組付用ボルト4aを流入用開口3aの周縁から外側に突出させるように、リテーナ4をエアバッグ3内に入れて、エアバッグ3を折り畳んで、折り完了体6を形成し、折り崩れ防止のために、巻き材10を巻き付ける。
【0038】
この作業は、まず、図5のAに示すように、折り完了体6の底面6aにおける一方の縁側となる前縁側の2本のボルト4afを係止孔13・13に挿入させるとともに、折り完了体6の底面6aにおける他方の縁側となる後縁側の2本のボルト4abを挿通孔12の係止孔部12bに挿入させて、巻き材10の筒状カバー部11における底部11aを、4本のボルト4aに係止させて、折り完了体6の底面6aに配置させる。ついで、図5のBに示すように、折り完了体6の側面6b・天井面6c・側面6dを覆うように、筒状カバー部11の側部11b・天井部11c・側部11dを、折り完了体6に巻き付け、さらに、折り完了体6の底面6aにおける一方の縁側となる前縁側の2本のボルト4afを底部11eの各係止孔13に挿入させて、底部11eをボルト4afに係止させ、筒状カバー部11により、エアバッグ3を押えつつ、折り完了体6の4面6a・6b・6c・6dの周囲を筒状に包む。
【0039】
その後、図6のA・Bに示すように、左右の各ベルト部15L・15Rの先端を、底面6aまで配置させて、各ボルト4abを係止孔15aに挿入させて、各ボルト4abに係止孔15aを係止させれば、巻き材10の巻き付け作業を完了させることができて、折り完了体6を巻き材10によって巻いてなる巻き完了体17を、形成することができる。
【0040】
その後、各ボルト4aを貫通孔23bから突出するように、巻き完了体17をバッグホルダ21の底壁部23上に配置させ、さらに、インフレーター19の本体部19aを、下方から底壁部23の挿通孔23a、巻き材10の挿通孔12の挿通部12a、及び、エアバッグ3の開口3a内に挿入させて、各ボルト4aをフランジ部19cの貫通孔19dから突出させる。そして、各ボルト4aにナット5を螺合させて、バッグホルダ21に対して、エアバッグ3とインフレーター19とを、保持させるように組み付ける。
【0041】
その後、エアバッグ3にパッド27を被せて、側壁部29の上縁段部29aにバッグホルダ21の係止爪24aを係止させるとともに、バッグホルダ21と側壁部29との連結孔25b・29b相互を一致させ、当板26を配設させて、リベット30を挿通させ、バッグホルダ21と側壁部29とを、リベット30により締結する。
【0042】
そして、バッグホルダ21の各保持プレート25における連結部25aに、図示しないホーンスイッチを介在させて、図示しない固定プレートを連結させれば、エアバッグ装置Mを組み立てることができる。
【0043】
このように組み立てたエアバッグ装置Mは、車両に取付済みのステアリングホイール本体1の図示しない取付座に対し、所定のボルトを使用して、固定プレートを固定させれば、ステアリングホイール本体1に組み付けることができて、この時、ステアリングホイールWの組み立てと車両へのステアリングホイールWの搭載とが、完了することとなる。
【0044】
ステアリングホイールWへの車両への搭載後、インフレーター本体部19aのガス吐出口19bから膨張用ガスが吐出されれば、折り畳まれたエアバッグ3が、膨張して、巻き材10の天井部11cの破断予定部14を破断させるとともに、パッド27の天井壁部28を押し上げることから、天井壁部28の扉部28a・28aが周囲を破断させて開き、扉部28a・28aの開いた開口から、エアバッグ3が、大きく突出することとなる。
【0045】
そして、実施形態の巻き材10では、折り完了体6を巻く際、まず、筒状カバー部11が、略直方体形状の折り完了体6の4面6a・6b・6c・6dの周囲を筒状に覆うように、ボルト4aに係止され、ついで、両ベルト部15L・15Rが、ボルト4abに係止されて、筒状カバー部11の覆っていなかった折り完了体6の残りの2面6e・6fを覆えば、巻き材10の巻き付け作業を完了させることができる。
【0046】
そして、筒状カバー部11が、幅寸法B1を、折り完了体6の幅寸法B0と略等しく設定されていることから、巻き付け完了状態では、筒状カバー部11の覆っていなかった折り完了体6の残りの2面6e・6f側へ、はみ出ることを、防止することができる。また、各ベルト部15L・15Rは、筒状カバー部11の覆っていなかった折り完了体6の残りの2面6e・6fを、それぞれ、エアバッグ3における膨張用ガスの流入用開口3aの軸方向Xと交差する方向で、斜めに横切るように覆って、ボルト4abに係止されるものであり、各ベルト部15L・15Rの幅寸法B2が狭く、折り完了体6の残りの2面6e・6fが部分的に露出しても、効率的に、エアバッグ3を押えることができて、折り崩れ防止効果を高めるように、折り完了体6の6面6a・6b・6c・6d・6e・6fの略全面が、筒状カバー部11と2本のベルト部15L・15Rとに、奇麗に巻き付けられることとなる。そして、2本のベルト部15L・15Rも、幅寸法B2を狭くして、嵩張らないようにすることができる。
【0047】
したがって、実施形態のエアバッグ用巻き材10は、嵩張らずに、折り崩れ防止効果を高めて、折り畳んだエアバッグ3を包むことができる。
【0048】
また、実施形態では、エアバッグ3が、流入用開口3aの周囲に、放射状にボルト4a(4af・4ab)を配設させるように構成されて、筒状カバー部11が、流入用開口3aに対応する挿通孔12と、2本のボルト4afに係止される係止孔13・13と、を備えて構成されており、そして、挿通孔12が、折り完了体6の底面6aにおける他方の縁側となる後縁側へ一部を拡大させて、折り完了体6の底面6aにおける他方の縁側となる後縁側に配置された2本のボルト4abに、内周縁を係止可能な係止孔部12bを備えて構成されている。
【0049】
このような構成では、筒状カバー部11を、4本のボルト4aに係止させる際、折り完了体6の底面6aにおける一方の縁側となる前縁側の2本のボルト4afに底部11a・11eの各係止孔13を係止させるとともに、折り完了体6の底面6aにおける他方の縁側となる後縁側の2本のボルト4abを、係止孔部12bを備えて大きく開口した挿通孔12に対して、嵌めるだけで、係止作業を完了させることができる。そのため、ボルト4abを挿通孔12より小さな開口の係止孔に嵌めなくともよく、筒状カバー部11のエアバッグ3への巻き付け作業が、簡便に行なえ、巻き材10の巻き付け作業工数を低減できる。
【0050】
なお、実施形態の巻き材10では、合成繊維を織った織布から形成されるものを例示したが、エアバッグ3の膨張時に破断可能として、折り崩れを防止可能に、折り完了体6に巻き付けることができれば、不織布、合成樹脂シート、紙等のシート状素材から、裁断等して製造してもよい。
【0051】
また、実施形態の巻き材10では、2本のベルト部15L・15Rが、左右方向に長い略直方体形状の折り完了体6において、他の面6a・6b・6c・6dに比べて、面積の一番小さい左右方向の両側面6e・6fを覆うように、構成されている。そのため、筒状カバー部11が、折り完了体6の表面における面積の広い部位6a・6b・6c・6dを筒状に押えることから、折り畳まれたエアバッグ3を極力コンパクトにして包むことが可能となり、エアバッグ装置Mへ組み付ける際の折り完了体6、すなわち、巻き完了体17の容積を極力小さくすることが可能となる。
【0052】
なお、実施形態のエアバッグ用巻き布10では、平らに展開した状態で、左右のベルト部15L・15Rが、筒状カバー部11から左右方向の外方へ延びるように、配設されている。しかし、各ベルト部15が、折り完了体6における筒状カバー部11に覆われない面6e・6fを、それぞれ、エアバッグ3における膨張用ガスの流入用開口3aの軸方向Xと交差する方向で、斜めに横切るように覆って、組付用ボルト4aに係止可能であれば、すなわち、天井部11cの前縁11cf側付近から延びるように配設されて、使用時、折り完了体6の天井部6cの前縁6cf側付近から底部6aの後縁6ab側に延びて、後縁側のボルト4abに係止されたり、あるいは、その逆として、天井部11cの後縁11cb側付近から延びるように配設されて、使用時、折り完了体6の天井部6cの後縁6cb側付近から底部6aの前縁6af側に延びて、前縁側のボルト4afに係止されるように、構成されていれば、各ベルト部15の配置に関して、図7・9〜15に示す巻き材10A・10B・10C・10D・10E・10F・10Hのように構成してもよい。
【0053】
これらの巻き材10A・10B・10C・10D・10E・10F・10Hは、各ベルト部15が、それぞれ、ベルト部15の幅方向の一方の縁を、略全長にわたって、スリット16を間にして、筒状カバー部11の左右の縁11L・11Rや前後の縁11F・11Bに隣接されるように、配設されている。
【0054】
このような巻き材10A・10B・10C・10D・10E・10F・10G・10Hでは、平らに展開した形状が、略四角形となって、例えば、図8に示すように、シート状素材8から巻き材10Aを裁断して製造する際に、巻き材10Aの個数を多く採ることができる。そのため、これらの巻き材10A・10B・10C・10D・10E・10F・10Hでは、シート状素材から裁断して製造する際の歩留まりを、良好にすることができる。
【0055】
なお、ベルト部15L・15Rは、巻き布10A・10D・10F・10Gのように、共に、筒状カバー部11の天井部11cの前縁11cf側付近から延びるように形成されて、使用時、折り完了体6の天井部6aの前縁6af側付近から底部11aの後縁11ab側に延びて、後縁側のボルト4abに係止されるように、構成したり、あるいは、巻き布10Bのように、その逆として、共に、筒状カバー部11の天井部11cの後縁11cb側付近から延びるように形成されて、使用時、折り完了体6の天井部6cの後縁6cb側付近から底部6aの前縁6af側に延びて、前縁側のボルト4afに係止されるように、構成してもよい。あるいは、巻き布10C・10E・10Hのように、相互のベルト部15L・15Rが、前後を逆にして、一方が、筒状カバー部11の天井部11cの前縁11cf側付近から延びるように形成されて、使用時、折り完了体6の天井部6cの前縁6cf側付近から底部6aの後縁6ab側に延びて、後縁側のボルト4abに係止され、かつ、他方が、その逆として、筒状カバー部11の天井部11cの後縁11cb側付近から延びるように形成されて、使用時、折り完了体6の天井部6cの後縁6cb側付近から底部6aの前縁6af側に延びて、前縁側のボルト4afに係止されるように、構成してもよい。
【0056】
また、実施形態では、筒状カバー部11が、折り完了体6の面6a・6b・6c・6dを筒状に覆う際、一周分を越えて、底部11eが底部11aと重なるように、構成した。しかし、本発明の特許請求の範囲には含まれないが、図11〜15に示す巻き材10D・10E・10F・10G・10Hのように、筒状カバー部11の底部11aと底部11eとが、それぞれ一方の縁側のボルト4afと他方の縁側のボルト4abに、係止されるように、構成して、筒状カバー部11が、底部11a・11e相互の重なる部分をなくして、折り完了体6の4つの面6a・6b・6c・6dを筒状に覆うように、構成してもよい。
【0057】
なお、実施形態では、ステアリングホイールWに搭載されるエアバッグ装置Mのエアバッグ3を包む巻き材10・10A・10B・10C・10D・10E・10F・10Hについて説明したが、エアバッグ用巻き材であれば、助手席用エアバッグ装置、膝保護用エアバッグ装置等のエアバッグに、本発明の巻き材を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のエアバッグ用巻き材が使用されるステアリングホイールの平面図である。
【図2】実施形態の巻き材が使用されるステアリングホイールの概略断面図であり、図1のII−II部位に対応する。
【図3】実施形態の折り完了体に巻き材を巻き付けて形成した巻き完了体の斜視図である。
【図4】実施形態の巻き材を平らに展開した正面図である。
【図5】実施形態の折り完了体に巻き材を巻き付ける状態を示す説明図である。
【図6】実施形態の折り完了体に巻き材を巻き付ける状態を示す説明図であり、図5の後の状態を示す。
【図7】実施形態の巻き材の変形例を示す正面図である。
【図8】図7に示す巻き材を、シート状素材から裁断して製造する状態を示す図である。
【図9】実施形態の巻き材の他の変形例を示す正面図である。
【図10】実施形態の巻き材のさらに他の変形例を示す正面図である。
【図11】実施形態の巻き材のさらに他の変形例を示す正面図である。
【図12】実施形態の巻き材のさらに他の変形例を示す正面図である。
【図13】実施形態の巻き材のさらに他の変形例を示す正面図である。
【図14】実施形態の巻き材のさらに他の変形例を示す正面図である。
【図15】実施形態の巻き材のさらに他の変形例を示す正面図である。
【符号の説明】
3…エアバッグ、
3a…流入用開口、
4a(4af・4ab)…組付用ボルト、
6…折り完了体、
10…エアバッグ用巻き材、
11…筒状カバー部、
12…挿通孔、
12b…係止孔部、
13…係止孔、
15(15L・15R)…ベルト部、
15a…係止孔、
16…スリット、
B0…(折り完了体の)幅寸法、
B1…(筒状カバー部の)幅寸法、
B2…(ベルト部の)幅寸法、
X…(流入用開口の)軸方向、
M…エアバッグ装置。

Claims (2)

  1. 可撓性を有したシート状素材から形成され、
    エアバッグにおける膨張用ガスの流入用開口の周囲に、放射状に配置された複数の組付用ボルトを突出させた状態で、前記エアバッグを折り畳んで形成した略直方体形状の折り完了体を、前記組付用ボルトに係止させつつ、巻いて包むことにより、
    前記エアバッグの膨張時に破断可能として、折り畳まれた前記エアバッグの折り崩れを防止可能なエアバッグ用巻き材であって、
    前記組付用ボルトと前記流入用開口とを設けた前記折り完了体の底面における一方の縁側の前記組付用ボルトと他方の縁側の前記組付用ボルトとに係止させつつ一周分を越えて前記折り完了体の4面を筒状に覆うように、前記折り完了体の底面における一方の縁側から他方の縁側、ついで、前記折り完了体の側面、天井面、側面、さらに、前記折り完了体の底面の一方の縁側にかけてを覆う構成とし、幅寸法を、前記折り完了体の幅寸法と略等しく設定される筒状カバー部と、
    該筒状カバー部の幅方向の両縁付近から延びて、前記折り完了体における前記筒状カバー部に覆われない残りの2面を、それぞれ、前記エアバッグにおける膨張用ガスの流入用開口の軸方向と交差する方向で、斜めに横切るように覆って、前記組付用ボルトに係止される2本のベルト部と、
    を備えて構成され、
    前記筒状カバー部が、前記折り完了体の底面を重ねて覆うように、前記折り完了体の一方の縁側に配置された前記組付用ボルトに係止させる係止孔をそれぞれ備えた二つの底部を備え
    一方の前記底部が、前記係止孔と、前記係止孔より大きく開口し、かつ、前記流入用開口より大きく広げて開口する挿通孔と、を備え、
    前記挿通孔が、前記流入用開口に対応する挿通部と、前記挿通部から前記折り完了体の底面における他方の縁側に広げて開口する係止孔部と、を備え、
    前記係止孔部が、前記折り完了体の底面における一方の縁側の前記組付用ボルトを一方の前記底部の係止孔に挿入させるとともに、前記折り完了体の底面における他方の縁側の前記組付用ボルトを前記挿通孔に挿入させる際に、前記折り完了体の底面における他方の縁側の前記組付用ボルトに、前記係止孔部の内周縁を係止可能とする構成としていることを特徴とするエアバッグ用巻き材。
  2. 平らに展開した状態で、前記各ベルト部が、それぞれ、ベルト部の幅方向の一方の縁を、略全長にわたって、スリットを間にして、前記筒状カバー部に隣接されるように、配設されていることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ用巻き材。
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