JP4091786B2 - トレー送り機構 - Google Patents

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JP4091786B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車をトレーに載せて格納又は搬送する形式の各種機械式駐車設備や各種物品をトレーに載せて格納又は搬送する形式の各種自動倉庫設備などに利用し、物品を載せるトレーを水平面上の横方向又は縦方向に移動するためのトレー移動経路上で、トレーを横方向又は縦方向に選択的に案内して送り出すトレー送り機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、所謂パズル方式の平面循環式駐車装置では、自動車の格納階層の駐車スペースに自動車を載せる複数のトレーがマトリックス状に(但し、少なくとも1箇所にトレーのない空スペースが設定されて)配置され、これらのトレーが、トレー送り機構により、前後及び左右の4方向、あるいは前後又は左右の2方向に送られるようになっている。
【0003】
この種のトレー送り機構の一例が、特開平6−239451号公報(4方向型パレット搬送設備)に開示されている。以下、その概要について、図11を用いて説明する。
【0004】
このパレット搬送設備の場合、図11に示すように、パレット50の下面に、パレット50の中心を通り長手方向に延びる長手ガイドレール51と、パレット50の中心を通り短手方向に延びる短手ガイドレール52と、長手ガイドレール51の両側方でパレット50の長手方向に平行に延びる2本の長手走行レール53と、短手ガイドレール52の両側方でパレット50の短手方向に平行に延びる2本の短手走行レール54とを備えている。これら長手走行レール53、短手走行レール54はいずれも各ガイドレール51、52の下端より、その下面が上方に位置するように形成されている。また、長手ガイドレール51と短手ガイドレール52の交差部はそれぞれのレールが切り欠かれていて、各ガイドレール51、52と各走行レール53、54との交差部では各ガイドレール51、52のレール部分が切り欠かれている。
【0005】
また、パレット搬送装置55は、4個の走行ローラ56からなり、それぞれ旋回台57に支持されている。4個の走行ローラ56はすべて減速機付きモータを連結した駆動ローラであってもよく、対角位置の2個のローラ56を駆動ローラとし、残りを従動ローラとしてもよい。また、これら走行ローラ56の他に、パレット50を隣接位置へ送るための補助ガイドローラが併設される。4台の旋回台57はすべてリンク58で連結され、そのうち1台の旋回台57にはリンク58で方向転換駆動モータ59のアーム60に連結されている。このようにして駆動モータ59を駆動してアーム60を旋回すると、リンク58を介して各旋回台57が90度旋回し、各走行ローラ56が90度方向転換するようになっている。また、4個の走行ローラ56を結ぶ対角線上の交点にガイドローラユニット61が設けられている。このガイドローラユニット61は2本のガイドレバーが互いの中心で軸着されたX型リンク62と、各ガイドレバーの両端にそれぞれ軸着されたガイドローラ63とを備える。X型リンク62の各ガイドレバーは直近の旋回台57にレバー64により連結され、旋回台57を旋回したときに、これに連動してX型リンク62が開閉するようになっている。
【0006】
このようにして、パレット50を長手方向に走行させる場合、パレット50の長手ガイドレール51がガイドローラユニット61の各ガイドローラ63に挟持され、各走行ローラ56がパレット50の長手方向に向けられて、走行ローラ56を回転駆動することによりパレット50はガイドローラユニット61で走行方向をガイドされながら長手方向に送られる。またパレット50を短手方向に走行させる場合、パレット50がパレット搬送装置55に同心上に位置され、駆動モータ59でアーム60が旋回されることにより、走行ローラ56の各旋回台57が90度旋回して、各ローラ56がパレット50の短手方向に向けられるとともに、ガイドローラユニット61のX型リンク62が動き、各ガイドローラ63で短手ガイドレール52が挟持される。この状態から走行ローラ56を回転駆動することによりパレット50はガイドローラユニット61で走行方向をガイドされながら短手方向に送られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のトレー送り機構では、トレーの移動経路上のトレー1枚分の1区画ごとに、4個の走行ローラ、4組の補助ガイドローラ、4個の走行ローラを駆動する4個又は2個の駆動モータ、4個の走行ローラを支持する4台の旋回台、4台の旋回台を連結する複数のリンク、4台の旋回台を旋回駆動する1個の駆動モータの他、X型に軸着された2本のガイドレバーとその両端のガイドローラとからなるガイドローラユニット、ガイドローラユニットと旋回台とを連結するガイドレバーなどを必要とし、部品点数が多く、その据付調整が複雑で、これがコストダウンの妨げになっているという問題がある。
本発明は、このような従来の問題を解決し、この種のトレー送り機構において、部品点数を大幅に削減するとともに、その据付調整を簡略化して、大幅なコストダウンを図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のトレー送り機構は、物品を格納又は搬送するトレーを水平面上の縦方向又は横方向に移動するためのトレー移動経路と、前記トレー移動経路上に設置され、前記トレーを縦方向又は横方向に選択的に案内して送り出すトレー送り装置とを備えたトレー送り機構において、前記トレーの下面側の略四隅にローラが軸支され、前記トレー移動経路は、前記トレーの各ローラの転動により、前記トレーを縦方向に移動するための一対の縦方向レール、及び前記トレーを横方向に移動するための一対の横方向レールとにより組み立てられて、前記トレーが前記レール上で縦方向又は横方向に移動する形式に構成され、前記トレーの下面側で前記各ローラとは異なる位置、直線状の回動レールが水平方向に回動可能に軸支されるとともに前記トレーと前記回動レールとの間に、前記回動レールを水平面上の縦方向又は横方向に向けてロックするロック装置が設けられて前記トレー送り装置前記トレーの回動レールを両側から挟持して回動レールの長手方向へ送り出して前記トレーを縦方向又は横方向へ送り出すトレー送り出し装置と、前記トレー送り出し装置を支持して回動し、前記回動レールを前記水平面上の縦方向又は横方向に転換する回動レール方向転換装置とを備え、また、前記トレー送り装置は前記一対の縦方向レールと前記一対の横方向レールとにより形成されたそれぞれの区画に設置されるものである。本発明はまた、次のように具体化される。第1に、回動レールは、その長さにトレー下面の縦方向又は横方向のいずれか短い一方の長さと略同じか又は少し短い寸法が設定され、トレーの下面中心に軸支される。第2に、トレー下面の縦方向又は横方向のいずれか長い一方に、水平面上の縦方向又は横方向に向けられた回動レールの延長上に直線状に連続してトレー送り出し装置に係合可能な固定レールを備える。第3に、ロック装置は、回動レール又はトレーのいずれか一方に具備する係止凹部と、そのいずれか他方に具備し、係止凹部に弾性係合可能な係止突起とを備える。第4に、トレー送り出し装置は、トレーの回動レールの両側に圧接する一対の回転体と、少なくともその片側一方の回転体を回転駆動する駆動装置とを備える。第5に、回動レール方向転換装置は、トレー送り出し装置を支持する回転台と、回転台を回転駆動する駆動装置とを備える。以上の構成により、トレー送り機構の部品点数を大幅に削減するとともに、その据付調整を簡略化して、大幅なコストダウンを図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1乃至図4に本発明の一実施の形態を示している。図1において、トレー送り機構1は、物品を格納又は搬送するトレーを水平面上の縦方向又は横方向に移動するためのトレー移動レール20と、トレー移動レール20上のトレーを縦方向又は横方向に選択的に案内して送り出すトレー送り装置30とを備える。
【0010】
このトレー送り機構1で用いるトレー10は、図2に示すように、縦長の長方形状の板材からなり、その下面の略四隅にそれぞれ球状ローラ11が取り付けられている。この球状ローラ11は筒状のローラ保持部材12に360度方向に回転自在に保持されていて、球状ローラ11の球面の一部がローラ保持部材12の下端開口から表出された構造になっている。なお、この実施の形態ではトレーの四隅に1個ずつ球状ローラを設けているが、トレーの四隅にそれぞれ複数の球状ローラを設けてもよい。この場合、トレー下面の四隅にそれぞれ、例えば3個の球状ローラをトレーの隅に沿って略L字形の配列に取り付けることができる。このようにすることにより、トレーの移動速度を上げる場合に対応することができる。また、このトレー10の下面には、直線状の回動レール13、直線状の固定レール15、回動レール13をロックするためのロック装置16を備えている。回動レール13は角パイプ材などにより形成され、その長さにトレー10下面の縦方向又は横方向のいずれか短い一方の長さと略同じか又は少し短い所定の寸法が設定される。このトレー10の場合、縦長の長方形になっているので、回動レール13の長さにトレー10の横方向の長さと略同じか又は少し短い所定の寸法を設定されている。なお、トレーが横長の長方形の場合は、回動レールの長さにトレーの縦方向の長さと略同じか又は少し短い寸法を設定すればよい。また、トレーが正方形の場合は、回動レールの長さにトレーの一辺の長さと略同じか又は少し短い寸法を設定すればよい。また、回動レール13の幅及び高さは回動レールとして適宜設定される。このようにして回動レール13はその中心をトレー10の下面中心に軸支され、トレー10の下面で水平方向に回動可能に取り付けられる。また、固定レール15は、長方形のトレーの場合に必要で、トレー下面の縦方向又は横方向のいずれか長い一方に、その方向に向けられた回動レール10の延長上に直線状に連続可能に設けられる。このトレー10の場合、トレー下面の縦方向が長いので、固定レール15は、縦方向に向けられた回動レール13の前側延長上にトレー10の前端まで延びる前側固定レール151と、回動レール13の後側延長上にトレー10の後端まで延びる後側固定レール152として具備されている。これら前側固定レール151、後側固定レール152はいずれも回動レール13と同様に、角パイプ材により回動レール13と一体的な形状に形成されていて、それぞれトレー10の下面に固定されている。なお、正方形のトレーの場合、この固定レールは不要である。また、ロック装置16は、トレー10の回動レール13を水平面上の縦方向又は横方向に向けてロックする手段で、図3に示すように、回動レール13に係止凹部14を形成され、トレー10に係止突起17を取り付けられて構成されている。この場合、係止凹部14は回動レール13の上面にフラットバーなどが固着され、このフラットバーに係止穴を穿設して形成され、これが回動レール13の上面で、回動レール13の回動中心の両側所定の位置2箇所に設けられる。一方、係止突起17は、筒形のケース170と、このケース170内にばね部材などの弾性手段を介してケース170下端の開口から出没可能に突出する係止ピン171とからなり、係止ピン171が回動レール13の係止凹部14に係合(弾性係合)可能になっている。このような係止突起17が合計4本、図2及び図3に示すように、トレー10下面の回動レール13の回動範囲において回動レール13を水平面上の縦方向に向けた状態で回動レール13の各係止凹部14に係合可能な位置2箇所と水平面上の横方向に向けた状態で回動レール13の各係止凹部14に係合可能な位置2箇所、すなわち回動レール13の回動中心の前後左右の合計4箇所に取り付けられる。このようにしてトレー10側の縦方向又は横方向の各係止突起17と回動レール13側の各係止凹部14が係脱可能に構成されている。なお、係止凹部14をトレー10側に、係止突起17を回動レール13側に設けてもよい。
【0011】
図1において、トレー移動レール20は、トレー10を縦方向に移動するための複数組みの一対の縦方向レール21と、トレー10を横方向に移動するための複数組みの一対の横方向レール22と、トレー10を縦方向又は横方向に移動案内するためのコーナーレール23とにより組み立てられている。各一対の縦方向レール21はトレー10の各球状ローラ11が転動可能に走行面をフラットに形成され、水平面上に縦方向に向けて設置されている。各一対の横方向レール22はトレー10の球状ローラ11が転動可能に走行面をフラットに形成され、水平面上に横方向に向けて設置されている。なお、各縦方向レール21の走行面と各横方向レール22の走行面は同じレベルである。各コーナーレール23は各横方向レール22の両端部上で、各縦方向レール21と横方向レール22との交差部に設置されている。各コーナーレール23の走行面には、トレー10の各球状ローラ11が嵌入可能な溝が縦方向レール21と横方向レール22に対応して略十字形又は略T字形に形成されている。ここでは、コーナーレール23の横方向の溝がトレー10の球状ローラ11を水平面上の横方向に案内可能にある程度長く形成されていて、縦方向の溝はコーナーレール23からトレー10の球状ローラ11が離脱できる程度に比較的短く形成されている。このコーナーレール23の溝の底は縦方向レール21、横方向レール22の各走行面と同じレベルである。なお、前述したように、トレー10の四隅にそれぞれ複数の球状ローラを備える場合は、コーナーレール23に縦方向又は横方向の溝が追加的に形成される。これらの縦方向レール21、横方向レール22、コーナーレール23は任意に組み合わせられ、各種機械式駐車設備や各種自動倉庫設備に利用するトレーの移動経路が形成される。
【0012】
トレー送り装置30は、図3に示すように、トレー10の回動レール13、さらに固定レール15を両側から挟持してこれら回動レール13、固定レール15を送り出すトレー送り出し装置31と、トレー送り出し装置31を回動変位してトレー送り出し装置31により挟持されたトレー10の回動レール13を水平面上の縦方向又は横方向に転換する回動レール方向転換装置36とを備える。
【0013】
トレー送り出し装置31は、図4に示すように、トレー10の回動レール13(又は固定レール15)の両側面に圧接可能な一対の回転ローラ32、33と、少なくともその片側一方の回転ローラ32を回転駆動する減速機付きの駆動モータ35とを具備する。ここで一対の回転ローラ32、33はウレタンローラからなり、片側2個、両側合計4個のローラ構成になっている。片側一方の2個の回転ローラ32、32は駆動ベルト又は駆動チェーン34で作動連結され、その一方の回転ローラ32が駆動モータ35の出力軸に作動連結される。また、片側他方の2個の回転ローラ33はスプリング(不図示)を付設され、このスプリングの付勢力により片側一方の各回転ローラ32、32の対向位置からトレー10の回動レール13及び固定レール15に対して弾性的に圧接される。
【0014】
回動レール方向転換装置36は、図3、図4に示すように、トレー送り出し装置31を支持する回転台37と、回転台37を回転駆動するモータシリンダ38とを備える。ここで回転台37は矩形状のプレートで、下面中心に支軸371が取り付けられ、この支軸371がトレー移動レール20上に設置された軸受370に支持されて回動可能に設置される。この回転台37には幅方向中心に長手方向に向けてトレー10の回動レール13を通すためのガイドスペース37Gが設定されてトレー送り出し装置31が搭載される。すなわち、回転台37上の片側一方にガイドスペース37Gに沿って2個の回転ローラ32が水平方向に回転可能に軸支される。これら回転ローラ32は既述のとおり駆動ベルト又は駆動チェーン34により作動連結され、その一方の回転ローラ32の下方、回転台37の下部に駆動モータ35が取り付けられてその一方の回転ローラ32と駆動モータ35が作動連結される。また回転台37上の片側他方にガイドスペース37Gに沿って2個の回転ローラ33が駆動側の2個の回転ローラ32に対向して水平方向に回転可能に軸支される。これらの回転ローラ33は既述のとおりスプリングによりトレー10の回動レール13に圧接可能に設置される。このようにして、両側一対の回転ローラ32,32、33,33により回動レール13をその両側から弾性的に挟持できるように構成される。また、回転台37の近傍にモータシリンダ38が設置され、その作動ロッド381の先端と回転台37がレバー39を介して連結される。このようにして、モータシリンダ38の作動ロッド381の伸縮動作により、回転台37を90度回動変位して回転台37の長手方向、すなわち回転台37のガイドスペース37Gを水平面上の縦方向又は横方向に向けられるように構成される。なお、回転台37の駆動手段はモータシリンダに代えて駆動モータを用いてもよい。この場合、駆動モータと回転台の支軸が作動連結される。
【0015】
次に、このトレー送り機構1による基本的なトレー10の送り動作について図1及び図5乃至図8を参照しながら説明する。なお、トレー送り機構1は、図示されない制御装置の制御に基づいて作動され、トレー10を水平面上の縦方向又は横方向に移動する。
【0016】
図1において、トレー10を縦方向に移動する場合、まず回動レール方向転換装置36が作動され、モータシリンダ38の1駆動によりその作動ロッド381が伸長される。これにより回転台37の長手方向がトレー移動レール20の一対の縦方向レール21と平行に向けられ、この回転台37の回動変位に従動して、回転台37上の一対の回転ローラ32,32、33,33間に挟持されたトレー10の回動レール13がトレー移動レール20の縦方向に向けられる。同時にこの回動レール13はロック装置16の係止突起17と係止凹部14との弾性係合によりロックされ、この回動レール13の向きが固定される。次に、この状態でトレー送り出し装置31が作動され、駆動モータ35の1駆動により片側一方の各回転ローラ32,32が回転駆動され、これらの回転ローラ32,32と片側他方の各回転ローラ33,33に圧接挟持されたトレー10の回動レール13はこれら回転ローラ32,32、33,33の摩擦係合により、その回転方向に送り出される。このトレー10の回動レール13はトレー移動レール20の縦方向の向きに固定されているので、これを案内にしてトレー10四隅の各球状ローラ11が一対の縦方向レール21上を転動し、トレー10が一対の縦方向レール21上を縦方向に向けて移動される。トレー10の回動レール13が送り出されると、続いて固定レール15(トレー10の移動方向に応じて前側固定レール151又は後側固定レール152)が一対の回転ローラ32,32、33,33に挟持され、これが同様にして送り出される。このようにしてトレー10がトレー移動レール20上を縦方向に移動される。
【0017】
トレー10を横方向に移動する場合、図5乃至図7に示すように、まず回動レール方向転換装置36が作動され、モータシリンダ38の1駆動によりその作動ロッド381が収縮される。これにより回転台37の長手方向がトレー移動レール20の一対の横方向レール22と平行に向けられ、この回転台37の回動変位に従動して、回転台37上の一対の回転ローラ32,32、33,33間に挟持されたトレー10の回動レール13がトレー移動レール20の横方向に向けられる。同時にこの回動レール13はロック装置16の係止突起17と係止凹部14との弾性係合によりロックされ、この回動レール13の向きが固定される。次に、この状態でトレー送り出し装置31が作動され、図8に示すように、駆動モータ35の1駆動により片側一方の各回転ローラ32,32が回転駆動され、これらの回転ローラ32,32と片側他方の各回転ローラ33,33に圧接挟持されたトレー10の回動レール13はこれら回転ローラ32,32、33,33の摩擦係合により、その回転方向に送り出される。このトレー10の回動レール13はトレー移動レール20の横方向の向きに固定されているので、これを案内にしてトレー10四隅の各球状ローラ11が一対の横方向レール22上を転動し、トレー10が一対の横方向レール22上を横方向に向けて移動される。
【0018】
次に、このトレー送り機構1を適用したパズル式の平面循環式駐車装置について図9、図10を用いて説明する。図9、図10において、自動車の格納階層の駐車スペース40には一対の縦方向レール21と一対の横方向レール22がマトリックス状に敷設され、さらに各横方向レール21の両端部にコーナーレール23が設置され(図1参照)、これら縦方向レール21、横方向レール22、コーナーレール23とにより複数の駐車区画41が形成されている。これらの駐車区画41のうち、少なくとも1駐車区画41を空区画(トレー10を置かない区画)にして他の駐車区画41に自動車載置用のトレー10が配置される。駐車スペース40の各駐車区画41の中心に、トレー送り装置30が設置され、トレー10の回動レール13、さらに固定レール15を両側から挟持してトレー10を送り出すトレー送り出し装置31と、トレー送り出し装置31を回動変位してトレー送り出し装置31により挟持されたトレー10の回動レール13を水平面上の縦方向又は横方向に転換する回動レール方向転換装置36とを備える。また、各トレー10の下面には球状ローラ11、回動レール13、固定レール15、ロック装置16が設けられている。なお、42はリフトであり、自動車の入出庫階と自動車の格納階層との間に設置され、その昇降台43上に各自動車の格納階層においてリフトの昇降路に隣接する各駐車区画41の一対の縦方向レール21、横方向レール22に連結可能な縦方向レール21、横方向レール22と、各駐車区画41と同じトレー送り装置30とを備える。また、トレー10を縦方向又は横方向のいずれか一方にのみ送る駐車区画41については、回動レール方向転換装置36は不要であり、トレー10を単に縦方向又は横方向に送るだけのトレー送り出し装置31が設置される。
【0019】
この平面循環式駐車装置の場合、通常(運転を停止している間は)、各駐車区画41のトレー10は待機状態になっていて、トレー10の回動レール13がトレー送り出し装置31の一対の回転ローラ32,32、33,33に挟持されている。この場合、トレー送り出し装置31の向き、つまり回転ローラ32,32、33,33の向きに従ってトレー10の回動レール13が縦方向又は横方向に向けられている。なお、この回動レール13の向きはロック装置16(トレー10側の係止突起17と回動レール13側の係止凹部14との弾性係合)により固定されている。
【0020】
自動車の入庫又は出庫に際して、図示されない制御盤の制御に基づいて、自動車の入出庫運転が行われる。まず、駐車スペース40の空区画に隣接する1箇所又は複数箇所の駐車区画41のトレー送り装置30が作動され、1箇所又は複数箇所の駐車区画41上の1台又は複数台のトレー10が空区画に向けて送られる。
【0021】
このとき、トレー10の回動レール13が空区画の方向に向けられている場合、即時、トレー送り出し装置31が作動され、駆動モータ35の1駆動により片側一方の各回転ローラ32,32が回転駆動され、これらの回転ローラ32,32と片側他方の各回転ローラ33,33に圧接挟持されたトレー10の回動レール13はこれら回転ローラ32,32、33,33の回転方向に送り出される。
【0022】
ここでトレー10の回動レール13がトレー移動レール20の縦方向の向きに固定されている場合、トレー10の回動レール13は一対の回転ローラ32,32、33,33により縦方向に送り出され、この回動レール13に案内されてトレー10四隅の各球状ローラ11が一対の縦方向レール21上を転動し、トレー10全体が一対の縦方向レール21上を縦方向(自動車から見ると前又は後方向)に向けて移動される。トレー10の回動レール13の全長が送り出されると、続いて一方の固定レール(トレー10の進行方向後側の固定レール)15が一対の回転ローラ32,32、33,33に挟持され、これが同様にして送り出され、この固定レール15に案内されてトレー10四隅の各球状ローラ11が一対の縦方向レール21上を転動し、トレー10全体が一対の縦方向レール21上を縦方向に向けて移動される。この一方の固定レール15の全長が送り出しされる前に、他方の固定レール(トレー10の進行方向前側の固定レール)15が空区画のトレー送り出し装置31に係合し、その一対の回転ローラ32,32、33,33に挟持され、これが同様にして送り出される。一方の固定レール(トレー10の進行方向後側の固定レール)15の全長の送り出しが終わると、このトレー10の他方の固定レール(トレー10の進行方向前側の固定レール)15が空区画のトレー送り出し装置31により送り出され、この固定レール15に案内されてトレー10四隅の各球状ローラ11がさらに一対の縦方向レール21上を転動し、トレー10全体がさらに一対の縦方向レール21上を縦方向に向けて移動される。この固定レール15の全長が送り出されると、続いて回動レール13が一対の回転ローラ32,32、33,33に挟持され、これが同様にして送り出される。このようにして回動レール13の回動中心が空区画の回転台37の中心位置まで送り出されたところで、トレー10が縦方向に1トレー分だけ移動される。なお、複数台のトレー10の場合、各トレー10が順次又は同時に、同様の動作により同じ方向に移動される。
【0023】
また、トレー10の回動レール13がトレー移動レール20の横方向の向きに固定されている場合は、トレー10の回動レール13は一対の回転ローラ32,32、33,33により横方向に送り出され、この回動レール13に案内されてトレー10四隅の各球状ローラ11が一対の横方向レール22上を転動し、トレー10全体が一対の横方向レール22上を横方向(自動車から見ると左又は右方向)に向けて移動される。トレー10の回動レール13の全長が送り出される前に、この回動レール13の一方端(トレー10の進行方向前側の端部)が空区画のトレー送り出し装置31に係合し、その一対の回転ローラ32,32、33,33に挟持され、これが同様にして送り出される。回動レール13の全長の送り出しが終わると、この回動レール13の他方端(トレー10の進行方向前側の端部)が空区画のトレー送り出し装置31により送り出され、この回動レール13に案内されてトレー10四隅の各球状ローラ11がさらに一対の横方向レール22上を転動し、トレー10全体がさらに一対の横方向レール22上を横方向に向けて移動される。このようにして回動レール13の回動中心が空区画の回転台37の中心位置まで送り出されたところで、トレー10が横方向に1トレー分だけ移動される。なお、複数台のトレー10の場合、各トレー10が順次又は同時に、同様の動作により同じ方向に移動される。
【0024】
反対に、トレー10の回動レール13が空区画に向けられていない場合、トレー送り出し装置31が回動レール方向転換装置36(モータシリンダ38の1駆動)により回動変位され、一対の回転ローラ32,32、33,33に挟持されたトレー10の回動レール13が空区画に向けて方向転換される。なお、回動レール13の回動が開始されるときに、回動レール13の回転方向の動きにより、トレー10の係止突起17と回動レール13の係止凹部14との係合が外される。このようにして回動レール13はトレー移動レール20の縦方向又は横方向から横方向又は縦方向に向けて90度回動され、同時にこの回動レール13はロック装置16の係止突起17と係止凹部14との弾性係合によりロックされ、この回動レール13の向きが固定される。続いて、トレー送り出し装置31が作動され、駆動モータ35の1駆動により片側一方の各回転ローラ32,32が回転駆動され、これらの回転ローラ32,32と片側他方の各回転ローラ33,33に圧接挟持されたトレー10の回動レール13はこれら回転ローラ32,32、33,33の回転方向に送り出される。この送り出し動作については既に述べたとおりである。なお、複数台のトレー10の場合、各トレー10が順次又は同時に、同様の動作により同じ方向に移動される。
【0025】
このようにして1台又は複数台のトレー10が空区画に向けて縦方向又は横方向に向けて移動するトレー10の送り動作が繰り返されることにより、入庫又は出庫のトレー10はリフト42まで移動される。入庫又は出庫のトレー10がリフト42の昇降台43に載せられると、昇降台43は自動車の入出庫階まで上昇又は下降され、自動車の入出庫階で自動車が入庫又は出庫される。
【0026】
このように上記実施の形態によれば、トレー10の下面側に回動レール13と回動レール13のロック装置16とを設け、トレー移動レール20上に設置したトレー送り装置30、すなわちトレー送り出し装置31と回動レール方向転換装置36とにより、トレー10を水平面上の縦方向又は横方向に案内して送り出すので、従来に比べて部品点数を大幅に削減することができ、その据付調整を簡略化して、大幅なコストダウンを図ることができる。特に、従来は4個の走行ローラを旋回させるために走行ローラ旋回用ロッド等多くの部品を必要とし、さらに走行ローラ同士の同期制御を必要としていたが、この実施の形態では、4個の回転ローラを1つの駆動モータで回転駆動し、1つのモータシリンダで回動変位させるので、部品点数を大きく減らすだけでなく、回転ローラの同期制御も不要とし、据付調整も簡略化でき、極めて大幅なコストダウンを図ることができる。
【0027】
また、装置各部の構成を見ても、回動レール13を角パイプなどにより形成し、トレー10の下面中心に軸支するだけなので、簡単な構造で、コストを低く抑えることができる。固定レール15も同様に、角パイプなどにより形成し、トレー10の下面に固定するだけなので、簡単な構造で、コストを低く抑えることができる。
さらに、ロック装置16を、回動レール13又はトレー10のいずれか一方に具備する係止凹部14と、そのいずれか他方に具備し、係止凹部14に弾性係合可能な係止突起17とにより構成しているので、簡単な構造で、コストを低く抑えることができる。
さらに、トレー送り出し装置31を、トレー10の回動レール13の両側に圧接する一対の回転ローラ32,32、33,33と、少なくともその片側一方の回転ローラ32,32を回転駆動する駆動モータ35とにより構成しているので、トレー送り出し装置31を少ない部品点数で構成することができ、コストの低減を図ることができる。また、トレー10の回動レール13を一対の回転ローラ32,32、33,33で挟持して駆動モータ35の1駆動により送り出すようにしているので、トレー10の送り出しを効率良く行うことができる。
さらに、回動レール方向転換装置36を、トレー送り出し装置31を支持する回転台37と、回転台37を回転駆動するモータシリンダ38とにより構成しているので、回動レール方向転換装置36を少ない部品点数で構成することができ、コストの低減を図ることができる。また、トレー10の回動レール13をトレー送り出し装置31で挟持してモータシリンダ38の1駆動によりトレー10の回動レール13を水平面上の縦方向又は横方向に向けるようにしているので、トレー10の方向転換を効率良く行うことができる。
さらに、トレー10下面の略四隅にそれぞれ球状ローラ11を配設し、トレー移動レール20を、一対の縦方向レール21と、一対の横方向レール22と、コーナーレール23とにより構成するので、トレー10の移動経路を従来に比べて少ない部品点数で形成することができる。また、各縦方向レール21と各横方向レール22との交差部にコーナーレール23を設け、その略十字形又は略T字形の溝により、トレー10の各球状ローラ11を縦方向又は横方向に移動案内するので、トレー10を縦方向又は横方向へより確実に案内して送り出すことができる。
【0028】
なお、上記実施の形態では、トレー送り機構1を適用した平面循環式駐車装置を例示しているが、このトレー送り機構1は、平面循環式駐車装置に限定して使用するものではなく、水平循環式、平面往復式、エレベータスライド式、エレベータ式など各種機械式駐車装置において、トレーの平面循環又はパズル循環が必要な個所に適宜設置することができ、各種機械式駐車装置において上記と同様の作用効果を奏することができる。さらに、このトレー送り機構を各種物品を格納する各種自動倉庫においても同様に利用することができる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、トレーの下面側の略四隅にローラを軸支し、トレー移動経路を、トレーの各ローラの転動により、トレーを縦方向に移動するための一対の縦方向レール、及びトレーを横方向に移動するための一対の横方向レールとにより組み立てて、トレーをレール上で縦方向又は横方向に移動させる形式にして、トレーの下面側で各ローラとは異なる位置、直線状の回動レールを水平方向に回動可能に軸支するとともにトレーと回動レールとの間に、回動レールを水平面上の縦方向又は横方向に向けてロックするロック装置を設け、トレー送り装置を、トレーの回動レールを両側から挟持して回動レールの長手方向へ送り出してトレーを縦方向又は横方向へ送り出すトレー送り出し装置と、トレー送り出し装置を支持して回動し、回動レールを水平面上の縦方向又は横方向に転換する回動レール方向転換装置とにより構成し、このトレー送り装置を、一対の縦方向レールと一対の横方向レールとにより形成したそれぞれの区画に設置して、トレーの回動レールを水平面上の縦方向又は横方向に案内して送り出すことにより、トレー移動経路上のトレーを縦方向又は横方向に移動するようにしたので、従来に比べて部品点数を大幅に削減するとともに、その据付調整を簡略化して、大幅なコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるトレー送り機構の平面図
【図2】同トレー送り機構に備えたトレーの下方から見た平面図
【図3】同トレー送り機構に備えたトレー送り装置の側面図
【図4】同トレー送り機構に備えたトレー送り装置の平面図
【図5】同トレー送り機構によりトレーを水平面上の縦方向に案内して送り出す動作を示す平面図
【図6】同トレー送り機構によりトレーを水平面上の横方向に案内して送り出すために、トレーの回動レールが回動レール方向転換装置により回動変位されている動作を示す平面図
【図7】同トレー送り機構によりトレーを水平面上の横方向に案内して送り出すために、トレーの回動レールが回動レール方向転換装置により回動変位され、トレーの回動レールが横方向に向けられた状態を示す平面図
【図8】同トレー送り機構のトレー送り出し装置によりトレーを水平面上の横方向に向けて送り出す動作を示す平面図
【図9】同トレー送り機構を機械式駐車装置に適用した駐車スペースの平面図
【図10】同トレー送り機構を機械式駐車装置に適用した駐車スペースの側面図
【図11】従来のトレー送り機構を示す平面図
【符号の説明】
1 トレー送り機構
10 トレー
11 球状ローラ
12 ローラ保持部材
13 回動レール
14 係止凹部
15 固定レール
151 前側固定レール
152 後側固定レール
16 ロック装置
17 係止突起
170 ケース
171 係止ピン
20 トレー移動レール
21 縦方向レール
22 横方向レール
23 コーナーレール
30 トレー送り装置
31 トレー送り出し装置
32 回転ローラ
33 回転ローラ
34 駆動ベルト又は駆動チェーン
35 駆動モータ
36 回動レール方向転換装置
37 回転台
370 軸受
371 支軸
37G ガイドスペース
38 モータシリンダ
381 作動ロッド
39 レバー
40 駐車スペース
41 駐車区画
42 リフト
43 昇降台

Claims (6)

  1. 物品を格納又は搬送するトレーを水平面上の縦方向又は横方向に移動するためのトレー移動経路と、前記トレー移動経路上に設置され、前記トレーを縦方向又は横方向に選択的に案内して送り出すトレー送り装置とを備えたトレー送り機構において、
    前記トレーの下面側の略四隅にローラが軸支され、前記トレー移動経路は、前記トレーの各ローラの転動により、前記トレーを縦方向に移動するための一対の縦方向レール、及び前記トレーを横方向に移動するための一対の横方向レールとにより組み立てられて、前記トレー記レール上で縦方向又は横方向に移動る形式に構成され
    前記トレーの下面側で前記各ローラとは異なる位置、直線状の回動レールが水平方向に回動可能に軸支されるとともに前記トレーと前記回動レールとの間に、前記回動レールを水平面上の縦方向又は横方向に向けてロックするロック装置が設けられて
    前記トレー送り装置
    前記トレーの回動レールを両側から挟持して回動レールの長手方向へ送り出して前記トレーを縦方向又は横方向へ送り出すトレー送り出し装置と、
    前記トレー送り出し装置を支持して回動し、前記回動レールを前記水平面上の縦方向又は横方向に転換する回動レール方向転換装置と
    を備え、また、
    前記トレー送り装置は、前記一対の縦方向レールと前記一対の横方向レールとにより形成されたそれぞれの区画に設置される
    ことを特徴とするトレー送り機構。
  2. 前記回動レールは、その長さに前記トレー下面の縦方向又は横方向のいずれか短い一方の長さと略同じか又は少し短い寸法が設定され、前記トレーの下面中心に軸支される請求項1に記載のトレー送り機構。
  3. 前記トレー下面の縦方向又は横方向のいずれか長い一方に、前記水平面上の縦方向又は横方向に向けられた前記回動レールの延長上に直線状に連続して前記トレー送り出し装置に係合可能な固定レールを備える請求項1又は2に記載のトレー送り機構。
  4. 前記ロック装置は、前記回動レール又は前記トレーのいずれか一方に具備する係止凹部と、そのいずれか他方に具備し、前記係止凹部に弾性係合可能な係止突起とを備える請求項1乃至3のいずれかに記載のトレー送り機構。
  5. 前記トレー送り出し装置は、前記トレーの回動レールの両側に圧接する一対の回転体と、少なくともその片側一方の回転体を回転駆動する駆動装置とを備える請求項1乃至4のいずれかに記載のトレー送り機構。
  6. 前記回動レール方向転換装置は、前記トレー送り出し装置を支持する回転台と、前記回転台を回転駆動する駆動装置とを備える請求項1乃至5のいずれかに記載のトレー送り機構。
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