JP4091266B2 - 絞りしごき加工性にすぐれた潤滑鋼板 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、潤滑鋼板に関するものであり、特に絞りしごき加工(DI加工、Draw and Ironing)のような高速で厳しい加工に耐えうる潤滑鋼板に関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】
食缶などに使用される2ピース缶はその製造方法によって、しごきによるつや出し工程が入る絞りしごき缶(DI缶:Draw and Ironed Can)と、しごきが入らない絞り缶(DR缶:Drawn Can)、再絞り缶(DRD缶:Drawn and Redrawn Can)、DTR缶(Drawn Thin Redraw Can)とに大きく分類される。この内DI缶はその美粧性と薄肉軽量性からビール、炭酸飲料などの陽圧の飲料缶に多用されている。しかしながら無塗装の素材をしごき加工する従来の方法では、しごき加工時に潤滑剤、冷却剤を大量に必要とし、さらに、脱脂、水洗、表面処理を施した後、内面をスプレー塗装して焼付け乾燥させる必要があり、排水処理など環境への負荷が大きいという問題がある。
【0003】
かかる問題を解決するため、あらかじめ熱可塑性の固体フィルムを鋼板にラミネートしたものを利用することで潤滑剤なしで製罐でき、後の内面スプレー塗装も行なわない提案が種々なされている。
【0004】
例えば、2軸延伸した熱可塑性フィルムを直接、あるいは接着剤を介して、金属板に熱ラミネートする方法(例えば、特開昭56−10451号公報、特開昭57−65463号公報等)、熱可塑性樹脂をフィルム状に加工してから金属板上にラミネートする方法に替わり、樹脂を熱溶融させ、金属板上に直接押出しラミネートする方法(例えば、特開昭51−17988号公報)などが開示されており一部実用化されてはいるが、缶用の樹脂皮膜に要求される性能は、例えば、成形加工性、耐衝撃性、耐食性、耐レトルト性等多岐にわたり、その全てを満たすことは容易ではない。
【0005】
一方、潤滑性のある皮膜を鋼板上に形成させた潤滑鋼板を無塗装材の替わりに使用して潤滑剤、冷却剤を無くす検討もなされているが、自動車車体、家電製品などの分野に比べて加工が厳しいため潤滑鋼板の利用は遅れている。特に従来から缶内面用に用いられているエポキシ樹脂系の塗膜は素材への密着性が良好で硬度は高いものの加工性は劣り、厳しい加工には追随できない。一方ポリエステル樹脂系の塗膜は一般に加工性はよいものの硬度が出にくく、加工時に削れて剥離してしまうという問題がある。
【0006】
本発明の目的は、上記問題を解決し、強靭で加工性がよく、絞りしごき加工にも耐えうる潤滑鋼板を得ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意検討した結果、水酸基含有ポリエステル樹脂に硬化剤としてアミノ樹脂及び/又はレゾール型フェノール樹脂を組み合わせた系に軟化点30℃以上のワックスを添加した塗料を用い、それより得られる皮膜の60℃における動摩擦係数を0.03〜0.20の範囲に、鉛筆硬度をH以上に調整することにより、金属への密着性に優れ、強靭で加工性がよく、絞りしごき加工にも耐えうる潤滑鋼板を得られることを見出し本発明を完成するに至った。
【0008】
かくして本発明は、金属板の両面に(A)数平均分子量8,000〜50,000の水酸基含有ポリエステル樹脂、(B)硬化剤及び(C)軟化点30℃以上のワックスを含有する塗料による皮膜が形成されており、加工後に缶内面側となる皮膜を形成する塗料の硬化剤(B)が、レゾール型フェノール樹脂であり、加工後に缶外面側となる皮膜を形成する塗料が、(A)数平均分子量8,000〜50,000の水酸基含有ポリエステル樹脂、メラミン樹脂、(D)ノボラック型エポキシ樹脂及び(C)軟化点30℃以上のワックスを含有する塗料であって、該両皮膜が乾燥塗布量10〜85mg/100cmの範囲で形成され、該両皮膜の60℃における動摩擦係数が0.03〜0.20及び60℃における鉛筆硬度がH以上の範囲内にある絞りしごき缶用潤滑鋼板に関し、また、該缶用潤滑鋼板を用いた絞りしごき缶に関する。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の潤滑鋼板は金属板の両面に、水酸基含有ポリエステル樹脂(A)、硬化剤(B)及び軟化点30℃以上のワックス(C)を必須成分として含有する塗料組成物を塗布、熱硬化して形成させた皮膜を有するものであり、製缶加工して缶内面側となる塗料組成物には、樹脂成分が水酸基含有ポリエステル樹脂とレゾール型フェノール樹脂とよりなるものが耐レトルト性、密着性、フレーバー性、などの面から好ましく、加工して缶外面側となる塗料組成物には、樹脂成分が水酸基含有ポリエステル樹脂、メラミン樹脂及びノボラック型エポキシ樹脂(D)よりなるものが外観、硬度、加工性などの点から好ましい。
【0010】
上記塗料組成物を塗布、焼付け乾燥して得られる皮膜は、厳しい絞りしごき加工に耐えることが必要である。特にラインで高速かつ連続的に生産されるため装置が60℃近くまで発熱して、皮膜が軟化し、すべり性が落ちるため成形加工性が低下してしまう。本発明者らは60℃という高温での物性に注目し、動摩擦係数が0.03〜0.20、好ましくは0.05〜0.15、鉛筆硬度がH以上、好ましくは2H以上であることが絞りしごき加工には適していることを見出したものである。
【0011】
なお、一般的な熱硬化型ポリエステル系塗料より形成される皮膜では、60℃にまで加温されると、鉛筆硬度(破壊)はHB程度まで低下し、動摩擦係数も0.3〜0.5程度の大きな値を示す。
【0012】
水酸基含有ポリエステル樹脂(A)
上記水酸基含有ポリエステル樹脂(A)は、酸成分とアルコール成分とを直接エステル化又はエステル交換反応によって合成されるものであり、十分な硬度と加工性をうるためには分子量が大きく且つ官能基量を少なくすることが好適であり、数平均分子量としては8,000〜50,000、特に10,000〜30、000、及び水酸基価としては1〜22、特に3〜20mgKOH/gの範囲内にあることが好ましい。
【0013】
上記水酸基含有ポリエステル樹脂(A)を構成する酸成分としては、例えば無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロイソフタル酸、ヘキサヒドロテレフタル酸、コハク酸、フマル酸、アジピン酸、セバシン酸、無水マレイン酸などから選ばれる1種以上の二塩基酸及びこれらの酸の低級アルキルエステル化物が主として用いられ、必要に応じて安息香酸、クロトン酸、p−t−ブチル安息香酸などの一塩基酸、無水トリメリット酸、メチルシクロヘキセントリカルボン酸、無水ピロメリット酸などの3価以上の多塩基酸などが併用される。
【0014】
また、上記ポリエステル樹脂(A)を構成するアルコール成分としては、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、3−メチルペンタンジオール、1,4−ヘキサンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,4−ジメチロールシクロヘキサンなどの二価アルコールが主に用いられ、さらに必要に応じてグリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールなどの3価以上の多価アルコールを併用することができる。これらのアルコール成分は単独で、あるいは2種以上を混合して使用することができる。
【0015】
上記酸成分と上記アルコール成分とを常法により直接エステル化法又はエステル交換法により合成するに際し、カルボキシル基が水酸基に対して過剰となる条件下で反応を行なえば、カルボキシル基を主体に含有するポリエステル樹脂が得られ、水酸基がカルボキシル基に対して過剰となる条件下で反応を行なえば、水酸基を主体に含有するポリエステル樹脂が得られる。さらにこの水酸基を主体に含有するポリエステル樹脂に酸無水物を付加反応させることにより、単独樹脂中の水酸基とカルボキシル基の量を調製することが可能となる。この水酸基を主体に含有するポリエステル樹脂に反応させる酸無水物としては、無水フタル酸、無水コハク酸、無水マレイン酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、無水トリメリット酸などを挙げることができる。
【0016】
上記方法において、直接エステル化法又はエステル交換法による反応は、加圧又は減圧操作、あるいは不活性ガスを流入させて反応を促進させることもできる。さらに反応の際にジ−n−ブチル錫オキサイドなどの有機金属触媒などをエステル化触媒として使用することができる。
【0017】
上記水酸基含有ポリエステル樹脂は、オイルフリーポリエステル樹脂、油変性アルキド樹脂、または、これらの樹脂の変性物、例えばウレタン変性ポリエステル樹脂、ウレタン変性アルキド樹脂などのいずれであってもよいが、なかでもオイルフリーポリエステル樹脂であることが好適である。
【0018】
硬化剤(B)
水酸基含有ポリエステル樹脂と組み合わせる硬化剤としては硬化性、衛生性などの点からアミノ樹脂レゾール型フェノール樹脂が好ましく缶内面側としては、耐レトルト性、密着性、フレーバー性、などの観点からレゾール型フェノール樹脂を、また、缶外面側には着色などの問題のないアミノ樹脂が好適に使用できる。
【0019】
上記アミノ樹脂としてはメラミン、尿素、ベンゾグアナミン、アセトグアナミン、ステログアナミン、スピログアナミン、ジシアンジアミド等のアミノ成分とアルデヒドとの反応によって得られるメチロール化アミノ樹脂が挙げられる。アルデヒドとしては、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、ベンズアルデヒド等が挙げられる。また、このメチロール化メラミン樹脂を1種又は2種以上のアルコールによってエーテル化したものも上記アミノ樹脂に包含される。エーテル化に用いられるアルコールとしては、例えば、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、イソブチルアルコール、2−エチルブタノール、2−エチルヘキサノール等の1価アルコールが挙げられる。これらのうち、なかでもメチロール化アミノ樹脂のメチロール基の少なくとも一部を炭素1〜4の1価アルコールでエーテル化してなるアミノ樹脂が好適である。
【0020】
上記メラミン樹脂の具体例としては、例えばサイメル300、同303、同325、同327、同350、同730、同736、同738(以上、いずれも三井サイテック社製)、メラン522、同523(以上、いずれも日立化成社製)、ニカラックMS001、同MX430、同MX650(以上、いずれも三和ケミカル社製)、スミマールM−55、同M−100、同M−40S(以上、いずれも住友化学社製)、レジミン740、同747(以上、いずれもモンサント社製)などのメチルエーテル化メラミン樹脂;ユーバン20SE、同225(以上、いずれも三井化学社製)、スーパーベッカミンJ820−60、同L−117−60、同L−109−65、同47−508−60、同L−118−60、同G821−60(以上、いずれも大日本インキ化学工業社製)などのブチルエーテル化メラミン樹脂;サイメル202、同232、同266、同XV−514、同1130(以上、いずれも三井サイテック社製)、ニカラックMX45、同MX500、同MX600、同MS35、同MS95(以上、いずれも三和ケミカル社製)、レジミン753、同755(以上、いずれもモンサント社製)、スミマールM−66B(住友化学社製)などのメチルエーテルとブチルエーテルとの混合エーテル化メラミン樹脂などを挙げることができる。これらのメラミン樹脂は単独で又は2種以上組合せて使用することができる。
【0021】
上記レゾール型フェノール樹脂としては、フェノール成分とホルムアルデヒド類とを反応触媒の存在下で加熱して縮合反応させてメチロール基を導入して得られるメチロール化フェノール樹脂のメチロール基の一部をアルコールでアルキルエーテル化してなるものである。
【0022】
レゾール型フェノール樹脂架橋剤の製造においては、出発原料である上記フェノール成分として、2官能性フェノール化合物、3官能性フェノール化合物、4官能性以上のフェノール化合物などを使用することができる。
【0023】
レゾール型フェノール樹脂架橋剤の製造に用いられる2官能性フェノール化合物としては、o−クレゾール、p−クレゾール、p−tert−ブチルフェノール、p−エチルフェノール、2,3−キシレノール、2,5−キシレノールなどの2官能性フェノールなどを挙げることができ、3官能性フェノール化合物としては、フェノール、m−クレゾール、m−エチルフェノール、3,5−キシレノール、m−メトキシフェノールなどが挙げられ、4官能性フェノール化合物としては、ビスフェノールA、ビスフェノールFなどを挙げることができる。これらのフェノール化合物は1種で、又は2種以上混合して使用することができる。
【0024】
レゾール型フェノール樹脂の製造に用いられるホルムアルデヒド類としては、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド又はトリオキサンなどが挙げられ、1種で、又は2種以上混合して使用することができる。
【0025】
メチロール化フェノール樹脂のメチロール基の一部をアルキルエーテル化するのに用いられるアルコールとしては、炭素原子数1〜8個、好ましくは1〜4個の1価アルコールを好適に使用することができる。好適な1価アルコールとしてはメタノール、エタノール、n−プロパノール、n−ブタノール、イソブタノールなどを挙げることができる。
【0026】
レゾール型フェノール樹脂は、水酸基含有ポリエステル樹脂(A)との反応性などの点からベンゼン核1核当りアルコキシメチル基を平均して0.5個以上、好ましくは0.6〜3.0個有するものが適している。
【0027】
水酸基含有ポリエステル樹脂(A)と硬化剤(B)との配合比率は、水酸基含有ポリエステル樹脂(A)/硬化剤(B)=80/20〜98/2、好ましくは90/10〜97/3の範囲内が硬化性と加工性とのバランスの観点から好ましい。
【0028】
ワックス(C)
ワックスは得られる皮膜の動摩擦係数を調整するために添加されるものであり、高温時の動摩擦係数を調整するためワックスの軟化点としては30℃以上、好ましくは33〜150℃の範囲内にあるものが適しており、例えば、ポリオール化合物と脂肪酸とのエステル化物である脂肪酸エステルワックス、シリコン系ワックス、フッ素系ワックス、ポリオレフィンワックス、動物系ワックス、植物系ワックスなどのワックス類を挙げることができる。
【0029】
上記脂肪酸エステルワックスの原料となるポリオール化合物としては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、1,3−又は1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサンジオール、グリセリン、ジ又はそれ以上のポリグリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトールなどを挙げることができる。これらのうち、1分子中に3個以上の水酸基を有するポリオール化合物が好ましく、中でもポリグリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールが好適である。
【0030】
上記脂肪酸エステルワックスのもう一方の原料となる脂肪酸としては、飽和又は不飽和の脂肪酸を挙げることができ、炭素原子数6〜32の脂肪酸であることが好ましい。好適な脂肪酸の具体例としては、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキン酸、ベヘン酸、セロチン酸、モンタン酸、メリシン酸などの飽和脂肪酸;カプロレイン酸、ウンデシレン酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、エレオステアリン酸、セトレイン酸、エルカ酸、リカン酸、リシノール酸、アラキドン酸などの不飽和脂肪酸を挙げることができる。脂肪酸エステルワックスとしては、上記ポリオール化合物の水酸基の数の少なくとも1/3が脂肪酸でエステル化されたものが好ましい。
【0031】
シリコン系ワックスとしては、例えば、BYK−300、BYK−320、BYK−330[以上、BYKChemie(ビックケミー)社製]、シルウェットL−77、同L−720、同L−7602[以上、日本コニカー(株)製]、ペインタッド29、同32、同M[以上、ダウコーニング社製]、信越シリコーンKF−96[信越化学社製]等が挙げられ、また、フッ素系ワックスとしては、例えば、シャムロックワックスSST−1MG、同SST−3、同フルオロスリップ231[以上、シャムロックケミカルズ社製]、POLYFLUO(ポリフルオ)120、同150、同400[マイクロパウダーズ社]等が挙げられる。
【0032】
ポリオレフインワックスとしては、例えば、シャムロックワックスS−394、同S−395[以上、シャムロックケミカルズ社製]、ヘキストワックスPE−520、同PE−521[以上、ヘキスト社製]、三井ハイワックス[三井石油化学工業社製]等が挙げられ、さらに、動物系ワックスとしては、例えば、ラノリン、蜜ろう等が挙げられ、植物系ワックスとしては、例えば、カルナウバワックス、水ろう等が挙げられる。
【0033】
ワックス(C)は1種で又は2種以上組み合わせて用いることができ、その添加量は、水酸基含有ポリエステル樹脂(A)とアミノ樹脂及び/又はフェノール樹脂(B)の固形分合計量100重量部に基いて0.1〜5重量部、好ましくは0.5〜2重量部の範囲内が適している。
【0034】
ノボラック型エポキシ樹脂(D)
ノボラック型エポキシ樹脂は、素材との密着性、皮膜硬度の改良などのため必要に応じて用いられる樹脂であり、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、分子内に多数のエポキシ基を有するフェノールグリオキザール型エポキシ樹脂などの各種のノボラック型エポキシ樹脂を挙げることができる。なかでも塗膜性能のバランスを取り易いフェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂が好適である。
【0035】
ビスフェノールタイプのエポキシ樹脂も使用することができるが、ビスフェノールAが環境ホルモン物質の疑いを指摘されたこともあり、特に飲料缶内面に使用する場合には注意を要する。
【0036】
ノボラック型エポキシ樹脂(D)の市販品としては、フェノールノボラック型として、エピコート152、同154(以上、いずれもジャパンエポキシレジン社製)、EPPN−201(日本化薬社製)、エポトートYDPN−638(東都化成社製)などが挙げられ、クレゾールノボラック型として、エピコート180S65、同180H65(以上、いずれもジャパンエポキシレジン社製)、EOCN−102S、同−103S、同−104S(以上、いずれも日本化薬社製)、エポトートYDCN−701、同−702、同−703、同−704(以上、いずれも東都化成社製)などが挙げられ、その他のノボラック型エポキシ樹脂として、エポトートZX−1071T、同ZX−1015、同ZX−1247、同YDG−414S(以上、いずれも東都化成社製)などを挙げることができる。
【0037】
ノボラック型エポキシ樹脂(D)を缶外面用塗料に使用する場合の配合量としては、水酸基含有ポリエステル樹脂(A)が80〜98重量部、好ましくは90〜97重量部、硬化剤(B)が1〜15重量部、好ましくは2〜8重量部及びノボラック型エポキシ樹脂(D)が1〜15重量部、好ましくは1〜8重量部の範囲内が硬度と加工性のバランスの点から好ましい。
【0038】
上記塗料組成物には硬化反応を促進するため酸触媒を必要に応じて添加することができる。例えば、パラトルエンスルホン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸、ジノニルナフタレンスルホン酸、ジノニルナフタレンジスルホン酸、燐酸などの酸触媒又はこれらの酸のアミン中和物などを具体例として挙げることができる。なかでも上記スルホン酸化合物又はスルホン酸化合物のアミン中和物が好適である。
【0039】
酸触媒の配合量は、得られる塗膜の物性などの点から、酸量(例えば、スルホン酸化合物のアミン中和物の場合は、この中和物からアミンを除去した残りのスルホン酸化合物量)として水酸基含有ポリエステル樹脂(A)と硬化剤(B)の合計量100重量部に基づいて、0.1〜5重量部、好ましくは0.2〜2重量部の範囲内であることが好適である。
【0040】
上記塗料組成物は、水酸基含有ポリエステル樹脂(A)、硬化剤(B)及びワックス(C)を必須成分とし、必要に応じてノボラック型エポキシ樹脂(D)を含有するものであるが、塗装性の観点などから、通常、溶剤が配合される。さらに、必要に応じて、塗膜の改質を目的に、その他の樹脂を配合することができ、また、さらに着色顔料、体質顔料等の顔料;凝集防止剤、レベリング剤、消泡剤等の塗料用添加剤などを配合することができる。
【0041】
上記溶剤としては、上記成分(A)、(B)、(C)及び必要に応じて使用されるその他の樹脂などの各成分を溶解ないし分散できるものが使用でき、具体的には、例えば、トルエン、キシレン、高沸点石油系炭化水素などの炭化水素系溶剤、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、イソホロンなどのケトン系溶剤、酢酸エチル、酢酸ブチル、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテートなどのエステル系溶剤、メタノール、エタノール、ブタノールなどのアルコール系溶剤、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテルなどのエーテルアルコール系溶剤などを挙げることができ、これらは単独で、あるいは2種以上を混合して使用することができる。
【0042】
上記塗料組成物は、平板状の金属板の両面にロールコータ、カーテンフローコーター等の公知の塗装方法によって塗装し、焼き付けることによって絞りしごき缶用潤滑鋼板として適した塗膜を形成することができる。塗布量としては、乾燥塗布量で10〜85mg/100cm、好ましくは15〜60mg/100cmの範囲であることが好ましい。塗膜の焼付け条件は、通常、金属板の最高到達温度が、約90〜300℃の温度となる条件で約5秒〜約30分間程度である。
【0043】
上記塗料組成物は、さらに必要に応じて、塗料用として、それ自体既知の、有機溶剤、塗面改良剤、着色顔料、体質顔料、改質樹脂などを含有することができる。
【0044】
上記塗料組成物は、塗料の貯蔵安定性、耐水性、加工性などに優れ、かつビスフェノールAなどの環境ホルモンが溶出することのない塗膜を形成できるので、缶の内面に塗装することによって本発明の効果を十分に発揮することができる。
【0045】
上記缶の素材としては、例えば無処理鋼板、錫メッキ鋼板、亜鉛メッキ鋼板、クロムメッキ鋼板、リン酸塩処理鋼板、クロム酸塩処理鋼板、無処理アルミニウム板、クロム酸塩処理アルミニウム板などの金属素材を挙げることができる。
【0046】
本発明の潤滑鋼板は缶状に絞りしごき加工を施した後、缶の外面には従来公知の缶外面用塗料が塗装され、缶の内面には従来公知の缶内面用塗料が必要に応じて塗装される。塗装方法はロールコータ塗装、スプレー塗装等の公知の塗装方法を用いることができる。なお、缶の内面の底部については厳しい絞りしごき加工を受けることがなく、皮膜の損傷は軽微なことから省略することができる。
【0047】
【実施例】
以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明する。尚、以下の記載において、「部」及び「%」は、特に断らない限り、それぞれ「重量部」及び「重量%」を示す。
【0048】
内面用及び外面用塗料の製造
下記表1に示す配合組成に基いて缶内面用塗料A1〜A13を、又下記表2に示す配合組成に基いて缶外面用塗料B1〜B13を作成した。なお、A11〜A13及びB11〜B13は比較用として作成したものであり、各配合は固形分又は有効成分で表示し、そこに用いた原料の内容は下記に示すものである。
UE9200:ユニチカ社製、ポリエステル樹脂、数平均分子量15,000、ガラス転移点65℃、水酸基価6mgKOH/g。
UE3201:ユニチカ社製、ポリエステル樹脂、数平均分子量20,000、ガラス転移点65℃、水酸基価3mgKOH/g。
UE3500:ユニチカ社製、ポリエステル樹脂、数平均分子量30,000、ガラス転移点35℃、水酸基価4mgKOH/g。
UE3300:ユニチカ社製、ポリエステル樹脂、数平均分子量8,000、ガラス転移点45℃、水酸基価18mgKOH/g。
UE3360:ユニチカ社製、ポリエステル樹脂、数平均分子量5,000、ガラス転移点55℃、水酸基価25mgKOH/g。
UE3223:ユニチカ社製、ポリエステル樹脂、数平均分子量21,000、ガラス転移点1℃、水酸基価8mgKOH/g。
ヒタノール3305N:日立化成工業社製、クレゾール/p−tert−ブチルフェノール/ホルムアルデヒド型フェノール樹脂溶液、固形分約42%。
デュラートP−97:BORDEN CHEMICAL(ボーデン ケミカル)社製、クレゾール/ホルムアルデヒド型フェノール樹脂溶液、固形分約50%。
バルカム29−101:BTL SPECIALTY RESINS社製、キシレノール/ホルムアルデヒド型フェノール樹脂、固形分100%。
サイメル303:三井サイテック社製、メチル化メラミン樹脂、固形分100%。
サイメル1123:三井サイテック社製、エチル化ベンゾグアナミン樹脂、固形分100%。
テスアジン3003−60:日立化成ポリマー社製、ブチル化尿素樹脂、固形分60%。
エピコート154:ジャパンエポキシレジン社製、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、固形分100%
CRODALAN SWL:クローダージャパン社製、精製ラノリンワックス、軟化点30〜38℃
HI−DISPER F−10PC:岐阜セラック製造所社製、カルナバワックス、NV=10%、軟化点81〜86℃
ACポリエチレン316A:アライドケミカル、酸価ポリエチレンワックス、軟化点136〜140℃
NACURE5925:キング・インダストリイズ社製、ドデシルベンゼンスルホン酸のアミン中和溶液、有効成分25%
モダフロ:米国、モンサント社製、アクリル樹脂オリゴマーである表面調整剤、固形分100%。
【0049】
【表1】
Figure 0004091266
【0050】
【表2】
Figure 0004091266
【0051】
試験塗装板の作成
実施例1〜20及び比較例1〜
アルミニウム板(板厚0.30mmのアルミニウム合金3004)の一方に、表4に示す外面用塗料を膜厚30mg/100cmとなるように塗装し、この裏面に表4に示す内面用塗料を膜厚60mg/100cmとなるように塗装した後、アルミニウム板温度が270℃に25秒で達する条件で、焼付け各塗装板を得た。
【0052】
得られた各塗装板について下記試験方法に基いて試験を行った。その結果を表4に示す。
【0053】
試験方法
動摩擦係数:試験塗板の温度を60℃に保ち、試験塗板の両面について、MOBILITY/LUBRICITY TESTER MODEL9505AER(ALTEK社製)を用いて、引っ張り速度100mm/分の条件にて動摩擦係数を測定した。動摩擦係数が小さいほど滑性は良好である。
【0054】
鉛筆硬度:試験塗板を60℃に温度制御したヒートパネル上に置き、試験塗板の両面について、JIS K 5400 8.4.2に規定する鉛筆引っかき試験を行い、塗膜の破壊による評価を行なった。
【0055】
加工性1:試験塗板を、エリクセン社製金属薄板深絞り試験機142型を使用し、ブランク径82mmから下記表3のごとく1段〜5段に順を追って処理し、最終的に絞り率約37%、しごき率約60%の絞りしごき加工を施した。
【0056】
【表3】
Figure 0004091266
【0057】
その際の絞りしごき加工性を以下の基準で評価した。
○:成形加工できる。
×:素材の破壊などが生じ、最後まで、成形加工できない。
【0058】
加工性2:加工性1と同様な加工を行い、出来た円柱形の外側の塗膜状態を目視観察し、以下の基準で評価した。
◎:塗膜に変化がない。
○:塗膜にわずかな亀裂が認められる。
△:塗膜に亀裂が生じ、ざらついている部分がある。
×:塗膜に深い亀裂が生じ、全体的にざらついている。
【0059】
フレーバー性、耐腐食性評価用2ピース缶の作成
各試験塗板を、ブランク打ち抜き、カッピング、D&Iマシンによる絞りしごき(アイアニング)加工、トリミングを施し、缶高さ125mm、外径65mmの缶を成形した。この缶に、エアレススプレー装置を用い、SJ−6839−009(関西ペイント製、缶内面用塗料)を、缶の底部を除く内壁のみに乾燥膜厚が約6μmになるよう塗装し、200℃に60秒間保持の条件で焼き付けた。さらに、フランジングマシンにより、アルミ蓋を巻き締められるようにフランジ加工を行い、最終的に2ピース缶を作成した。
【0060】
フレーバー性:上記2ピース缶に水道水を活性炭で処理した水を350cc充填し、アルミ蓋の巻き締めを行い、100℃で30分間殺菌処理後、37℃で6ケ月間保存した後風味試験を行ない、以下の基準により評価した。
◎:全く変化が認められない。
○:僅かに変化が認められる。
△:かなりの変化が認められる。
×:著しい変化が認められる。
【0061】
耐腐食性:上記2ピース缶に10%パインジュースを98℃でホットパック充填した後アルミ蓋の巻き締めを行ない、37℃で6ケ月間保存した後開缶し、内面の腐食の状態を観察し、以下の基準により評価した。
◎:腐食が認められない。
○:腐食が僅かに認められる。
△:腐食がかなり認められる。
×:腐食が著しい。
【0062】
【表4】
Figure 0004091266
【0063】
【表5】
Figure 0004091266
【0064】
【発明の効果】
本発明の潤滑鋼板は、強靭で加工性がよく、厳しい絞りしごき加工にも耐えうるものであり、絞りしごき缶用として極めて適したものである。

Claims (5)

  1. 金属板の両面に(A)数平均分子量8,000〜50,000の水酸基含有ポリエステル樹脂、(B)硬化剤及び(C)軟化点30℃以上のワックスを含有する塗料による皮膜が形成されており、加工後に缶内面側となる皮膜を形成する塗料の硬化剤(B)が、レゾール型フェノール樹脂であり、加工後に缶外面側となる皮膜を形成する塗料が、(A)数平均分子量8,000〜50,000の水酸基含有ポリエステル樹脂、メラミン樹脂、(D)ノボラック型エポキシ樹脂及び(C)軟化点30℃以上のワックスを含有する塗料であって、該両皮膜が乾燥塗布量10〜85mg/100cmの範囲で形成され、該両皮膜の60℃における動摩擦係数が0.03〜0.20及び60℃における鉛筆硬度がH以上の範囲内にある絞りしごき缶用潤滑鋼板。
  2. 水酸基含有ポリエステル樹脂(A)の水酸基価が1〜22の範囲にある請求項1記載の潤滑鋼板。
  3. 軟化点30℃以上のワックス(C)が脂肪酸エステル系ワックス、フッ素系ワックス、ポリオレフィン系ワックス、ラノリン系ワックス、モンタンワックス、マイクロクリスタリンワックス、カルナバワックスから選ばれる少なくとも1種である請求項1又は2に記載の潤滑鋼板。
  4. 軟化点30℃以上のワックス(C)を水酸基含有ポリエステル樹脂(A)とアミノ樹脂及び/又はフェノール樹脂の固形分合計量100重量部に基づいて0.1〜5重量部の範囲内で含有するものである請求項1〜3のいずれか1項に記載の潤滑鋼板。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の潤滑鋼板を絞りしごき加工した後、外面及び内面を塗装してなる絞りしごき缶。
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