JP4089802B2 - 高速回転型のターボ機械に用いられる圧縮機羽根車固定装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、高速回転型のターボ機械に用いられる圧縮機羽根車固定装置であって、軸に固定された圧縮機羽根車が、後壁を備えたハブを有しており、該ハブに複数の回転羽根が装備されており、さらに圧縮機羽根車が、前記ハブの後壁の圧縮機側に質量重心を有しており、前記ハブが、前記軸の軸ジャーナルを収容するための中心の貫通孔を備えており、該貫通孔が、少なくとも部分的に、多角形状の基面を備えたハブ円錐体として形成されており、軸ジャーナルが、前記ハブ円錐体と協働する軸円錐体を有しており、該軸円錐体が、ハブ円錐体の基面に対応する多角形状の基面を有している形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】
ターボ機械の圧縮機羽根車はその駆動軸に摩擦接続的に結合されるか、または形状接続的に、つまり嵌合に基づく係合により、結合される。圧力比が増大し、ひいては運転トルクが増大する場合や、高い周速の場合には、形状接続的なトルク伝達、つまり圧縮機羽根車の形状接続的な軸・ハブ結合が有利である。
【0003】
欧州特許第0522630号明細書に基づき、圧縮機羽根車の形状接続的な固定装置が公知である。この公知の固定装置は、複数のキー溝を備えたスプライン軸によって実現される。この公知の手段では、軸・ハブ結合部の寿命が、キー溝によって持ち込まれるノッチのため制限されている。さらに、付加的なセンタリング部材も必要となり、このようなセンタリング部材は圧縮機羽根車のコストを高めている。製造時に生じるスプライン軸の不精密性が存在するので、このような軸・ハブ結合部は常にユニットとしてバランスされなければらなず、この場合、各構成部分は同一ユニットとしての再組立ての目的で、相応してマーキングされなければならない。したがって、圧縮機羽根車を、この圧縮機羽根車と一緒にバランスされていない別の軸と共に使用することは不可能である。しかしこのことは、サービス時において極めて大きな不都合となる。
【0004】
ねじ山を用いた形状接続的な圧縮機羽根車の固定は、米国特許第3961867号明細書ならびに国際公開第93/022778号パンフレットに基づき公知である。この場合、やはり製造時に生じるねじ山の不精密性が不都合となる。さらに、圧縮機羽根車に生じる高い運転トルクに基づき、高い締付けトルクもしくは解離トルクが必要となる。特に比較的大きな圧縮機羽根車では、取外しのために必要となる解離トルクが運転トルクの2倍に達する。このような高い力は、特殊工具を用いるか、もしくは変速伝動装置を用いないと加えることができない。しかし、このことは圧縮機羽根車を取り外すために必要となる手間を著しく高める。圧縮機羽根車をねじ山によって固定する場合の別の欠点は、圧縮機羽根車の組付け時において、ハブねじ山の、最初に軸ねじ山と接触する範囲が、その終端位置に到達するまで軸ねじ山に沿って比較的長い距離を進まなければならないことにある。関与する両ねじ山はほとんど遊びを有しないので、個々のねじ山部分の間、つまりいかなる潤滑をも有しない範囲には、比較的強力なプレスが生ぜしめられる。その結果、ねじ山の「スコーリング(かじり)」もしくは「変形」が生じてしまうので、圧縮機羽根車を新たに組み付ける場合には、その都度異なる結果が得られる。したがって、このような結合は十分に再現可能であるとは云えない。さらに、このような手段は、盲孔を備えた圧縮機羽根車に関するものであり、このような圧縮機羽根車はその軸・ハブ結合に関して、貫通孔を備えている圧縮機羽根車とは比較することができない。
【0005】
「インフォメーション・ユーバー・ディー・アンヴェンドゥング・フォン・ポリゴンフェアビンドゥンゲン(Informationen ueber die Anwendung von Polygon−Verbindungen)」(FORTUNA―WERKE Maschinenfabrik AG社、Stuttgart−Bad Cannstatt在)に基づき、冷却プラントのブロワに用いられる平歯車付き軸および圧縮機回転車が公知である。圧縮機羽根車を軸に相対回動不能に結合するためには、圧縮機羽根車と軸とが、それぞれポリゴナルな、つまり多角形状の基面を備えた円錐状の成形部を有しており、この場合、軸に設けられた軸円錐体は軸端部に配置されている。軸円錐体およびハブ円錐体、つまり軸と圧縮機羽根車との固有の結合個所は、圧縮機羽根車の後壁の圧縮機側に配置されており、つまり圧縮機羽根車の質量重心に配置されている。最大応力集中を有するこの範囲は、ターボチャージャの運転時に必然的に最大の拡開力を受けるので、結合の確実性は圧縮機羽根車の周速が増大するにつれて低下する。高速回転型のターボ機械、たとえばターボチャージャは、500m/s以上の周速に達する。このような周速はトルク伝達や軸・ハブ結合の確実性に対して著しく高い要求を課す。このような要求を慣用の公知先行技術によって満たすことはできない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、冒頭で述べた形式の圧縮機羽根車固定装置を改良して、高速回転型のターボ機械のための圧縮機羽根車の確実でかつ再現可能な固定が得られ、しかも改善されたトルク伝達を有するような圧縮機羽根車固定装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明の構成では、
a)前記ハブ円錐体も前記軸円錐体も、それぞれ所定の平均直径を有しており、該平均直径が、圧縮機羽根車の質量重心から軸方向の間隔を置いて配置されており、該間隔が、最低でも前記平均直径の半分に相当しており、
b)ハブに設けられた貫通孔が、前記ハブ円錐体の軸側で少なくとも部分的に、円筒状の孔として形成されている
ようにした。
【0008】
【発明の効果】
このような配置形式では、ハブ円錐体および軸円錐体、つまり固有の固定エレメントが、圧縮機羽根車の質量重心外に位置している。それゆえに、圧縮機羽根車の固定範囲では、遠心力もしくは熱膨張に基づく負荷が著しく減じられるので、ハブ円錐体の拡開を著しく減少させることができる。したがって、高い回転数においても圧縮機羽根車の確実な固定を実現することができる。軸の側(以下「軸側」と呼ぶ)に配置された円筒状の孔は、圧縮機羽根車のためのセンタリング座部として働く。
【0009】
ハブの貫通孔はハブ円錐体の両側で少なくとも部分的に、円筒状の孔として形成されていると特に有利である。この場合、第2の孔、つまり圧縮機の側(以下「圧縮機側」と呼ぶ)の円筒状の孔は組付けを補助する。
【0010】
本発明の第1の有利な構成では、圧縮機羽根車が、その後壁に軸側で続いて設けられた、軸ジャーナルのための固定用ブシュを有している。この場合、ハブ円錐体はこの固定用ブシュに配置されており、円筒状の孔はハブ円錐体の両側に、つまりハブ円錐体の軸側もしくは圧縮機側に配置されている。特に内側支承されたターボチャージャのために適したこのような構成を用いると、圧縮機羽根車の質量重心からの固定エレメント(ハブ円錐体および軸円錐体)の間隔を一層増大させることができる。このことは、危険なしに一層高い回転数を可能にする改善された圧縮機羽根車固定装置をもらたす。
【0011】
ハブの軸側では前記固定用ブシュに平らな面、つまり平面が形成されていて、軸には、対応する平面ストッパが形成されていると有利である。これによって、圧縮機羽根車の十分な軸方向位置決めも、良好な同心回転精度も達成される。
【0012】
軸ジャーナルは少なくとも2つの部分から形成されていて、軸円錐体と、センタリング座部に対応する、つまり軸側の円筒状の孔に対応する軸つばとから成っている。このような2つの部分から成る構成に対して択一的に、軸ジャーナルは少なくとも3つの部分から形成されていてもよい。その場合、軸ジャーナルは付加的に円筒状の軸端部を有しており、この軸端部は、圧縮機羽根車を軸ジャーナルに位置決めする際に、圧縮機羽根車を前位置決めするために役立つ。このような前位置決めもしくはプレ位置決めに基づき、圧縮機羽根車の組付け時では、軸円錐体とハブ円錐体との半径方向の相対的なずれが生じなくなるので、固有の固定エレメント(ハブ円錐体および軸円錐体)の損傷を回避することができる。つまり、このことは改善された軸・ハブ結合をもらたし、ひいては圧縮機羽根車の高められた可使時間をもたらす。
【0013】
圧縮機羽根車の貫通孔と軸ジャーナルとには、組付け・取外し工具のためのそれぞれ少なくとも1つの収容装置が配置されている。これにより、圧縮機側から圧縮機羽根車を比較的容易に組み付けるか、もしくは取り外すことができる。軸ジャーナルに設けられる収容装置は軸端部に、ただし軸ジャーナルが2つの部分から形成される場合には軸円錐体に配置されていると特に有利である。これらの収容装置は雌ねじ山として形成されており、この場合、軸端部もしくは軸円錐体に設けられた雌ねじ山は、ハブに設けられた雌ねじ山よりも小さく形成されている。組付け・取外し工具は、互いに異なるピッチを有する2つの雄ねじ山を備えた差動ねじとして形成されている。この場合、小さなピッチで形成された雄ねじ山がハブの雌ねじ山に対応しており、大きなピッチで形成された雄ねじ山が軸端部もしくは軸円錐体の雄ねじ山に対応している。
【0014】
差動ねじもしくはこの差動ねじの差動ねじ山は、組付け・取外し工具として働くと同時に、圧縮機羽根車を軸に軸方向で位置固定するためにも働く。したがって、付加的な組付け・取外し工具は必要とならない。
【0015】
本発明の第2の有利な構成では、ハブ円錐体が、圧縮機羽根車の質量重心の圧縮機側に配置されている。これにより、遠心力もしくは熱膨張に基づき圧縮機羽根車に加えられる負荷は、ハブ円錐体を質量重心に配置する場合よりも著しく減じられる。このような、特にターボチャージャの外側支承のために適した構成では、ハブ円錐体の拡開を一層大きく減少させ、ひいては圧縮機羽根車の固定を一層改善することができる。さらに、軸方向の構成長さを減少させることもできる。
【0016】
このような構成では、ハブに、質量重心の圧縮機側で平面が形成されており、軸が、対応する平面ストッパを有している。圧縮機羽根車のこの範囲では、その他の範囲に比べて最も低い温度しか生じないので、軸方向の熱膨張に基づく大きな面圧が予想され得ない。したがって、軸・ハブ結合の寿命を高めることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面につき詳しく説明する。図面には、本発明を理解するために重要となる構成要素しか図示されていない。設備全体のうち、たとえば排ガスターボチャージャのタービン側および排ガスターボチャージャに結合された内燃機関は図示されていない。
【0018】
図示の排ガスターボチャージャは主として、ラジアル圧縮機もしくは遠心圧縮機として形成された圧縮機1と、排ガスタービン(図示しない)とから成っている。このラジアル圧縮機1と排ガスタービンとは1つの共通の軸2に配置されている。ラジアル圧縮機1は圧縮機ハウジング3を有しており、この圧縮機ハウジング3内では、圧縮機羽根車4が軸2に回転可能に支承されている。圧縮機羽根車4は多数の回転羽根5を装備されたハブ6を有している。このハブ6には、軸2の軸ジャーナル7を収容する中心の貫通孔8が加工成形されている(図1)。この貫通孔8は部分的に、多角形状(polygonartig.)の基面10を備えたハブ円錐体9として形成されている(図2)。軸ジャーナル7は、ハブ円錐体9に対応する軸円錐体11を有しており、この軸円錐体11は同じく多角形状の基面12を有している。
【0019】
圧縮機羽根車4のハブ6は軸2の側(以下「軸側」と呼ぶ)に後壁13を備えている。この後壁13の、ラジアル圧縮機の側(以下「圧縮機側」と呼ぶ)では、圧縮機羽根車4が質量重心14を有している。貫通孔8はハブ円錐体9の両側では円筒状の孔15,16として形成されている。両孔15,16は貫通孔8の軸線17に対して同軸的に形成されている。
【0020】
当然ながら、本発明による手段は、アキシャル圧縮機(軸流圧縮機)として形成された圧縮機を備えた排ガスターボチャージャにおいても使用することができる(図示しない)。
【0021】
本発明の第1実施例では、排ガスターボチャージャが内側支承装置を有している。すなわち、排ガスタービンもしくは排ガスタービンのハウジング(同じく図示しない)と圧縮機ハウジング3との間に、スラスト・ラジアル軸受け19を備えた軸受けハウジング18が配置されている。スラスト・ラジアル軸受け19には軸2が回転可能に支承されている。ハブ6の後壁13には、軸側で軸ジャーナル7のための固定用ブシュ20が続いている。この固定用ブシュ20は端部に平面21を有しており、軸2は対応する平面ストッパ22を有している。ハブ円錐体9も軸円錐体11も、固定用ブシュ20内に配置されている。ハブ円錐体9および軸円錐体11はそれぞれ平均直径23,24を有していて、圧縮機羽根車4の質量重心14から軸方向の間隔25を置いて配置されている。この軸方向の間隔25は最低でも平均直径23,24の半分の寸法に相当する。ハブ円錐体9の両側では、それぞれ円筒状の孔15,16が形成されている。
【0022】
スラスト・ラジアル軸受け19は、軸受けハウジング18にねじ26によって固定された位置固定の支承体27と、軸2に相対回動不能に結合された支承コーム28とから成っている。圧縮機羽根車4に対してスラスト・ラジアル軸受け19は、補助支承板として形成された中間エレメント29によって閉鎖される。この中間エレメント29は圧縮機側で、固定用ブシュ20のための別のストッパ30を有している。軸受けハウジング18と圧縮機ハウジング3との間には、中間壁31が配置されており、この中間壁31は固定用ねじ32によって軸受けハウジング18に位置固定されている。中間壁31は圧縮機羽根車4のハブ6の固定用ハブ20を収容していて、この固定用ハブ20に対して、たとえばラビリンスパッキンによってシールされている(図示しない)。
【0023】
軸ジャーナル7は3つの部分から成っている。すなわち、軸ジャーナル7は円筒状の軸端部33と、軸円錐体11と、軸2に続く円筒状の軸つば34とから成っている。軸円錐体11は軸端部33の側にその最小直径を有している(図1)。
【0024】
軸ジャーナル7の軸端部33も、ハブ6も、その圧縮機側の端部に、雌ねじ山として形成された各1つの収容装置35,36を備えており、この収容装置35,36は、圧縮機羽根車4の、差動ねじとして形成された組付け・取外し工具37を収容するために働く。このためには、軸端部33の雌ねじ山35がハブ6の雌ねじ山36よりも小さく形成されている。差動ねじ37は互いに異なる大きさと互いに異なるピッチとを有する2つの雄ねじ山38,39を有している。大きい方の雄ねじ山38は小さなピッチを有していて、ハブ6の雌ねじ山36に対応しており、大きなピッチを備えた小さい方の雄ねじ山39は、軸端部33の雌ねじ山35と協働する。さらに差動ねじ37は、操作部材(図示しない)を係合させるための六角穴として形成された係合部40を有している。
【0025】
もちろん、大きい方の雄ねじ山38に大きなピッチを備え、小さい方の雄ねじ山39に小さなピッチを備えることも可能である。このことは組付け時において、組付け・取外し工具37を、図1に示した実施例の場合とは反対の方向に回転させることを必要とする。当然ながら、圧縮機羽根車4のための別の組付け・取外し工具37、たとえばハイドロリック装置を使用することもできる。
【0026】
圧縮機羽根車4の組付け時では、まず差動ねじ37が約1/3だけ圧縮機羽根車4にねじ込まれる。引き続き、差動ねじ37の小さい方の雄ねじ山39が軸端部33の雌ねじ山35に接触するまで、圧縮機羽根車4が円筒状の軸端部33に被せられる。その後に、差動ねじ37は操作部材を用いて、圧縮機羽根車4の平面21がストッパ30に当接するまで回転させられる。この時点で、逆推力発生時にスラスト・ラジアル軸受け19の摺動面として働く補助支承板もしくは中間エレメント29が、軸2の平面ストッパ22と、圧縮機羽根車4の平面21との間に締付け固定される。圧縮機羽根車4の装着が両雄ねじ山38,39の互いに異なるピッチを介して行われる間、両雄ねじ山38,39の互い異なる直径に基づき、差動ねじ37の誤組付けを回避することができ、これによってねじ山の損傷を、あらかじめ排除することができる。差動ねじ37は排ガスターボチャージャの運転時でも貫通孔8内に留まり、圧縮機羽根車4のための軸方向の付加的な位置固定装置を形成する。このためには、圧縮機羽根車4の組付けが行われた後に、操作部材が、差動ねじ37の六角穴として形成された係合部40から除去される。圧縮機羽根車4の取外しは逆の順序で行われる。
【0027】
本発明の第2実施例では、排ガスターボチャージャがやはり内側支承装置を有している。しかし第1実施例とは異なり、軸ジャーナル7は2つの部分からしか形成されていない。すなわち、軸ジャーナル7は軸円錐体11と、軸側の円筒状の孔16に対応する軸つば34とから成っている(図3)。この場合には、雌ねじ山として形成された収容装置35が軸円錐体11の内部に配置されている。それゆえに、相応して適合された組付け・取外し工具37′、つまり延長された差動ねじが使用される。これによって、圧縮機羽根車4を固定するための、第1実施例に対する択一的な変化形が提供される。組付けおよび取外しは第1実施例の場合と同様に行われる。
【0028】
本発明の第3実施例では、排ガスターボチャージャが、圧縮羽根車4の上流側に配置された外側支承装置を有している。図4には、この外側支承装置のうち、パッキン41を備えた軸受けハウジング18′しか図示されていない。ハブ円錐体9も軸円錐体11も、圧縮機羽根車4の圧縮機側の端部に形成されている。ハブ6に設けられた2つの円筒状の孔15,16はハブ円錐体9の軸側に配置されている。両孔15,16は互いに等しい直径を有していて、圧縮機羽根車4の質量重心14において互いに内外に移行している。軸ジャーナル7は3つの部分から形成されている。すなわち、軸ジャーナル7は、ねじ山付ブシュとして形成された組付け・固定部材37′′を取り付けるための円筒状の軸端部33′と、軸円錐体11と、軸2に続く円筒状の軸つば34′とから成っている。したがって第1実施例とは異なり、軸つば34′はハブ6の両円筒状の孔15,16に対応している。ハブ円錐体9の軸側では、ハブ6が平面21′を有しており、この平面21′は軸つば34′に形成された対応する平面ストッパ22′と協働する(図4)。
【0029】
組付け時では、圧縮機羽根車4がまず軸ジャーナル7に被せ嵌められ、引き続きねじ山付ブシュとして形成された組付け・固定部材37′′によって軸円錐体11に装着される。平面21′が平面ストッパ22′と接触すると、所要の軸・ハブ結合が形成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧縮機羽根車の範囲における内側支承された、第1実施例による排ガスターボチャージャの部分縦断面図である。
【図2】図1のII―II線に沿った圧縮機羽根車の断面図である。
【図3】第2実施例による排ガスターボチャージャの部分縦断面図である。
【図4】第3実施例による排ガスターボチャージャの部分縦断面図である。
【符号の説明】
1 ラジアル圧縮機、 2 軸、 3 圧縮機ハウジング、 4 圧縮機羽根車、 5 回転羽根、 6 ハブ、 7 軸ジャーナル、 8 貫通孔、 9 ハブ円錐体、 10 基面、 11 軸円錐体、 12 基面、 13 後壁、 14 質量重心、 15 孔、 16 孔、 17 軸線、 18,18′軸受けハウジング、 19 スラスト・ラジアル軸受け、 20 固定用ブシュ、 21,21′ 平面、 22,22′ 平面ストッパ、 23,24 平均直径、 25 間隔、 26 ねじ、 27 支承体、 28 支承コーム、29 中間エレメント、 30 ストッパ、 31 中間壁、 32 固定用ねじ、 33,33′ 軸端部、 34,34′ 軸つば、 35,36 収容装置、 37,37′ 組付け・取外し工具、 37′′ 組付け・固定部材、38,39 雄ねじ山、 40 係合部、 41 パッキン
Claims (11)
- 高速回転型のターボ機械に用いられる圧縮機羽根車固定装置であって、軸(2)に固定された圧縮機羽根車(4)が、後壁(13)を備えたハブ(6)を有しており、該ハブ(6)に複数の回転羽根(5)が装備されており、さらに圧縮機羽根車(4)が、前記ハブ(6)の後壁(13)の圧縮機側に質量重心(14)を有しており、前記ハブ(6)が、前記軸(2)の軸ジャーナル(7)を収容するための中心の貫通孔(8)を備えており、該貫通孔(8)が、少なくとも部分的に、多角形状の基面(10)を備えたハブ円錐体(9)として形成されており、軸ジャーナル(7)が、前記ハブ円錐体(9)と協働する軸円錐体(11)を有しており、該軸円錐体(11)が、ハブ円錐体(9)の基面(10)に対応する多角形状の基面(12)を有している形式のものにおいて、
a)前記ハブ円錐体(9)および前記軸円錐体(11)は軸方向で圧縮機羽根車(4)の質量重心(14)に関して、前記ハブ円錐体(9)の平均直径(23)を有する部位と、前記軸円錐体(11)の平均直径(24)を有する部位とがそれぞれ圧縮機羽根車(4)の質量重心(14)から、最低でも前記各平均直径(23,24)の半分に相当する軸方向の間隔(25)を置いて位置するように配置されており、
b)ハブ(6)に設けられた貫通孔(8)が、前記ハブ円錐体(9)の軸側で少なくとも部分的に、円筒状の孔(16)として形成されている
ことを特徴とする、高速回転型のターボ機械に用いられる圧縮機羽根車固定装置。 - ハブ(6)に設けられた貫通孔(8)が、前記ハブ円錐体(9)の両側で少なくとも部分的に、円筒状の孔(15,16)として形成されている、請求項1記載の圧縮機羽根車固定装置。
- 圧縮機羽根車(4)のハブ(6)が、軸側で前記後壁(13)に続いて設けられた、前記軸ジャーナル(7)のための固定用ブシュ(20)を有しており、該固定用ブシュ(20)に前記ハブ円錐体(9)が配置されており、前記円筒状の孔(15,16)が、前記ハブ円錐体(9)の両側に配置されている、請求項2記載の圧縮機羽根車固定装置。
- ハブ(6)の軸側で前記固定用ブシュ(20)に平面(21)が形成されており、前記軸(2)が、対応する平面ストッパ(22)を有している、請求項3記載の圧縮機羽根車固定装置。
- 前記軸ジャーナル(7)が少なくとも2つの部分から形成されていて、前記軸円錐体(11)と、軸側の円筒状の孔(16)に対応する軸つば(34)とから成っている、請求項4記載の圧縮機羽根車固定装置。
- 前記軸ジャーナル(7)が少なくとも3つの部分から形成されていて、前記軸円錐体(11)と、軸側の円筒状の孔(16)に対応する軸つば(34)と、円筒状の軸端部(33)とから成っている、請求項4記載の圧縮機羽根車固定装置。
- 前記軸ジャーナル(7)と前記貫通孔(8)とに、互いに異なるピッチを有する2つの雄ねじ山(38,39)を備えた差動ねじとして形成された、圧縮機羽根車(4)の組付け・取外し工具(37,37′)を収容するための少なくともそれぞれ1つの収容装置(35,36)が配置されている、請求項5または6記載の圧縮機羽根車固定装置。
- 前記両収容装置(35,36)が、雌ねじ山として形成されており、前記軸ジャーナル(7)に設けられた収容装置(35)が、前記軸端部(33)に配置されていて、しかもハブ(6)の貫通孔(8)に配置された収容装置(36)よりも小さく形成されている、請求項7記載の圧縮機羽根車固定装置。
- 前記両収容装置(35,36)が、雌ねじ山として形成されており、前記軸ジャーナル(7)に設けられた収容装置(35)が、前記軸円錐体(11)に配置されていて、しかもハブ(6)の貫通孔(8)に配置された収容装置(36)よりも小さく形成されている、請求項7記載の圧縮機羽根車固定装置。
- 前記ハブ円錐体(9)が、圧縮機羽根車(4)の質量重心(14)の圧縮機側に配置されている、請求項1記載の圧縮機羽根車固定装置。
- 前記質量重心(14)の圧縮機側でハブ(6)に平面(21′)が形成されており、前記軸(2)が、対応する平面ストッパ(22′)を有している、請求項10記載の圧縮機羽根車固定装置。
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