JPH0377362B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0377362B2 JPH0377362B2 JP59190709A JP19070984A JPH0377362B2 JP H0377362 B2 JPH0377362 B2 JP H0377362B2 JP 59190709 A JP59190709 A JP 59190709A JP 19070984 A JP19070984 A JP 19070984A JP H0377362 B2 JPH0377362 B2 JP H0377362B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- press
- bushing
- housing
- tongue
- shaft
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009472 formulation Methods 0.000 description 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D17/00—Regulating or controlling by varying flow
- F01D17/10—Final actuators
- F01D17/12—Final actuators arranged in stator parts
- F01D17/14—Final actuators arranged in stator parts varying effective cross-sectional area of nozzles or guide conduits
- F01D17/16—Final actuators arranged in stator parts varying effective cross-sectional area of nozzles or guide conduits by means of nozzle vanes
- F01D17/165—Final actuators arranged in stator parts varying effective cross-sectional area of nozzles or guide conduits by means of nozzle vanes for radial flow, i.e. the vanes turning around axes which are essentially parallel to the rotor centre line
Description
【発明の詳細な説明】
［技術分野］
本発明は可変容量ラジアルタービンに関し、特
にスクロール入口のノズル部に舌状部材を配置
し、この舌状部材に取付けた回動軸をハウジング
に枢支させてこの軸の周りに舌状部材を揺動自在
となし、ノズル部の流路面積を可変とする可変容
量ラジアルタービンに関する。
にスクロール入口のノズル部に舌状部材を配置
し、この舌状部材に取付けた回動軸をハウジング
に枢支させてこの軸の周りに舌状部材を揺動自在
となし、ノズル部の流路面積を可変とする可変容
量ラジアルタービンに関する。
［従来技術］
従来のこの種の可変容量ラジアルタービンとし
ては、例えば特開昭60−32936号公報（特願昭58
−142863号）に開示されている第３図に示すよう
なものがある。ここで、１は図示しない圧縮機イ
ンペラに直結されているタービンホイール、２は
タービンホイール１の外周部に設けられたタービ
ンハウジング、３はそのハウジングカバーであ
る。しかして、本例ではハウジング２とハウジン
グカバー３とをボルト４によつて固定して一体化
したケーシング組立体となし、更に、ハウジング
２にヒートインシユレータ５、およびセンタハウ
ジング６を嵌合させた上リテーナプレート７をボ
ルト８によつて固定し、タービン部が構成され
る。
ては、例えば特開昭60−32936号公報（特願昭58
−142863号）に開示されている第３図に示すよう
なものがある。ここで、１は図示しない圧縮機イ
ンペラに直結されているタービンホイール、２は
タービンホイール１の外周部に設けられたタービ
ンハウジング、３はそのハウジングカバーであ
る。しかして、本例ではハウジング２とハウジン
グカバー３とをボルト４によつて固定して一体化
したケーシング組立体となし、更に、ハウジング
２にヒートインシユレータ５、およびセンタハウ
ジング６を嵌合させた上リテーナプレート７をボ
ルト８によつて固定し、タービン部が構成され
る。
更に本例ではハウジング２とハウジングカバー
３とによつてスクロール部９が形成されており、
このスクロール部９の入口のノズル部９Ａに回動
軸１０の周りに揺動自在とした舌状部材１１が設
けられていて、この舌状部材１１を揺動させるこ
とによりノズル部９Ａにおける流路面積を変化さ
せる。
３とによつてスクロール部９が形成されており、
このスクロール部９の入口のノズル部９Ａに回動
軸１０の周りに揺動自在とした舌状部材１１が設
けられていて、この舌状部材１１を揺動させるこ
とによりノズル部９Ａにおける流路面積を変化さ
せる。
１２はハウジングカバー３に圧入して固定され
た軸受ブツシユであり、このブツシユ１２に舌状
部材１１の回動軸１０が軸支され、更に回動軸１
０には回動用アーム１３がナツト１４によつて固
定されていて、このアーム１３を介して回動軸１
０を回動させることができる。
た軸受ブツシユであり、このブツシユ１２に舌状
部材１１の回動軸１０が軸支され、更に回動軸１
０には回動用アーム１３がナツト１４によつて固
定されていて、このアーム１３を介して回動軸１
０を回動させることができる。
この回動軸１０の回動動作により舌状部材１１
は第３図で紙面と直角な方向に揺動させられる
が、この揺動の際に舌状部材１１の両側側面１１
Ａおよび１１Ｂがこれらと対向するハウジング壁
面２Ａおよびハウジングカバー壁面３Ａと高温に
よる熱膨張の影響等を受けても接触しないように
あらかじめ所定の隙間を設定する必要があり、一
方、ハウジング壁２Ａおよび３Ａの壁面は精密機
械仕上げされる。
は第３図で紙面と直角な方向に揺動させられる
が、この揺動の際に舌状部材１１の両側側面１１
Ａおよび１１Ｂがこれらと対向するハウジング壁
面２Ａおよびハウジングカバー壁面３Ａと高温に
よる熱膨張の影響等を受けても接触しないように
あらかじめ所定の隙間を設定する必要があり、一
方、ハウジング壁２Ａおよび３Ａの壁面は精密機
械仕上げされる。
第３図において、
Ｄ＝ハウジング内壁面２Ａとカバー側の同外壁面
との間の距離 Ｃ＝ハウジング２のカバー側外壁面とハウジング
カバーの外側との間の距離 Ｂ＝舌状部材１１翼長 Ｅ＝ブツシユ１２のフランジ部を除いた筒の長さ Ｆ＝ハウジングカバー３の内壁面３Ａが形成され
ている部分の厚さ とすると、内壁面２Ａと舌状部材１１の側面１
１Ａとの間の隙間Δl1および内壁面３Ａと舌状部
材１１の側面１１Ｂとの間の隙間Δl2は次の関係
式であらわされる。
との間の距離 Ｃ＝ハウジング２のカバー側外壁面とハウジング
カバーの外側との間の距離 Ｂ＝舌状部材１１翼長 Ｅ＝ブツシユ１２のフランジ部を除いた筒の長さ Ｆ＝ハウジングカバー３の内壁面３Ａが形成され
ている部分の厚さ とすると、内壁面２Ａと舌状部材１１の側面１
１Ａとの間の隙間Δl1および内壁面３Ａと舌状部
材１１の側面１１Ｂとの間の隙間Δl2は次の関係
式であらわされる。
Δl1＝Ｄ＋Ｃ−Ｂ−Ｅ
Δl2＝Ｅ−Ｆ
更にまた、第４図に示すように回動軸１０とブ
ツシユ１２との間には軸方向の遊びとして（Ｋ−
Ｊ）が存在する外、その半径方向の遊び（φM−
φN）があるために第５図のように軸１０と共に
舌状部材１１に倒れが生じ、このような遊びによ
つても舌状部材１１の側面１１Ａ等が壁面２Ａと
接触する。
ツシユ１２との間には軸方向の遊びとして（Ｋ−
Ｊ）が存在する外、その半径方向の遊び（φM−
φN）があるために第５図のように軸１０と共に
舌状部材１１に倒れが生じ、このような遊びによ
つても舌状部材１１の側面１１Ａ等が壁面２Ａと
接触する。
すなわち、以上に述べてきたような全てが勘案
された上で隙間寸法Δl1およびΔl2が得られるよう
になされるが、このような隙間寸法Δl1およびΔl2
は小さければ小さいほど隙間洩れを抑制すること
ができ、以て、異なる流速を持つガスの混流によ
るエネルギ損失が防止できて、特に小流量時にお
けるタービン効率を高め、インタセプトエンジン
回転数を低下させトルクの上昇を図ることができ
る。
された上で隙間寸法Δl1およびΔl2が得られるよう
になされるが、このような隙間寸法Δl1およびΔl2
は小さければ小さいほど隙間洩れを抑制すること
ができ、以て、異なる流速を持つガスの混流によ
るエネルギ損失が防止できて、特に小流量時にお
けるタービン効率を高め、インタセプトエンジン
回転数を低下させトルクの上昇を図ることができ
る。
しかしながら、このような従来の可変容量ラジ
アルタービンにおいては、軸受ブツシユ１２をカ
バー３に圧入するにあたり、ブツシユ１２の圧入
代からその内径寸法の縮み代があらかじめ見込ま
れてはいるが、カバー３側のブツシユ嵌合孔の
径、更にブツシユ１２の外形やその圧縮強さ等の
製作上の寸法のばらつきを考慮しなければなら
ず、それだけブツシユ１２の内径φMに遊びを見
込むので、いきおい回動軸１０の第５図に示すよ
うな倒れを許容することになる。
アルタービンにおいては、軸受ブツシユ１２をカ
バー３に圧入するにあたり、ブツシユ１２の圧入
代からその内径寸法の縮み代があらかじめ見込ま
れてはいるが、カバー３側のブツシユ嵌合孔の
径、更にブツシユ１２の外形やその圧縮強さ等の
製作上の寸法のばらつきを考慮しなければなら
ず、それだけブツシユ１２の内径φMに遊びを見
込むので、いきおい回動軸１０の第５図に示すよ
うな倒れを許容することになる。
したがつて、タービン性能の向上を図るために
は、左記に述べた隙間寸法Δl1およびΔl2を極力小
さくすべきであるにかかわらず、舌状部材１１の
上述したような傾きを認めることになると、隙間
縮小の策定がそれだけ制約されてしまう。
は、左記に述べた隙間寸法Δl1およびΔl2を極力小
さくすべきであるにかかわらず、舌状部材１１の
上述したような傾きを認めることになると、隙間
縮小の策定がそれだけ制約されてしまう。
［目的］
本発明の目的は、このような従来の問題点に鑑
みて、回動軸がブツシユに最小の遊びで保持され
るようになし、舌状部材の倒れを抑制することに
より、舌状部材とハウジング壁およびカバー壁と
の間の隙間を最小限に保つことができて、流体損
失を低減させることのできる可変容量ラジアルタ
ービンを提供することにある。
みて、回動軸がブツシユに最小の遊びで保持され
るようになし、舌状部材の倒れを抑制することに
より、舌状部材とハウジング壁およびカバー壁と
の間の隙間を最小限に保つことができて、流体損
失を低減させることのできる可変容量ラジアルタ
ービンを提供することにある。
［構成］
かかる目的を達成するために、本発明では、舌
状部材の回動軸を軸支するブツシユにおいて、そ
のブツシユの軸支孔内径をその両端部にて回動軸
と精密嵌合するように形成すると共に、この両端
の精密嵌合部の間のハウジングに対するブツシユ
の圧入領域については回動軸と軸支孔との間に少
なくともブツシユの圧入代に相当する〓間を確保
し、かつ前記ブツシユの精密嵌合部の周囲部分に
ハウジングに対して非圧入領域を設けたので、圧
入によるブツシユ内径の縮小にかかわらず、回動
軸がブツシユに摩擦接触することがなくなり、か
つ精密嵌合部において、回動軸が精度よく軸支さ
れる。
状部材の回動軸を軸支するブツシユにおいて、そ
のブツシユの軸支孔内径をその両端部にて回動軸
と精密嵌合するように形成すると共に、この両端
の精密嵌合部の間のハウジングに対するブツシユ
の圧入領域については回動軸と軸支孔との間に少
なくともブツシユの圧入代に相当する〓間を確保
し、かつ前記ブツシユの精密嵌合部の周囲部分に
ハウジングに対して非圧入領域を設けたので、圧
入によるブツシユ内径の縮小にかかわらず、回動
軸がブツシユに摩擦接触することがなくなり、か
つ精密嵌合部において、回動軸が精度よく軸支さ
れる。
［実施例］
以下に、図面に基づき本発明の実施例を詳細に
説明する。
説明する。
第１図は本発明の一実施例を示す。２０はフラ
ンジ部２０Ａを有する回動軸用ブツシユであり、
本例ではブツシユ２０の圧入される側の先端部２
０Ｂにおける外径を壁面３Ａから所定の寸法PO
入り込んだ位置まで圧入部２０Ｃの外径より小さ
くして、先端部２０Ｂの少なくとも図示される寸
法P1の間ではハウジングカバー３に対して非圧
入領域として圧入の影響を受けないようにする。
ンジ部２０Ａを有する回動軸用ブツシユであり、
本例ではブツシユ２０の圧入される側の先端部２
０Ｂにおける外径を壁面３Ａから所定の寸法PO
入り込んだ位置まで圧入部２０Ｃの外径より小さ
くして、先端部２０Ｂの少なくとも図示される寸
法P1の間ではハウジングカバー３に対して非圧
入領域として圧入の影響を受けないようにする。
一方、フランジ部２０Ａは圧入部２０Ｃの外の
非圧入領域にあり、ブツシユ２０においてはその
圧入部２０Ｃを中心にしてP2で示す範囲（圧入
領域）のみにハウジングカバー３に対して圧入に
よる内径の縮小が発生する。そこで、本例では回
動軸２１のこの範囲P2に対応する軸部２１Ａの
径を細くなし、ブツシユ２０を圧入したことによ
つて生じるブツシユ２０の軸支孔２０Ｄが破線で
示すような変形に対しても回動軸２１が接触する
ことがないようにする。
非圧入領域にあり、ブツシユ２０においてはその
圧入部２０Ｃを中心にしてP2で示す範囲（圧入
領域）のみにハウジングカバー３に対して圧入に
よる内径の縮小が発生する。そこで、本例では回
動軸２１のこの範囲P2に対応する軸部２１Ａの
径を細くなし、ブツシユ２０を圧入したことによ
つて生じるブツシユ２０の軸支孔２０Ｄが破線で
示すような変形に対しても回動軸２１が接触する
ことがないようにする。
このように構成したブツシユ２０とこれに軸支
される回動軸２１との間では、圧入による影響を
受けないブツシユ２０の軸支孔２０Ｄの両端部で
回動軸２１を枢支させるので、その中央部すなわ
ち圧入部２０Ｃにおけるブツシユ２０の軸支孔２
０Ｄと回動軸２１の外径部との間の遊びを問題に
する必要がなくなり、かくして、ブツシユ２０の
両端部における軸支孔２０Ｄを回動軸２１のこの
部の径に合わせて精密嵌合部として十分精度よく
設定することができる。
される回動軸２１との間では、圧入による影響を
受けないブツシユ２０の軸支孔２０Ｄの両端部で
回動軸２１を枢支させるので、その中央部すなわ
ち圧入部２０Ｃにおけるブツシユ２０の軸支孔２
０Ｄと回動軸２１の外径部との間の遊びを問題に
する必要がなくなり、かくして、ブツシユ２０の
両端部における軸支孔２０Ｄを回動軸２１のこの
部の径に合わせて精密嵌合部として十分精度よく
設定することができる。
したがつて、回動軸２１を介して舌状部材１１
に傾きの生じる虞がなく、このような配慮を必要
とせずに隙間寸法を設定することができるので、
それだけ隙間寸法をより小さく設定することがで
きて流体損失を抑制することができる。
に傾きの生じる虞がなく、このような配慮を必要
とせずに隙間寸法を設定することができるので、
それだけ隙間寸法をより小さく設定することがで
きて流体損失を抑制することができる。
第２図は本発明の外の実施例を示す。本例は壁
面３Ａから所定の寸法PO入り込んだ位置までの
間のハウジングカバー３側の孔の方をブツシユ２
０の圧入外形より大きくして、ブツシユ２０の先
端部２０ＢでのPOで示す範囲では圧入の影響が
ないようにしたものである。
面３Ａから所定の寸法PO入り込んだ位置までの
間のハウジングカバー３側の孔の方をブツシユ２
０の圧入外形より大きくして、ブツシユ２０の先
端部２０ＢでのPOで示す範囲では圧入の影響が
ないようにしたものである。
すなわち、このように構成することにより、第
１図の場合と同様に、圧入部２０Ｃを中心とした
範囲P2においてのみ圧入による内径縮小の影響
が生じ、ブツシユ２０の先端部は圧入時にはいつ
たん圧縮を受けるが、圧入後はPOの範囲で圧縮
状態から解放され、かつ熱膨張に対しても周囲部
分に非圧入領域が設けられているので、結果的に
ブツシユ２０の両端部ではそのままの内径寸法が
保持される。そこで、本例ではブツシユ２０の上
述した範囲P2の内径を拡大し、圧入によりこの
内径が破線で示すように縮小しても軸２１と接触
しないようにする。
１図の場合と同様に、圧入部２０Ｃを中心とした
範囲P2においてのみ圧入による内径縮小の影響
が生じ、ブツシユ２０の先端部は圧入時にはいつ
たん圧縮を受けるが、圧入後はPOの範囲で圧縮
状態から解放され、かつ熱膨張に対しても周囲部
分に非圧入領域が設けられているので、結果的に
ブツシユ２０の両端部ではそのままの内径寸法が
保持される。そこで、本例ではブツシユ２０の上
述した範囲P2の内径を拡大し、圧入によりこの
内径が破線で示すように縮小しても軸２１と接触
しないようにする。
なお、効果については第１図と同様であり、そ
の説明を省略する。また、第２図の例では、ブツ
シユ２０の内径を範囲P2の間で拡大したが、こ
れに代えて、図には示さないが、第１図の例のよ
うに回動軸２１の方のこの範囲P2を削り落し、
その径を縮小するようにしてもよいことは勿論で
ある。
の説明を省略する。また、第２図の例では、ブツ
シユ２０の内径を範囲P2の間で拡大したが、こ
れに代えて、図には示さないが、第１図の例のよ
うに回動軸２１の方のこの範囲P2を削り落し、
その径を縮小するようにしてもよいことは勿論で
ある。
［効果］
以上説明したように、本発明によれば、ノズル
部に設けた舌状部材の回動軸がハウジング側に設
けたブツシユに軸支される可変容量ラジアルター
ビンにおいて、前記ブツシユの軸支孔内径をその
両端部にて回動軸と精密嵌合するように形成する
と共に、この両端の精密嵌合部の間の前記ハウジ
ングに対するブツシユの圧入領域については回動
軸と軸支孔との間に少なくともブツシユの圧入代
に相当する〓間を確保し、かつ前記ブツシユの精
密嵌合部の周囲部分に前記ハウジングに対して非
圧入領域を設けたので、回動軸がブツシユに摩擦
接触することなく精密嵌合部において回動軸を精
度よく軸支でき、舌状部材の傾きが抑制されて、
以て、舌状部材側面とハウジング壁面との間に保
持される隙間をそれだけ小さく設定することがで
きるので、流体損失の低減によりタービン効率の
向上を図ることができて、インタセプト回転数を
低下させ、エンジントルクを高めることができ
る。
部に設けた舌状部材の回動軸がハウジング側に設
けたブツシユに軸支される可変容量ラジアルター
ビンにおいて、前記ブツシユの軸支孔内径をその
両端部にて回動軸と精密嵌合するように形成する
と共に、この両端の精密嵌合部の間の前記ハウジ
ングに対するブツシユの圧入領域については回動
軸と軸支孔との間に少なくともブツシユの圧入代
に相当する〓間を確保し、かつ前記ブツシユの精
密嵌合部の周囲部分に前記ハウジングに対して非
圧入領域を設けたので、回動軸がブツシユに摩擦
接触することなく精密嵌合部において回動軸を精
度よく軸支でき、舌状部材の傾きが抑制されて、
以て、舌状部材側面とハウジング壁面との間に保
持される隙間をそれだけ小さく設定することがで
きるので、流体損失の低減によりタービン効率の
向上を図ることができて、インタセプト回転数を
低下させ、エンジントルクを高めることができ
る。
第１図は本発明可変容量ラジアルタービンの可
変舌状部材保持部の構成の一例を示す断面図、第
２図は本発明の他の実施例での可変舌状部材保持
部の構成を示す断面図、第３図は従来の可変容量
ラジアルタービンの構成の一例を示す断面図、第
４図および第５図はその可変舌状部材保持部にお
ける遊びの状態およびその遊びから発生する舌状
部材の傾きの状態をそれぞれ示す断面図である。 １……タービンホイール、２……タービンハウ
ジング、３……ハウジングカバー、２Ａ，３Ａ…
…壁面、４……ボルト、５……ヒートインシユレ
ータ、６……センタハウジング、７……リテーナ
プレート、８……ボルト、９……スクロール部、
９Ａ……ノズル部、１０……回動軸、１１……舌
状部材、１１Ａ，１１Ｂ……側面、１２……ブツ
シユ、１３……回動用アーム、１４……ナツト、
２０……ブツシユ、２０Ａ……フランジ部、２０
Ｂ……先端部、２０Ｃ……圧入部、２０Ｄ……軸
支孔、２１……回動軸、２１Ａ……軸部。
変舌状部材保持部の構成の一例を示す断面図、第
２図は本発明の他の実施例での可変舌状部材保持
部の構成を示す断面図、第３図は従来の可変容量
ラジアルタービンの構成の一例を示す断面図、第
４図および第５図はその可変舌状部材保持部にお
ける遊びの状態およびその遊びから発生する舌状
部材の傾きの状態をそれぞれ示す断面図である。 １……タービンホイール、２……タービンハウ
ジング、３……ハウジングカバー、２Ａ，３Ａ…
…壁面、４……ボルト、５……ヒートインシユレ
ータ、６……センタハウジング、７……リテーナ
プレート、８……ボルト、９……スクロール部、
９Ａ……ノズル部、１０……回動軸、１１……舌
状部材、１１Ａ，１１Ｂ……側面、１２……ブツ
シユ、１３……回動用アーム、１４……ナツト、
２０……ブツシユ、２０Ａ……フランジ部、２０
Ｂ……先端部、２０Ｃ……圧入部、２０Ｄ……軸
支孔、２１……回動軸、２１Ａ……軸部。
Claims (1)
- １ ノズル部に設けた舌状部材の回動軸をハウジ
ング側に設けたブツシユに軸支させ、前記回動軸
を介して前記舌状部材を揺動させることにより前
記ノズル部の流路面積を変化させる可変容量ラジ
アルタービンにおいて、前記ブツシユの軸支孔内
径をその両端部にて回動軸と精密嵌合するように
形成すると共に、この両端の精密嵌合部の間の前
記ハウジングに対するブツシユの圧入領域につい
ては回動軸と軸支孔との間に少なくともブツシユ
の圧入代に相当する〓間を確保し、かつ前記ブツ
シユの精密嵌合部の周囲部分に前記ハウジングに
対して非圧入領域を設けたことを特徴とする可変
容量ラジアルタービン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19070984A JPS6170105A (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 | 可変容量ラジアルタ−ビン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19070984A JPS6170105A (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 | 可変容量ラジアルタ−ビン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6170105A JPS6170105A (ja) | 1986-04-10 |
| JPH0377362B2 true JPH0377362B2 (ja) | 1991-12-10 |
Family
ID=16262527
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19070984A Granted JPS6170105A (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 | 可変容量ラジアルタ−ビン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6170105A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6419464B1 (en) * | 2001-01-16 | 2002-07-16 | Honeywell International Inc. | Vane for variable nozzle turbocharger |
| EP1644625B1 (en) * | 2003-07-11 | 2012-02-22 | LEAVESLEY, Malcolm George | Turbocharger apparatus having an exhaust gas sealing system for preventing gas leakage from the turbocharger apparatus |
| JP5949363B2 (ja) | 2012-09-13 | 2016-07-06 | 株式会社Ihi | 可変ノズルユニット及び可変容量型過給機 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58114842U (ja) * | 1982-01-29 | 1983-08-05 | 三菱自動車工業株式会社 | 可変翼式過給機のガス漏れ防止機構 |
| JPS59107905U (ja) * | 1983-01-13 | 1984-07-20 | 石川島播磨重工業株式会社 | 可変容量形タ−ビン |
-
1984
- 1984-09-13 JP JP19070984A patent/JPS6170105A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6170105A (ja) | 1986-04-10 |
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