JP4088461B2 - 展示ケースにおける化粧扉の開閉装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、博物館や展示場等に設置する展示ケースにおける化粧扉の開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、博物館や展示場等に設置する展示ケースとしては、前向き開口状のケース本体の開口部に複数枚のガラス製等の扉を面一状に並設して、ケース本体を密閉状とし、複数枚の扉のうち少なくとも一枚を、開口部を密閉する位置からケース本体の前方にずらして他の並設した扉との配置間隔を空けたのち、その間口方向(開口部に沿った左右方向)に平行移動させて、扉を開放するという構成のものが知られている。
【0003】
この種の展示ケースでは、ケース本体の開口部よりも外周側に位置する上下の框部に、前後移動可能な可動レール等からなる支持手段をそれぞれ設け、これら各支持手段で各扉の上下縁部を支持することによって、各扉が前後方向(開口部に対して接離する方向)に平行移動可能でかつ間口方向に平行移動可能となっている。また、各支持手段の保守点検等のため、ケース本体の開口部よりも外周側に位置する上下の框部を前向き開口状に形成して、その開口を前方から覆うための化粧板を、各框部に対して着脱可能に装着したり、上下または左右回動可能に設けたりすることも一般に行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述の化粧板は、展示ケースの美的外観を保つため、扉のうち支持手段で支持された上下縁部を覆い隠すのに利用されることがある。すなわち、上下框部の各化粧板で扉の上下縁部を前方から覆うことによって、扉を通して支持手段等の部品を見ることができないようにするのである。
【0005】
しかし、この場合、扉の上下縁部とこれに対応する化粧板の一部とが前後方向に重なっており、扉を前後方向に移動させると、上下の化粧板が干渉することになるから、予め上下の化粧板を取り外すか、または開放するかしない限り、扉を開放することができない。そして、扉を閉止した後は、再び上下の化粧板を元の位置に取り付けるか、または閉止するかしなければならない。このように、前記従来の構成では、扉の開閉が非常に煩雑で作業性が悪いという問題があった。
【0006】
そこで、本発明は、このような問題を解消した展示ケースにおける化粧扉の開閉装置を提供することを技術的課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を解決するため、請求項1の発明は、前向きに開口したケース本体と、前記ケース本体の開口部に配置した少なくとも一枚の扉と、前記扉を密閉位置から前方向に移動させたのち間口方向と平行状に移動させるように支持する案内支持手段と、前記ケース本体の開口部よりも外周側の上部及び下部のうち少なくとも一方に形成した前向き開口状の框部を開閉可能に塞ぐ化粧扉とを備えた展示ケースにおいて、前記化粧扉は、その上側縁又は下側縁に沿って延びる回動軸線周りに開閉回動するように構成されており、前記案内支持手段には、前記扉が前記密閉位置から前方向に移動するのに伴い前記化粧扉の裏面を前方向に押圧当接して前記化粧扉を開き動させる押圧手段が設けられており、前記扉が前記密閉位置にある状態では、前記化粧扉が手動でも前記回動軸線周りに開閉回動可能になっているというものである。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1に記載した展示ケースにおける化粧扉の開閉装置において、前記押圧手段のうち前記化粧扉に当接する先端部は、前記化粧扉の前記回動軸線から上下方向に離れた位置にあるというものである。
【0009】
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載した展示ケースにおける化粧扉の開閉装置において、前記ケース本体及び前記化粧扉のうち少なくとも一方には、前記扉を前記密閉位置に向けて後ろ方向に移動させると前記化粧扉を閉じ動させる復帰手段が設けられているというものである。
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明を具体化した実施形態を図面(図1〜図17)に基づいて説明する。図1〜図13は、本発明を展示ケースの上化粧扉20に適用した第1実施形態である。まず、第1実施形態の展示ケースの概要について説明する。
【0012】
図1に示すように、第1実施形態のケース本体1は、前向きに開口した箱型に形成されている。ケース本体1内の上部には、開口部1aの間口方向(開口部1aに沿った左右方向)に長い前後一対の上固定枠2,2が配置されており(図3で前寄り(開口部1a側)の上固定枠2のみを示す)、これら上固定枠2,2の下面には天井板14が設けられている(図2及び図10参照)。
【0013】
また、ケース本体1内の下部には、間口方向に長い前後一対の下固定枠(図示せず)が配置されており、これら下固定枠の上面には、床板15が設けられている(図1及び図2参照)。
【0014】
第1実施形態では、ケース本体1の内部のうち天井板14よりも上方の空間が上框部16に構成されており、床板15よりも下方の空間が下框部17に構成されている。
【0015】
上框部16の前面開口部には、二つの上化粧扉20,20が左右に面一状に配置されており、これら各上化粧扉20は、その上側縁に沿って延びる回動軸線周りに上下回動可能に構成されている(図1及び図10参照)。
【0016】
上框部16においては、これを左右に区画する縦桟部材63(図3参照)の左右両側面と、開口部1aの左右両側端部となる縦支柱64,64(図3参照)の側面に、各上化粧扉20を磁力で吸着固定する従来公知のマグネットキャッチ体付きの板片66(第1実施形態では計四つ、図1にはそのうちの二つを図示している)がネジ止めされている。
【0017】
また、下框部17の前面開口部には、二つの下化粧扉21,21が、上化粧扉20の配置に対応させて左右に面一状に配置されており、これら各下化粧扉21は、その下側縁に沿って延びる回動軸線周りに上下回動可能に構成されている(図1参照)。そして、下框部17においても、従来公知のマグネットキャッチ体付きの板片66(第1実施形態では計四つ、図1にはそのうちの二つを図示している)が備えられている。
【0018】
ケース本体1の開口部1aを塞ぐための二つの扉3,3は、透明ガラス板製等の表面板3aの上下縁部のうち裏面側の部位と、アルミ押出部材製等の上下縁部材11,11の前面とを、シリコン樹脂製等の接着剤13で固定してなるものであり(図2参照)、第1実施形態では、これら二つの扉3,3を面一状に配置することによって開口部1aを密閉できるようになっている。また、開口部1aを閉止した状態では、上下に並ぶ化粧扉20,21の間に一つの扉3が位置するようになっている(図1参照)。
【0019】
扉3の上下縁部と上下縁部材11との接着面や後述する案内支持手段4等が扉3を介して見えないようにする(隠す)ため、各化粧扉20,21の高さ(閉止状態での上下方向の長さ)は、扉3の上下縁部を前方から覆い隠せる高さに設定されている。すなわち、上下の化粧扉20,21と扉3とは前後方向(扉3が開口部1aに対して接離する方向)に重なって、扉3の上縁部が上化粧扉20の裏面に臨むとともに、扉3の下縁部が下化粧扉21の裏面に臨むように構成されている(図10で上化粧扉20と扉3との関係のみを示す)。
【0020】
上下の縁部材11,11は、開口部1aの間口方向に長くかつ断面略E字状に形成されている。また、これら両縁部材11,11には、扉3が不用意に脱落しないための安全対策として、ケース本体の前方向に突出する鉤爪状突条11cが各々形成されている。
【0021】
扉3の上縁部は、後述する上側の案内支持手段4を介して、上框部16における前寄りの上固定枠2の上面に取り付けられており、扉3の下縁部は、後述する下側の案内支持手段4を介して、下框部17における地枠19の後方(奥行き方向)に設けた台枠32上に取り付けられている。これら上下の案内支持手段4,4によって、扉3は、前後方向に平行移動可能でかつ間口方向に平行移動可能となっている。
【0022】
左右の扉3,3で開口部1aを閉じた状態では、この開口部1aの周縁に取り付けたパッキン6に対して各扉3の表面板3aが同一垂直面上に位置するように密接することによって、ケース本体1が密閉される。開口部1aを開放する場合は、一つの扉3を、パッキン6に密接した位置から前方向に適宜距離だけ前進させるのである。
【0023】
なお、各扉3,3の表面板3aの板厚部分を互いに密接させてケース本体1内を気密保持するため、各表面板3aの左右方向中央側の縦側縁には、断面直角三角形状の目地部材65がその斜辺を外向きにして接着剤等で固定されている(図3参照)。この場合、目地部材65を透明・軟質の合成樹脂材で形成すると、ケース本体1内の展示品の鑑賞時に目地部材65の存在が目障りにならない。
【0024】
ケース本体1には、扉3を前後方向に駆動させるための駆動手段(詳細は後述する)が案内支持手段4に関連させて設けられている。すなわち、第1実施形態では駆動手段が各扉3ごとに設けられている。
【0025】
次に、案内支持手段4の構成について説明する。この案内支持手段4は、各扉3の上下部に対して上下対称状に形成されており、いずれも基本的に同じ構成である。そこで、一つの扉3の上部側に配置した案内支持手段4を例として、以下に説明する。
【0026】
図1〜図3に示すように、案内支持手段4は、上框部16における前寄りの上固定枠2の上面に適宜間隔でボルト止めした複数個の摺動ブロック7(図1では三つ)と、当該各摺動ブロック7に前後摺動可能に嵌挿した摺動軸7aと、これら各摺動軸7aの先端に固定した左右長手の支持枠9と、この支持枠9の前面(開口部1a側の側面)に取り付けた複数個の垂直転動コロ10とで構成されている。
【0027】
複数個の垂直転動コロ10は上縁部材11を支持案内するためのものであり、上縁部材11の後面側に開口した左右長手の嵌合溝11a,11bのうち下方のガイド溝としての第1嵌合溝11aに嵌め込まれている。この第1嵌合溝11aの上下内面を各垂直転動コロ10が転動することによって、扉3は左右摺動できるようになっている。
【0028】
なお、第1実施形態では、扉3の前後方向の振れを防止するため、連結金具26を介して上下各支持枠9に固定したガイドローラ27のローラ面を上縁部材11に当接させている(図2参照)。
【0029】
上下の縁部材11,11を左右摺動可能とする構成は、前述の形態に限らず、例えば支持枠9とこれに対応する縁部材11との間に、リテーナで自転可能に保持した多数個のボールを一列状に介挿することによって、縁部材11を軽い力で左右摺動可能とするサスペンション手段(図示せず)を採用してもよい。
【0030】
次に、各扉3ごとに設けられた駆動手段について説明する。図1及び図6に示すように、駆動手段は、一つの操作部30と、少なくとも上下一つずつの作動部31(第1実施形態では上下にそれぞれ二つずつ)とを有しており、第1実施形態では、下框部17における台枠32の前面に、操作部30を構成する操作部ケース33がボルトやナット等で固定されている(図1及び図4参照)。
【0031】
操作部ケース33内には、中央の操作軸34と四隅の従動軸35とが、それぞれ軸受け36を介して回転可能に配置されており、操作軸34と一体的に回転する大歯車40に、各従動軸35に固定した小歯車41に噛み合わせることによって、一つの操作軸34で四つの従動軸35を同期させて同じ方向に回転するように構成されている(図5参照)。操作軸34の前端部(角状軸部)34aは、操作部ケース33の前面から前向きに突出している。
【0032】
通常、下框部17の開口は上下回動可能な下化粧扉21で覆われており、下框部17内の操作部ケース33及び操作軸34は、展示ケースの前方から見えなくなっている(隠されている)。扉3の開き操作をするに際しては、下化粧扉21を展示ケースの前方向に手動で引き倒してから(図1参照)、操作軸34の前端部(角状軸部)34aに丸ハンドル等の操作ハンドル38を取り付けて回すようになっている。
【0033】
各従動軸35の後端には、後述する各作動部31に回転力を伝達するためのケーブル42の先端部が差し込まれており、このケーブル42の先端部と従動軸35とは連結用止めネジ43を介して着脱可能に連結されている。なお、ケーブル42とは、細いピアノ線(鋼線)やこれを複数本縒り合わせたもの、金属素線を複数本縒り合わせたもの等をいう。
【0034】
また、操作部ケース33の後板に固定したガイドブロック44(第1実施形態では四つ)の各々には、ケーブル42の外周に被嵌した可撓性を有するアウター管45の先端部が差し込まれている。各アウター管45の先端部を所定長さ以上従動軸35の軸心と一致させるように構成することによって(図4参照)、内径側のケーブル42の円滑な回転が保証されている。各ケーブル42付きアウター管45はケース本体1内に配管されている(図1参照)。
【0035】
作動部31は、上框部16における上固定枠2の上面及び下框部17における台枠32の上面に設けられたものである。各作動部31は、各扉3の上下部に対して上下対称状に形成されており、いずれも基本的に同じ構成であるので、一つの扉3の上部側に配置したものを例として、以下に説明する。
【0036】
図6及び図7に示すように、上固定枠2の上面にボルト等で固定したベース46には、前後一対の支持ブロック47,47が立設されており、これら両支持ブロック47,47間には左右一対のガイド軸48,48が配置されている。左右のガイド軸48,48の間には、両支持ブロック47,47に設けた軸受けを介して回転可能に構成したネジ軸49が配置されている。
【0037】
ネジ軸49に螺合した移動ブロック50の両端は、左右のガイド軸48,48に摺動可能に被嵌させている。移動ブロック50に基端部をネジ51止めした連結体52の先端部は、下向きに屈曲させて係止片53に構成されており、この係止片53が支持枠9の上面に穿設した平面視略矩形状の係止孔54に遊嵌されている。
【0038】
これは遊び連結の実施形態の一つである。この場合、扉3の前後方向(開口部1aに対して接離する方向)に扁平な係止片53と平面視略矩形状の係止孔54との間で前後方向に遊び隙間が空くように、係止片53の板厚と係止孔54の前後方向の寸法との関係が設定されている(図7参照)。
【0039】
ネジ軸49の基端部にはケーブル42の他端部が差し込まれており、ネジ軸49とケーブル42の他端部とは連結用止めネジ55を介して着脱可能に連結されている。ケーブル42の外周に被嵌したアウター管45の他端部は、後ろ寄りの支持ブロック47に固定したガイドブロック56に差し込まれている。この場合も、アウター管45の他端部を所定長さ以上ネジ軸49の軸心と一致させるように構成することによって(図7参照)、内径側のケーブル42の円滑な回転が保証されている。
【0040】
なお、ケース本体1内に配管したアウター管45の屈曲部は、その曲率半径があまり小さくならないように、換言すると、内挿したケーブル42がアウター管45の内周面につかえないように、本体ケース1内の湾曲ガイド部57(図1では四つ)に沿わせて固定されている。
【0041】
次に、図2、図8及び図9を参照しながら、各案内支持手段4に設けたストッパー手段22の構成について説明する。ここで、第1実施形態のストッパー手段22は、各扉3の上下部に対して上下対称状に形成されており、いずれも基本的に同じ構成であるので、一つの扉3の上部側に配置したものを例として、以下に説明する。
【0042】
ストッパー手段22は、間口方向に平行移動する扉3を、開口部1aに対する密閉位置の近傍で停止させるためのものであり、上縁部材11における上方の第2嵌合溝11bに対して長手方向(間口方向)に適宜間隔で複数個貫設した係合ピン23と、支持枠9の上面のうち係合ピン23との対応部位に左右回動可能に取り付けた平面視略扇形状のストッパー体24と、このストッパー体24を前方向に押圧付勢するように支持枠9の後面に上向き突設した弾性片25とで構成されている。ストッパー体24及び弾性片25は、それぞれ係合ピン23に対応する個数だけ(図9では一つの扉3に二つずつ)設けられている。
【0043】
ストッパー体24は、扉3を密閉位置の近傍で停止させるに際して弾性片25に当接する当接部24aと、回動半径R0の略円弧状部位の中央部に凹み形成した係合凹所24bと、略円弧状部位の左右両端に所定長さLだけ直線状に形成した回動規制部24c,24cと、当接部24aと各回動規制部24c,24cとの間の肩部24d,24dとを有しており、ストッパー体24が第2嵌合溝11bに嵌った状態で左右回動することによって、上縁部材11に取り付けた係合ピン23が係合凹所24bに対して係脱するようになっている。
【0044】
扉3を、密閉位置の近傍に位置決めされた状態(図9(a)参照)から左右方向に摺動させると(図9では右方向に摺動させている)、係合凹所24bに係止していた係合ピン23が右方向に移動して、ストッパー体24を右向き回動させるとともに、係合凹所24bから係合ピン23が離れる(図9(b)参照)。この場合、図示していないが、扉3の下部側の支持枠9に設けた二つのストッパー体24,24は、ともに同様の動作を行っている。
【0045】
扉3をさらに右方向に摺動させると、係合凹所24bの開口が右を向くように回動したストッパー体24の左肩部24dに、このストッパー体24に係止していた係合ピン23よりも摺動方向後方の係合ピン23が衝突して、通過が阻止される(図9(c)参照)。
【0046】
図9(c)の状態では、ストッパー体24の右肩部24dが弾性片25に当接して前方向に押圧付勢されるとともに、回動規制部24c,24cの回動半径R1がストッパー体24の略円弧状部位の回動半径R0よりも大きいから、右向き回動の途中で左回動規制部24cが嵌合溝16につかえることになる。したがって、図9(c)の姿勢以上にストッパー体24が右向き回動することはない。
【0047】
逆に、扉3を密閉位置で停止させるには、図9(c)の状態から扉3を左方向に摺動させる。そうすると、係合ピン23が左方向に移動して左側のストッパー体24の係合凹所24bに係合し、このストッパー体24が左向き回動する(図9(b)参照)。扉3をさらに左方向に摺動させてストッパー体24を左向き回動させると、当接部24aが弾性片25に当接して前方向に押圧付勢され、ストッパー体24の左向き回動、ひいては扉3の左方向への摺動を停止させるのである(図9(a)参照)。
【0048】
なお、ストッパー手段22は、各扉3の上下部に対して上下対称状に配設するに限らず、各扉3の上下部のうちいずれか一方のみに配設してもよい。また、第2嵌合溝11bに代えて、例えば縁部材11に形成した段状部に、係合ピン23を長手方向(間口方向)に適宜間隔で複数個上向き突設し、この段状部上を前記ストッパー体24が通過して左右回動するように構成してもよい。さらに、ストッパー体24と弾性片25とを縁部材11に取り付け、係合ピン23を支持枠9に取り付けてもよい。
【0049】
次に、第1実施形態における上化粧扉20及び連動手段の詳細な構造について説明する。
【0050】
図10に示すように、上框部16の前面開口部に設けた上化粧扉20は、上下縁部に囲い壁を一体成形して後ろ向きに開口させた金属板製等のものであり、その内面には、後述する押圧杆75のローラ体75dが当接する左右長手の横桟部材20aが溶接等で固定されている。図11に示すように、上化粧扉20の上縁部のうち左右両側には、左右方向外向きに開口した軸穴71付きの軸受部材70が設けられている(第1実施形態では二つ)。
【0051】
他方、前寄りの上固定枠2の上方に設けた天枠18の前面には、側面視略L字状に形成した二つの回動支持部材72,72が左右に適宜隔てて溶接等で固定されている(図10及び図11参照)。これら各回動支持部材72,72の先端部には、左右方向中央向きに突出する枢軸ピン73が取り付けられており、各枢軸ピン73をこれに対応した軸受部材70の軸穴71に嵌め込むことによって、上化粧扉20が枢軸ピン73,73同士を結ぶ回動軸線周りに上下回動可能となっている(図1及び図10参照)。
【0052】
なお、上化粧扉20の下側の囲い壁には、ゴム等の軟質弾性材からなる緩衝体74が接着剤等で固定されており、上化粧扉20を閉止するに際して、緩衝体74が扉3の表面板3aの前面に当接することによって閉止の衝撃を吸収して、振動及び衝撃音を低減し、また、内部の照明装置の光もれをなくすようになっている。
【0053】
第1実施形態における連動手段は、扉3を密閉位置から前方向(開口部1aから離れる方向)に移動させるにつれて上化粧扉20を開き動させるように関連付けるためのものであり、第1実施形態では、案内支持手段4を構成する支持枠9に、案内支持手段4の前進力を上化粧扉20に伝達するための複数の押圧杆75(図1及び図10では二つ)を左右に適宜隔ててネジ76止めした構成となっている。
【0054】
図10及び図12に示すように、各押圧杆75は、支持枠9にネジ76固定したプレート部75aから上向きに延びる垂直バー部75bと、この垂直バー部75bの上端部から前向きに突出した水平バー部75cとで側面視略L字状に形成されており、水平バー部75cの先端に、上化粧扉20の横桟部材20aに当接するローラ体75dが回転可能に取り付けられている。なお、押圧杆75は請求項に記載した押圧手段に相当するものである。
【0055】
扉3を密閉位置から前方向に移動させた場合は、扉3を押し出す支持枠9とともに押圧杆75,75が前方向に移動して、各押圧杆75のローラ体75dが上化粧扉20の横桟部材20aを前向きに押圧するので、上化粧扉20は扉3の前進動と同期して上向き回動するのである(図10の実線状態参照)。上化粧扉20と扉3の上縁部とは閉止状態で前後方向に重なっているが、このように上化粧扉20が扉3の前進動と同期して上向き回動するので、上化粧扉20が扉3の前進動を妨げることはない。
【0056】
また、上化粧扉20を閉止するに際しては、予め扉3を密閉位置に向けて後ろ方向(奥行き方向)に移動させておくと、扉3を引き込む支持枠9とともに押圧杆75,75も後ろ方向に移動して上框部16内に収納される(図10の二点鎖線状態参照)ので、押圧杆75,75が上化粧扉20の閉止を妨げることはないのである。
【0057】
上固定枠2の上方に位置する天枠18の下面には、上化粧扉20を大きく開放した状態で支持するための支持棒77が左右回動可能に取り付けられている(図10及び図13参照)。この場合、図10の実線状態の上化粧扉20を手動で大きく上向き回動させた後、上框部16の前面開口部から前方向に突出するように支持棒77を回動させ、この支持棒77上に上化粧扉20を載置することによって、上化粧扉20を大きく開放した状態に保持でき、案内支持手段4や天井部の照明用光源の取替え等の保守点検作業がし易いようになっている。なお、支持棒77の上面の先端部には、ゴム等の摩擦係数の大きい部材やマグネット等からなる滑り止め78が取り付けられている(図13参照)。
【0058】
以上の構成において、各扉3及びこれに対応する上下の化粧扉20,21を開放・密閉する動作の態様について説明する。
【0059】
まず、下框部17における下化粧扉21を展示ケースの前方向に手動で引き倒して(図1参照)、図4に示す操作部30が現れるようにし、操作ハンドル38を操作軸34の前端部34aに差し込んで所定方向(時計方向)に回すことによって、4本のケーブル42を同時に所定方向に回動させる。
【0060】
そうすると、各作動部31では、これに対応するケーブル42を介してネジ軸49が時計方向(右方向)に回転することによって、移動ブロック50が前方に移動するので、これにネジ51止めした連結体52の係止片53が係止孔54を介して支持枠9を前方に押し出し、ひいては扉3を密閉位置から前方向に所定距離Sだけ押し出す。
【0061】
このとき、支持枠9とともに押圧杆75,75が前方向に移動して、各押圧杆75のローラ体75dが上化粧扉20の裏面側の横桟部材20aを前向きに押圧するので、上化粧扉20は扉3の前進動と同期して上向き回動する(図10の実線状態参照)。したがって、作業者が下框部17内の操作部30を回動させる(扉3の開放操作をする)だけで、扉3と上化粧扉20とが一緒に開放されるのである。なお、図示していないが、下框部17の台枠32上に設けた各作動部31もそれぞれ同様の動作を行っている。
【0062】
扉3を開放するのは、通常、ケース本体1内の展示品を入れ替えたり、ケース本体1内を掃除したりする場合であるが、これらの作業と並行して各案内支持手段4や天井部の照明用光源の取替え等の保守点検(メンテナンス)作業を行うときには、第1実施形態のように、扉3の開放操作をすることによって、扉3のみならず上化粧扉20まで開放できるようにすると、各案内支持手段4の保守点検作業に際して、上化粧扉20を開ける手間が省けるので、作業者にとって使い勝手のよいものとなる。また、上化粧扉20を開けるために脚立等に載って作業する必要がないから、安全性も高いのである。
【0063】
上化粧扉20は扉3の前進動と同期して上向き回動するから、扉3の上縁部と上化粧扉20とを閉止状態で前後方向に重ね合わせて、展示ケースの美観を保持する配置形態であっても、上化粧扉20が扉3の前進動を妨げることはなく、従来よりも極めて簡単に扉3を開閉できる。
【0064】
さらに、連動手段として、扉3の上縁部側の支持枠9に複数個の押圧杆75を左右に適宜隔ててネジ76固定するという簡単な構造を採用したから、上下回動式の上化粧扉20を確実に開き動させることができるものでありながら、部品点数が少なくて故障し難いし、コストも安価で済むのである。
【0065】
図14及び図15は、展示ケースの上下両化粧扉20,21に本発明を適用した第2実施形態を示している。ここで、第2実施形態を含む以下の実施形態において、構成及び作用が第1実施形態と変わらないものは、同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
【0066】
第2実施形態では、各作動部31のネジ軸49に取り付けた正逆回転可能な駆動モータ(図示せず)でネジ軸49を駆動させる構成が採用されている。上下の化粧扉20,21及び扉3は、その前面が同一垂直面上に位置するように、すなわち上下に面一状に配置されている(図15で下化粧扉21と扉3との関係のみを示す)。
【0067】
この場合、扉3の上下縁部は展示ケースの前面側に露出しているので、扉3の上下縁部と接着剤13との接着面に予め塗装膜を塗布しておくか、またはシート等を貼着しておくことによって、この接着面や案内支持手段4等が扉3を介して見えない(隠す)ようにして展示ケースの体裁を整えている。
【0068】
図14及び図15に示すように、第2実施形態における連動手段は、扉3を密閉位置から前方向に移動させるにつれて、上化粧扉20だけでなく下化粧扉21も開き動させるように関連付けるためのものである。すなわち、扉3の下縁部側の支持枠9にも、複数の押圧杆75を左右に適宜隔ててネジ76止めした構成となっている。この場合、各押圧杆75は、垂直バー部75bが支持枠9から下向きに突出するように取り付けられている。
【0069】
また、下框部17内の台枠32の前面には少なくとも一つの定滑車80が取り付けられている。この定滑車80に掛け回したワイヤ81の一端は、下化粧扉21の内面(裏面)側の適宜部位に固定される一方、当該ワイヤ81の他端には錘82が取り付けられている。これら定滑車80、ワイヤ81及び錘82は請求項に記載した復帰手段に相当する。
【0070】
以上の構成において、各扉3及びこれに対応する上下の化粧扉20,21を開放・密閉する動作の態様について説明する。
【0071】
図示しない駆動モータでネジ軸49を時計方向(右方向)に回転させて、移動ブロック50を前方に移動させることによって、扉3を密閉位置から前方向に移動させると、上下の支持枠9,9とともに各押圧杆75が前方向に移動して、各押圧杆75のローラ体75dがこれに対応する化粧扉20,21の横桟部材20a,21aを前向きに押圧するので、扉3の前進動と同期して上化粧扉20は上向き回動し、下化粧扉21は下向き回動する(図15の実線状態参照)。
【0072】
その後、扉3を密閉位置に向けて後ろ方向(奥行き方向)に移動させると、上下の支持枠9,9とともに各押圧杆75が後ろ方向に移動して、各框部16,17内に収納されるので、上化粧扉20は、重力の作用で閉止位置に戻るように下向き回動する。
【0073】
他方、下化粧扉21に対する各押圧杆75の押圧支持が解除されたことによって、錘82が重力の作用で落下し、この錘82に取り付けたワイヤ81を介して下化粧扉21が上向きに回動するように引き戻されて、下框部17の開口が閉止されるのである(図15の二点鎖線状態参照)。
【0074】
このように、台枠32の前面に設けた定滑車80に掛け回したワイヤ81を介して、下化粧扉21と錘82とを連結するように構成すると、下化粧扉21が下側縁に沿って延びる回動軸線周りに上下回動するものであっても、扉3の後退動に連動して自動的に下化粧扉21を閉止できるので、作業者にとってさらに使い勝手のよいものとなるのである。
【0075】
なお、第2実施形態は、図示しない駆動モータで扉3を前後動させる構成に代えて、吸着把手等を用いて手動で扉3を前後移動させる構成としてもよい。
【0076】
図16は復帰手段の別例を示している。この例では、下化粧扉21の下縁部側の左右両端部とケース本体1の下面とがコイルバネ83,83を介して連結されており、地枠19の前面に設けた二つの回動支持部材72,72の各枢軸ピン73をこれに対応したコイルバネ83の筒部83aに嵌め込むことによって、下化粧扉21が枢軸ピン73,73同士を結ぶ回動軸線周りに上下回動可能に構成されている。
【0077】
この構成によると、開放した状態の扉3を密閉位置に向けて後ろ方向に移動させた場合、コイルバネ83,83の弾性付勢力によって下化粧扉21を閉じ動させることができる。このように、本発明に係る復帰手段は、前述の定滑車80、ワイヤ81及び錘82からなるものに限らず、図16に示すコイルバネ83,83であってもよい。
【0078】
図17は、上下スライド式の上化粧扉90に関する参考例である。この参考例では、上框部16の開口側の上寄り部位に、開けた上化粧扉90を収納する戸袋91が設けられており、上框部17内の横長の中仕切枠92の前面には、センサ93a付きの巻上機93の複数個が左右に適宜間隔で取り付けられている。
【0079】
これら各巻上機93に巻回されたロープ94の一端は、天枠18を上下に貫通する穴18a,18bを通って天枠18上と戸袋91内に固定した定滑車95,96に掛け回した状態で、上化粧扉90の上面に固定されている。この場合、扉3の前後方向への移動に連動して上化粧扉90を開閉動させる開閉連動手段は、各巻上機93のロープ94に上化粧扉90を吊り懸ける構成になっている。
【0080】
参考例では、扉3の前進動の最初期において、各連結体52の上面に上向き突設した突出部52aが前方に移動したことを、これに対応する巻上機93のセンサ93aで感知することによって巻上機93がロープ94を高速で巻き取るので、当該ロープ94に吊り懸けられた上化粧扉90が上向きにすばやく吊り上げられて、上框部16の開口が開放される(図17の実線状態参照)。
【0081】
逆に、扉3を後退動させると、当該扉3が密閉位置まで後退する直前に、各巻上機93のセンサ93aが各連結体52の突出部52aを感知して、巻上機93からロープ94が繰り出される。これにより、戸袋91内の上化粧扉90が下降して、上框部16の開口が閉止される(図17の二点鎖線状態参照)。
【0082】
したがって、参考例の構成によると、扉3の開閉操作をするだけで上化粧扉90まで開閉できるので、上化粧扉90を開閉する手間が省けて、作業者にとってさらに使い勝手がよいものとなるのである。
【0083】
本発明は、前述の各実施形態に限らず、様々な態様に具体化できる。例えば扉3は、全ての開口部を開放可能に構成する必要はなく、一部を固定扉としてもよい。前述の各実施形態では、ケース本体1の前面側を密閉する扉3を二枚配置していたが、一枚の扉で密閉するように構成してもよいし、三枚以上の扉で密閉するように構成してもよい。また、扉3は、ケース本体1の前面側のみならず、開口部があれば四方のいずれの面にも設置できる。
【0084】
本発明に係る押圧手段は、例えば縁部材11や摺動軸7aに取り付けたりしてもよい。その形状や構造も前述の実施形態のものに限定されない。要は、扉3が密閉位置から前方向に移動するのに伴って化粧扉20,21の裏面を前方向に押圧できるようになっていればよいのである。
【0085】
【発明の効果】
前述したように、ケース本体の開口部に配置した扉を開放するのは、通常、ケース本体内の展示品を入れ替えたり、ケース本体内を掃除したりする場合であるが、これらの作業と並行して、例えば案内支持手段や天井部の照明用光源の取替え等の保守点検(メンテナンス)作業を行う場合には、本発明のように、扉を密閉位置から前方向に移動させるにつれて、押圧手段にて化粧扉を裏面側から前方向に押圧して、化粧扉を開き動させるという構成を採用すると、扉の開放操作をするだけで、扉のみならず化粧扉まで開放できるので、前記化粧扉を開ける手間が省けて、作業者にとって使い勝手のよいものとなるという効果を奏する。また、例えば扉の上方に位置する化粧扉を開けるために脚立等に載って作業したりする必要がないから、安全性も高いという効果を奏する。
【0086】
しかも、扉が密閉位置から前方向に移動するのに伴い化粧扉の裏面を前方向に押圧する押圧手段を案内支持手段に設けるという簡単な構成を採用したから、回動式の化粧扉を確実に開き動させることができるものでありながら、部品点数が少なくて故障し難いし、コストも安価で済むという効果を奏する。
【0087】
また、請求項3のように構成すると、押圧手段によって、扉の開き操作と連動させて化粧扉を開放できるとともに、ケース本体及び化粧扉のうち少なくとも一方に設けた復帰手段によって、扉の閉じ操作と連動させて化粧扉を閉止できるので、さらに作業性が向上するという効果を奏する。
【0088】
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態における展示ケースの概略斜視図である。
【図2】 案内支持手段の拡大側断面図である。
【図3】 図1のIII−III視平断面図である。
【図4】 操作部の側断面図である。
【図5】 操作部の平面図である。
【図6】 摺動ブロック及び作動部の一部切欠き平面図である。
【図7】 作動部の一部切欠き要部拡大平面図である。
【図8】 ストッパー手段による扉の停止状態を示す平面図である。
【図9】 ストッパー手段の作用を説明する概略図であり、(a)は扉が密閉位置の近傍に位置するときのストッパー手段の図、(b)は係合ピンがストッパー体を右回動させるとともに係合凹所から離れていく状態を示す図、(c)は係合ピンがストッパー体に衝突して通過を阻止された状態を示す図である。
【図10】 連動手段の作用を示す側断面図である。
【図11】 化粧扉と回動支持部材との枢支状態を説明する概略図である。
【図12】 押圧手段の概略斜視図である。
【図13】 支持棒の作用を示す概略斜視図である。
【図14】 第2実施形態における展示ケースの概略斜視図である。
【図15】 復帰手段の作用を説明するための下框部の側断面図である。
【図16】 復帰手段の別例を示す図である。
【図17】 参考例における開閉連動手段の作用を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 ケース本体
3 扉
4 案内支持手段
7 摺動ブロック
7a 摺動軸
9 支持枠
10 垂直転動コロ
11 縁部材
16,17 框部
20,21 化粧扉
20a,21a 横桟部材
22 ストッパー手段
70 軸受部材
72 回動支持部材
75 押圧手段としての押圧杆
80 定滑車
81 ワイヤ
82 錘
Claims (3)
- 前向きに開口したケース本体と、前記ケース本体の開口部に配置した少なくとも一枚の扉と、前記扉を密閉位置から前方向に移動させたのち間口方向と平行状に移動させるように支持する案内支持手段と、前記ケース本体の開口部よりも外周側の上部及び下部のうち少なくとも一方に形成した前向き開口状の框部を開閉可能に塞ぐ化粧扉とを備えた展示ケースにおいて、
前記化粧扉は、その上側縁又は下側縁に沿って延びる回動軸線周りに開閉回動するように構成されており、前記案内支持手段には、前記扉が前記密閉位置から前方向に移動するのに伴い前記化粧扉の裏面を前方向に押圧当接して前記化粧扉を開き動させる押圧手段が設けられており、前記扉が前記密閉位置にある状態では、前記化粧扉が手動でも前記回動軸線周りに開閉回動可能になっていることを特徴とする展示ケースにおける化粧扉の開閉装置。 - 前記押圧手段のうち前記化粧扉に当接する先端部は、前記化粧扉の前記回動軸線から上下方向に離れた位置にあることを特徴とする請求項1に記載した展示ケースにおける化粧扉の開閉装置。
- 前記ケース本体及び前記化粧扉のうち少なくとも一方には、前記扉を前記密閉位置に向けて後ろ方向に移動させると前記化粧扉を閉じ動させる復帰手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載した展示ケースにおける化粧扉の開閉装置。
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