JP3066014B1 - 展示装置 - Google Patents

展示装置

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JP3066014B1
JP3066014B1 JP11123779A JP12377999A JP3066014B1 JP 3066014 B1 JP3066014 B1 JP 3066014B1 JP 11123779 A JP11123779 A JP 11123779A JP 12377999 A JP12377999 A JP 12377999A JP 3066014 B1 JP3066014 B1 JP 3066014B1
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綱樹 村上
裕 長谷川
克明 高橋
泰久 村田
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Abstract

【要約】 【課題】展示装置に展示物を出し入れするとき、免震装
置8が働かないようにロックし、出し入れ作業の終了時
に前記ロックの解除作業忘れを防止する。 【解決手段】 展示装置の開口部を開閉するための背面
板を支持する支持体を備えた移動枠22を、上ベース体
9に設けたネジ杆27とハンドル29とリンク機構28
より進退動させる。移動枠22を突出させる方向に回転
するネジ杆27に設けた伝動ボックス45の傘歯車にて
縦ネジ軸46を回動し、これに螺合するロック杆47を
下降させると、上ベース体9の案内孔48と土台枠10
の係合孔49とにロック杆47が跨がってロックする。
移動枠22を上ベース体9内に引き込む方向にネジ杆2
7を回転させると、ロック杆47が上昇し、土台枠10
の係合孔49から外れてロック解除できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明なガラス板等
からなる天板と左右側板と前面板等からなる固定壁と、
この固定壁の開放縁で囲まれて形成される少なくとも側
方の開口部を開閉可能に塞ぐ背面板等の移動壁とで、基
台上の展示空間を覆うようにした展示装置に係り、前記
基台を前記固定壁や移動壁を備えた上ベース体と、床面
に固定した土台枠と、その間の免震装置とにより構成
し、前記移動壁を上ベース体から離間させて展示空間に
対して展示物を出し入れするときに、不用意に上ベース
体側が移動しないようにする構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、博物館等で出品物(展示
物)を展示するためのショーケースにおいて、特許番号
第2709023号の特許公報には、基台上に展示空間
を形成し、その展示空間を包囲する周壁の少なくとも 3
面と天井面とを透明壁体により構成してなる展示ケース
において、前記透明壁体の一枚を、基台側だけに設けた
レール機構によって支承し、その透明壁体を引き戸式に
開閉させるものであって、前記レール機構が、略水平に
配設されるレールと、このレールを基台に平行移動によ
り突没し得るように保持させるレール保持手段と、前記
レールに案内されて略水平方向に身体動作可能な移動ブ
ロックとを具備してなり、前記移動ブロックに透明壁体
の下端袴部の一側近傍部分を固着したものを提案してい
る。
【0003】このような展示装置を床面に直接固定した
場合、地震により展示装置の全体が横揺れ等して展示物
が転倒して、破損するおそれがあるから、例えば、実開
昭62−185947号公報に開示されているように、
床面に免震装置を介して展示装置を設置することが行な
われている。
【0004】この種の免震装置は、重量物である基台等
より上側の物品が地面の横揺れに対して静止しようとす
る慣性があることを利用し、床面に固定した土台枠上に
免震装置を介して上ベース体を載置し、この上ベース体
に前記固定壁や移動壁を備えるようにすることが考えら
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ように、免震装置が機能する状態で、展示物を出し入れ
するに際して、作業者が不用意に移動壁を動かすと、そ
のときの反作用やガタ付き等により、前記上ベース体か
ら上の物が不用意に横移動するから、展示物が倒れる等
の不都合が発生するという問題があった。
【0006】この不都合を解消するには、作業者が移動
壁を動かす前に、免震装置が機能しないようにロックす
ることが考えられる。しかし、展示物を交換して、移動
壁を再度動かし、開口部を塞ぐ作業を実行した後に、前
記作業者が免震装置のロック解除を忘れてしまい、肝心
の地震発生時に免震装置が働かないという問題があっ
た。
【0007】本発明は、これらの問題を解決すべくなさ
れたものであって、展示物の交換等に際して、移動壁を
動かす作業と同期させて、免震装置の機能を停止させ、
逆に機能発揮状態を保証することができる展示装置を提
供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明の展示装置は、展示装置にお
ける上ベース体を、免震装置を介して床面に固定した土
台枠に対して横移動可能に載置し、前記上ベース体上の
展示空間を囲む固定壁と、その固定壁の開放縁により形
成された少なくとも側方の開口部を開閉するための移動
壁と、該移動壁の下端部を支持する支持体と、前記移動
壁を前記上ベース体から前記開口部に対して接離する方
向に前記支持体を移動させるための移動手段と、前記上
ベース体を土台枠に介してロックするロック手段とを備
、前記上ベース体内に備えた駆動手段により前記移動
手段を前記接離方向に移動するように構成する共に、前
記開口部に対して移動手段を離間、接近させる前記駆動
手段の作動に同期させて前記ロック手段をロック及びロ
ック解除すべく作動するように連動させたものである。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の展示装置において、前記移動手段の先端には、
前記支持体を前記移動手段による移動方向と平面視で交
叉する方向に移動案内するためのサスペンション手段を
備えたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施形
態について説明する。図1は展示装置1の斜視図、図2
は基台の要部平面図、図3は図2の III−III 線矢視で
示す基台の断面図、図4は移動壁を支持し、前後方向に
移動させ、且つ間口方向に沿って移動させるための概略
説明のための斜視図、図5は要部拡大側断面図である。
【0011】図1〜図7に示すように、展示装置1は、
基台2と、該基台2より上方の展示空間Sを囲むための
硬質ガラス板や高透過率ガラス板等の透明板体である固
定壁と該固定壁の開放縁により形成される側方の開口部
を開閉するための、同じく硬質ガラス板や高透過率ガラ
ス板等の透明板体である移動壁を備える。図1〜図7に
示す実施例において、固定壁は左右両側面板3a,3b
と前面板4と天面板5とにより構成し、移動壁は、前記
基台2における上ベース体9上に固定された床板7の後
端面(開放縁)と、左右両側面板3a,3bの後端面
(開放縁)と天面板5の後端面(開放縁)とで囲まれる
開口部を開閉するための背面板6とする。従って、前記
床板7の後端面と、左右両側面板3a,3bの後端面と
天面板5の後端面とが、開口部の開口端面を構成するこ
とになり、これらの開口端面には、軟質ゴム等のパッキ
ン(シール)材44を予め貼着してあり、閉じた前記背
面板6の裏面(広幅面)との当接箇所の気密性を保持で
きるように構成されている。
【0012】前記基台2は、型鋼材等による枠状の上ベ
ース体9を、床面11に固定した土台枠(下ベース体)
10に対して免震装置8を介して水平移動自在に取付け
た形態であり、免震装置8とは、前記上ベース体9より
上の部材が静止状態を保持しようとする慣性があること
を利用し、地震による振動に対して土台枠(下ベース
体)10が床面と共に揺動しても、上ベース体9側の揺
動振幅等を軽減できるように構成したものであり、ボー
ル式、ローラ式、防振ゴム式、バネ式等の種々のものが
あり、適宜のものを使用することができる。
【0013】前記左右両側面板3a,3bと前面板4と
の基部(下端)は基台2における上ベース体9の上部外
面等に接着剤や充填材を介して張り付け固定し、前記一
方の側面板3aと前面板4との下方の上ベース体9の外
面に化粧板11(図3にて一方のみ示す)を張設してあ
る。そして、他方の側面板3bの下方の上ベース体9の
外面側には、後述する操作を実行するために開閉扉12
が前記前面板4に近い側で蝶番(図示せず)を介して外
向き回動させて開き可能に装着されており、通常時には
鍵にてロックし、閉止状態を保持できるように構成され
ている。
【0014】前記固定壁である両側面板3a,3bと前
面板4と天面板5との連接箇所の端面同士は透明な接着
剤を介して固定されている。
【0015】前記移動壁としての背面板6は、その下端
部を上ベース体9の背面側に配置される縦板状の支持体
13に立設するように支持され、該支持体13は前記上
ベース体9の枠部に配置された移動手段14を介して前
後移動可能であり、この移動手段14は、同じく上ベー
ス体9の枠部内に配置された駆動手段15を介して移動
駆動されるように構成され、これらにより、前記背面板
6は前記開口部の開口端面に対して接離可能となる。そ
して、前記移動壁としての背面板6を前記開口部の開口
端面に弾性的に付勢するための付勢手段16は、前記移
動手段14と前記支持体13との間に介在させている。
【0016】次に、前記移動手段14、駆動手段15及
び付勢手段16の1実施形態の具体的構成について説明
する。
【0017】図2〜図5に示すように、アルミ板等から
なる縦板状の支持体13の裏面の上部寄り部位には、断
面L字状のガラス板支持枠17が背面板6の長さに略等
しい長さで固設され、この間の上向き開放溝部に嵌合さ
せた前記背面板6の下端部をシール材(充填材)18と
パッキン19とを介して立設している。
【0018】移動手段14は、前記支持板13の裏面側
に位置する仲介縦板20を介して配置されている。移動
手段14は、前記仲介縦板20と平行状の縦板21とそ
の裏面に固定された平面視矩形状の移動枠22と、この
移動枠22のうち左右両側の支持アーム部材22a,2
2aを前後移動(進退移動)可能に支持案内する案内レ
ール24,24とからなる。各案内レール24における
固定レールは、前記上ベース体9の中途高さ位置に前後
方向に延びる横枠25,25に固定され、案内レール2
4における移動レール(図示せず)は前記各支持アーム
部材22aの外面に固定され、この固定レールと移動レ
ールとの間には滑り易いようにするための摺動部品とし
てのボール列(同じく図示せず)が介挿されている。
【0019】駆動手段15の1実施形態は、前記上ベー
ス体9における前記左右の横枠25,25の上端間を連
結する連結部材(断面矩形中空枠材)26の下方に配置
されたネジ杆27と、リンク機構28とからなる。ネジ
杆27を回転させるためのハンドル29は、前記開閉扉
12を開いたときに手が届く側に配置され、リンク機構
28における一方のリンク片28aの基端は、前記連結
部材26の下面のブラケットにピン30にて回動可能に
枢着され、当該リンク片28aの先端は、前記移動枠2
2の裏面に取り付けられたガイドブラケット31に形成
された横長溝31aに沿って移動するように、ピン32
にて連結されている。そして、前記ネジ杆27に螺合さ
れたナット部材33にピンにて枢着された他方のリンク
片28bの先端が前記一方のリンク片28aの中途部に
枢着されている。
【0020】前記移動枠22に固定された縦板21の外
面と、前記仲介縦板20との間には、当該仲介縦板20
ひいては前記支持板13を、前記開口端面と略平行状に
大きく移動させる(前記移動枠22の進退移動方向と平
面視で直交する水平方向に移動させる)ためのサスペン
ション手段35を介在させる。
【0021】移動枠22を間口面に対して直角に進退動
させるためには、前記リンク機構28における移動枠2
2への力の作用点(ピン32の位置)がなるべく移動枠
22の間口方向の寸法の略中央部にあることが好まし
い。また、間口寸法の広い展示装置に対しては、図2に
示すリンク機構28を前記ネジ杆27に対して左右一対
(左右対称状)に配置することが好ましい。
【0022】サスペンション手段35は上下に2列に配
置されたサスペンションレール装置であり、各サスペン
ションレール装置は、前記縦板21に固定した断面横向
きコ字状の固定レール35aと、仲介縦板20の裏面に
固定した同じく断面横向きコ字状の移動レール35c
と、これら両レール35a,35cの間に介挿する中間
レール35bとからなり(図5参照)、それぞれのレー
ル長さは、前記支持体13の間口方向の寸法H1(図3
参照)に略等しく設定されている。
【0023】そして、前記固定レール35aにおける上
下の直線状の長手案内溝と中間レール35cにおける上
側の直線状の長手突条部36aの上下面との間、及び移
動レール35cおける上下の直線状の長手案内溝と中間
レール35cにおける下側の直線状の長手の突条部36
bの上下面との間には、それぞれリテーナにて保持され
たベアリングボールを列状に介挿して軽い力で仲介縦板
20と共に支持体13(背面板6)を前記間口方向に沿
って横移動可能に構成されている。
【0024】なお、中間レール35bの裏面に突設した
ナイロン樹脂などの摩擦係数の小さい長手の摺接体38
が固定レール35aの下面に摺接し、同じく中間レール
35bの表面に突設した同じく摺接体38が移動レール
35cの上面に摺接することにより、支持体13側に掛か
る大きな下向き荷重及び各レールの長手方向と直角方向
(換言すると各レールの厚み方向)に掛かる横荷重に耐
え、中間レール35bが移動レール35c及び固定レー
ル35aから外れ難くなるように構成されている。
【0025】前記支持体13と仲介縦板20との間に
は、支持体13の上側の背面板6の上端側を前記開口端
面方向に弾性的に付勢するための付勢手段16を介在さ
せる。この付勢手段16の1実施形態として、前記仲介
縦板20の外面の下部側には、蝶番体37を介して支持
体13をその上側の背面板6における上端側が前記開口
端面に対して接離するように揺動可能に枢着されてい
る。蝶番体37はアルミ押出材からなる一対の取付け片
と、その両取付け片基端(下端)側を回動可能に抱持す
る切欠き円筒体とからなり、この蝶番体37も前記間口
寸法H1とほぼ同じ長く形成されている。
【0026】この蝶番体37より上方位置には、前記
面板6をその上端側が前記開口部の開口端面方向に垂直
線に対して角度θ1だけ近づけ傾け付勢するための弾力
付勢体として、支持体13の裏面の補強枠39に突設し
たネジ軸40が仲介縦板20に穿設した貫通孔を介して
突出させ、そのネジ軸40にナット41を螺合し、該ナ
ット41と仲介縦板20裏面との間に弾力付勢体として
の圧縮コイルばね42を介挿して、支持体13を仲介縦
板20に接近するように引きつけ付勢するものである。
従って、ナット41のネジ軸40に対する螺合位置を調
節することにより、図6に示す前記傾斜角度θ1を調節
して、前記引きつけ力(密閉圧力)を調節することがで
きる。なお、ネジ軸40に被嵌して補強枠39と仲介縦
板20との間に配置したゴム片43は緩衝部材である。
【0027】図3、図4及び図7に示すのは、展示物の
交換等に際して、移動壁を動かす作業と同期させて、免
震装置の機能を停止させ、逆に機能発揮状態を保証する
ことができるようにするため、前記上ベース体を土台枠
に介してロックし、またロック解除するロック手段55
である。そして、このロック手段55は、前記上ベース
体9内に配置した前記移動手段14を前記開口部に対し
て離間、接近させる前記駆動手段15の作動に同期させ
てロック及びロック解除すべく作動するように連動させ
たものである。
【0028】次に、前記ロック手段55及び該ロック手
段55を駆動手段15の作動に同期させる連動機構につ
いて詳述する。本実施形態では、ネジ杆27の先端部と
前記ハンドル29に近い側とに、連動機構としての傘歯
車等の伝動ボックス45を配置する。この各伝動ボック
ス45は前記連結部材26の下面に固定されている。図
7はハンドル29に近い側の伝動ボックス45の断面図
であり、伝動ボックス45内において、ネジ杆27の端
部に固定された傘歯車56が縦軸57の上端に固定され
た伝動傘歯車58と噛み合うよう配置されている。ま
た、ハンドル29により回転する回転軸59の端部にも
傘歯車60が固定されている。
【0029】前記縦軸57の下端と、その下方の縦ネジ
軸46とを接続用管61を介してネジ62,62止めす
る。これは、伝動ボックス45を分解することなく、下
方のロック杆47を所定位置に嵌め入れたり抜き出す等
のメインテナンスを簡単するための構成である。ロック
杆47は平断面が非円形であり、前記ネジ軸46の下部
に螺合する。但し、ネジ軸46の下端の頭部にてロック
杆47は脱落不能となっている。また、ロック杆47自
体を下向きに付勢することにより螺合部のガタ付きをな
くするため、ロック杆467の内径部に圧縮ばね63が
ネジ軸46との間に配置されている。
【0030】上ベース体9には、4つの水平方向の部材
(図7では3方の部材9b,9c,9dのみ示す)を溶
接固定することにより前記ロック杆47が非回転で昇降
のみ案内できる案内孔48が穿設され、同様に、土
台枠(下ベース体)10にも、4つの水平方向の部材
(図7では3方の部材10b,10c,10dのみ示
す)を溶接固定することにより前記ロック杆47が非回
転で昇降動によってのみ嵌合できる係合孔49が形成さ
れている。
【0031】従って、前記駆動手段15の作動(ハンド
ル29の回転)により、ネジ杆27の正回転時に伝動ボ
ックス45,45を介して各縦ネジ軸46が正回転し、
その下端に螺合する非円形のロック杆47は上ベース体
9の案内孔48にて非回転案内されて下降し、土台枠
(下ベース体)10に形成された係合孔49に嵌合して
ロックできる(図3及び図4参照)。
【0032】これにより、作業者は前記駆動手段15の
作動にて支持体13の押出(背面板6を開く)作業と同
時に上ベース体9を土台枠10に固定できるから、1つ
の動作で2つの作業を同時に実行できると共に、展示物
の出し入れ作業に際して上ベース体9を静止させる作業
を確保し、当該上ベース体9上の物品を安全に取り扱う
ことができる。
【0033】逆に、ハンドル29を逆回転させると、ネ
ジ杆27が逆回転し、支持体13を上ベース体9内に押
し込む動作に同期して、伝動ボックス45,45を介し
て各縦ネジ軸46が逆回転するので、ロック杆47が上
昇してその下端が土台枠10の係合孔49から外れる
と、ロック解除できるのである。このようにして、展示
物の出し入れ作業を終了させて背面板6を閉止したとき
に免震装置8が自動的に機能できるので、従来のよう
に、ロック解除を忘れるという問題を解決するできるの
である。
【0034】なお、駆動手段15の他の変形例として
は、他の形態のリンク機構を介してもしくは直接的に移
動枠22を上ベース体9に引き込む方向に付勢するバネ
手段を介在させる一方、移動枠22と上ベース体9とを
ガススプリング筒体を介して連結し、このガススプリン
グ筒体を作動させると、前記バネ手段の付勢力に抗して
移動枠22を上ベース体9から離れる方向に押し出すよ
うに構成しても良いし、直線的に作動する電動式アクチ
ュエータや空気圧作動等のアクチュエータにより移動枠
22を直接的に前後(進退)移動するように駆動させて
も良い。さらには、前記支持アーム部材22aに沿わせ
て固定したラックに噛み合うピニオンギヤを正逆回転可
能な電動モータにて駆動させるようにしても良い。
【0035】そして、ロック杆47をロック及びロック
解除の方向に作動させる手段として前記ネジ式の連動機
構に代えて、ロック方向にはバネ付勢手段を利用し、ロ
ック解除方向には前記バネ付勢手段の付勢力に抗してロ
ック杆47を押し上げる電磁ソレノイドを利用したり、
正逆回転可能な電動モータにてロック杆47を昇降させ
る構成を採用し、前記駆動手段15のスイッチのON・
OFFの信号にて電磁ソレノイドや電動モータを作動さ
せるようにしても良い。
【0036】また、前記基台2上の展示空間の空気の温
度及び/または湿度を一定に保持するため、上ベース体
9内にエアコンディショナー(空気調和装置)50を配
置し、その調和空気を、その上部の床板7及び載置台5
1にそれぞれ穿設した空気孔(図示せず)から展示空間
内に送り込むようにしている(図5参照)。
【0037】次に、上記の構成による、背面板6の動作
について説明する。なお、前記移動枠22が後退してい
るとき(上ベース体9側に引き込まれているとき)に
は、仲介縦板20と支持体13との間の付勢手段として
の圧縮コイルバネ42がネジ軸40を介して、支持体1
3を引き込むように付勢しているから、この支持体13
から立設している前記背面板6が前記開口部の開口端面
のパッキン44に密着して、前記基台2上の展示空間を
気密性良く密閉させることができる(図5の状態参
照)。
【0038】前記展示空間を閉止している前記背面板6
を開くには、まず、基台2の一側の開閉扉12の錠前を
アンロックして開き、前記ハンドル29を一方向に回す
と、正回転するネジ杆27に螺合したナット部材33が
ピン30の方向に近づいて前記他方のリンク片28bに
て一方のリンク片28aを押し、軽い操作力にて、移動
枠22を上ベース体9から後方(背面の外側、図1及び
図2の矢印A方向)に押し出し、支持体13ひいては背
面板6が前記開口端面から離間するようにリンク機構2
8が作動する。このとき、同時に伝動ボックス45を介
してロック杆47が下降して、上ベース体9と土台枠1
0との両者を相対移動しないようにロックする。こ
より後述する展示物の出し入れ作業や載置作業を安全且
つ確実に行なえる。
【0039】前記上ベース体9の背面からL1(任意
量)だけ押し出される(突出される)移動枠22の縦板
21の外面には、サスペンションレール装置における固
定レール35aが前記間口の寸法H1の長さで固定さ
れ、これにほぼ同じ長さの中間レール35bが横移動自
在であり、さらに、中間レール35bに対して同じくほ
ぼ同じ長さの横移動自在な移動レール35cが仲介縦板
20に固定されているので、当該仲介縦板20は間口方
向に移動可能となる。そして、この種のサスペンション
レール装置では、固定レール35aの先端から中間レー
ル35bがその全長の略半分の長さまで突出でき、該中
間レール35bの先端に対して移動レール35cがその
全長の略半分の長さまで突出できるから、前記固定レー
ル35aの先端に対して移動レール35cはほぼ90パ
ーセント以上の長さまで突出できることになる。
【0040】従って、作業者は支持体13もしくは背面
板6を図1または図2の矢印B方向に押すと、前記仲介
縦板20の外面に設けられた支持体13は、前記前記間
口の寸法H1に略等しい距離だけ移動して展示空間の開
口部のほぼ全体を大きく開くことができ、展示装置1に
対して展示物の出し入れ作業が至極容易となる。
【0041】図6に示すように、前記移動枠22が押し
出されると、その外面側に配置された支持体13から立
設している背面板6が前記開口部の開口端面のパッキン
44から離れ、気密性を解除できる。
【0042】背面板6を閉じるには、作業者が前記支持
体13または背面板6を図1または図2の矢印C方向に
押し戻し、前記背面板6が前記開口部の開口端面のパッ
キン44の箇所に重複する位置で、ハンドル29を逆方
向に回転させると、前記と逆の作動にて、移動枠22が
上ベース体9側に引き込まれる。前記背面板6が前記開
口部の開口端面のパッキン44に当接していない自由状
態では、前記付勢手段16にて背面板6の上端側が垂直
線よりもθ1だけ開口端面のパッキン44に接近する方
向に傾いているので、移動枠22の引き込み動に応じ
て、背面板6の裏面の上端側がパッキン44に先に当接
し、次いで徐々に支持体13側(背面板6の裏面の下部
側)がパッキン44に当接して、引き込みが完了する
と、前記背面板6の裏面の上下がきっちりと密閉できる
のである。
【0043】このように、背面板6を立設した支持体1
3と移動手段14との間に、背面板6が開口部の開口端
面に対して弾性的に押圧できる付勢手段16を介在させ
ることにより、開口部の気密性を向上させることがで
き、密閉された展示空間内の展示物に対する空調効果を
高めることができる。
【0044】なお、パッキン44に背面板6の裏面全体
が密接して状態のときに、ネジ軸40に螺合したナット
41の端面が仲介縦板20の裏面に当接するように構成
すれば、その後、いたずら等で背面板6とパッキン44
との間に隙間を発生させるように背面板6を揺らしたり
移動させることができなくなり、密閉性を格段に向上さ
せることができる。
【0045】そして、前記仲介縦板20と支持体13と
の間に介在させた、蝶番体37とネジ軸40及び圧縮コ
イルバネ42とによる付勢手段16により、自由状態の
背面板6の上端側が垂直線よりもθ1だけ開口端面のパ
ッキン44に接近する方向に予め傾斜させておけば、移
動枠22やサスペンションレール装置による取付け誤差
や水平に対する移動の傾き誤差があっても、閉止時にお
ける開口端面に対する背面板6全体、特に上端側の気密
性を確保することが容易になる。
【0046】本発明は、背面板6に代えて一方の側板も
しくは前面板4を移動壁とするものにも適用でき、平面
で6角状や8角状に側板を配置した展示装置にも適用で
きる。なお、他の実施例では、前記付勢手段16を介在
させることなく、従って、縦板21の外面と支持体13
の裏面との間に直接前記サスペンションレール装置を介
在させることにより、背面板6を間口方向に大きく開く
ことができるように構成しても良い。
【0047】さらに、移動手段14は、支持体13を、
上ベース体9の背面(前面)等に対して平面視において
平行状に進退動するものばかりでなく、非平行状に揺動
回動しながら進退移動するものにも適用できることはい
うまでもない。
【0048】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1に記載
の発明の展示装置は、展示装置における上ベース体を、
免震装置を介して床面に固定した土台枠に対して横移動
可能に載置し、前記上ベース体上の展示空間を囲む固定
壁と、その固定壁の開放縁により形成された少なくとも
側方の開口部を開閉するための移動壁と、該移動壁の下
端部を支持する支持体と、前記移動壁を前記上ベース体
から前記開口部に対して接離する方向に前記支持体を移
動させるための移動手段と、前記上ベース体を土台枠に
介してロックするロック手段とを備え、前記上ベース体
内に備えた駆動手 段により前記移動手段を前記接離方向
に移動するように構成する共に、前記開口部に対して移
動手段を離間、接近させる前記駆動手段の作動に同期さ
せて前記ロック手段をロック及びロック解除すべく作動
するように連動させたものである。
【0049】この構成によれば、駆動手段の作動とロッ
ク手段の作動とを同期連動させることにより、移動壁を
動かして開口部を開く作業と同時に、ロック手段によ
り、上ベース体を土台枠に対してロックできるから、物
品の出し入れ作業時に、不用意に上ベース体が動くこと
を防止でき、展示物の破損を確実に防止できるものであ
りながら、前記物品の出し入れ作業の終了後には、開口
部を移動壁で閉じる作業と同時に上ベース体は土台枠に
対してフリーとなり、ロック解除することを忘れて免震
装置が作動不能となるという事故もなくすることができ
るという効果を奏する。
【0050】そして、請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の展示装置において、前記移動手段の先端に
は、前記支持体を前記移動手段による移動方向と平面視
で交叉する方向に移動案内するためのサスペンション手
段を備えたものである。このように移動壁をサスペンシ
ョン手段を介して開口部の横方向に大きく移動させるこ
とにより、展示空間を大きく開放でき、展示物の出し入
れ作業を安全に実行できる。反面、上ベース体に対して
移動壁が大きく横にはみ出した状態となり、重心が偏
り、前記免震装置が働き易くなり、上ベース体が横移動
し易くなるので、この場合に、ロックできると、上ベー
ス体の静止を一層確実にできるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】展示装置1の斜視図である。
【図2】基台の内部を示す図1のII−II線概略平断面図
である。
【図3】図2の III−III 線矢視断面図である。
【図4】背面板の移動手段、駆動手段を示す概略斜視図
である。
【図5】背面板を閉じた状態の要部拡大側断面図であ
る。
【図6】背面板を開いた状態の要部拡大側断面図であ
る。
【図7】ロック手段及び連動機構を示す要部拡大断面図
である。
【符号の説明】
1 展示装置 2 基台 3a,3b 側板 4 前面板 5 天面板 6 移動壁としての背面板 8 免震装置 9 上フレーム体 10 土台枠 12 開閉扉 13 支持体 14 移動手段 15 駆動手段 16 付勢手段 20 仲介縦板 21 縦板 22 移動枠 24 案内レール 27 ネジ杆 28 リンク機構 35 サスペンション手段 37 蝶番体 40 ネジ軸 41 ナット 42 圧縮コイルバネ 45 伝動ボックス 46 縦ネジ軸 47 ロック杆 48 案内孔 49 係合孔 55 ロック手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 顯 大阪市城東区今福東1丁目4番12号 株 式会社イトーキクレビオ 内 (72)発明者 石橋 芳男 大阪市中央区島之内2丁目12番21号 株 式会社シブタニ 内 (72)発明者 村上 綱樹 大阪市中央区島之内2丁目12番21号 株 式会社シブタニ 内 (72)発明者 長谷川 裕 大阪市中央区島之内2丁目12番21号 株 式会社シブタニ 内 (72)発明者 高橋 克明 大阪市中央区島之内2丁目12番21号 株 式会社シブタニ 内 (72)発明者 村田 泰久 大阪市中央区島之内2丁目12番21号 株 式会社シブタニ 内 (56)参考文献 特開 平11−99040(JP,A) 実開 昭62−185947(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47F 3/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 展示装置における上ベース体を、免震装
    置を介して床面に固定した土台枠に対して横移動可能に
    載置し、前記上ベース体上の展示空間を囲む固定壁と、 その固定壁の開放縁により形成された少なくとも側方の
    開口部を開閉するための移動壁と、 該移動壁の下端部を支持する支持体と、前記移動壁を前
    記上ベース体から前記開口部に対して接離する方向に前
    記支持体を移動させるための移動手段と、前記上ベース
    体を土台枠に介してロックするロック手段とを備え、前記上ベース体内に備えた駆動手段により前記移動手段
    を前記接離方向に移動するように構成する共に、 前記開口部に対して前記移動手段を離間、接近させるた
    めの前記駆動手段の作動に同期させて前記ロック手段を
    ロック及びロック解除すべく作動するように連動させた
    ことを特徴とする展示装置。
  2. 【請求項2】 前記移動手段の先端には、前記支持体を
    前記移動手段による移動方向と平面視で交叉する方向に
    移動案内するためのサスペンション手段を備えたことを
    特徴とする請求項1に記載の展示装置。
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