JP4083863B2 - 弾性クローラ - Google Patents
弾性クローラ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4083863B2 JP4083863B2 JP07800898A JP7800898A JP4083863B2 JP 4083863 B2 JP4083863 B2 JP 4083863B2 JP 07800898 A JP07800898 A JP 07800898A JP 7800898 A JP7800898 A JP 7800898A JP 4083863 B2 JP4083863 B2 JP 4083863B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protrusion
- crawler
- tread surface
- inner peripheral
- right direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、建設、土木、農業等の無限軌道車に使用される弾性クローラに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、バックホー等の無限軌道車に使用する弾性クローラ、特に鉄製クローラに代えて履き代え使用する弾性クローラは、実公平2−47101号公報に開示されているように、弾性材料で形成されたクローラ本体に前後(周方向)等間隔に左右(幅)方向に長い芯金を埋設し、クローラ本体の左右方向略中央部に駆動輪が通る係合部を形成し、この係合部の左右側方に從動輪が通る内ガイド部を突出形成し、左右内ガイド部より外方に転動輪が通る外ガイド部を形成している。
【0003】
バックホー等では横向き作業時に車体の安定性を確保するため、転動輪を外ガイド部に対応させ、左右踏面間距離を広くするようにしている。
そして、前記弾性クローラに使用される芯金は、左右方向に長い芯金本体の中途部に駆動輪用係合部を形成し、この係合部の左右両側に内ガイド部を形成し、左右内ガイド部より外方に車輪転動用踏面を有する外ガイド部を形成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来技術では、左右外ガイド部の外側面はストレートになっていて、前後に長い長方形状の踏面を形成しており、左右方向の車輪転動可能範囲が狭いものとなっている。そのため、転動輪が横ずれすると、外ガイド部から外れて機体荷重を支えることが困難になることがあり、機体が不安定になりかつ弾性材料部分を大きく損傷する。
また、芯金(弾性クローラ)は左右対称形状であって、左右内ガイド部は前後長さが芯金本体と同一になっていて、車輪転動用踏面が短く、車輪の落ち込みによる振動が激しく、しかも重量が大きくなっており、また、外ガイド部は左右共に前後長さが芯金本体より長くなっていて、車輪転動用踏面が長いが芯金間隔が大きいことによる転動輪の落ち込みが発生し、しかも重量を大きくしている。
【0005】
本発明は、このような種々の問題点に鑑み、左右外ガイド部の前後方向中途部に両端部よりも左右外方に突出した踏面突出部を形成することにより、左右方向の車輪転動可能範囲を広して、転動輪が横ずれしても機体荷重を充分に支えることができるようにした弾性クローラを提供することを目的とする。
また本発明は、左右内ガイド部の一方を長い内突起で形成しかつ他方を弾性材料でクローラ本体と一体に形成し、長い内突起と係合部を挟んで反対側の外ガイド部を長い外突起で形成し、かつ他方の外ガイド部を短い外突起で形成し、そのような外突起の芯金本体前後方向略中央対応位置に前記踏面突出部を形成することにより左右内ガイド部だけでなく外ガイド部でも重量の軽減ができ、しかも左右の金属及びゴムの重量バランスが良好になり、かつ芯金本体のピッチを小さくして振動を低減しかつ乗り心地を向上でき、しかも左右方向の車輪転動可能範囲を広して転動輪の支持ができるようにした弾性クローラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明芯金における課題解決のための弾性クローラは、弾性材料で形成されたクローラ本体12と、前記クローラ本体12に前後方向に間隔をおいて埋設された左右方向に長い多数の芯金1と、を有し、前記芯金1は、前記左右方向に長い芯金本体2と、前記左右方向の一方の側に設けられ内周側に突出しかつ前記前後方向に突出して前記内周側に転動輪および/または従動輪が走行可能な第1の踏面P2を有する第1の外突起7と、前記左右方向の他方の側において前記左右方向中央を挟んで前記第1の外突起7とは反対側の位置に設けられ前記内周側に突出しかつ前記内周側に転動輪および/または従動輪が走行可能な第2の踏面P2を有する、前記第1の外突起7に比べて前記前後方向に短い第2の外突起8と、前記左右方向の他方の側において前記第2の外突起8よりも前記左右方向の内側に設けられかつ前記第2の外突起8に比べてより前記内周側に突出して、前記内周側に従動輪および/または転動輪が走行可能な第3の踏面P1を有する、前記芯金本体2よりも前後方向に長い第1の内突起6と、を備え、前記芯金1の前記左右方向の一方の側において前記左右方向中央を挟んで前記第1の内突起6とは反対側の位置の前記内周側に、前記内周側に突出して従動輪および/または転動輪が走行可能な第4の踏面P1を前記第3の踏面P1よりもさらに前記内周側に有し弾性体で形成されて前記クローラ本体12と一体化され前記芯金本体2の前後長さと略同長さの第2の内突起26が設けられている。
【0007】
これによって、転動輪が横ずれしても、いずれかの転動輪が踏面突出部に乗って機体荷重を支え、機体を安定化する。
また、芯金1の重量軽減ができ、左右重量バランスが良好になり、長い第1の内突起6は通過する車輪の脱輪を防止でき、しかも転動輪が横ずれしても踏面が広いので、機体を安定化する。
何れの隣り合う2つの前記芯金1も、一方の前記芯金1の前記第1の外突起7の前記前後方向に他方の前記芯金1の前記第2の外突起8が対向するように配列されている。
【0008】
前記第4の踏面P1が前記第3の踏面P1よりも1mm〜5mm前記内周側に位置するように形成される。
好ましくは、前記第1の外突起7および前記第2の外突起8は、リブ形状に形成された部分で接続されて前記芯金1の一部を構成する。
これによって、第1の外突起(7)および第2の外突起8を形成していても、第2の踏面P2形成部分の下側を盗んで芯金重量を軽減できる。
上記において、「前後方向」とは、無限軌道車を前後に走行させるために装着された弾性クローラが循環する方向であり、「左右方向」とは、弾性クローラの幅方向、つまり、弾性クローラを循環させるための無限軌道車における転輪の軸方向をいう。
【0009】
また、例えば「前記左右方向の他方の側において前記左右方向中央を挟んで前記第1の外突起7とは反対側の位置」とは、左右方向中央に対して一方の側に設けられた第1の外突起7の位置と対称的な他方の側における位置をいう。
【0010】
【実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図12において、20は建設機械などのクローラ装置で、スプロケット製の駆動輪21、從動輪22及び複数個の転動輪23等の車輪に弾性クローラ11が巻き付けられており、この弾性クローラ11は鉄製クローラと履き換え可能である。
図1〜8に示す第1の実施の形態において、弾性クローラ11は、ゴム、合成樹脂などの弾性材料で形成されたクローラ本体12に、前後(周)方向に間隔をおいて金属又は合成樹脂で形成された芯金1を埋設すると共に、芯金1より接地面側にスチールコードなどで形成された左右一対の周方向抗張体24を埋設しており、クローラ本体12には左右(幅)方向略中央でかつ芯金1間に駆動輪11が係合する係合孔17が前後方向略等間隔に形成され、また、接地面側に前後等間隔にラグ25が一体成形されている。
【0011】
前記芯金1は駆動輪21との噛み合いピッチが、ロングピッチ、ショートピッチ又はセミショートピッチになるように埋設され、ラグ25は2本の芯金1に跨がって配置されている。
図6〜8に示すように、前記弾性クローラ11に埋設される芯金1は、左右方向に長い芯金本体2の中途部に駆動輪用係合部3を形成し、この係合部3の左右側方に内ガイド部4を形成し、左右内ガイド部4より外方に踏面P2を有する外ガイド部5を形成している。
【0012】
前記芯金1は3つの突起6、7、8を芯金本体2から上方(内周側)に突出しており、左右内ガイド部4の一方は、芯金本体2より前後方向に長い内突起6で形成し、この長い内突起6と係合部3を挟んで反対側の外ガイド部5は、芯金本体2より前後方向に長い外突起7で形成し、前記長い内突起6と同側の外ガイド部5は、前記長い外突起7より短い外突起8で形成している。
そして、前記芯金1の外突起7、8を長い内突起6を設けていない内ガイド部4及び係合部3より高く形成し、長い外突起7の踏面P2を、長い内突起6の踏面P1より低くかつ広くしている。
【0013】
また、前記外突起7、8は、芯金本体2の前後方向略中央部で両端部よりも左右外方に寸法L1だけ突出していて、踏面P2の前後方向略中央部に踏面突出部7a、8aを形成している。この踏面突出部7a、8aは平面視において、左右外向き突出の山形形状又は台形形状になっている。
踏面突出部7a、8aを有する踏面P2は、踏面突出部7a、8aを持たない踏面(寸法L2)より寸法L1だけ車輪転動範囲が広くなり、寸法L3の長方形踏面より芯金重量が軽減されている。
【0014】
前記長い内突起6、長い外突起7及び短い外突起8は、図8に示すように、踏面P1、P2の前後方向中央がそれぞれ寸法T1、T2だけ中高になっており、車輪の転入及び転出が円滑にできるようになっている。
また、芯金1は踏面P1、P2を形成している上部に対して、芯金本体2と接続された下部が前後方向又は左右方向に延びた縦リブR形状となっており、踏面P1、P2の下部分が盗まれた形状になっていることにより、重量を低減している。なお、この盗み部分にはクローラ本体12を形成する弾性材料が入り、他の部分との結合を確保しかつ芯金1表面が腐食しないようになっている。
【0015】
前記芯金1には前後各部に係合部3を挟んで左右一対の横規制突起27、28が形成されている。前後横規制突起27、28は先細り形状であり、左右前横規制突起27は左右後横規制突起28より左右方向広い間隔となっている。
この芯金1の場合、図6に示す芯金1と、突起6、7、8、が左右逆に配置されたものと2種類用意され、2種類を前後に交互に配置し、前側に配置される芯金1の左右後横規制突起28の外側に、後側の芯金1の左右前横規制突起27を配置して、相互の左右方向の移動を規制する。
【0016】
前記芯金1においては、左右内ガイド部4の一方に内突起を設けず、かつ外ガイド部5の外突起の一方を短くしていることにより、芯金1の重量を軽減しており、係合部3を挟んで長い内突起6と反対側に長い外突起7を形成することにより、左右重量バランスを良くし、しかも長い踏面P1、P2を形成可能にし、外ガイド部5を通る車輪を踏面P2で安定支持できるようになっている。
図1〜5において、クローラ1は、クローラ本体12の左右方向中途部は係合孔17間が係合部3となっており、その内周側の係合部3の左右側方には内ガイド部4が形成され、左右内ガイド部4より外方には外ガイド部5が形成されている。
【0017】
前記左右内ガイド部4は、從動輪22が転動すべく、その上面には第1踏面P1が形成され、この第1踏面P1は長い踏面と短い踏面とが左右方向に対となり、前後方向に交互に形成されている。
長い第1踏面P1は芯金本体2の長い内突起6で形成され、短い第1踏面P1は弾性材料でクローラ本体12と一体に形成され、芯金本体2の前後長さと略同長さの弾性突起26となっている。
前記短い弾性突起26は図3で示すように、無負荷時においては、長い内突起6より高さHだけ高く形成され、転動輪23などから負荷を受けたとき、長い内突起6と略同高さに弾性変形することになり、荷重を弾性的に支持し、振動・騒音を軽減する。前記高さHは1〜5mmの範囲が好ましく、通常2〜3mmに設定される。
【0018】
前記左右外ガイド部5は、転動輪23が転動すべく、その上面には第2踏面P2が形成され、この第2踏面P2は長い踏面と短い踏面とが左右方向に対となり、前後方向に交互に形成されている。
第2踏面P2は、芯金本体2の長い外突起7と短い外突起8とで形成され、長い外突起7は芯金本体2から前後に突出しており、短い外突起8は芯金本体2と略同一前後長さとなっており、それらの周囲のゴム表面は低く溝状態になっている。
【0019】
前記芯金1は、クローラ本体12の前後方向に隣合うもの同士が、長い外突起7が左右逆になるように配列されていて、左右方向において、前記長い内突起6と長い外突起7とは、係合部3を挟んで反対側に位置し、弾性突起26と短い外突起8も係合部3を挟んで反対側に位置している。前後方向において、各突起6、7、8、26はそれぞれ千鳥状に配列され、一の芯金1の長い外突起7は隣接芯金1の短い外突起8に対向し、一の芯金1の長い内突起6は隣接芯金1の内突起のない部位に対向し、芯金本体2のピッチを小さくして振動を低減しかつ乗り心地を向上する。
【0020】
このように、長い外突起7(長い踏面)と短い外突起8(短い踏面)とが前後方向交互に配置されていることにより、左右突起間谷部を通る屈曲ラインは、クローラ前後と直交する方向に対して傾斜することになると共に、前後方向に隣接する屈曲ラインが傾斜方向が逆向きになり、クローラ本体12が転動輪23に沿うように変形したとき、捩じれ方向は単一方向ではなく、左右交互に変化して捩じれることになり、左右突起間谷部を狭くしても金属同志が当たることはなく、左右突起間谷部の前後方向の偏位量(前後方向にずれている量)を大きくして、振動防止を計っても、脱輪などの弊害は生じなく、軽量にもなる。そして、このようなクローラ本体12の捩じれは、第1踏面P1を從動輪22が通過するときにも生じる。
【0021】
前記弾性クローラ11においては、左右内ガイド部4の一方に内突起を設けずに弾性突起26を設けているので、左右内ガイド部4の重量を軽減しながらも踏面P1を形成でき、走行時に異物を噛み込んで異常テンションを発生しても、弾性突起26が弾性変形して弾性クローラ11の損傷を防止でき、弾性突起26を長い内突起6よりも高くすることで、車輪巻掛け時の衝撃が緩和され、騒音の抑制にもなる。
また、外ガイド部5の外突起の一方を短くし、係合部3を挟んで長い内突起6と反対側に長い外突起7を形成することにより、弾性クローラ11の金属及びゴムの左右の重量バランスが良くなり、しかも長い踏面P1、P2を形成可能にし、外ガイド部5を通る転動輪23を踏面P2で安定支持できる。
【0022】
さらに、隣合う芯金1の長い内突起6及び長い外突起7を千鳥状に配列していることは、前後外突起の谷間に転動輪23が同時に嵌まり込むのを阻止して振動を低減し、乗り心地を向上する。
図9〜11は第2の実施の形態を示しており、この弾性クローラ11は外ガイド部5の左右外側に転動輪用の脱輪防止突起16が形成されている。この脱輪防止突起16は芯金本体2と一体的に上方突出された突起で形成され、内ガイド部4よりも低くかつ外ガイド部5よりも高く突出している。前記脱輪防止突起16の高さは内ガイド部4の高さの50%以上あることが好ましく、転動輪23の脱輪をより確実に防止するようになっている。
【0023】
長い内突起6は前後方向中途部に凹部6aが形成されており、この凹部6a内に弾性体29が埋設されていてクローラ本体12と一体になっている。この弾性体29の上面は、前記弾性突起26と同様に高さH(1〜5mm程度)だけ、長い内突起6の上面(踏面P1)から突出していて、振動減少、重量減少を可能にしている。
また、芯金1の長い外突起7及び短い外突起8は、前後方向略中央部の外向き突出部7a、8aが角形状に形成されている。
【0024】
さらに、前後横規制突起27、28の左右間隔を同一にし、かつ左右前横規制突起27を左右方向の一方にずらし、左右後横規制突起28を左右方向の他方にずらしており、1種類の芯金1を左右反転して前後に配置するだけで弾性クローラ11を構成することができるようになっている。
尚、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、種々変形することができる。例えば、弾性クローラ11は履き換え用でない専用物でも良く、長い内突起6をクローラ本体12の一体の弾性材料で形成し、突起26を芯金本体2と一体成形してもよく、突起6、7、8、26を相互に又は芯金本体2に対して前後方向にずらしてもよい。
【0025】
クローラ装置20は、第1踏面P1を從動輪22が走行し、第2踏面P2を転動輪23が走行するのが一般的であるが、その逆であってもよく、また、從動輪22及び転動輪23の両方を第2踏面P2で走行させ、内ガイド部4を脱輪防止突起として機能させてもよく、その場合は、長い内突起6及び弾性突起26は上面を山形形状にしておいてもよい。
【0026】
【発明の効果】
以上詳述した弾性クローラによれば、左右外ガイド部の車輪転動可能範囲を広くでき、転動輪が横ずれしても機体荷重を充分に支えることができ、また、左右内ガイド部4だけでなく、外ガイド部5でも重量軽減ができ、しかも左右重量バランスが良好になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示す内周面から見た平面図である。
【図2】 図1のXーX線断面図である。
【図3】 一部断面側面図である。
【図4】 弾性クローラの外周面から見た平面図である。
【図5】 弾性クローラの斜視図である。
【図6】 芯金の平面図である。
【図7】 芯金の背面図である。
【図8】 芯金の側面図である。
【図9】 本発明の第2の実施の形態を示す内周面から見た平面図である。
【図10】 図9のY−Y線断面図である。
【図11】 一部断面側面図である。
【図12】 クローラ装置を示す平面図である。
【符号の説明】
1 芯金
6 第1の内突起(長い内突起)
7 第1の外突起(長い外突起)
8 第2の外突起(短い外突起)
11 弾性クローラ
12 クローラ本体
26 第2の内突起(弾性突起)
P1 第3の踏面(第1踏面)
P1 第4の踏面(第1踏面)
P2 第1の踏面(第2踏面)
P2 第2の踏面(第2踏面)
22 從動輪
23 転動輪
Claims (4)
- 弾性材料で形成されたクローラ本体(12)と、
前記クローラ本体(12)に前後方向に間隔をおいて埋設された左右方向に長い多数の芯金(1)と、を有し、
前記芯金(1)は、
前記左右方向に長い芯金本体(2)と、
前記左右方向の一方の側に設けられ内周側に突出しかつ前記前後方向に突出して前記内周側に転動輪および/または従動輪が走行可能な第1の踏面(P2)を有する第1の外突起(7)と、
前記左右方向の他方の側において前記左右方向中央を挟んで前記第1の外突起(7)とは反対側の位置に設けられ前記内周側に突出しかつ前記内周側に転動輪および/または従動輪が走行可能な第2の踏面(P2)を有する、前記第1の外突起(7)に比べて前記前後方向に短い第2の外突起(8)と、
前記左右方向の他方の側において前記第2の外突起(8)よりも前記左右方向の内側に設けられかつ前記第2の外突起(8)に比べてより前記内周側に突出して、前記内周側に従動輪および/または転動輪が走行可能な第3の踏面(P1)を有する、前記芯金本体(2)よりも前後方向に長い第1の内突起(6)と、を備え、
前記芯金(1)の前記左右方向の一方の側において前記左右方向中央を挟んで前記第1の内突起(6)とは反対側の位置の前記内周側に、
前記内周側に突出して従動輪および/または転動輪が走行可能な第4の踏面(P1)を前記第3の踏面(P1)よりもさらに前記内周側に有し弾性体で形成されて前記クローラ本体(12)と一体化され前記芯金本体(2)の前後長さと略同長さの第2の内突起(26)が設けられている
ことを特徴とする弾性クローラ。 - 何れの隣り合う2つの前記芯金(1)も、
一方の前記芯金(1)の前記第1の外突起(7)の前記前後方向に他方の前記芯金(1)の前記第2の外突起(8)が対向するように配列されている
請求項1に記載の弾性クローラ。 - 前記第4の踏面(P1)が前記第3の踏面(P1)よりも1mm〜5mm前記内周側に位置するように形成された
請求項1または請求項2に記載の弾性クローラ。 - 前記第1の外突起(7)および前記第2の外突起(8)は、
リブ形状に形成された部分で接続されて前記芯金(1)の一部を構成する
請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の弾性クローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07800898A JP4083863B2 (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 弾性クローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07800898A JP4083863B2 (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 弾性クローラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11268672A JPH11268672A (ja) | 1999-10-05 |
JP4083863B2 true JP4083863B2 (ja) | 2008-04-30 |
Family
ID=13649772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07800898A Expired - Fee Related JP4083863B2 (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 弾性クローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4083863B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4916359B2 (ja) * | 2007-03-29 | 2012-04-11 | 住友ゴム工業株式会社 | 弾性クローラ |
JP4944196B2 (ja) * | 2007-06-06 | 2012-05-30 | 福山ゴム工業株式会社 | ゴムクローラ用芯金及びゴムクローラ |
JP7122213B2 (ja) * | 2018-10-09 | 2022-08-19 | 株式会社ブリヂストン | 弾性クローラ用芯金及び該芯金を用いた弾性クローラ |
CN112660259B (zh) * | 2020-11-17 | 2023-03-03 | 崔镕宰 | 弹性履带 |
-
1998
- 1998-03-25 JP JP07800898A patent/JP4083863B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11268672A (ja) | 1999-10-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0428725B1 (en) | Crawler | |
JPS6118577A (ja) | ゴムクロ−ラの芯金並びにゴムクロ−ラ | |
JP4083863B2 (ja) | 弾性クローラ | |
JP4722313B2 (ja) | 突起駆動型ゴムクローラ | |
JP2508801Y2 (ja) | ゴムクロ―ラ用芯金 | |
JP2609801B2 (ja) | 弾性クローラ | |
JP2002337766A (ja) | ゴムクローラおよびゴムクローラ走行装置 | |
JPH05162666A (ja) | ゴムクロ−ラ用芯金 | |
JPH11240472A (ja) | クローラ用芯金及びそれを使用した弾性クローラ | |
JP2871192B2 (ja) | クローラ用芯金及び弾性クローラ | |
JP3805402B2 (ja) | 内周駆動型ゴムクロ−ラ | |
JPH09150759A (ja) | ゴムクロ−ラ芯金 | |
JP7367403B2 (ja) | 弾性クローラ及び芯材 | |
JP2552953B2 (ja) | ゴム履帯 | |
JPH0648334A (ja) | ゴムクロ−ラ | |
JP3410953B2 (ja) | 弾性クローラ | |
JPH06144309A (ja) | 弾性クローラ | |
JPH06115466A (ja) | 弾性クローラ | |
JP3073267B2 (ja) | 弾性クローラ | |
JP2582049Y2 (ja) | 弾性クローラ | |
JP3749779B2 (ja) | ゴムクロ−ラ | |
JPH07137671A (ja) | ゴムクロ−ラ | |
JP4530405B2 (ja) | ゴムクローラ | |
JPH042583A (ja) | 弾性クローラ | |
JP2569997Y2 (ja) | ゴム履帯 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041216 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070720 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070724 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070918 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071023 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071213 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080212 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080214 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120222 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |