JP4079307B2 - 軸受装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【技術分野】
本発明は、例えば建設機械に装備される作業装置のピン結合部等に好適に用いられる軸受装置に関する。
【0002】
【背景技術】
一般に、油圧ショベル等の建設機械は、土砂等の掘削作業を行う作業装置に設けたピン結合部等に軸受装置を用いている。そして、このような軸受装置は、一側部材のボス部と相手方部材のブラケット部とを連結ピンを用いて回動可能に連結し、前記ボス部とブラケット部との間には隙間調整板としてのシム板を配設してなる構成としているものである(例えば、特開平7−71053号公報)。
【0003】
即ち、油圧ショベルの作業装置にあっては、例えば一側部材となるアームの先端側にボス部を設け、相手方部材となるバケットには左,右一対のブラケット部を設け、これらのブラケット部間にアーム側のボス部を挿入した状態で両者を連結ピンを用いて回動可能に連結しているものである。
【0004】
また、前記シム板は軟鋼等により環状平板として形成され、その内周側には前記連結ピン用の挿通穴が穿設されている。そして、このシム板はボス部とブラケット部との間に介挿されることにより、両者間の隙間を調整しガタツキ等の発生を防止するものである。
【0005】
一方、他の従来技術として、例えば実開平4−122812号公報には、シム板の両面側にそれぞれウレタンラバー層を形成し、弾性シムとして用いる構成としたものが記載されている。そして、このような弾性シムは、ボス部とブラケット部との間に介挿される摺動板として機能し、シム板がボス部とブラケット部の端面に強く摺接するのをウレタンラバー層によって防ぐものである。
【0006】
ところで、上述した従来技術による軸受装置では、例えばバケットを回動しながら、上部旋回体を旋回駆動するような場合に、ボス部とブラケット部とが互いに相対回転しつつ、両者の端面には連結ピンの軸方向に大きなスラスト荷重が付加されることになる。
【0007】
そして、このような場合に鋼板等の金属材料からなるシム板は、ボス部が軸方向に移動したときその両面がボス部の端面とブラケット部の端面とに強く摺接することになる。このため、シム板は、金属面と金属面との接触によって異音が発生するばかりでなく、シム板の表面と一緒にボス部とブラケット部の端面が摩耗、損傷される虞れが生じるものである。
【0008】
特に、土砂等の掘削作業に発生する砂粒等の異物が、ボス部、ブラケット部の端面とシム板との間に侵入したような場合には、シム板の両面が異物を挟んだ状態でボス部の端面とブラケット部の端面とに強く摺接する。このような場合、異物が実質的に研摩材として働くことになり、ボス部とブラケット部の端面を摩耗、損傷させる原因となってしまう。
【0009】
一方、このような問題を解消するために実開平4−122812号公報による他の従来技術にあっては、シム板の両面にウレタンラバー層を形成した弾性シムを用い、この弾性シムを摺動板として機能させることにより、ボス部の端面とブラケット部の端面が砂粒等の異物によって摩耗、損傷されるのを抑えるようにしている。
【0010】
しかし、このような弾性シムからなる摺動板は、ボス部とブラケット部との間に介挿した状態で両者が相対回転するときに、両面側のウレタンラバー層がボス部の端面とブラケット部の端面とに摺接する。このために、これらのウレタンラバー層は、引張り荷重または圧縮荷重等を受けて早期に摩耗、損傷され、耐久性、寿命を向上できないという問題がある。
【0011】
また、特開平10−122235号公報による別の従来技術にあっては、例えば高密度ポリエチレン、ポリアミド系樹脂材料(ナイロン)またはフッ素系樹脂材料(ポリテトラフルオロエチレン)等の高い摺動特性と柔軟性を有するプラスチック材料を用いて環状平板からなる摺動板を形成している。
【0012】
しかし、この場合でも、摺動板の両面側がボス部の端面とブラケット部の端面とに摺接することにより、例えば100時間程度の稼働時間で摺動板は早期に摩耗、損傷されてしまい、耐久性、寿命を向上できないという問題がある。
【0013】
また、通常のウレタン材等からなる樹脂材料を用いて環状平板からなる摺動板を形成した場合でも、摺動板の両面側がボス部の端面とブラケット部の端面とに摺接することにより、例えば100時間程度の稼働時間で摺動板は早期に摩耗、損傷されてしまい、耐久性、寿命を向上できないという問題がある。
【0014】
【発明の開示】
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、摺動板の耐久性、寿命を向上でき、その交換時期を確実に延ばすことができるようにした軸受装置を提供することにある。
【0015】
また、本発明の他の目的は、金属板からなるシム板のように異音が発生したり、砂粒等の異物侵入によってボス部、ブラケット部の端面が摩耗、損傷されるのを防止できるようにした軸受装置を提供することにある。
【0016】
上述した課題を解決するために、本発明は、一側部材のボス部と相手方部材のブラケット部とを連結ピンを介して回動可能に連結し、前記ボス部とブラケット部との間には前記連結ピンの周囲に位置して摺動板を配設してなる軸受装置に適用される。
【0017】
そして、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記摺動板は、前記ボス部および前記ブラケット部の端面から0.1〜0.5(N/mm)の最大面圧を受けるものとし、前記摺動板を、引張り強さの特性が37MPa以上で109MPa以下の範囲にあるフッ素樹脂を含有したエステル系ウレタン樹脂からなる樹脂材料を用いて形成され内周側が前記連結ピンを挿通するための挿通穴となった環状平板により構成したことにある。
【0018】
即ち、本発明者等は、従来技術で用いている摺動板の素材(例えば、ウレタン等の樹脂材料)について、その材料特性を調べた結果、引張り強さの特性が37MPaから109MPaの範囲にあるフッ素樹脂を含有したエステル系ウレタン樹脂からなる樹脂材料を用いて摺動板を形成するのが良いという知見を得たものである。
【0019】
従来品の摺動板は、例えば高密度ポリエチレンを用いた場合に引張り強さが22MPa程度であり、フッ素系樹脂材料(ポリテトラフルオロエチレン)を用いた場合でも引張強さは30MPa程度である。
【0020】
そして、このような従来品の摺動板では、摺動板の両面側がボス部の端面とブラケット部の端面とに摺接することにより、その周方向に引張り荷重または圧縮荷重等を受けると、早期に摩耗、損傷されることが判明した。
【0021】
また、摺動板の材料として種々の樹脂材料を用いて検討してみたものの、引張り強さが35MPaに満たない樹脂材料では、例えば100時間程度の稼働時間で摺動板が早期に摩耗、損傷してしまい、摺動板の寿命を200時間以上に延ばすことは難しいことが分かった。
【0022】
一方、例えば、引張り強さが270MPaを越えた場合、摺動板の強度、硬さ等が、過剰に大きくなって異音の発生原因になることがわかった。この場合、冷間圧延鋼板の引張り強さが270MPa程度である。
【0023】
そこで、本発明では、引張り強さが37MPaから109MPaの範囲にあるフッ素樹脂を含有したエステル系ウレタン樹脂からなる樹脂材料を用いて摺動板を形成することにより、例えば200時間以上に及ぶ稼働時間に亘って摺動板の摩耗を小さく抑えることができ、摺動板の耐久性、寿命を向上できるものである。
また、請求項1の発明によると、フッ素樹脂を含有したエステル系ウレタン樹脂からなる樹脂材料は、37MPa以上で109MPa以下の範囲にある引張り強さの特性を有する構成としている。これにより、フッ素樹脂を含有したエステル系ウレタン材料を用いて摺動板を形成でき、該摺動板の耐久性、寿命を向上させることができる。この場合、フッ素樹脂を含有したエステル系ウレタン材料の引張り強さは、37〜109MPaの範囲であるため、例えば引張り強さが110MPaを越えて摺動板の強度、硬さ等が、過剰に大きくなって異音の発生原因になるのを防ぐことができる。
【0024】
また、請求項2の発明は、ボス部の内周側には、焼結材料により筒状に形成され予め潤滑油が含浸された筒状の含油ブッシュを設け、連結ピンは該含油ブッシュの内周側に摺動可能に挿嵌する構成としている。
【0025】
この場合には、摺動板の寿命と含油ブッシュの寿命をほぼ同等にすることができ、例えば含油ブッシュが寿命に達する前に、摺動板が先に摩耗、損傷されるような不具合をなくすことができる。
【0026】
一方、請求項3の発明によると、樹脂材料からなる摺動板はボス部とブラケット部との間に少なくとも2枚以上設け、該各摺動板の間には金属材料により形成されボス部とブラケット部との間の隙間を調整する隙間調整板を設けてなる構成としている。
【0027】
これにより、例えば金属板からなるシム板を隙間調整板として用い、該隙間調整板を両面側からそれぞれ摺動板で挟んだ状態で、ボス部とブラケット部との間の隙間を調整することができる。従って、樹脂材料からなる摺動板により、隙間調整板がボス部とブラケット部とに金属接触するのを防止できる。
【0029】
【発明を実施するための最良の形態】
以下、本発明の実施の形態による軸受装置を油圧ショベルのピン結合部に適用した場合を例に挙げて、添付図面に従って詳細に説明する。
【0030】
ここで、図1ないし図5は本発明の第1の実施の形態を示している。図中、1は本発明が適用される油圧ショベルを示し、該油圧ショベル1は、下部走行体2、下部走行体2上に旋回可能に搭載された上部旋回体3を備えている。この上部旋回体3は、旋回フレーム4を有し、該旋回フレーム4上には、運転室を画成するキャブ5と、原動機および油圧ポンプ等を収容した建屋カバー6とが設けられている。
【0031】
7は上部旋回体3の前部に俯仰動可能に設けられた作業装置を示し、該作業装置7は、旋回フレーム4の前部に俯仰動可能にピン結合されたブーム8と、該ブーム8の先端側に俯仰動可能にピン結合されたアーム9と、該アーム9の先端側に回動可能にピン結合された作業具としてのバケット10とにより大略構成されている。
【0032】
そして、作業装置7のブーム8はブームシリンダ8Aにより駆動され、アーム9はアームシリンダ9Aにより駆動される。また、バケット10はバケットシリンダ10Aにより駆動され、このバケット10によって土砂等の掘削作業を行うものである。
【0033】
次に、このような作業装置7のピン結合部に用いられる軸受装置のうち、例えば一側部材となるアーム9と相手方部材となるバケット10との間に設けられる軸受装置11について、図2ないし図4を参照して説明する。
【0034】
ここで、軸受装置11は、アーム9の先端側に設けられたボス部としてのアームボス12と、バケット10に設けられた左,右一対のブラケット部13,13(以下、ブラケット13という)と、後述の連結ピン16および摺動板19等とにより構成されている。
【0035】
そして、アームボス12は略円筒状に形成され、その内周側には後述の含油ブッシュ15が嵌着されている。また、アームボス12の軸方向両端側は、図3に示す如く摺動板19に対向する部位が略円形状をなす摺接面としての端面12Aとなり、その外周側には環状のテーパ部12Bが形成されている。
【0036】
また、バケット10の各ブラケット13は、アームボス12を左,右両側から挟むように配置され、後述の連結ピン16が挿通されるピン挿通穴13Aを有している。そして、ブラケット13は、摺動板19に対向する部位が略円形状をなす摺接面としての端面13Bとなり、その外周側には図3に示す如く環状のテーパ部13Cが形成されている。
【0037】
また、ブラケット13のテーパ部13Cとアームボス12のテーパ部12Bとは、図3に示すように軸方向で互いに対向して配置され、後述のOリング20が装着されるV字溝を構成するものである。なお、図2中の右側に位置する一方のブラケット13には、後述の連結ピン16をブラケット13に対して抜止め、廻止め状態に保持するストッパ筒14が溶接等の手段を用いて固着されている。
【0038】
15はアームボス12の内周側に固定して設けた含油ブッシュで、該含油ブッシュ15は、鉄系粉末冶金材料からなる焼結金属材料(例えば、鉄粉と銅粉との複合焼結合金)により多孔質構造をなす円筒状の筒体として形成されている。そして、含油ブッシュ15内部には、240〜1500cStの範囲で高い粘度を有する潤滑油が予め含浸されているものである。
【0039】
この含油ブッシュ15は、本出願人が先に、特開平8−105444号公報で提案した「すべり軸受組立体」のブッシュと同様の構成を有するものである。そして、含油ブッシュ15は、例えば圧入等の手段を用いてアームボス12内に嵌着され、含油ブッシュ15の内周側は連結ピン16が摺動可能に挿嵌されるピン挿通穴15Aとなっている。
【0040】
16はブラケット13にアームボス12を回動可能に連結した連結ピンで、該連結ピン16は、例えば高周波焼入鋼(S45C)等の高強度材料を用いて円柱状のロッドとして形成されている。
【0041】
そして、連結ピン16は、その軸方向中間部が含油ブッシュ15のピン挿通穴15A内に摺動可能に挿嵌され、軸方向両端側は各ブラケット13のピン挿通穴13A内に挿通されている。また、連結ピン16は、図2に示す如くストッパ筒14の内側となる軸方向一端側に径方向に延びるボルト挿通穴16Aが穿設されている。
【0042】
17は連結ピン16をブラケット13に固定するための固定ボルトで、該固定ボルト17は、図2に示す如くストッパ筒14を介して連結ピン16のボルト挿通穴16Aを貫通するように挿通され、その先端側にはナット17Aが締着されている。これにより、固定ボルト17は、ナット17Aと共にストッパ筒14に固定され、連結ピン16をブラケット13に対して抜止め、廻止め状態に保持するものである。
【0043】
18,18はダストシールとしてのリップシールで、これらのリップシール18は、図2に示す如くアームボス12内に軸方向両側から装着され、含油ブッシュ15の軸方向端面に当接した状態に保持されている。また、リップシール18は図3に示すようにリップ部18Aを有し、該リップ部18Aは連結ピン16の外周面に摺接するものである。
【0044】
そして、リップシール18は、含油ブッシュ15と連結ピン16との間の摺動面に、外部から土砂等の異物が侵入するのをリップ部18Aにより防止する構成となっている。また、リップシール18は、含油ブッシュ15内に含浸させた潤滑油が外部に漏出するのを抑える機能も有している。
【0045】
19,19は連結ピン16の周囲に位置してアームボス12とブラケット13との間の隙間内に設けられた左,右一対の摺動板で、該摺動板19は、例えばフッ素樹脂等を含有したエステル系ウレタン等の合成樹脂材料を用いて、図4に示すように環状平板として形成され、その板厚は例えば1〜2mm程度となっている。
【0046】
この場合、摺動板19の材料としては、主剤となるエステル系ウレタンにフッ素、二硫化モリブデン等の自己潤滑性を有した材料を添加するのがよい。また、場合によっては、強度を高めるために上記の材料に硬化剤を加えることにより、所望の機械的強度を得るようにするのがよい。
【0047】
また、主剤となるエステル系ウレタンとしては、例えばポリカプロラクトン、ポリエチレンアジペート、ポリ1.4−ブチレンアジペート等の材料が用いられる。なお、これ以外のエステル系ウレタン材料を用いることも可能である。
【0048】
また、摺動板19の内周側は、連結ピン16が挿通される円形の挿通穴19Aとなり、該挿通穴19Aは連結ピン16の外径よりも僅かに大きい穴径をもって形成されている。
【0049】
そして、摺動板19は、図2に示すようにアームボス12とブラケット13との間に組付けた状態で、その両面をアームボス12の端面12Aとブラケット13の端面13Bに摺接させることにより、アームボス12とブラケット13との間の隙間を小さく調整し、両者の端面12A,13B間でガタツキ等が発生するのを抑える機能も有している。
【0050】
特に、上部旋回体3を旋回駆動するようなときに、アームボス12が軸方向に動こうとし、アームボス12とブラケット13との間には、連結ピン16の軸方向でスラスト荷重が作用する。しかし、摺動板19は、このようなスラスト荷重により両者の端面12A,13Bが直に衝突するのを緩和し、金属対金属の接触を防ぐものである。なお、アームボス12が軸方向に動くときに摺動板19が端面12A,13Bから受ける最大面圧は、0.1〜0.5(N/mm)程度の大きさになるものである。
【0051】
ここで、摺動板19は、少なくとも引張り強さの特性が、35MPa以上で270MPa以下の範囲にあって、耐摩粍性が高く、摺動特性等に優れた合成樹脂材料を用いて形成されている。特に、摺動板19は、例えばポリカプロラクトン、ポリエチレンアジペート、ポリ1.4−ブチレンアジペートに代表されるエステル系ウレタン材に、例えば、フッ素、二硫化モリブデン等の自己潤滑性を有する材料を含有したものを用いて形成する。
【0052】
これにより、摺動板19は、下記の表1に示す特性を得ることができ、引張り強さの特性を37〜109MPaまで高めることができるものである。
【0053】
【表1】
Figure 0004079307
【0054】
一般に、鋼材等にあっては、引張り強さが大きくなると、耐摩耗性が高くなることが確認されている。樹脂材料の場合も、微視的には、外力が付加されると表面に引張り、圧縮荷重が作用して微細な亀裂が発生することにより、細かい破片となって脱落しながら摩耗が進んで行くと考えられるので、樹脂材料も引張り強さを大きくすることによって、耐摩耗性を高くすることができると推定されるものである。
【0055】
また、表1中に示す「100%モジュラス」とは、試験片を基準温度(例えば23℃)において、100%伸長させるのに必要な引張り応力を伸び率で割った商の値を示したものである。
【0056】
この場合、冷間圧延鋼板の引張り強さが、例えば270MPa程度である。そして、引張り強さが270MPaを越えた場合、摺動板としての強度、硬さ等が、過剰に大きくなって、異音の発生原因になることが確認されている。
【0057】
20,20はシール部材としてのOリングを示し、該Oリング20は、アームボス12のテーパ部12Bとブラケット13のテーパ部13Cとの間のV字溝内に弾性的に装着されている。そして、Oリング20は、アームボス12と各ブラケット13との間に外部から土砂等の異物が侵入するのを防ぐものである。
【0058】
本実施の形態による軸受装置11は、上述の如き構成を有するもので、次に、その作動に付いて説明する。
【0059】
まず、作業装置7を駆動して土砂等の掘削作業を行う場合に、図1に示すバケットシリンダ10Aを伸縮させてバケット10を回動すると、図2に示すブラケット13が連結ピン16と共にアームボス12に対して回動される。この場合、連結ピン16は、アームボス12内の含油ブッシュ15に対しピン挿通穴15Aの周面に沿って回動される。
【0060】
そして、含油ブッシュ15に予め含浸された潤滑油は、連結ピン16がピン挿通穴15A内で回動するときの摺動熱等により、潤滑油の粘度が低下して連結ピン16の外周面側へと徐々に滲み出し、含油ブッシュ15と連結ピン16との摺動面を潤滑する。
【0061】
これにより、アームボス12に対する連結ピン16の円滑な回転が補償され、バケット10をアーム9の先端側で円滑に回動でき、土砂等の掘削作業を効率的に行うことができるものである。また、含油ブッシュ15から滲み出した潤滑油の一部は、アームボス12の端面12Aとブラケット13の端面13Bとの間にも徐々に供給され、これらの端面12A,13Bと摺動板19との間を潤滑することができる。
【0062】
ところで、このような土砂等の掘削作業時には、油圧ショベル1は、上部旋回体3を下部走行体2に対して旋回駆動しながら、バケット10を上,下に回動して掘削作業を行う場合がある。そして、このときにはアームボス12とブラケット13との間に、連結ピン16の軸方向でスラスト荷重が作用し、例えばアームボス12の端面12Aはブラケット13の端面13Bに向けて衝突するように挙動する。
【0063】
しかし、本実施の形態にあっては、アームボス12の端面12Aとブラケット13の端面13Bとの間には、連結ピン16の周囲に位置して環状平板からなる摺動板19を介挿し、該摺動板19はフッ素樹脂含有のエステル系ウレタン等の樹脂材料を用いて形成している。この結果、摺動板19は、前述の如くスラスト荷重により両者の端面12A,13Bが直に衝突するのを良好に緩和することができ、金属対金属の接触を防いで異音等が発生するのを低減できる。
【0064】
また、摺動板19の素材となるエステル系ウレタンは、前述した表1に示す如き材料特性を有し、例えば引張り強さを37〜109MPaまで高めることができるので、摺動板19の耐摩耗性を確実に高めることができ、耐久性、寿命を大幅に向上できるものである。
【0065】
即ち、このような摺動板19を、図2に示す如くアームボス12とブラケット13との間に介挿した状態で、その耐久試験を行ったところ、図5中に実線で示す特性線21のように300時間が経過した段階でも、摺動板19の摩耗量は、例えば0.02mm以下となることが確認された。
【0066】
この場合、耐久試験の方法について述べると、摺動板19の表面に予めグリース等の潤滑油を塗布した状態で、例えば0.98(N/mm)程度の面圧を作用させつつ、30rpm(周速度125mm/s)程度の回転速度で面圧付加部材(アームボス12またはブラケット13に相当する部材)を回転駆動し、耐久試験を実施したものである。
【0067】
また、摺動板19の材質を、通常のウレタン材に替えた第1の比較品と、ナイロン系の樹脂材を用いた第2の比較品と、高密度ポリエチレンを用いた第3の比較品と、フッ素系樹脂材料(ポリテトラフルオロエチレン)を用いた第4の比較品とについても、前記と同様の耐久試験を行った。
【0068】
そして、通常のウレタン材からなる第1の比較品は、図5中の一点鎖線で示す特性線22のように、例えば200時間が経過した段階で、0.15mm程度の摩耗が確認され、その後も時間の経過と共に摩耗が漸次進行することを確認しているものである。
【0069】
一方、ナイロン系の樹脂材を用いた第2の比較品については、図5中の二点鎖線で示す特性線23のように、例えば30時間が経過した段階で摩耗が、例えば0.1mm以上まで進行し、100時間に近い耐久試験で既に、0.25mm以上に及ぶ摩耗が確認されたものである。
【0070】
また、高密度ポリエチレンを用いた第3の比較品の場合は、図5中に破線で示す特性線24のように、例えば100時間が経過した時点で、0.18mm程度の摩耗が確認され、その後も時間の経過と共に摩耗が大きく進行している。
【0071】
さらに、フッ素系樹脂材料(ポリテトラフルオロエチレン)を用いた第4の比較品の場合は、図5中に点線で示す特性線25のように、例えば150時間が経過した時点で、0.10mm以上の摩耗が確認され、その後も時間の経過と共に摩耗が進行することが確認されたものである。
【0072】
かくして、本実施の形態によれば、アームボス12とブラケット13との間に介挿する摺動板19を、引張り強さの特性が35MPa以上で270MPa以下の範囲、例えば37〜109MPaとなるフッ素樹脂含有のエステル系ウレタン等の樹脂材料を用いて形成しているので、摺動板19の耐摩耗性を確実に高めることができ、その耐久性、寿命を大幅に向上できる。
【0073】
そして、油圧ショベル1が上部旋回体3を旋回駆動しながら作業装置7を作動して掘削作業を行うような場合に、アームボス12とブラケット13との間にスラスト荷重が付加されても、摺動板19は、両者の端面12A,13Bが直に衝突するのを良好に緩和することができ、金属対金属の接触を防いで異音等が発生するのを低減できる。これによって、アームボス12とブラケット13との間のガタツキをなくし、バケット10をアーム9に対して円滑に回動し続けることができる。
【0074】
従って、本実施の形態によれば、引張り強さの特性が35MPa以上で270MPa以下の範囲にある樹脂材料を用いて摺動板19を形成することにより、摺動板19の耐久性、寿命を向上でき、その交換時期を確実に延ばすことができる。
【0075】
そして、摺動板19の寿命と含油ブッシュ15の寿命をほぼ同等にすることができ、例えば含油ブッシュ15が寿命に達する前に、摺動板19が先に摩耗、損傷されるような不具合をなくすことができる。これにより、当該軸受装置11の寿命を向上でき、そのメンテナンス性を高めることができる。
【0076】
また、従来技術で述べたように、金属板からなるシム板の如くスラスト荷重等によって異音が発生したりするのを防止できると共に、砂粒等の異物侵入によってアームボス12の端面12Aまたはブラケット13の端面13B等が摩耗、損傷されるのを防止でき、全体の寿命を大幅に延ばすことができる。
【0077】
また、摺動板19の素材となるフッ素樹脂含有のエステル系ウレタン等の樹脂材料は、高い摺動特性を有しているから、摺動板19と端面12A,13Bとの間で生じる摺動抵抗を大幅に低減することができる。なお、この摺動抵抗は、摺動板19を金属材料等から形成した場合に比較して、例えば1/3〜1/4程度にまで小さくすることができる。
【0078】
これにより、摺動板19と端面12A,13Bとの間にかじり、焼付きあるいは偏摩耗等が生じるのを長期に亘って抑えることができ、このような摩耗、損傷に起因した「かじり音」等の異音を確実に低減させ、軸受装置11としての安定性、信頼性を向上することができる。
【0079】
次に、図6は本発明の第2の実施の形態を示し、本実施の形態では前記第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。しかし、本実施の形態で採用した軸受装置31の特徴は、アームボス12とブラケット13との間に、金属材料からなる隙間調整板としての金属シム板32を設け、該金属シム板32の両面側には樹脂材料からなる摺動板33,33を配設したことにある。
【0080】
ここで、本実施の形態による軸受装置31は、前記第1の実施の形態で述べた軸受装置11と同様に、含油ブッシュ15を備えたアームボス12、ブラケット13、連結ピン16、リップシール18および摺動板33等により構成されている。しかし、当該軸受装置31は、アームボス12とブラケット13との間の隙間(端面12A,13Bの隙間)が図6に示すように大きくなっているために、金属シム板32を摺動板33間に介挿して隙間調整を行っているものである。
【0081】
この場合、摺動板33は第1の実施の形態で述べた摺動板19と同様に、フッ素樹脂を含有したエステル系ウレタン等の合成樹脂材料により環状平板として形成され、その内周側は円形の挿通穴33Aとなっている。そして、金属シム板32もほぼ同様に環状平板として形成され、その内周側には円形の挿通穴32Aを有しているものの、金属シム板32は鋼板等の硬質金属材料を用いて形成されているものである。
【0082】
そして、金属シム板32は摺動板33と共に挿通穴32A,33Aを介して連結ピン16の外周側に挿通され、アームボス12の端面12Aとブラケット13の端面13Bとの間の隙間調整を行っている。この場合、両者の端面12A,13Bと金属シム板32との間には、それぞれ摺動板33を介在させることによって、アームボス12とブラケット13との間に生じるガタツキ等を摺動板33で緩和し、異音の発生等を抑えるものである。
【0083】
また、アームボス12のテーパ部12Bとブラケット13のテーパ部13Cとは両者の間でV字溝を構成し、このV字溝内には前記第1の実施の形態で述べたOリング20に替えてシール部材としての大径のOリング34を弾性的に装着している。そして、該Oリング34は、外部からの土砂等がアームボス12の端面12Aとブラケット13の端面13Bとの間に侵入するのを防ぐ機能を有しているものである。
【0084】
かくして、このように構成される本実施の形態でも、前記第1の実施の形態とほほ同様の作用効果を得ることができる。しかし、特に本実施の形態では、金属材料からなる金属シム板32の両面側にそれぞれ摺動板33を介挿する構成としているので、金属シム板32は、アームボス12またはブラケット13からのスラスト荷重に対する摺動板33全体の剛性を高めることができる。
【0085】
そして、このようなスラスト荷重が摺動板33に及ぼす影響を減じることにより、摺動板33の耐久性、寿命をより確実に延ばすことができ、摺動板33の交換周期等を長くし、メンテナンス性を向上させることができる。
【0086】
また、金属シム板32とアームボス12との間、金属シム板32とブラケット13との間には、それぞれ摺動板33を介在させることにより、金属シム板32が端面12A,13Bに直に接触することがなくなるので、金属シム板32の耐久性、寿命等も延ばすことができる。そして、金属シム板32と端面12A,13Bとの間にかじり、焼付きあるいは偏摩耗等が生じるのを抑えることができ、このような摩耗、損傷に起因した「かじり音」等の発生を大幅に低減することができる。
【0087】
なお、前記第2の実施の形態では、アームボス12とブラケット13との間に1枚の金属シム板32を設け、この金属シム板32の両面側にそれぞれ摺動板33を配設するものとして述べたが、本発明はこれに限らず、例えば複数枚の金属シム板32を設け、この金属シム板32の両面側に複数枚の摺動板33を設ける構成としてもよい。
【0088】
また、前記各実施の形態では、アームボス12の内周側に含油ブッシュ15を嵌合して設ける場合を例に挙げて説明したが、これに替えて、例えば図2に示したアームボス12の内周側に通常のブッシュを設け、このブッシュと連結ピンとの間の摺動面には、外部からグリース等の潤滑油を定期的に給脂する構成としてもよいものである。
【0089】
さらに、前記各実施の形態では、アーム9とバケット10との間のピン結合部に設ける軸受装置11(31)を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限るものではなく、当該軸受装置は、例えば図1に示した作業装置7のうち、旋回フレーム4とブーム8との間のピン結合部、ブーム8とアーム9との間のピン結合部に適用してもよい。さらに、軸受装置11(31)は、ブームシリンダ8A、アームシリンダ9Aおよびバケットシリンダ10Aのピン結合部等にも適用できるものである。また、本発明は、油圧ショベルに限らず、油圧クレーン等の他の建設機械に適用してもよい。
【0090】
【産業上の利用可能性】
以上詳述した通り、請求項1に記載の発明によれば、連結ピンの周囲に位置してボス部とブラケット部との間に設ける摺動板は、前記ボス部およびブラケット部の端面から0.1〜0.5(N/mm)の最大面圧を受けるものとし、この摺動板を、引張り強さの特性が37MPa以上で109MPaの範囲にあるフッ素樹脂を含有したエステル系ウレタン樹脂からなる樹脂材料を用いて形成し、該摺動板は連結ピンが挿通される挿通穴を有した環状平板として構成しているため、摺動板の両面側がボス部の端面とブラケット部の端面とに摺接し、その周方向に引張り荷重または圧縮荷重等を受ける状態が続いても、長時間に亘って摺動板の摩耗を小さく抑えることができ、摺動板の耐久性、寿命を向上できる。そして、摺動板の耐久性、寿命を高めることにより、その交換時期を確実に延ばし、メンテナンス性を向上することができる。また、このような摺動板を用いることにより、金属製のシム板のように異音が発生したり、砂粒等の異物侵入によってボス部、ブラケット部の端面が摩耗、損傷される等の問題も解消することができる。
【0091】
また、請求項2に記載の発明は、ボス部の内周側には、焼結材料により筒状に形成され予め潤滑油が含浸された筒状の含油ブッシュを設ける構成としているので、摺動板の寿命と含油ブッシュの寿命をほぼ同等にすることができ、例えば含油ブッシュが寿命に達する前に、摺動板が先に摩耗、損傷されるような不具合をなくすことができる。
【0092】
一方、請求項3に記載の発明は、ボス部とブラケット部との間には樹脂材料を用いた複数枚の摺動板を設け、これらの摺動板間には金属材料により形成した隙間調整板を設ける構成としているため、金属板からなる隙間調整板を両面側からそれぞれ摺動板で挟んだ状態で、ボス部とブラケット部との間の隙間を調整することができる。しかも、摺動板は、隙間調整板がボス部とブラケット部とに金属接触するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態による軸受装置が適用された油圧ショベルを示す全体図である。
【図2】 図1中の矢示II−II方向からみた軸受装置の縦断面図である。
【図3】 図2中のアームボス、ブラケットおよび摺動板等を拡大して示す軸受装置の要部断面図である。
【図4】 図2中の摺動板を拡大して示す斜視図である。
【図5】 摺動板の耐久試験による試験時間と摩耗量の関係を示す特性線図である。
【図6】 本発明の第2の実施の形態による軸受装置の要部を拡大して示す図3とほぼ同様位置の断面図である。
【符号の説明】
下部走行体
上部旋回体
作業装置
ブーム
アーム(一側部材)
10 バケット(相手方部材)
11,31 軸受装置
12 アームボス(ボス部)
12A,13B 端面
13 ブラケット(ブラケット部)
15 含油ブッシュ
16 連結ピン
19,33 摺動板
19A,33A 挿通穴
32 金属シム板(隙間調整板)

Claims (3)

  1. 一側部材のボス部と相手方部材のブラケット部とを連結ピンを介して回動可能に連結し、前記ボス部とブラケット部との間には前記連結ピンの周囲に位置して摺動板を配設してなる軸受装置において、
    前記摺動板は、前記ボス部および前記ブラケット部の端面から0.1〜0.5(N/mm)の最大面圧を受けるものとし、前記摺動板を、引張り強さの特性が37MPa以上で109MPa以下の範囲にあるフッ素樹脂を含有したエステル系ウレタン樹脂からなる樹脂材料を用いて形成され内周側が前記連結ピンを挿通するための挿通穴となった環状平板により構成したことを特徴とする軸受装置。
  2. 前記ボス部の内周側には、焼結材料により筒状に形成され予め潤滑油が含浸された筒状の含油ブッシュを設け、前記連結ピンは該含油ブッシュの内周側に摺動可能に挿嵌する構成としてなる請求項1に記載の軸受装置。
  3. 前記樹脂材料からなる前記摺動板は前記ボス部とブラケット部との間に少なくとも2枚以上設け、該各摺動板の間には金属材料により形成され前記ボス部とブラケット部との間の隙間を調整する隙間調整板を設けてなる請求項1または2に記載の軸受装置。
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