JP4079209B2 - 挿し木苗及び挿し木苗への菌株の接種方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、農業分野における野菜、花卉、果樹などの菌株を接種した挿し木苗及び挿し木苗への菌株の接種方法に関する。
詳しくは、本発明は使用する植物体の切り口に本発明のシュードモナス属細菌又はザントモナス属細菌から選ばれた菌株を接種し、挿し木することにより環境中の汚染微生物による感染を防ぎ、挿し木時の歩留の向上を図ることを目的とする。
【0002】
【従来の技術】
果菜類、花卉類では育苗の効率化(接木率を高めることも含む)あるいは病害に対する抵抗性を高める苗づくりとして、腋芽の挿し木、幼苗の断根挿し木あるいは断根挿し接ぎなどの挿し木による苗づくりが行われている。今日では、農業の分業化が進み、ウリ科の購入接木苗では断根挿し接ぎが主流となっている。一方、学術的研究においては、「植物組織培養の新段階」(古在豊樹著、農文協発行、1998)に木嶋らの研究グループの成果として、土壌病害抑制を目的とした拮抗微生物の組織内共生法として、ストレプトマイセス属放線菌、バチルス属細菌、トリコデルマ属・アスペルギルス属糸状菌の胚軸切断接種挿し木法が紹介されている。
【0003】
前述の通り農業現場では、花卉及び果菜類の母本の頂芽、腋芽、果菜類幼苗断根接ぎ木(穂木と台木のバランスを調整することによる接木成苗率の向上を目的)、果菜類幼苗の断根苗(胚軸切断等による物理的ストレスにより糸状菌に対する病害抵抗性に関与する酵素系の誘導を目的)などで挿し木が行われている。しかし、農業現場では学術研究とは作業環境が大きく異なる。そのため、各種挿し木法において、挿し芽(頂芽、腋芽等)の切り口への細菌感染等による切り口・組織(発根部位)の軟化が起こったり、あるいは切断作業や高温時の挿し木等での物理的ストレスによる発根不良が起こり問題となっている。
特に、高温期の農業現場での挿し木作業においては、切り口・組織(発根部位)の軟化苗が全挿し木苗の20〜30%も発生することがあるが十分な対策がとられていないのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
挿し木における一連の作業において、供試する植物体(採穂、頂芽、腋芽、幼苗断根苗、幼苗断胚軸苗など)が健全であっても、農作業環境下では、その切り口・組織への空気感染、人為感染、挿し床(挿し床用培土、ロックウールキューブ、水耕養液、水など)感染等により病害が発生し、挿し木苗の成苗率低下を招来している。このような感染の防止策を総合的に行うことはこれまで困難であった。しかしながら、このような汚染微生物による病害を防ぐことが、挿し木による苗づくりには不可欠である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような挿し木苗の問題を解決する方法について種々検討を重ねた結果、以下に詳記する本発明を完成したものである。
即ち、本発明はシュードモナス・フルオレッセンスFPT-9601菌株(寄託番号FERM BP-5478)、FPH-9601菌株(寄託番号FERM BP-5479)、TSB-25菌株(寄託番号FERM P-17702)、FPT-Y1菌株(寄託番号FERM P-17700)、FPT-B1菌株(寄託番号FERM P-17699)及びザントモナス・マルトフィリアXM-D菌株(寄託番号FERM P-17701)から選ばれた菌株を接種してなる挿し木苗に関する。
また、本発明はシュードモナス・フルオレッセンスFPT-9601菌株(寄託番号FERM BP-5478)、FPH-9601菌株(寄託番号FERM BP-5479)、TSB-25菌株(寄託番号FERM P-17702)、FPT-Y1菌株(寄託番号FERM P-17700)、FPT-B1菌株(寄託番号FERM P-17699)及びザントモナス・マルトフィリアXM-D菌株(寄託番号FERM P-17701)から選ばれた菌株の少なくとも1種以上を含有した溶液又は固形物を用いて、挿し木苗に菌株を接種することを特徴とする挿し木苗への菌株の接種方法に関する。
更にまた、本発明は当該菌株の含有濃度が102〜108 CFU/mlの溶液又は104〜107 CFU/gの固形物である挿し木苗への菌株の接種方法に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明で使用する細菌は、独立行政法人産業技術総合研究所の特許生物寄託センターに、シュードモナス・フルオレッセンスFPT-9601菌株(寄託番号FERM BP-5478)、FPH-9601菌株(寄託番号FERM BP-5479)、TSB-25菌株(寄託番号FERM P-17702)、FPT-Y1菌株(寄託番号FERM P-17700)、FPT-B1菌株(寄託番号FERM P-17699)及びザントモナス・マルトフィリアXM-D菌株(寄託番号FERM P-17701)として寄託されているものであって、作物根内より分離したシュードモナス属細菌、ザントモナス属細菌であり、植物生体内での共生能を有している。しかし、この細菌は土壌、根圏に生息する同属同種の細菌と比較して低増殖性である。そのため、挿し芽等の茎内皮層細胞間隙および胚軸内皮層細胞間隙において、概ね105CFU/ml以下の菌密度で生息(以下、定着と云う)できる。
【0007】
本発明の挿し木苗は、挿し木に供する植物体を採取し、これを挿し床に挿す間に本発明の菌株を接種するか、あるいは採取した植物体を予め本発明の菌株を接種した固形物(挿し床)に挿すことにより得ることができる。本発明の菌株を接種された挿し木苗は、採取した植物体の切り口から汚染微生物が侵入することを抑制する。即ち、汚染微生物侵入抑制により、発根部組織の軟化を防止し、成苗率を高めることができる。さらに、本発明菌株の茎内および胚軸内での定着による発根促進作用により、切り口およびその上部組織での発根を促し、2段根を有する挿し木苗を得ることができる。
【0008】
本発明の供試菌株を挿し木に接種するために供試菌株の集積培養を行う。集積培養には微生物培養に使用する通常の培地(例えば、ブイヨン培地、ポテト・デキストロース培地等)あるいはこれに類するものであれば限定されるものではないが、供試菌株の低増殖性を維持させながら培養することが肝要である。低増殖培養により接種後の植物体の茎内、胚軸内での定着は著しく向上する。低増殖培養方法としては、通常使用する例えば上記培養培地を培養後の菌密度が107〜108 CFU/mlとなるように希釈して、集積培養培地として使用することが望ましい。このようにして集積培養により得た各菌株の菌体は、供試植物体の挿し木方法に合わせて、種々の接種形態(溶液、固形物等)にすることができる。
【0009】
本発明挿し木苗の製造方法について云えば、例えば、カーネーションより採取した穂あるいはトマトの腋芽を例にとれば、これらを菌体懸濁溶液に浸漬して接種する方法が作業上適している。この場合の菌株の菌体濃度としては、102〜108CFU/mlの範囲であれば問題なく使用できるが、好ましくは105CFU/ml以上が良い。植物体採取後直ちにこれらの溶液に切り口を浸漬することで容易に接種することができる。浸漬時間としては、10〜60分程度で充分である。
【0010】
採取植物体を養液栽培する場合には、そのまま育成することにより挿し木苗となるが、養液栽培の場合は育成期間が長くなる。また、最近主流となっているウリ科作物の断根挿し接ぎ苗の場合には、台木と穂木をそれぞれ育苗し、台木を子葉上部と胚軸下部で切断後、これに子葉下部で断胚軸した穂を挿し接ぎした後、菌体を含有した固形物に挿すことにより接種作業を行い、このまま育成することができる。
このような固形物としては、培土あるいはロックウールマットなど挿し木に適した形状であれば特段の限定はない。この固形物中に前記本発明菌株の集積培養液を添加し含有させるが、この時の菌密度としては104〜107CFU/gの範囲であれば接種に問題なく使用できる。地下水あるいは河川水などを使用して接種する場合には、106CFU/g以上の菌濃度として使用することが望ましい。また、先のカーネーションの穂およびトマト腋芽をこの固形物に挿すことにより、育成することもできる。
本発明の挿し木苗を育成する場合、本発明の菌株を単独で使用することも複数の菌株を複合して使用することもできる。複合して使用する場合には、菌株接種の再現性、安定性から本発明菌株を含有した培土を所望菌株毎に用意し、略同程度の濃度に調整した後、これを混合して使用することが望ましい。
【0011】
本発明の挿し木苗育苗期間は、以後の栽培方式により異なるが、例えばセル成型育苗の場合には、一般的には十分に根鉢を形成させることが必要である。菌株を接種した本発明の挿し木苗は、育成時の軟化苗の発生率が低く、挿し木苗の根部は2段根となる。また、例えばトマトの通常育苗と比較すると苗立枯病の発生を軽減する効果も認められる。
【0012】
【実施例】
<実施例1>(供試菌体懸濁液および供試菌体含有物の調製)
表1に示した供試菌体を5倍希釈ポテト・デキストロース寒天培地で25℃で2週間培養を行った後、表1に示した所定の濃度の菌体懸濁液および菌体含有固形物に調製した。懸濁液の調製には、滅菌水、0.1%アルギン酸ナトリウム溶液、0.1%塩化カルシウム溶液を使用した。固形物の調製には、滅菌水に供試菌体を懸濁させ、これを表1に示した所定の濃度となるように、固形物に対して10v/v%から30v/v%の範囲で添加し、調製した。固形物には肥料成分が10mg/100g以下の土壌、育苗土、バーミキュライト、珪酸粉末などを乾熱滅菌した後に使用した。
【0013】
【表1】
Figure 0004079209
【0014】
<実施例2>(トマト腋芽による挿し木苗)
平成13年6月下旬に兵庫県揖保郡揖保川町の農家で施設栽培中のトマト(品種,桃太郎ヨーク)の収穫期の腋芽を採取後、ただちに表1の水およびアルギン酸溶液懸濁液(▲1▼−1、▲2▼−1、▲3▼−1、▲4▼-1(a)、▲5▼-1(a)、▲6▼-1(a))に切り口を浸漬した。対照として滅菌水および0.1%アルギン酸ナトリウム水溶液に同様に浸漬した。30分間浸漬後これを市販のセル成型育苗培土を充填した50穴セルトレイに挿し木し、慣行法で挿し木育苗を行った。平均育苗温度28℃で4週間、農家ハウス内で育苗後、成苗率を調査した。根鉢が形成されていない苗、切り口および軸部が軟化した苗および枯死苗を不良苗とした。各区50苗を使用した。結果を表2に示した。
【0015】
【表2】
Figure 0004079209
【0016】
<実施例3>(ピーマン、ナス、キュウリの断胚軸苗の挿し木)
ピーマン(京波)、ナス(千両1号)、キュウリ(南極2号)を市販育苗培土を充填した播種箱に播種し、本葉展開後に胚軸下部(根と胚軸の境界)を切断し、直ちに、市販のセル成型育苗培土を充填した72穴セルトレイに挿し木した。試験区は予め表1の固形物(▲1▼-4(b)、▲2▼-3(b)、▲3▼-3(b)、▲4▼−2、▲5▼−2、▲6▼−2)を各セルの中央部に円柱状に約4〜5mlを充填し、この部分に挿し木した。対照として、乾熱滅菌した固形物に滅菌水を同量加えた資材を同様に充填して挿し木を行った。固形物として、珪酸粉末とバーミキュライトを容量で1:2に混合した資材を用いた。平均育苗温度26℃で、5週間育苗後、実施例2と同様に成苗率を調査した。各区30苗を使用した。結果を表3に示した。
【0017】
【表3】
Figure 0004079209
【0018】
<実施例4>(トマト腋芽苗の溶液での挿し木育苗)
平均気温が29℃の条件下で、養液栽培中のトマトの腋芽を採取し、▲1▼-4(a)と▲2▼-3(a)および▲2▼-3(a)と▲3▼-3(a)を各5%ずつ添加(固形物には赤玉土とバーミキュライトを容量で2:1に混合した資材を使用)した水溶液(深さ約3cm)中に切り口を浸漬し、発根させた。対照として、乾熱滅菌したバーミキュライトに滅菌水を同量加えた資材を同様に添加して発根させた。浸漬2週間後の成苗率と2段根の形成率を調査した。本試験では、切り口および軸部が軟化した苗は適宜除いた。各区100苗を使用した。結果を表4に示した。
【0019】
【表4】
Figure 0004079209
【0020】
<実施例5>(スイカ断根挿し接ぎ苗)
平均気温が27℃の条件下で、ユウガオ(かちどき2号)を播種し、その2日後にスイカ(縞王MK)を播種し、それぞれ播種10日後に、ユウガオにおいては胚軸下部(根と胚軸の境界)と子葉上部で切断し、これに子葉下部で切断したスイカを挿し接ぎした。この接ぎ木苗を実施例3と同様の培土を充填した50穴セルトレイに挿し木した。各セルトレイ(容量約80ml)には、試験区、対照区ともに慣行の育苗土を充填後、試験区は▲1▼−3を1セル当たり20mlを潅水し、次に▲2▼-2(b)と▲3▼-2(b)を個々に20ml潅水した。対照区には水及び0.1%塩化カルシウム溶液と0.1%アルギン酸ナトリウム溶液を同量、同様に潅水した。3週間育苗を行い、接木部の活着不良苗を除いて成苗率を調査した。各区20苗を使用した。結果を表5に示した。
【0021】
【表5】
Figure 0004079209
【0022】
<実施例6>(高温期の断胚軸トマトの挿し木)
ハウス内最高温度43℃、最低28℃の条件で、トマト(桃太郎ヨーク)を慣行の育苗土に播種し、本葉2枚で胚軸下部(根と胚軸の境界)を切断し、試験区、対照区ともに慣行の育苗土を充填した50穴セルトレイに挿し木した。試験区は、挿し木前に▲1▼−2、▲2▼-2(a)、▲3▼-2(a)、▲4▼-1(b)、▲5▼-1(b)、▲6▼-1(b)を各20mlずつ潅水し、対照区はアルギン酸ナトリウム溶液を同量、同様に潅水した。挿し木後、2〜3週間育苗を行った。育苗後の成苗率と2断根の形成率を調査した。各区1500苗を使用した。2断根の形成率は各区20苗を任意に選抜して調査した。結果を表6に示した。
【0023】
【表6】
Figure 0004079209

Claims (3)

  1. シュードモナス・フルオレッセンスFPT-9601菌株(寄託番号FERM BP-5478)、FPH-9601菌株(寄託番号FERM BP-5479)、TSB-25菌株(寄託番号FERM P-17702)、FPT-Y1菌株(寄託番号FERM P-17700)、FPT-B1菌株(寄託番号FERM P-17699)及びザントモナス・マルトフィリアXM-D菌株(寄託番号FERM P-17701)から選ばれた菌株を接種してなる挿し木苗。
  2. 請求項1記載の菌株の少なくとも1種以上を含有した溶液又は固形物を用いて、挿し木苗に菌株を接種することを特徴とする挿し木苗への菌株の接種方法。
  3. 請求項2記載の菌株の菌体濃度が102〜108CFU/mlの溶液又は104〜107CFU/gの固形物である請求項2記載の挿し木苗への菌株の接種方法。
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