JP2614913B2 - シュードモナス属細菌p―4菌株、土壌病害防除剤及び土壌病害防除方法 - Google Patents

シュードモナス属細菌p―4菌株、土壌病害防除剤及び土壌病害防除方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、土壌より分離した新細菌シュードモナス・
フルオレッセンスP−4菌株、P−4菌を含有する植物
の土壌病害防除剤並びにP−4菌を植物の茎葉部、根
部、種子又は土壌に接種することにより、植物の土壌病
害を防除する方法に関するものである。
[従来の技術] 植物の土壌病原菌は、土壌中に生存し、植物の茎葉
部、根部或いは種子より侵入して被害を与える。
植物の地上部の病害防除の場合には、有効な化学品農
薬が数多く使用されているが、土壌病害の防除には、土
壌が介在するために薬剤が直接に病原菌に作用しにく
く、有効な薬剤が少ない。そのため、くん蒸剤や蒸気に
よる土壌消毒が有効な防除方法とされてきた。しかし、
毒性の高いくん蒸剤の使用による環境汚染の問題や処理
の費用が高いという問題があり、年々その使用は制限さ
れており、土壌病害による被害は増大傾向にある。
この対策として、自然界に存在し、病原菌に拮抗する
天敵微生物を用いた生物防除方法は、環境汚染を回避
し、かつ処理コストを低減させるため注目され、近年各
方面で研究されているが、効力的に有効なものは極めて
少なかった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、くん蒸剤あるいは蒸気による土壌消
毒の場合に問題となっている、環境汚染及び高い処理コ
ストを改善すること、並びに安定した効力を示す天敵微
生物を用いた防除方法を提供することである。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは上記問題点を解決するために、土壌病害
防除に有効な天敵微生物を探索した結果、カーネーショ
ン栽培地の土壌中より分離した新細菌シュードモナス・
フルオレッセンスP−4菌株(微工研菌寄託番号10194
号)はカーネーションの土壌病害であるカーネーション
萎ちょう細菌病(病原菌:Pseudomonas caryophylli BUR
KHOIDER)の発病を顕著に抑制し、更に他の土壌病害に
も有効であることを発見し、本発明を完成した。
本発明の細菌P−4菌株は、千葉県安房郡丸山町のカ
ーネーション栽培地のカーネーション(品種:スーパー
コーラル)の株元の土壌より本発明者らによって分離さ
れた。本菌株は寒天培地上でカーネーション萎ちょう細
菌病菌に対して抗菌活性を示し、更に本歯の培養菌体を
カーネーションの苗の茎部、根部等に接種することによ
り、前記病害を有効に防除することができる。
拮抗微生物の分離方法 カーネーションの株元土壌(株を中心にして10cm四
方、深さ10cm)1をビニル袋に入れ良く混合した後、
30gを取る。270mlの滅菌水に土壌を加え30分間振盪した
後、1時間静置した。
上清の1mlを滅菌水9mlが入った試験管に加え、良く混
合した。その後、同様にして10倍ずつ段階希釈し、10-1
〜10-6濃度の土壌希釈液を作製した。
キングB寒天培地(栄研製)15mlを固化させて作製し
た平板培地上に、上記の各濃度の土壌希釈液のそれぞれ
1mlずつを滴下し、培地上に拡げた。これを28℃下で72
時間培養し、形成された細菌(含放線菌)コロニーが平
板当り10〜30個程度のものを選びだした。
前もって28℃下、24時間、PSA斜面培地で培養してお
いたカーネーション萎ちょう細菌病菌の菌体を滅菌水に
懸濁し、109cfu(Colony Forming Unit)/mlの菌体懸濁
液を作製しておき、その1mlを40℃で加熱溶解したPSA培
地の9mlに混合し、上記で選抜した平板に重層した。
28℃で48時間培養し、先のコロニーの周辺にカーネー
ション萎ちょう細菌病菌の生育阻止ゾーンが形成された
コロニーの細菌を拮抗微生物とした。
このようにして得られた細菌菌株は、数度の単コロニ
ー分離を行ない純化した。
P−4菌株の菌学的性質 形態学的性質:グラム陰性桿菌0.7×1.5〜2.5鞭毛1〜
2 生理学的性質:カタラーゼ陽性、蛍光色素産生陽性、PH
B蓋積陰性、庶糖からレバンを形成せず、ゼラチン溶解
性極くわずか、41℃で生育せず、アルギニンジヒドラー
ゼ陽性 培地A:ペプトン20.0g、グリセロール10.0g、K2SO410.0
g、MgCl21.4g及び寒天20.0g、水1、pH7.2 培地B:プロテオスペプトン20.0g、グリセロール10.0g、
K2HPO41.5g、MgSO4・7H2O1.5g及び寒天20.0g、水1、
pH7.2 シュードモナスF:プロテオスペプトンNo.3 20.0g、マル
トース10.0g、K2HPO41.5g、MgSO4・7H2O0.73g及び寒天2
0.0g、水1、pH7.2 シュードモナスP:ペプトン20.0g、DL−アラニン2.0g、
くえん酸塩10.0g、K2SO48.6g、KCl1.4g、MgSO4・7H2O1.
4g、水1、pH7.2 炭素化合物の利用性 利用できるもの: アセテート、サクシネート、プロピオネート、ラクテ
ート、グリコネート、グリセロール、マンニトール、デ
キストロース、トレハロース、サルコシン、L−アラビ
ノース、イノシット、フラクトース、L−マレート、グ
リセレート、ガラクトース、サクロース、D−キシロー
ス、D−マンノース 利用できないもの: ゲラニオール、ベンゾエート、テストステロン、ドデ
カン、ヒスタミン、アドニトール、レブリネート、グル
コネート、アゼレート、グルコレート、エリスリトー
ル、L−ラムノース、マルトース、ラクトース、澱粉、
アジペート、タータレート 注:培地組成、NH4NO31.0g、KH2PO41.0g、MgSO4・7H2O
0.5g、KCl0.2g及び炭素源1〜10g、水1中、pH7.2 窒素化合物の利用性 利用できるもの: L−イソロイシン、L−バリン、L−リジン、L−ア
ルギニン、L−セリン、β−アラニン、L−ヒスチジ
ン、L−アスパルテート、L−チロシン、L−シトルリ
ン、L−フェニルアラニン、L−プロリン、L−シスチ
ン、L−グルタメート、グリシン、L−スレオニ、L−
ヒドロキシプロリン、L−ロイシン 利用できないもの: L−メチオニン、1−アミノペンタン、n−ブチルア
ミン、ベンジルアミン、L−トリプトファン、ヒスタミ
ン 注:培地組成、グルコース10.0g、KH2PO41.0g、MgSO4
7H2O0.5g、KCl0.2g及び窒素源1〜2g、水1、pH7.2 これらの結果から、Bergey's Manual of Systematic
Bacteriology(1984)で検索し、トレハロースの利用性
が陽性であることからシュードモナス・フルオレッセン
ス(Pseudomonas fluorescens)に属する新菌株と同定
した。
また、本菌株は下記の土壌病原菌に対しても抗菌活性
を示し、カーネーション萎ちょう細菌病に限らず、多く
の土壌病害および種子伝染病害の防除に有効である。
Clavibactor michiganensis subsp.michiganesis(ト
マトかいよう病)、 Pseudomonas solanacearum(タバコ立枯病およびナス
青枯病)、 Pseudomonas syringae(ユリ科春腐病)、 Pseudomonas cichorii(チシャ腐敗病)、 Pseudomonas glumae(イネもみ枯細菌病)、 Erwinia carotovora subsp.carotovora(ハクサイ軟
腐病)、 Xanthomonas campestris(アブラナ科黒腐病)など細
菌による土壌病害 Fusarium oxysporum(多くの野菜・花卉類の萎ちょう
病)、 Rhizoctonia solani(多くの野菜・花卉類の立枯病、
根腐病)、 Verticillium dahliae(野菜類の半身萎ちょう病)な
ど糸状菌による土壌病害に有効である。
P−4菌を培養するには、周知の方法、例えば公知の
液体培地(例えばしょ糖・ジャガイモ液体培地;ジャガ
イモ200gの煎汁液、しょ糖20g、水で1に希釈し、pH
を7.0に調整)に接種し、25〜30℃で48時間前後振とう
培養すれば良い。また、寒天入りの斜面培地や平板培地
で培養しても良い。
次に培養したP−4菌を以下のように処理して生菌体
懸濁液を調製する。液体培地の場合には培養後遠心分離
(例えば3000rpm、30分間)して、その沈殿物を蒸留水
に懸濁する。懸濁液中の菌体濃度は懸濁液1ml当り106
1010cfu、好ましくは107〜109cfuである。また、斜面や
平板培地の場合は菌体を殺菌水中にかきとり懸濁すれば
良い。
このようにして調製した懸濁液を植物苗の移植穴又は
播種穴の土壌に散布する。或いはまた植物の苗(例え
ば、カーネーション、トマト、ナス、キュウリ、スイカ
などの移植苗)の根又は挿芽を30分から1時間P−4菌
懸濁液に浸漬し、圃場に移植すれば良い。また、種子の
場合(例えば、イネ、ムギ、ダイコンなど)は、種子を
P−4菌懸濁液に同じ時間浸漬し、播種すれば良い。
更に、効力を上げるためにP−4菌懸濁液にタルクな
どの鉱物質担体を混合し、ペースト状にしたもので根を
処理しても良い。また、イネの場合は箱育苗の際、種も
みにP−4菌を処理するだけでなく、育苗培土に処理し
てもよい。更に、カーネーションの切り苗を発根させる
場合には、一般に使用されている発根促進剤と同時に用
いると効力は増大する。
従来、病原菌に対して抗菌物質を生産する微生物は細
菌に限らず、放線菌、糸状菌などで発見されているが
(例えば、抗生物質を生産する放線菌など)、これらの
生菌が植物病害防除に使用された例は数少ない。これ
は、これらの微生物を植物に処理しても定着する能力が
なく、土壌中で安定して抗菌物質を生産することができ
ないためと考えられている。これに対し本菌は、植物の
根表面および根圏で安定して増殖することが、電子顕微
鏡観察および本菌の薬剤耐性突然変異株を使用した試験
で確認されている。
以下実施例をあげて本発明の内容を詳細に説明する。
実施例1(各種植物病原菌に対する抗菌活性) 滅菌したキングB培地(日本製薬株式会社製)10mlを
直径9cmの滅菌したシャーレに流し、固化して作った平
板数枚にP−4菌を一白金耳ずつ移植し、28℃で48時間
培養することによりコロニーを形成させた。
別に斜面培地で培養した病原菌の菌体を滅菌水に懸濁
し、1ml当り菌数が108cfuとなるように調整した懸濁液
を準備し、各々の懸濁液1mlを40℃前後に加熱したジャ
ガイモ煎汁寒天培地(ジャガイモ300gの煎汁液、しょ糖
20gおよび寒天15gを水1に希釈し、pHを7.0に調整し
た後、120℃で15分間加圧滅菌したもの)9mlに混合し、
上記のP−4菌のコロニーを形成させた平板の上に重層
した。このようにして作った平板を更に28℃で48時間培
養し、P−4菌のコロニーの周囲に形成された病原菌の
生育阻止円の直径を測定した。
結果は表−1に示した。
実施例2(カーネーション切り苗の挿芽発根時における
カーネーション萎ちょう細菌病の感染防除試験) 本圃で成育させたカーネーション(品種;ノラ)の母
株より長さ10cm前後の側芽を切取り供試した。
各処理区の処理液の調整は次のようにして行った。
P−4菌処理区:P−4菌の生菌が109cfu/ml含まれる
濃度に蒸留水で懸濁液を調整した。
対照区:殺菌蒸留水を使用した。
このようにして調整した各処理液を1000mlのビーカー
に入れ、深さ2cmとしたその中に、上記カーネーション
切り苗を60本ずつ入れ、1時間浸漬した。
病原菌汚染土壌は次のようにして調整した。
バーミキュライトに鹿沼土を容量で40%混合した土壌
に、斜面培地で28℃・48時間培養して得た病原菌(Pseu
domonas caryophylli)生菌体の蒸留水懸濁液を混合
し、濃度が土壌1g当り108cfu/gとなるように調整した。
このように調整した汚染土壌300gを深さ10cmの角型プ
ラスチック・ポットに充填した。このようなポットを6
個準備した。また、対照として病原菌で汚染されていな
いものも同数準備した。
次に前記で準備した処理苗を、通常行われているよう
に発根促進剤(オキシベロン0.5%粉剤;塩野義製薬株
式会社製)で処理し、10本ずつ汚染土壌のポット3個に
挿芽し、残りを同様に汚染されていないポット3個に挿
芽した。
これらのポットを20℃に保ったガラス温室内に入れ、
直射日光が当たらないように寒冷沙で覆いをし、1か月
間育成後、発根状況を調査した。
発根度は、対照の無処理・無接種区の発根程度を100
%とし、これに対する各処理区の発根割合を調査し、相
対発根度を求め、各処理区の総数30本の平均を算出し
た。
結果は、表−2からわかるようにP−4菌処理区は病
原菌の有無に拘らず、対照の無処理・無接種区と同様
に、健全な発根が観察された。これに対し、病原菌汚染
土壌にP−4菌無処理苗を挿芽した場合は全ての苗で発
根が阻害された。
またP−4菌は病原菌の感染を顕著に阻止することを
示し、植物に対しても害を与えないことが分った。
実施例3(定植時期におけるカーネーション萎ちょう細
菌病の防除試験) 種苗会社より購入したカーネーションの発根苗(品
種;Clowry Pink)を供試した。
P−4菌および対照の処理液の調整は実施例2と同様
にして行った。
病原菌の汚染土壌は、実施例2と同様にして準備した
病原菌懸濁液を、通常カーネーションの栽培に使用され
るような土壌、すなわち有機質の多い火山灰土壌にピー
トモスを容量にして20%混合したものに混合し、土壌1g
当り濃度が108cfu/gとなるように調整した。
処理液にカーネーション発根苗の根部を30分間浸漬
し、汚染土壌を充填した縦50cm、横80cm、高さ30cmの箱
に移植した。対照としてP−4菌無処理区およびP−4
菌無処理の苗を非汚染土壌に移植した区とを設けた。ま
た、各試験区には10本ずつ苗を移植した。その後、室温
内で2ヵ月間育成して発病状況を調査した。
その結果、表−3に明らかなようにP−4菌処理区は
顕著な発病抑制を示した。
実施例4(挿芽発根時における感染防止試験) 目的;カーネーションの挿芽発根時における病原菌感染
防止効果を試験した。
試験方法;P−4菌懸濁液(109cfu/ml)に苗を浸漬し、
汚染土(108cfu/g土壌)に挿芽した。20℃温室内で1か
月間育成後、発根程度を調査した。
結果; P−4菌無処理区では、病原菌無接種区は、発根促
進剤(IBA;オキシベロン粉剤)の有無に拘らず、根の良
好な繁殖が認められた。
P−4菌無処理の病原菌接種区では、IBAの有無に
拘らず、発根は認められなかった。
P−4菌処理区では、IBAを処理した場合に良好な
発根が認められた。
P−4菌はカーネーションに対する病原性及び薬害
は認められず病原菌無接種の区では共に良好な発根程度
を示した。
実施例5(P−4菌による挿芽処理と発根苗根部処理と
の防除効果) 試験方法; 挿芽処理 カーネーション母株(品種;Clowry Pink)より採取し
た側芽(長さ10cm)の切口より1cmを、PSA斜面培地で24
時間培養したP−4菌の懸濁液(109cfu/ml)に30分間
浸漬後、カーネーション萎ちょう細菌病菌(Pseudomona
s caryophylli)を接種したバーミキュライト(108cfu/
g)に挿芽した。
その後、通常の細胞方法に準じ、20℃前後の温度下で
随時灌水を行い、1ヵ月後に発根状況を調査した。なお
対照として、P−4菌を処理せずに病原菌汚染土壌に挿
芽した区および病原菌非汚染土壌に挿芽した区とを設け
防除効果の比較とした。
発根苗根部処理 市販のカーネーション発根苗(品種;Clowry Pink)の
根部をと同様にP−4菌で処理しと同様の病原菌汚
染土壌に移植し、温度25℃前後の温室内で育成し、一ヵ
月後、病徴を調査した。と同様の対照区を設けた。
結果; では、発根が皆無であったもの及び非接種区に比べ
て根の発達が劣るものを発病株とした。
では、萎凋症状を示したものを発病株とした。
各処理区とも10株ずつ、3反復(Lot.1,2,3)で試験
した。
[発明の効果] 上記実施例から明らかなように、本発明のP−4菌
は、植物の土壌病害防除剤として植物の茎葉部、根部、
種子又は土壌に接種して有効である。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】土壌病害菌または種子伝染病害菌に有効な
    シュードモナス・フルオレッセンスP−4菌株。
  2. 【請求項2】請求項1記載のP−4菌を含有する植物の
    土壌病害防除剤。
  3. 【請求項3】請求項1記載のP−4菌を植物の茎葉部、
    根部、種子又は土壌に接種することにより、植物の土壌
    病害を防除する方法。
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