JP4079097B2 - 高清浄鋼の溶製方法 - Google Patents

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本発明は、高清浄鋼の溶製方法に関し、とくに高純度鋼や珪素鋼、その他冷延鋼板に要求される高純度レベルまで、窒素(N)、硫黄(S)およびリン(P)等の不純物元素を有利に低減する溶製方法を提案するものである。
近年、鋼の高純度化に対する要求の高まりに伴い、溶鋼中のN、SおよびPなどの不純物元素をより低レベルまで低減させる様々な方法が検討されている。とくに、鋼へのP、S、Nなどの不純物元素の混入は、鋼の靭性の低下や加工性を低下させる原因ともなることから、鋼中炭素と共にその低減が求められている。
例えば、従来、真空脱ガス装置の浸漬管耐火物の外周を水素または水素と不活性ガスを主成分とするガスでシールすることによって、空気中の窒素の吸収を防止すると共に、該耐火物を介して水素を積極的に溶鋼中に混入させて脱炭を促進することにより、極低C、極低N鋼を溶製する方法が提案されている(特許文献1)。
また、真空脱ガス槽と組み合わせた取鍋内の溶鋼を減圧精錬する際、未脱酸溶鋼への不活性ガスと脱硫剤の吹き込みを特定条件下で行なうことによって、極低C、低N、極低S鋼を製造する方法もある(特許文献2)。
さらに、転炉鋼の[C]を0.1mass%以上の高いレベルに設定し、溶鋼表面に吸着する[O]を低減させると共に、脱炭反応によって生成するCOガス気泡を溶鋼の攪拌に積極的に利用することにより、脱N反応を促進させ、真空脱ガス処理で極低N鋼を製造する方法も提案されている(特許文献3)。
特開平6−306444号公報 特開平3−281721号公報 特開平7−166230号公報
また、最近では、極低N鋼の溶製方法として、転炉や電気炉等の一次精錬炉から取鍋へ出鋼する際、溶鋼中酸素を未脱酸とすることにより、吸窒を防止し、さらにVODやRH脱ガス装置等の二次精錬装置を用いて真空脱窒を行なう方法が広く用いられている。
しかしながら、前記特許文献1〜3に記載の従来技術では、現在求められている高純度鋼としてのレベルにまでN,SおよびPを低減させることができず、また、前記一次精錬炉とRH脱ガス装置とを組み合わせる方法でも、ある程度低N化を実現することはできるものの、高純度鋼として要求されるレベルの極低S、極低Nおよび極低P化を併せて達成することはできないという問題点があった。
その理由は、脱Sは、次式
〔S〕+(CaO)→(CaS)+〔O〕
の反応によって起こるため、この反応を促進させるためには、溶鋼脱酸を行って鋼中酸素ポテンシャルを低下させると共に、塩基度の高いスラグとすることが求められるが、従来の極低N鋼の溶製方法においては、低N化を優先して溶鋼を未脱酸とするため、脱Sが進まず、たとえ脱Sのためのフラックスインジェクションを行ったとしても、鋼中S量はせいぜい〔S〕:20〜30 ppm程度にまでしか低減させることができない。
また、溶鋼中のPについては、次式
2〔P〕+5(FeO)=(P)+5〔Fe〕
の酸化反応により脱Pされるため、一次精錬炉で脱炭を行う際に、スラグ中のFeOを高めることにより、脱Pを促進させる方法が採用されている。しかしながら、〔P〕≦50ppmの極低リン鋼の溶製となると、転炉から流出したスラグ中に含まれるP25から溶鋼中に復Pする可能性がある。また、上掲式の反応からも判るように、脱P反応は酸化反応であるのに対し、脱S反応は還元反応であるため、脱Pと脱Sを同時並行的に起こさせることは、基本的にできないという問題がある。
また、転炉での脱P処理を優先させる場合、〔C〕を0.02 mass%程度まで吹き下げる必要があり、前記従来技術(特許文献1)に示されているように、転炉内溶鋼の[C]を0.1 mass%以上もの高いレベルに設定することができず、その後にRH脱ガス処理を行っても、〔N〕を30 ppm以下まで低減することはできないという問題点があった。
本発明は、上記の問題を有利に解決するもので、溶鋼中のN、SおよびP量をそれぞれ、〔N〕≦20 ppm、〔S〕≦9ppm、〔P〕≦45 ppm程度とした高清浄鋼の有利な溶製方法を提案することを目的とする。
すなわち、本発明は、予備処理済みの溶銑を一次精錬炉にて脱Cおよび脱P精錬して未脱酸溶鋼を溶製し、その溶鋼を取鍋精錬炉に移しCaO含有フラックス添加、加炭をしてから脱S処理を行うと共に、Alの添加を行い、その後、VODに移して送酸することによってAl昇熱を生じさせ、このAl昇熱によって脱炭量が0.05〜0.20mass%までの脱Cを行うと共に、この脱C反応による脱ガス作用によって脱Nを行なうことにより、溶鋼中のN、SおよびP量をそれぞれ、〔N〕≦20ppm、〔S〕≦9ppm、〔P〕≦45ppmにまで低減させることを特徴とする高清浄鋼の溶製方法である。
なお、本発明においては、前記VODにおけるAl昇熱時に生成するAlに応じてCaO含有フラックスを添加し、塩基度を調整すること、および一次精錬炉からの未脱酸溶鋼の出鋼時に、スラグ除去を行なうことが望ましい。
かくして、本発明によれば、〔N〕≦20 ppm、〔S〕≦9ppm、[P]≦45 ppmを満足する極低N、極低Sおよび極低Pの高清浄鋼を安定して得ることができる。
発明者らは、本発明の開発に先立ち、転炉、取鍋精錬炉(LF)およびVODを種々に組み合わせて、表1に示す製造プロセスで鋼を溶製し、その際のN,SおよびPの低減レベルについて調査した。得られた結果を表1に併記する。
Figure 0004079097
表1に示したとおり、製造プロセスaでは、VOD後に〔N〕を30 ppm以下まで低減することができるものの、その後に行うLFでの脱S処理の際に、大気中からの吸Nが起こり、連続鋳造(CC)における〔N〕は30〜40 ppm程度にまで増加してしまう。
また、製造プロセスbでは、LFでの脱S処理時に吸Nが生じるが、その後のVOD処理により、[N]を20 ppm以下にまで低減することができる。しかしながら、[P]については、一次精錬炉にて生成したスラグが残存すると、スラグ中のP25から復Pが生じるため、[P]≦35 ppm程度になる。
さらに、製造プロセスcでは、〔N〕を20 ppm以下に低減できるものの、LFを省略するため、脱Sができず、〔S〕≦9ppmを達成することはできない(20〜25 ppm)のである。
表1に示した結果からわかるように、製造プロセスaではLF処理の際に吸Nが生じ、十分な脱Nができないこと、製造プロセスcでは脱Sができない。そこで、発明者らは、製造プロセスbをベースにして、さらに調査を行った。すなわち、発明者らは、LFにおける脱S処理とVODの組み合わせにより、復Pを防止しつつ脱Sと、とくに脱Nを如何に効果的に行なうかについて検討を行った。
まず、VODによる脱Nレベルについて検討した。「鉄冶金熱力学 P.133」(大谷ら)によれば、真空下における溶鋼中の平衡N[%N]は、次式(1)
log〔%N〕=−〔(188/T)+1.246〕+〔(logPN2)/2〕・・・(1)
ここで、T:溶鋼温度(℃)
PN2:窒素分圧(atm)
で表すことができ、PN2がそれぞれ66Pa、133Paの時、〔%N〕はそれぞれ12 ppm、16 ppmとなる。したがって、理論的には、VODで到達可能なNレベルは、12 ppm〜16 ppmであることから、さらに低減できる可能性が示唆された。
なお、前記特許文献3には、溶鋼中に多量のフリーな[O]や[S]が含まれていると、SやOが溶鋼表面に吸着し、脱N反応を抑制することから、溶鋼中の[C]を高いレベルに設定してフリーな[O]を低減し、脱N反応が促進させることが記載されている。
そこで、発明者らは、上記プロセスbに従いVODスタート時における〔C〕を高いレベルに設定し、その状態で、VODに送酸して脱炭を行い、その際の脱N挙動についての調査を行なった。なお、VODスタート時の[C]は、黒鉛またはコークスを添加して、0.12 mass%および0.14 mass%の2通りに調整した。得られた結果を表2に示す。
Figure 0004079097
表2に示したとおり、VODにてΔC:0.111〜0.138 mass%程度の脱Cを行うことによって、ΔN:26〜55 ppm程度の脱N効果が得られることが判明した。
なお、[C]調整のために添加した黒鉛またはコークスなどの加炭材には、一般にSが含まれているため、VOD処理時に加炭すると[S]の値が上がってしまう。
そこで、本発明では、LFにて脱S処理を行う前までに加炭することにより、LFにおける加炭材からのS分も脱S処理することにした。また、Pについては、転炉から流出したスラグ中に含まれるP25からの復Pが、溶鋼中のP濃度増加の原因であることから、LF処理に先立ち、未脱酸溶鋼の出鋼時にスラグを除去することにより、復Pを抑制することが好ましい。
ところで、LFにおいて脱Sを行う際、脱酸剤としてAlを添加するが、Alは、LF後のVOD処理における送酸によって酸化され、Al23となり、その際の発熱反応によって溶鋼温度が上昇する。
発明者らは、VOD処理での脱N挙動を調査したところ、表3に示すように、Al昇熱によっても脱Nが進行することを知見した。
Figure 0004079097
以上のような知見から、本発明方法によれば、LFにおける脱S処理とVODの組み合わせにより、復Pを防止しつつ脱Sと脱Nを効果的に行うことができ、その結果、溶鋼中のN、SおよびP量はそれぞれ、〔N〕≦20 ppm、〔S〕≦9ppm、〔P〕≦45 ppmを満足する高清浄鋼を有利に溶製することができることがわかった。
(実施例1)
図1に示す本発明に従う好適プロセスにより、高純度鋼の溶製を行った。すなわち、予備処理済みの溶銑を、転炉に装入し、転炉で脱Cおよび脱Pを行ったのち、未脱酸状態で出鋼して吸Nを防止する。ついで、スラグを除去したのち、LFにてCaO含有フラックスの添加、加炭およびAl脱酸を行う。ついで、LFでフラックスインジェクションによる脱S処理後、送酸機能を有するVODにおいて、溶鋼に対して送酸し、Al昇熱による脱Cを行うと同時に、脱Nも併せて行った。
上記の製造プロセスによって溶製した溶鋼の成分組成の変化について調べた結果を表4に示す。
Figure 0004079097
表4に示したとおり、本発明に従って溶製することにより、〔N〕≦20 ppm、〔S〕≦9 ppm、〔P〕≦45 ppmの高清浄鋼が得られることがわかる。
また、VODにて生成するAl23とバランスするようにCaO含有フラックスを添加して、塩基度を調整した場合、溶鋼の清浄度がさらに向上することも確認された。
本発明は、高純度鋼材、珪素鋼材等の高級鋼材、製造に限らず、純鉄代替部材として高合金鋼製造用材料の製造用技術として利用される。
本発明に従う好適製造プロセスを示す図である。

Claims (3)

  1. 予備処理済みの溶銑を一次精錬炉にて脱Cおよび脱P精錬して未脱酸溶鋼を溶製し、その溶鋼を取鍋精錬炉に移しCaO含有フラックス添加、加炭をしてから脱S処理を行うと共に、Alの添加を行い、その後、VODに移して送酸することによってAl昇熱を生じさせ、このAl昇熱によって脱Cを行うと共に、この脱C反応による脱ガス作用によって脱Nを行なうことを特徴とする高清浄鋼の溶製方法。
  2. VODにおけるAl昇熱時に生成するAlに応じて、CaO含有フラックスを添加し、塩基度を調整することを特徴とする請求項1に記載の高清浄鋼の溶製方法。
  3. 一次精錬炉からの未脱酸溶鋼の出鋼時に、スラグ除去を行なうことを特徴とする請求項1または2に記載の高清浄鋼の溶製方法。
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