JP4077768B2 - シートの水底敷設方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シートの水底への敷設方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、河川や海など流水が生じている水域に設けられた構造物の基部を流水による洗掘から保護するために、構造物の近傍の水底を覆うようにしてコンクリートブロックや捨石を敷き詰める場合がある。このとき、各コンクリートブロックや各捨石の隙間から水底の砂が水中に吸い出されるのを防止するため、コンクリートブロックや捨石の下に吸出し防止シートを敷設している。また、河川や海に石などを沈下させて水底に載置する場合にも、水底の土砂が撒き上がって水中が濁るのを防止するために、水底に吸出し防止シートを敷設している。そして、吸出し防止シートを水底に敷設する方法としては、ロール状に巻かれた状態の吸出し防止シートの基端部を構造物の近傍の水底に固定し、吸出し防止シートに取り付けたホースに注水して膨張させることにより、吸出し防止シートを平板状に展開させて水底に敷設するシートの敷設方法がある。この敷設方法では、構造物上に設置したウインチのワイヤが吸出し防止シートの展開方向における先端部に取り付けられており、ウインチからワイヤを繰り出しながら吸出し防止シートを展開させている。これにより、吸出し防止シートを展開させる際に、吸出し防止シートの展開方向における先端部をワイヤによって支持することができるため、吸出し防止シートを円滑に展開させることができる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平09−316853号公報(第2頁、第4図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のシートの敷設方法では、以下の問題がある。
吸出し防止シートを展開させる際に、吸出し防止シートの展開方向における先端部を支持するためのウインチが必要となるため、施工費用が高くなってしまうという問題がある。さらに、吸出し防止シートを構造物から離れた位置に敷設する場合には、ウインチを水上に設置するための架台を設ける必要があり、敷設作業が煩雑になってしまうという問題がある。
【0005】
本発明は、前記問題を解決するためになされたものであり、流水が生じている水域においても、シートの展開方向における先端部を支持することなく、シートを円滑に展開させることができ、作業を簡易化することができるとともに、施工費用を低減することができるシートの水底敷設方法を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決すべく構成されるものであり、請求項1に記載の発明は、シートの水底敷設方法であって、(1)収縮されている中空のシートの基端部を支持体に固着させた状態で、シートおよび支持体を流水が生じている水域の水底に載置する支持体設置工程と、(2)シートの基端部からシートの内部に注水して、シートを膨張させることにより、シートを流水の下流に向けて平板状に展開させるシート展開工程とを含むことを特徴としている。
【0007】
ここで、流水が生じている水域とは、水の流れが生じている河川や海などの水域である。
また、シートは、展開させた際に平板状となる中空体であれば、シート全体が膨張して展開する袋状のものや、シートが部分的に膨張して展開するものなど、その形状および材質は限定されるものではない。
さらに、シートを収縮させる構成としては、例えば、内部が空の状態のシートをロール状に巻くことにより収縮させる構成など、収縮させたシートが水中で円滑に展開することができるのであれば、特に限定されるものではない。
【0008】
この発明によれば、シートを流水の下流に向けて展開させることにより、水の流れによってシートに展開方向の引張力が作用し、シートの湾曲や捻れが防止されるため、シートの展開方向における先端部を支持することなく、シートを円滑に展開させることができる。
【0009】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のシートの水底敷設方法であって、シート展開工程において、シートの内部に注水される水に、流水よりも比重が大きい混入物を混在させることを特徴としている。
【0010】
ここで、混入物の材質や量は限定されるものではないが、注水した水とともにシートの内部全体に拡散されるように構成する必要がある。
【0011】
この発明によれば、シートの内部に砂や土等の混入物が混在している水を注水することにより、混入物の重量によってシートを確実に沈下させることができるため、シートを効率良く水底に敷設することができる。
【0012】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のシートの水底敷設方法であって、シート展開工程において、展開させたシートを流水の流れによって水底に押え付けるようにして、シートを展開方向において上方に反らせることを特徴としている。
【0013】
ここで、シートを展開方向において上方に反らせる方法としては、例えば、シートの展開方向における先端部と基端部にロープを取り付け、ロープの張力によってシートを上方に反らせる方法を適用することができる。
【0014】
この発明によれば、シートを展開方向において上方に反らせることにより、シート全体が所謂スポイラと同様の形状となるため、シートの上面に水の流れが当接してシートが下方に押し下げられる。これにより、シートを水の流れによって水底に押え付けることができるため、シートを簡易かつ確実に水底に敷設することができる。
【0015】
したがって、本発明のシートの水底敷設方法では、シートの展開方向における先端部を支持することなく、シートを円滑に展開させることができ、シートの水底への敷設作業を簡易化することができるため、従来のシートの敷設方法よりも施工期間を短縮することができるとともに、施工費用を低減することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
なお、各実施形態の説明において、同一の構成要素に関しては同一の符号を付し、重複した説明は省略するものとする。
【0017】
本発明の実施形態に係るシートの水底敷設方法は、河川や海などの流水が生じている水域に適用可能であり、この実施形態では、水底に敷き詰められたコンクリートブロックの隙間から水底の砂が水中に吸い出されるのを防止するために、水底にシートを敷設する場合を例として説明する。
【0018】
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態に係るシートについて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るシートをコンクリートブロックに固着させた状態を示した斜視図である。
【0019】
シート10は、平面視で長方形に形成されている袋状の中空体であり、図1に示すように、軸方向における両端部を先端部11および基端部12としている。シート10の基端部12は、コンクリートブロック(請求項における「支持体」)20の側面に複数のボルトBによって取り付け可能となっており、2個の取付部13,13がシート10の幅方向における両側部に設けられている。取付部13は、シート10の表面および裏面に露出するようにしてシート10に嵌め込まれている長方形の鋼板であり、ボルトBを挿通可能な複数の貫通孔が幅方向に並設されている。
また、シート10の裏面の幅方向における中央部であり、各取付部13,13から先端部11側に所定間隔を離した位置には、シート10の内部に連通しているパイプ状の注水口14が突設されている。
【0020】
コンクリートブロック20は、図1に示すように、平面視で十字状に形成されている平板21の四隅に立方体のブロック体22が設けられているものであり、コンクリートブロック20の横幅はシート10の幅と同一に形成されている。また、平板21の下面は、各ブロック体22の下面よりも高い位置に配置されており、コンクリートブロック20を水底に載置した際に、水底面と平板21との間に隙間が形成されるようになっている。なお、コンクリートブロック20の形状は限定されるものではないが、本実施形態では、水底に敷き詰められるコンクリートブロックと同一形状のものを使用することにより、コンクリートブロック20の製作費用を抑制している。
また、コンクリートブロック20の後方側(図1の右側)の2体のブロック体22,22の後面は、シート10の基端部12を取り付けるための取付面23となっており、各取付面23には、シート10の基端部12に設けられている各取付部13の各貫通孔に対応するようにして、複数のネジ孔が設けられている。また、符号24は、コンクリートブロック20をクレーン等によって吊り上げるための吊り金具であり、各ブロック体22の上面に設けられている。
【0021】
次に、本発明の第1実施形態に係るシートの水底敷設方法について説明する。図2は、本発明の第1実施形態に係るシートの水底敷設方法を示した図で、(a)はシートおよびコンクリートブロックを水底に載置する態様を示した側面図、(b)はシートを展開させる態様を示した側面図である。図3は、本発明の第1実施形態に係るシートの水底敷設方法を示した図で、(a)は展開させたシートの先端部にコンクリートブロックを載置する態様を示した側面図、(b)は展開させたシートの上面に複数のコンクリートブロックを敷き詰めた状態を示した側面図である。
【0022】
(1)支持体設置工程
まず、図1に示すように、シート10の各取付部13,13の貫通孔と、コンクリートブロック20の各取付面23,23のネジ孔の位置とが一致するようにして、シート10の基端部12側にコンクリートブロック20を載置する。そして、シート10の基端部12をコンクリートブロック20の取付面23に沿って上方に折り曲げて各取付部13,13の各貫通孔と取付面23の各ネジ孔とを対応させる。さらに、各取付部13,13の各貫通孔にボルトBを挿通してネジ孔に螺着させ、シート10の基端部12をコンクリートブロック20の取付面23に固着させる。なお、シート10の基端部12をコンクリートブロック20の取付面23に固着させる他の構成としては、予め取付面23にアンカーボルトを突設し、このアンカーボルトをシート10の各取付部13,13の貫通孔に挿通させた状態で、アンカーボルトにナットを螺着させてシート10の基端部12を取付面23に固着させてもよい。
また、シート10を先端部11から基端部12に向けてロール状に巻いて収縮させ、ロール状に収縮しているシート10の裏面の上端部に一端部が取り付けられているロープR1と、シート10の基端部12に一端部が取り付けられているロープR1’との両他端部をコンクリートブロック20の上方で結合させてシート10をロール状に保持する。
【0023】
続いて、図2(a)に示すように、シート10の注水口14に水中ポンプPのホースを接続し、クレーンKのワイヤをコンクリートブロック20の4個の吊り金具24(図1参照)に取り付ける。そして、シート10の基端部12をコンクリートブロック20に固着させた状態で、クレーンKによってシート10およびコンクリートブロック20を吊り上げて移動させ、シート10の先端部11が下流側に配置されるようにして流水中に沈下させて水底に載置する。このとき、コンクリートブロック20の滑動を防止するため、コンクリートブロック20を支持するための杭を水底に打設してもよい。
【0024】
(2)シート展開工程
さらに、図2(b)に示すように、シート10をロール状に保持しているロープR1,R1’の連結を解くとともに、水中ポンプPを作動させて注水口14からシート10の内部に注水する。このとき、シート10の内部に注水する水には、流水よりも比重が大きい砂や土などの混入物を混在させてもよい。このとき、コンクリートブロック20の平板21と水底面との間には隙間が形成されるようになっているため、シート10の基端部12から注水された水は、平板21の下方でシート10の内部を円滑に通過して先端部11側に移動する。
【0025】
そして、図3(a)に示すように、注水した水によってシート10が膨張することにより、流水の下流に向けてロール状のシート10が巻き戻され、シート10が水中で平板状に展開する。
このシート展開工程では、シート10を流水の下流に向かって展開させることにより、水の流れによってシート10に展開方向の引張力が作用するため、シート10の湾曲や捻れを防止することができ、シート10を円滑に展開させることができる。また、注水された水に混在する混入物の重量によってシート10が確実に沈下するため、展開させたシート10を効率良く水底に敷設することができる。
シート10の展開が完了した後に、水底に敷設されたシート10の先端部11に他のコンクリートブロック20’を載置してシート10を固定する。さらに、水中ポンプPをシート10から撤去し、図3(b)に示すように、水底に敷設されたシート10の上面に他のコンクリートブロック20’を敷き詰める。
【0026】
したがって、本発明の第1実施形態に係るシートの水底敷設方法では、流水が生じている水域において、シート10の展開方向における先端部11を支持することなく、シート10を円滑に展開させることができるため、シート10の敷設作業を簡易化することができる。
【0027】
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態に係るシートの水底敷設方法は、第1実施形態に係るシートの水底敷設方法と略同様の構成であり、シート展開工程において展開させたシートを沈下させる際の作業が異なっている。
図4は、本発明の第2実施形態に係るシート展開工程を示した図で、シートを沈下させる様子を示した側面図である。
【0028】
第2実施形態に係るシート展開工程では、図4に示すように、シート10を展開させた後に、ロープR2の両端部をシート10の先端部11と基端部12に取り付け、ロープR2の張力によってシート10を展開方向において上方に反らせることにより、シート10の上面に水の流れを当接させている。これにより、シート10が下方に押し下げられ、シート10を流水の流れによって水底に押え付けることができるため、シート10を簡易かつ確実に水底に敷設することができる。
【0029】
【実施例】
次に、本発明のシートの水底敷設方法に関し、具体的な実施例を示す。
この実施例では、流速が1m/sの流水の水底にシートを敷設する場合について説明する。シートは、軸方向の長さが9.0m、幅が1.7m、引張強度が23kN/mであり、コンクリートブロックは、各側面の横幅が1.64m、高さが0.98m、重量が3t、体積が1.32m3である略直方体のブロックを用いる。
【0030】
まず、シートに作用する抗力を以下の式1によって求める。
F=1/2(C1・ρ・u2・A1) (式1)
(式中、Fは抗力、C1は抗力係数1.0、ρは水の単位体積重量1000kg/m3、uは流速1.0m/s、A1はシートの平面積(軸方向の長さ9.0mと幅1.7mとの積)を表す)
上記式1により、シートに作用する抗力は7.65kNとなる。
【0031】
続いて、コンクリートブロックに作用する抗力を以下の式2によって求める。
D=1/2(C2・ρ・u2・A2) (式2)
(式中、Dは抗力、C2は抗力係数1.0、ρは水の単位体積重量1000kg/m3、uは流速1.0m/s、A2は側面積1.14m2を表す)
上記式2により、コンクリートブロックに作用する抗力は0.57kNとなる。
【0032】
さらに、コンクリートブロックに作用する揚力を以下の式3によって求める。
L=1/2(C3・ρ・u2・A3) (式3)
(式中、Lは揚力、C3は抗力係数0.2、ρは水の単位体積重量1000kg/m3、uは流速1.0m/s、A3は平面積1.82m2を表す)
上記式3により、コンクリートブロックに作用する揚力は0.18kNとなる。
【0033】
ここで、コンクリートブロックを滑動させることなく水底に載置するには、以下の式4を満たしている必要がある。
F+D<μ(W−L) (式4)
(式中、μは滑動摩擦係数0.5、Wはコンクリートブロックの水中における重力16.8kNを表す)
上記式4に式1、式2および式3で求めた各数値を代入すると、8.2kN<8.3kNとなるため、本実施例におけるシートおよびコンクリートブロックを用いて本発明のシートの水底敷設方法を実施可能であることが確認された。
【0034】
なお、本実施例では、シートの基端部に設けられている2箇所の取付部(図1参照)の横幅は0.24mであり、取付部においてシートに作用する引張力は以下の式5によって求められる。
f=F/(B・2) (式5)
(式中、fは引張力、Bは横幅0.24mを表す)
上記式5により、取付部においてシートに作用する引張力は15.9kN/mとなり、シートの引張強度である23kN/mよりも小さいため、本実施例においてシートを破損させることなく敷設可能であることが確認された。
【0035】
以上、本発明の好適な実施形態についての一例を説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更が可能である。
例えば、シート10の構成としては、図5(a)の平面図に示すように、シート10の上面と下面を複数箇所において縫い付ける構成がある。この構成では、平板状に展開させたシート10が縫い目で曲折することにより、シート10は水底の凹凸に対応して変形することができるため、シート10と水底面との密着性を高めることができる。
さらに、図5(b)の平面図に示すように、シート10の端部を折り返して固着させることにより、シート10の基端部、先端部および両側部に中空部16を形成し、シート10の中央部17は単層となるように構成してもよい。この構成では、シート10を形成するために必要な布面積を小さくすることができる。なお、本実施形態では、シート10の両側部に形成されている中空部16を複数箇所で連通させるようにして、シート10の幅方向に中空部を形成している。
【0036】
【発明の効果】
本発明のシートの水底敷設方法によれば、シートを流水の下流に向けて展開させることにより、水の流れによってシートに展開方向の引張力が作用し、シートの湾曲や捻れを防止することができるため、シートの展開方向における先端部を支持することなく、シートを円滑に展開させることができる。これにより、シートの水底への敷設作業を簡易化することができるため、従来のシートの敷設方法よりも施工期間を短縮することができるとともに、施工費用を低減することができる。
さらに、シート展開工程において、シートの内部に注水される水に、流水よりも比重が大きい混入物を混在させた場合には、混入物の重量によってシートを確実に沈下させることができるため、シートを効率良く水底に敷設させることができる。
また、シート展開工程において、展開させたシートを展開方向において上方に反らせる場合には、シートの上面に水の流れが当接してシートが下方に押し下げられるため、シートを水の流れによって水底に押え付けることができ、シートを簡易かつ確実に水底に敷設することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るシートをコンクリートブロックに固着させた状態を示した斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るシートの水底敷設方法を示した図で、(a)はシートおよびコンクリートブロックを水底に載置する態様を示した側面図、(b)はシートを展開させる態様を示した側面図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るシートの水底敷設方法を示した図で、(a)は展開させたシートの先端部にコンクリートブロックを載置する態様を示した側面図、(b)は展開させたシートの上面に複数のコンクリートブロックを敷き詰めた状態を示した側面図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係るシート展開工程を示した図で、シートを沈下させる様子を示した側面図である。
【図5】本発明の実施形態に係るシートの他の構成を示した図で、(a)はシートに縫い目を設けた構成を示した平面図、(b)はシートの両側部が中空になっている構成を示した平面図である。
【符号の説明】
10・・・・シート
11・・・・先端部
12・・・・基端部
20・・・・コンクリートブロック
23・・・・取付面

Claims (3)

  1. 以下の工程を含むことを特徴とするシートの水底敷設方法。
    (1)収縮されている中空のシートの基端部を支持体に固着させた状態で、前記シートおよび前記支持体を流水が生じている水域の水底に載置する支持体設置工程。
    (2)前記シートの基端部から前記シートの内部に注水して、前記シートを膨張させることにより、前記シートを前記流水の下流に向けて平板状に展開させるシート展開工程。
  2. 前記シート展開工程において、前記シートの内部に注水される水に、前記流水よりも比重が大きい混入物を混在させることを特徴とする請求項1に記載のシートの水底敷設方法。
  3. 前記シート展開工程において、展開させた前記シートを前記流水の流れによって前記水底に押え付けるようにして、前記シートを展開方向において上方に反らせることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシートの水底敷設方法。
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