JP4076066B2 - 通気性袋 - Google Patents
通気性袋 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4076066B2 JP4076066B2 JP2002182832A JP2002182832A JP4076066B2 JP 4076066 B2 JP4076066 B2 JP 4076066B2 JP 2002182832 A JP2002182832 A JP 2002182832A JP 2002182832 A JP2002182832 A JP 2002182832A JP 4076066 B2 JP4076066 B2 JP 4076066B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- bonding portion
- permeable
- linear
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Bag Frames (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、内容物を充填する際に内部に封入された空気を簡単に脱気することができる米袋等に適した通気性を有する袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、米袋等として使用する通気性袋としては、4角形状の2枚の熱接着性を有する積層フィルムを重ね合わせて、対向する2辺に熱接着部と非熱接着部からなる通気性熱接着部を形成し、形成された通気性熱接着部の非熱接着部から袋の内部の空気を排出させて脱気させるようにした構成の袋が知られている。しかしながら、この構成の袋の場合、非熱接着部において積層フィルム同士が密着して2枚の積層フィルム間に隙間が形成されにくく内部の空気の脱気性がよくないという欠点がある。また、非熱接着部を大きくすると脱気性はよくなるが内部に収納した米等の内容物が漏れ出すという欠点がある。
【0003】
上記の欠点を改良した包装用袋としては、例えば、特開2000−190992号公報に記載されているような、2枚のシート材を重ね合わせ周縁部同志を接着させて袋を形成し、且つ、各シート材の周縁部の一部を未接着にして空気抜きの小孔を形設した袋において、2枚のシート材の周縁部の未接着部分における接合面の少なくとも一方にエンボス加工による微細凹凸を形成した包装袋が知られている。しかしながら、上記の包装袋では、2枚のシート材の周縁部の未接着部分における接合面の少なくとも一方に形成された凹凸が微細凹凸であるため、2枚のシート材間に形成される隙間が微細な隙間となり、優れた脱気性が得られないという欠点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、内容物を充填する際に内部に封入された空気を容易に脱気することのできる米等を包装するための通気性袋を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
基材層と熱接着性樹脂層を有する積層フィルムからなり周縁熱接着部により形成された四角形状の袋であって、少なくとも1辺の前記周縁熱接着部が非熱接着部と熱接着部からなる通気性熱接着部とされ、前記通気性熱接着部の前記非熱接着部において一方の積層フィルムに内面側に突出する1個又は複数個の前記通気性熱接着部の長手方向と直交する方向に延びる線状突起が形成され、前記非熱接着部の内側で前記非熱接着部に近接する一部の領域に限定して一方の積層フィルムに内面側に突出する複数個の点状突起が形成されており、前記1個又は複数個の線状突起と前記複数個の点状突起が重なることなく形成された構成とすることにより、非熱接着部において積層フィルムに形成された内面側に突出する線状突起により、2枚の積層フィルム間に線状突起の高さに相当する通気性熱接着部と直交する方向のトンネル状の隙間が形成されるので、内容物を充填する際に袋の内部に封入された空気を2枚の積層フィルム間に形成されたトンネル状の隙間を通して容易に脱気することができ、また、前記非熱接着部の内側で前記非熱接着部に近接する一部の領域に限定して一方の積層フィルムに内面側に突出する複数個の点状突起が形成された構成とすることにより、袋に内容物が充填されて膨らんだ状態においても、通気性熱接着部の内端に沿って表裏2枚の積層フィルムが密着することなく、積層フィルムに形成された複数個の点状突起により隙間が形成されるので優れた脱気性が得られる。
【0006】
基材層と熱接着性樹脂層を有する積層フィルムからなり周縁熱接着部により形成された四角形状の袋であって、少なくとも1辺の前記周縁熱接着部が非熱接着部と熱接着部からなる通気性熱接着部とされ、前記通気性熱接着部の前記非熱接着部において一方の積層フィルムに内面側に突出する1個又は複数個の前記通気性熱接着部の長手方向と直交する方向に延びる線状突起が形成され、前記非熱接着部の外側で前記非熱接着部に近接する一部の領域に限定して一方の積層フィルムに内面側に突出する複数個の点状突起が形成されており、前記1個又は複数個の線状突起と前記複数個の点状突起が重なることなく形成された構成とすることにより、非熱接着部において積層フィルムに形成された内面側に突出する線状突起により、2枚の積層フィルム間に線状突起の高さに相当する通気性熱接着部と直交する方向のトンネル状の隙間が形成されるので、内容物を充填する際に袋の内部に封入された空気を2枚の積層フィルム間に形成されたトンネル状の隙間を通して容易に脱気することができ、また、前記非熱接着部の外側で前記非熱接着部に近接する一部の領域に限定して一方の積層フィルムに内面側に突出する複数個の点状突起が形成された構成とすることにより、通気性熱接着部の外側において2枚の積層フィルム間に隙間が形成されるのでより優れた脱気性が得られる。
【0007】
基材層と熱接着性樹脂層を有する積層フィルムからなり周縁熱接着部により形成された四角形状の袋であって、少なくとも1辺の前記周縁熱接着部が非熱接着部と熱接着部からなる通気性熱接着部とされ、前記通気性熱接着部の前記非熱接着部において一方の積層フィルムに内面側に突出する1個又は複数個の前記通気性熱接着部の長手方向と直交する方向に延びる線状突起が形成され、前記非熱接着部の内側で前記非熱接着部に近接する一部の領域に限定して一方の積層フィルムに内面側に突出する複数個の点状突起が形成されており、かつ、前記非熱接着部の外側で前記非熱接着部に近接する一部の領域に限定して一方の積層フィルムに内面側に突出する複数個の点状突起が形成されており、前記1個又は複数個の線状突起と前記複数個の点状突起が重なることなく形成された構成とすることにより、非熱接着部において積層フィルムに形成された内面側に突出する線状突起により、2枚の積層フィルム間に線状突起の高さに相当する通気性熱接着部と直交する方向のトンネル状の隙間が形成されるので、内容物を充填する際に袋の内部に封入された空気を2枚の積層フィルム間に形成されたトンネル状の隙間を通して容易に脱気することができ、また、前記非熱接着部の内側で前記非熱接着部に近接する一部の領域に限定して一方の積層フィルムに内面側に突出する複数個の点状突起が形成された構成とすることにより、袋に内容物が充填されて膨らんだ状態においても、通気性熱接着部の内端に沿って表裏2枚の積層フィルムが密着することなく、積層フィルムに形成された複数個の点状突起により隙間が形成されるので優れた脱気性が得られ、また、前記非熱接着部の外側で前記非熱接着部に近接する一部の領域に限定して一方の積層フィルムに内面側に突出する複数個の点状突起が形成された構成とすることにより、通気性熱接着部の外側において2枚の積層フィルム間に隙間が形成されるのでより優れた脱気性が得られる。
【0008】
上記の通気性袋において、線状突起の幅が0.5〜3.0mm、点状突起の直径が0.5〜5.0mm、線状突起及び点状突起の高さが0.1〜1.5mmである構成とすることにより、線状突起及び点状突起により、2枚の積層フィルム間に線状突起及び点状突起の高さに相当する隙間を確実に形成することができるので優れた脱気性が得られる。
【0009】
上記の通気性袋において、線状突起及び点状突起が、突出部を有する雄型と、突出部に対応した孔を有する雌型を使用したエンボスにより形成されたものである構成とすることにより、積層フィルムに、保形性が優れるとともに形状の安定したシャープに突出する線状突起及び点状突起を形成することができるので、2枚の積層フィルム間に線状突起及び点状突起の高さに相当する隙間を確実に形成することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を引用して本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の第1実施形態を示す平面図、図2は図1におけるI−I拡大断面図、図3は図1におけるII−II拡大断面図、図4は本発明の第2実施形態を示す平面図、図5は本発明の第3実施形態を示す平面図、図6は積層フィルムに突起を形成する方法を示す断面図であって、2は周縁熱接着部、3は通気性熱接着部、3aは熱接着部、3bは非熱接着部、4は線状突起、5は点状突起、6は雄型、6aは突出部、7は雌型、7aは孔、11,12は積層フィルムをそれぞれ表す。
【0011】
本発明の通気性袋の第1実施形態は図1〜図3に示すとおりである。平面形状は、図1に示すように、基材層と熱接着性樹脂層を有する4角形状の表裏2枚の積層フィルム11,12 の熱接着性樹脂層面を重ね合わせて、対向する長辺からなる2辺に周縁熱接着部2が形成され、対向する短辺の一方に熱接着部3aと非熱接着部3bからなる通気性熱接着部3が形成され、通気性熱接着部3の非熱接着部3bにおいて一方の積層フィルム11に内面側に突出する通気性熱接着部3の長手方向と直交する方向に延びる2個の線状突起4が形成されている構成である。
【0012】
第1実施形態の線状突起4が形成された箇所の通気性熱接着部3の長手方向と平行方向の断面形状は、図2に示すとおりであり、内面側に突出する2個の線状突起4が形成された積層フィルム11と線状突起4が形成されていない積層フィルム12とが重ね合わせられた状態で、熱接着部3aと非熱接着部3bからなる通気性熱接着部3が線状突起4が非熱接着部3bの中央に位置するように形成されているものである。
【0013】
第1実施形態の線状突起4が形成された箇所の通気性熱接着部3の長手方向と直交方向の断面形状は、図3に示すとおりであり、内面側に突出する線状突起4が形成された積層フィルム11と線状突起4が形成されていない積層フィルム12とが重ね合わせられた状態であり、線状突起4の長手方向の長さは、通気性熱接着部3の長手方向と直交方向の長さ、即ち通気性熱接着部3の幅と略同一又はやや長くなるようにされているものである。
【0014】
第1実施形態では、非熱接着部3bにおいて、積層フィルム11に形成された通気性熱接着部3の長手方向と直交方向に延びる2個の線状突起4により、線状突起4に平行方向の線状突起4の高さを有するトンネル状の隙間が形成された状態となっているので、内容物を充填する際に通気性袋の内部に封入された空気は、線状突起4の高さを有する線状突起4に平行方向のトンネル状の隙間を通って容易に外部に排出されるものである。第1実施形態では、非熱接着部3bに2個の線状突起4を形成した構成としているが、線状突起を1個としてもよく、その場合においても、線状突起と熱接着部3aとの間にトンネル状の隙間が形成されるので、第1実施形態と同様に優れた脱気性が得られる。また、通気性熱接着部3の外側に一定巾を有する積層フィルム11,12 の延出部が形成されているので、外部からの虫等の侵入や水濡れした際の水の袋の内部への浸透を防止できる。
【0015】
本発明の通気性袋の第2実施形態の平面図は図4に示すとおりである。第2実施形態は、第1実施形態の通気性袋の非熱接着部3bの内側において一方の積層フィルムに内面側に突出する千鳥状に配列された複数個の点状突起5が形成された構成からなるものである。第2実施形態では、第1実施形態と同様に優れた脱気性が得られるとともに、通気性袋に内容物が充填されて膨らんだ状態でも、通気性熱接着部3の内端に沿って2枚の積層フィルム11,12 が密着してしまうことがなく、2枚の積層フィルム11,12 間に点状突起5の高さに相当する隙間が形成されるので、線状突起4が形成された非熱接着部3bを通しての脱気性がより優れたものとなる。
【0016】
本発明の通気性袋の第3実施形態の平面形状は図5に示すとおりである。第3実施形態は、第1実施形態の通気性袋の非熱接着部3bの内側及び外側において一方の積層フィルムに内面側に突出する千鳥状に配列された複数個の点状突起5がそれぞれ形成された構成からなるものである。第3実施形態では、第1実施形態と同様に優れた脱気性が得られるとともに、通気性袋に内容物が充填されて膨らんだ状態でも、通気性熱接着部3の内端に沿って2枚の積層フィルム11,12 が密着してしまうことがなく、2枚の積層フィルム11,12 間に点状突起5の高さに相当する隙間が形成されるとともに、通気性熱接着部3の外側においても2枚の積層フィルム11,12 間に点状突起5の高さに相当する隙間が形成されるので、線状突起4が形成された非熱接着部3bを通しての脱気性がより一層優れたものとなる。
【0017】
積層フィルム11に形成する線状突起4は、幅が0.5〜3.0mm、高さが0.1〜1.5mmとされ、線状突起4の長さは通気性熱接着部3の幅と略同寸又はやや長くされている。線状突起4の幅を3.0mmより大きくすると、シャープな形状の保形性のよい突起が得られなくなり、2枚の積層フィルム間に線状突起4の高さに相当する隙間を形成するのが困難となるし、また、線状突起4の幅が0.5mmより小さくなるとシャープな線状突起4が形成できなくなる。積層フィルム11に形成する点状突起5は、直径が0.5〜5.0mm、高さが0.1〜1.5mmとされている。点状突起5の直径を5.0mmより大きくすると、シヤープな点状突起5を形成し難くなるとともに点状突起5の保形性が悪くなって、2枚の積層フィルム間に点状突起5の高さに相当する隙間を形成するのが困難となり、点状突起5の直径が0.5mmより小さくなるとシヤープな点状突起5の形成が困難となる。
【0018】
第1〜第3実施形態において、4角形状の通気性袋の対向する短辺の少なくとも一方を通気性熱接着部3として、その通気性熱接着部3の非熱接着部3bに線状突起4を形成した構成、ないしは、その通気性熱接着部3の非熱接着部3bの内側及び又は外側に点状突起5を形成した構成としているが、対向する長辺の少なくとも一方を通気性熱接着部3として、その通気性熱接着部3の非熱接着部3bに線状突起4を形成した構成、ないしは、その通気性熱接着部3の非熱接着部3bの内側及び又は外側に点状突起5を形成した構成としてもよいものである。
【0019】
積層フィルム11に線状突起4及び点状突起5を形成するには、図6に示すような、先端が丸い突出部6aを有する雄型6と、突出部6aに対応した孔7aを有する雌型7を使用し、雄型6と雌型7間に積層フィルム11を載置して加圧しエンボスを行うことにより、積層フィルム11にシヤープな形状を有する保形性の優れた線状突起4及び点状突起5を形成することができる。雄型6と雌型7を使用したエンボスは常温で行うのが好ましく、そうすることによりエンボスの作業性をよくすることができる。
【0020】
積層フイルム11,12 を構成する基材層としては、強度的に優れた2軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)、2軸延伸ナイロン(ON)、2軸延伸ポリプロピレン(OPP)、金属蒸着2軸延伸ポリエチレンテレフタレート(VMPET)等の2軸延伸フィルム、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、未延伸ポリプロピレン(CPP)等が使用できる。熱接着性樹脂層としては、低密度ポリエチレン(LDPE)、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等が使用できる。基材層と熱接着性樹脂層は、ウレタン系接着剤を使用したドライラミネーション(DL)、ポリエチレン等による押出しラミネーション(EC)により積層される。本発明の通気性袋は米等を包装するのに使用されるので、強度的に優れた袋であることが必要であり、熱接着性樹脂層を構成する樹脂として線状低密度ポリエチレンを使用するのが好ましい。基材層としてVMPETを使用することにより意匠性の優れた通気性袋とすることができる。
【0021】
積層フィルムの構成としては、例えば、ON15μm/DL/LLDPE50〜80μm、ON15μm/EC15〜25μm/LLDPE30〜70μm、PET12μm/EC15〜25μm/LLDPE40〜80μm、LLDPE30〜40μm/DL/LLDPE40〜50μm、LLDPE40〜60μm/EC25〜60μm、ON15μm/DL/VMPET12μm/DL/LLDPE40〜60μm、ON15μm/DL/VMPET12μm/EC15〜25μm/LLDPE30〜60μm、PET12μm/DL/VMPET12μm/EC15〜25μm/LLDPE40〜60μm等である。
【0022】
【発明の効果】
基材層と熱接着性樹脂層を有する積層フイルムからなり周縁熱接着部により形成された四角形状の袋であって、少なくとも1辺の前記周縁熱接着部が非熱接着部と熱接着部からなる通気性熱接着部とされ、通気性熱接着部の非熱接着部において一方の積層フィルムに内面側に突出する1個又は複数個の通気性熱接着部の長手方向と直交する方向に延びる、幅が0.5〜3.0mmで高さが0.1〜1.5mmの線状突起が形成された構成とすることにより、非熱接着部において積層フィルムに形成された内面側に突出する線状突起により、2枚の積層フィルム間に線状突起の高さに相当する通気性熱接着部と直交する方向のトンネル状の隙間が形成されるので、内容物を充填する際に袋の内部に封入された空気を2枚の積層フィルム間に形成されたトンネル状の隙間を通して容易に脱気することができる。
【0023】
上記の通気性袋において、非熱接着部の内側及び又は外側において一方の積層フィルムに内面側に突出する複数個の、直径が0.5〜5.0mmで高さが0.1〜1.5mmの点状突起が形成された構成とすることにより、通気性熱接着部の内端及び外側に2枚の積層フィルム間に点状突起の高さに相当する隙間が形成されるので優れた脱気性が得られる。
【0024】
上記の通気性袋において、線状突起及び点状突起が、突出部を有する雄型と、突出部に対応した孔を有する雌型を使用したエンボスにより形成されたものである構成とすることにより、積層フィルムに保形性が優れるとともに形状の安定したシャープに突出する線状突起及び点状突起を形成することができるので、2枚の積層フィルム間に線状突起及び点状突起の高さに相当する隙間を確実に形成することができるので、より優れた脱気性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す平面図。
【図2】図1におけるI−I拡大断面図。
【図3】図1におけるII−II拡大断面図。
【図4】本発明の第2実施形態を示す平面図。
【図5】本発明の第3実施形態を示す平面図。
【図6】積層フィルムに突起を形成する方法を示す断面図
【符号の説明】
2 周縁熱接着部
3 通気性熱接着部
3a 熱接着部
3b 非熱接着部
4 線状突起
5 点状突起
6 雄型
6a 突出部
7 雌型
7a 孔
11,12 積層フィルム
Claims (5)
- 基材層と熱接着性樹脂層を有する積層フィルムからなり周縁熱接着部により形成された四角形状の袋であって、少なくとも1辺の前記周縁熱接着部が非熱接着部と熱接着部からなる通気性熱接着部とされ、前記通気性熱接着部の前記非熱接着部において一方の積層フィルムに内面側に突出する1個又は複数個の前記通気性熱接着部の長手方向と直交する方向に延びる線状突起が形成され、前記非熱接着部の内側で前記非熱接着部に近接する一部の領域に限定して一方の積層フィルムに内面側に突出する複数個の点状突起が形成されており、前記1個又は複数個の線状突起と前記複数個の点状突起が重なることなく形成された構成からなることを特徴とする通気性袋。
- 基材層と熱接着性樹脂層を有する積層フィルムからなり周縁熱接着部により形成された四角形状の袋であって、少なくとも1辺の前記周縁熱接着部が非熱接着部と熱接着部からなる通気性熱接着部とされ、前記通気性熱接着部の前記非熱接着部において一方の積層フィルムに内面側に突出する1個又は複数個の前記通気性熱接着部の長手方向と直交する方向に延びる線状突起が形成され、前記非熱接着部の外側で前記非熱接着部に近接する一部の領域に限定して一方の積層フィルムに内面側に突出する複数個の点状突起が形成されており、前記1個又は複数個の線状突起と前記複数個の点状突起が重なることなく形成された構成からなることを特徴とする通気性袋。
- 基材層と熱接着性樹脂層を有する積層フィルムからなり周縁熱接着部により形成された四角形状の袋であって、少なくとも1辺の前記周縁熱接着部が非熱接着部と熱接着部からなる通気性熱接着部とされ、前記通気性熱接着部の前記非熱接着部において一方の積層フィルムに内面側に突出する1個又は複数個の前記通気性熱接着部の長手方向と直交する方向に延びる線状突起が形成され、前記非熱接着部の内側で前記非熱接着部に近接する一部の領域に限定して一方の積層フィルムに内面側に突出する複数個の点状突起が形成されており、かつ、前記非熱接着部の外側で前記非熱接着部に近接する一部の領域に限定して一方の積層フィルムに内面側に突出する複数個の点状突起が形成されており、前記1個又は複数個の線状突起と前記複数個の点状突起が重なることなく形成された構成からなることを特徴とする通気性袋。
- 前記線状突起の幅が0.5〜3.0mm、前記点状突起の直径が0.5〜5.0mm、前記線状突起及び前記点状突起の高さが0.1〜1.5mmであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の通気性袋。
- 前記線状突起及び前記点状突起が、突出部を有する雄型と、前記突出部に対応した孔を有する雌型を使用したエンボスにより形成されたものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の通気性袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002182832A JP4076066B2 (ja) | 2002-06-24 | 2002-06-24 | 通気性袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002182832A JP4076066B2 (ja) | 2002-06-24 | 2002-06-24 | 通気性袋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004026184A JP2004026184A (ja) | 2004-01-29 |
JP4076066B2 true JP4076066B2 (ja) | 2008-04-16 |
Family
ID=31179224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002182832A Expired - Lifetime JP4076066B2 (ja) | 2002-06-24 | 2002-06-24 | 通気性袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4076066B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4787059B2 (ja) * | 2006-04-26 | 2011-10-05 | 株式会社フジシールインターナショナル | ラベル付き容器 |
JP2016124591A (ja) * | 2015-01-05 | 2016-07-11 | 株式会社メイワパックス | 包装袋又は包装予備体 |
-
2002
- 2002-06-24 JP JP2002182832A patent/JP4076066B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004026184A (ja) | 2004-01-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4076066B2 (ja) | 通気性袋 | |
JP4060632B2 (ja) | 通気性袋 | |
JP5046418B2 (ja) | 積層フィルムを用いた包装体 | |
US11492186B2 (en) | Container bag made of sheet material | |
JP4373051B2 (ja) | 通気性袋 | |
JP2002211585A (ja) | 通気性袋 | |
KR100998650B1 (ko) | 통기성 비닐봉지 및 그 제조방법 | |
JP4831280B2 (ja) | 通気性袋 | |
JP2000211656A (ja) | 通気性袋 | |
JPH0667370U (ja) | 空気膨張体を用いた緩衝材 | |
JP3453676B2 (ja) | 通気性袋 | |
JP7561002B2 (ja) | ソフトカプセル用収容容器、及び、ソフトカプセル入り収容容器 | |
JP4121625B2 (ja) | 包装袋 | |
JP2002053142A (ja) | 通気性袋 | |
KR101134011B1 (ko) | 통기성 비닐봉지 및 그 제조방법 | |
JP3415795B2 (ja) | 通気可能な袋 | |
JPH11139442A (ja) | 米 袋 | |
JP2002053143A (ja) | 通気性袋 | |
JP2004238036A (ja) | 薬袋 | |
JP2006231723A (ja) | 透湿・通気性包装材料および包装袋 | |
JP2001106259A (ja) | ボタン電池包装体 | |
JP2001315802A (ja) | 通気性袋 | |
JP3069083U (ja) | 包装袋 | |
JPH01294027A (ja) | 排気および密封バッグの形成に適応する管状容器 | |
JP3185080U (ja) | 液晶モジュール用包装袋及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050624 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070509 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070516 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070713 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080124 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080124 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4076066 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130208 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130208 Year of fee payment: 5 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |