JP4073240B2 - ラジカル処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、難分解性有機物を含有した排水を、放電により発生するラジカルによって分解処理するラジカル処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から上下水道の殺菌や脱臭、脱色、さらには工業排水の処理過程での脱臭や脱色、パルプ漂白、医療機器の殺菌等を行うために、オゾンが広く用いられている。発生されたオゾンガスは散気管を通してバブリングされ、排水に溶存させることにより所期の処理に用いられていた。
【0003】
このような排水処理現場において、近年、水源の汚濁に伴う富栄養化の問題、および排水への難分解性物質の混入の問題が懸念される状況になってきている。さらには、2−メチルイソボルネオール、ジオスミン等に関わる臭気成分、トリハロメタンやトリクロロエチレン等の揮発性有機塩素化合物、抱水クロラール等の非揮発性物質による水道水汚染に象徴される微量レベルの有機物に対処しなければならないケースが増えており、オゾンを用いた高度な処理が求められるようになっている。
【0004】
しかしながら、オゾンの酸化力は2.07電子ボルト(eV)であり、ごく一部の難分解性物質、例えばダイオキシンや農薬などを分解することはできなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
これに比べ、OHラジカルやO原子ラジカルはそれぞれ2.80電子ボルト、2.42電子ボルトの酸化力を有するため、これらの難分解性物質を炭酸ガス(CO2)と水(H2O)にまで分解することが可能になる。OHラジカルや原子ラジカルは放電により気中で発生させることができるが、反応速度が速く、処理対象である難分解性物質と反応する前に消滅しやすい。さらに、排水処理を行うには、気中のラジカルが排水という液相に溶存する必要があり、さらに消滅する確率が増えてしまう。
【0006】
そのため、排水の放電処理は非常に難しく、分解処理するには効率が低いという問題点があった。
【0007】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、OHラジカルやOラジカルを有効活用し、排水中に含まれる難分解性有機物の分解効率の向上を図ることが可能なラジカル処理装置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本願では、請求項1ないし4に記載の発明を提供する。
請求項1に係る発明は、難分解性有機物を含有し得る排水を噴出する噴出ノズルと、この噴出ノズルから噴出された霧状の排水を高電界にさらすための少なくとも一対の放電電極と、この放電電極に放電のための高電圧を印加する高圧電源とを備えたラジカル処理装置において、前記少なくとも一対の放電電極における対をなす放電電極の少なくとも一方の放電面が誘電体で覆われ、高圧電源の出力が交流であることを特徴とする。
【0013】
請求項1に係る発明によれば、電極の少なくとも一方が誘電体で覆われ、高圧電源の出力を交流とすることにより、安定で均一な放電が得られ、高いラジカル発生効率、すなわち排水中に含まれる難分解性有機物の高い分解効率を達成することができる。
【0014】
請求項2に係る発明は、難分解性有機物を含有し得る排水を噴出する噴出ノズルと、この噴出ノズルから噴出された霧状の排水を高電界にさらすための少なくとも一対の放電電極と、この放電電極に放電のための高電圧を印加する高圧電源とを備えたラジカル処理装置において、前記少なくとも一対の放電電極における対をなす放電電極の一方は網目状の開口部を持ち、他方の放電電極は平板状に構成され、噴出ノズルから噴出された排水が網目状の開口部を通って平板状の放電電極に突き当たることにより水滴となって復水されることを特徴とする。
【0015】
請求項2に係る発明によれば、放電により効率的にOHラジカルやOラジカルを発生し、排水中に含まれる難分解性有機物の分解効率の向上を図ることができる。
【0018】
請求項3に係る発明は、難分解性有機物を含有し得る排水を噴出する噴出ノズルと、この噴出ノズルから噴出された霧状の排水を高電界にさらすための少なくとも一対の放電電極と、この放電電極に放電のための高電圧を印加する高圧電源とを備えたラジカル処理装置において、前記少なくとも一対の放電電極における対をなす放電電極が共に平板電極であって垂直に配置され、噴出ノズルから噴出された排水は対をなす放電電極間に上方から垂下するように供給されることを特徴とする。
【0019】
請求項3に係る発明によれば、噴出ノズルから噴出した排水が電極間を通過する際、放電により効率的にOHラジカルやOラジカルを発生する。それにより、排水中に含まれる難分解性有機物の分解効率の向上を図ることができる。
【0020】
請求項4に係る発明は、難分解性有機物を含有し得る排水を噴出する噴出ノズルと、この噴出ノズルから噴出された霧状の排水を高電界にさらすための少なくとも一対の放電電極と、この放電電極に放電のための高電圧を印加する高圧電源とを備えたラジカル処理装置において、前記少なくとも一対の放電電極における対をなす放電電極が共に丸棒状に構成され所定の間隔をおいて互いに平行に配置され、対をなす放電電極の一方は誘電体で覆われ、噴出ノズルから噴出された排水は対をなす両放電電極の間にほぼ直交する方向から供給されることを特徴とする。
【0021】
請求項4に係る発明によれば、両電極の互いに最も近接する部位で放電を発生することにより、排水中に含まれる難分解性有機物の分解を効率よく行うことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
図1は本発明によるラジカル処理装置の第1の実施の形態を示すものである。図において、難分解性有機物や、廃棄物、最終処分場の浸出水、ダイオキシン類、工場の排水等を含有した排水としての原水を貯水タンク1からポンプ2によって汲み上げ、噴出ノズル3から気中に霧状にして噴出する。気中には高圧電極として金網放電電極4が配置され、それに対向して、誘電体としてのガラス板5を前面に貼着した平板放電電極6がアース電極として配置されている。金網放電電極4および平板放電電極6はそれぞれ垂直に、互いに平行に配置されている。両放電電極4,6は設備の規模や仕様に従って1対に限らずに2対以上設ける構造にしてもよい。噴出ノズル3から噴射された排水は金網放電電極4を通してガラス板5に衝突して水滴7となり、貯水タンク1に戻る。金網放電電極4と平板放電電極6との間には高圧電源8から交流高電圧が印加される。金網放電電極4と平板放電電極6との間に交流高電圧が印加されると、金網放電電極4と平板放電電極6との間の空間に放電9が発生する。ここで平板放電電極6の前面には誘電体としてガラス板5を貼着しているため、放電9は誘電体バリア放電となり、両放電電極4,6間に形成される放電部には高電界が発生する。
【0027】
より微視的に見ると、図2に示すように、金網放電電極4とガラス板5との間に形成される放電部には噴出ノズル3からの排水の噴出によって生じた微小水滴10が存在する。この微小水滴10の近傍の高電界によって放電9が発生している。放電9中では電子eと酸素を含有する気体分子との衝突によって基底状態のO原子O(3P)および励起状態のO原子O(1D)が発生する。すなわち、
e+O2→e+O(1D)+O(3P) (1)
O(1D)からはヒドロキシルラジカル(以下、「OHラジカル」という)が発生する。すなわち、
O(1D)+H2O→OH+OH (2)
また水分子に直接電子衝突することによってもH原子およびOHラジカルが発生する。すなわち、
e+H2O→e+H+OH (3)
O(3P)原子からはO2分子と中性分子Mとの3体衝突によってオゾンO3が発生する。すなわち、
O(3P)+O2+M→O3+M (4)
またOHラジカルからは過酸化水素H202も発生する。すなわち、
OH+OH+M→H202+M (5)
このようにして生成されたO原子、OHラジカル、オゾン(O3)、および過酸化水素(H2O2)が噴霧によって霧状になった排水と接触することによって処理される。水中での反応過程はラジカル直接処理と間接処理とに分けられる。ラジカル直接処理は気中のOHラジカルが熱運動することによって噴霧された微小水滴10に衝突し、水中に溶存して難分解性物質RからCO2およびH2Oへの分解が進行する。
【0028】
R+〇H→CO2+H2O (6)
排水が微小水滴10となって散布されているため、気中のOHラジカルは容易に排水である微小水滴10に接触し、反応することができる。
【0029】
また、間接処理として気中の最終生成物であるH2O2とO3が水中に溶存することにより下記の反応が生じ、OHラジカルが発生する。すなわち、
H2O2 ⇔ HO2 −+H+ (7)
HO2 −+O3→O3 −+HO2 (8)
HO2 ⇔ H++O2 − (9)
O2 −+O3→O3 −+O2 (10)
O3 −+H+→HO3 (11)
HO3→OH+O2 (12)
水中でH2O2からHO2 −が発生し(7式)、このHO2 −とO3からHO2が発生する(8式)。HO2からO2 −が発生し(9式)、O2 −とO3からO3 −が発生する(10式))。O3 −とH+からHO3が発生し(11式)、これからOHが発生する(12式)。このようにしてH2O2とO3から水中でOHラジカルが発生し、(6)式により、難分解性物質の処理が可能になる。
【0030】
かくして直接処理および間接処理の2段階処理によって難分解性物質はCO2とH2Oに処理される。
【0031】
なお、両電極4,6間には、(1)式から分かるように初めの反応に酸素O2が関与するので、酸素O2を単独に、またはそれを含有する気体を満たすように対処するのがよい。
【0032】
図3は本発明によるラジカル処理装置の第2の実施の形態を示すものである。
この実施の形態においては、高圧電極として、第1の実施の形態における金網放電電極4の代わりに、ピン放電電極11が配置されている。噴出ノズル3から噴出された排水はピン放電電極11の近傍を通ってガラス板5に衝突し、水滴7となって貯水タンク1に戻る。ピン放電電極11と平板放電電極6との間に高圧電源8から交流高電圧を印加すると、ピン放電電極11近傍の局所高電界によって空間に放電9が発生する。この放電9は局所高電界によって発生するコロナ放電である。
【0033】
この実施の形態においても、放電9中での電子eと気体分子との衝突によって前述の反応が生じてOHラジカルが発生し、難分解性物質の処理が可能となる。
【0034】
図4は本発明によるラジカル処理装置の第3の実施の形態を示すものである。
この実施の形態においては、高圧電極として、ガラス板5に対向する平板放電電極12が配置されている。ガラス板5およびこれに対向する平板放電電極12は互いに平行に、かつ垂直に配置されており、両者の中間上方に噴出ノズル3が下向きに配置され、そこからガラス板5および平板放電電極12の間に排水が噴出される。平板放電電極12と平板放電電極6との間に高圧電源8から交流高電圧を印加すると、平板放電電極12とガラス板5との間に高電界が生じ、それによりバリア放電9が発生する。
【0035】
この実施の形態においても、放電9中での電子eと気体分子との衝突により前述の反応を通してOHラジカルが発生し、難分解性物質の処理が可能となる。
【0036】
図5は本発明によるラジカル処理装置の第4の実施の形態を示すものである。
この実施の形態においては、アース電極として、中実または中空の金属丸棒からなる棒状放電電極13が配置され、高圧電極として、表面上に誘電体14を被覆した丸棒状の棒状放電電極15が配置されている。両放電電極13,15は両軸心を互いに平行に、かつほぼ水平に、若干の隙間を隔てて上下に配置され、横向きの噴出ノズル3からほぼ水平に排水が噴出され、噴出された排水は両電極間の隙間を通る。
【0037】
高圧電源8から両電極13,15間に交流高電圧を印加すると、高電界によってその空間にバリア放電9が発生する。噴出ノズル3から噴霧された排水は両電極13,15間に形成されるバリア放電9中を通る過程で電子eと気体分子との衝突によって前述の反応が生じ、それによりOHラジカルが発生して難分解性物質の処理が可能となる。
【0038】
なお、図5においては両棒状放電電極13,15を上下に配置し、排水を噴出ノズル3から両放電電極に対し直交方向から水平に噴出させているが、場合によっては、両棒状放電電極13,15を横並びに配置し、排水を上方から下向きに噴出させる方式とすることもできる。
【0039】
図6は本発明によるラジカル発生装置の第5の実施の形態を示すものである。
この実施の形態は第1の実施の形態の変形例を示すもので、水平に配置された低圧用の金網電極4と、それに対向し間隔をおいて水平に配置された高圧用の金網電極16とを備え、両金網電極4,16間に強誘電体ペレット17を満たしている。金網電極4の上方に配置された噴出ノズル3から金網電極4に向けて噴出された排水は下方に向けて流通し、水滴7となって貯水タンク1に滴下する。高圧電源8から金網電極4,16間に高電圧が印加されると強誘電体ペレット17の沿面に放電9が発生する。
【0040】
排水は誘電率が88と高く、電界を歪ませやすく放電経路を集中させやすい。しかし、強誘電体ペレット17としてチタン酸バリウムなどを用いることにより誘電率を10,000近くに増大させることができ、これを放電部に用いることにより、排水のある環境下でも均一に放電させ、高い処理効率を得ることができる。
【0041】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、難分解性有機物を含有した排水を噴出ノズルから噴出させ、放電電極間の高電界によって、噴出された排水中に含まれる気体に放電を発生し、その放電によってラジカルを発生するので、排水中に含まれる難分解性有機物の分解効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるラジカル処理装置の第1の実施の形態を示す配置図である。
【図2】 第1の実施の形態における反応部分の原理を説明するための拡大図である。
【図3】 本発明によるラジカル処理装置の参考例を示す配置図である。
【図4】 本発明によるラジカル処理装置の第2の実施の形態を示す配置図である。
【図5】 本発明によるラジカル処理装置の第3の実施の形態を示す要部の配置構成図である。
【図6】 本発明によるラジカル処理装置の参考例を示す配置図である。
【符号の説明】
1 貯水タンク
2 ポンプ
3 噴出ノズル
4 金網放電電極
5 ガラス板
6 平板放電電極
7 水滴
8 高圧電源
9 放電
10 微小水滴
11 ピン放電電極
12 平板放電電極
13 棒状放電電極
14 誘電体
15 棒状放電電極
16 金網放電電極
17 強誘電体ペレット
Claims (4)
- 難分解性有機物を含有し得る排水を噴出する噴出ノズルと、この噴出ノズルから噴出された霧状の排水を高電界にさらすための少なくとも一対の放電電極と、この放電電極に放電のための高電圧を印加する高圧電源とを備えたラジカル処理装置において、
前記少なくとも一対の放電電極における対をなす放電電極の少なくとも一方の放電面が誘電体で覆われ、前記高圧電源の出力が交流であることを特徴とするラジカル処理装置。 - 難分解性有機物を含有し得る排水を噴出する噴出ノズルと、この噴出ノズルから噴出された霧状の排水を高電界にさらすための少なくとも一対の放電電極と、この放電電極に放電のための高電圧を印加する高圧電源とを備えたラジカル処理装置において、
前記少なくとも一対の放電電極における対をなす放電電極の一方は網目状の開口部を持ち、他方の放電電極は平板状に構成され、前記噴出ノズルから噴出された排水が前記網目状の開口部を通って前記平板状の放電電極に突き当たることにより水滴となって復水されることを特徴とするラジカル処理装置。 - 難分解性有機物を含有し得る排水を噴出する噴出ノズルと、この噴出ノズルから噴出された霧状の排水を高電界にさらすための少なくとも一対の放電電極と、この放電電極に放電のための高電圧を印加する高圧電源とを備えたラジカル処理装置において、
前記少なくとも一対の放電電極における対をなす放電電極が共に平板電極であって垂直に配置され、前記噴出ノズルから噴出された排水は対をなす放電電極間に上方から垂下するように供給されることを特徴とするラジカル処理装置。 - 難分解性有機物を含有し得る排水を噴出する噴出ノズルと、この噴出ノズルから噴出された霧状の排水を高電界にさらすための少なくとも一対の放電電極と、この放電電極に放電のための高電圧を印加する高圧電源とを備えたラジカル処理装置において、
前記少なくとも一対の放電電極における対をなす放電電極が共に丸棒状に構成され所定の間隔をおいて互いに平行に配置され、対をなす放電電極の一方は誘電体で覆われ、前記噴出ノズルから噴出された排水は対をなす両放電電極の間にほぼ直交する方向から供給されることを特徴とするラジカル処理装置。
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