JP4072003B2 - 側条施肥機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、田植機に搭載し、移植と同時に施肥するための側条施肥機の構造に関し、特に、条止めクラッチの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、走行車両の後部に植付部を昇降自在に連結し、走行車両の後部且つ植付部の前方に側条施肥機を装備して、植付作業と同時に施肥作業を行う乗用型田植機が存在している。一般的に、施肥機は肥料ホッパと、その下部に位置する肥料繰出装置と、該肥料繰出装置に接続された施肥用ホースを具備し、施肥用ホース先端に設けた側条作溝器より泥土層に施肥するように構成されている。施肥繰出装置から供給される肥料の調量機構として、特開平8−224005号公報では、繰出量調整レバー及び螺子軸を施肥機前方から後方へ突出するように設け、該繰出量調整レバー及び螺子軸と施肥繰出装置を駆動する繰出軸とをリンクで連結し、このリンク比を調整することによって調量する構成としたものが提案されている。しかしながら、このようにリンク比を調整することで供給される肥料を調量する構成では、微調整が困難であり、構造も複雑となってしまっていた。そこで、施肥繰出装置を駆動する繰出軸の駆動源に無段変速装置を備えて、繰出軸に伝達する動力を変速することで、肥料繰出装置から供給される肥料の調量を行うよう構成して、微調整を可能とすることが考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述の如く無段変速装置を利用した場合、車体カバーの運転席周辺に形成されたステップを足場として行う苗継ぎ作業や肥料補給作業、並びに、植付部やその周辺に配設される構成部品の多さを考慮すれば、該無段変速装置は施肥機前方であって車体カバー下方に配置するのが最適である。しかしながら、無段変速装置を車体カバー下方に配設すると、繰出量調整の度に作業者は機体を降りて調量作業をしなければならなくなり、手間のかかる作業となってしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0005】
請求項1においては、走行車両の後部に植付部を昇降自在に連結した田植機の、走行車両の後部且つ植付部の前方に装備した側条施肥機において、駆動源側より無段変速装置(34)を介して肥料繰出装置に伝動すると共に、無段変速装置(34)を変速することで肥料繰出の調量を行うように構成し、車体カバー(20)上面と略同一、又は車体カバー(20)上面より上方に前記無段変速装置(34)の操作部材(34a)を延出し、車体カバー(20)よりも下方に肥料繰出量のインジケータ(23)を設け、前記車体カバー(20)に該インジケータ(23)が視認可能な切欠部(20a)を設け、調量操作部材(29)と、該無段変速装置(34)の操作部材(34a)を同軸上に構成し、該操作部材(34a)と調量操作部材(29)を接続する伝動軸(25)の中途部に駆動ギヤ(28)を設け、該駆動ギヤ(28)と、前記インジケータ(23)に形成したギヤ部(23a)を噛合させたものである。
【0006】
請求項2においては、走行車両の後部に植付部を昇降自在に連結した田植機の、走行車両の後部且つ植付部の前方に装備した側条施肥機において、駆動源側より無段変速装置(34)を介して肥料繰出装置に伝動すると共に、該無段変速装置(34)を変速することで肥料繰出の調量を行うように構成し、車体カバー(20)上面と略同一、又は車体カバー(20)上面より上方に前記無段変速装置(34)の操作部材(34a)を延出し、車体カバー(20)よりも下方に肥料繰出量のインジケータ(23)を設け、前記調量操作部材(29)の伝動軸(57)と、該無段変速装置(34)の操作部材(34a)の伝動軸(52)を別軸に構成し、これらの軸上にそれぞれ設けられたギヤと、前記インジケータ(23)に設けたギヤ部とを噛合させたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に示す実施例を基に説明する。図1は本発明に係る乗用田植機の全体側面図、図2は同じく平面図、図3は車体フレームとミッションケースの概略斜視図である。
【0008】
図4は側条施肥機の正面図、図5は同じく概略平面図、図6は同じく左側面図、図7は同じく左側面拡大図、図8は同じく左側面断面図、図9は側条施肥機の動力取り出し構成を示す左側面図、図10は側条施肥機の伝動機構を示す正面断面図である。
【0009】
図11は施肥量の調量操作機構を示す左側面図、図12は同じく図11におけるX矢視図、図13は同じく図11におけるY矢視図である。図14は駆動ケースを逆向きに取り付けた状態を示す図、図15はベベルギヤを逆向きに取り付けた状態を示す図である。図16は施肥量の調量操作機構の第2実施例を示す左側面図、図17は同じく平面図、図18は車体カバーを示す平面図である。図19は施肥量の調量操作機構の誘導溝をC字状に形成した状態を示す平面図である。図20は安全クラッチ装置を示す拡大断面図である。
【0010】
初めに、本実施例に係る乗用田植機の全体構成について、図1乃至図3を用いて説明する。但し、本実施例は四条植え式の植付部9を搭載する乗用田植機であり、従って、後述する側条施肥機30には四組の施肥ユニット48・48・・が具備されるが、これに限定されるものではなく、植付部9は六条植え式や八条植え式であってもよく、このとき側条施肥機30には条数に対応する施肥ユニット48・48・・を備えるものとする。
【0011】
乗用田植機は、走行車両1と、該走行車両1の後部に連結した植付部9とで構成されている。そして、走行車両1の前部及び後部にはそれぞれ前輪2・2と後輪3・3とが懸架され、車体フレーム4の前部には動力部であるエンジン5が搭載されてボンネット22で覆われている。前記ボンネット22の両側には予備苗載台90が配設され、同じくボンネット22の後上方には操向ハンドル8が配設されている。そして、操向ハンドル8の周囲であってボンネット22には主変速レバー75、全動力を入切操作可能な苗継ぎレバー76、アクセルレバー72等が配設され、該操向ハンドル8の左側下方には主クラッチペダル74、同じく右側下方にブレーキペダル73が配設されている。
【0012】
エンジン5後方であって車体フレーム4の左右略中央には前後方向に長く形成したミッションケース6が配置されており、該ミッションケース6の前部で前輪2・2が支持され、後部で後輪3・3が支持されている。ミッションケース6は、ボンネット22後方且つ運転席7前方に位置するステップ20c、運転席の側方に位置するステップ20b・20b及び運転席7を設置するための台座を一体的に形成した車体カバー20によって覆われており、該車体カバー20の後上部には運転席7が設けられている。さらに、車体カバー20の運転席7側方には植付部9の昇降・植付の入切・植付時の変速・線引きマーカ等の操作を行うシフトレバー77や油圧感度調節レバー141等が設けられている。
【0013】
前記走行車両1の後部には、植付部9を構成する植付伝動フレーム92が、該植付伝動フレーム92の前部にローリング支点軸17を介して設けられたヒッチ94の上部に枢支されたトップリンク11と、同じくヒッチ94の下部に枢支されたロワリンク12とで構成された昇降リンク機構10を介して連結されている。
【0014】
前記昇降リンク機構10を構成するトップリンク11は、車体フレーム4を構成する背面視逆U字状のリアフレーム43の上部に固設された取付部43aに軸支される。一方、ロワリンク12は、該ロワリンク12の前部に設けられた側面視三角状の支持体12aの前部が、前記リアフレーム43の下部に軸支され、該支持体12aの上部には、昇降リンク機構10を昇降駆動させる昇降シリンダ15が連結されている。
【0015】
なお、リアフレーム43は昇降リンク機構10の支持部として利用されると共に、取付プレート39を介して前記ミッションケース6の後部に一体的に設けられているリアアクスルケース38が連結されている。そして、リアフレーム43の上方であって、運転席7と植付部9の間には後述する側条施肥機30が配設されている。
【0016】
上述の如く走行車両1の後部に連結された植付部9は、四条植え式の苗載台91や複数の植付爪93・93・・・等から構成されており、前高後低に配設した苗載台91を、下部レール95及びガイドレール96を介して植付伝動フレーム92に左右往復摺動自在に支持させると共に、ロータリケース93a・93a・・の回転により先端が楕円状軌跡を描いて回転しながら苗を植え付ける植付爪93・93・・・を、植付伝動フレーム92の後部に配設している。
【0017】
植付部9の下部には、センターフロート97とサイドフロート98・98が配設されている。前記センターフロート97は、走行車両1の左右中心線上に配置され、センターフロート97の左右対称位置にサイドフロート98・98が配設されて、植付部9の左右のバランスを良好に保ち、植え付け姿勢を安定させて、正確に植え付けができるようにしている。そして、前記サイドフロート98・98には各植付条における苗の植え付け部位に隣接する側条作溝器33・33・・が設けられ、該側条作溝器33・33・・は接地面よりも下方側に向けて泥土層に入り込み、肥料を供給するための溝を形成しながら、前記側条施肥機30から搬送ホース32・32・・を介して送られた肥料を泥土層に施肥するようにしている。
【0018】
このようにして、上述の乗用田植機は、エンジン5の動力を利用して前輪2・2及び後輪3・3を走行駆動して走行移動させると共に、左右に往復摺動可能な苗載台91から一株分の苗を植付爪93・93・・・によって取り出して連続的に苗を植え付け、さらに、植え付けと同時に施肥できるように構成されている。
【0019】
ここで、本発明に係る側条施肥機30について説明する。まず、側条施肥機30の支持構成から説明する。図3に示す如く、前記車体フレーム4の構成部材である左右の前後フレーム44・44の後部には背面視逆U字状のリアフレーム43が固設されており、該リアフレーム43左右両側部には、平面L字状のステップ支持フレーム109・109が固設され、その連結部はそれぞれ支持ブラケット108・108によって補強されている。そして、左右の支持ブラケット108・108にステーを介して機体左右方向に施肥下部フレーム106cを横架している。なお、側条施肥機30を田植機に装備しないときは前記支持ブラケット108・108に図示せぬリヤデッキを支持させて車体カバー20を後方へ延設することができる。
【0020】
さらに、施肥下部フレーム106cの左右両端には、施肥サイドフレーム101L・101Rが設けられ、施肥下部フレーム106cと同様に施肥前部フレーム106a及び施肥後部フレーム106bがそれぞれ施肥サイドフレーム101L・101R間に架設されている。そして、施肥前部フレーム106aで後述する肥料繰出ケース47の前部を、施肥後部フレーム106bで肥料繰出ケース47の後部を、施肥下部フレーム106cで肥料繰出ケース47の下部を支持している。そして、これら施肥前部フレーム106a、施肥後部フレーム106b、施肥下部フレーム106c及び施肥サイドフレーム101L・101R等で施肥フレーム106を構成している。
【0021】
前記左右の施肥サイドフレーム101L・101Rにはエアタンク51を貫入するための孔が穿設されており、また、左側の施肥サイドフレーム101Lには送風機50を支持するための取付部103が固設されており、ここに送風機50の前部に設けたステー104が着脱自在且つ回動自在に取り付けられている。また、送風機50の側部に設けた固定プレート102をサイドフレーム101Lに螺結して、送風機50とサイドフレーム101Lとを固定している。エアタンク51と送風機50は施肥サイドフレーム101Lを介して内部で連通している。このようにして、上述の如く構成された施肥フレーム106にエアタンク51及び送風機50を装備し、さらに、肥料ホッパ49・49・・及び肥料繰出ケース47・47・・等を装備して側条施肥機30を構成する。
【0022】
図1、図4及び図5に示す如く、側条施肥機30には、粉粒状の肥料を貯溜する肥料ホッパ49と、肥料繰出部であって肥料を所定量ずつ繰り出す肥料繰出装置を内装する肥料繰出ケース47と、フロート97・98・98の側条作溝器33にフレキシブル型搬送ホース32を介して肥料を排出させるターボブロワ型の送風機50と、円筒形のエアタンク51とを備えると共に、該エアタンク51一側端(本実施例においては左側)に前記送風機50を取り付け、四条分四組の肥料繰出ケース47・47・・をエアタンク51上方に配設している。そして、前記肥料ホッパ49、肥料繰出ケース47、及び搬送ホース32などから施肥ユニット48が構成され、該施肥ユニット48は機体左右方向に並設して配置されている。
【0023】
ここで、前記施肥ユニット48・48・・について説明する。但し、施肥ユニット48・48・・は略等しい構成であるので、そのうち一組の施肥ユニット48を用いてその構造を詳細に説明する。図6乃至図8に示す如く、施肥ユニット48に具備される肥料繰出ケース47の上面前側の入口47aには、肥料ホッパ49の下部出口49aを嵌着させる一方、肥料繰出ケース47の下面には、前傾状(上端側が前、下端側が後方向に傾斜)の底蓋56を着脱自在に固定させている。該底蓋56は、硬質合成樹脂製で漏斗型(逆円錐型)に形成されると共に、底蓋56下部には、ジョイント部56bが一体成形されており、底蓋56とジョイント部56bは小さな口面積の出口56aを介して連通されている。
【0024】
そして、該ジョイント部56b前端部は、前記エアタンク51に前端部を嵌着させる接合パイプ59後端部に連結接続されると共に、ジョイント部56b後端部には、前記搬送ホース32が嵌着されており、前記送風機50からの空気をエアタンク51からジョイント部56b及び搬送ホース32に吹き出させ、底蓋56の出口56aからジョイント部56b中間に落下する肥料を、搬送ホース32を介して側条作溝器33位置まで空気搬送するように構成している。
【0025】
さらに、肥料繰出装置として、取入口61aを有する入口板61と、同一円周上に複数の繰出口63a・63a・・を有する繰出板63と、排出口65aを有する出口板65とを備え、略円形平板状の前記各板61・63・65を肥料繰出ケース47と底蓋56との間に前傾且つ多層状に配設させている。
【0026】
そして、肥料繰出ケース47の内部に繰出軸66を前傾姿勢で回転自在に軸支させ、各板61・63・65の中央部に繰出軸66下端側を貫通させ、入口板61と出口板65を肥料繰出ケース47に係止させ、各板61・65に対して繰出軸66を遊転させると共に、繰出板63を繰出軸66に係合軸支させ、繰出軸66によって繰出板63を強制的に回転させて、取入口61aから繰出口63aに入った肥料を排出口65aに移動させて出口56a方向に落下させるように構成している。
【0027】
また、肥料繰出ケース47前部には残留肥料取出口47eを開設しており、ここから施肥作業終了後に肥料ホッパ49及び肥料繰出ケース47内の残留肥料を外部に確実に排出除去するようにしている。図8に示す如く、残留肥料取出口47eにはシャッター82が備えられており、シャッター操作レバー84を操作することによってシャッター82を開閉できるように構成している。このようにして、シャッター82を開閉することで残留肥料取出口47eの開閉を行うようにしている。
【0028】
前記残留肥料取出口47eには、合成樹脂素材(例えば、硬質ゴム等)で構成されたエルボ管85が連結され、該エルボ管85には、フレキシブル型排出用ホース86が連結されており、残留肥料排出作業時には、排出用ホース86を機体側方に延ばした状態にして排出する。また、施肥フレーム106左右両側下部より前下方へ突出した状態に設けたホースクランプ105・105で排出用ホース86・86・・を支持させて該排出用ホース86・86・・を機体側方へ保持させた状態で残留肥料排出作業を行うこともでき、このときホースクランプ105・105により排出用ホース86・86・・が拘持されることで排出用ホース86・86・・が安定した状態で残留肥料が排出される。なお、排出用ホース86・86・・を収納するときには、図4及び図5に示す如く、該排出用ホース86・86・・を曲げて前記施肥前部フレーム106aに固定したホースクランプ89・89・・にその先端を挟持させて車体カバー20後端上方であって側条施肥機30の前方に収納する。
【0029】
次に、側条施肥機30の肥料繰出装置への伝動機構について説明する。図8乃至図10に示す如く、側条施肥機30を駆動する駆動源となるエンジン5からの出力は、ミッションケース6の前後中途部に設けられた動力取り出し機構31によって植付部9側と側条施肥機30側とに分岐して取り出される。中間軸35により取り出された側条施肥機30への動力は中間軸35後端に連結された無段変速装置入力軸34bによって後述する無段変速装置34に入力され、該無段変速装置34により変速された動力は、無段変速装置出力軸34cに連結された伝動軸37bに伝達され、さらに、該伝動軸37b後端に設けたベベルギヤ37aと変速出力軸36上に設けられたベベルギヤ36aを介して変速出力軸36に伝達される。この間に、無段変速装置34により肥料繰出ケース47より繰り出される肥料の繰出量を調整し、さらに、安全クラッチ装置37が伝動軸37bに作用するようにしている。
【0030】
前記安全クラッチ37にはトルクリミッターが使用されており、側条施肥機30に設定以上のトルクがかかると動力の伝達を断ち、大きな負荷により部品が破損することを防止するようにしている。安全クラッチ37は、図20に示したように、固定側クラッチ体58、摺動側クラッチ体60、該両クラッチ体58・60が係合するように付勢する弾性部材となるバネ62等で構成されている。固定側クラッチ体58は前記無段変速装置出力軸34cの後端延長上に連結固定され、該固定側クラッチ体58の後端のフランジ部後面にクラッチボール67が嵌合されている。また、摺動側クラッチ体60は前端のフランジ部前面に前記クラッチボール67を係合可能とする凹部が形成されるとともに、伝動軸37b上にスプライン嵌合されて軸方向に摺動自在に嵌合され、該伝動軸37bの前端は固定側クラッチ体58の軸心部に回転自在に遊嵌されている。該伝動軸37b上にバネ62を外嵌して摺動側クラッチ体60を固定側クラッチ体58に押しつけてクラッチ「入」側に付勢している。該伝動軸37bの後端にベベルギヤ37aを形成して、ベベルギヤ36aと噛合して変速出力軸36に動力を伝える構成としている。このような構成において、伝動トルクが設定値以下の場合は、両クラッチ体58・60が係合して伝動軸37bへ動力が伝達される。しかし、側条施肥機30への伝動トルクが設定値以上になると、バネ62の弾性力に抗して摺動側クラッチ体60が移動され、両クラッチ体58・60の噛合が外れて、伝動軸37bへ動力が伝達されなくなる。
【0031】
そして、変速出力軸36は、回転軸40を介して施肥フレーム106の左右略中央に配設した支持プレート106dに固定した駆動ケース46より突設した繰出入力軸41に連結連動される。該繰出入力軸41の他端は、図10、図14に示すように、駆動ケース46内においてベベルギヤ42aが固設され、該ベベルギヤ42aは機体左右方向に延設された繰出駆動軸45上に固設されたベベルギヤ42bと噛合して連結連動されて繰出駆動できるようにしている。
【0032】
そして、図14、図15に示したように、前記ベベルギヤ42b(または駆動ケース46とともに)は図10のベベルギヤ42bに対して左右逆向きに取り付け可能となっている。これは設計上、走行車両1の動力取出軸または伝動軸の回転方向が逆になった場合、そのまま動力を伝達すると繰出駆動できなくなるので、伝達回転方向が逆の場合には、このベベルギヤ42bを逆向きに取り付けて、繰出駆動軸45に伝達される回転を逆向きとするのである。なお、図15は、駆動ケース46の向きは変えずに、駆動ケース46内部のベベルギヤ42bのみ逆向きに取り付けた構成を示している。このように、ベベルギヤ42(と駆動ケース46)を逆向きに取り付けることで、伝達する側と伝達される側の回転方向を変えることができ、部品を変更することなく、PTO軸の回転が逆向きの田植え機にも、駆動ケース46やベベルギヤ42の取り付け方向の変更のみで、容易に対応させることができる。
【0033】
そして、前記繰出駆動軸45より伝達されてきた動力が、一対のベベルギヤ68を介して、前記繰出軸66を駆動すると、肥料ホッパ49内の肥料は所定の繰出量だけジョイント部56b中間に落下し、落下した肥料は、そのまま搬送ホース32を介して側条作溝器33位置まで空気搬送される。
【0034】
なお、繰出駆動軸45は複数の軸45a・45b・45c・・・から成り、これらは連結具69により連結されると共に、隣接する各施肥ユニット48・48・・間には、軸間にクラッチ装置70が介設されており、側条施肥機30の前方に位置するユニットクラッチレバー81・81によって、左右二条分の施肥ユニット48・48を選択的に駆動可能な構成としている。
【0035】
ここで、前記無段変速装置34の変速操作、すなわち、肥料繰出ケース47内部に構成された肥料繰出装置による肥料の繰出量の調量操作機構53について説明する。図11乃至図13に示す如く、無段変速装置34には前上方に向かって延出する操作部材である変速操作軸34aが設けられている。そして、変速操作軸34aには伝動軸52が連結されて、その上端には調量操作部材である調量ダイヤル29が嵌装されている。従って、調量ダイヤル29を回動操作すると、変速操作軸34aも同様に回動して、無段変速装置34の変速の調整をすることができるようにしている。
【0036】
無段変速装置34の前面に固定されたブラケット26には側断面コ字状のステー25が固定され、該ステー25には、繰出量のインジケータ23が支承されている。そして、断面コ字状に形成された前記ステー25の開放側には、ステー25を上下に貫通する筒状部材25aが固定されており、該筒状部材25aに前記伝動軸52が貫入している。このように、ブラケット26及びステー25で、伝動軸52や変速操作軸34a等の伝達部材を上方まで支持することで、これらの撓みやガタつきを防止している。なお、ブラケット26とステー25をボルト27・27により締結しているが、ステー25に穿設された螺合孔に幾分の調節代をもたせることで、無段変速装置34の取付誤差を吸収することができ、また、伝動軸52や変速操作軸34a等の伝達部材を両持ち支持することでこじれを防ぎ、調量ダイヤル29の回動操作に必要な力を必要以上に増加させることを防止している。
【0037】
そして、前記ステー25の上方において伝動軸52に駆動ギヤ28が嵌装され、伝動軸52上端を後述する切欠孔20aより上方に突出して調量ダイヤル29を固設して、車体カバー20上面よりも上方に位置するようにしている。該調量ダイヤル29を回動させると伝動軸52と駆動ギヤ28と変速操作軸34aとが同様に同軸上で回動するように構成されている。前記駆動ギヤ28は、円盤状をしたインジケータ23の外周部に一体的に形成されたギヤ部23aに噛合しており、駆動ギヤ28の回動によりステー25に枢支されたインジケータ23が回動するように構成されている。すなわち、調量ダイヤル29を回動すると、インジケータ23と変速駆動軸が連動して回動するように構成されているのである。そして、該ギヤ部23aは前記駆動ギヤ28より大径として、その歯数も多くして、駆動ギヤ28を一回転してもギヤ部23aは一回転しないようして、つまり、大きく減速できるようにして、調節するために調量ダイヤル29を多く回転してもインジケータ23は少量しか回転せず、微調節ができるようにして調節精度が高くなるようにしている。
【0038】
なお、前記インジケータ23の上面には目盛りが付される。インジケータ23裏面には、インジケータ23と同心円状の誘導溝23bが形成されている。誘導溝23bには、前記ステー25から略上方へ向かって突出するよう設けられたピン24aが嵌入し、インジケータ23の回動を安定させると共に、ピン24aにより下方からインジケータ23を支持して、駆動ギヤ28の回動がインジケータ23のギヤ部23aに良好に伝達されるようにしている。なお、図19に示すように、インジケータ23は設定範囲角度以上に回転できないように、誘導溝23bを形成することもできる。つまり、前記誘導溝23bをC字状に形成して遊動溝23b’とし、該嵌合溝23b’の末端部分にピン24aが当接することでインジケータ23の回転が規制されて、インジケータ23が360°以上回転できないようにしている。よって、必要以上に回転して、無段変速装置に支障をきたさないようにし、また、インジケータ23の回転範囲が限定され、施肥量の調整範囲を限定することができる。また、前記ピン24aはボルトにより構成することができ、着脱可能とし、ボルトを外すことで、規制を解除することもできる。そして、目盛り指示部材25cが、ステー25の一部を下方へ曲折させて形成したブラケット25dに螺設されており、該目盛り指示部材25cが指し示す数値を目安に調量ダイヤル29を回動して調量操作する。
【0039】
上述の如く構成した調量操作機構53は、非常に簡易な構成でありながら確実に動作し、さらに、部品点数が少なく組み立ても簡単であり、安価に製造することが可能となる。そのうえ、インジケータ23に一体的にギヤ部23aを形成しているので、構造をより簡易なものにしている。
【0040】
そして、上述の如く配設されたインジケータ23は車体カバー20上面より下方に配設されるが、インジケータ23を車体カバー20の上方から目視できるように、図5に示す如く、車体カバー20には目視孔としての切欠部20aが形成されている。該切欠部20aからインジケータ23の目盛りを確認することができ、また、切欠部20aの開口径は調量ダイヤル29の径より大きく、該切欠部20aから伝動軸52とその先端に設けられた調量ダイヤル29が突出している。従って、作業者は車体カバー20に形成された運転席7側方のステップ20b・20bを足場にして車体カバー20の上方から、切欠部20aを覗き込みながら調量ダイヤル29を回動させて、施肥される肥料の調量を行うのである。
【0041】
なお、インジケータ23は車体カバー20上面より下方に配設され、調量ダイヤル29は車体カバー20上面と略同一高さ又は車体カバー20上面より上方に配設されるが、調量ダイヤル29はそれよりも十分径の大きい切欠部20aを通ることができるので、車体カバー20を車体フレーム4より外すときに、インジケータ23や調量ダイヤル29がこれを阻害することがない。また、車体カバー20より下方に配設されたインジケータ23は、車体カバー20に形成された運転席7側方のステップ20b・20bを足場にして行う苗継ぎ作業や施肥機への肥料補給作業において作業者に踏まれて損傷することなく、作業者の足元の邪魔となることがない。
【0042】
また、図9に示す64は燃料タンクであり、該燃料タンク64のキャップ64も、前記調量ダイヤル29と同様に、車体カバー20より突出した状態であって運転席7の下方に配設されている。燃料タンク64のキャップ64aは運転席7の下方に位置するため、雨等の水が掛かることを防ぐように配置され、さらに、車体カバー20を車体フレーム4より外さずとも、運転席7を前方へ回動させるだけで燃料タンクへの燃料補給作業ができるようにしている。
【0043】
また、例えば、乗用田植機が八条植え式や十条植え式等の大型であるときには、無段変速装置34が運転席7から大きく外れた位置に配設されることがある。このとき、上述の実施例の如く、無段変速装置34の変速操作軸34aと調量ダイヤル29とを同軸上に構成すると、調量ダイヤル29が運転席7から大きく外れて、調量ダイヤル29の操作がし難くなることがある。そこで、調量ダイヤル29と無段変速装置34の変速操作軸34aとを別軸上に設けて、調量ダイヤル29の配置を比較的自由に選択することができるようにすることもできる。このときの調量操作機構53aを第2実施例として以下に示す。
【0044】
図16及び図17に示す如く、無段変速装置34から上方に突出した変速操作軸34aの上端に伝動軸52を延設し、該伝動軸52上にギヤ55を嵌装する。そして、該ギヤ55はインジケータ23の外周部に一体的に形成されたギヤ部23aに噛合して、すなわち、インジケータ23の回動によりギヤ55が回動して変速操作軸34aが回動するように構成されている。一方、上端部に調量ダイヤル29を嵌装した伝動軸57を変速操作軸34aと並行に配置し、該伝動軸57上にもギヤ54を嵌装し、該ギヤ54をインジケータ23の外周部に一体的に形成されたギヤ部23aに噛合させる。つまり、調量ダイヤル29の伝動軸57は前記伝動軸52に対してオフセットして配置される。従って、調量ダイヤル29を回動すると、該調量ダイヤル29と同軸上に位置するギヤ54が回動し、該ギヤ54によって回転駆動されたインジケータ23によって変速操作軸34aと同軸上に配設されたギヤ55が回動して変速操作軸34aを回動させる。すなわち、調量ダイヤル29の回動は、インジケータ23のギヤ部23aに噛合する二個のギヤ54・55によって変速操作軸34aに伝達されるのである。
【0045】
なお、調量ダイヤル29と変速操作軸34aの相対的な配置は本実施例に限定されるものではなく、調量ダイヤル29と同軸上に設けられたギヤ55と、変速操作軸34aと同軸上に設けられたギヤ54がインジケータ23のギヤ部23aと噛合する位置にあれば構わない。すなわち調整ダイヤル29は、インジケータ23の外周上で任意に位置選択可能である。なお、インジケータ23の径を変えて、外周の位置を変更することもできる。さらに、構造は多少複雑になるが、調量ダイヤル29と同軸上に設けられたギヤ55とインジケータ23のギヤ部23a、又は、変速操作軸34aと同軸上に設けられたギヤ54とインジケータ23のギヤ部23aの間にさらなるギヤを介せば、必ずしも調量ダイヤル29と同軸上に設けられたギヤ55と、変速操作軸34aと同軸上に設けられたギヤ54がインジケータ23のギヤ部23aと噛合する位置にある必要はなく、調量操作機構53aにおける調量ダイヤル29と変速操作軸34aの配置を自由に決定することができる。また、ベベルギヤやウォームギヤ等を用いることにより変速操作軸34aの突出方向を変更して、座席7側へ向けたり、近づけたりすることができる。
【0046】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
【0047】
請求項1に示す如く、走行車両の後部に植付部を昇降自在に連結した田植機の、走行車両の後部且つ植付部の前方に装備した側条施肥機において、駆動源側より無段変速装置(34)を介して肥料繰出装置に伝動すると共に、無段変速装置(34)を変速することで肥料繰出の調量を行うように構成し、車体カバー(20)上面と略同一、又は車体カバー(20)上面より上方に前記無段変速装置(34)の操作部材(34a)を延出し、車体カバー(20)よりも下方に肥料繰出量のインジケータ(23)を設けたので、作業者は機体から降りることなく車体カバー上方から調量操作を行うことができ、また、車体カバーに形成された運転席側方のステップを足場にして行う苗継ぎ作業や施肥機への肥料補給作業においてインジケータが作業者に踏まれて損傷することなく、作業者の足元の邪魔となることがない。
【0048】
また、前記車体カバーにインジケータが視認可能な切欠部を設けたので、作業者は機体から降りることなく車体カバー上方からインジケータを視認することができる。
【0049】
また、調量操作部材と無段変速装置の操作部材を同軸上に構成し、これらの操作部材を接続する伝動部材の中途部に設けたギヤと、肥料繰出量のインジケータに形成したギヤ部が噛合するようにしたので、簡易な構成により無段変速装置の操作部材と調量操作部材とインジケータとを確実に連動させることができる。
【0050】
請求項2に示す如く、前記調量操作部材(29)の伝動軸(57)と、該無段変速装置(34)の操作部材(34a)の伝動軸(52)を別軸に構成し、これらの軸上にそれぞれ設けられたギヤと、前記インジケータ(23)に設けたギヤ部とを噛合させたので、調量操作部材と無段変速装置の操作部材を離れた位置に構成することができ、すなわち、調量操作部材の配置を比較的自由に選択することができ、より作業者の操作しやすい位置に調量操作部材を配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る乗用田植機の全体側面図。
【図2】 同じく平面図。
【図3】 車体フレームとミッションケースの概略斜視図。
【図4】 側条施肥機の正面図。
【図5】 同じく概略平面図。
【図6】 同じく左側面図。
【図7】 同じく左側面拡大図。
【図8】 同じく左側面断面図。
【図9】 側条施肥機の動力取り出し構成を示す左側面図。
【図10】 側条施肥機の伝動機構を示す正面断面図。
【図11】 施肥量の調量操作機構を示す左側面図。
【図12】 同じく図11におけるX矢視図。
【図13】 同じく図11におけるY矢視図。
【図14】 駆動ケースを逆向きに取り付けた状態を示す図。
【図15】 ベベルギヤを逆向きに取り付けた状態を示す図。
【図16】 施肥量の調量操作機構の第2実施例を示す左側面図。
【図17】 同じく平面図。
【図18】 車体カバーを示す平面図。
【図19】 施肥量の調量操作機構の誘導溝をC字状に形成した状態を示す平面図。
【図20】 安全クラッチ装置を示す拡大断面図。
【符号の説明】
20 車体カバー
20a 切欠部(目視孔)
20b・20c ステップ
23 インジケータ
23a ギヤ部
28 駆動ギヤ
29 調量ダイヤル(調量操作部材)
30 側条施肥機
34 無段変速装置
34a 変速操作軸(操作部材)
47 肥料繰出ケース
47e 残留肥料取出口
48 施肥ユニット
49 肥料ホッパ
52 伝動軸(伝動部材)
53(53a) 調量操作機構
54 ギヤ
55 ギヤ

Claims (2)

  1. 走行車両の後部に植付部を昇降自在に連結した田植機の、走行車両の後部且つ植付部の前方に装備した側条施肥機において、駆動源側より無段変速装置(34)を介して肥料繰出装置に伝動すると共に、該無段変速装置(34)を変速することで肥料繰出の調量を行うように構成し、車体カバー(20)上面と略同一、又は車体カバー(20)上面より上方に前記無段変速装置(34)の操作部材(34a)を延出し、車体カバー(20)よりも下方に肥料繰出量のインジケータ(23)を設け、前記車体カバー(20)に該インジケータ(23)が視認可能な切欠部(20a)を設け、調量操作部材(29)と、該無段変速装置(34)の操作部材(34a)を同軸上に構成し、該操作部材(34a)と調量操作部材(29)を接続する伝動軸(25)の中途部に駆動ギヤ(28)を設け、該駆動ギヤ(28)と、前記インジケータ(23)に形成したギヤ部(23a)を噛合させたことを特徴とする側条施肥機。
  2. 走行車両の後部に植付部を昇降自在に連結した田植機の、走行車両の後部且つ植付部の前方に装備した側条施肥機において、駆動源側より無段変速装置(34)を介して肥料繰出装置に伝動すると共に、該無段変速装置(34)を変速することで肥料繰出の調量を行うように構成し、車体カバー(20)上面と略同一、又は車体カバー(20)上面より上方に前記無段変速装置(34)の操作部材(34a)を延出し、車体カバー(20)よりも下方に肥料繰出量のインジケータ(23)を設け、前記調量操作部材(29)の伝動軸(57)と、該無段変速装置(34)の操作部材(34a)の伝動軸(52)を別軸に構成し、これらの軸上にそれぞれ設けられたギヤと、前記インジケータ(23)に設けたギヤ部とを噛合させたことを特徴とする側条施肥機。
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